クチコミ 情報
2006年2月1日〜2月10日

さいたま清河寺温泉  投稿者:よしか  投稿日: 2月10日(金)14時11分14秒
  みなさまに遅れること一週間。やっと昨日行ってきました、さいたま清河寺温泉。
本当はもっと早く行きたかったのですが、タイミング悪く家族がインフルエンザになってしまい、すっかり遅くなってしまいました。

やっぱり一番印象的なのはあの泡でしょうか。
仮設時代を知っている分、大人しくなっちゃったなぁというのはありますが、それでも十分楽しめました。
ほとんど露天の生源泉湯に入っていたのですが、お湯の中に沢山の細かい泡が漂っているのが見えますし、じっと入っていると全身にびっしりと小さな泡がつきます。
湯口の所に手を当ててみると、手の上を流れるお湯からごく細かい泡が分離して、指の関節の所とかにびっしりついて光っているのが楽しいです。
朝一番で入ったので、特に最初のうちの泡付きが良く、何度も何度もすべすべと払い落として遊んでしまいました。
泡の量は先日行った栃木温泉湯楽の里と匹敵するぐらい・・・いや、清河寺の方が多いかな。

鉄と出汁系の臭いで、味も海苔茶漬け風で美味しいです。最後にちょっと苦みが残るかな。

生源泉湯の湯温計は30度をさしていましたが、中央部は自分の体の表面温度よりは少し高いくらいに感じました。
私はかなり寒がりだし、昨日の気温はかなり低く風も強かったのですが、この温度なら何時間でも入っていられると思いました。
湯上がりはコーティング系のすべすべ感が得られます。

男湯の方は生源泉湯では泡がつかないし湯温計も5度ぐらい低いと聞いたのですが、そうすると、かなり女湯の方が条件がいいのかもしれないですね。

仮設時の清河寺温泉が野生児としたら、さいたま清河寺温泉はぴしっとスーツを着こなして、まあどうしちゃったの?という感じですが、中身はやっぱりあの清河寺温泉だなと嬉しく思いました。
また機会があったら立ち寄りたいです。

追記
話は変わりますが、さっき乳頭の鶴の湯で事故があったニュースを知りました。
雪崩で入浴客が巻き込まれて行方不明者と重傷者が出ていると知り驚きました。
年末年始に新潟に行って、今年の雪のすさまじさは目の当たりにしてきましたが、これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fspa.s5.xrea.com%2Fbroom%2Fsaitama%2Fseiganjif.htm

 

「湯の道 利久」(上州吉岡の湯)4月末オープン!/羽生湯ったり苑再訪  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月10日(金)02時40分4秒    編集済
   毎度のスクープです!2月8日付上毛新聞7面(経済面)に耐震強度偽装で休業中(3/21再開)の
グレースイン前橋」が群馬県吉岡町に建設する日帰り温泉施設で温泉が湧出したと伝えていました。
関連情報として昨年5/26号群馬経済新聞のWeb記事もご覧下さい。
上毛新聞の見出しと記事の要約は以下の通りです。Webはありません。

見出し:吉岡で温泉湧出 4月に日帰り施設開設 掛け流しの露天風呂 ケイティエス
記事の一部と要約
 ケイティエスホテルシステムズ(前橋市千代田町、久保田利雄社長)は7日、吉岡町大久保の
県道前橋伊香保線沿いで掘削していた温泉が湧出したと発表した。
日帰り温泉施設「湯の道 利久」を4月末に開設する。

・2005年8月掘削開始、2006年1月中旬、地下1400m地点で湧出。
・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)51.3℃、270L/分
施設:
2階−岩風呂や檜風呂など4種類の露天風呂(源泉掛け流し)、ジェットバス、内湯、サウナ
1階−大広間(飲食可)、テーブル席、露天風呂付き個室
(利用時間の制限は設けない方針)

(私より)
 群馬県内の日帰り温泉施設としては、3/3オープンの浜平温泉しおじの湯(上野村)、
同月中旬の健康ランド太田天然温泉「湯源郷」(PIT100太田店)に続く今年3番目の新規オープン
となります。吉岡町内ではよしおか温泉船尾の湯「リバートピア吉岡」に次ぐ2例目ですね。
 なお、埼玉県三郷市では同時期に早稲田天然温泉「めぐみの湯」が4月21日にオープンするそうです。
らくださんのスクープより

★温泉掘削競争の話題再び…
 あと温泉掘削関連の話題ですが、群馬県の掘削規制に伴う掘削不許可に関して、群馬県が敗訴
した模様です。地方自治体が掘削規制するにしてもよほどの根拠がない限り規制できないとの判断
のようです。残念ながら業者主導による掘削競争に歯止めはかかりそうにありません。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.raijin.com%2Fnews%2Fthu%2Fnews08.htm

★羽生湯ったり苑
 昨夜、オープン日以来、久々に行ってみました。F市から行く、群馬・埼玉深夜温泉シリーズ。
途中、羽生市内の「ラーメン大雅」で札幌純連系の味噌ラーメン(700円)を食べながら(地図)…。
自宅から羽生湯ったり苑まで利根川を下ること、車で45分でした。

 羽生湯ったり苑は同じT岡設計ということもあってか、さいたま清河寺温泉とそっくりだとよく
言われる施設です。行ってみて、なるほど建物の造りは似ています。ただし、ロケは清河寺=丘陵・
迷路型、羽生=平野・直球型で一長一短がありますね。
 お風呂の造りも似ているのですが、清河寺は内が循環・真湯型、露天がオール掛け流し型に対し、
羽生は内露天各々にかけ流し・循環・真湯の3種が一通り揃っているタイプです。
 ちなみに羽生はオープン時は露天は源泉湯は掛け流しでいいとして、他は温泉使用の循環だと
思ってました(^_^;)。ところが昨日、露天の温泉表示を確かめたところ、源泉湯とそこからあふ
れた湯を受ける浴槽(岩風呂・寝湯=塩素入循環)以外はすべて(湯畑・壷湯・寝転び湯・蒸気房)
真湯であると気付きました。真湯に関しては温泉利用状況を表示する義務はありませんし…。
なるほど、露天の大部分を真湯にすることで、内湯にかけ流し浴槽を設置できたのかと納得。
でも、露天の真湯の部分は多くても、内湯にかけ流し浴槽を設置できたことは要介護者を介護する
方にとってはすばらしいことだと感じました。
 お湯自体は色・泡付きは清河寺が上、におい・湯温は羽生が上、あとはどっこいどっこいで
しょうか。湯温に関しては清河寺の非加熱浴槽があって夏は有利になるでしょうけど、冬の今は
元々泉温の高い羽生の方が自ずから有利になってしまいますね。羽生の温泉表示は内・露天の
源泉湯に関しては加温なしとなっています。
 入浴客ですが、羽生は21時以降になると、閉店時間が23時と華のゆ(24:30)より少し早いせいか、
はたまた行田茂美の湯のアフターナイン300円に流れてしまうのか、大変引きが早いです。
閑散としていて源泉湯なんて22:30以降は完全一人占め状態でした(^^)v
 温泉分析書は施設のチラシに記載があります。脱衣所内浴室入口にも掲示がありますが、
字が細かすぎて読むのに苦労するでしょう(^_^;)。浴槽横のパウチについては外され、代わりに
温泉利用状況が掲示されていました。

内湯「源泉湯」・露天「源泉湯」:加水なし・加温なし・循環ろ過なし・塩素消毒なし
内湯「常泉湯」:加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素消毒あり
(露天岩風呂・寝湯も内湯常泉湯と同じと思われる。他は表示なしのため真湯だろう)
温泉利用許可:指令薬915-1〜4
2006年点検のための休苑予定日:4/12(水)・13(木)・6/7(水)・9/6(水)・12/19(火)・20(水)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yuttarien.com%2Fhanyuu%2F

 

郷緑温泉「郷緑館」(山陰温泉めぐり12)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 9日(木)02時57分42秒    編集済
   風邪のため遅れてました。岡山県美作の湯2湯目は真庭市(旧湯原町)の湯原温泉郷の一つで
一軒家の郷緑温泉郷緑館をレポします。“新境地の中国岩盤湯めぐりシリーズ”は三朝大橋・奥津荘
鍵湯に次ぎ、第3段となりますが、ここが一番感動したところです。

 奥津温泉を一旦南下し、県道56号を湯原方面に右折。しかーし、工事中で通行止め。看板に
従って迂回するも中国山地の深い山の中を行ったり来たり。その迂回路もものすごく狭い林道で
対向車が来ようものならアウト、すれ違い不可。ずうっとこんな道ばっかでドキドキでした(^_^;)
でも運のいいことに対向車はなかったです。それにしても中国山地の山深さにはヘキヘキとしました。
通常ですと、大阪方面からは中国道落合JCT経由米子道湯原IC下車。湯原方面へ下りた次の信号を
美甘方面に左折、約2km行ったら左手に左折。ICより車で5分とアクセス最良。山すその石垣の上
に農家風の素朴な一軒家である郷緑館がありました。

 郷緑館の石垣の下に駐車場があって玄関へ通じる石段を登っていきます。玄関はまさに素朴で
鄙びた感じの宿。東日本で言えば、新潟松之山の植木屋旅館とそっくりです。日帰り入浴は16時
で終了みたいでしたが、中国山中の山道に悪戦苦闘してたら15:30に…。気さくな女将さんにダメ
モトで聞いてみると、快くOKとなりました。入浴料500円を払います。まずは女将さんから、
浴場の場所を案内しながら、入浴方法の説明を受けます。女将さん曰く
「ここは必ず岩盤の方のぬるい湯から入って下さい。最初に加熱の方に入ってしまうと、
ぬるい方が冷たく感じてしまって入れなくなってしまいますから…」
私:「ここは確か天然の岩盤から湧き出す湯ですよね?」
と言うと、女将さん、うれしそうに自信たっぷりにうなずきます。これは楽しみ(^^)

 浴場は男女共用1ヵ所のみで貸切で使います。浴場ではザーザーと滝のような音が響き渡って
います。期待しながら行ってみると、何のことはない、加熱湯の循環湯の投入音でした(^_^;)。
浴室の中はこじんまりしていて少し薄暗い感じですが、手前に爆音を発する御影石の加熱湯、
奥が見せ所の岩盤湯。岩盤湯の浴槽の縁こそ御影石になってますが、浴槽内は深いデコボコの
岩盤になっています。岩盤の割れ目の至る所から気泡を上げながらお湯が大量に湧き出しています。

 まず指示に従い岩盤湯に入ります。何と首元まで浸かりそうなほどの深さ。下は凹凸が激しく、
転倒や岩で足を切らないよう注意。お湯は熱かった三朝やぬるかった奥津よりもさらにぬるく、
もはや冷たい感じ。しかし20〜30分浸かっているうちにホカホカしてきて、結局、加熱には入り
ませんでした。湯上り後は脱衣所では震える程寒かったですが、服を着るとすぐにポカポカしてきます。
無味無臭無色透明で澄んでいて自分の肌が青みがかったようにきれいに見えます。

 オーバーフローも床がせせらぎができるほどの量で、岩盤の底の至るところから気泡が上がって
いることからも本当に岩盤全体からお湯が湧出しているようです。三朝や奥津、後で行く真賀の
岩盤は一部分からしか湯が湧いてませんでしたが、郷緑の岩盤湯の足元湧出はホンモノだと確信
しました。中国岩盤湯シリーズで最も感動したのが、ここ郷緑です。このお湯は未来永劫いつまで
も守っていってほしいようなまさに温泉遺産級の湯だと思います。ここはオススメします。

 温泉分析書と手書きの利用状況、舌代が脱衣所に掲示されていました。以下の通りです。

第166号 温泉分析書
1.申請者:岡山県真庭郡湯原町大字豊栄1515番地 湯原町長 ●●●●
2.源泉名:郷緑温泉(No.1)
 湧出地:岡山県真庭郡湯原町大字本庄字湯ノ段714番地(郷緑館:本庄712)
3.湧出地における調査及び試験成績
(イ)調査および試験者:岡山県環境保健センター 2名
(ロ)調査および試験年月日:平成元年2月2日
(ハ)泉温:34.2℃(気温4.0℃)
(ニ)湧出量:30.5L/min(自然湧出)※
(ホ)知覚的試験:無色 澄明 無味 無臭
(ヘ)pH値9.1
(ト)ラドン(Rn):3.0×10^-10Ci/kg
4.試験室における試験成績
(イ)試験者:岡山県環境保健センター
(ロ)分析終了年月日:平成元年2月18日
(ハ)知覚的試験:無色 澄明 無味 無臭
(ニ)密度:0.9984(20℃/4℃)
(ホ)pH値:9.1
(ヘ)蒸発物残留物:0.12g/kg(180℃)
5.試料1kg中の成分
Na=31.3 K=0.8 Ca=0.5 Mg=0.2 陽計=32.8
Cl=8.9 硫酸=29.3 F=0.8 炭酸水素=6.1 炭酸=12.0 陰計=57.1
メタケイ酸=35.1 メタホウ酸=5.7 非解離計=40.8
溶存物質・成分総計=0.13g/kg
その他微量成分:総水銀<0.0005 総ヒ素・銅・鉛<0.005
6.泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
平成元年2月20日 岡山県環境保健センター所長
※郷緑温泉全体では123.6L/m(湯原温泉郷のHPより

大風呂は自然湧出かけ流しです
上がり湯は
加水 無し
加温 上がり湯に利用
循環ろ過 衛生管理の為
入浴剤 無し
消毒 オゾン

※舌代(一部)
一、身体に熱のある時は必ず入湯しないで下さい。
  其の他身体のわるいお方は入湯前にお知らせ下さい。
一、当温泉は寛永ニ年(西暦1625年)からの歴史ある名湯であります。
一、泉質は弱アルカリ性で飲まれて胃腸、肝臓病
  に良く皮膚病には特効あり
一、温度は摂氏35度の低温ですが決してカゼやヒヱ
  等の心配はありません。皮膚病の重い人軽い人の
  ちがいはありますが大体三日目五日目七日目に効果があらはれる
注)実は私、この時、湯当たりしたのか、風邪(発熱)のような症状が出てましたが、この掲示
には気付きませんでした。結果は翌日にはすっかり良くなってました(^_^;)

(浴室内水槽跡に掲示)
※郷緑温泉歴史
当温泉ハ今ヲ去ル事凡ソ二百有余年前
未ダ本庄ニ温泉ノ開ケズソノ頃温泉ハ
総テ薬師如来ノ御恵ナルガ如ク称ヘ
居リタル時本庄村ノ其農夫之ヲ発見シ
是レ薬師如来ノ御恵ナラント其以来
諸病症所皮膚病等ニ患スル者此温泉ヲ
患部ニ注クニ暫クニシテ全癒セザル
ハナシ寛永ニ年備後ノ住金十郎ト称
スル人当温泉ヲ堀リ諸人ニ入浴スルノ
便ヲ与ヘタリ其後明治十七年始メテ
温泉ノ許可ヲ得テ郷六ト字名ヲ付ケ後
郷緑温泉ト名付ケタリ
泉質効能
(イ)皮膚病 (ロ)痔ノ類 (ハ)切傷
(ニ)毛虫ノ刺傷 (ホ)リュウマチス
(ヘ)神経痛 (ト)打身 (チ)草マケ

(参考)All About郡司さんレポ秘境温泉神秘の湯
山陰温泉めぐりアルバム郷緑編4枚

厚生労働省指定国民保養温泉
スッポン温泉養殖場
郷緑館
岡山県真庭市本庄712
TEL.0867-62-2261(代) FAX.0867-62-3961
 

Re:朝日be日曜版 >ミミさん  投稿者:デミオ  投稿日: 2月 9日(木)02時04分29秒
  >例えばエビアンの水で湧かしたお風呂などはとても贅沢に感じますから

日光湯元の奥日光高原ホテルには、1昨年まで、
白根山系の伏流水100%の風呂がありました。
言われてみればミネラルウォーターずくしの湯というのも贅沢ですね〜

鉱泉もいいところはいいですね
 

NHK教育「知るを楽しむ」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 8日(水)22時05分34秒
  今夜から毎週水曜日22:25〜50(再放送翌水曜朝5:05〜30)、NHK教育「知るを楽しむ」という
番組にて「本物の温泉」というテーマで4回に渡って、松田教授の出演による放送が行われる
そうです。講座内容は
第1回2/8:湯治の心得 第2回2/15:別府繁盛記 第3回2/22:由布院の伝説 第4回3/1:異能の湯
となっています。九州の話題が中心のようですが、これから見てみますね。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fshiruraku%2F200602%2Fwednesday.html

 

Re:朝日be日曜版  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 8日(水)00時20分26秒    編集済
  >消しゴムさん
こちらでは初めまして。貴重な情報ありがとうございます。
東京でも青梅であれば、圏央道もあってアクセスがいいです。
かなり先のようですけど、オープンしたら行ってみたいと思います。

>みみさん
お返事ありがとうございます。
>この話は自然が大きなサイクルの中で「再生」する話を、「使い回し」に当てはめてしまうあたり、
>強引すぎて少々笑えたのですが、
全く同感でした。自然のサイクルと人工のサイクルでは同じように見えて、かなり違うような感じ
がします。自然のサイクルは何年、何十年という悠久の時を刻むのに対し、人工のサイクル、つまり
循環装置は数時間ですかね。変化が急激すぎるのですよね(笑)。

>一方で「資源と需要のアンバランス」「湯加減も温泉開発も、ほどほどがよさそうだ」との意見
>には私も賛成です。
私の住む埼玉・群馬は多分、我が国でも最も温泉開発が盛んな地域ですから、地元民としては、
「近くにできてうれしい」という面と「掘りすぎで枯渇が心配」という面の両方を痛切に感じるんです。
一つの市や郡に1ヵ所程度でしたら、近くにできてうれしいで済む話なんですけど、競争で一つの
市や郡にそれも近い距離で次々に掘られてしまうとさすがに多いに心配になってくるものです。
地下資源の枯渇ももちろんのこと、経営的に見ても共倒れのリスクも高まります。ちなみに私の
住む市内(合併済)でももう3軒の温泉掘削の話を聞いています。これは競争原理もあって、
なかなか難しい問題ですね。(以下、修正)
 そうですね、みみさんのおっしゃる通り、天然温泉を掘削しない方法でも、お湯にこだわり
ながら、さまざまな努力で運営しているスーパー銭湯もありますね。一口に温泉ファンと言っても、
お湯にこだわる方、設備にこだわる方、天然とか真湯とかこだわらない方、いろいろあるように
お見受けしますから、それぞれに訴えかけるものがあれば差別化して生き残っていけるかもしれま
せん。私自身も昔は設備に引かれ真湯のスパ銭にも行ってましたし、今も温泉のお湯にこだわり
つつも設備や景色なども結構重視してたりします(^_^;)
 

Re.「お湯は天下の回りもの」  投稿者:みみ  投稿日: 2月 7日(火)22時27分21秒
  >ONKENさん

この話題はいろいろ考えさせられるものがありますね。
恥ずかしながら私は「温泉とは熱いお湯が自然に湧き出るもの」だと思っておりましたので、温泉を循環させたり、
動力揚湯したり、塩素消毒をしたり、加温する施設があることを知りませんでした。「加温が必要なものは鉱泉」く
らいの認識でした(笑)。大きな声では言えませんが、「掛け流し」という言葉を知ったのは数年前のことです。
(というか、掛け流しという言葉は昔からありましたっけ?)

この話は自然が大きなサイクルの中で「再生」する話を、「使い回し」に当てはめてしまうあたり、強引すぎて少々
笑えたのですが、一方で「資源と需要のアンバランス」「湯加減も温泉開発も、ほどほどがよさそうだ」との意見に
は私も賛成です。
入浴に限って言えば「温泉」という単語がステイタスみたいなってしまい、「鉱泉」や「湧水」は格下のような風潮
がともすればありますが、鉱泉には鉱泉の良さがあると思いますし、湧水には湧水の良さがあると思います。
例えばエビアンの水で湧かしたお風呂などはとても贅沢に感じますから、例えば名水百選の水とか、日田天領水、龍
泉洞の水を沸かした温浴施設みたいなものがあってもいいと思うんです。少なくとも私は揚湯量を制限されて循環し
まくりの温泉よりもこちらのほうが興味をそそります。
また、タラソテラピー(海洋療法)で話題になりつつある海水温浴なども、成分だけでいえば34g/Lという高濃度
の強食塩泉(ナトリウム−塩化物泉)ですから、もっと利用されてもいい気がします。浜辺で地中から海水を吸い上
げれば立派な温泉ですね。(そんなことないか)。
こんな形の入浴施設が世の中にもっと認められれば、質の悪い温泉は淘汰されていくと思いますし、地球をやみくも
に痛めつけなくてもすむのではないかと、ふと考えてしまいました。
 

多摩地区の西友  投稿者:消しゴム  投稿日: 2月 7日(火)12時45分9秒
  たぶん、こちらでは初めましてです。

>ONKENさん
こんにちは、JR青梅線の河辺駅北口再開発の目玉になる予定の所だと思います。
1〜2年くらい前からいろいろ話はあって、都新都市建設公社が採掘してます。
一応、来年の秋頃オープンの予定ではあるようですけど
まだ温泉自体出たという話出ていないようなのでどうなんだろうと言う感じです。
 

朝日be日曜版「お湯は天下の回りもの」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 6日(月)23時41分22秒
   2/5付朝日新聞be日曜版に温泉掘削の話題が出てました。Web記事は文末のURLをご覧下さい。
写真に出てる多摩地区のSEIYUの掘削現場ってどこでしょうね?
記事文末より。
>「温泉はかけ流しに限る」と加温、加水や、浴槽の湯の循環利用を嫌う人もいる。
>しかし地球は、天水を地下で加温、加水、循環させて温泉をつくり続けているのだ。
>「お湯の循環利用もまたよし」といった度量の広さが地球には優しい。

循環がダメという意見には汲みしませんが、やはり全浴槽を循環するよりは、可能であれば
一部の浴槽だけでも非加水・ろ過なし・消毒なしでかけ流しにする方がずっと良いように思われます。
一部でもその温泉の素性を最も生かされる方法で提供される方が温泉ファンとしてはうれしいですしね。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.be.asahi.com%2Fbe_s%2F20060205%2F02DNS051.html

 

清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」  投稿者:うつぼ  投稿日: 2月 5日(日)21時09分45秒    編集済
  すごいですね。清河寺のレポラッシュ(ONKEN21さん、桃猫。さん、みみさん、めがねさん、えんぴつさん、晶です(^0^)さん)。おっかけでいきます。(^^)

<清河寺温泉「さいたま清河寺温泉」> (埼玉県さいたま市、10:00(9:00〜土日休)〜翌1:00、700円(800円(土日休))※会員各50円引、048-625-7373)
2003年秋の仮設浴場での体験入浴(レポ)以来、ず〜と待っていた施設のオープンです。
施設前の第1Pは週末はほとんど満車状態のようなので、最初から「パチンコCube」側の第2Pをめざした方が賢いかも。小さく見にくい「さいたま清河寺温泉」の看板より「パチンコCube」(営業継続)を目印にしたほうがベターです。

典型的なT岡設計仕様の和風スパ銭で、「羽生湯ったり苑」にそっくり。採光のよい明るい施設です。皆さん書かれていますが、休憩スペースが半端なのが難か。(入ってすぐ右手の狭い休憩所に河岸のマグロのごとく客がゴロ寝していてギョッとしました ^^;; )。施設の詳細はONKEN21さんレポ(2006/2/2)を参照ください。

浴場は男女固定制で手前が女湯、奥が男湯。脱衣所はかなり狭め。パニック時は露天側屋外ポーチに避難できるのが救いか?
内湯ゾーンに檜湯(檜枠木目調磁器タイル貼10人、温泉、加温循環表示あり)、各種機能浴槽(真湯)、白湯槽(石タイル貼5人、真湯)、サウナ、水風呂(カルキ臭弱、16℃で冷たい)。サウナはあかり採りのある明るいもの。水風呂前のぬる湯かけ湯はなかなか気がきいています。カラン26、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。週末15時で男湯70人以上と大盛況。

内湯は赤茶に色づいた石の湯口から大量投入で、側面注入ありでオーバーフローなし。やや赤味がかったうす茶色透明のお湯は、うがい薬がかった薬品臭ながら濃度感はしっかりとあります。やや熱めでよくあたたまり、なぜか明瞭なとろみがあります。

露天は正面に大きな竹林が広がり、さわさわと竹林を渡る風の音がここちいいです。春になったらタケノコがでてくるかも・・・(笑)
せせこましい内湯にくらべ、こちらはゆったりと造られています。ただ、北風の通り道らしいのに防風壁が低く、かなり寒いです。
右手手前から、生源泉湯(鉄平石造円型10人)、源泉岩風呂(岩+鉄平石造20人以上、東屋付)、源泉あつ湯(石枠鉄平石貼7.8人)、つぼ湯(陶製1人×2)、寝湯(3人)、寝ころび湯(6人)と多彩。すべての浴槽に「かけ流し」表示あり。

生源泉湯はみかげ石の湯口から投入でオーバーフロー。源泉岩風呂は源泉あつ湯からの流し込み+岩の湯口からの投入でオーバーフローなし。源泉あつ湯は石樋の湯口から熱湯を投入で源泉岩風呂への流し出し。混雑につき槽内注排湯は未確認ですが、すべての湯口は鉄分で赤茶に変色していました。

お湯はこんな感じでした。
生源泉湯:35℃、黒い浮遊物わずかに浮遊。アワつきわずか。鮮度感高い。
源泉岩風呂:40℃位、黒&うす茶の浮遊物あり。湯中に気泡。かなりのアワつき。
源泉あつ湯:42℃位、浮遊物見あたらず。アワつき確認できず。
つぼ湯:37℃位、浮遊物見あたらず。アワつき確認できず。

湯色は緑灰色ささにごり〜透明度60cmくらいのうすにごり。いずれも湯口で塩味+重曹味+鉄気だし味(けっこう美味しい ^^; )、新鮮な金気による貝汁臭(生源泉湯ではこれに微焦げ臭+微ガス臭、源泉岩風呂では弱焦げ臭+微ガス臭、つぼ湯ではヒノキ臭(湯口の移り香)が加わります)。湯面ではごくわずかにやわらかな温泉臭。重曹泉系の弱いツルすべがあります。

どれもなまった感じはないですが、源泉あつ湯とつぼ湯はなんとなくお湯に勢いが感じられず、ほとんど生源泉湯&源泉岩風呂(ここがいちばん空いてる)にいました。
源泉岩風呂はアワつきや浮遊物が多く、温泉臭も他の浴槽よりやや強いような気がしました。アワつきは仮設時の加熱浴槽程度はあったと思います。(時間により変化していた)
生源泉湯は、アワつきはわずかですが、絶妙のぬる湯で長湯し放題。味からみて濃度はかなりあるのに、重曹が緩衝剤になっているためかすこぶるおだやかなお湯です。
お湯に個性を求める人は源泉岩風呂、鮮度感や癒しを求める人は生源泉湯かな?(笑)

連れによると女湯の生源泉湯はかなりすごいアワつき湯だったらしく、逆に源泉岩風呂はほとんどアワつきはなかったそうで、ここらへんは皆さんの情報に合致します。
隣あっているのにこのアワつき量のはげしい落差は疑問です。

源泉の素性がよく、スパ銭としては湯づかいもいいのでお湯はかなり高レベルです。重曹泉系の爽快感と適度な湯づかれが出る浴後感は仮設時と同様で、やはりなかなかのお湯とみました。
ただ、仮設浴場のインパクトがあまりに強かったので、生源泉湯についてはなにか釈然としないものが残りました。仮設時には関東有数のアワつき湯ということで話題を呼んだだけに、評価はわかれるところかも。(ガス抜き装置を通さないと、やっぱりヤバイのかな・・・?)
それでも、入りやすいスパ銭だしお湯もいいので、週末大盛況状態が続いていくと思います。

※源泉岩風呂のアワつきについては、ONKEN21さんも指摘されていましたが、源泉直の気泡(ガス)というよりは、加温による重曹分の分解で発生した炭酸ガスによるものかもしれません。

Na-塩化物温泉 38.3℃、pH=7.71、480L/min掘削揚湯、成分総計=4.690g/kg、Na^+=1580mg/kg (91.97mval%)、Ca^2+=71.6、Fe^2+=0.4、Cl^-=2343 (87.33)、HCO_3^-=576.6 (12.49)、陽イオン計=1695 (74.73mval)、陰イオン計=2925 (75.68mval)、メタほう酸=8.1 、遊離炭酸=13.2 <H11.7.27分析>

■やっぱりFe^2+=0.4とは思えませんが・・・。
 

北毛の日帰り湯の割チケ  投稿者:うつぼ  投稿日: 2月 5日(日)21時08分3秒    編集済
  「スノーキャンペーン in 水上2006」の割チケにアオられて、雪の水上に出撃してきました。土合駅まで行ってみましたが、やはり今年の雪はすごい。
「スノー〜」の割チケは、宝川1500→1000、奥利根館1500→1000、湯桧曽林家700→500、水上藤屋1050→840などあるのでけっこう使えます。(関越道のSAに置いてあります 〜3/31)

数湯入りましたが、水上温泉(天狗の湯)「きむら苑」(割チケ利用640円)は思いのほかのスグレもの。Ca・Na-硫酸塩泉の独自源泉をかけ流しでつかう巨大混浴露天を贅沢にも独占。SO4=86.5mval%の純度の高い硫酸塩泉は、甘〜い石膏臭にかすかな甘イオウ臭。湯口そばではかなりのアワつきがあって、思わず霧積の「金湯館」かと思いました。おいおいレポします。
帰りは前橋から自宅まで1時間ちょっとで高速料金1,200円(ETC夜間割引)。いい時代になったものです(笑)

ニュースで水上の豪雪が報道され、客足が落ちているようです。
水上ICから水上温泉までは、消雪パイプが入っていて、大雪の降雪時でもなければアスファルト面が出ています。雪の水上エリアはとても風情のあるところです。ぜひぜひどうぞ。(ただしチェーンは忘れずに・・・)

「一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト」、ついにあと一湯となりました。よろしければご覧くださいませ。(→リスト
 

Re:飲泉・泡付について  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 5日(日)19時08分16秒    編集済
   本日、風邪引いておとなしくしてます。
飲泉についてですが、埼玉県内で飲用許可の下りている温泉は1ヵ所もありません。
埼玉県全体の保健所の姿勢として、例え有害物質が出なくても、飲泉は認めない方針があるんでしょうね。
なお、皆野町の満願の湯については温泉としてではなく、地下水としての飲用許可だったと思います。
飲泉についてはやませみさんの以下の過去ログをご覧下さい。
飲泉不可 Re:誰かご存知で?(飲泉の用法と注意)
Re:秩父温泉「満願の湯」飲めません

>みみさん
>清河寺の交差点は四つ角になっていないし。
実はさいたま市内へ入ったら、カーナビが壊れてしまい、迷ってしまったのです。
確か四つ角で清河寺バス停を確認して、これで正しいなと思ってしまい、左斜めに行ってしまいました。
その後、カーナビが復帰して地図を見たら、川越の方へ向ってる(^_^;)。右折、右折して清河寺
温泉へ向いました。四つ角は正しくは右斜めに直進ですよね。ちなみに仮設の時は荒川対岸の
農免道路を通って、上尾の開平橋を渡って清河寺温泉へ向いました。

>晶さん
>源泉はパチンコ屋さんの前にあるようで、女湯の方が源泉に近いようなんですが・・・
>そんなに違うものなんでしょうか??
ふとよく一遊さんが言われる越谷ゆの華の1階と2階の湯の違いを思い出してしまいました。
あの辺のお湯はそれだけ微妙で繊細なようですね。

 そう言えば新聞で「中央構造線」が埼玉の東松山〜岩槻の地下深く(3000m)を走っているのが
確認されたと報じられました。中央構造線は諏訪湖や長野・鹿塩温泉を通っている線ですね。
鹿塩温泉のある大鹿村で地表に露出した構造線を見たことがあります。
ということは埼玉の地下深くは非常に温泉に恵まれているのではと思われますね。
百観音や清河寺の例でわかるように…。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fnational%2Fupdate%2F0202%2FTKY200602020539.html

P.S.シ○クさんの現地情報によると「大宮やまとの湯」2/15オープンの模様です。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yamatonoyu.co.jp%2Fnews%2Fopen_guide%2Fopen_info.htm

 

上増田温泉 「砦の湯」  投稿者:晶です(^0^)  投稿日: 2月 5日(日)16時46分22秒
  連続投稿で、すみません(^−^;)
昨日、群馬の松井田にある、上増田温泉「砦の湯」に行ってきました(^−^*)
以前、行ったときも鮮度感あふれるかけ流しぬる気に入っていたのですが、昨年、火事にあったと聞きまして、当時はいつ再開するかわからないといわれていたので、心配しながも、再開を心待ちにしていたのですが、つい、最近行ってきたという人がいたので、早速行ってきました(^−^)

みしゅらんの方々なら、もうとっくに再開されたのを知っていた人もいるかと思いますが、私は全然しらなくて(>。<:)聞いたところによると、去年の10月から再開したそうです。前のスタンプカード出したら「懐かしい物、持ってますね」と、微笑みながら、押してくれました(^−^)

残念なことに、休憩所、調理場は大分規模が縮小され、お食事のメニューも簡単「かみなりつくね100円」「フランクフルト200円」「もつ煮300円」「煮込みうどん400円」くらいな簡単なものになっていました。でも、ちゃんと炭で焼いてくれるし、味はとってもよかったです(^−^)メニューが減った分、持ち込みはオッケーな様で、勝手知ったる常連さんは、お弁当だのおつまみだの持ち寄って、和やかに談笑されてました(^−^)
あ、「生ビールは550円」「日本酒・冷酒」もありました(^−^*)b
以前は、養殖していた川魚を焼いて出してくれていたんですが・・生簀はまだあったから、そのうちまた、復活するかもしれません(^−^*)

増田川のほとりにある温泉で、窓から見える景色は綺麗な川の流れを映し出し、時折吹雪く風花が、冬の風情をかもしだして、美しかったです(^−^)

お風呂のほうは、入ってみて、前よりよくなったような印象を受けました(^−^*)
火事のとき、浴槽?浴室?のほうは残ったようだとは聞いていたんですが、女湯のほうは、脱衣所・浴室等以前のままの感じで変わりなかったです。男湯のほうは、脱衣所が新しくなって、広くなっていたそうです。

あいかわらず、内湯が一つ、露天が一つ。ここのいいところはかけ湯にも源泉をつかっているところです(^−^*)ここは露天のほうは加熱してしまうし、浴槽が広くて浅めなので、ぬるくて入りやすいんですが、鮮度としては落ち目になってしまうので、内湯の方がお勧めです(^0^)b

この日の内湯はとってもコンディションがよく、以前は気にも留めたことがなたっかんですが、泡付がすごくてびっくりしました(^0^*)前は泡なんてついたっけ・・・??っていう感じだったんですけど。この前入った清河寺には少しだけ劣るかな?とは思うものの、ぬるぬるの肌触りと、ふわふわな泡の感触は最高でした(^−^*)温度も人肌より少し熱いかな?くらいで、ゆったりと入れました。この泡付は男湯のにも同じ様にあったみたいです。

泉質はナトリウムー炭酸水素塩温泉。主な成分はほとんど炭酸なので、味もしょっぱくなく、ほのかに炭酸の渋い味がする感じでした(^−^)成分もそんなに濃くはないし、温度も低いので、はいりやすいんですが、よく温まる温泉です(^−^)

ここは、家族でやっているようで、飄々とした、でも気のいい感じのお兄ちゃんがせっせと仕事していたのが印象的で、どうしたかなぁ・・と思っていたんですが、この日も、頑張ってお母サン達とお仕事していました(^−^*)火事にも負けず、以前と変わらずアットホームな雰囲気の「砦の湯」が再開して本当によかった。
体だけじゃなくて、こういう、心もほっとできる温泉は貴重ですよね(^−^*)
 

さいたま清河寺温泉(^−^)  投稿者:晶です(^0^)  投稿日: 2月 5日(日)14時57分57秒    編集済
    さすが話題の温泉、早速入った方がずいぶんいらっしゃるみたいですね(^−^)
そういう私も早速、入ってきたのですが、私は群馬から、仮設時代に行ったことにある人に案内されて、えっちらおっちら行ってきたんですが、そのときには「カインズホーム大宮店」を目印に向かえば着くから!と言われ、その看板を目印になんとか、たどり着きました
(^0^:)

 落ち着いた感じの和風の建物は群馬のスパ銭でもおなじみのT岡設計さんのようですがここの設計はお休み処が狭くて、オープンすぎるのが難点のような気がします。
受付通過して、すぐの右側に畳のお休処がありましたが、数人しか横になれず、ふすま・カーテン等仕切るものもなんにもないので、ちょっと、ここで休む気なはなれないなぁーという感じがしました(^−^;)

 お食事処はまぁまぁ広く、喫煙・禁煙スペースにわかれていて、ゆっくりできそうな雰囲気があって、好感が持てました。ここでのお食事はセルフで運んで返却するんですが、返却口が一番奥にあって、ちょっと、わかりずらいかなぁ、と思いました(^−^)

 温泉は、男湯に入った方々は口を揃えて、仮説時代の泡々がなくなったー(T。T)と言ってましたが、えんぴつサンも言っていたとうり、女湯の非加熱源泉は、すっごく泡つきもよく、泡で肌がすべすべ、ふわふわな感触がするほど、すっごく気持ちが良かったです。
この日の温度は30度で、ゆったりと長湯できる温度♪♪ほのかな温泉臭は微妙なカネキ臭と、ガス臭が混ざった嫌味のない香りでした(^−^)

  他、岩の加熱浴槽が2つ壷湯が2つだったかな?あって、ぬるい方が浴槽が広く、投入量も少ないせいか、泡つきはまったくなく、あつ湯の方の浴槽の方は、加熱されてるのにもかかわらず、微妙に泡付がみられました(^−^*)壷湯は源泉を使っているようですが、狭い壷に加熱されたお湯が桧の湯口から投入されています。煮詰められたカネキ臭と、桧の匂いが混ざって、独特の温泉臭を放ってました(^−^;)鮮度はまぁまぁでしたが、泡つきはなかったです。

 でも、なんで、こんなに男女で泡がちがうんでしょうね(・。・?)源泉はパチンコ屋さんの前にあるようで、女湯の方が源泉に近いようなんですが・・・そんなに違うものなんでしょうか??

 晶がここで、気になったのは、女湯の露天源泉露天風呂の上に屋根がないこと(×。×)男湯の源泉露天風呂にはあったようなんですけど・・・(−。−;)気持ちよく長湯できる浴槽に限って上に屋根がないなんて・・・オーマイゴッド(T。T:)日焼けが気になるこれからの季節までにはなんとかしてもらいたいです!!!

  全体的な印象はとても良かったと思います。温泉もいい温泉だったし、人気がでるのは間違いないかな・・・とは思うのですが、えんぴつサンが指摘した、トイレの件もそうなんですが、スパ銭にしてはちょっと、規模が小さいかなと感じました。この規模だと混雑は否めないかなぁと(^−^;)温泉のコンディションを維持しながら、お休処等、規模をも少し広げてほしいなぁって思いました(^−^*)従業員さんの印象も良かったので、頑張ってほしいです♪♪
 

お返事  投稿者:みみ  投稿日: 2月 5日(日)11時32分23秒    編集済
  >えんぴつさん
>何かの成分が多すぎて飲泉許可がおりなかったそうです。
飲泉許可が下りていないとは知らず、飲みやすかったので何度か飲んでしまいました。

>めがねさん
>場所がよく分からなかったので行かずじまいになっていました。
ネットの地図だけ眺めていると私も良くわかりませんでした。あまりにも道が多いので、だいたいの位置はわかってもどこから行けば一番楽なのかがわかりにくいですね。清河寺の交差点は四つ角になっていないし。
帰りは大宮方面に直進で帰ってくると、マイカルに続く道になるので、東京方面に行く方は新大宮バイパスへの近道になります。初めての方はやはりノジマのところから入るのが無難ですね。逆に帰りはどこからでも迷わずOKという感じでしょうか。
ただ、このあたりは抜け道がたくさんあるので、そのうち調べて報告しますね。

>道路混雑+鉄道でのアクセスにやや難があるので東京からだと行き難い位置
大宮近辺は東西に鉄道がないのが弱点ですね。この地区や湯快爽快のある三橋あたりに一戸建て住宅を購入したサラリーマンなどは朝の通勤で大宮駅に出るのに苦労するという話はよく聞きます。
遅くなりましたが、喜連川早乙女は好き嫌いがわかれますよね、
 

さいたま清河寺温泉  投稿者:えんぴつ  投稿日: 2月 5日(日)02時30分56秒
  こんばんは。ご無沙汰しております。こちらの温泉成分なんだったか忘れてしまいましが何かの成分が多すぎて飲泉許可がおりなかったそうです。多分その成分はONKENさんやうつぼさんならお分かりかと思いますが。女湯の源泉浴槽は湯口からシュワシュワと音がしておりました。それに全身に小さな気泡がびっちりまとわりつきましたしお湯も柔らかくて長湯させて頂きました。仮説時代を知らない私にとっては充分満足出来ました。上がった後は背中にズッシリと重いものを感じ温泉入った感も味わいました。施設自体には特に期待していないので必要充分だと思いました。ただトイレの数が少ないのは女性にとって辛いものがあるかもしれません。  

さいたま清河寺温泉  投稿者:めがね  投稿日: 2月 5日(日)01時29分44秒
  私も昨晩、常磐帰りに攻めてきました。仮設時を含めやや皆様とは違う感想を持ったのでレポしときます。

<さいたま清河寺温泉>(さいたま市西区 048-625-7373 10時〜25時まで 土日祝は9時〜)
仮設入浴施設時代の皆様のレポを読んでいて一度行きたいと思っていたのですが、場所がよく分からなかったので行かずじまいになっていました。今回、グランドオープンするので看板位は出てるだろうと思い、常磐から戻りの道に立ち寄ってきました。しかし、予想外に看板がなく迷いました。ノジマって家電屋さんだったんですね・・。
東京方面からだとR17大宮バイパスが分かり易いと思います。家電のノジマ、聖学院大学のある角を左切、更にその先の清河寺6差路を上尾方面に右折して2〜3分位のパチンコ屋の並びになります。裏道もありそうですが、この辺りの裏道は渋滞があるのでストレートに行くのがベターかと・・

造りはONKENさんやみみさんのレポが詳しいので省略させて頂きますが、少し狭い感じがするかもしれませんね。

温泉が使用されているのは内湯檜槽、露天加熱岩風呂上下2段、壺湯×2、寝湯、非加熱源泉槽、寝湯の各槽。シャワー、カラン27、アメニティー類は完備。

非加熱の源泉槽と壺湯以外はほとんど入りませんでした。

非加熱源泉槽は約15人位が入れる広さで中央湯口から4方向に投入、オーバーフローの掛け流し。壺湯は木+ステン湯口からの投入でオーバーフローのこれも掛け流しかと。

お湯の方は濃緑茶色ささ濁り〜透明。アワ付きが話題になりましたが、この日は加熱槽も含めほとんどアワ付きは感じられませんでした。が、特に非加熱源泉槽は明らかに他の埼玉平野部の温泉とは一味違う印象。最初はヌルっとした当たりですが、段々と粉っぽい感じの肌触りになってきます。超ぬる湯ですが、体が部分的に温まる独特な入り心地は「増富の湯」(本泉でない方)に似た感じです。流石に昨日はちとぬる過ぎの感が無くもなかったですが、いくらでも長湯できそう。実際、ここに3時間位入り続けておりました(^^)浴後もかなり長時間ぺトつき感が残ります。
臭いも甘い渋焦げイオウ臭+金気臭。たぶん裏にモール?臭があるかと思いますが、ほとんど感知できず。ただし、この臭い吹けば飛びそうなデリケートなものなので日によっては変化するのかもしれないです。この甘いイオウ臭は好きな臭いなので残ってほしいですね。
味も加熱槽はあまり美味しくないですが、源泉槽は塩味+金気味+弱重曹味+微ダシ味で美味いです。飲用の許可取って飲ましてくれないでしょうか?
桃猫さんのご指摘通り知覚的インパクトは薄いものの、長湯してると段々味の出てくるかなり個性的な湯のように感じました。アワ付きやぬるはなくてもなんとなく上品さを感じるいいお湯です。このお湯は一遊さんでもトリップできそうな気がするんですが、どうでしょう?

ただ、残念ながら道路混雑+鉄道でのアクセスにやや難があるので東京からだと行き難い位置なのが惜しまれます。今後、上尾、大宮、浦和辺りから送迎バスを運行していただけると嬉しいですね。

ナトリウム−塩化物泉 pH 7.71 38.3度 湧出量不明 成分総計 4.690g/kg Na^+ 1580(91.97)k^+ 19.9(0.68) Mg^+ 22.9(2.52) Ca^+ 71.6(4.78) 陽イオン計 1695 Cl^- 2343(87.33) Hco3^- 576.6(12.49) 陰イオン計 2925  H2Sio3 48.4 HBO2 8.1 Co2 13.2
 

さいたま清河寺温泉  投稿者:みみ  投稿日: 2月 5日(日)00時00分9秒    編集済
  昨晩、さいたま清河寺温泉に行ってきました。
地図で調べると一見複雑そうな場所ですが、東京方面からだと新大宮バイパスのノジマのある交差点を左折すると
2、3分で着きますので初めての人でも迷わずに着け、利便性が良いですね。
データについてはすでに(いつもの通り)ONKENさんがバッチリ書かれていますので省略します。

訪問したのは夜8時半過ぎでしたが、駐車場はほぼ満杯。
風速10m以上はあると思われる強風のため、体が冷えて寝湯に入れる状況ではなく、露天風呂への入浴は快適とは言えませんでしたが、
それなりにこの湯の良さを味わうことができました。
入浴した感想ですが、「ロケーションが良い(利便性、裏山の竹林)」「露天風呂も食事処も背後が裏山なので静か」
「露天風呂全浴槽塩素消毒なしという湯使いの良さ」という点でONKENさんと同じ感想を持ちました。

回廊を生かした平屋造りの施設は「花和楽の湯」の雰囲気に少し似ていて、落ち着きがある設計になっていると感じました。
最近一緒に湯巡りしている同じマンションに住む友人家族と一緒に行ったのですが、彼らの評判も上々で、この付近のスパ銭系温泉では一番良かったと言っておりました。

清河寺温泉のオープンによって一番影響を受けるのは三橋の「湯けむり横町湯快爽快おおみや店」だと思いますが、
すでに料金が平日1,100円、土日祝1,400円から平日800円、土日祝1,200円に変更されています。さらに2/28までの期限限定で、平日特別回数券が6枚綴りが4,000円で発売しています。
客観的に見て、温泉は循環併用の三橋に対し、清河寺のほうが素晴らしいと思いますし、施設面でもそれほどの差が感じられない。
強いてあげれば湯快爽快はフェイスタオルが1枚貸し出されることくらいなので、お客は減るかもしれないですね。
私の場合、スパ銭系はある程度割り切って利用しているので、安くて空いていれば利用しちゃうと思いますので、
大歓迎ではありますが。(あまり意味のないことですが、つい温泉投入量と入場者数を割って、自分の専有湯量を計算しちゃうんです)
さいたま市は北区のステラタウンにも「やまとの湯」がオープンするとのことで、最近ご無沙汰だったスパ銭系温泉めぐりが復活しそうです。

ところで温泉不毛の地埼玉で、こんなに温泉を掘ってしまっていいのだろうかとふと不安になってしまうのは私だけでしょうか?
 

奥津温泉「奥津荘」(山陰温泉めぐり11)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 4日(土)02時50分51秒    編集済
   鳥取県関金温泉から東へ向う林道で背後の山を越え一旦三朝町に入り、R179でウラン鉱山で
有名な人形峠を越え、いよいよ岡山県美作(みまさか)地方に入ります。人形峠展示館で原子力や
放射能、ウラン鉱石についてお勉強。三朝や関金・奥津はラジウムの多い温泉ですが、人形峠とは
地脈が通じているんでしょうね。

 人形峠を下って南下すると美作三湯の一つ奥津温泉に到着します。晴れの国・岡山県は備中・
備後(吉備)と言った瀬戸内海方面は何度か行ったことがありますが、美作は初めてなんです。
湯原・奥津・湯郷の“美作三湯”は湯郷のみ高校の修学旅行でバスで通過したことがあるものの、
入浴するのは初めてです。未知の世界へ〜思えば遠くへ来たもんだ♪

 岡山県鏡野町(旧奥津町)の奥津温泉は吉井川沿い深い山の渓流に開けた温泉です。
藤原審爾の小説「秋津温泉」の舞台として知られ、昭和37年に奥津の少し下流にある大釣温泉
(入浴400円@10〜18時)でロケが行われたそうです。私の生まれる前の話で何も知らないですが…

 R179沿いの「道の駅奥津温泉」を左折、すぐ左折、足踏み洗濯の露天風呂を見ながら橋を
渡ると左手に豪華日帰り温泉施設の「花美人の里」、右手に駐車場と温泉スタンドがありました。
めざす奥津荘鍵湯は橋を渡ってすぐなので、ここに車を止めます。

★奥津温泉「花美人の里」温泉スタンド
奥津温泉美人湯源泉の温泉分析書は温泉スタンドの屋根の下に掲示してありました。
ここでは薄すぎなので、汲んでません。

成分
1.源泉名:美人湯
2.泉質:アルカリ性単純温泉
3.温度:源泉39.0℃
4.温泉の成分(本水1kgに含有する成分及び分量)
Na=39.0 Ca=3.2 K=0.5 陽計=42.7
F=1.7 Cl=7.5 硫酸=10.4 炭酸水素=44.7 炭酸=8.4 メタホウ酸=0.1 陰計=72.8
メタケイ酸=48.0 溶存物質・成分総計=163.5
水素イオン濃度pH=9.3 比重:0.9988
ラドン(Rn):2.9×10^-10Ci(単位)
総ヒ素=0.008mg 蒸発残留物:0.09g
銅・鉛・亜鉛・Mn<0.01 総水銀<0.0005 鉄<0.05 Cd<0.1 総クロム<0.02
その他性状(知覚的試験等):無色澄明、無味、無臭
分析年月日:平成16年12月27日
分析者:(財)岡山県健康づくり財団(岡山県自第1号)

※成分に影響を与える項目(温泉スタンド)
1.加水はしていません。
2.加温はしていません。
3.循環、ろ過はしていません。
4.入浴剤添加はしていません。
5.消毒のための塩素系薬剤は使用していません。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.mto.ne.jp%2Fhanabijin%2Fstand.htm

★足踏みせんたく湯
 駐車場から歩いて橋を渡り、階段を下りると、河原に傘形の屋根のついた無料露天風呂があり、
3月中旬〜12月中旬の日・祝の午前8:30より約15分間、「洗濯ダンス」ショーを見ることが
できます。この露天風呂もちろん入浴もできますが、橋から丸見え&開放過ぎで昼間は無理でしょう。
夜なら入浴できそうです。隣には足湯もあります。
 さらに山側には共同浴場風の「洗たく場」があります。ここは朝4〜9時までは地元の方が
洗濯する生活の場。朝以外なら無料で入浴することもでき、現に2〜3人入浴してました。

※「奇習」足踏せんたくの由来
 奥津温泉には古くから伝わる風習として「足踏せんたく」があります。
 当地にはその昔、熊や狼が多く横行し、川のほとりに湧出している温泉でせんたく
をする婦女子に危害を加えるため、立ったまま見張をしながら又世間話をしながら踏
み洗いをしているうちに奥津温泉独得の風習となったものです。      奥津町

※洗たく場
この建物は地域の洗たく場ですので、午前4時から午前9時までの入浴はご遠慮ください。
                                     奥津町
★奥津荘「鍵湯」
 “新境地の中国岩盤湯めぐり”第2弾は奥津温泉奥津荘の鍵湯に突撃します。橋のすぐ先、
左手に奥津荘・東和楼・河鹿園の3軒の旅館が並んでいて、奥津荘は一番手前、バス停のまん前
にあります。日帰り入浴は午後2時までで、昼食抜きで30分前にすべり込みセーフ(^_^;)
入浴料は1000円で@niftyに500円クーポンあり。奥津荘の他、東和楼・河鹿園・西西・瀬音・
大釣・花美人の里のうち6施設に入れる手形が木製1300円、台紙1200円、道の駅で売ているそうです。

 奥津荘の建物は古き良き木造建築で、旅籠のような風情。歴史が深そうです。奥津荘裏には
旧奥津町民専用の真新しい立派な共同浴場あり。奥津荘の玄関を入り、帳場で入浴料1000円
(@niftyのクーポンの存在知らず)を払います。帳場のちょっと先の左手に浴場に通じる階段
を下ります。手前には通常男湯の「鍵湯」、奥には女湯の「立湯」、貸切風呂「川の湯」
「泉の湯」があります。男女入替もあるそうで、宿泊者は朝は違う風呂になるんでしょうか。

 脱衣所で服を脱ぎ、津山藩主が鍵をかけて一般人の入浴を禁じたという、由緒ある鍵湯へ。
私一人で貸切状態。扉を開けると三朝大橋同様、左手下に岩盤の湯船が展開してました。
湯船の縁は小さな石がびっしり埋め込まれていて、足元はデコボコした天然の岩盤になっています。
横転注意。お湯は主に川側の壁側面から気泡とともに湧き出していて、脱衣所壁側そばの岩盤の
窪みからも若干の湧出が見られます。浴槽縁の切れ目から洗い場へオーバーフローしています。
お湯は無色透明無味無臭で、岩盤の奥まできれいに見えるほど、妖しいまでに透き通っております。
美肌効果てきめんらしく、ボトル詰めの温泉水も販売されてるとか…。岩盤に立ってぬる〜い人肌
の湯に胸まで浸かりながら、床をチョロチョロ流れている音を聞いていると本当に幻想的な世界へ
深々と吸込まれていくのであります。

 鍵湯源泉の分析書が脱衣所に、鍵湯の由来が階段脇に掲示してありました。
ラドンの量は美人湯が2.9に対し、鍵湯12.1、なるほどラジウム含有量が多そうですね。
ちなみに関金は194.9で桁違いに多いようですが…

成分
1.源泉名:奥津荘鍵湯
2.泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
3.温度:源泉42.6℃
4.温泉の成分(本水1kgに含有する成分及び分量)
Na=30.0 K<0.5 Ca=2.9 Mn<0.1 陽計=32.9
F=1.8 Cl=8.3 硫酸=10.9 炭酸水素=34.8 炭酸=8.7 メタホウ酸<0.2 OH=0.3 陰計=64.8
メタケイ酸=48.8 遊離H2S<0.2 溶存物質・成分総計=146.5
水素イオン濃度pH=9.2
ラドン(Rn):12.1×10^-10Ci(単位)
総ヒ素=0.008mg 蒸発残留物:0.12g/kg
銅・鉛=0.01 総水銀=0.0005
その他性状(知覚的試験等):無色澄明、無味、無臭
分析年月日:平成16年9月15日
分析者:(財)岡山県健康づくり財団
※パンフによると、源泉100%無加水・無加温冷(離れ露天風呂は冬季のみ加温あり)

※奥津の名泉
鍵湯の由来
 四百余年森忠政の領地
奥津村に常にかぎを下して一般
の入浴を禁じてゐた名湯があり
土地の人々はこれをかぎ湯と稱(しょう)
ヘて居りました
 大正の初年この鍵湯を分析し
ましたところラジウムエマナチオン
の含有量は三朝温泉につぎ世界
第二位で胃腸病、神経痛、ロイマ
チス等に卓効のある旨、故佐多
愛彦博士によって証明されまし
た。此の文献は奥津大火で焼失し
ましたが土地の古老は今なを
記憶しています
此の鍵湯は今の幣荘の男浴場
であります。

(参考)ガウスさんレポAll About郡司さん奥津荘レポ
アルバム奥津編6枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fokutsuso.com%2F

 

いわき湯本温泉  投稿者:めがね  投稿日: 2月 4日(土)00時25分23秒    編集済
  ひさしぶりに連休が取れ、ムショウにいわき湯本の臭いが嗅ぎたくなりまたまた来てしまいました。いくつか情報が入ったので書き込んでおきます。

・すみれ館日帰り入浴開始
以前レポしたすみれ館に今回もお世話になってるんですが、湯本旅館系優良の湯使いの同館が2月1日より日帰り入浴を開始いたしました。時間は12時〜19時まで。料金は800円とやや高いですが、展望風呂になっている事とタンク経由ではなく、直接給湯システムのため鮮度感の高い湯が楽しめると思います。

・常磐ハワイアン源泉浴槽の存在
本日、エントランスまで行ってみましたが、なんだか鄙びた東京ディズニーリゾートのようなので(^^;)徹退してしまいましたが、pは満車でした。その後得た情報では檜の源泉槽があるらしいです。どなたか行かれた方いましたら情報を求む!

・源泉の利用状況
いわき湯本温泉はうつぼさんのレポにある通り一度、湧出停止しましたが、炭鉱内から湧出した新源泉を得て復括したわけですが、現在約5000L/min湧出量を旅館や共同浴場で使用だけではやや過剰気味だそうです。街としては各戸に供給できる体制を取ってるようですが、かなり設備、温泉の利用料的にも高いそうです。ちなみに温泉スタンドもあるそうです。このあたりはONKENさんにお任せしましょう。

>流れ星さん
「きみのゆ」は同感です。「与一」のアル単が流れ込んでいるにしても含硫黄というにはちょっと硫黄臭が少ないかな〜と・・浴感がしっかり硫黄泉なのにふに落ちませんね。

>みみさん
だいぶ遅れレスになりますが、「喜連川早乙女」、私も何回も行きましたが、長湯できません。正直・・あの臭いは好き嫌いがかなり別れますね。かなり鼻の奥を刺激してくるシャープな臭い(たぶんいわき湯本もこの系かも、古来の源泉はもう少し甘い硫黄臭と勝手に想像している)なので・・・それでもあの臭いを忘れられず何回も行ってしまうのです。
 

伊香保温泉本館・境沢温泉施設、08年度オープン  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 3日(金)23時45分2秒
   群馬の新施設の話題に戻ります。
 1/31(火)付上毛新聞1面に伊香保温泉に新たに2ヵ所の共同浴場が08年度にできるという話題
が載ってました。名前からして四国の道後温泉本館や関西の旧有馬温泉会館(現・金の湯)みたい
なものなんでしょうか?
 伊香保でも宿泊者の減少に悩まされているそうですが、「湯けむり・伊香保」というテーマでの
観光振興は果たして成功するでしょうか。というのも、水上の共同浴場が???でしたからね(レポ)。
新聞の見出しと共同浴場に関する記事だけを抜粋してみます。

見出し:伊香保温泉再生へ景観整備 人材育成に「塾」も
    3階建て共同湯、街に掛け流し湯 「湯けむり」演出(08年度事業完成目指す)
記事:
> 観光客向けの共同湯はロープウエー「まちの駅」付近と境沢地区の2カ所に建設する。
>まちの駅近くの共同湯「伊香保温泉本館(仮称)」は3階建てで約30人収容。
>境沢地区の「境沢温泉施設(仮称)」は各6人収容の男湯、女湯、家族風呂を設ける。
>両施設とも黄金(こがね)の湯と白銀(しろがね)の湯が利用できる。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.raijin.com%2Fnews%2Ftue%2Fnews01.htm

 

さいたま清河寺温泉  投稿者:桃猫。  投稿日: 2月 3日(金)00時18分50秒    編集済
  こんにちは。2月2日さいたま清河寺温泉がオープンということで、さっそく出かけてきました。大宮駅の西口からバスで20分ぐらい、清河寺バス停の目の前にあります。玉岡設計さんによるけっこう見慣れてきたスタイルにできあがったスーパー銭湯でした。
源泉はたぶん、かなり泡々なかんじらしく、湯口では発泡の音すら聞こえたのですが、源泉浴槽が湯出量が一番少なく、そのため泡も感じられず、温度も30度以下でちょっと寒かったです。メインの岩風呂は、相対的に熱くせざるを得ないため、43度〜42度の設定でやや熱めでしたが、どのポジションでも、泡付きはかなりすごかったです。貝汁系でした。泉質も悪くなく、従業員の接客も素晴らしかったし、問題はまったくないのですが、これといったインパクトに欠け、ここでなくてはという説得力を欠くため、個人的には、バスに長く揺られて行くには、ちょっと訴求力に乏しいかなと感じました。
 

レスありがとうです♪♪  投稿者:晶です(^0^)  投稿日: 2月 2日(木)23時51分7秒    編集済
  >みみサン

ご無沙汰しています(^−^)
教えていただいた「httP〜」のアドレス、拝見しました。徹底的な品質主義「良いものを作れ必ず理解してくれるお客様はいる」は、とぉっても共感できました(^−^)
多少金額が張っても、良い物にはお客様はつくものです(^−^)でも、晶から見てなにが一番よかったかなぁっていうと、働いている人が結構生き生きしてるように見えたんですね(^−^*)

それは、表の直売所でも、温泉施設の従業員サンからも同じ様に感じまして、やっぱり「良い物を・誇れるものを扱っている」という気持ちがあるから、そういう風になるのかなぁって思いました(^−^*)そういう風に仕事している人をみると、お客で行った方も気分が良くなって、ついつい、買い物したくなっちゃったり、また来たくなっちゃったりしますよね♪♪

>うつぼサマ

そうですねぇ、気に入りましたね♪まきばの湯(^−^)
お湯が気に入った・・・というよりは↑の様に施設の意識?が気に入った・・・という感じでしょうか?かけ湯にある湯口の豚サンやいたるところにある豚サンのキャラクターグッズやマーク・・そして、玄関のわきにある石碑に「豚児の・・・」と、和歌がかいてあるんですね。

最初「入浴料1500円なんて、なんて強気なトコなんだ!」って思っていて。いい温泉だから、驕り高ぶって敷居を高くしてるんじゃあないのかしら?なんて意地悪な事をかんがえていたんです(^−^;)
そうしたら、従業員の感じはいいし、なんていうか、美味しく育ってくれたというか、食べられてくれる豚サンにスッゴク感謝している気持ちがあるのかなぁって思って。 豚さんがいたから、この温泉も掘れて、施設ができたからで、豚ありき(生き物有き・・)という姿勢がよかったんですねぇ(^−^*)なるほど、「まきばの湯」!みたいな。

ナイト料金・・・確かに魅力的ですが、入場制限にはびっくりしました(^。^:)
お休処はすっごくよくて、あそこだけでも1000円以上の価値有りとは思いましたけど、6時に入って、温泉・休憩・..10時閉館ではちょこっと忙しいかなぁ・・・と。もう少し遅くまでやってくれればいいのに(^−^)

「犬吠埼観光ホテル」良さそうですネェ♪♪
晶も温泉で火照った体を潮風に吹かれながら露天でトドになりたいです(^−^*)
最近、お疲れ気味なのか、今日は仕事終わってからマッサージに行ってきました(−。−:)読んでるだけで癒されそうな「シーサイドヒーリング露天」のレポ、楽しみにしています♪♪

  海なし県に住んでいる晶には、憧れの温泉ですね(*^0^*)
 

さいたま清河寺温泉、本日オープン!  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 2日(木)23時14分12秒    編集済
   毎度お馴染み“突撃!開湯日スクープレポシリーズ”はさいたま市西区に本日、オープンした
「さいたま清河寺温泉」です。全国の温泉ファンを魅了してやまなかった2003年9月-10月の仮設
浴場・清河寺温泉「いずみの湯」の体験入浴会から早2年4ヶ月。ついにT岡設計系のスパ銭と
して「さいたま清河寺温泉」と名称変更してオープンの日を迎えたわけです。当時の体験入浴会の
参加者で記帳された方は2名無料入浴できる「ごあいさつ状」はがきを送付。
うつぼさん、ナイジェルさん私の体験入浴会のレポあり。

 今回はR17南下コースで行ってみました。自宅より1時間30分〜2時間。新大宮バイパスの
ノジマのある日進南交差点を西へ向って右折(東京方面からは左折)、清河寺交差点の少し先の右手、
パチンコCUBEの手前に清河寺温泉がありました。関越道沿線の方は川越IC下車、R16号経由、
西区役所前左折、突き当たりを右折、清河寺交差点左折というコースの方が早いです。清河寺温泉
前の道路は大宮方面に向かっていつも渋滞しているので注意。詳しくは地図を見て下さい。

 パチンコCUBE前にあった仮設浴場は駐車場や通路となり、今は水中ポンプの機械があるのみです。
当時が懐かしくなります。清河寺温泉の建物は背後の丘の斜面に立てられており、東京近郊の政令
都市にしては良い場所にロケーションしてると思います。露天風呂も食事処も背後が裏山なので
静かでいいですね。スロープを登って、玄関を入り、コイン不用の下足ロッカーに靴を入れます。
玄関横には1050円カット(会員)もありますが、フロントの外なので再入浴できるかどうかは不明。
フロントで受付をし、湯休み処、癒し処ほぐし屋、お食事処「竹膳」(おすすめメニューは塩ラー
メンとのこと)、コインマッサージコーナーと長い回廊をコの字型に周って浴室へ。館内は諸設備
を回遊しながら風呂へ入れる回廊式となっていて、よく作られていると思います。全体的にはT岡
設計系のよくある和風豪華建築ですが…

 手前女子、奥男子の暖簾をくぐると100円返却式のコインロッカーがあります。本当は下足ロッカー
同様ボタン式が便利なのですが…。浴室へ入ると正面に内湯、右手に露天風呂の扉があります。
内湯入口には真湯の掛け湯があり、右手には温泉使用の「檜湯」、奥には真湯のアトラクションバス、
掛け湯の向こうには白湯とカランがあります。掛け湯左手にはアカスリ室、高温サウナ、冷水風呂
があります。まずは温泉使用の檜湯へ。掛け流しの露天よりかなり濁りが薄くやや黄色みかかった湯。
投入1ヵ所、吸込・注入・奥へオーバーフローの加温循環浴槽。塩素臭あり。

 次に露天風呂へ出ます。背後は裏山でうっそうと竹が生い茂っており、なかなか風情はあります。
右手は非加熱で円形の「生源泉湯」。正面は加温の「源泉岩風呂」(屋根あり)と左手に「源泉
あつ湯」。左端には2基の「つぼ湯」。岩風呂の向こう竹林に面した側には「寝湯」と「寝転び湯」。
投入は生源泉湯、源泉あつ湯、源泉岩風呂に各1ヵ所。吸込・注入は確認できず、すべてオーバー
フロー、塩素消毒なし(毎日換水)の完全掛け流し。源泉あつ湯が最も熱く、ここからこぼれた湯
が岩風呂(上熱く、下冷たい)に注がれ、さらに寝湯や寝ころび湯(ぬるめ)に流れ込んでいます。
各投入口や寝湯側面注入部にはガス臭のあるガス発泡がボコボコとすさまじいです。

 ここの売りは源泉温度38.3℃非加熱の「生源泉湯」。パチンコ屋の隣、地下1500mからパイプで
50-100m位引いていて、タンクを経由していない直投入だそう。しかし、ガス爆発・火災防止と
言った安全上の理由から、ガス除去装置によるガス抜きをしているそうで、泡付は微々たるもので
残念。濁りは黄色味かかった濃い茶緑色の濁り湯で底が見えないほど。においはかすかにアブラ系
重曹臭ありで、なめると少し塩味がします。非常にぬるく(約30℃)長湯可で何時間でも入って
いられそうです。冬は震えるほどぬるいので、温冷浴療法として加熱浴槽と交互に入ると良いで
しょう。こういった非加熱源泉は行田市の古代蓮物語(源泉温度33℃)にもありますが、清河寺は
広くていいです。古代蓮物語の成功例がありますので、ぬるいという苦情にもめげず、いつまでも
続けてほしいですね。

 それにしても、仮設時代に見られたすさまじい泡付は完全になくなったのかと言えば、決して
そんなことはなく何と加熱で発泡するのか、加熱浴槽の「源泉岩風呂」の泡付がすごいです。
泡が肌一面にビッシリついてアブクがどんどん大きくなってきます。あつ湯やつぼ湯になると泡付
は全くありません。一方、女子の方は逆に加熱浴槽で泡付がなく、非加熱で泡付が凄かったそうです。
泡付はポンプの状態や天候、時間などにより刻々と変化しているようで、本当に繊細でデリケート
なお湯であると感じました。湯上り後はいつまでもポカポカ温もり系と肌スベスベ美人湯・清涼系
の感触があってとても良いです。

 体験入浴会のアワアワ湯は伝説的といっても良く、当時を知る方にはガッカリされる方もあるか
と思われます。それでもアワアワ湯と茶緑色の濁り湯という全国的にも稀有な温泉の素性の良さ、
非加熱浴槽設置、露天風呂全浴槽塩素消毒なしという湯使いの良さも手伝って、埼玉でも一、ニを
争うの良湯であることに変わりはありません。東京から最も近い名湯として強くオススメします。
当分の間はお湯の良さと東京近郊にしては安い入館料とあって大変な混雑が予想されます。
温泉分析書はチラシにも記載されてましたが、仮設浴場時代のものと同じです。こちらをご覧ください。

ナトリウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)38.3℃、480L/分、pH値:7.71、成分総計=4690

※オープニング特典
(2/2〜2/5のみ)
1.毎日先着1000名様フェイスタオルプレゼント
2.癒処ほぐし屋・アカスリオープニング特別価格&50分以上の方福引ボーナス
(以下、2月中)
3.回数券お買い上げ「無料入浴券」1枚プレゼント
4.会員カード発行手数料無料

(営業時間)平日10〜25時 土日祝9〜25時(最終受付24:30)
(ご利用料金)
平日-会員:大人650円 小人300円 一般:大人700円 小人350円
土・日・祝-会員:大人750円 小人400円 一般:大人800円 小人450円
回数券:会員6000円 一般:6500円(土日祝追加料金なし)
入会手数料100円(有効期限なし)
さいたま市西区大字清河寺683-4
TEL048-625-7373
※公式HPは作成中とのこと。
(参考)All about郡司さんの仮設「いずみの湯」レポ
 

関金温泉「関の湯」(山陰温泉めぐり10)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 2月 2日(木)04時01分25秒    編集済
   レポが少し遅れてます。
11/21(月)の日程です。中国地方、鳥取から岡山の“中国岩盤湯めぐり”に突入します。

三朝温泉(投入堂など)7:00〜9:20(1001.4km)気温4℃→〈R179・313・朝食〉
→関金温泉(関の湯)10:45〜11:20(1027.3km)→<主306・R482・179@人形峠>8℃
→奥津温泉(奥津荘)13:10〜14:20(1066.3km)→〈R179・県56〉
→郷緑温泉15:35〜16:30(1120.8km)→〈R313〉
→湯原温泉(砂湯・夕食)17:00〜19:15(1127.8km)→〈R313〉
→真賀温泉19:30〜20:45(1136.8km)→湯原温泉21:00(1146.3km)3℃

 今回は鳥取県倉吉市(旧関金町)の関金温泉共同浴場「関の湯」をレポします。
 三朝温泉を後にし、倉吉市街を通り、犬挟峠・蒜山高原へ。途中に見える伯耆大山は既に真っ白。
濃い青空に真っ白な雪山が美しかったです。平野が尽きる頃、犬挟峠の山裾に関金温泉があります。
私は関金温泉を通り過ぎてしまい犬挟峠への国道をかなり登ってしまったのでUターン。

 シェルのGSのある交差点を左折(倉吉市街方面より行く場合)。少し行くと左手に「せきがね
湯命(ゆーめい)館
」という今ドキな豪華日帰り温泉施設があります。パンフによると、入浴料は
再入浴可の800円。寝湯が加温かけ流しとなってる以外は、露天風呂・あわ湯・ぬるま湯は
すべて循環ろ過とのこと。こう言ったことは十分予期できたのでここでは入らず、湯元の
「関の湯共同浴場」に向います。七釜と違って豪華日帰り温泉施設があるにもかかわらず、
共同浴場もきちんと残してあるのは立派ですね。丘の上には国民宿舎「グリーンスコーレせきがね
や簡易宿泊施設「湯楽里」もあります。

 その丘の手前の交差点を左折、突き当たりを右折。温清楼の隣の山のどんずまりに関の湯
共同浴場と大滝山地蔵院(関の地蔵さん)がありました。ロケション的にもここが湯元であること
を実感できます。国民宿舎や湯楽里側からも行けるようです。関の地蔵さんは今から1250年前の
756年に僧の行基が関金温泉の地に開基、『伯耆民談記』に「銀湯」と記され、「白金の湯」と
呼ばれています。なお、温泉街は関金宿という宿場町になっています。

 車を共同浴場隣の専用駐車場(3台くらい可)に止め、共同浴場へ。「日本百名湯 元湯
関の湯」の暖簾をくぐると、受付があって、呼ぶとおじさんが出てきます。おじさんに入浴料200
円を払います。カーテンを潜ると、小さな脱衣所があります。扉を開けるとタイル張りの床に
長方形の木造の湯船が埋め込まれてました。浴槽の感じは後で行く小屋原温泉最奥の感じにそっくり。
壁は女風呂との境だけが木造で、浴槽とともにみちのくの鄙びた共同浴場の風情がすばらしいです。
横に伸びる茶色い塩ビパイプの中央からお湯が大量に投入され、そのまま排水溝にオーバーフロー
しています。

 ラジウム含有量は三朝に次ぐと言われますが、三朝同様に無味できれいに透き通ったお湯でした。
ちょっと残念だったのは保健所の指導が入ったために塩素注入が始まっており、午後7時から入れ
ているらしいとの情報もある(秀太さんのBlog)のですが、私が入った午前中も塩素臭がありました。
私が行った山陰の温泉ではっきりと塩素臭がしたのはここだけでしたが、こんな小さな共同浴場
になぜ入れる必要があるのか考えてしまいました。

 なお、関の湯からの路地を国道方面に下った右手に「関の足湯」がありました。ここのお湯は
日の光が当ってきれいでしたね。やや黄色みかかってるような気もしました。

 関の湯の温泉分析書は受付横に以下のような詳細なものが、脱衣所に省略されたものが利用状況
とともに掲示されていました。

No.420 温泉分析書(鉱泉分析試験による分析成績)
1.申請者住所氏名:東伯郡関金町大字関金宿1145番地 関の湯共同温泉組合 組合長 ●●●●
2.源泉名および湧出地:東伯郡関金町大字関金宿字湯谷1227番1 関金温泉 関の湯
3.湧出地における調査および試験成績
(イ)調査および試験者:鳥取県衛生研究所
(ロ)調査および試験年月日:平成4年7月3日
(ハ)泉温:45.7℃(気温25.2℃)
(ニ)湧出量:22.3L/分(動力揚湯/エバラ自吸水ポンプ0.33KW/動力日立0.3KW)
(ホ)知覚的試験:無色透明無臭無味
(ヘ)pH値7.8
(ト)ラドン(Rn):194.9×10^-10Ci/kg(53.60ME/kg)
4.試験室における試験成績
(イ)試験者:鳥取県衛生研究所
(ロ)分析終了年月日:平成4年7月22日
(ハ)知覚的試験:無色透明無臭無味(採水6時間後)
(ニ)密度:0.9992(20℃/4℃)
(ホ)pH値:7.88
(ヘ)蒸発物残留物:0.5084g/kg(180℃)
5.試料1kg中の成分
Na=145.5 K=4.3 Mg=0.2 Ca=13.6 陽計=163.6
F=8.7 Cl=109.1 硫酸=105.1 炭酸水素=96.2 陰計=319.1
メタケイ酸=63.1 メタホウ酸=3.1 メタ亜ヒ酸=0.1 非解離計=66.3 溶存物質=0.5490g/kg
遊離CO2=2.9 成分総計=0.5519g/kg
その他微量成分:銅・鉛・総水銀検出せず。
6.泉質:単純放射能温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
平成4年7月23日 鳥取県衛生研究所長

成分影響を与える追加項目
◎加温:気温の低い期間のみ加温しています。
◎消毒:鳥取県公衆浴場条例の基準を満たすため12%次亜鉛ナトリウムを使用しています。
(残留塩素濃度6mg/lにセッティング)
名称:関の湯共同浴場

入浴時間
○4月1日〜9月末日まで
朝6時30分〜夜9時00分まで
○10月1日〜3月末日まで
朝7時00分〜夜9時00分まで
○休日…毎月1日・15日
共同浴場 関の湯 組合長

All About郡司さんの関の湯レポ旨し湯旨し宿倶楽部

アルバム3枚@関金

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sekigane.net%2F

 

犬吠埼潮の湯温泉 「犬吠埼観光ホテル」  投稿者:うつぼ  投稿日: 2月 1日(水)23時40分13秒    編集済
  連打ごめんなさい。房総の湯巡りの1発目、ようやくいきます。

<銚子の温泉>
犬吠埼灯台と漁業と醤油で有名な銚子市には、現在4つの温泉があります。銚子鉱泉、犬吠埼潮の湯温泉、犬吠埼温泉黒潮の湯、屏風ケ浦の湯(マリンリゾート)がそれで、いずれも立ち寄り入浴可能です。

平成9年に潮の湯が開湯、これを追うように黒潮の湯が平成12年に開湯しています。黒湯の銚子鉱泉をのぞく3湯は食塩泉で泉温20℃台の低温泉ないしは冷鉱泉。潮の湯と黒潮の湯はお湯のイメージから海岸温泉系と思われますが、とろみを帯びたなかなかに入り応えのあるもので、湘南あたりの海岸温泉とはややイメージが異なります。
黒潮の湯は、湯元の「犬吠埼京成ホテル」から周辺の施設に分湯されているほか、京成電鉄グループの温浴施設にもローリー運搬されているのでけっこう有名です。
今回はマリンリゾートをのぞく3湯をレポします。

<犬吠埼潮の湯温泉 「犬吠埼観光ホテル」>(銚子市、1,000円(1,200円(土日祝))、11:00〜20:30、0479-23-5111)
犬吠埼にもほど近い海沿いの観光ホテルが積極的に日帰り開放するもの。
よくある観光ホテルのつくりで、前に入ったときはややくたびれた印象もありましたが、先日行ったときは手が入れられてけっこう綺麗になっていました。
平成9年に敷地内を掘削し500L/min近い自噴泉を得たもので、男女浴場に計6、貸し切り風呂と玄関前の足湯を加えた計8つの温泉風呂が売りのようです。

日帰り入浴に積極的で、回数券を発売し、海鮮料理と日帰り入浴をセットにしたコース(これおすすめ)も設定されています。

奥にある浴場の入り口まわりは広めの休憩所、脱衣所にはタオル+バスタオルのセットがおいてあり、なかなかサービスがいいです。
男湯の浴槽は、内湯と大露天、檜露天の3つで和風。女湯は洋風で、内湯、展望半露天、露天の3つの浴槽。(男女交替制かどうかは不明)

やや年季入った感じの浴室に内湯(大理石枠タイル貼10人弱、あつめ)とサウナ。ほてる泉質なので水風呂がほしいところ。
露天ゾーンに大露天(鉄平石造20人以上、屋根付)と檜露天(檜枠伊豆石貼6人)。檜露天の入り心地は抜群です。
露天は眼下に波打ち際が迫るすばらしいロケーション。潮騒をBGMにお湯に浸れます。
カラン6、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。土曜18時で4人〜10人。

内湯は岩から突き出た竹樋からの投入で少量のオーバーフローあり。大露天は木樋の湯口から大量投入で底面吸湯+軽い側溝への上面排湯。檜露天は檜の湯口から10L/minほどを投入で槽内注排湯はたぶんなく、全量をオーバーフローでひょっとして加温のかけ流しかも。(湯づかい情報は下記)
お湯の鮮度感は、檜露天 > 内湯 > 大露天とみました。

お湯はやや黄茶色をおびた透明で、こまかな粒子がただよいます。強塩味に磯の香。相当な濃度感ととろみとツルすべを感じる入り応えのあるお湯です。土類系が入っていてかなりホテりますが、露天でトドになり潮風で冷ませるので長湯できます。
いったときはちょうど夕暮れどきで、東海岸なので夕日は望めなかったものの、正面の水平線からちょうど満月が昇るところ。月明かりの下で、潮騒をきき、潮風に吹かれながら浸かる上質湯は、まさに”シーサイドヒーリング露天”(笑)

料金1,200円(土日祝)は痛いですが、食事処で食べられる海鮮料理(1,500円の刺身定食を食べました)もリーズナブルでけっこう美味しいので、日頃の忙しさを忘れてゆったりと時間を過ごせる、おすすめの一湯かと思います。

Na・Ca-塩化物強塩泉 28.5℃、pH=7.9、470L/min(1,066m掘削自噴)他不明

※日本温泉協会の新旧の天然温泉利用証が掲示されているのに、なぜか成分表が掲示されていません。ちなみに利用証の記載は、旧で「放流一部循環濾過式、加水なし、加温あり」、新で「循環濾過あり、加水なし、加温あり、塩素系薬剤使用あり」。
HPには「源泉100%の天然温泉掛け流しの湯」とあります。
 

いろいろ  投稿者:うつぼ  投稿日: 2月 1日(水)23時36分22秒    編集済
  >まっちょさん
にいざ温泉「彩泉楼」、昨日UPされた、クチコミ温泉情報リスト埼玉-2(中部)の下のほうにレポへのリンクがありますので、ご覧くださいませ。
料金高めですが、お湯はけっこう実力派です。

>晶です(^0^)さん
サイボクまきばの湯、気にいられたようで・・・。
以前は露天源泉槽がよかったのですが、このところ内湯の湯づかいがよくなってきていて、湯口そばでは露天源泉槽とほとんど変わりません。(ダントツにいいのはご指摘のとおり、豚のかけ湯ですが・・・)
源泉露天槽、ただでさえ狭いのに巨大湯口が浴槽側にせり出してるは、熱湯の側面注入はあるはで、どうも落ち着きません。で、このごろは、もっぱら内湯と壷湯(真湯だが、たぶん井水でアワつきもあって気持ちいい)にいます。

ナイト料金1,000円を導入してからかなり混むようになりました。やはり500円の差は大きいか?
 

明日は…  投稿者:みみ  投稿日: 2月 1日(水)21時37分36秒    編集済
  こんばんは。

明日はいよいよ「清河寺温泉いずみの湯」改メ、「さいたま清河寺温泉」がオープンですね。
私のところから徒歩ではちょいと無理ですが、車なら毎日でも行ける距離なので期待しています。
残念ながら明日は仕事で行けませんので、どなたかレポよろしくお願いいたします。
仮設時代の評判通りだとうれしいのですが。
地元の人はすでに優待入浴しているみたいですね。

>晶さん
おひさです。
サイボクの商品はちょっと値段は高めですが、それ以上の価値がありますね。
この会社の機関誌に書いてあったのですが、「いいものを作れば必ず理解してくれるお客がいる」
という考えのもとに商品を作りこんでいくそうです。「品質主義」ですね。
実家に帰る時にスーパーゴールデンポーク(SGP)を買っていくこともありますが、とても
おいしいと喜ばれます。
ご参考に。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.rakuten.co.jp%2Fsaiboku%2F408482%2F411965%2F
 

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