クチコミ 情報
2006年5月11日〜5月20日

鉛温泉藤三旅館再訪  投稿者:かなぶん  投稿日: 5月20日(土)22時12分22秒
  久しぶりに投稿します。2006年5月16日岩手県花巻の鉛温泉に4年振りに再訪しました。私にとってトップクラスの位置にある大好きな温泉です。今回も期待を裏切りませんでした。さて新発見ですが、「桂の湯」という露天風呂が新設されており、「白猿の湯」で時間を満喫した後パンツ1つで移動し、川のせせらぎを目の前にして、最高の音を楽しむことが出来ました。小ぶりの熱い湯の露天もあり、お勧めです。従業員が妙に若くなりましたね。
  さて前回「白猿の湯」は風呂から上がるのも足をかける場所が限られていたような記憶があるのですが、今回湯船への出入りが楽になっていました。前回はまるでプールから出るような感じで湯船から上がっていたのですが、楽になるよう段差が新設されたような感じです。また、湯船も一回り大きくなったような気がしましたが。旅館の方に尋ねると変わってないとの事。尋ねた人が若い方でまだ1年という方だったので、信憑性は今一ですが。 どなたか、鉛温泉に詳しいかたおられたら、私の疑問に回答をお願いします。「白猿の湯」の湯船はここ4年余り本当に変わってないのでしょうか。湯船の中にこんな階段状の段差は無かったように思うのですが。
 

宝塚温泉・天然元湯(薬師湯・銀泉)「宝塚チボリ カラカラテルメ」(大分の旅2)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月19日(金)00時25分33秒    編集済
   九州の行き帰りに寄った兵庫の温泉シリーズとして有馬温泉に近い兵庫県宝塚市「宝塚チボリ」
という終夜営業の健康ランドをレポします。別府を正午に出発、北九州で午後3時に高速道路に乗り、
夕食も食べ、宝塚へ着いたのは夜10時ごろでした。一方、宝塚からの帰りは朝8時に出発して、
大阪に寄った後、埼玉に帰宅したのは夕食を食べて夜7時30分でした。

  名神高速道路吹田JCTから中国道に入り、宝塚IC下車。尼崎方面出口へ。IC出口の信号を直進、
次の信号を右折、突き当たりを左折すると右側に宝塚チボリの建物があります。駐車場は左側。
阪急逆瀬川駅朝8時〜23時各00分、JR福知山線宝塚駅朝9時〜18時各30分発、19〜22時各45分発の
無料送迎バスあり。私は学生時代以来約10年ぶりに再訪。

  1階の玄関を入り、下足ロッカーに靴を入れ、カラカラテルメ受付へ、下足キーを渡します。
入浴料は1200円で法人会員として1100円で入れました。65歳以上のシニアは1000円、小人は600円。
プール利用追加料金は600円、深夜割増は0〜5の在館で+1000円で翌朝払います。
入館料を払うとタオル・バスタオルの入った手提げ袋とロッカーキーが渡されます。
2100円で一夜を明かせるとは、数年前は4000円位してたので、ずいぶん安くなったものです。
仮眠利用は一時期中止したこともあったようですが、最近、また復活したようです。

  1階は別料金のバーデプールで2階より出入り可。夜21:30(休日18:30)以降、閉鎖されて
いました。「ホテルチボリ」(4名室料1人5200円〜)の宿泊客もこちらから無料で出入りできます。
4階は食事処で24時(休前日25時)で終了です。また朝食はホテル宿泊者限定です。
3階に浴室と仮眠できるリクライニングシートが男女と女性専用の2区間に別れて並んでいます。
GW後半のせいか浴室も休憩スペースも閑散としていて寝る場所にはぜんぜん困らなかったです。
終夜営業一時中止、休憩スペースの規模縮小後再開、料金大幅値下げを行っても、GWでさえお客
の入りが悪いようで、運営のご苦労が伺えるような気がします。逆にそれだけ穴場です。

  番号指定の脱衣ロッカーで服を脱ぎ浴室のクアゾーンのカラカラ大浴場へ。館内着・カミソリ・
ハブラシは浴室入口に置いてあります。大浴場へ入ると10年前の記憶が一気に蘇りました。
あの当時もガラガラだったような…。

  全体的にローマ風に作られていて、1階のバーデゾーンを見下ろすことができます。昔のバブル
景気時代の雰囲気を残す豪華建築です。内湯各種浴槽は「天然ラドン温泉」浴室を除き、すべて真湯。
天然ラドン温泉は内湯でもサウナのような1室にあり、「銀泉」と思われるわずかに茶色っぽい
温泉が満たされています。お湯の投入は普段は止まっていて、時々投入が行われます。
温泉はぬる〜いお湯で入ると床に溢れます。注入・吸込はなし。非加熱ため湯で時々かけ流します。
なぜか、いつ行っても“調整中”になっています。

  内湯一番奥から階段もしくはエレベーターを下ると露天風呂があります。露天風呂右手〜奥は
薄茶緑色く、左手は有馬よりは薄いですが真茶色に濁っています。最初、薄い方はあまりに広い
ので加水を疑ったのですが、露天風呂入口の掲示を見ると「銀泉」という温泉だそうです。
一方、左手の鮮やかに茶色く濁ったお風呂は金泉ならぬ「薬師湯」という温泉で、有馬の湯の
如く2種類の源泉を使用しているようです。薬師湯・銀泉とも底面から加熱湯が注入され、
上からの投入はなし、脇の排水溝に溢れたお湯が捨てられているようです。掲示物には「かけ流し」
を謳っています。温泉浴槽に関しては塩素臭は一切なし。お湯は両方とも茶色い湯花が大量浮遊で、
銀泉より薬師湯の方が多い感じ。両方ともかすかにサビ臭くて塩味がします。薬師湯は有馬温泉
よりはぬるくてはるかに薄いようですが、尼崎市の「あま湯ハウス」(レポ)と共に同じ脈、
関東でいうなら群馬の新顔・太田天然温泉「湯源郷」の源泉風呂とそっくりな感じがしました。

  大変すいていて安く一夜も明かせる、2種類の源泉が加熱・非加熱かけ流しで楽しめるという
ことで健康ランドにしては穴場でお湯も良かったと思いました。大阪出張や有馬温泉で泊まる宿
に困ってしまったら、気軽に利用してみてはいかがでしょう。

  成分値なしの温泉分析書は露天風呂入口にありました。蒸発残留物29.4gですから、かなり濃い
温泉であることが伺えます。湯の利用状況は露天風呂の図に「薬師湯」「銀泉」と記入されていた
こと、かけ流しと表記されていたこと以外に見当りませんでした。成分分析書は紛失してしまった
のかな、利用状況もきちんと掲示してほしいです。

温泉分析 兵庫県衛生研究所
(1)湧出地
(イ)年月日:昭和61年11月26日
(ロ)泉温:36.8℃(気温11.0℃)
(ハ)湧出量:167L/分(掘削、ポンプ楊水)
(ニ)知覚:無色透明、塩味、清涼味を有す。多量の炭酸ガスの発生。
(ホ)pH値:6.57
(ヘ)0.53×10-10Ci/kg、0.15マッヘ
(2)試験室
(イ)年月日:昭和61年12月16日
(ロ)知覚:24時間放置すると茶褐色の沈殿を生ずる。
(ハ)密度:1.00221(20℃/4℃)
(ニ)pH値:6.60
(ホ)蒸発残留物:29.44g/kg
(3)泉質名:含炭酸ナトリウム-塩化物強塩泉 ラドン

(参考)コシゴエさんの健康ランド情報
アルバム6枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tivoli.gr.jp%2F

 

Re:6月のオフ会は?  投稿者:晶です(^0^)  投稿日: 5月18日(木)16時17分47秒
  どもども、こんにちは!!最近群馬県草津温泉で「時間湯」なる湯治を始め、以来すっかり草津にハマってしまった晶です(^−^*)

そんなわけで、6月のオフ会は伊豆・山梨では場所も遠いし、湯治中だからいけないなぁ・・・なんて思っていたんですが、もし、刺激的なお湯でもよかったら草津にいらっしゃいませんか?

某所でもオフ会の計画があり、もし、よかったら合同でいかがでしょうか?
皆で、「時間湯体験」なんかお勧めですよ♪♪

私はアトピーなので、思い切って草津で湯治を始めたんですけど、共同浴場をぐるぐる巡るより、湯長さんの指導のもとに温泉に入る「時間湯」のほうが効率的で、効果があるという勧めで、時間湯での湯治にチャレンジしました(^−^)

実際に今、湯治に来ている方は今はアトピーの方が多く、湯長さんを始め、前向きによくなろうとする湯治仲間に囲まれて、楽しく湯治させてもらってます(^−^)9
草津の湯治の効果は周りの人をみてみても、また、初めて一ヶ月半の私の肌でも良くなっていくのがわかり、草津のお湯のパワーのすごさを感じさせてもらっています(^0^*)

近いうちに時間湯レポもカキコミしたいと思いますので、よろしくお願いします♪
時間湯の体験は現在、千代の湯でのみ行っていますが、共同浴場とはまた違った極上湯は感動しますよん♪♪
また、w杯は草津でも見れる・・・?はず・・・(^−^;)??
 

Re:6月オフ会は?  投稿者:一遊  投稿日: 5月18日(木)01時16分32秒    編集済
  >やませみさん
  W杯もありますが、梅雨にも入りますし、秋でいいのではないでしょうか。
  みしゅらん裏オフみたいのは年中開かれてますし…(^^;
  あくまで宿泊がいいですね。日帰りは中途半端でオフ会としてはこりごりという気がします。
  新宿辺りで飲みオフならいつでも歓迎♪

  希望:夏・秋なら→山梨、奥鬼怒日光沢、三斗小屋、静岡(赤石・口坂本方面)
     冬なら→蔵王スキーオフ(宿は「おおみや旅館」か「かわらや旅館」)、
         いわきアンコウツアー
 

勝浦温泉  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月17日(水)23時15分29秒    編集済
  房総の湯巡りのとりあえずラスト15発目です。連打ごめんなさい。

<勝浦温泉>(勝浦市、時間要問合せ、800円、0470-77-0311)
房総ではめずらしく古い歴史をもつ温泉旅館。勝浦といっても海沿いではなく、R297大多喜街道を大多喜方面に入った丘陵地にあります。場所はわかりにくく松野の交差点にある看板を見逃すとたぶん到達できません。(場所はここ) 勝浦駅からの無料送迎バスもあります。

敷地入り口に創業45周年のアーチ。敷地奥にはオートキャンプ場もあるようです。飾り気のない黄色の建物で、外から舞台つきの大広間が見えます。パンフには専属芸能人が載っていて、歓楽温泉として賑わいをみせていたのでしょう。
館内は鄙びとB級がないまぜになった雰囲気。廊下の奥に男女別の浴場があります。
「つるるん つるるん 勝浦温泉」というのが売り文句のようで、浴場には「つるるん つるるん 飲んでさっぱり 入ってすっきり」という名コピー(笑)が貼ってあります。
廊下には「名湯勝浦温泉小唄」というのも掲げられていました。

狭めの浴場に、内湯(石枠タイル貼4.5人)と半露天(岩枠タイル貼3.4人、当日は空)。
カラン4(露天ゾーンにも数ヶ所ありすべて温泉)、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。土曜15時で独占〜3人。
この浴場もややB級入っていますが、どことなく年季入った共同浴場的な風格も合わせ持っています。

岩の湯口からの投入はないのにオーバーフローしているので、どこからか槽内注入がある筈ですがどうしても確認できず。脱衣所の掲示によると加温かけ流しとのこと。
紅茶色で透明度30〜40cmの黒湯系のお湯には灰色の湯の花がただよい、かなり強いヌルすべ&ツルすべに濃度感を加えたしっかりとした浴感。かすかにアワつきあるかも?
お湯のイメージは養老と御宿の中間くらいかな。ややぬるめの絶妙な湯温ですこぶる快適。このあたりの湯づかいはさすがに老舗の貫禄か。
塩味+重曹味+僅微たまご味にモール臭+アンモニア臭+僅微イオウ臭。浴後はお肌つるつるになり爽快がでるいいお湯です。

お湯はすぐれものだし、時間制限はなく広くて明るい大広間もあるので、ひがな一日のんびりと過ごすにはなかなかにいい施設だと思います。

Na-塩化物・炭酸水素塩泉 19℃、pH・湧出量不明、成分総計=4.40g/kg、Na^+=1426mg/kg (96.42mval%)、Cl^-=1696 (72.70)、Br^-=6.5、I^-=2.5、HCO_3^-=1084 (27.01)、陽イオン計=1483 (64.34mval)、陰イオン計=2792 (65.78mval)、メタけい酸=69.9、メタほう酸=11.7、腐食質=4.5 <H13.10.3分析> (源泉名:(有)勝浦温泉)

<温泉利用掲示> 加水なし 加温あり 濾過循環なし 消毒なし


これでとりあえず房総の湯巡りはおわります。
房総には地味ながらクセもの系の面白いお湯がけっこうあって、とくにモール泉&イオウ泉マニアにはおすすめのエリアだと思います。
美味しい魚を食べがてら出かけてみてはいかがでしょうか。

>やませみさん
そ〜ですね。W杯がありますから・・・。
近場の新顔施設で日帰りオフというのはどうでしょう?
 

養老温泉(大多喜町小田代) 「新川」(飲泉のみ)  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月17日(水)23時08分57秒    編集済
  房総の湯巡りの14発目です。

<養老温泉(大多喜町小田代)「新川」(飲泉のみ)>(大多喜町、10:00〜15:00(要問合せ)、1,050円、0470-85-0123)<飲泉のみ>
奥の小田代地区にある洞窟風呂で有名な宿。養老川河畔の好ロケーション。人気があるらしく、日帰りらしきグループを数組見かけました。ここは時間切れのため、玄関手前にある飲泉所のみのレポです。

白いイオウ系湯の花が盛大に出ている岩間から流されている源泉を柄杓で汲み取る飲泉所。
冷たい源泉はたまご味+重曹味+αに甘いイオウ+モール臭+αの涼やかな味臭。
成分データにイオウ分は掲載されていませんが、相当にイオウ分を含んだ素性のいい源泉だと思います。イメージは完璧に含硫黄重曹泉。
ロケもいいし、湯づかいにも気をつかっていそうなので、次回は攻めてみたいと思います。

<HP掲示>
Na-炭酸水素塩泉 15.1℃、pH・湧出量不明、成分総計=1.54g/kg、Na^+=336.2mg/kg (77.32mval%)、Cl^-=25.7 (3.97)、HCO_3^-=1061 (95.10)、陽イオン計=419.6 (18.91mval)、陰イオン計=1094 (18.30mval)、腐食質=17.6 <分析日不明> (源泉名:黒湯源泉)
 

曽呂温泉いいですよね〜。  投稿者:おかざき  投稿日: 5月17日(水)16時51分22秒
  オフについてはどなたか蔵王温泉に行きたい?とお書きになっていなかったかな。  

6月オフ会は?  投稿者:やませみ  投稿日: 5月17日(水)13時07分10秒
  先日ちょこっと意見募集しましたが、
おかざきさん以外は誰ものってくる人がいなかったので、
今回はお流れ、またそのうち〜ということでよろしいでしょうか?
W杯も始まっちゃうしね〜
 

Re: 曽呂温泉  投稿者:クマコ  投稿日: 5月17日(水)00時14分35秒
  >めがねさん

曽呂温泉へのアプローチは「対向車がきたらどうしたらいいの?」と不安になるような道でしたね。うちの車は普通乗用車ですが、その使い方は、ときどき砂利道や草むらでも走ってしまう、まるでオフロード車のようです。溝にはまったこともあるし、ぬかるみにはまったこともあるし。。。

曽呂温泉の周りは畑となっていて、その景色を見ながら湯船につかっていると、とてもゆったりできてのどかな気分になれるのですよね。また訪れてみたい温泉です。
 

Re:日本温泉協会のHPによると  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月16日(火)23時07分3秒
  >MASさん
>有明1&2+天神の湧出量が430L/min
この3段階評価時代の湧出量は私も気付いており、変だなと思ってました。
430L/分は旅館5軒と金の湯も含めた源泉全体の湧出量なんでしょうか。
430Lのうち130Lを金の湯で専用利用してるとか。
はたまた、うつぼさんのデータにある有明1号の利用を休止している影響か?
評価はともかくとしてその他のデータは参考程度にはなりそうですね。
 

日本温泉協会のHPによると  投稿者:MAS  投稿日: 5月16日(火)02時26分40秒    編集済
  有明1&2+天神の湧出量が430L/minということになってる…

審査基準の目安もかいてあるけど、結構いい加減ですね。
そもそも、看板に掲載している情報に関して、責任をもって
現地調査してるのか疑問が残ります。

まあ、参考程度ということで、それは、それで良いのかな…

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.spa.or.jp%2Fkanban%2Findex.htm

 

Re:Re:有馬温泉  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月16日(火)01時42分36秒    編集済
  >うつぼさん
有馬の日帰り情報ありがとうございます。意外とお手頃なところもあるんですね。
有馬の「金の湯」は日帰り入浴料650円ですが、駐車場がなく付近の有料駐車場が1時間400円
ですから、少人数で行って1000円程度であれば割安ですね。
電車で行かれる方、私のように障害者が同行する場合は金の湯・銀の湯が割安ですが…
それにしても金の湯の混雑は尋常ではなく、もう少し旅館の方に分散してほしいです。

>■飲泉所・足湯
>金の湯前(2006年4月現在休止中?)/閤<源掛>
>足湯/天・有?<源掛?>
>炭酸泉源公園(2006年4月現在休止中?)/炭<源掛>
飲泉所は休止中だったのですかね…?5年前の時見た炭酸泉源も?
車で行ったため、1時間の駐車時間が数分前に迫り、確認することができませんでした(^_^;)
有馬は電車・バスで行くべき温泉ですね。

>MASさん
しばらくです。分析証や天然温泉利用証など参考にしていただけたようで、ありがとうございます。
>有馬1&2+天神泉源で71L/min(*1)
>*1 ONKEN21さんの資料2だと130Lになってますが、分析日が異なるとは言え、
>そこまで湯量が上がるとは思えないので、加水込みの湯量かな?
多分、大量加水込ですね。あとうつぼさんの日帰りデータによると、他にも有明2号源泉を使用
しているところが金の湯の他、有馬御苑、竹取亭円山の3軒、天神泉源が足湯、上大坊の2軒です。
少なくても71Lを5ヵ所で分け合ってることになりますし、食事プランや宿泊者専用でこの源泉を
使っているところもあるかもしれません。上大坊は別としてすごい加水量かも知れません。
源泉自体が国内トップクラスなので、薄めていることさえ、わからないレベルですが。

>*2 同資料によると、換水に9時間30分掛かることになり、排水・清掃時間を考えると、日中から
>貯湯しておかないと、翌朝の営業までに、湯の張り替えが不可能となります。
金の湯の終了時間が夜10時ですから、ぬる湯に関しては抜けるだけ抜いて、10時30分までに清掃して、
お湯を入れ始めれば計算上はギリギリ翌朝8時の営業開始に間に合うかな?
でもご指摘通り全量は抜かないで掃除している可能性もあります。

>*3 同資料によると、加水込みで38.3L/minなので、結構妥当な数値と思います。
130L÷4ヶ所=32.5Lで何とか合いますね。相当な加水分も含んでますし。

  それにしても天然温泉利用証の評価は4や5が多く、あまりにも甘過ぎ&いい加減と思わざるを
得ません。従来の3段階を新たに5段階に増やして4や5にかさ上げすれば、施設サイドに
とっては営業上誠に好都合ということになります。大分のような温泉Gメンの評価ならもっと信用
できるのですが…。残念ながら今回訪れた大分の温泉にはGメンの評価は見かけませんでしたけど…。
 

曽呂温泉  投稿者:めがね  投稿日: 5月16日(火)01時02分20秒
  先日、連休が取れたので千葉方面に出撃してきました。かなりいいお湯に巡り会えたのですが、特に気に入ったのがここです。

<曽呂温泉>(鴨川市 時間要問い合わせ 1000円 0470-92-9817)
鴨川バイパス曽呂十字路を山側に県道を左折して10分、更に物凄い狭い山道を5分登った所にある一軒宿の温泉旅館。みしゅらんレポありますが、クマオさん、舗装されてるとはいってもよくクマ家の車で登る気になれましたね(^^)ともかくこの道狭いので3ナンバー車は要注意。

日帰り客が多いのかpは広め。宿自体は鄙び系なれどさして特長のないごく普通の佇まいです。ちょっとした休憩室完備。

浴室には5〜6人位の入れるタイル張りの内湯浴槽のみとシンプルなもの。槽内投入未確認ですが、2機のカランがあり、どちらからも適宜源泉の投入が可能。シャワー、カラン3でこれも温泉を使用しています。シャンプー、ボディーソープあり、ドライヤーなし。

お湯は濃い黄土色透明。少量ながらアワ付きがあります。かなり強めの重曹系のぬるすべ感あり。ただし、ぬるすべに関しては後に入った勝浦温泉の方が上かもしれません。ただし、ここはそれだけではなく、体に染み入ってくるような心地良さがあります。ともかく入り心地抜群で適温の加熱と相まってかなりマッタリできます。浴中結構温まりますが、浴後は爽快感が出ます。
臭いは湯面では樹液臭+イオウ臭、カラン口ではかなり明瞭な甘い渋焦げイオウ臭+僅金気臭+樹液臭(モール?臭)。塩味+重曹味+薄いイオウ味。イオウ臭に関しては岩婦温泉の方が強烈な感じですが、ここは全体的に味、臭ともにバランスがいいですね。
なかなか言葉では表現しにくいのですが、かなり個性湯である事は間違いないようです。少ない湧出量の中でこれだけ鮮度感を出して湯使いテクは立派だと思います。

やや料金が高いのが難ですが、泊まりは約1万、素泊まり6000円位からあるらしいので泊まりで攻めても面白いかも。

含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩ー塩化物泉 pH 8.7 14.5度 2,6L/min動力 成分総計 2.22g/kg Na^+ 655.8(98.68) K^+ 5.6(0.49) Ca^+ 3.5(0.60) 陽イオン計 665.7 Cl^- 352.4(35.67) Br^- 2.1(0.09) Hs^- 7.5(0.82) So4^- 4.6(0.30) Hpo^- 4.0(0.30) Hco3^- 1029(60.54) Co23^- 13.3(1.59) 陰イオン計 1417 H2sio3 81.9 HBO2 12.7 Co2 37.1

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.enjoy-kamogawa.net%2Fspa-soro
 

有馬温泉  投稿者:MAS  投稿日: 5月16日(火)00時51分57秒    編集済
  ONKEN21さん、うつぼさんの書き込みをみると、
有馬温泉は未だ問題有りの温泉のようですね。

例えば、金の湯で利用している源泉の湯量は、有馬1&2+天神泉源で
71L/min(*1)となりますが、有馬2号泉しか利用されていないこと、
他の宿で利用する湯量があること、1日毎に換水するため、日中から
貯湯しておく湯量(*2)を考えると、利用湯量は精々10L/min(*3)が限界でしょう。

にもかかわらず、連休中等は一日1000人以上の来客とか…

自分的には信じられません。

*1 ONKEN21さんの資料2だと130Lになってますが、分析日が異なるとは言え、
   そこまで湯量が上がるとは思えないので、加水込みの湯量かな?

*2 同資料によると、換水に9時間30分掛かることになり、排水・清掃時間を
   考えると、日中から貯湯しておかないと、翌朝の営業までに、湯の張り替え
   が不可能となります。

*3 同資料によると、加水込みで38.3L/minなので、結構妥当な数値と思います。
   金の湯のHPだと、加水率10%〜50%になってるので、35L〜19L/minになりますが
   金の湯で、そんなに利用していたら、同源泉を利用している宿の使用量が極端に
   少ないことになる…

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp%2F

 

養老温泉(大多喜老川) 「養老渓谷 嵯峨和」  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月15日(月)22時44分14秒    編集済
  房総の湯巡りの13発目です。連打すみませぬ。

<養老温泉(大多喜老川)「養老渓谷 嵯峨和」>(大多喜町、時間要問合せ、500円、0470-85-0321)
ここは先日レポした亀山湖畔の「嵯峨和」の姉妹館で、養老館の並びにあります。イオウ成分が多そうで料金も安いので寄ってみました。
さして特徴のある宿ではないですが、宿の方の応対がフレンドリーで好感。狭い廊下の奥に男女別の浴室。こぢんまりとした暗めの浴室に石造5.6人の浴槽ひとつとシンプル。岩の湯口から大量投入で底面吸湯あり、オーバーフローなしの循環仕様。
カラン5、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。土曜13時で独占。

浴槽のお湯は、ほぼ適温のうす醤油色の黒湯で味不明カルキ臭。ツル&ヌルすべの湯ざわりと温泉らしい浴感は感じられるもののカルキ臭がどうにも邪魔。
ここのポイントは洗い場のカランでしょう。
カラン(お湯・水カランどちらも温泉)から出る緑茶色の水は塩味+微重曹味にモール臭+微鉄臭+弱アンモニア臭で、その裏に甘いイオウ臭が潜んでいる感じの複雑な味臭。ツル&ヌルすべが明瞭でイメージは鋸山金谷温泉「金泉館」に似ているような気がします。(そういえば宿の雰囲気も似ている)。すぐそばの「養老館」より塩気とツル&ヌルすべが強く、ややお湯のイメージが違います。

浴槽とは全然ちがう鮮度感があるので、浴槽で温まりカラン源泉を浴びるを繰り返していました(笑)。最後に大量にカラン源泉を浴びて退場。浴後は爽快感が出てお肌つるつる。
ここは客数もさほど多くなさそうなので、循環を止めてため湯&適宜源泉投入方式にできないのかな。

道を挟んだ反対側に源泉?がありました。岩間から流れ出る水を竹樋で受けている、みるからに源泉らしいものですが、異様になまった臭いがあって味見は断念。これはいったい何?

わりに地味で空いていそうだし、料金も安いので、トップシーズンの混雑時など狙い目のお湯ではないでしょうか。また、昼食をとると入浴料が無料となるので昼食がてら攻めるのもいいかも。

Na-炭酸水素塩・塩化物泉 18.3℃、pH・湧出量不明、成分総計=2.64g/kg、Na^+=759.0mg/kg (92.18mval%)、Cl^-=607.2 (47.35)、HCO_3^-=1146 (51.91)、HS^-=1.6、陽イオン計=813.2 (35.81mval)、陰イオン計=1769 (36.17mval)、硫化水素=0.2 <H2.5.29分析>
 

Re:有馬温泉「金の湯」(大分の旅1)  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月15日(月)22時41分52秒    編集済
  > かなり料金がお高いみたいですけど…(^^ゞ

有馬の旅館は敷居が高いですが、日帰りのみ可のところも意外にあります。
で、先日有馬にいったときにまとめた有馬の日帰り情報です。(このとき入ったのは上大坊、角の坊、金の湯、銀の湯)
ただし、食事付きプランのみの旅館は除外しています。
(各泉源の詳細はここ

(TEL市外局番078)
利用源泉 (成分濃度 無印:成分総計、TIM=イオン計)
閤:銀泉源太閤泉/Na-Cl温泉  42.3℃
天:天神泉源/含鉄-Na-Cl強塩温泉  98.2℃  pH=5.89  21L/min  62.1g/kg(H10.12)
御:御所泉源/含鉄-Na-Cl強塩温泉  83.5℃
妬:妬(うわなり)泉源/含鉄-Na-Cl強塩温泉  93.8℃
    ※御所・妬泉源混合泉/含鉄-Na-Cl強塩温泉  83.5℃ pH=6.52  24L/min  TIM=27.647g/kg(H10.12)
極:極楽泉源/含鉄-Na・Ca-Cl強塩温泉 94.3℃
有:有明1号・2号泉源混合泉/含鉄-Na-Cl強塩温泉  82.4℃  pH=6.21  51L/min 36.9g/kg(H14.10)(現在は2号泉のみ稼働)
荘:銀水荘源泉(金泉)/含鉄-CO2-Na-Cl物強塩泉  TIM=66000mg/kg
炭:炭酸泉源/単純二酸化炭素温泉 18.6℃  pH=4.66  20L/min  TIM=148.2mg/kg
ラ:ラジウム泉/単純放射能(Rn)温泉 29.4℃  pH=7.01  6L/min  TIM=668mg/kg

<湯づかい>
<源掛>:非加水かけ流し浴槽あり
<掛>:かけ流し浴槽あり

■日帰り温泉施設
金の湯(904-0680) 8:00〜22:00第2・4火休 650円/天・有<掛>
銀の湯(904-0256) 9:00〜21:00第1・3火休  550円/炭・ラ
太閤の湯(904-2291)10:00〜23:00 2400円 金泉・銀泉<源掛>
竹取亭別亭 康貴(903-0221)10:00〜18:00金休 1000円

■飲泉所・足湯
金の湯前(2006年4月現在休止中?)/閤<源掛>
足湯/天・有?<源掛?>
炭酸泉源公園(2006年4月現在休止中?)/炭<源掛>

■旅館(ほとんど事前問合せ要)
上大坊(904-0531) 15〜18平日のみ 1000円/天<源掛>
陶泉御所坊(904-0551) 11〜18平日のみ、男性一人客不可 1575円/御・妬<源掛>
角の坊(904-0771) 11〜14土・祝前日不可 1000円/御・妬<源掛?>
奥の坊(904-0035) 11〜20水・土・休前日不可 1000円/極
有馬御苑(904-3730) 11〜14木休 1000円/有
竹取亭円山(904-0631)10〜18金休 1000円/有
銀水荘別館楽山(904-0622) 14〜17平日のみ 1050円/荘(銀泉もあり)<源掛?>
ねぎや陵楓閣(904-0675) 12〜15/15:30〜19金不可 1000円
御幸荘花結び(904-0166) 12〜21 1500円
かんぽの宿有馬(平日・土)(904-0951) 10:30〜15:30/16〜20:30 700円/自家?
かんぽの宿有馬(日)(904-0951) 10:30〜15:30/16:30〜20:30 1000円/自家?
メープル有馬(903-5000) 6〜11/13〜23 1300円/銀泉
ミント リゾートインアリマ(903-0023) 13〜17 800円/自家 Na-Cl強塩冷鉱泉
 

有馬温泉「金の湯」(大分の旅1)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月15日(月)02時54分15秒    編集済
   長文失礼します。今年のGWに行った大分の旅の詳細レポを印象に残っているうちに始めたい
と思います。第1湯目は日本三大古湯の一つで豊臣秀吉が愛した名湯、兵庫県神戸市北区の
有馬温泉です。“有馬本温泉”として有名な有馬温泉会館(みしゅらん私の閉館レポ)改め
新生「金の湯」を初めてレポしたいと思います。

  5/3、朝7時に埼玉の自宅を出発、上信越・長野・中央道等で岐阜へ。大渋滞のため一旦下りて、
彦根から名神高速に乗り、大阪に着いたのは夕方5時。大分行ダイヤモンドフェリーの神戸出航
時間が夜10:35のため、運転疲れ解消と船旅に備え、名湯の誉れ高い有馬温泉でひとっ風呂する
ことにしました。

  大阪でちょっとした用事を済ませ、R173豊中、R176中国道側道で兵庫県宝塚市へ。
県道51号有馬街道で山を越えると有馬温泉に到着。有馬の最寄のICは名神高速吹田JCTから中国道
に入った宝塚ICもしくは西宮北ICとなります。有馬温泉は山に囲まれ平地が少なく、道路も狭い、
駐車場も少ないです。温泉街は車のすれ違いや駐車場待で大渋滞です。車では行きにくい温泉です。
金の湯から歩いて3分くらいの「池之坊満月城駐車場」に400円/1時間で駐車します。
駐車場待はGW夕方で10台くらい。

  有馬温泉会館は2001年9月9日閉館、取り壊しの上、2002年12月4日金の湯が新築オープン
しました。金の湯の建物を見た時、どことなく会館時代の面影は随所に感じられました。
ただし玄関脇にあった銀泉の飲泉所は足湯を設置の上、すぐ近くに移転したようです。
駐車場の時間制限が気になって見落としてしまい、飲泉や足湯はできなかったのですが…

  中へ入り会館時代の受付のあった場所は下足ロッカーになっています。奥へ入り2階へ上がる
階段の手前に券売機があって、大人650円(銀の湯&会館は550円でした)、小人340円、
障害者・介護人(1種のみ)330円を払います。さすがに会館時代にあった障害者全額免除は廃止
になっています。もちろん会館時代の厄介な手続もなくなり、手帳の提示だけで割引となります。
フロントに入館券を渡すと番号指定のロッカーキーが渡されます。ただし激コミのため女子側のみ
ロッカーが満杯、30分待の大行列となってました。男子側はすぐ入れました。受付奥には小さな
休憩所があります。会館時代にあった食堂は廃止、個室や宿は「有馬の工房」に引き継がれています。

  会館時代は地下に浴室がありましたが、金の湯は2階に浴室があります。2階に上がり正面が
男湯の「一の湯」、右手が女湯の「ニのゆ」です。一の湯に入り、脱衣スペースもないほど大混雑
する脱衣ロッカーで服を脱ぎ浴室へ。会館時代もそうでしたが、ここの混雑はすさまじいものが
あります。

  浴室は入口に水道水の真湯。会館時代はラジウム泉でしたが、今は銀の湯に引いている模様。
左手がカラン、右手に手前「あつゆ」、左手に「ぬるゆ」でコゲ金色に輝く温泉浴槽がありました。
その色の鮮やかさには驚かされます。ぬる湯は20人くらい、あつゆは10人くらい入っています。

  湯使いは飲めない投入湯が各1ヵ所、吸込・注入なし、手前の窪みから、床へ少量オーバーフロー。
ただし、両浴槽ともプールのような強いカルキ臭がしました。これは湯の投入量の少なさに比し、
入浴客数は明らかにオーバーであるため、衛生上やむ得ないと思います。源泉温度が80〜90℃と
高いため加水も仕方ないと思いますが、会館時代は27.8℃の放射能鉱泉で割っていたのに対し、
金の湯では水道水となってしまったのは残念。あと加水のため加温ありというのは解せないです。
ひょっとして加水の原因は湯量不足のせいもあるのかも知れません。

  投入湯はややサビ臭がある程度で、なめると強烈に塩辛いです。やはりここのお湯の濃さは日本
でもトップクラスで、言いにくいですが、関東の○寿とは比べ物になりません。有馬の場合、
透明度は限りなくゼロ、お湯の中には白い浮遊物がかき玉汁のようにうごめいていて、やはり本場
はかなり違うなと唸らざるを得ませんでした。会館時代にもあった熱湯にも気合一発で入り、すぐ
にノックダウンしてしまいました。出た後はいつまでも汗が引きません。

  新生有馬本温泉「金の湯」の総評ですが、水道水の加水・加温や塩素臭など湯使いは会館時代
より若干悪くなってますが、お湯の素質そのものはやはり我が国トップクラスで、細かいところを
気にしなければ、大概においては会館時代のお湯と雰囲気は守られているように感じられました。
今度は加水・消毒なしのかけ流しで金銀2種類楽しめる旅館にも入ってみたいものです。
かなり料金がお高いみたいですけど…(^^ゞ

  金の湯の後は六甲山に上り、神戸・大阪の“日本三大夜景”を眺めてきました。それはきれい
でしたよ。函館の夜景は見ましたから、残るは長崎だけですね。麓へ下り、六甲アイランドに
渡り、大分行きダイヤモンドフェリーに車ごと乗り、明石海峡大橋を眺めた後、船中泊しました。
要介護の障害者手帳で車両運搬料金(26,000円)まで半額(13,000円)になったのは驚きです。

  有馬金の湯ですが、陽・陰イオンのみの温泉分析書・浴槽情報が脱衣所に、温泉利用証4枚が
玄関脇に掲示してありました。以下の通りです。

(資料1)
<>内は天神泉源のデータ

  温泉分析書(金泉)
湧出地:神戸市北区有馬町東門口1401-4(有明1号泉・2号泉)
         <有馬町東門口14番地の2(天神泉源)>(金の湯住所:有馬町833)
源泉名:岩鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉 高張性、中性<弱酸性>、高温泉
泉温:82.4℃(気温16.4℃)<98.2℃(気温9.5℃)>
湧出量:51<28>L/分(掘削、自噴)
知覚的試験:無色、透明(ただし湧出直後に茶褐色に濁る)、無臭、強い塩味、苦味、金気を有する
      <無色透明、金気、塩味を有する>
PH値:6.21<5.89>
Li=24.8<51.9> Na=10000<18400> K=2080<4830> Mg=15.3<22.2> Ca=1920<2400> Sr=31.2<29.5>
Ba=23.0<34.5> Mn=24.2<31.1> 鉄=102<121> Al=1.15 Cu=0.18 Zn=0.17 陽計=14200<25900>
<F=4.22> Cl=22000<35400> Br=38.2<15.9> 硫酸=19.1<1.02> 炭酸水素=127<40.1>
陰計=22200<35500>
兵庫県立健康環境科学研究センター 平成14年10月1日<兵庫県立衛生研究所 平成10年12月17日>

※非解離・溶存ガス値掲示なし
陽・陰合計=有明36400mg<天神61400mg>
S60.2.5分析:溶存物質=40.921g/kg 成分総計=40.960g/kg(by私のデータ

浴槽情報 あつゆ、ぬるゆ
温泉の給排湯形式:放流式(かけ流し)
加水:有(理由等:源泉温度が高いので、入浴に適した温度にするため水道水を加えています。)
加温:有(理由等:加水による温度低下を修正するため、蒸気を使い加温しています。)
入浴剤使用:無
消毒:有(理由等:営業時間中における浴槽内の衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。)
清掃:浴槽の温泉は、毎日完全に抜き取り清掃を行っています。

(資料2)
◎温泉利用証 日本温泉協会会員
有馬本温泉金の湯/一の湯あつ湯(同ぬる湯)<ニの湯あつ湯>[同ぬる湯](兵庫県・有馬温泉)
利用源泉に関する情報
(源泉)
源泉名:有明1号・2号、天神泉 混合泉
湧出形態:掘削自噴
泉温・湧出量:81.0〜94.8℃、98.2℃・毎分130L(合計)
源泉所在地:分析書と同じ
(泉質)
泉質名:含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉
掲示用泉質名:塩化物泉(pH5.9)
(引湯)
引湯方法・距離:引湯管を利用・引湯距離:有明135m、天神73m
(利用源泉に関する項目)
源泉5/泉質5/引湯4(サイコロの目表示)
(浴槽の温泉利用に関する項目)
給排湯法式5/加水4/新湯注入率5(3)<4>[3]

浴槽の温泉利用に関する情報(項目→状況→方法・理由など)
(給排湯)
循環装置→なし
給排湯方式→完全放流式
(加水・加温)
加水→あり→泉温が高いので入浴に適温にするため常時水道水を加水
加温→あり→加水による温度低下を修正するため、ボイラーで加温
(新湯・入替)
新湯→注入量:毎分38.3L(加水分含)
→左記注入量で満たされるまでの時間:1時間17分(3時間26分)<1時間45分>[3時間01分]
注入温度→48.0[46.0]℃
浴槽温度→44.0(42.0)<44.0>[42.0]℃
入替頻度→1日毎に1回
(添加)
入浴剤→なし
消毒→あり→衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています
発行年月日:2005年6月1日 掲示期限:2010年5月31日
認定No.000685(686)<687>[688]-2 日本天然温泉新審査機構

3段階の旧看板
※有馬温泉のアルバム@5枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.arima-onsen.com%2F

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kcva.or.jp%2Fkinyu%2F

 

Re:碇温泉の件  投稿者:一遊  投稿日: 5月14日(日)23時59分1秒    編集済
  こんばんは、成島さん。
山梨県は全国でも五指に入る湧出量を誇るところ。甲府盆地などは水がめだと思っていましたが、枯渇もあるんですね。何十年もの後、モールが薄まることはあるだろうくらいに考えていましたが、ちょっと心配です。
 

Re:碇温泉の件  投稿者:成島  投稿日: 5月14日(日)18時10分48秒
  碇温泉ではありませんが、すぐそばの『プラザホテル貢川』、モール泉に良く似た浴感のある掛け流し温泉でしたが、ある日突然湧出しなくなったそうです。今年の1月に行った時は井戸水の沸かし湯になってました。関係あるのでしょうか?ちなみに黄金温泉は相変わらず健在でした。  

Re:養老温泉について  投稿者:一遊  投稿日: 5月14日(日)01時52分50秒
  >ごりやくの湯
  滝見苑が経営する日帰り施設です。まだ工事中のような状態のときに入ってきました。
  滝見苑がそもそも法的に温泉とは認められないお湯なのですが、ここもそうなのかしらんと思うような無色透明なお湯です。ただし、内湯、露天とも造りは素晴らしく、お湯がよければ本当に素敵なところです。内湯はカルキ臭ばりばり循環。露天はカルキはそれほどでもなく、湯口は微かですが温泉らしい匂いがしておりました。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F
 

Re:碇温泉の件  投稿者:一遊  投稿日: 5月14日(日)01時40分5秒
  >週末田舎人さん
  どうもありがとうございます。碇はまだだめですか。このままなくなってしまわなければよいですね。
  甲府界隈では北に行くほど、硫黄が強くなると聞いたことがあります。碇はどれほどか確かめてみたいものです。
  それから、隠れ家的な日帰り施設をもっと見つけたいと思っておりまして、山梨ですと鰻と温泉の「初花」がありますが、寿司と温泉もいいなあと期待しておりました(^^;
 

Re:碇温泉の件  投稿者:週末田舎人  投稿日: 5月14日(日)00時20分4秒    編集済
  >>一遊さん
山梨の寿司屋さん温泉銭湯の碇温泉ですけど、私も建物が更地になったままその後の消息を聞きません。自分が確認した限りでは、去年の10月時点で大きな空き地に金網が張り巡らされているだけで、具体的な建設計画などは何も掲示されていませんでした。
一度だけ営業している碇温泉に入ったことがありますが、露天風呂は湯口で硫黄の湯花の析出があったりして、ちょっと熱めのツルツルしたいかにも甲府っぽいいいお湯でしたね。
夏の夕方、店の裏手のベンチで涼んでいる老主人とお話した記憶があります。

源泉が埋められてなければいいのですが。

>>うつぼさん
房総のお湯レポご苦労様です。
房総の一部にある硫黄分が混じったトロリとした黒湯(曽呂温泉が特に良かった記憶)は肌触りも滑らかで大好きです。
養老館は確かに過加熱気味だったですね。房総の施設の場合、そんなに新しくないので棒レバーの源泉コックが付いてる所が多いのですが、あれがあれば良かったかなと思いました。
 

養老温泉(大多喜老川) 「元祖 養老館」  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月13日(土)23時26分6秒    編集済
  房総の湯巡りの12発目です。長文連打ごめんなさい。

<養老温泉(大多喜老川)「元祖 養老館」>(大多喜町、時間要問合せ、1,050円、0470-85-0111)
調べた限りでは養老温泉で唯一のかけ流し浴槽をもつ老舗宿。ありがちな箱形建物はさして風情はないものの、廊下を抜けて浴場に近づくにつれ俄然雰囲気が盛りあがってきます。池にかかる橋を渡った向こうに平安風呂と名付けられた湯屋があります。総木づくりの脱衣所も狭いながら趣があります。

男女別の浴場は2面採光のこぢんまりとしたもの。木枠石タイル貼4.5人の浴槽ひとつとシンプル。がっしりとした木の湯口から熱め48℃くらいの加温源泉を15L/minほど投入し、全量を脱衣所側の側溝へ上面排湯するかけ流し。湯口のそばにはコップもおいてありました。カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜11時で独占。

かなり熱めのお湯はコーヒー色、透明度40cmの黒湯で、湯中には茶色の湯の花が豪快に舞っています。重曹味+弱塩味に有機肥料臭+ヨード臭+僅微イオウ?臭+何か甘さを感じさせるようなべっこう飴?のような臭いはふつうの黒湯よりクセもの的な味臭。
いかにもツルすべしそうな色味ながら意外に弱く、むしろ硫酸塩泉的な肌に染み込んでくるような奥ぶかい湯ざわりがあります。
浴後は重曹泉らしい爽快感が出てお肌つるつるになります。

あまりに加温がきつすぎるのは残念ですが、適度な濃度感と黒湯らしからぬ鮮度感が味わえるなかなかにいいお湯だと思います。

1,050円はやや高いですが、昼食を予約すると入浴料は735円、また、養老の滝に向かう途中の「養老茶屋」(土日営業)で食事すると先着30名まで同じく735円で入浴できます。

<HP掲示>
含重曹-弱食塩泉(Na-Cl・HCO3冷鉱泉*) 18.2℃、pH・湧出量不明、TIM=3231mg/kg、Na^+=958.3mg/kg (92.96mval%)、Cl^-=910.9 (54.63)、HCO_3^-=1282 (44.68)、HS^-=0.549、陽イオン計=1027 (44.83mval)、陰イオン計=2204 (47.02mval)、メタけい酸=56.64、メタほう酸=7.048、有機物=38.93、硫化水素=0.157 <S49.12.20分析> (源泉名:房総養老温泉)
*) データから推測した新源泉名(by筆者)

>MASさん
トータス温泉のデータ訂正ありがとうございました。早速、訂正させていただきました。
あまりに巨大な分析書だったので、油断していいかげんに撮影したら、見事にボケておりました・・ (^^;

>ONKEN21さん 遅レスですが・・・
> 有馬温泉「金の湯」(兵庫県神戸市)

ここは私も先日攻めました。薬品臭は強烈でしたが、関東のやつとはちょっと異質の臭いでした。薬の種類が違うのか、源泉と反応して薬品臭が変化したかのどちらかかと。
有馬で凄かったのは、上大坊。女将さんへの訊き込みによると非加水かけ流し、館内の天然温泉利用証にも「完全放流式、加水なし、加温なし」とありました。成分総計=62.1g/kg(天神泉源)の非加水源泉かけ流しは濃度日本一では?。(15〜18、1,000円)
 

養老温泉について  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月13日(土)23時24分8秒    編集済
  房総の湯巡りの12発目の前ふりです。

〔養老温泉について〕
<プロフィール>
養老温泉は房総最大の規模をもつ温泉地。多くの宿は「養老渓谷」駅から養老渓谷(老川橋)にかけての県道沿いに立地し、行政区分から大多喜町老川地区と市原市戸面地区に分けられることがありますが、ほとんど隣接し泉質も大差ありません。この行政境あたりに宿が集中していますが、比較的歴史の浅い温泉地ゆえ、温泉地としての風情はさしてありません。かなり離れた養老(粟又)の滝のそばに「滝見苑」と同一経営の日帰り施設「ごりやくの湯」。老川橋懸崖境付近あたりは国道から引き込んでいて落ち着いた佇まいをみせており、「福水」「新川」「十万石」の3軒の宿があります。これらを総称して養老渓谷温泉郷としているようです。

養老の滝、養老渓谷は房総随一の紅葉の名所で、付近の道路は身動きのとれない大渋滞となります。日帰り受け入れを中止する宿もあるようなので、泊まり以外はこの時期を避けていくのが正解かと思います。
付近には禅宗の古刹「水月寺」、「出世観音」などの寺社があり、参詣をかねてじっくりとまわるのもいいかもしれません。また筍の名産地としても知られています。

<歴史>
大正元年(1912)に個人の宅地から天然ガスが湧出し、つづく大正3年(1914)に井戸から鉱泉が湧出。天然ガスで鉱泉を加熱したのが温泉の始まりといわれます。養老渓谷、養老の滝の観光拠点として歴史を重ね、房総屈指の温泉地として現在に至っています。
平成16年には「新川」の源泉に飲泉許可が下り、「千葉県内初の《飲泉》」とされて話題を集めました。養老温泉には以前から日帰り可能の宿がありましたが、時間や料金の情報が錯綜していて観光客には日帰り入浴しにくいエリアでした。平成17年7月、「滝見苑」の少し上手に養老初(?)の日帰り施設「ごりやくの湯」がオープンし、手軽な入浴施設として人気を集めているようです。

<温泉>
浅井戸の黒湯系自家源泉がメインで、泉質的に多彩なバリエーションはないものの、成分濃度やイオウ成分など、泉源により微妙に違うので温泉マニアには探索しがいのある温泉地かも・・・(笑)。ただ、冷鉱泉につき加温循環の施設が多いのが残念です。
養老渓谷温泉郷のHPに各施設の源泉資料が掲載(これだけのデータを開示しているのは立派)されているので、日帰りデータと合わせて整理してみました。( )はデータから推測した新泉質名(by筆者、TIM=イオン計)。

■鶴乃家(市原市戸面/日帰り可800円)
  含重曹ヨード食塩泉(Na-Cl冷鉱泉) 19℃、TIM=2962.84mg/kg(養老温泉)
■喜代元(市原市戸面/日帰り可840円)
  Na-Cl・HCO3冷鉱泉 17.4℃、総計=2.71g/kg(養老温泉)
■ホテル岩風呂(市原市戸面/日帰り可1,050円)
  含重曹ヨード食塩泉(Na-Cl冷鉱泉) 19℃、TIM=3090.94mg/kg(養老温泉)
■養老館(大多喜町葛藤/日帰り可1,050円)
  含重曹-弱食塩泉(Na-Cl・HCO3冷鉱泉) 19℃、TIM=3231mg/kg、総S=0.706mg/kg(房総養老温泉)
■嵯峨和(大多喜町葛藤/日帰り可525円)
  Na-HCO3・Cl冷鉱泉 18.3℃、総計=2.64g/kg、総S=1.8mg/kg(養老温泉)
■川の家(大多喜町葛藤/日帰り可1,050円)
  Na-HCO3・Cl冷鉱泉 16.1℃、pH=8.4、総計=1.60g/kg
■天龍荘(大多喜町養老渓谷/日帰り可735円)
  含沃素重曹食塩泉(Na-Cl・HCO3冷鉱泉) 17℃、総計=2713.58g/kg(養老温泉)
■新川(大多喜町小田代/日帰り可1,050円)
  Na-HCO3冷鉱泉 15.1℃、総計=1.54g/kg(黒湯源泉)
■福水(大多喜町小田代/日帰り可1,050円)
  規定泉(Si、NaHCO3)(Na-HCO3型) 16.7℃、総計=0.87g/kg(福水渓流の湯)
■十万石(大多喜町大田代/日帰り可1,050円)
  規定泉(Si、NaHCO3)(Na-HCO3型) 14.5℃、総計=0.57g/kg(石庭の湯)
■滝見苑(大多喜町滝の上/日帰り可1,050円)
  規定泉(NaHCO3、Si)(Na-HCO3型) 16.4℃、総計=0.588g/kg(養老温泉 滝の湯)

濃度Maxは養老館のTIM=3231mg/kg。総硫黄Maxは嵯峨和の1.8mg/kgです。
市川戸面地区はおおむねClが卓越した総計2〜3g/kg台の食塩泉系。上流大多喜町に入るとHCO3の比率が上がり、上流の田代・滝の上地区ではHCO3が卓越するとともに成分濃度が薄くなっています。
 

碇温泉は?  投稿者:一遊  投稿日: 5月13日(土)19時02分51秒
  ちょっと質問ですが、この掲示板で以前、碇温泉(山梨)が休業したと知りました。
その後の状況が伝わってこないのですが、どうなっているのかご存知の方いらっしゃいませんか? 未入湯でずーっと気になっている温泉です。
電話をかけてもずーっと留守なんですよね。
 

Re: トータス温泉  投稿者:MAS  投稿日: 5月13日(土)14時48分21秒
  >うつぼさん

ご無沙汰しております。

トータス温泉の成分ですが、2箇所ほど入力ミスと思われる間違いがあります。

誤:成分総計=1.743g/kg
正:成分総計=1.748g/kg

誤:HCO_3^-=769.2 (61.90*)
正:HCO_3^-=769.4 (61.90*)

分析書は私のHPに丸ごと掲載していますので、興味のあるかたは
ご覧になってください。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp%2F

 

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