クチコミ 情報
2006年4月21日〜4月30日

群馬周辺4月28日29日  投稿者:おかざき  投稿日: 4月30日(日)17時53分25秒
  ■早稲田天然温泉めぐみの湯
埼玉県三郷市の新温泉。らくださん情報。らくださんの写真のいかにも強食塩泉な黄土色の湯色に魅せられ訪問。加熱かけ流しの前野原温泉に対してこちらは非加熱かけ流しの強食塩泉。総計24.44g/kg。投入口で47度。金気臭臭素臭+強塩味微アブラ風味。複雑な臭気を放っていた前野原温泉に比べ単調でちょっと面白味に欠けるように思いました。透明度20cmのオレンジ色濁り湯。すべキシ。片方の浴場にだけ一人用壷湯があります。

靴箱の中に脱臭剤が貼り付けてあるのは初めてみた。らくださんレポ

名:早稲田天然温泉めぐみの湯
強NaCl泉 45.4度 300リットル/分 pH=7.2  ER=26.40 総計=24.44
Na=8190(86.42) K=91.6 NH4=16.7 Mg=338.0 Ca=491.9 Al=<0.05 Fe(U)=8.3 Mn=0.8 F=<0.05 Cl=14750(98.70) Br=51.2 I=19.9 HS=<0.1 SO4=2.9 HCO3=281.9 CO3=0.3 H2SiO3=83.1 HBO2=83.3 HAsO2=<0.01 CO2=26.4 H2S=<0.1(H.16.7.13.)

■染谷天然温泉
ガウスさん情報。さいたま市見沼区の未利用源泉。場所はここ。東の通りから向かうとコミュニティセンターと家一個挟んだ先の空き地です。水道用の蛇口あり。総計オーバー1万ミリグラムの食塩冷鉱泉。17.5度。磯の香。

□小さな旅むさしの湯
スパ銭。すでに出てはいるが成分分析も利用許可もまだだそう。ONKENさんによると温泉導入は6月とのこと。小さな旅むさしの湯HP

□羽生温泉長寿の湯
埼玉県羽生市。場所はここ。行けばすぐにそれと分かる擬似竹囲いの庭園風露天風呂にボコボコとかけ流されている。ローリー先のゆ〜ランド桶川で入ったことがあり、もろタイプのモール泉であることを知っているだけに、どうやらもう誰も住んでおらず入浴を請えないのが残念。

□大利根鉱泉旅館
以前は湧いていたが今は地下水利用とのこと。2食つき5500円。
大利根鉱泉旅館HP

■健康ランド太田天然温泉湯源郷
群馬県太田市の新温泉。ONKENさんのレポあり。この28日は無料につき大賑わい。ONKENさんとばったり。等張性の食塩泉がかけ流されており、湯船で37度ほど。神奈川のいやしの湯で感じたのと同様のユニークな苦味があります。キシキシ。透明度20cm。

食塩泉 42.3度 pH=7.2  ER=9342 総計=8903
Na=2884.0 K=41.6 Mg=40.9 Ca=441.6 Fe(U)=3.5 Fe(V)=<0.1 Mn=0.7 NH4=2.1 Sr=5.3 Ba=21.0 F=0.5 Cl=5302 SO4=0.3 HCO3=94.5 CO3=15.8(H.17.10.29.)

■伊勢崎湯楽の里
タンクを経由させない直注ぎになってから初訪問。47度→45度。ヌルすべ。湯面を漂うアブラ臭が鼻に心地好い。ジャバジャバと4,50リットル/分ほども大量投入されていて気持ちよかったです。

□伊勢崎市戸谷塚町の掘削現場
場所はここらへん?ONKENさんのレポがあったかな。1500mの掘削完了予定は今年の6月30日とのこと。中野?泉株式会社0270-25-0009

■京ヶ島天然温泉湯都里
総計3640mg/kgの重曹食塩泉ながら土類成分が程よく感じられる少し灰色がかった濁り湯がポイント高いっスね。ユニークな岩くり貫き風呂がお気に。47度→44度。

□APA高崎駅前温泉
立寄り入浴は完全にダメのようでした。シバクさんの宿泊レポはどこ行っちゃったかな。

■三福温泉TESLA
場所はここ。お風呂は循環とのこと、外の垂れ流しを飲泉のみ。17度。ほぼ無味無臭微々渋味。きゅっきし。ゆささんの入浴レポ

□群馬町東国分の掘削現場
中道南118-1 闇夜の中グルグルと廻ってみるも分からず。太真工業027-251-2961

■湯の道利久
群馬県吉岡町。連休明け5月8日はお休みとのこと。

この後は草津まで移動して幾つかの外湯めぐり。新しくデカい共同湯に生まれ変わった地蔵の湯は朝の8時訪問、湯の入れ替え直後でなんと透明度2cm乳白色の真っ白湯になっていました。誰か湯畑でもかき回したのかしら。地蔵の湯時間湯相談は0279-88-1420まで。時間湯は今も変わりなければ初回1000円+500円/日のはず。

■四万温泉・御夢想の湯
新築なった御夢想の湯へ。三層の立派な湯屋造。湯船は依然小さく1.5人用から今度は2人用へ。54度の高温泉をチロチロと4リットル/分ほど投入し、湯船で46度。無色透明微石膏味臭。ぐっきし。cf.あやめや旅館HP


■小野上村地域福祉センター
場所はここ。渋川市のジモorジジ専かと思いきや外来利用も可能。ONKENさんによるとそばの木の間温泉福の湯を引っ張ってきているそう。温スタの方はブルーシートでグルグル巻きにされ利用不可。温スタの場所

福祉センター:11:00-20:00 市外300円 火土年末年始休

■渋川温泉温泉スタンド
場所はここらへん。群馬の初代アブラ臭温泉。42度ジャスト。中塩味に灯油臭+アブラ苦味。200リットル100円

□アイ・シー電子工業株式会社食品事業部赤城工場の温スタ
群馬県富士見村。場所はここ。ONKENさん情報。休みにつき不在。027-288-8510

□名湯白樺山荘
群馬県前橋市。場所はここらへん。山屋蒼月のそば。聞けば独自のボーリング泉だそう。営業はやめており、「今日は勘弁してください(^^)」と温泉にも触れられず。

□鶴谷温泉鶴谷館
群馬県桐生市。場所はここ。現タバコ屋さん。たばこ屋スタンドの上の温泉マークがかわいい。廃業してすでに20年近く経つそう。源泉も止めてしまい、触れられないとのこと。

■鶏足寺温泉
栃木県足利市。場所はここらへん。R218ぞい春日神社を入る。民家ではなく、ちょちょいっと進んでいった先の(株)イズムという採石場?に湧く冷鉱泉。そばの東葉館に似て沸かすと赤茶色になったそうだが、もう入浴施設はないそうです。敷地内を入っていくと水の流れがあり、元を辿ると17度の湧泉。赤茶色の析出。鉄臭+鉄渋味。

■足利市温泉スタンド
場所はここ。ONKENさんレポあり。19度。微鉄臭+鉄渋味すべキシ。

名:仮称足利温泉 弱アルカリ性単純泉 34度 108.8リットル/分 pH=8.0
Na=51.6(63.97) K=2.0 Ca=15.0(21.37) Mn=0.1 Fe(U)=3.1 F=0.4 Cl=4.9 SO4=1.2 HCO3=200.7(94.16) H2SiO3=33.5 HBO2=11.4 H2S=0.1(H.8.8.26.)

■湯ノ沢温泉
ONKENさん情報。場所はここらへん。未舗装になってから500mでPスペースに到着。山道を登っていった先に沢の一部がオレンジ色に析出した個所があります。14度。微鉄臭+微渋味。湧出量はわずか。
 

湯村温泉「薬師湯」(山陰の温泉めぐり26)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 4月30日(日)02時59分6秒    編集済
   連休中に山陰レポを一つ入れておきます。
 山陰・鳥取県から但馬地方に戻り、兵庫県新温泉町の湯村温泉のレポです。ここは関西の兵庫県
にありながら、山陰の温泉の範疇に入れる場合もあります。まずは11/26(土)の日程です。

鳥取砂丘10:30(2019.1km)17℃→〈R9〉→湯村温泉12:00〜13:15(2050.7km)21℃
→<R9>→福知山16:30(2138.0km)→〈R9・府80〉→ひよし温泉18:25〜21:45(2193.7km)8℃
→〈府19〉→道の駅園部22:15(2204.0km)4℃

 鳥取砂丘で日本海ともお別れ、R9へ出て昨晩入浴した岩井温泉を通って、蒲生トンネルを
越えると、そこは兵庫県新温泉町。10kmほど山を下ると湯村温泉街がありました。鳥取から33km、
岩井温泉から20kmに対し、豊岡まで65km、福知山まで85km、なるほど山陰の範疇に入るのも納得。
ちなみに湯村温泉のある旧温泉町と七釜温泉のある旧浜坂町は合併により同じ新温泉町内となって
います。それいしてもここの地名って「温泉」「湯」とストレートなんですね(^^ゞ
ここから先は温泉らしい温泉はずっとありません。名残惜しい気持ちでゆっくり滞在することに
します。

 湯村温泉街の周りをR9(山陰道)が通っており、駐車場は通りに北駐車場・東駐車場(有料)、
温泉街の外れに南駐車場(無料)と3ヶ所あって、私は南駐車場へ。南駐車場は公共施設が
あって、R9に看板などもなくほぼ地元専用の感じです。駐車場から温泉街を通って10分くらい
歩くと春来川にかかる温泉橋の手前右手に共同浴場「薬師湯」、左手に湯煙がモウモウと上がる
「荒湯」、河原に足湯、夢千代橋を渡った対岸に「夢千代像」があります。夢千代像から望む
荒湯は湯村を象徴する絵になる場所ですね。「夢千代日記」というドラマは見たことがありませんが、
その光景は長年憧れてました。

 まずは荒湯へ。川沿いに少し行き、階段を数段下ると「荒湯ガ池」です。荒湯は柵で囲まれ、
中を覗くと池になっており、敷き詰められた岩や石の間から沸騰したようにお湯が噴き出ています。
水面上に出た岩は白い析出物が付着しています。湯の色はやや青みがかった感じがします。
天然の岩盤湯という感じですね。もちろん入ったら大ヤケドですよ(^_^;)

 荒湯の隣には「中の湯壷」「上の湯壷」があって温泉たまごを10分くらいで茹でることができます。
ゆで時間が違うのは、やはり源泉温度の違いでしょうか。その隣に地蔵堂あり。川と反対側には
慈覚大師像と「飲泉所」があるので飲んでみます。熱くてなかなか飲めませんが、冷ましながら
飲むとくせがなくまろやか、岩井温泉の湯に似ています。階段を下り河原に出ると「湯掻き湯壷」
(下の湯壷)があって中・上の湯壷からの流れ込み。山菜やカニなどアクの出るモノを茹でること
ができます。まだ11月でもカニはなかったな…。川縁には「ふれ愛の湯」という長い足湯があります。

 温泉散策はそのくらいにしていよいよ共同浴場の薬師湯へ。受付で300円を払い、脱衣所で服を
脱ぎ浴室へ。浴室の角には窪んだ円形の大浴槽があって、中央だけ円形に深くなっています。
周りは半身浴できる浅さです。奥壁側の湯口から大量投入1ヵ所で、投入口付近は荒湯同様、
白い析出があります。吸込・注入は一切なくそのまま床へ溢れるかけ流しです。
「湧出口が建物の下にあり冷水を加え揚水する」とのことで共同浴場の独自源泉に泉温が高い
ため加水のみされているようです。塩素臭一切なし。お湯は無味無臭無色透明できれいに澄んで
いて、岩井温泉など山陰ベースの湯をイメージします。近くの七釜に比べ、お湯の成分は似て
いますが、湯村に鉄分が若干入ると七釜の湯のような感じになるのかなと思いました。
お湯の温度は熱めで、この日は天気が良く暑かったせいか、浴後は体が火照って汗も止まらず、
辛かったです。

 湯村温泉は1200年の歴史ある古湯。ドラマ夢千代日記の舞台になるほど温泉情緒も抜群です。
荒湯や夢千代像付近の散策は印象に残りました。但馬の湯といいますと、城崎が有名ですが、
湯村温泉は知名度こそ劣りますが、その分しっとりしていていいですね。湯使いもいいと思います。
お湯そのものの質は城崎が一番良く、見た目は濁り湯の七釜もいいと思いますけどね。
これで但馬の湯のレポは終わりとなります。

 温泉分析書は受付の後ろにありました。受付の許可を得て、撮影し記録しました。

 温泉分析書
1.申請者:湯財産区管理者 温泉町長
2.湧出地:兵庫県美方郡温泉町湯1265(薬師湯)
3.湧出地における調査および試験成績
(イ)調査及び試験者:兵庫県立衛生研究所 2名
(ロ)調査及び試験年月日:昭和63年12月21日
(ハ)泉温:97.4℃(気温9.5℃)
(ニ)湧出量:掘削ポンプ揚水。湧出口が建物の下にあり冷水を加え揚水するため測定できず
(ホ)知覚的試験:無色,澄明,無味,無臭
(ヘ)PH値:7.43
(ト)ラドン(Rn):0.33×10^-10Ci/kg 0.09マッヘ
4.試験室における試験成績
(イ)試験者:兵庫県立衛生研究所 2名
(ロ)分析終了年月日:平成元年1月17日
(ハ)知覚的試験:長時間放置しても変化しない
(ニ)密度:0.99917(20℃/4℃)
(ホ)PH値:7.42
(ヘ)蒸発残留物:0.821g/kg
5.試料1kg中の成分
Na=273 K=17.7 Mg=3.07 Ca=13.0 Sr=0.20 Fe=0.25 Mn=0.13 陽計=307
F=8.59 Cl=154 硫酸=180 CO2=0.20 炭酸水素=277 陰計=620
メタケイ酸=166 メタホウ酸=8.07 非解離計=174 溶存物質計=1.101g/kg
遊離CO2=13.5 成分総計=1.018(計算上1.114)g/kg
総ヒ素=0.09 銅・Al=0.01 Li・総水銀・鉛・Cd・Ba=検出されず
6.泉質名:ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉(Na-Cl・SO4・HCO3泉)低張性,中性,高温泉
平成元年1月17日 兵庫県立衛生研究所長

※泉質別適応症:きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症
※飲用上の注意
フッ素およびヒ素を含有するため、飲用の許容量は1日につき180ml以下
適応症:慢性消化器病、慢性便秘、痛風、慢性胆嚢炎、胆石症、肥満症
※源泉温度が高いので加水しています。(加温・循環ろ過・入浴剤・消毒記載なし=該当なし)

(荒湯にて)
湯村温泉は天台座主第三世慈覚大師(平安初期@1200年前)の開発と伝えられる自噴泉で古来荒湯として知られる。
泉質は無色透明、無味無臭、アルカリ性の単純泉で温度も摂氏98度と高く豊富な湧出量(470L/分)を誇っている。
そのため浴用、飲用、ゆでもの、治療用等に利用され、昭和44年より湯区内の家庭に
この温泉が送湯され、恩恵を受けている。
飲用の適応症:胃腸病、肝臓病、不眠症、糖尿病、動脈硬化症
浴用の適応症:皮膚病、神経痛、リューマチ、婦人病、痔疾、創傷、鞭打ち症、火傷、小児マヒ

※山陰温泉めぐりアルバム@湯村6枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yumura-onsen.com%2F

 

大江戸東山温泉が値下げしました  投稿者:一遊  投稿日: 4月30日(日)00時40分53秒
  大江戸東山温泉の料金体系が改定され、以前より入りやすくなったようです。
東京在住の未だの方はいかが? 私のブログでもレポしておきます。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ooedoonsen.com%2Ftop.html
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F2006%2F04%2Fpost_e1a8.html
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2F
 

新潟の湯巡り 1  投稿者:ナイジェル  投稿日: 4月29日(土)23時18分57秒
   ご無沙汰しております。一泊(4/21-22)で新潟に行って来ました。目的は温泉とチューリップ祭り(五泉市)です。宿泊はうつぼさんの追っかけで月岡温泉高橋館に決め、それを基に計画を立てました。

仙遊 島乃湯(福島県郡山市)

 月岡へ我家(埼玉県の東北自動車道近辺)からアプローチするとなると、磐越道経由の方が楽です。それにETCの早朝深夜割引、通勤割引を組み合わせると、朝の8時くらいに郡山近辺になりそうです。やませみさんの特集クチコミ情報「郡山と磐梯山周辺の温泉」から、この時間に営業している「仙遊 島乃湯」をチョイス。なかなか期待できそうです。
 スーパー銭湯だし食堂もあるので、きっと朝食もあるだろうと突入したら、ハズレ。そこで外で食事をすることにしたが、結構大きな都市とは言え、東京近郊と違って営業している店が少ない。結局、コンビニ弁当になりました。
 朝食をすませて再突入。下足ロッカーのキーを受付に渡して脱衣ロッカーのキーを受け取る方式。滞在時間によって料金が違うので、後払いです。その料金2時間30分までは735円ですが、14枚か20枚の回数券を買うと1枚あたり420円となってお徳!(14枚も20枚も単価が同じなのはよく分かりません。回数券の値下げのお知らせが貼ってありましたが、以前に買った回数券の差額を精算するとの掲示があり良心的。)
 さてお湯は結構なつるすべ感に、じわじわとした泡付きがあり、お湯の中で思わず腕をこすったりしてにんまりとしてしまいました。ちょっと温めな温度設定もあり、長湯したいお湯です。個人的な経験の範囲で例えると「氏家松島」を少し強力にした感じです。なお内湯は湯口からの投入ですが、やませみさんが投入口不明としていた露天は、排水孔の反対側の石組み底面近くから力強く注がれていました。
 ここは気に入りました。とても良いお湯に出会えて、湯巡りスタートは上々です。

新三川温泉 寿の湯(新潟県東蒲原郡阿賀町)

 続いては、これまたやませみさんのレポにある、表磐梯温泉「ホテル不動滝」にしようと思ったのですが、車中から確認の電話を何回か入れても応答なし。そのままスルーして新潟に入りました。磐越道を三川ICで降りて、まいたけ庵(これはうつぼさんの追っかけだ)で早めの昼食。新三川温泉寿の湯に向かいます。寿の湯は、みしゅらんにもレポートのあるYou&湯ホテルみかわに併設の日帰り専門施設です。(クマオさん訪問の時には多分なかった。)
 到着したのは11時50分、日帰り施設だから当然やっているだろうと思ったら、営業時間は6:00〜9:00と12:00〜21:00の2分割。朝風呂タイムと通常営業って感じです。(実は事前に調べた資料に出ていたのですが、見落としてました。)
 ほんの少し待って入館。料金は300円と安いです。ホテルの浴場と共通でも500円(クマオさんレポート時の単独料金よりも値下げ)とリーズナブル。のんびりはしないので300円コースを選びました。
 脱衣棚は鍵なしですが、別に貴重品ロッカーあり。盗難の心配はないでしょう。浴室に行くと営業時間の謎が判明。お湯がちょうど貯まったところ。つまり朝風呂タイムの後で一旦、湯を抜いて清掃していた訳です。もちろんその後は掛け流しであふれていきました。
 内湯のみの浴槽は2.5m×7m程の長方形、湯口(源泉は64℃)から3m程のところで木の板により仕切られており、熱湯と温湯になっています。先ずは温湯に入浴、温湯と言っても42℃位はあるでしょう。熱湯の方は45℃位になっていました。ちょうどお湯が貯まり終わった段階ですから、普段もこの程度なのかは分かりませんが。
 タイルの色が黄色なので最初は判別がつきませんでしたが、お湯も黄色みを帯びた、ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉で優しい浴感なのに時間がたつとジンジンきます。長湯をするとヘロヘロになるかも。ここも「当たり」です。
 休憩スペースは9畳と狭いですが、ゆっくりしたい人はホテルと共通の方にすると良いと思われます。

五頭温泉郷の共同浴場(新潟県阿賀野市)

 五泉市のチューリップ畑を下見して(雨だったから)、月岡温泉に向かう途中にある五頭温泉郷の共同浴場に寄ります。ここは共同浴場ながら例の「自遊人パスポート」で入浴可能です。当然ながら入浴可能とさせて頂いた方々に感謝の気持ちを込めてスタンプ帳を差し出します。対象5ヶ所のうち露天以外の3ヶ所に入浴しました。(露天共同浴場は、温泉街の各旅館が露天風呂を増設できないので、共同で設置したものではないかと思います。昔ながらの浴場ではなさそうなので、時間の関係でパスしました。)受付の方も親切で、どこも気持ち良く入浴させていただきました。

出湯共同浴場

 温泉街の駐車場から一番近いのがここ。男女別内湯で数名程度のキャパ。通常150円、貴重品ロッカー等なし。謎なのが温泉に関する掲示。源泉温度が18.3℃で、成分総計は1g以下。規定泉に該当する成分もなし。でも温泉法に定める温泉と書いてあります。でもそこそこの量を掛け流しているし、源泉温度から加熱しているとしたら結構燃料費が必要で、この料金では苦しいのでは?
 後で自遊人を見直すと、源泉温度は42℃と書いてあり、18.3℃の源泉は出湯共同露天風呂で使用している「単純弱放射能冷鉱泉」となっています。これが正しいのかも??
 お湯はアル単系の特徴を持っていますが、ちょっとインパクトに欠けます。島乃湯の印象が強いせいかもしれませんが。

華報寺共同浴場

 同名のお寺の隣(もしかしたら境内)にある共同浴場。こちらも通常150円。アルカリ性単純泉で底面から投入されるお湯が湯面で盛り上がっています。湧出量140ℓ/分を男女浴室で使っているとすれば70ℓ/分となりますが、その位は投入している感じです。浴槽温度は比較的温めで40℃くらい。源泉温度は38.6℃とのことなので、若干加熱していると思われます。
 さすがに大量掛け流しで、新鮮! 今回の3ヶ所の中では一押し、と言うか、行って損はなし。お気に入りに登録です。

村杉温泉共同浴場

 近年改築されたのか、きれいな建物。貴重品ロッカーもあります。通常は250円(やっぱ少しだけ高い)。ラジウム含有量日本一(?)だそうですが、掲示では源泉は3本で1本が放射能泉。混合割合など湯使いは不明です。浴槽は10人以上は入れる感じで、気泡も噴出してます(いわゆるジェットバス)。ただ湯口から一番遠い位置にあった温度計が44℃を示しており、ちょっと過加熱と思いました。当然それほど長く入っては居られません。もう少し温ければ、いい感じだと思われたのですが、地元の方の要望が熱湯なのかもしれません。
 

新潟の湯巡り 2  投稿者:ナイジェル  投稿日: 4月29日(土)23時17分32秒
  月岡温泉 高橋館(新潟県新発田市、宿泊)

 うつぼさんの「南会津・新潟の湯巡りレポート」に詳しいので、補足情報などを。現在の大浴場は増設したもので、本来の浴場の一つが貸切風呂になっています。もう一つは改装して個室食事処にしたとの事。食事は人数によって食事処か空き部屋(と言っても食事のために予約を入れないそうです)か宴会場で取ります。旅館のキャパシティを削っても宿泊客の心地よさを優先する方針のようです。(特色を出していかないと生き残れないのでしょう。)
 浴場は内湯の大浴槽は真湯と明記してありました。これは肌荒れを起こしやすいへの配慮と思われます。温泉は小さな源泉浴槽と露天風呂です。今回は露天風呂が鈍り気味のような感じを受けました。落ち葉もたくさん沈んでおり(常緑樹はこの時期に落葉)、清掃に手が回ってないかなぁ。内湯の源泉浴槽は好調。結局、殆どこちらに入っている事になりました。(肌は強靭なので、そのまま上がっても肌荒れ無し!)

多宝温泉 だいろの湯(新潟県新潟市)

 翌日は五泉市のチューリップ祭りを見て(天候の関係でちょっと早かったみたい)、だいろの湯に向かいます。(五泉から多宝温泉なら、途中で新津を通るはず。新津温泉はどうしたの? と言う声が一部から聞こえてきそうですが、連れの関係もありパス。)
 だいろの湯もやませみさん、うつぼさんのレポートに詳しく、前から行ってみたかった温泉です。咋秋に咲花温泉に泊まった時に行こうと思っていたのですが、諸般の事情で断念したのでリベンジです。
 土曜日のお昼前で広い駐車場は半分くらいの埋まりよう。(なかなかだなと思いましたが、常連さんによると普段より空いているそうです。)
 下足ロッカーのキーを渡して脱衣ロッカーのキーを受け取る方式、館内飲食等の精算はこのキーについたバーコードで行います。さっそく浴室へ向かいました。湯使いは結構複雑で、メインの地下1200mから自噴する湯は露天風呂(と言うか開放浴舎)に使用して、内湯は地下300mからの湧出しているお湯(館内にはこの湯についての情報なし)とのことですが、露天と内湯を熱交換(露天の熱で内湯を加熱)して、双方を適温にしているようです。
 露天は硫黄が強いもののそれほど強烈という感じはせず、広い浴槽の好みの温度の場所でじっくりと入浴できます。自噴のためか間欠泉的に強くなったり弱くなったりして注がれています。(熱交換ではこちらがパイプでスルーして、回りの内湯に熱を与えているのでしょうか。)浴槽は全般的に黒く見え、側面を撫でると手が真っ黒になりました。多分硫化物が付着しているのでしょう。さすがにお尻に色が付くことはありませんでしたが。
 内湯はさほど特色があるようには思われませんでしたが、露天と違う泉質を楽しめるので良いです。食事もなかなかおいしいですし、休憩スペースも広い(二階が比較的すいてる)ので、じっくり派にお勧めです。

 この後は北陸道と関越道を使って帰宅しましたが、山の方に入るに従って残雪の量にびっくり。今冬は本当に豪雪だったんですね。関越トンネルを越えた谷川岳PAでは飲料水を汲みました。これは新潟から戻るときの楽しみのひとつです。
 

湯の道利久  投稿者:おかざき  投稿日: 4月29日(土)22時21分32秒
  湯源郷が「ご迷惑をおかけしましたキャンペーン!!」で一日だけ無料になるのに合わせて群馬の
温泉を中心に少し湯めぐりをしてみました。

すでに前橋の温泉好きさんとONKENさんからレポートのあった利久は今日から暫く、(玄関に置い
てある)チラシ持参でジュース&小タオルが無料になるそうで。あとアカスリが千円引だったか
な。

電話で問合せたとき、利久のかけ流し浴槽は一切加工ナシの源泉かけ流しだと伺ったのですが、現
地で再度聞いてみたら、タンクは経由させず、施設を一巡させてからの直注ぎだそうです。50度
の非加熱源泉が40リットル/分ほどもドカドカと投入されているのが楽しい。湯船で45度。

若干濁っているのが湯都里同様いいアクセントになっていますね。ゴム様のアブラ臭+金気臭+枯れ
草臭。重曹渋味。総計3g/kgくらい?ヌルすべ感はそんなでもない。
 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 4月29日(土)21時34分43秒
  >あやさん
こんにちは。元気いっぱいの方のようで。
ほったらかしには面白い社長でもいるのかな。すごいっすね、
連日日の出に合わせてオープンさせるだなんて。
近いうちにお湯&日の出を楽しみに訪問してみようと思います。
お知らせありがとうございます。
 

ほったらかし温泉の新源泉  投稿者:大野あや  投稿日: 4月29日(土)02時40分1秒
  みなさま、こんばんは。
先日山梨県の山に行った帰りに、2年ぶりに「ほったらかし温泉」に再訪しました。
平日夕方でも駐車場には車がビッシリ。バスも乗り入れるそうで有名になったものです。

数回訪れているほったらかし温泉の印象は「湯は特徴ないが眺め良し!」でしたが、
今回入浴してみて印象がガラリと変わりました。

借用していた旧源泉の他に、独自に掘削した新源泉を使用していてPH10.1のツルツル感が強い温泉。
その感触と露天の開放感&眺望、ついつい長湯してしまうほど。。。
温まりも良くて、浴中から発汗あり持続します。
旧源泉と比べるとかなり満足度が高かったです。

「あっちの湯」は全て新源泉、「こっちの湯」は新旧2種類の源泉が楽しめます。(それぞれ別料金)

その他、重油高騰で入浴料が100円値上げの600円に。
有料だったドライヤーは無料に。
日の出1時間前にオープン(季節により時刻が変動、4:00〜6:00)
あの露天風呂から朝日を眺められるなんて、早起きして行ってみたい気がします。

とにかく以前のほったらかし温泉とは別人の印象で、また空いている時(ってあるのかな?)に訪れてみたいと思う湯でした。
成分表など詳しい情報はほったらかし温泉オフィシャルサイトをご覧下さい↓

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.hottarakashi.com%2F

 

新姥子温泉 「ろくろべえ」  投稿者:うつぼ  投稿日: 4月27日(木)23時07分54秒    編集済
  GWで箱根方面に行かれる方もいるかもしれないので、隠し玉(^^)をひとつ。(ただし、GW中日帰り不可かも・・・要問)

<新姥子温泉「ろくろべえ」>(神奈川県箱根町、11:00〜17:00(土休日〜14:30)事前問合せ必須、500円、0460-4-8208)
大箱根CC東側の別荘地内、場所はかなり判りにくいですが要所に看板があります。(地図詳細地図

客室わずか4室のこぢんまりとした旅館で、いまは素泊まり&片泊まり(1泊朝食付)でやっているよう(はやめに相談すれば夕食も可?)。かなり以前からの営業ながらほとんど馴染み客のみで続けてきたので、雑誌やネットに掲載したのはここ1年くらいからとのこと。
館内は非常に手入れが行き届いていて居ごこちがよさそう。お宿の方はとても親切で、話をお伺いしていると、料理にも気をつかっているようでこんどは是非泊まってみたいです。マスコットの黒ネコもいます。

廊下の奥に大風呂(岩風呂)と小風呂のふたつ。この日は大風呂湯張り中につき小風呂に入りました。(その後大風呂に入浴客入り視察できず。)
小風呂は狭く貸し切り可でしょう(当日も貸し切り)。石枠鉄平石敷1.2人の入りごこちのいい浴槽がひとつ。カラン、シャンプー、ドライヤーあり。窓の外には林と隣家。窓開け可なので湯気は抜けます。

石膏の析出の出た石の湯口から熱湯の源泉を投入で槽内の排湯筒から湯面排湯+オーバーフローのかけ流し。お湯はザコザコかけ流しというほどでもないのですが、しっかりと鮮度感があり、湯温も絶妙。よほど湯づかいに熟練されているのだと思います。

ほぼ透明でうす茶色の湯の花ただようお湯は、弱酸味に弱焦げ臭+僅微金気臭。キシキシとして肌に染み入るような湯ざわりをともなう弱酸性の硫酸塩泉系らしい浴感。浴後は充実した爽快感が出ます。”プチ秀明館”ともいえるような実力派のお湯です。

ここの源泉は仙石高原開発(株)による供給温泉で非造成泉です。泉源は「秀明館」のそばにあるらしく、ここも湯量は降水量の影響を受けるとのこと。晴天つづきだったこの日の湯量は少なめ。湯量が減ってもけっして加水はしない、あまり少ないときは営業を休止するそうです。

地味なお宿ですが、宿の佇まいやお宿の方の物腰、なによりお湯がすばらしいのでおすすめ。ただし団体で押しかけるところではないと思います。

単純温泉 (Ca・Na-SO4型) 58℃、pH=3.6、湧出量不明、成分総計=461mg/kg、H^+=0.40mg/kg、Na^+=22.7 (21.41mval%)*、Mg^2+=10.5 (18.73)、Ca^2+=39.2 (42.42)、Al^3+=2.50、Fe^2+=0.26、Cl^-=2.74、SO_4^2-=216 (97.40)、陽イオン計=80.0、陰イオン計=222、メタけい酸=158 <H16.9.27分析> (源泉名:仙石高原開発(株)供給温泉)
*) mval%は筆者にて算出したもの、有効桁数等考慮していないので概数です。

<温泉利用掲示> 加水なし 加温なし 循環装置使用なし 消毒処理なし

>前橋の温泉好きさん、ONKEN21さん、桃猫。さん
新設レポありがとうございます。利休も早稲田もよさげですね。
 

早稲田天然温泉 めぐみの湯  投稿者:桃猫。  投稿日: 4月27日(木)16時49分58秒
  こんにちは。ONKEN21さんの告知で知り、本日4月27日オープンした早稲田天然温泉・めぐみの湯に早速、行ってきました。またもや御馴染みの強塩泉で顔をしかめる方もいるでしょうが、めぐみの湯は、ひとことで言えば、良い温泉だと思います。

 個人的な感想は、『群馬のくらぶち相間川温泉行かずとも、近いからここで好いかな。』と思わせるほど、予想以上に濃くて鮮度が良い、非加熱、非循環、掛け流しの温泉でした。
浴槽は、屋内の水風呂とクスリ湯を除きすべて温泉浴槽でした。どれも同じような鮮度感で壷湯含め、5箇所あります。お湯の力は、湯都里>めぐみの湯>さやの湯処>法典の湯の順でしょうか。武蔵野物流という会社の社長宅の庭の一角に建てられた温泉施設だそうです。同じようなロケーションである板橋・前野町のさやの湯処のような風情には到底欠ける施設で、料金は1300円(タオル付き)と値が張るので、この点が今後の課題かと思われます。アクセスは、三郷駅前(所要時間5分)と新三郷駅東口から300メートル地点(所要時間5分)、三郷中央駅前(所要時間15分)3箇所から、それぞれ送迎バスが出ています。(暫定的とのことで、今後、経路等に見直しがあるかもしれません)
 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 4月27日(木)05時49分4秒
  300円で温泉が楽しめるだなんていいですよね。
それにしてもONKENさんは行動力があるなぁ。
写真も見させてもらいましたが、視覚でも楽しめる
温泉のようで。アブラ臭漂うとはいいお知らせ。

レポートありがとうございました。
 

湯の道利休プレオープンレポ  投稿者:ONKEN21  投稿日: 4月27日(木)01時15分6秒    編集済
   お待たせしました、毎度恒例の速攻レポで群馬県吉岡町「湯の道利久」へ行ってきました。
 関越道・駒寄PAのETCゲートからですと、下りゲートを出て左折、次の信号を左折、吉岡バイパス
大松交差点を右折、約1kmカインズ斜め向かい左側。下道R17上武道路からですと終点を左折、
R17を右折、荒牧北交差点を左折、上毛大橋を渡り、大松交差点を左折。上越線群馬総社駅からも
徒歩圏内のようです(地図)。自宅から40km、下道1時間。

 屋根つきの車寄せのある玄関の「利久」と書かれた黄色い暖簾をくぐり中へ入ります。
100円返却式の下足ロッカーに靴を入れ、キーを受付に預けます。受付はホテルのフロント風。
リストバンドが発行され、入館料3時間4/24〜28まで290円(通常平日580円、休日680円)は
退館時に払う後精算方式。なお、一日料金は平日730円、休日850円で館内着付は+100円です。
館内の従業員はグレースイン前橋というホテル(ホテルの名札の方が応援に来てました)で培った
ノウハウが生かされ、愛想も応対もすばらしく良いです。

 1階はお食事処、休憩室3ヶ所(寝転び処あり)、露天風呂付個室(2H4200円)3部屋、
個室(2H3150円)2部屋などあります。お風呂は七福の湯同様2階です。2階には男女別大浴場
の他、今人気絶頂の岩盤浴25分400円や手もみ所もあります。脱衣所は好きな場所を選べる100円
返却式ロッカーですが、下足ロッカーも含め100円玉2枚必要なのは不便ですね。

 男子大浴場は内湯「風花の湯」・露天風呂「朝霧の湯」、女子大浴場は内湯「羽衣の湯」・
露天風呂「夕霧の湯」と名付けられ、造りは同じで男女固定のよう。造りは内湯は坂戸ふるさとの
湯に似ていて、露天は七福の湯もしくは行田古代蓮物語に似ています。各種機能浴槽や真湯浴槽が
ありますが、天然温泉を利用しているのは内湯「白湯」と露天風呂「岩風呂(源泉浴槽含む)」のみ。

 内湯の「白湯」はやや黄色っぽく噴出3ヶ所、窓辺から回収でカルキ臭のする循環。ただし、
投入湯はカルキ臭はなく、最初明瞭な硫黄臭があったのにはビックリ。恐らく新湯だと思います。

 露天の「岩風呂」は奥の狭い浴槽が源泉かけ流し浴槽で、手前の広大な浴槽は噴出多数の循環浴槽
です。源泉浴槽から溢れたお湯が循環浴槽に注がれています。循環浴槽はカルキ臭あり、琥珀色。
源泉浴槽については従業員に確認したところ塩素消毒は行っていないとのことです。

 圧巻は奥の源泉かけ流し浴槽。竹筒から投入、吸込・注入なし。全体的に湯楽の里伊勢崎店に
似たお湯で天神の湯のごとく熱め、湯源郷や湯都里よりは薄い茶褐色ササ濁り、硫黄臭に似た
アブラ臭(臭素臭)がかなり香ります。塩味はなし。アワアワについては私は感じず、多分、
竹筒から湯が落下する際、空気が混じっただけかも?浴後はポカポカ火照り、汗が止まらず、
疲れる感じです。肌はスベスベします。

 全体として群馬平野部というとゆ〜ゆ、天神の湯、湯都里とかけ流し浴槽の割合が多いのに圧倒
されますが、利久と七福の湯に関してはスパ銭らしく1ヵ所しかないのはチト残念。されど、源泉
浴槽のお湯そのものはさすが群馬、他温泉に決してヒケを取らず、レベルの高いものになっています。
利久は全国有数の激戦地である高崎・前橋でも最後発となりそうですが、低価格ながら高品質のお湯、
ホテル並サービス、県内最大規模の施設と三拍子揃った日帰り温泉の誕生により、生き残り競争
激化は必至だと思います。

 従業員によると温泉分析書はプレオープンのため、まだ準備できておらず、正式オープン後に
掲示する予定とのことです。正式オープン後の公開に期待します。

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温:51.3℃ 水素イオン濃度:pH7.61
敷地面積:12000m2(約3400坪)、建物面積:4000m2(約1100坪)
※掘削深度1600m
※私のアルバム(目次)14枚

(参考)2005年05月26日号群馬経済新聞

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yunomichi-rikyu.com%2F

 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 4月25日(火)04時34分12秒
  温泉好きさん、さっそくありがとうございます。無加工の高温泉は湯船で何度くらいになるのかな、
と思っておったら、結構な投入量で45度ですか。しかもアワアワ。いこいの湯にも似ているの
かな。

湯色は何色なんでしょうね。湯都里とともに訪問が楽しみになりました。ありがとうございます。
 

お返事  投稿者:ONKEN21  投稿日: 4月25日(火)02時51分33秒    編集済
  >えんぴつさん
縄文天然温泉志楽の湯、ついに訪れられたのですね。
昨年9月にレポしましたが、過去部分に入っています。
九州の黒川温泉は全国でも一番人気の温泉地となっていますが、
その仕掛人である新明館の後藤哲也氏がプロデュースした日帰り温泉が志楽の湯です。
特に露天風呂は転倒しやすいなど、お年よりや体の不自由な人向けには結構危なかったりするのですが、
雰囲気についてはいかがだったでしょう?
雰囲気的には若い女性を意識した施設造りがされていると思います。
http://www.志楽.com/

>前橋の温泉好きさん
地元情報並びに速攻レポありがとうございます。
レポを拝見するに北関東最大と言われる施設規模は湯都里、お風呂や湯使いは七福の湯、
お湯そのものは天神の湯やリバートピア吉岡に似ているのでしょうか?
いずれにしても全国有数の激戦区かつ最後発ですから、サービス・施設・お湯の3拍子に渡り
かなりレベルが高いものと推察します。私も早いうちに行ってみたいものです。
公式HPがあるので、ご覧下さいね。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yunomichi-rikyu.com%2F

 他に群馬県内では上野村の「浜平温泉しおじの湯」が正式に昨日本格オープンしました。
上野村の温泉めぐりスタンプラリー「上野村温泉郷遊湯券」も配布を開始しています。
「うえのタイムス」にしおじの湯が紹介され、4/30まで有効の250円の半額割引券もあります。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.uenomura.ne.jp%2Fweb%2Fuenotimes%2F2006vol06%2Fsioji01.html

 

三春滝桜と藤沼温泉「やまゆり荘」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 4月25日(火)02時26分44秒    編集済
   先週末は日帰り強行軍でみちのくは福島県の三春滝桜まで行ってきました。
 まずは佐野ICから東北道に乗り、自宅から2時間30分の白河ICで下り、南湖公園で満開の桜を
車窓で眺めます。白河での目的は元祖「とら食堂」で初めて白河ラーメンを食べます。
コクがあって素朴な「手打ち中華@630円」は佐野よりもおいしく、喜多方にも負けないような
うまさでした。行列は1時間30分待ち!材料がなくなり次第閉店なので注意。(地図

 白河から石川町を経由、県道で1時間で三春の滝桜に到着。滝桜は十数年ぶり2度目です。
ものすごい混雑には閉口したものの、幽玄かつ風格あるシダレザクラ自体は昔と変わっていません。
この日の朝は8分咲きでしたが、翌朝は満開宣言となりました。最高のサクラを見ることができました。

 大分、話が脱線しましたが、帰りは三春から郡山経由で車で1時間、須賀川市(旧長沼町)の
「藤沼温泉やまゆり荘」で汗を流します。“自遊人パスポシリーズin福島”です。
白河ICからR294・R118で25km・30分、須賀川ICからR118で15km・20分、郡山市街から県道で
20km・30分。R118須賀川市長沼支所の交差点を左折、看板で左折、山を登ると藤沼湖があり、
谷筋にバンガローやコテージのあるキャンプ場、その先左折で「やまゆり荘」がありました(地図)。

 中へ入り下駄箱に靴を入れ、受付で入浴のみ350円(午後4時まで休憩1000円)を払います。
私は自遊人パスポートで無料で入るため、須賀川市の領収印を押してもらうと共にコピーを取る
ためパスポートを受付に預けます。帰る時に忘れずに返してもらいます。

 受付入って奥は別料金の休憩所(手前にはソファ程度あり)、右手は宿泊棟で、夕方はいずれも
閉鎖されていました。ちなみに宿泊は素泊3500円、1泊2食は7000円。左手は「黄金の湯」と
書かれた暖簾と額あり。パスポにも「ほのかな茶褐色」とあって茶色い濁り湯かと期待して
しまいます。脱衣所は籠式と100円返却のコインロッカー式あり。

 まずは内湯へ。20人以上可の大浴槽があって、カルキ臭が充満、公共センター系の雰囲気を
漂わしています。お湯はろ過のせいか、無色透明で投入1ヵ所、投入湯はカルキ臭なしで、
多分、新湯投入でなかろうかと。角の窓際に噴出1ヵ所、対角線カラン側に吸込1ヵ所、投入分
オーバーフローの新湯投入浴槽内ろ過循環。

 圧巻は露天風呂。カルキ臭・噴出・吸込は一切なく、投入口から注がれ、あふれたお湯が排水口
で渦をまくほど豪快にオーバーフロー。ろ過もないせいか、うっすら白っぽく濁っています。
投入湯付近では肌がヌルっと強烈にのめったのでpHが高いのかも知れません。お湯は加水せず、
湯量で調節しているらしく熱めになっています。内湯の徹底したカルキ臭には閉口しましたが、
露天風呂のお湯はそれを見事挽回するほどのすばらしいお湯だったと思います。さすがはみちのく
福島のお湯。露天風呂の縁に座ると杉林の間から藤沼湖を望むことができます。耳をすませば春の
小鳥のさえずり。やはり都会のスパ銭では決して感じられない、すばらしい癒しの環境ですね。

 旧長沼町内にはニュータウンがあって埼玉など都会からの移住者が多いようです。埼玉から来た
と話すと受付にしても、お客にしても、埼玉のどこ?と突っ込まれます(^_^;)。実は受付の
おじさんは埼玉に親戚がいるそうで、お客は埼玉から移住してきたみたいです。埼玉とは非常に
縁の深い温泉なんだな〜と思い親近感が湧きました。私も年取ったらこんな所に移住したいな…。
温泉分析書は脱衣所の上、温泉利用状況は脱衣所入口通路に掲示されていました。以下の通りです。

温泉分析結果
ゆう出地:福島県岩瀬郡長沼町大字江花字石倉山2番8
温泉名:藤沼温泉
泉質:単純温泉
泉温:46.9℃(調査時における気温10℃)
ゆう出量:280L/分(動力揚湯)
Na=183.2 K=3.8 Mg=0.1 Ca=9.4 Al=0.5 鉄2=0.2 陽計=197.2
Cl=52.4 HS=0.8 硫酸=260.8 炭酸水素=35.4 炭酸=22.2 F=7.5 陰計=379.1
分析年月日:1993年(平成5年5月12日)
分析機関名:(社)福島県薬剤師会試験センター
温泉利用許可年月日及び指令番号:1994年(平成6年)3月28日福島県指令須第197号
※泉質別適応症:きりきず、やけど
※1000m以上掘削らしい(お客の話)

◎環境省・温泉法14条第1項の規定による掲示(平成17年5月24日改正分)
加水・加温※していません/衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。
入浴剤は使用していません
消毒処理-衛生管理のため、塩素系薬剤を使用して消毒を徹底しています。
掲示者-須賀川市(藤沼温泉やまゆり荘)福島県須賀川市江花字石倉山4-3 須賀川市長
(企画)NPO法人 入浴施設衛生管理推進協議会
※当温泉は、天然温泉100%使用しております。
 なおボイラー設備については、シャワー用水を加温するためのものです。

(トラベルログ)「三春滝桜(白河ラーメン&藤沼温泉)」ブログアルバム

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.sukagawa.fukushima.jp%2Fsisetu%2Ffujinuma%2F2.html

 

早速道の駅利久に行ってきました  投稿者:前橋の温泉好き  投稿日: 4月24日(月)23時23分42秒
  みなさま こんばんわ!早速 本日、吉岡の利久に行ってまいりました。プレオープン初日と言う事で昼間でも結構混雑していました。施設は高崎の湯都里と同じくらいで、近隣ではかなりの大型です。肝心のお湯の方は、100%源泉掛け流しは露天岩風呂の二段になっている上段だけでした。でもこの浴槽はすごくいいと思います!結構な量の投入でお湯は新鮮だし、45度弱の熱湯なのに湯の中は沢山の気泡でいっぱい、浴感はつるつるでした。特に熱湯の泡付は不思議な感じでした。(源泉温度が51.3度なので)温泉成分表の掲示がどこにも見当たらなかったので詳しい成分は不明ですが、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉でPH7.61という風にチラシには記載してありました。今、群馬の温泉旅館や日帰り施設でも温泉成分表の掲示や温泉使用状況の掲示は当たり前のようになりつつあるのに、新規施設での掲示がなかったのは残念でした。あと一応臭いや、テイスティングもしたのですが、花粉症で味覚と嗅覚がおかしくなっているので判りませんでした!皆様も近くにお越しの時は、いい温泉だと思いますので立ち寄ってみてくださいませ〜(施設の回し者じゃないですから)  

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 4月23日(日)11時18分13秒
  どもども、前橋の温泉好きさん、詳細情報ありがとうございます。
高温の重曹食塩泉がかけ流しとのこと、楽しみな温泉ですね。
レポもお待ちしています。
 

道の駅 利久 オープンについて  投稿者:前橋の温泉好き  投稿日: 4月23日(日)07時05分28秒
  みなさん こんにちは! 私の地元紙上毛新聞によりますと、群馬県吉岡町の温泉施設『道の駅 利久』がやっとのこと今月29日にオープンします。施設は男女それぞれ5種類の風呂とサウナも3種類、岩盤浴、露天風呂付個室3部屋があるみたいです。営業は年中無休で午前10時〜午前1時まで、料金は1日730円、3時間580円、土日祝は100円アップらしいです(岩盤浴は25分400円)。24日〜28日はプレオープンで半額で入れるみたいです。露天の写真が出てたのですが、お湯はほぼ透明になってます。茶色っぽいと思ったのですが・・あとすべて源泉掛け流しではなく、1部だけみたいです!  

縄文天然温泉 志楽の湯  投稿者:えんぴつ  投稿日: 4月23日(日)02時35分41秒
  JR南武線矢向駅下車徒歩7分。住宅街にあるこちらの施設。
入り口入ると右側に下駄箱。受付はフロント形式。
廊下の突き当たり右側が脱衣場左側が休憩場です。
脱衣場
一般的な広さ。黒色の100円返還式ロッカー
メイクルームは明るめ。ドライヤー4個、顔用化粧水&髪のスタイリング剤が有り。
浴室
入り口の所に露天出入り口、休憩用の長椅子。
手前から洗い場、味噌樽風呂、海底蒸し風呂、蔵石風呂があります。
洗い場の幅が広くカランが高めの位置に設置されています。その為かがまなくてもいいのはちょっと嬉しかった。カランは一般的な物。ただシャワーの出口が変わっていました。
シャンプー、リンスー、ボディーソープ、洗顔フォームは置いてあります。洗面器、椅子はオフホワイトで統一。
体を洗い、まずは蔵石風呂。2〜30人は入れる大きさ。味はしょっぱ〜い塩味。目にはいるとヒリヒリ痛いです。体がなんとなく浮くかなと思う浴感です。湯温はやや熱かったです。
味噌樽風呂は白湯ですがお湯が柔らかいかなぁ〜。と思います。
海底蒸し風呂は低温ミストサウナです。
露天はかなり広い岩風呂。いかにも作りものの岩風呂ではなく自然にそこにあった物を利用しているという雰囲気。岩も何と無く触り心地がよく「なでなで」したくなりました。湯温はやや温かったです。露天には東屋もありました。
湯上がり後は背中に重くのしかかるズッシリ感がありました。このズッシリ+だるだる感を両方感じると長湯しすぎの証かなと思います(笑)。
場所 神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
電話 044-522-0347
入浴料金 850円
営業時間 10:00〜24:00
泉質 ナトリウム―塩化物強食塩泉(高張性弱アルカリ性温泉)
主成分は以下の通りです。
単位r(1s中)
陽イオン
ナトリウムイオン 9586.00
カリウムイオン 276.00
アンモニウムイオン 137.70
マグネシウムイオン 181.80
カルシウムイオン 472.30
アルミニウムイオン 1.00
鉄(U)イオン 5.50
マンガンイオン 0.50
陰イオン
塩素イオン 16460.00
臭素イオン    68.60
ヨウ素イオン  26.40
硫酸イオン     3.60
炭酸水素イオン433.20
炭酸イオン 0.60

非塊離成分
メタケイ酸 58.10
メタホウ酸 15.80

溶存ガス成分
遊離二酸化炭素 18.50
 

亀山(君津笹)温泉 「湖水亭 嵯峨和」  投稿者:うつぼ  投稿日: 4月22日(土)23時46分26秒    編集済
  房総の湯巡りの9発目です。長文連打ごめんなさい。

<亀山(君津笹)温泉「湖水亭 嵯峨和」>(君津市、時間要問合せ、700円、0439-39-3222)
亀山湖畔にある温泉旅館。自家源泉との情報があったのでいってみました。
場所は、R465と県道24千葉鴨川線(久留里街道)を結ぶ亀山湖畔の道沿い。久留里街道からだと笹の信号(出光のGSあり)を東に入りすこし走った右手。明覚院というお寺のそば。つぎにレポする「亀山温泉ホテル」もこの道沿いにありここから車で数分です。
なお、養老温泉にも姉妹店がありここも追ってレポします。

料理に力を入れていて、四季の食材をつかった創作料理の定食がだいたい1,000〜1,500円(予約不要)。食事すると入浴料700円が無料(入湯税150円別途)になるので、食事を兼ねていくのがお得です。当日はしし鍋定食1,785円とたけのこご飯&若竹豆腐定食1,365円を食べました。食事処からは亀山湖がのぞめます。

廊下の奥に3つの浴室。手前から露天風呂、檜風呂、岩風呂で、檜風呂は貸切制1,575円。露天と岩風呂は男女交替制らしく、この日の男湯は岩風呂でした。
連れによると、露天は実際には屋根掛けされた半露天(石造4.5人くらいの浴槽ひとつ)ながら、なかなか落ち着いた雰囲気だったとのこと。

岩風呂は石枠コンクリ底4.5人の内湯がひとつ。二面採光ですが、〆切でややこもり気味。窓の外には竹林が広がります。カラン3、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。土曜14時で男女湯とも独占。(他に食事&入浴客が2組いた)
浴槽奥に岩の湯口あり、冷たい水(ツルすべ強く源泉?)と熱湯とを奥で混合し投入しています。黒湯につき槽内柱排湯不明ですが、そこそこのオーバーフローもあります。

ほぼ適温のお湯は、透明度70cmくらいの濃紅茶色の黒湯。湯面に白い結晶と湯中には黒い浮遊物がただよいます。はっきりとした重曹味。浴室内にカルキ臭がただよっていましたが、お湯からはほとんど臭わなかったので、浴室清掃時の消毒剤の臭いが残っていたのかも・・・。湯口奥の冷水にはかすかなイオウ臭?、湯面には黒湯系の化石肥料臭があります。かなり明瞭なツル(ヌル)すべと相当な温まり感があり、よく発汗する入り応えのあるお湯です。

全体にのんびりとした空気がただよっているので、食事をしながらゆったりとするのにいいお宿だと思います。

Na-炭酸水素塩泉 19.5℃、pH=8.6、80L/min(200m掘削揚湯)、成分総計=1.29g/kg、Na^+=332.0*mg/kg (96.05mval%)、Cl^-=10.3 (1.95)、HCO_3^-=785.5* (86.24)、CO_3^2-=34.9*、陽イオン計=347.5 (15.04mval)、陰イオン計=858.8 (11.92mval)、メタけい酸=74.3、腐食質=11.0 <H12.8.1分析> (源泉名:湖水亭嵯峨和)
*) 分析書不鮮明につき転記ミスあるかも。

■宿の人のはなしによると、200mほど掘削して出たこの源泉は、亀山ダムの工事関係者の宿泊に使われていたころから利用していたとのことです。
 

濃溝温泉 「千寿の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日: 4月22日(土)23時41分22秒    編集済
  >ONKEN21さん
群馬・埼玉最新温泉情報、ありがとうございます。

伊香保の大老舗「ホテル金太夫」がなんと買収ですか?、びっくり
注目の早稲田天然温泉「めぐみの湯」は料金強気の1,300円ですか?  う〜む。

>めがねさん
青堀温泉「静養圏」
> 成分総計10を超えてるかも?
歴史ものの分析書で固形物総量=16.974(g/kg?)、浴感からしても高張泉の感じが・・・。

市原はかなり強烈ですね。喜連川系アブラ臭ただよっていたカランはどうでした?(アロンアルファ臭のレポ(笑))。七里川もなかなかの本格派ですな。私も千葉から2湯行っときます。

房総の湯巡りの8発目です。

<濃溝(のうみぞ)温泉「千寿の湯」>(君津市、10:00〜22:00、800円、0439-39-3791)
温泉好きのあいだでは定評のある民営日帰り施設。
東京方面と外房・鴨川を結ぶ最短ルート、房総スカイラインと鴨川道路をつなぐ県道24千葉鴨川線(久留里街道)の道沿い、すぐよこに立派な渓流公園がある開けたところでPもたくさんあります。道から引き込んでいるのでロードサイドの喧噪はありません。

温泉施設っぽくない洋風の白いこぢんまりとした建物、房総にはこのような無造作で小規模な温泉施設が多いですね。食事処「みつ葉亭」も併設しています。
せまい受付のすぐよこに男湯と女湯。奥に休憩所。

脱衣所、浴室ともにせまく、浴室奥に石造4.5人の浴槽がひとつ。手前にカラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜16時で独占〜3人。浴槽はとても入りごこちのいいもので、窓の外には笹川の渓谷が見おろせます。

湯口から浴槽の縁をまわした木樋経由で数ヶ所からの投入(たぶん加温源泉)は、槽内の温度ムラをなくすためかと。槽内柱排湯はみあたらず、洗い場側への上面排湯は、房総では貴重な加温かけ流しでしょう。

やや熱めのお湯は、きもち黄色味を帯び、白くこまかな粒子と茶色の湯の花が舞っています。はっきりとしたたまご味としぶ焦げ+甘イオウ臭でイオウの気配明瞭なお湯。かなり強いヌルすべと湯口そばでは少量ながらアワつきもある、包み込まれるようなやさしい湯ざわりをもつお湯で、これは一級品。規定泉とは思えない充実の浴感です。
じっくりと味わいたいお湯ですが、浴槽と洗い場以外に居場所がないのがちと辛いかな。

施設内容にくらべ800円はやや高い気もしますが、房総でも屈指の良泉なので、近くまでいったら必浴だと思います。
なお、源泉は笹川沿いに湧いているそうで、玄関わきに源泉の出るカランがあって、自由に持ち帰りできるようです。

規定泉(重炭酸そうだ)(Na-HCO3・Cl型) 15.7℃、pH=8.5、22L/min自然湧出、成分総計=0.763g/kg、Na^+=198.4mg/kg (89.52mval%)、Cl^-=75.6 (21.58)、硫酸塩=65.8、HCO_3^-=350.9 (58.??)、CO_3^2-=18.0、陽イオン計=222.5 (9.64mval)、陰イオン計=510.7 (9.87mval)、メタけい酸=74.3、腐食質=11.0 <H12.8.1分析>
 

松の湯=黒湯の横綱が故障で休場。  投稿者:桃猫。  投稿日: 4月22日(土)21時20分0秒
  こんばんは。ひさしぶりに近郊の黒湯などに浸かろうと、京急にて花月園まで出かけてみました。黒湯ファンに長らく愛されてきた特濃の黒湯=生麦にある松の湯に充たされていたハズの黒湯は無くなっていました。非常に、残念ですが、汲み上げが故障したため、すべて白湯に変えているとのこと。水道水仕様の銭湯として、営業自体に支障はないものの、あの一寸先も墨汁みたいな黒湯は二度と拝めなくなってしまったようです。今後の展開は予測できませんが、とりあえず黒湯はストップされたままで行くそうです。とりあえず報告レポでした。  

佐野天然温泉・湯処のぼり雲  投稿者:週末田舎人  投稿日: 4月22日(土)20時39分3秒    編集済
  買っておいて、一通り読んだ上で棚に放ってあった「自遊人」パスポも、気が付けばもう残りわずかの有効期限。
ピンと来るお湯がなかったものでそのままにしてあったのを見つけ、一つくらいは消化しておこうと言う事で、自宅より比較的近い横須賀は衣笠の「佐野天然温泉・湯処のぼり雲」へ訪問して来ました。みしゅらんレポにも出ていますが、僭越ながら。

何となく雑誌「湘南スタイル」に出て来そうなコンクリ打ちっぱなしの建物と、何故かエントランスにある旧家の門構えがヘンテコリンな感じ(笑)。横横道路の衣笠ICから横須賀方面へ走ってすぐ見つかったので発見は容易でした。

受付でパスポを掲示すると、明るい笑顔で「ようこそいらっしゃいました!どちらからおいでですか?」との女性店員の応対。ここで全て合格点を与えてもいいような気がしましたねえ。応対って大事だなあ。気持ちよく使わせてもらいます。ありがとうと感謝の心で4Fの湯へ(エントランスが3Fで浴室が4Fでした)。

洗い場と内湯は続きのふた間分の造りで余裕があります。一本の柱から番傘のように広がる天井は高く白壁とあいまってプチリゾート気分と言う感じ。洗い場はセパレートタイプになっており、ヒノキとトニック系のボディソープが座り位置によって選べるのはユーザーフレンドリー。
露天は歩行浴&ジャグジー用のプール、木で縁を切った露天と岩風呂が一つづつと、サウナに水風呂と一通り。露天は散り切った桜からバトンを受けたつつじが赤く咲いておりました。

お湯は加熱したものを投入しており、内湯では黄緑透明、露天ではグレーがかった深緑透明に濁っていました。浴槽内でもお湯を動かしている様子で、海水系の軽い塩味に重曹のヌルスベと重曹臭+房総の鉱泉で嗅いだ事のあるような薬臭がありました。緯度的には房総と同じ程度ですからねこのあたりは。
重曹らしく少しとろみのあるお湯は加熱しているのにもかかわらず意外なほどたっぷりの気泡が残っており、はじけずに湯の中をくるくると舞っています。何でしょうね。固まりはあぶくのように粘っこく表面を流れるので、メタンでしょうか。

特に岩露天でお湯が良く、首までとっぷり→岩に腰掛けながらぼーっを繰り返すこと一時間。たっぷり楽しませてもらいました。値段のせいか(本当なら1000円ですからね)客数も落ち着いています。持参の「自遊人」によれば、「加温循環しているが、源泉の注入量は多い」施設だそうで。細かい事は分かりませんが、お湯の素性が出ているので確かにと思わせられる部分はあります。
強烈ではないながらも明確な印象が残ります。このお湯を野菜で言えば…ミョウガ?

三浦半島は都内からはイマイチ行きづらい割には湯巡りが出来るほどの土地柄でもないので、なかなか足が向かないかもしれません。
ただ、パスポを持っている方でここを逃すのは少しもったいないかも。

泉温29.9℃のナトリウム塩化物炭酸水素塩泉(含重曹弱食塩泉)で、成分総計は2.195g/kgだそうです。
 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 4月22日(土)07時23分54秒
  >ONKENさん
>3.早稲田天然温泉「めぐみの湯」
強食塩のしかも高温泉がかけ流し。楽しみですな。
情報ありがとうございます。

>めがねさん
お忙しいようで。ずいぶんと頼もしい壷湯のようで。
300人ってどこから捻り出された数字なのかなあ。

スパ銭も侮れませんね。
 

千葉方面  投稿者:めがね  投稿日: 4月22日(土)00時33分27秒
  最近、仕事が忙しくなかなか書き込みできないのですが・・船橋での仕事が多くなり千葉方面をちょこちょこ攻めています。

・青堀温泉「静養圏」・・かなり濃そうな黒湯系食塩泉。建物前の源泉では軽快なアブラ+アンモニア+ガス臭、石鹸状態。ただし、浴槽はガス臭のみなのは不思議。露天は適温でのんびりできます。成分総計10を超えてるかも?

・市原天然温泉「江戸遊」・・うつぼさんご指摘の例のアロンアルファ臭は感じられません(^^)でした。見てくれただの黒湯に見えますが、恐らくここの壷湯に浸かると思わずニヤッとしてしまう方が関東に300人位はおられるでしょう(^^)近場で新潟の平野部を感じたい方(特に中条、新津ファンの方)にはいいかも。青堀はここに近いスペックに思えるのは私だけ?とにかく素晴らしいアンモニア臭です。

・七里川温泉・・定休日につき源泉のみ見学。湯口は白い拙出物+見事な甘いイオウ臭。イオウ味+重曹味でかなり美味。ぼけぼけの犬もいい味を出しています。

・白岩温泉・・鴨川市と君津の境界の山中にある秘湯。旅館らしいですが、フロントはほとんどスナック(^^)やや緑がかった透明湯、甘いイオウ臭+金気臭、薄いイオウ味の美味。アワアワ。規定泉のようですが、かなりの実力ありのお湯と見ました。海水浴シーズンは混みそう。

詳細なレポは仕事地獄脱出後という事で・・いつになるやら・・
 

群馬・埼玉最新温泉情報  投稿者:ONKEN21  投稿日: 4月22日(土)00時03分40秒    編集済
   最近、連投で独占状態にしてしまい、すいませんm(__)m
地元の最新情報を手短にお伝えします。皆さんのお持ちの情報も投稿お願いします!

1.健康ランド 太田天然温泉「湯源郷」(群馬県太田市)の公式HP発見!
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tougenkyou.jp%2F
なお、4/24〜27は改装のため休館、4/28は無料、4/29〜5/7は一律840円とのこと(@niftyクチコミより)

2.伊香保温泉「ホテル金太夫」(群馬県渋川市)、伊東園グループ(スタディー)に買収
夏休み前よりバイキングスタイルで7800円で宿泊可、買収は伊香保グランドホテルに次ぐ。
↓4/20付群馬経済新聞及び4/21付上毛新聞経済面(上毛Web記事なし)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.gunkei.com%2Fhistory%2F20060420l.html

3.早稲田天然温泉「めぐみの湯」(埼玉県三郷市)4/27オープン(4/21からは招待者限定)
埼玉県2位の塩辛い高張泉、100%源泉かけ流しを売り(温泉分析書)、入館料1300円。
ナトリウムー塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温泉)45.4℃、300L/分、pH7.2、成分総計 24.44g/kg
Na=8190 Mg=338.0 Ca=491.9/Cl=14750 炭酸水素=281.9/ケイ酸=83.1 ホウ酸=83.3
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.meguminoyu.com%2F

4.上州吉岡の湯「天然温泉 湯の道利久」(群馬県吉岡町)月末オープン?
北関東最大規模の施設とホテルで培った高いサービスを売りに。露天風呂は掛け流し。
(↓HOTなHOTELリ・オープンのポスターの一番下を参照)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.grace-inn.co.jp%2F
 

岩井温泉「岩井屋」(山陰の温泉めぐり25)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 4月21日(金)23時31分31秒    編集済
   本日は鳥取県最東部、兵庫県との県境が近い岩美町の山陰最古の湯、湯かむり温泉で知られる
岩井温泉岩井屋の足元湧出の岩盤湯をレポします。三朝温泉旅館大橋など“新境地の中国岩盤湯
シリーズ”もこれで最後です。

 東郷温泉から再びR9へ出て鳥取市方面へ東進。因幡の白兎で有名な白兎海岸や鳥取砂丘を過ぎ、
鳥取市街から約20km京都寄りをかんぽの宿因幡岩井方面へ斜め左折、R9の旧道へ。R9バイパスを
アンダークロスし、かんぽの宿を右に見て、約500m行くと、古い宿場町風情を漂わせた岩井温泉街
があります。温泉街には一番手前(鳥取市寄)左手に、まだ新しい共同浴場の「ゆかむり温泉」。
その隣の交差点角に「岩井屋」奥に「花屋」、岩井屋向かいに「明石家」の3軒の旅館があります。

 共同浴場のゆかむり温泉も加水ながら、源泉かけ流し100%で良いのですが、ここは巌窟風呂の
ある「岩井屋」の日帰り入浴に期待します。なお、岩井温泉の歴史は日本書記に記された西暦645年、
有福・温泉津と並ぶ1300年の歴史がある山陰最古の湯です。
♪ヤレヤレ始まる、始めたところは因州因幡の岩井温泉、湯かむり唄だよ♪
と100番あるという唄を唄いながら、柄杓で湯をたたいてタオルを被せた頭に湯をかける「湯かむり」
は岩井温泉独特の奇習として今も伝えられています。詳しくはゆかむり温泉の公式HPへ
主に12月〜3月に行うらしいです。

 岩井屋は江戸時代末期の創業。旅籠の風情を色濃く漂わせる建物の造りはすばらしいです。
平成17年7月改装したばかり。夕食抜きで岩井屋に着いたのは夜7時。受付で日帰り入浴を希望
すると夜7:30より男女を入れ替えるとのことで30分しか入浴時間がありません。受付に巌窟風呂
についてお尋ねすると、何と本日が男子で、明朝は女子になってしまうとのこと。今夜はゆかむり
温泉で明朝岩井屋にゆっくり入っても良いかなと思っていたのですが、急遽、烏の行水覚悟で突撃!
受付に750円を払います。30分ではもったいないな〜(^^ゞ

 館内の造りは旅館としてはインテリアが洗練されていて特筆されるもの。鳥取県内では三朝の
「旅館大橋」と双璧をなす良い旅館かも知れません。いつか泊まってみたいものです。急いで
渡り廊下を歩いて浴室へ。手前右手がこの日は女子だった“檜の湯端”改め新装「祝いの湯」。
正面がめざす「源泉長寿の湯」「露天背戸の湯」です。夜8時に男女交代のため、日帰り客は
一日おきの日替わり(半分の確率)で、宿泊者は両方入ることができます。脱衣所は高台にあって
源泉長寿の湯を見下ろすことができます。脱衣所を出て階段を下りると、扉の外に「露天背戸の湯」
反対側に「源泉長寿の湯」がありました。夕食時間のため入浴客は2人いただけ。

 まずは「露天背戸の湯」へ。露天と言っても屋根や壁に覆われ開放感には乏しい岩風呂です。
ゴミ取りの循環はあるらしいですが、塩素臭なしのきれなお湯が竹筒から投入され、そのまま
あふれています。いよいよ目的の「源泉長寿の湯」へ。浴槽は長方形で手前2辺は石組で段に
なっており、奥側は底に松板が敷いてあって背が立つほど深くなっています。壁際に飲泉と
書かれた投入1ヵ所、松板の下からわすかに気泡を上げながら足元湧出あり、そのままあふれて
床にオーバーフロー。お湯は底まではっきりと見えるほど透き通っていて、吸込まれそう(^^)
投入口の柄杓で無味無臭無色透明な湯を飲むとくせがなく、石膏系のまろやかな味があっておい
しいです。岩盤湯という観点から見ると松板のある分、きれいで入りやすい反面、野趣には欠け
るかなという感じもします。ケガ防止のためでしょうけど、松板を外して中を見てみたいものです。

 中国岩盤湯めぐりも最後になりました。私的に中国岩盤湯をランク付してみましょう。
1位:緑郷温泉「郷緑館」(岡山県):ホンモノの足元大量湧出の岩盤湯、ヌルイお湯が最高。
2位:真賀温泉館「幕湯」(岡山県):共同浴場の風情あるお風呂として中国一。
3位:奥津温泉「奥津荘・鍵湯」(岡山県):お湯、雰囲気共良いが、足元より壁際湧出が多かった。
4位:三朝温泉「旅館大橋・巌窟の湯」(鳥取県):ゲキ熱&加水は×だが、放射能で効能高そう。
5位:岩井温泉「岩井屋・源泉長寿の湯」(鳥取県):野趣にかけるが、情緒や美しさは評価。
という結果になりました。岩盤湯というのは東日本には割と少なく、こうしてはるか遠い中国地方
で岩盤湯に入れるだけでも感激ものでした。5ヶ所すべてがすばらしく、非常に印象に残りました。
皆さんも岩盤湯で新境地を開いてみてはいかが?

 温泉分析書は昭和27年11月のかなり古い額入り脱衣所にあるのみ。早く更新した方が良いかも。
分析書は「御名湯温泉」、温泉利用状況は日本温泉総合研究所の各HP参照。

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉50.0℃、pH7.4、154.74L/分、成分総計2036.3mg
泉源3本(岩井温泉元湯@上記分析書、不明、休止)
全浴槽:加水なし、加温なし、かけ流し
「長寿の湯」:浴槽直下より自噴/「背戸の湯」:ゴミ取りのための循環あり

※お風呂の中に茶色の物質が浮遊又は沈殿することが
ありますが温泉の成分ですから安心下さい。

(参考)松田忠徳教授の「御名湯温泉」/郡司氏All About日本秘湯を守る会
※山陰の温泉めぐりアルバム@岩井温泉6枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fiwaiya.hp.infoseek.co.jp%2F

 この後、再び鳥取市内へ戻り鳥取温泉街にある「かぶら亭」という料理店で“かに汁定食
@1500円を食べ、鳥取砂丘で車中泊、半日散策して、日本海と山陰を後にしました。さようなら山陰!
 

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