クチコミ 情報
2006年5月21日〜5月31日

Re:姥子温泉秀明館  投稿者:週末田舎人  投稿日: 5月31日(水)10時40分45秒
  >いーだちゃん 様
初めましてこんにちわ。
姥子の秀明館、良い所との話はこの掲示板でも他でもかねがね耳にしておりましたけれども、お話を聞いたら行ってみたくなり、早速週末のターゲットにしている次第です。

私事で恐縮ですが、ちょっと勉強しなければならない事がありまして、1日個室を借り切って勉強&温泉、なんて出来たらかなり有意義な時間が過ごせそうですね。うつぼさんの仰るように、じっくりと楽しんで来たいです。1日の滞在費用を考えたら、値段も気にならないと思いました。
 

Re:姥子温泉秀明館  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月31日(水)01時12分19秒
  >いーだちゃんさん こんばんは
「秀明館」、ここはいいですね。最近、箱根を攻めているのは第2の「秀明館」を探す目的もあるのですが、たぶんここを越えるお湯はないでしょう。
今は入浴のみ(1,800円)は15:00〜となっていて、昼間は個室休憩コース2,300円(3千円台の部屋もできたらしい)のみです。ここは、2,300円払ってこの希有の名湯をじっくりと堪能するのが正解かと思います。(食べ物持ち込み可)
先々週の訊き込みによると、このところ雨が多いので湧出量が増えている。宿泊再開の予定は当面ないとのことでした。

※山姥堂裏手の沢はイオウで白濁していてちょっと面白い風景です。

なお、箱根ロープウェイ大涌谷駅〜姥子駅〜桃源台駅間は、2006年6月1日〜2007年5月31日(予定)まで、新型架替え工事のため運休します。
 

長湯温泉「ラムネ温泉館」(大分の旅4)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月30日(火)23時51分24秒    編集済
   長文&独占気味で失礼します。
  大分県竹田市(旧直入町)の長湯温泉で初めて入った大丸旅館の外湯「ラムネ温泉館」をレポ
します。日本一の炭酸泉と言われる長湯温泉ですが、肌への泡つきやシュワシュワとした発泡
として感じられる温泉となると、ここラムネ温泉館に限られてきます。なぜなら他の施設では
源泉温度が高めのため炭酸成分が少し発泡してしまうとのことです。それでも炭酸成分の大半は
溶け込んでおり、効き目は変わりはないそうですが…。では長湯の数少ないアワアワ湯は一体、
どんなものなのでしょう?

  ラムネ温泉は平成13年8月に会員制の仮設浴場としてオープン(200円)。昨年の平成17年
8月1日、ドイ風の日帰り温泉施設としてリニューアルーオープン(500円)、まだ1年たっていません。
ウワサによれば仮設の湯は良いという定説・伝説に違わず、仮設時代の泡つきの方が良かった
という評が聞かれます。実は私は仮設時代についてはその存在すら知らない状況で、NHKの
知るを楽しむ」という番組で、松田教授とレポーターがビニールハウスでの入浴シーンが放映され、
俄然行きたくなってしまったのであります。私の“長湯行きたい病”は重症化し、現地に行くしか
治療法がなくなってしまったのであります(^_^;)。さすがテレビの影響は大きいです。

  大丸旅館のある長湯温泉街の芹川対岸、ガニ湯から下流へ数百mにラムネ温泉館がありました。
芹川のほとりに温泉館、道路の反対に駐車場もあります。建物は東大の藤森照信教授の設計。
パンフには
「焼き杉と漆喰、そして屋根には手捻りの銅板が張られ、頂上には日本の祝いの象徴、風雪に
耐えるはずの骨太の松の木がそびえるのであります。う〜む。」
とあることからもわかるように斬新で奇抜な建物であります。和独折衷という感じでしょうか。
地元では御前湯も含め賛否両論ありそうな感じもします。

  受付棟を入り券売機で500円の入浴券買い(大丸旅館宿泊者は無料)、受付に渡します。
受付前左手は小休憩所、受付奥右手は文豪川端康成と高田力蔵画伯の美術館(2階建)で入浴者は
無料で鑑賞できます。受付奥左手から一旦外に出ると遊歩道を歩くと道端に飲泉所(糖尿病の弟に
よく飲ませましたよ)、右手に家族風呂3部屋(33℃、41℃各1槽ずつあり@1時間2000円
ドリンク付)、正面に男女別浴室棟があります。浴室棟入口で靴を脱ぎ、脱衣所へ。脱衣所は籠式
なので盗難に注意。GWとあって服の脱ぎ場に困るくらいの大混雑。

  小さな入口に背をかがめながら入ると内湯が3槽ありました。お湯はガニ湯や木乃葉の湯同様
42℃の高温、茶緑色の濁り湯で肌の泡付は全くなし。投入口ではガニ湯のような発泡もありません。
炭酸味・鉄味が強いです。1槽ずつに大量投入1ヵ所で浴槽縁から溢れる完全かけ流し。
「体を洗わず、心を洗う」(温泉成分を洗い流さない)というスローガンの下、シャワー・
シャンプー・石鹸類がないのは立派。冬場は暖炉で火をたくそうです。

  屋外にはビニールハウスの中に露天風呂があります。ビニールハウスは冬は完全閉切りのよう
ですが、春は側面のみ開けてあります。ビニールハウスの周りでは冬〜春は麦が植えられ
(夏は蕎麦)、麦の実を見ながら入る露天風呂は変わっています。これもドイツの麦畑をイメージ
したものでしょうか。

  いよいよ露天風呂のラムネ温泉に入ります。お湯は無色透明で中には無数の気泡が漂っています。
入ると肌にビッシリ泡が付着して日の光に輝いて美しいです。すぐに泡は大きくなって、
水面に浮き上がってきます。さすがに感激。温度は31℃と非常にぬるいです。このヌルさが炭酸の
発泡を抑えるためには大切なのでしょう。埼玉でいうなら行田古代蓮物語、さいたま清河寺温泉、
群馬でいうなら太田湯源郷(泡なし)、平治温泉、東北で言うなら大塩温泉、広河原間欠泉、
島根でいうなら小屋原温泉と似ていますね。それにしてもここの泡付きはこの後入る七里田温泉
下湯に次ぐ日本有数のレベル間違いなしです。露天風呂の角では浴槽底面から注入があって、
すまじい勢いで炭酸ガスがボコボコと発泡しています。露天でなければ炭酸濃度が上がり過ぎて
危険かも知れません。

  長湯温泉ではラムネ温泉は外せない一湯でしょう。これが長湯初体験ですから、本当に感激し、
多いに印象に残りました。第1印象良ければすべて良しです。この後、七里田温泉下湯(ラムネ湯)
に入りましたが、最初は長湯ラムネ温泉館に入って、次にそこを軽く凌駕する下湯に入るのが
良いでしょう。逆だと長湯の印象がなくなります。また長湯ラムネ温泉は内湯と露天で温度と泡付
の対比が見られるのもおもしろいです。七里田でいう木乃葉の湯と下湯の対比です。長湯と七里田
の泡つきの比較もおもしろいところですが…。さて、次回はその七里田温泉の話に移ります。

(資料1)ラムネ温泉の2種類の分析書<脱衣所掲示>
※()内は第2源泉@ラムネ温泉露天風呂

1.申請者住所:大分県直入郡大字長湯7681番地の7(7682番地の5)
  氏名:大丸外湯「高温ラムネ温泉」(大丸旅館外湯「ラムネ温泉館」第2源泉)
2.湧出地
(1)調査及び試験者:2名
(2)年月日:H17/7/22
(3)42.1(33.0)℃(気温32.0℃)
(4)350L/分(自噴 掘削 200m)(35.0L/分(自然湧出))
(5)無色、澄明、炭酸味、殆ど無臭
(6)pH=6.4(6.0)
3.試験室
(1)1名
(2)H17/8/4
(3)知覚的試験:同上(5時間後)
(4)密度:1.0018g/ml(20℃)
(5)pH=6.70
(6)蒸発残留物:2.252g/kg(110℃)
Li=0.4(0.3) Na=284(205) K=59.3(35.3) アンモニウム=0.8(0.5)
Mg=220(134) Ca=152(84) Mn=0.5(0.6) 鉄2=4.8(3.1) 陽計=721.8(462.9)
Cl=130(90) I=0.8(0.5) 硫酸=220(190) リン酸ニ水素=0.1
炭酸水素=2000(1420) 陰計=2350.9(1700.5)
ケイ酸=212(168) ホウ酸=4.3(3.7) 非解離計=216.3(171.7) 溶存計=3.289(2.335)g
遊離炭酸=510(669) 成分総計=3.799(3.004)g
As・Hg・Pb・Cu・F=測定せず
泉質:マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(中性低張性低温泉) 旧称:含重曹-重炭酸土類泉
平成17年8月4日 (株)エスビーシーテクノ九州 代表取締役

(資料2)浴室内掲示物
1.ラムネ温泉の源泉湯船
  31度と低温ですが、炭酸濃度は入浴剤バブの12倍で、世界屈指の泉質です。
しばらくすると全身が銀色の泡に包まれます。成分が皮膚から吸収されて血管を拡げますから、
血流が飛躍的に良くなり新陳代謝が活発になります。その証拠に体温より低い温度なの
に体が赤く暖まってくるのです。
[浴用の活用]高血圧症、心臓病はもちろん、アトピー、肌荒れ
[飲用の効果]糖尿病、痛風、胃腸病
※ラムネ温泉:32℃とぬるめですが、首まで浸かり10〜15分もすると血行が促進され、
  体が芯からあたたまってきます。

2.暖かい炭酸泉の湯船
  42度の暖かい炭酸泉です。体だけでなく、心の芯までホッとさせてくれる名泉。
それは多量に溶け込んだイオンの作用だと言われています。
低温の炭酸泉と交互にお楽しみに下さいませ。
[浴用の活用]リュウマチ、関節痛、腰痛
[飲用の効果]慢性消化器病、肝臓病
なお、より高温がお好みの方は、大丸旅館の内湯「テイの湯」(46度)をおすすめします。

3.ラムネ温泉 飲泉場
1200ppmと高濃度の炭酸泉です。
糖尿病や痛風、胃腸病に効果があるとされます。
1日にコップ3杯(途中省略)(S13.9.21飲用利用許可済)

※九州・大分の旅アルバム8枚
(参考)読売新聞九州発「しんぼうのお湯めぐり

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.lamune-onsen.co.jp%2F

 

Re:姥子温泉秀明館  投稿者:クマオ  投稿日: 5月30日(火)21時46分25秒
  >いーだちゃんさま
いらっしゃいませ。お初ですね。
姥子温泉秀明館、ひそかに有名どころですね。料金が高いのでまだ未湯ですが、すばらしいとの噂は耳にしておりました。経営が変わって有名な女将には合えなくなったと聞いております。(ちょっと残念)
レポの『そのあまりに強力な「温泉力」』の部分を読んで、小生もムクムクと行ってみたくなりました。レポどうもありがとうございます。
 

姥子温泉秀明館  投稿者:いーだちゃん  投稿日: 5月29日(月)22時00分19秒
  箱根の姥子(大湧谷の近くです)温泉、秀明館のお風呂を今回はご紹介します。
いや〜 かねがね噂には聞いていたのですが、実際にいってみて、そのあまりの凄さに
瞠目しちゃいましたよ。本当に誇張ぬきで、
秀明館のお風呂って、もしかしたら箱根ナンバー1なんじゃないでしょうか。
まず、ここのお風呂の瞠目する点は、
ここが箱根唯一の自然湧き出しのお湯で営業しているということ。
汲みあげたお湯でなく、自然に湧き出してきたというお湯は、
ほかのお湯とはまるでちがう、
一見したところ透明なごく普通のお湯なんですが、僕は、最初の湯浴みのとき、
そのあまりに強力な「温泉力」に心底仰天しました。
両手でお湯をすくって顔にかけたときにぱっ散る香りがちがう。
なんというか、硫黄の香りが、普通より澄んでいて強いんです。
決してアクの強い種のお湯ではないのに、身体に染みるような浸透力をじんわり肌で感じます。
第二に注目すべきは、秀明館のある姥子という土地自体のオーラ。
とにかく、静かなんですよ、なんか無人島にいるみたいに。
秀明館の湯治場の建物自体もとてもいい、雰囲気も落ちつき加減も。
僕は、群馬の法師温泉よりも秀明館を取りますね。
湯浴みのあとは、建物裏手のお地蔵さんをおまいりにいくのもいい。
姥子は霊地であり、湯治なかばで亡くなった方々の慰霊塔が建てられています。
そう、姥子は、箱根唯一の湯治場でもあるんです。
いま流行の大規模スパみたいな世界とはまるでちがうけれど、
姥子はとてもいいですよ。
それはもう絶対に想像以上・・・保証します。

       イーダちゃん
 

長湯温泉「ガニ湯」「飲泉所」(大分の旅3)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月27日(土)00時50分22秒    編集済
   連続投稿及び長文で失礼します。
  今年のGWに行った九州・大分県温泉めぐりの旅を再開します。
いよいよ日本一の炭酸泉として人気上昇中の竹田市(旧直入町)の長湯温泉をレポします。

  その前に日程を九州内のみ掲示します。5/4(木)九州1日目の日程です。
ダイヤモンドフェリー大分港11:20〜12:33(埼玉〜神戸633.2km)<気温18℃>→〈R10〉
→高崎山12:45〜14:20(640.6km)→<県51・主618・県30>
→長湯温泉・ラムネ温泉館入浴15:45〜16:45(680.1km)→〈県30・農免道路〉
→七里田温泉・民宿みやま17:05〜17:50(685.7km)<22℃>

  神戸港からのダイヤモンドフェリーでマイカーも乗せて船中泊。翌お昼前、ついに大分港に到着、
マイカーとしては初の九州上陸を果たします。ちなみにマイカーで行った西の最遠の地は7年前の
GWにしまなみ海道を経由して行った四国・愛媛県松山市の道後温泉もしくは昨年の山陰・島根県
江津市の有福温泉でした。今回の九州行は行きは船の力を借りましたが、帰りは高速道路ONLYで
帰っているのでロングドライブ最長記録間違い無しです。マイカーで行った参考記録としては往復
ともフェリーの力を借りた北海道稚内市の宗谷岬もしくは知床半島の知床峠もあることはありますが…。
当みしゅらんは“東京から車で行ける立ち寄り温泉”をテーマにしてますので、これはこだわり
たいことです(^^)v

  大分港近くのファミレスで昼食を取った後は私の両親が新婚旅行で行ったという「高崎山自然
公園
」で猿の餌付けを見ます。別府から高崎山方面は駐車場待で大渋滞。大分から高崎山方面も
やや混んでました。一旦、別府市へ出て裏道の県道を駆使し、この先に温泉があるのかなと思う
ような深い山の中の道を通ること1時間30分。長年の念願だった長湯温泉についに到達しました。
参考までに長湯温泉まで大分道・湯布院ICから45分、大分市内から60分。

  長湯温泉は直入という小さな町の中にあって、旅館は10軒くらい点在。小じんまりとした温泉です。
今から70年前、昭和8年7月18日、九州帝国大学の松尾武幸博士により
“飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬”
と称えられ、日本のカルルスバードとも言われ、ドイツのバートクロチンゲン市とも交流が続いて
います。ドイツ村という合宿施設やドイツ風飲泉所などあります。また炭酸の量は入浴剤バブの
7〜12倍とも言われ日本一の炭酸泉として売り出しています。最近、松田忠徳教授等により由布院
・黒川を超える温泉と目されており、将来の人気上昇も期待されています。ホットなニュース
として、5/20に九州初の“源泉かけ流し宣言”も行われています。奈良県十津川村や新潟県妙高市
関温泉、北海道川湯温泉に続く4例目の快挙ですね(温泉ニュースBlog)。

  長湯温泉第1湯は大丸旅館の外湯「ラムネ温泉館」だったのですが、構成の都合上、翌朝入った
長湯を象徴する露天風呂「ガニ湯」と3ヶ所の飲泉所からレポしたいと思います。

(1)ガニ湯
  長湯温泉と言えば写真などで見たことがある人も多いと思います、無料開放されている公共露天
風呂の「ガニ湯(カニ湯)」です。私も写真で見て以来、長年憧れていたのですが、ついに入浴
する日がきました。
  県道30号の商店街から御前湯の看板に従い右左折。芹川の橋を渡ると上流の河原にガニ湯が見えます。
  GWの午後で人通りや車の往来が多い中、すでに入られている方2〜3人。この時はラムネ温泉
が目当てでしたし、さすが恥ずかしくて入れません。

  七里田の民宿に泊まった翌日の早朝、私もアタックします。七里田温泉は朝9時にならないと
入れませんでしたし…。午前6時、七里田から6km10分で長湯に到着。やはりGWで早くも2人
程度入っていましたが、さすがに人通りや車の往来もありません。天風庵の駐車場に車を止め、
前の道路を右、さらに右の階段を下り、道路をアンダークロスすると芹川の河原に出られ、
すぐそばにガニ湯があります。本当は道路の橋の下で脱衣するようですが、私は道路下の石の上
に脱いでしまいます。

  夜中にお湯を抜いたと見え、まだ半分程度しか溜まっていません。寝そべって寝湯状態で入り
ました。湯船からの開放感は抜群で芹川とほとりの旅館、周りを囲む山々を眺めることができます。
逆を言えばどこからも丸見えでお湯自体は濁ってますが、真っ昼間は女性はもちろん男性も水着着用
が無難かと思います。しかし、早朝や夜に関しては水着はいらないでしょう。朝の清冽な空気の下、
のどかに裸で入る露天風呂は何物にも代え難いです。このようなすばらしい露天風呂は鳥取県の
三朝温泉河原風呂を思い出しますが、三朝は目隠しがあるので、何にもない長湯の方が上です。
もし関東近辺にあったら、伊豆修善寺の「独鈷の湯」のように入浴禁止になってしまうでしょうね。

  浴槽は以前は2〜3人くらしか入れない“カニ形”だったようですが、今は大きくなって瓢箪形
になって5〜6人は入浴可でしょうか。パイプによる投入が1ヵ所で炭酸ガスの泡をボコボコ
吹出ながら強く出たり、弱く出たりしています。なるほどカニが泡を吹いている感じですね。
吸込・注入はもちろんなし、浴槽の端2ヵ所から溢れて捨てられています。お湯は茶緑色の濁り湯
で泡つきなし、ラムネ温泉内湯や七里田温泉木乃葉の湯にそっくりです。源泉温度が少し高いので、
炭酸ガスが投入口で抜けてしまう傾向があるのかも知れません。それでもお湯はぬるめで1時間
以上まったりすることがでいました。浴槽湯面付近では鍾乳洞にあるようなイボ突起状のグロテスク
な、見た目気持ち悪い析出物が見られます。浴槽の周りが黄土色に染まる湯船は壮観です。

  ガニ湯は長湯に訪れた記念に外せない一湯でしょう。大変良い思い出に残りました。
ガニ湯の写真7枚

(2)飲泉所めぐり
  長湯温泉には炭酸泉飲泉の本場、ヨーロッパにならい、6ヶ所(直入荘の川挟んで前・天満
神社内・ドイツ村内・社家飲泉所・御前湯玄関前)の飲泉所があります。そのうちの天満・御前湯、
直入荘前、ラムネ温泉館の4ヶ所の飲泉所で飲泉してみました。
  まずはガニ湯から下流に少し歩いた山手にある天満神社。ここは長湯発祥地と言っていいほど
由緒のある場所のようです。天満神社の境内に天満湯共同浴場、飲泉所、天満湧水神の水あり。
飲泉所は屋根の中にあり飲むと強烈な炭酸味と鉄味を感じ、まずいです。でも飲んだ後胃が
スースーして気持ち良いです。湯の出る場所は真茶色です。神の水は非温泉でおいしい水です。
  次に御前湯入口の飲泉所。3つの細い蛇口からお湯が出ています。こちらは透明なお湯で、
味も薄く割と飲みやすいです。炭酸水・ラムネ系のお湯かな?
  最後は長湯温泉の飲泉所としては最も有名な国民宿舎直入荘前、県道(旧道)沿いのドイツ風
飲泉所です。タイル張の壁で石造りの丸い屋根と太い円柱はまさにドイツ風で、国内では唯一
でしょう。お湯は強烈炭酸味・鉄味でまずいです。脇には打たせ湯状のディスプレイがあります。
聞くところによれば壁の後ろにはナゾの温スタがあるそうですが、その時は知りませんでした。
この飲泉所はカニ湯・ラムネ温泉と並んで長湯を象徴するものと言えましょう。
飲泉所の写真5枚
※温泉分析書はガニ湯・飲泉所ともにありません。

(参考)三昧さん&まぐ像さんの「はしご湯のすすめ」(竹田市)/熊谷温泉(大分県)/
野口冬人著「からだにいい飲泉湯治の旅」(実業之日本社)

  次回は大丸温泉外湯「ラムネ温泉館」の感激の肌の泡つきをレポします。(続)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.nagayu-onsen.com%2F

 

Re:Re.中禅寺金谷ホテル 他  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月26日(金)23時21分18秒    編集済
  >一遊さん
ウェルサンピア栃木の鹿沼温泉華ゆらりの朝一番風呂情報ありがとうございます。
私は夜型人間なので、さすが日帰り入浴で朝一番は無理ですが、機会があったら入浴してみたいと思います。
もしかしたら、思い切って栃木出張の時にでも泊まるというのも手かな?
厚生年金保養施設の夢ポイントカードが期限切れになってしまわないうちに…。
前回は昨年の愛知万博で三重県のウェルハートピア長島に泊まった際に使ったきりです。

>流れ星さん
>清掃後白湯で満たすせいではないかと思います。
なるほど、そういうことだったのですか。パイプ引湯で湯量も限られていますし、源泉温泉が熱すぎ
るので、朝一から源泉で満たす事は無理だと思います。いつも情報ありがとうございます。

>出会いの森福祉センターはヌルすべしてなかったですか。
なかなかポリタンに手を突っ込んだ程度ではわからないですね(^_^;)。
でも手や腕を突っ込んだ後の肌触りは中禅寺金谷ホテルでは感じなかったサラサラ感がありました。
相当なレベルの美人湯であることは想像していました。源泉浴槽があったら、間違いなくスゴイ
ことになるでしょうね。温泉スタンドでマニアがビニールプールをやってしまう人がいても不思議
でないです(^_^;)。多分、私が経験した中では栃木温泉湯楽の里に似たお湯なのでしょうか?
もしかしたら、流れ星さん的にはそれ以上???
 

Re:開場30分以内に入浴  投稿者:一遊  投稿日: 5月26日(金)19時54分57秒    編集済
  >流れ星さん
>そんなに劣化が早いんですか?確かめに行かないといけませんね。

  この掲示板をご覧になる皆さんは泉質にうるさい方が多いだろうと、少しでもいい湯にありついていただけるよう、ちょっとオーバーかと思いつつ書いてしまいました。それくらいの気持ちで行かれたほうがよいと思います。
  もっとも混雑の状態で変わるわけで、私が行った週末は10時台前半から、源泉槽にはかなりの人が出入りしていましたので…。10時20分くらいに体を洗い終えて源泉槽のお湯に浸かり、その素晴らしさに感激し、露天などのカルキ風呂でがっかりしながら、もう1回源泉槽に浸かり、出る11時頃にはもう劣化が分かるほどだったと記憶しています。この間、お湯が注がれなくなる時間も結構長かったと思います。もう1年以上前の話ですが…。
  そういえば、常連さんたちが「昼過ぎには濁ってしまう」と言っていました。濁り湯じゃあるまいし、澱んでしまうの間違いだろうと思ったことを憶えています。以前、うつぼさんが午後に訪れ、浴槽の湯と注がれる湯のギャップのことを書いていましたね。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F 八幡平秋田編完了
 

Re.中禅寺金谷ホテル 他  投稿者:流れ星  投稿日: 5月26日(金)15時16分39秒
  >ONKEN21さん
いつも、拙文の塊りをご紹介いただき感謝します。

金谷ホテルの露天風呂は、私が行ったときは内湯、露天とも白濁していました。
他のレポでもやはり透明だったという話を聞きますが、おそらく、清掃後白湯で満たすせいではないかと思います。日光湯元から引き湯している施設ではよくある話です。一旦一杯にしたらその後源泉で掛け流すため、夜8時頃には香り、色とも硫黄泉らしくなるようです。

出会いの森福祉センターはヌルすべしてなかったですか。私の肌にはうなぎ級なんですけどね。市と施設には、源泉浴槽を造ってくれとお願いしてますが、源泉タンク自体で塩素投入と除鉄がされているようで、ホントに残念でなりません。条例で決められているとの返事でしたが。
それと、温泉スタンドの料金はいろいろですね。先日驚いたのは、与一温泉ホテルです。なんと1000円で20リットルですよ。だから脱衣場に「湯口から容器に汲まないこと」と掲示がありました。飲泉用だから高いんでしょうね。納得いきませんけど。

>一遊さん
> 開場30分以内に入浴
とのことですが、そういえば私はそんなに早く行ったことがありません。それでも十分満足していましたが、そんなに劣化が早いんですか?確かめに行かないといけませんね。
 

Re:華ゆらり  投稿者:一遊  投稿日: 5月25日(木)00時24分46秒
  >次にウェルサンピア栃木の鹿沼温泉華ゆらり(未湯)の看板も気になりながら

重曹系の単純泉では最も印象に残っています。以前、レポしたような気もしますが、ここは開場30分以内に入浴してください。決してそれ以降の入浴で評価しないでください。湯量が細くてすぐ駄目になっちゃうんです。源泉はとってもいいお湯。
 

鹿沼市温泉スタンド(出会いの森福祉センター)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月24日(水)23時58分4秒    編集済
   中禅寺金谷ホテルの帰りは、久々の“ナゾの温泉スタシリーズin栃木”で鹿沼市に立ち寄りました。いろは坂を下り、清滝ICから日光宇都宮道路に乗り、今市ICを下車。R121例幣使街道の杉並木を抜けて鹿沼市に入ります。国道沿いには21日を以って完全閉園した「鹿沼しゃくなげフラワーパーク」でやや盛りを過ぎたしゃくなげを見物します。秩父の十文字峠のしゃくなげは密集度が高いのに対し、鹿沼のしゃくなげは広くて色もカラフルですね。

  次にウェルサンピア栃木の鹿沼温泉華ゆらり(未湯)の看板も気になりながら、中禅寺金谷ホテルで肌に付いた硫黄臭を流しちゃうのが勿体無くて諦めます。私はやはり頑なな1日1湯主義者です。鹿沼市街地で市役所を過ぎたら、県道を粟野方面に右折、しばらく走って「出会いの森福祉センター」の看板に従い左折。少し南下したら右折。出会いの森福祉センター(未湯/うつぼさん流れ星さんBlogレポ)の手前を右折、その裏側に鹿沼市温泉スタンドの看板のある温泉スタンドがありました。地図はこちら。

  温泉スタンドの近くには温泉のタンクもあって掘削地(源泉地)であることをうかがわせます。最初現金を入れて汲もうとするも専用コイン式であることが判明。専用コインの販売単位や値段が書いてなかったので大口用ではと心配になってきましたが、ダメ元で「出会いの森福祉センター」の表に回って受付に「コイン下さい」と聞いてみます。
  すると「たった1枚(100L100円)でいいの?10枚くらい買っていきな。」と冷やかされながら、何とか1枚だけ買えました。何か恥ずかしかったです^_^;。専用コインは銀色のコインで鹿沼市と書かれた紙にセロテープで止めてあるだけです。気軽に現金で買えるといいのですが…。温泉スタンドでも現金の誤投入が多いみたいです。矢板や喜連川は10円単位で買えますし、田沼は無料です、ご一考を。もっとも湧出量が少なくて現金で販売できるほどの湯量がないこともあるのかも知れませんが…
  温泉スタンドに専用コインを入れると運転準備ランプがつき、ボタンを押すとお湯が出てきます。コックでお湯を止める事も可能です。何とかポリタンやペットボトルに50Lばかし汲めました。

  お湯は黄褐色だったのは驚き。流れ星さんのレポによると、湧出当初は茶褐色だったようで、温泉スタンドでも除鉄してるのかも。お湯はやや塩味・重曹味がします。温度はやや冷たく、熱くはありません。ポリタンの湯に手を突っ込んだ後、乾かしてみると肌の感触が一変します。流れ星さんのレポのようなヌルヌル感はありませんでしたが、栃木温泉湯楽の里似のかなりの美人湯と判明しました。ただし、数日後お風呂に10L(新築なんでそんなに入れられない〜)入れた感じでは老化や薄め過ぎのせいか浴感はあまり感じませんでした。

  残念だったのは温泉スタンドの加水・加温・循環利用すべてなしは当たり前ですが、紫外線併用による塩素消毒が行われていたこと。やはり明らかにカルキ臭を感じました。湧出してすぐタンクに貯める際、除鉄ろ過及び消毒が行われているものと思われますが、温泉スタンドのお湯だけはタンクを経由しない、即ち消毒やろ過の行われていないお湯を提供してほしいものですね。
  ただ、群馬県渋川市の敷島温泉スタンドや山梨県甲府市の上久の湯温泉スタンドでも塩素消毒されたお湯が提供されており、持ち帰り後の衛生管理の面からこういった例は増えているのかも知れません。参考までに埼玉の東鷲宮百観音温泉スタンドについては入浴施設は消毒してますが、温泉スタンドのお湯だけは消毒していません。

  温泉分析書及び利用状況は温泉スタンドに掲示されていました。以下の通りです。

温泉分析書 No.H19-泉-12
1.申請者:鹿沼市長
2.源泉名:鹿沼温泉 住所:鹿沼市酒野谷1006番地(出会いの森福祉センター)
4.湧出地
(1)平成9年6月26日 (2)34.0℃(気温29.0℃)
(3)39.9L/分(動力揚湯) (5)pH7.8
(4)黄褐色にやや混濁し、ほとんど無臭で微塩味を有する。
5.試験室
(1)平成9年7月15日
(2)黄褐色の沈殿を生じ、ほとんど無臭で微塩味を有する。(48時間後)
(3)密度1.0011 (4)pH7.82 (5)蒸発残留物:2096mg(110℃)
Na=869 K=8 Ca=5.6 Mg=3.7 Mn=0.5 一鉄=16.3 陽計=903.2
F=2.9 Cl=501.2 HS=0.2 硫酸=28.6 炭酸水素=1483.4 陰計=2016.3
メタ亜ヒ酸=0.1 メタケイ酸=19.5 メタほう酸=18.7 非解離計=38.2
溶存物質・成分総計=2.958g/kg Hg・Cu・Cd・Cr=0 Pb=0.2
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
平成9年7月15日 (社)栃木県薬剤師会

※加水・加温・循環利用・入浴剤すべてなし
  衛生管理のため、塩素系薬剤・紫外線を使用しています。
携帯電話写真

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww13.ocn.ne.jp%2F%7Edeai%2FMyPage%2Fmenu0.html

 

Re:鉛温泉藤三旅館再訪  投稿者:かなぶん  投稿日: 5月24日(水)12時41分9秒    編集済
  クマオ様、ONKEN21様、レスつけていただきありがとうございます。新しいパンフレットの写真と、色々な他の温泉レポートHPの写真を見比べたのですが、おっしゃるように大きさも変わっていないようです。私の記憶が如何に当てにならないかを、公にしてしまったようです。階段を降りながら最初に感じたのは「こんなに湯舟が広かったかな」、で湯舟に入って感じたのは、「こんなに段差があったかな」でした。記憶違いのようですね。
  さて、最近よく相鉄線かしわ台駅近くの「ここち湯」というスーパー銭湯にいきます。色々な種類があるなかで、1つだけ源泉掛流しのちいさな湯舟があります。ついでのときに(できれば平日に)是非立ち寄っていただいて、評価してみてください。お湯が違います。何が違うかうまく説明できないのが歯がゆいですが、広くも無いのにとても落ち着きます。もしかしたら、もう投稿されているかな。レポ済みだったらすみません。ありがとうございました。
 

Re:一緒に混浴しませんか?  投稿者:クマオ  投稿日: 5月24日(水)04時06分42秒
  >混浴人さま
初対面の人と混浴とはとても大胆な提案ですね。みしゅらんの読者はたぶん温泉堪能派ですので、煩悩系のご提案では返事はないと思います。温泉に関係していても煩悩系の話題であればご遠慮ください。
ところで、「30代までのカップルさん、女性の方」とはとても間口が狭いですね。80代までとすると案外募集しなくても現地にいらっしゃるのではないでしょうか。温泉の話がはずむと思いますよ。
 

中禅寺(日光湯元)温泉「中禅寺金谷ホテル」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月24日(水)00時39分20秒    編集済
   今月末で期限切れとなる自遊人パスポ駆け込みシリーズとして栃木県日光市の「中禅寺金谷ホテル」
へ行ってきました。先週はレポは省略しますが、埼玉県北本市の「楽市楽湯」にも行っています。
いよいよ次の週末で最後となりますね。中禅寺金谷ホテルは前回も参加されていましたが、その時
はパスして、川俣温泉「一柳閣」(今回は不参加)へ行ってました。それだけにかなり気になって
ました。

  中禅寺金谷ホテルはいろは坂の上、中禅寺湖の中ほど菖蒲ヶ浜の国道120号山手にあります。
日光宇都宮道路終点・清滝ICより車で40分、関越道沼田ICより90分。東武・JR日光駅よりバスで
60分、「中禅寺金谷ホテル前」バス停下車、徒歩3分。埼玉F市よりは大間々・足尾経由で80km、
2時間30分でした。この日は天気がよく下界は暑い日だったようですが、中禅寺湖は天上の楽園の
ような快適さでした。

  中禅寺湖畔の土産物屋街を過ぎ、R120号を日光湯元・沼田方面へ5kmくらい走り、「コーヒー
ハウスユーコン」の先を戻る方向に右折。すぐに駐車場とログハウス風の「空(そら)風呂」、
奥にウッディな造りの客室棟がありました。

  中禅寺金谷ホテルは日光東照宮近く、現存する日本最古の西洋式ホテル「日光金谷ホテル」
(1873年明治6年開業/登録有形文化財/非温泉)の姉妹ホテルとしてオープン。平成16年3月、
中禅寺金谷ホテルに日光湯元温泉のお湯を引き込んで「空ぶろ」がオープンしました。

  玄関から中に入ると、老舗かつ高級な雰囲気を随所に漂わせ、自遊人で無料で入ってしまうのは
気が引けそうな感じ。門番に自遊人を提示すると、奥のフロントで受付するよう案内されます。
期限切れ間近とあって、自遊人を持っているお客さんをたくさん見かけました。というより、
日帰り客は自遊人ばっかりではないでしょうか。フロントで自遊人に金谷ホテルの紋の入ったハンコ
を押してもらうと暗証番号の書いた紙(温泉御利用書)をいただけます。通常入浴料は1000円。
日帰り入浴時間は11:30〜14:00と短いので注意。一応14時までに受付されれば良いみたいですが…

  長い廊下を歩いて高級ホテルの雰囲気を味わいながら渡り廊下入口の小休憩スペースでひと休み。
そこには冷水ポットとグラスが用意されてましたが、利用客が異常に多かったと見え、氷ばかりで
水が空になってました(^_^;)

  渡り廊下を渡ると「空ぶろ」があって、暗証番号をボタンを押して入力すると鍵が開きます。
中で靴を脱ぎ、脱衣場へ。脱衣場は籠式なので盗難に注意。貴重品はフロントで預かってもらえます。
案の定、脱衣場は服の置き場に困るほど混雑していました。

  浴室へ入ります。内湯は浴槽の天井がサンルーフになっていてガラス張りでとても明るいです。
「空ぶろ」の名称に納得。カランは4ヶ所で浴槽は5人くらい入浴可。かなり手狭です。
お湯は絞り投入1ヵ所、窓側に排水、注入・吸込なしのかけ流し。時期により加水することはある
そうですが、あまりに絞られていてなおかつお湯に触れないくらい熱かったので、今は加水はない
と思われました。お湯も白い湯花が大量に舞う緑がかった乳白色で、硫黄臭もあって、なめると
苦味を感じます。ただ、日光湯元より10km引湯されたせいか、さすが日光湯元「湯守釜屋」ほどの
インパクトは感じません。

  内湯横の扉を開けると外に出られ、内湯の前方へ進むと岩造の露天風呂があります。露天風呂
からは奥日光の美しい木立が望め、小鳥の春の鳴き声が響きます。実に気分爽快。ただし、国道
の車の走行音がちょっと耳障りです。お湯は白く染まった投入口より熱湯投入1ヵ所、加温のため
の吹出3ヶ所ありますが(吹出位置が図示されてましたが、なぜか女子用のものでした)、
吹出はありませんでした。隅に排湯あり。お湯はゲキ熱で長湯不可、石の上で休むことが多かったです。
こちらは内湯とは同じお湯とは思えないほど無色透明で透き通っており、わずかに白い湯の花浮遊。
硫黄臭は少しあります。感じとしては中房似です。なぜ露天風呂だけ透き通っているのか不思議
ですが、加水・加温の影響とか、10km引湯でパイプに湯花付着とか、光線の微妙な加減とかも
影響してるのかも知れません。

  お湯自体は引湯・搾り投入の分、日光湯元に及びませんが、やはり乳白色の硫黄泉はいいものです。
さらに高原の林間にあって環境的にはこの上なくいいです。また国内屈指の老舗ホテルが醸し出す
高級感、雰囲気も他の追随を許さない感じです。環境・雰囲気・硫黄泉ということで多いにオススメ
したいです。私も年をとったら、こんなホテルに泊まって高原のリゾートライフを満喫したいものです。

  温泉分析書は公式HPのページをご覧下さい。
源泉名:日光湯元温泉 (源泉名 奥日光開発(株)1号2号混合泉)
泉質:含硫黄−カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)
泉温:75.2℃、456l/min (掘さく自噴)、成分総計:1,375mg/Kg(昭和54年7月2日分析)

温度調節のご案内
内風呂:源泉温度が高温の為、加水することがございます。
露天風呂:入浴に適した温度に保つ為、加水・加温をしております。

※ご利用時間(立ち寄り利用):木曜日を除く毎日 午前11時30分受付開始〜午後2時受付終了
料金:お一人様1,000円 (大人小人同額、消費税・入湯税込、タオル付)

※私の温泉アルバム「中禅寺金谷ホテル空ぶろと鹿沼しゃくなげ
(参考)よしかさん流れ星さんBlogの各レポ

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kanayahotel.co.jp%2F

 

一緒に混浴しませんか?  投稿者:混浴人  投稿日: 5月23日(火)10時12分49秒
  私達は♂30代♀20代のカップルです。来月の25日に日帰りで栃木県の混浴温泉に行きます。そこで一緒に行って下さる30代までのカップルさん、女性の方を募集します。大自然の中にある混浴露天風呂の中で、身も心も裸になって一緒に楽しく過ごしませんか?  

Re:Re:鉛温泉藤三旅館再訪  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月22日(月)22時58分38秒    編集済
  >かなぶんさま
ちょっと忙しくて遅レスになってしまい申し訳ありません。
私は3年前に鉛温泉に日帰り入浴しています。
懐かしい、私も再訪したいところです。
桂の湯なる露天風呂は当時はなかったですよ〜。
>楽になるよう段差が新設されたような感じです。
私のクチコミ特集を読み返したところ
>いきなり深いと危ないので2段になっています。
と書いてあったので、当時と変わっていないと思われます。(本人でも覚えていません^_^;)
現状については↓公式HPの写真を見て下さい。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ginga.or.jp%2F%7Enamari-onsen%2F

P.S.この前の日曜は自遊人パスポ駆け込みシリーズで日光の中禅寺金谷ホテル「空ぶろ」に入浴
してきました。追ってレポします。
 

Re:鉛温泉藤三旅館再訪  投稿者:クマオ  投稿日: 5月22日(月)08時14分52秒
  >かなぶんさま
鉛温泉、いいところですね。自炊湯治の温泉文化がそのまま残っているのはすばらしいと思います。
白猿の湯が変わったかどうかについては、岩手はちょっと遠いところなのでなかなかレスがつかないようです。小生が4年前に撮った写真と藤三旅館のホームページの写真を見比べると変わっていないように思えます。
 

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