クチコミ 情報
2006年1月21日〜1月31日

にいざ温泉 彩泉楼  投稿者:まっちょ  投稿日: 1月31日(火)23時45分14秒
  へ行ったことのある方 いらっしゃいますか?
もしいらっしゃいましたらぜひ感想御教えください
皆様 水着温泉御教えいただき真に有難う御座いました!
 

サイボク天然温泉まきばの湯  投稿者:晶です(^0^)  投稿日: 1月31日(火)23時20分19秒    編集済
  どもども、クマオさん・やませみサン・他みしゅらんの常連の方々
寒中お見舞い申し上げますm(__*)m
ここでの書き込みは大変、久しぶりなのですが、ここのトップで、クマオさんも紹介されている、サイボク天然温泉まきばの湯に1/28に行ってきたのですが、思ったよりよかったので久しぶりに感想を。

私は群馬在住なので、いつもお気楽に格安ご近所温泉を楽しんでいるのですが、そんな私のとって「まきばの湯」の1500円の入浴料は派格の高さ!!!
一体どんな温泉なのか意気込んで行って参りました(^−^)9

最初に見た印象は、スッゴー―――ク広い(^−^;)特に駐車場がだだっ広く、さすが、元牧場!!といった感じ(^−^)b
入館する前に一応、敷地内にある、農産物直売場やお肉やハムの直売所を見学(^−^)

(野菜の)値段は、群馬の方が安いかなぁ・・・と思いましたけど、お肉はさすがに美味しかった!!
実際に焼いて売ってくれているカフェテリアや売店があったので、BQセットを購入・ハムステーキ・トン足・レバーの丸焼き・厚切りステーキ・・・・
このボリュームで900円はお得かも(*^−^*)
他に、リブステーキ・モツ煮(300円)も美味しそうでしたよ♪♪

・・・なぁんて温泉とはまったく関係ないお話になってしまいましたが、施設の周りを一通り楽しんだのでいざ突入(^−^)
クマオさんがいうように頑丈そうな建物は1500円という、強気な入浴料とともに、強気な感じで威圧感まんまん(^−^;)

靴箱は、100円リターン式ではなく、コインを使わず、ボタンを押して、鍵を閉めるタイプで、小銭を用意する煩わしさがなくって高感度○♪入って受付に行く前に、会員申し込みの案内がありました。
入会金は200円。会員になると入館料が300円かな?安くなります(^−^)が!群馬の私にサイボクは遠すぎるので、会員にはならず、受付に♪
さすが、1500円温泉、受付けの応対は親切かつ丁寧で好感が♪
受付の向かいにレストラン・横に売店があって、お土産や、軽食が買えます(^−^)
1階の奥、右手が浴室。正面が岩盤浴(別料金1000円)左手は休憩スペース。

受付から浴室に行くまでの廊下トイレと喫煙室、右手の壁がミニギャラリーになっていて、今回は創作だるまの展示がされていました。
2階が休憩所と、お休み処・マッサージ・・・2室だけど、個室もあるようです

さてさて、館内散策が済んだのでいよいよ、浴室に突入!!
今日は土曜日!週末のせいか、すっごく込んでました(×0×)
脱衣所は意外と広く、左手がロッカー(100円コインリターン式)
右手はドレッサー・牛乳の自動販売機あり。

そして・・・今回一番いいなぁ・・・って思ったものが浴室入った真正面に!!!
それはかけ湯!!にっこりと満面の笑顔の茶色い豚が口からざこざこと、源泉をおしげもなくかけ流しているではありませんか!?
・・・豚の湯口はおいといて、かけ湯、上がり湯が源泉なのには感激しました♪♪
群馬のセンター系でも、だいたいが真湯か、循環された温泉。あがり湯が源泉じゃないなんて、まったくもって意味がない感じでがっかりしちゃうことが多い。

おしげもなく注がれる源泉は、込んでいたほかの浴槽のどこよりもお湯のコンディションがよく、透明感バツグン!あぁぁあ・・・ここに入りたい。
豚のかけ湯をはさんで右手がカラン、左手が内湯の大浴場・・・・
さすがにいろんな浴槽があったけど、まずは内湯の源泉浴槽に。
広い内湯の浴槽には人がたくさんいて、芋を洗うがごとくの状態(^−^;)
最近ではこんな状態は久しぶり。でも、ここは湯口からざこざこ温泉がでて、浴槽からは惜しげもなくお湯が溢れている(^−^)そのせいか、さほどお湯のなまくら〜くなった不快感はなく、顔を洗ってから唇をなめたら、結構しょっぱい。

よく暖まる塩の温泉。薄緑茶色に色はついていても、透明感があって、浴感も悪くない。
内湯内にある足湯は源泉・他は真湯のようなので、次に露天へ行ってみました(^−^)

露天に出たら、カルキ臭とはまた、違った嫌〜な匂いが・・・・(×。×)
それは、真湯がなま〜くらった嫌〜な匂い・・・・発生元は露天の大きい岩風呂からでした!

おかしい!1500円もする温泉だもの、他にもっと良いお湯があるはず・・・・!
あたりをきょろきょろ見渡すと、ありました!!岩風呂の奥、階段上がって一段高い 所に源泉露天風呂が・・・・(T。T*)

小さくて、6人入ったらいっぱいになっちゃう源泉露天風呂。
桧つくりの木の浴槽、木の湯口から出る源泉はぬるいのに、浴槽のしたから加熱したお湯がでているようで、浴槽の中は熱め(×。×)

いくら外気が寒くても、こんな込んでる日に、こんなあったまる温泉で加熱しなくても・・・・(−。−;)
ぬる湯ファンの晶としては、ちょこっと残念(^−^;)何人もお客さんが入ってくる中、頑張って、頑張って、やっと、湯口が独占できる状態に(^−^)
首に源泉のかけ湯・・・人肌よりも少しぬるめで、首にとろけるようにからみついてくる鮮度最高の温泉、鼻の周りにほのかな温泉臭が香ってきてやっと落ち着いて温泉に入っている気分になれました(^0^*)

でも、ちょこっと頑張りすぎたのか、珍しくも少しのぼせ気味に。
浴室をでると、脱衣所との間のスペースに水飲み場があるので水分補給して、2階のお食事&休憩所に。

ここはレストランよりはお安く、軽食が取れる感じのお休み所で明るくて感じが良い。
ここで、ビールセットを注文して一息ついたところで、お休処へ。

ここのお休処は最高でした!空いていたのもあったけど、薄暗く、程よく涼しくて、温泉でほてった体を癒してくれます(^−^)
一人分のスペースに畳のマットが敷いてあって、四角イグサの枕と、厚手のタオルケットで寝心地は最高!!空気清浄機もあって、静かに過ごせるスペースでした(^−^)
ここで、熟睡。寝ながら、怪獣と化している人がいなかったら、閉館まで寝ていたかも!

私は男女一緒のお休処で寝ていましたが、女性専用のお休処もあります(^−^*)b

この施設の総合的な感想は、価格は全体的にお高めですが、それに相応した設備、品の良さがあって、込んでいたけれども、暑苦しさのない、良い入浴施設だなぁ・・と思いました(^−^)
最初は金額からみて、もっと、商業主義の温泉なのかと思っていましたが、とてもお客さんに愛されている施設なようで、従業員の方もそれを感じているのか、笑顔が多く、とても好印象を受けました(^−^*)

温泉に入っていたときに、お客さんが「この温泉がここにできて本当によかった。遠い群馬まで、わざわざ温泉にいかなくてもすむから・・・」と、話しているのが耳に入り、格安でご近所温泉にはいれるわが身の幸福を思わず感じてしまいました。

ここは6時以降は1000円で入れるそうなんですけど、私達が居た日はその時間あんまり込んでいたので、入場制限がされていたそうです(^−^;)

ここでは、入館料・くつろぎ着・食事込みで4000円のコース(ただし2時間の時間制限)や、
バレンタインディナー付きコース6000円など、いろんなプランがあるみたいたので、ちょっとリッチに美味しい食事を楽しみながら温泉に入りたい・・・なんて思ったときにはいいかもしれません♪

埼玉はあんまり入る機会がなかったのですが、これを機会にまた、いろんな温泉に入ってみたいです(^−^*)

次はとりあえず、2/2にオープンする清河寺温泉が楽しみです(^−^*)
 

岩盤浴について  投稿者:月光  投稿日: 1月30日(月)12時40分55秒
  お店に問い合わせした所、きちんと小山保健所入浴許可をとってますので保健所に問い合わせ確認してもいいです。との返事がきました。私の主治医はこう言ってます。健康食品や癌にいいなど宣伝してるものに医学的根拠がないと反対しています。玉川温泉に行っても再発する人もいる。けれど、温泉や岩盤浴で患者の気分転換になるのならいいと思う。怖いのはそれをやってれば平気だと思い込みをしてしまう患者さんは危険。それを聞いて納得し、ここで再発防止にと書いてますがいいものならいいかな〜くらいの気分で行ってます。100%の予防法はないのは承知です。  

流れ星さん。ONKENさんへ。  投稿者:月光  投稿日: 1月30日(月)11時29分35秒
  流れ星さん。お久しぶりです。那須湯本の「滝の湯」は行きました。ここは「鹿の湯」の用な作りになっていてぬる湯と熱い湯の二つありまして込んでないのと(宿泊者は無料)です。お宿の方に鹿の湯と同じ湯だと言われました。「河原の湯」はまだ行ったことありません。お宿に紹介されてないので地元の方のみなのかな?と思ってました。もし今度行く時は聞いてみます。「岩盤浴」は説明によると終わった後の汗は普通の汗と違いよい汗だそうで入浴せずに拭くだけがいいらしいんです。五味クリニックのHPでも先生がそう書かれてるので、私はあ〜そうなんだ〜と思っていました。私の行ってる岩盤浴は入浴許可をとってないのかなといわれてみて不安になりお店に聞いてみようと思います。玉川と同じ用と説明されましたが確かに別物かもという思いもあります。

ONKENさんへ。「桐生温泉ゆらら」なら私にもいけますね。送迎バスがあって電車の私にはありがたいですね。砂風呂も体に良いと書かれていてお高いですが試してみたいです。今度両毛線の旅をした時行こうと思います。有難うございました。
 

月光さん  投稿者:流れ星  投稿日: 1月29日(日)23時23分54秒
  お久しぶりです。

> 昨日は大好きな那須鹿の湯に行って来ました。
那須湯本の民宿に泊まられたなら民宿専用の共同浴場、「滝の湯」と「河原の湯」は入られましたか?私は民宿に泊まったことがないので大変残念ながら未湯なんですが。

岩盤浴お好きなのは結構ですが、入浴施設がないのは公衆浴場の許可を取っていないせいではないかと。どう考えたって、能書き通り汗を流さないのではスッキリしません。
Gパンがボロボロになるほどの玉川温泉の岩盤浴が身体に効果があるのは納得がいきますが・・・
 

HV印西・再訪  投稿者:一遊  投稿日: 1月29日(日)23時05分31秒    編集済
  少し前にヒーリングヴィラ印西を紹介しましたが、再訪したので、再レポです。
今回は日曜日の午後の混雑時に訪れました。渋谷から1,200円、押上から970円もかかりま
すが、北総開発鉄道が高いせいです。でも、印西牧の原駅から徒歩1〜2分というのは前
回は気がつきませんでした。こんなに駅に近い温泉は珍しいですね。

今回は前回のように朝一ではなかったので、けっこう混んでいました。経営状況は悪くな
いのでは?
入場料は1,500円で、タオルセット、館内着付です。時間制限はありません。
1,800円のバイキングがよいという話を聞いていたのですが、のりとか漬物とか、地味な食
材が一味違うお味。調理技術は普通なので、1,500円位が妥当かなという気がしました。
30〜40代カップル、子連れがやたら多く、少々意気消沈(^^;
着衣サウナやごろ寝の仮眠スペース等で、大勢ごろごろしているのを見るのは不快に感じ
ます。そういう空間なので、しょうがないですが…。

水風呂はカルキ入りになってしまい、残念でしたが、温泉はなかなかよいもので、水風呂
の前にある滝の音を聞きながら入る浴槽が一番香るように思いました。ぬるま湯でゆっく
り入っていられる高張泉は多くはありません。足に皮膚炎を患っていますが(水虫ではあ
りません)、前回同様効果がありました。
 

お返事  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月29日(日)22時39分59秒    編集済
  >流れ星さん
ようこそ。栃木と言えば、さすがですね。
>栃木県内で私が一番面白いなと思われるプールはONKEN21さんが挙げられた真岡井頭温泉です。
実は井頭は昔ですが、栃木の温泉付プールとしては唯一行ったことがあるんです。
あれだけ設備の整ったプールは群馬・埼玉でもあまり類を見ませんね。

>すなっちさん
大橋へ泊まられたのですか、うらやましいです。私の懐だと宿泊料のハードルもあって、なかなか
難しいです。一人旅なら湯治宿も良さそうでしたね。女性の方だとかなり難しいようですが、
河原風呂からの眺めがすなっちさんの眺めた景色に匹敵するでしょうか。株湯は特に建替えの
ウワサは聞いてはいないですが、三朝発祥の地としていつまでも大切に守ってほしいですね。
ただ、七釜公衆浴場の例が記憶に新しかったので…

>月光さん
そうですね、岩盤浴はあまり遠くへ浮気せず、お近くのところで気軽にされるのが良いと思います。
温泉の場合はいろいろあるんで、いろいろ試してから体に合ったものを見つけるのが大切だと思いますが。
足利の東葉館も鉄分豊富でいいですね。あと渡良瀬川対岸の桐生温泉湯ららの「砂塩風呂」も試してみると
いいかもしれませんね。お体、お大事に…
 

すなっちさん。  投稿者:月光  投稿日: 1月29日(日)21時15分30秒
  ご心配有難うございます<(_ _)>
免疫力が弱いのだと思うんですが、風邪をひきやすく熱が出たら中々下がらなくて、やっと回復しました。「岩盤浴」なんですが免疫力をつけたいからなんです。もちろん再発防止もです。で、この頃、ONKENさんに色々と相談していました。ありがたいです。ほんと。。
那須塩原が好きと書きましたが、行きやすいと言う事もあってなんです。行きたい所は皆さんの書き込みで沢山あるのですが私は自分のいける範囲で楽しもうと思いました。
足利の「東葉館」もいける範囲内なので、今度行きたいな〜と思ってます。
 

訂正  投稿者:月光  投稿日: 1月29日(日)20時40分56秒
  鹿の湯でした。  

岩盤浴の件  投稿者:月光  投稿日: 1月29日(日)20時39分17秒
  ONKENさん色々ありがとうごさいます。方向音痴なので行きたくても行けない場所があり情けないです。今の所やはり小山の「岩盤浴セラピア」に通ってみます。再発防止にいいという事もあるらしいのでやってみます。
昨日は大好きな那須鹿野湯に行って来ました。民宿一人泊で二食付き6650円の「新小松屋」さんに宿泊しました。料理がとても美味しくてこの値段でやってけるのかな〜?と思ってしまいました。内湯もあって貸切出来るのも極楽です〜〜(^^♪おへそに白い粉が付いてると思ったら湯の花でした。ハハッ。無料の湯めぐりチケットがあったので、普段はとても行けない「山水閣」に立ち寄りしました。大丸源泉、単純泉と書いてありました。無色透明無味無臭のサラサラ湯でした。場違いの用でお風呂をでたらそそくさと帰りました。板室温泉「幸の湯温泉」も券を使って入りました。二日間で色々なお風呂に入り、計十回は入ったと思います。28日は吹雪で寒かったのですが冬の温泉は最高ですね〜。那須と塩原が私は大好きな場所でして今度は素泊まりの民宿にしようかと考え中です。
 

はじめまして  投稿者:おまあ  投稿日: 1月29日(日)02時55分15秒
  いつも読んでお勉強させていただいてます。
今は温泉のpHを測定し長柄湯めぐりです。強酸性や強アルカリ性などいろんな温泉に出会えて喜んでます。
今後ともよろしく!

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww17.ocn.ne.jp%2F%7Eonsen777%2F

 

Re:三朝温泉「菩薩の湯」「河原風呂」「株湯」(山陰温泉めぐり9-2)  投稿者:すなっち  投稿日: 1月28日(土)13時52分36秒
  ONKEN21さん、こんにちは。

2年程前にマイレージのポイントで鳥取まで行き、「大橋」に泊まりました。
「大橋」は建物や泉質もよいですが、私は川を目の前にして建物が建っている立地条件がお気に入りでした。朝方、白い大きな鳥がえさを探して川の中州(?)にやってくるんですよ (^^)
宿泊している場所が自然と一体化しているようで、すごくうれしかったです。

三朝ってそんなに客引きが多いんですか? あやしい一面もあるんですね。でも、昼間はホントにのんびりしたところで、皆さん親切で、ご両親もきっと気に入られると思います。

株湯はいいですよね! 三朝一の温泉だと思います。取り壊しなんて、ダメですよ! 私も「星5つ」。クマオさんも間違いないことでしょう。あれほど贅沢な温泉ってなかなかないと思いますし、山陰地方だからこそ残ってるのかもしれません。

皆さんのレポートを読んでたら、私も島根・鳥取の温泉に行きたくなってきちゃいました。

月光さん、体調大丈夫ですか? ゆっくりマイペースで行きましょうね (^^)v
 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 1月28日(土)13時46分6秒
  ONKENさん
>私、こういうのって、あまり関心ないです(^^ゞ。
潔癖なのもいいけど、ONKENさんは五千円でも余分に持ってフーゾクにでも行かれたらいいのに〜。一皮剥けるかも、じゃん?

towaさん
はじめまして。既にお持ちかもしれませんが、愛知の温泉紹介といえば、ミツさんの「日帰り温泉へ行こう!愛知県刈谷支部」が網羅的ですね。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fmembers5.tsukaeru.net%2Fonsen%2F
 

いろいろお返事  投稿者:流れ星  投稿日: 1月28日(土)10時30分25秒
  ONKEN21さんに呼ばれた気がして伺いました。

>まっちょさん
「夫婦子供と楽しめる水着温泉」ですが、
栃木に関してもONKEN21さんと一遊さんが挙げられている施設が代表的ですね。
敢えて他に挙げるなら、
栃木・日光 メルモンテ日光霧降(温泉とプールは駐車場が別なほど離れている)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.mielparque.or.jp%2Fnkk%2Fnkk01.php
栃木・塩原 紀州鉄道那須塩原ホテル(プールも日帰り利用可能か未確認)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kitetsu.co.jp%2Fnasu1.html
栃木・大田原 パインズ温泉ホテル大田原(原則プールは会員制)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww13.plala.or.jp%2Fpines%2F

あと、温泉ではありませんが
栃木・宇都宮 蝶寿コ・デ・ランネ
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.utsunomiya.tochigi.jp%2Fhokenhukusi%2Fkoureisyougai%2Fkourei_06_koderanne.htm
が意外にお薦めです。焼却場の熱を利用して地下水を温めますから入浴施設がなんと循環じゃないんです。下手な「温泉」より湯は新鮮です。プールともで大人600円、小人300円も大変お得です。今やっているかどうか未確認ですが、土曜日は中学生以下無料ということまでありました。

栃木県内で私が一番面白いなと思われるプールはONKEN21さんが挙げられた真岡井頭温泉です。真湯ですが、温泉の内湯よりカルキ臭は少ないです。いろいろなブロー設備がユニークです。競泳プールはありませんが親子で楽しめますよ。
あかつきの湯のプールはツルツルの温泉が言うこと無しですが、スイミングキャップを持参しないと買わなければいけません。

>towaさん
レスが無いから書かせてもらいます。連れ合いが愛知生まれなのでよく愛知へは行きますが、私が一番行く温泉は半田市のごんぎつねの湯です。白寿の湯によく似た茶色の濁り湯で高張泉です。そこのお食事処もガッカリさせません。是非どうぞ。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fm-horioka.hp.infoseek.co.jp%2Fsub4.sub1.3.htm

>うつぼさん、めがねさん
佐久山温泉きみの湯が等張泉だというのは納得がいきません。あそこの専務と話した時、「湯が出てすぐ分析した頃は黒い濁り湯でしょっぱかったのが、だんだん色が薄くなり、湧出量が増えた」と言ってました。与一温泉ホテルと同系のアル単が流入するようになったのではないでしょうか。今の温泉も十分良質なんですから分析し直す必要がありますね。
小川温泉森林の湯は再開する様子は全くありません。荒れ放題です。
 

三朝温泉「菩薩の湯」「河原風呂」「株湯」(山陰温泉めぐり9-2)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月28日(土)02時28分34秒    編集済
   鳥取県三朝温泉の3ヶ所の共同浴場を一気にレポします。長文失礼します。

★菩薩の湯
 旅館大橋で入浴後、温泉街を散策してみました。三朝橋を渡ると、河原には足湯と河原風呂、
その先右手には白狼の湯飲泉所と共同浴場菩薩の湯があります。左手へ行くと温泉街に入って
いきます。三朝温泉街は○ウナや○ープやその関係の客引きがすさまじく、結構いかがわしい温泉
なんですね。私、こういうのって、あまり関心ないです(^^ゞ。

 株湯まで行って、営業終了のため入浴断念、スゴスゴと引き返し、冷えた体をまた温めるべく、
共同浴場菩薩の湯へ入ります。4〜11月は15:00〜22:30までの営業、それ以外は21:30閉場
なので、今11月下旬の22時、危ない、危ない。入浴料300円を番台で払い、22:30までと念を
押されながら入りました。さすがにこの時間になると入浴客は一人もおらず、私一人で貸切状態。

 浴槽は真ん丸の円形で、投入なし、浴槽側面からの注入のみで、そのままオーバーフローして
いる掛け流し。温泉利用状況では塩素を使って清掃とありますが、本当に清掃時のみと見え、
一切カルキ臭はありません。源泉は5種類の混合らしく、旅館大橋や株湯とも違うお湯のようです。

 湯醒めしないようここでよーく温まって、すぐに車に急行、河原で車中泊しました。
なお、旅館大橋から少し倉吉方面に行った右手の三朝町総合スポーツセンター入口には三朝温泉
小口温泉供給機なるナゾの温泉スタンドがありました。100Lで100円です。まあ、ラジウムや
ラドンなんてあっと言う間に飛んでしまうでしょうから、ここでは汲みませんでした。

菩薩の湯の温泉分析書と温泉利用状況は脱衣所に掲示してありました。

(三朝温泉共同浴場 ぼさつの湯 男湯/浴用)成分
1源泉名※
(1)町有源泉(河原の湯)
(2)町有1号泉、4号泉、6号泉(混合タンク)
(3)町有5号泉
2泉質
(1)単純放射能泉(緩和低張性高温泉)
(2)含弱放射能-ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)
(3)単純放射能泉(中性低張性高温泉)
3泉温:(1)60.1℃ (2)66.0℃ (3)44.9℃
4温泉の成分(1)/(2)/(3)
Na=274.5/411.0/69.7 K=1.130/19.6/3.7 アンモニウム=0.064/-/- Mg=2.581/4.2/2.4
Ca=24.39/39.7/9.1 Al=0.013/0.2/0.2 Mn=0.035/0.1/- フェロ=0.029/0.1/0.1
銅=0.001/-/- 陽計=302.7/474.9/85.2
F=2.142/5.9/1.0 Cl=348.6/511.6/70.5 硫酸=41.46/110.0/27.1
ヒドロ炭酸=159.5/234.9/76.3 ジヒドロ燐酸=0.081/-/- ヒドロ燐酸=0.125/-/-
ヒドロ硅酸=0.107/-/- 炭酸=0.072/-/- ほう酸=0.051/-/- 陰計=552.1/862.4/174.9
メタケイ酸=70.58/60.6/24.4 メタホウ酸=11.28/11.5/1.8 メタ亜ヒ酸=-/0.4/-
非解離計=81.86/72.5/26.2 溶存物質計=0.9366/1.4098/0.2863
遊離CO2=49.82/8.8/6.6 成分総計=0.9865/1.419/0.293(g/kg)
ラドン=38.5/10.9/28.9(Me/kg) 総ヒ素=-/-/0.010
5分析年月日:(1)昭和52年11月1日/(2)(3)昭和63年11月16日
6分析者:鳥取県衛生研究所

※三朝町自動小口温泉供給機(100L)(温泉スタンド)/飲泉所(白狼の湯)については(2)の源泉を使用
(温泉スタンド分析年月日:昭和63年10月24日)

◎温泉法施行規則に定める「温泉成分に影響を与える項目」の掲示
1.当施設は源泉温度が高いので、湯温調整のため加水しています。
2.当施設は、毎日塩素を使って浴室の消毒清掃を行っています。

◎飲泉所(白狼の湯)
飲用の適応症
痛風、慢性消化器病、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、神経痛、筋肉痛、関節痛
飲用上の注意
(2)温泉飲用の1回の量は、一般に100ml〜200ml程度
とし、その1日の量はおおむね350mlを越えないこと。
(ア)食後に飲用することが望ましい。
(イ)就寝前なるべく避けた方がよい。
決定年月日:平成13年8月6日 鳥取県倉吉保健所長

★河原風呂と投入堂
 翌朝は目覚めの一番湯で無料の河原風呂へ行ってみました。10年前にここだけは入ったこと
があり、再訪。懐かしいです。三朝橋を渡り、左手(上流側)から河原に下ります。手前は足湯で、
その奥の簾で囲まれた露天風呂です。脱衣所あり。
 浴槽は2つに区切られ、土手側のパイプから大量投入、脱衣所側の区画へ流れ込んでいます。
土手側は熱め、脱衣側はぬるめで長湯可。
 ここの圧巻は風呂からの景色。秋の真っ青な青空の下、朝の清冽な空気の中、三朝川の清冽な
流れの向こうに並ぶホテル街を眺めながらの湯浴みは最高。ついに山陰の三朝までやってきた
感慨にふけるのでありました。

 この後、浴後の散策と称して、三徳山三佛寺までドライブ。県道脇の遥拝所から世界遺産候補の
国宝「投入堂」を眺めます。そこは三徳山の中腹の断崖絶壁、1300年もの昔によくぞ建てたものです。

★株湯
 三朝温泉最後の一湯は発祥地にある共同浴場株湯に行ってみます。三朝温泉上流の街外れの
住宅街の中にポツンと共同浴場が佇んでいます。車の方は三徳山へ通ずる県道を走り、狭い路地を
看板に従い左折(温泉街方面からの場合)、小川に沿って下り、株湯の源泉地らしきポンプ小屋
の手前を左折。左手に10台くらいはおける駐車場があります。路地は狭いので、曲がる時に車体を
こすらないように注意。駐車場の隣に共同浴場株湯がありました。その立地はやはり発祥地を
思わせる極めてわかりずらい所です。
 共同浴場の前には飲泉所があります。飲むとくせがまったくなくおいしいです。入口の券売機
で200円の感熱紙の入浴券を買い、受付のおばちゃんに渡します。
 脱衣所で服を脱ぎ、浴室へ。古い木造の湯小屋で、その雰囲気はみちのくや上信越にある古き
良き共同浴場の趣。小さな長方形の木造の浴槽が一つあるだけです。西日本のみちのくここにあり
と言いたいです。
 お湯は浴槽側面の壁からボコボコ大量のあぶくを上げながら、湯面が盛り上がるほど大量に注入
されています。そのまま浴槽全体から溢れ、床は川のように大洪水。湯温も本当に絶妙で、気持ち
良くて眠くなりそう。ここのお湯には本当に感激しました。
 もしクマオさんが訪れたら、ここだけは間違いなく★5つは付けるんじゃないでしょうか。
三朝へ訪れたなら、ここだけは絶対外せないです。かなり古いので、建替えの話が起こっても
不思議ではありません。行くのならお早めに…。

 最後に、三朝のお湯の利用法でわかったことですが、旅館大橋も菩薩湯も株湯も古くからある
お湯は湯面上からの投入ではなく、すべて浴槽内の注入であったことです。ラジウムの崩壊や
飛散をなるべく抑える、源泉の特性を少しでも生かすすばらしいお湯の利用法であることに気付き
ました。遠いですが、いつか癌を患ってしまった父母を三朝の地まで連れていきたいものです。
旅館大橋あたりに泊まれたら最高だな…。

株湯の温泉分析書と飲用適応症、起源は入口横に掲示してありました。
成分
1源泉名:株湯1号2号混合泉
2泉質:単純放射能温泉
3泉温:45.6℃
4温泉の成分
Na=221.8 K=7.0 Mg=1.6 Ca=16.3 Al=0.1 Mn=0.1 陽計=246.9
F=4.3 Cl=188.0 硫酸=69.7 炭酸水素=227.5 陰計=489.5
メタケイ酸=41.0 メタホウ酸=5.0 メタ亜ヒ酸=0.2 非解離計=46.2
溶存物質計=782.6 遊離CO2=3.7 成分総計=786.3
5分析年月日:平成4年7月23日
6分析者:鳥取県衛生研究所

飲用の適応症
痛風、慢性消化器病、慢性胆嚢炎、胆石症、神経痛、筋肉痛、関節痛
飲用上の注意
(2)温泉飲用の1回の量は、一般に100mlないし200ml程度とし、
その1日の量はおおむね350mlを越えないこと。
また、この温泉はフッ素を含有しているため乳幼児の飲用は
避けること。
(ア)食後に飲用することが望ましい。
(イ)就寝前なるべく避けた方がよい。
決定年月日:平成4年8月5日

◎株湯の起源
 旧記によれば、天皇第72代二条天皇の御宇長寛
二年(1164)源義朝の臣大久保左馬之祐、主
家再興祈願のため三徳山参詣の途次、白狼に出合い只
一矢にて射留めんと矢番いたるが思うに斬る年古いた
る獣は神仏の事役を勤むるものと聞き伝う、然ること
も計り難しと俄に、慈心を起し、故らに射損じて之を
救助したるに其夜夢に妙見大菩薩左馬之祐に告げてい
く、汝慈済の心深きこと神慮に叶いたければ、済生の
たよりを示すなり。今日、汝が白狼に逢いたる辺りの
古木(楠)の株根に、霊湯あり汝宜しく之を穿ち諸人
の病害を救え、左馬之祐神託を畏み其の指示の如くせ
るに果して温泉湧出せり。これを温泉の濫觴(らんしょう)にして株
湯の称ある所以なり。
 大正五年、内務省石津利作博士の調査により、ラジ
ウムエマナチオン含有量142.14マッヘであること
を発表せられた。温泉としては、正に世界第一位であ
ると称する所以である。
 温泉の効能は万病に効ありと雖も特に左の諸病に
著効あり。
1.リューマチ・痛風 1.神経系疾患 1.消化器疾患
1.婦人病一般 1.関節等運動機能障害 1.高血圧
1.老衰予防 1.病変後の療養 1.創傷の治癒
霊泉に感謝して体を清めて静かに入湯せられたし。
  昭和42年     三朝区長

◎白狼が教えてくれた三朝の湯(「三朝の湯は身体を元気にする」ポスター下部より)
 平安後期、平家に敗れた源頼朝の家臣、大久保左馬之祐が
主家再興のため、全国の大社名刹へ祈願の行脚に出たという。
 1164年のこと、山陰有数の霊場三徳山に参拝の途中、
三朝の里に立ち寄ったとき、大きな楠木の根株の近くで年老いた
白い狼を見かけた。弓矢で討ち取ろうとしたが、神仏の化身かも
しれないと、そのまま見過してやったという。
 その日の夜のことである。左馬之祐の夢枕に妙見菩薩が現れ、
「その方の慈悲深い心に感じ入った。温泉のありかを教えよう。」
と言って、白狼と出会った場所にあった楠の根株を告げて消えた。
 翌日教えられた根株まで行くと、下からお湯がこんこんと湧き
出していたという。
 その温泉はそれからずっと一度も枯れることなく湧き続け、
公衆浴場「株湯」として今日に続いている。

※入浴時間 平日8:00〜21:15 日・祝祭日8:00〜21:15
(参考)All About郡司さんの株湯レポ

※山陰温泉めぐりアルバム三朝編15枚

↓三朝町役場のHP
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.town.misasa.tottori.jp%2Fsite%2Fpage%2Fallindex%2Fkankou%2F

↓三朝温泉旅館協同組合のHP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tabijozu.ne.jp%2F%7Emisasa%2F

 

プール+アブラ+岩盤浴関係お返事  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月28日(土)00時32分2秒    編集済
  皆さん、栃木方面が手薄ですいません。
栃木と言ったら、流れ星さん、来てくれないかな〜?

>まっちょさん
>関東圏で他情報ありましたらまた御教えください!
栃木・茨城方面でも調べました。
栃木・宇都宮 ろまんちっく村(ジャグジー・寝湯は温泉使用)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.romanticmura.co.jp%2F
栃木・さくら 道の駅喜連川(温泉&クアハウス)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.tochigi-sakura.lg.jp%2Fmichieki.html
栃木・塩原 あかつきの湯(プールも温泉使用)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Facatsuki.co.jp%2F
栃木・那須 ブランヴェール那須
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.bvnasu.com%2F
栃木・那須 ホテルエピナール那須
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.epinard.jp%2F
栃木・那須 ホテルサンバレー那須
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.nasu3800.co.jp%2F
茨城・大子 フォレスパ大子(温泉使用のプールのみ)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.acity2001.co.jp%2Fforespa%2F

>みみさん
>松之山は資源保護ですべて循環していると思っていましたが、
他にもナステビュー湯ノ山や千歳は内湯循環(千歳は紫外線殺菌)で露天風呂は掛け流し、
凌雲閣も大浴場は循環で家族風呂は掛け流しなど、内湯と他で湯使いを変えているところが目に
付きます。ほう素規制の絡みで旅館の女将さんの話を聞いてみたところ、結構歴史の古い温泉
故かお湯には大変なこだわりと自負を持っておられると、感じられましたね。

>月光さん
>東北線しかわからないので
すいません、栃木南部は私にとってもなじみが深いので探してみたのですが、残念ながら天然温泉
付となるとほとんど見当らないですね。砂風呂でしたら、久喜の「森のせせらぎなごみ」とか
「桐生湯らら」とか「上河内温泉梵天の湯」などにあるんですけどね。
あっ、栃木の岩盤浴の↓Blogはありましたね。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fpool%2Ftheme-10000996744.html
 

ONKENさんへ  投稿者:月光  投稿日: 1月27日(金)14時13分16秒
  お返事。色々と有難うございました。花和楽の湯、入り放題でいいですね。湯楽の里の岩盤浴は埼玉しかないんですね。栃木店か土浦店にあれば行きたかったのですが、私は埼玉だと東北線しかわからないので無理っぽいです。詳しく書いてくださったのにすみません。やはり今の所、小山の岩盤浴つづり券を買うと千円なのでしばらくここに通ってみようかと思っています。それに岩盤浴って終わった後、汗を流さずタオルで拭くだけが効果があるらしいですね。暑いけど気持ちのいい汗ですね。  

Re:アブラ臭  投稿者:みみ  投稿日: 1月27日(金)06時36分8秒    編集済
  ※ONKENさんすみません。昨晩酔っぱらっていたせいか、変な文章だったので
書き直しをしようと削除したら、遅くにお返事いただいてみたいで(^^;;;;
順番が逆になってしまいますが、今朝1時30分頃のままの過書きこみ+お返事を改めてアップいたします。
申し訳ありません。

>ONKENさん
お返事ありがとうございます。

>みみさんは松之山には入られたことがありますか?

昨年鷹の湯に入りました。私の温泉訪問備忘録によれば「内湯は意外と淡白で期待外れ。露天の油臭にノックダウン。」
と非常に曖昧なメモになっているのですが、循環湯であるにもかかわらず、かなり良い点数をつけていました。
通常は循環と分かった時点で、極端に辛口の点数をつける傾向(多分生理的にいやなんでしょうね。)が
あるのですが、多分入浴時に感激したんだと思います。
たしか油臭に樟脳を混ぜたような、というかちょっと薬臭さを感じたと記憶していますが、吐き気や不快さは全くなかったような気がしています。
ONKENさんの仰る通り早乙女と近い臭いなのかもしれませんが、この差が訪問時の体調の違いだけだったのか、臭いの強さもあるのか、
残念ながら自分でもちょっとわかりません。

>シンナーやアルコール系のにおいが強くなったのは昨年より塩素消毒の始まった百観音の方ですね。

百観音はここ最近、月に2回くらいのペースで行っているのですが、ONKENさんも臭いが変わったとのことで、
やっぱりそうかと思いました。以前の灯油系のやや甘ったるい臭いが少なくなって人工的な臭いがついて
きたと感じていたのですが。私はシンナー、アルコール系とは感じず、単にあまり気分が良くはない人工的な臭い
と感じていましたが、ONKENさんは油臭と混じったシンナー、アルコール系の臭いまで嗅ぎ分けられるのかも
しれませんね。嗅覚は意識することによって精度が上がるそうですから、多分私よりONKENさんの感覚のほうが正しく表現されているような気がします。
年末に噴出デモの案内があったので、温泉ジャーナリストのONKENさんは「絶対に見に来る」と予想しましたが、ONKENさんの噴出デモのレポを見た時は「やっぱり行ったか」と納得してしまいました(笑)。実は私も一度は見ておこうと思っていたのですが、残念ながら日程が合いませんでした。

… … …その後のお返事 … … …

>松之山の鷹の湯は内湯が塩素入り循環で、露天が掛け流しでしたね。

そうだったんですか。松之山は資源保護ですべて循環していると思っていましたが、
露天は臭いといい、浴感といい素晴らしかったので、自分としては掛け流しと同等の感動があってすごいなと
思っていたのですが、露天は掛け流しだったんですね。勉強不足で申し訳ないです。

>松之山の焦げアブラ臭と硫黄臭がまじると早乙女のにおいになるのかな〜と感じました。

なるほど。硫黄臭のあるなしですか。確かにそうですね。
アブラ臭も硫黄も好きですが、一緒に混じると苦手になるのかも。
何かすっきりしました。どうもありがとうございます。
 

Re:やすらぎの湯について Re:アブラ臭  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月27日(金)02時07分30秒    編集済
  >月光さん、こんにちは。
やすらぎの湯は小山・佐野・前橋にありますが、昔、佐野だけは行ったことがあります。
佐野も昔は南平台温泉観音湯からのローリー運搬でした。前橋は昔は塩原温泉のローリーだったかな。
今は運搬元が変更になってるようですけど。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yasuraginoyu.jp%2F
 ちなみに本場の南平台観音湯も10年位前ですが、夕方以降の銭湯料金で入浴したことがあります。
確か3種類のお湯があったと思うのですが、夕方になるとそのうちの1ヵ所しか入浴できないんです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.nanpeidai.yad.jp%2F

>スパ銭で千円以下の所あったらな〜っと思います。
ちょっと遠いですが、熊谷温泉は950円で、所沢温泉は1050円で、湯楽の里の「平日得々プラン」
をやられていますね。入浴料・岩蒸浴・お食事のセットでこの料金。
あと、おがわ温泉花和楽の湯は1日1,050円で温泉はもちろんのこと岩盤浴にも入り放題です。休日など大行列ですけど。
実は私も花和楽の湯や熊谷温泉(もちろんプラン利用)で、初めて岩盤浴なるものを体験しました。
汗がたくさん出て、気持ちいいですね。新陳代謝に大変良いと思います。
その他、群馬になりますが、高崎の湯都里は2月より3月末の平日に限り岩盤湯プランを
1230円→980円でやるみたいです(@nifty情報
ちなみにこういった平日プランを初めて導入したのは「行田古代蓮物語」だと思うのですが、
今は岩盤浴には入れないプランに変更されていますね。

>みみさん、丁寧なお返事ありがとうございます。
 松之山の鷹の湯は内湯が塩素入り循環で、露天が掛け流しでしたね(妻有郷の日帰り温泉案内)。
私もかなり昔入ってますが、その時からお湯を味見するというマニアっくな習慣があって、
露天でそれをやってしまったです。もちろん手と舌をやけどして大変でした(^_^;)。
においはさすが昔のことで覚えていません。
 私の松之山経験としては、ひなの宿千歳(レポ)と凌雲閣(レポ)のにおいの印象が鮮烈です。
千歳では学生さんがいいにおい〜などと言ってましたし、凌雲閣も浴室棟の休憩所までアブラ臭が
におってきたのにはビックリしました。もしかしたら、松之山の焦げアブラ臭と硫黄臭がまじると
早乙女のにおいになるのかな〜と感じました。

 百観音温泉は温泉スタンドの方には塩素は入れていないという話でしたので、温泉スタンドと
浴槽の湯のにおいを比べてみるとハッキリわかります。ただ、ちょっと表現の方は私もあんまり
正確ではないかも知れませんが…(汗)。噴出デモ見抜いておられましたか(笑)。
来年はみみさんも是非どうぞ。
 

夫婦子供と楽しめる水着温泉 東京近郊で!  投稿者:まっちょ  投稿日: 1月26日(木)20時24分51秒
  一遊様 ONKEN21様 ナイス情報真に有難う御座いました!
しばらくは御教えいただいた所 順に責めてみたいと思います
温泉大好きなのですが どうしても男女別になってしまい
なかなか家族で楽しめませんでした
関東圏で他情報ありましたらまた御教えください!
 

訂正  投稿者:月光  投稿日: 1月26日(木)19時54分55秒
  足利健康ランドの湯は別府の湯でした。  

やすらぎの湯について  投稿者:月光  投稿日: 1月26日(木)19時37分7秒
  少し体調をこわし回復したので久しぶりにスパ銭に行ってみました。例の露天風呂の湯の所を良く読んで見ました。「南平台温泉観音湯」(塩の湯)代表、神場多巳一会長のご好意で運んでます。。の用な事が書かれていました。んん〜、と思うところもありますが信じる事にしてあげます。久ぶりに行ったら平日16:30までに入館すると880円で貸しバスタオル、フェイスタオル、食事付きとなっていてお得になってました。食事は限定されてしまいますがお得です。たしか土日は980円でだと思いますが・・
話は変わりまして今、「岩盤浴」ってブームになってますよね。私も玉川温泉に行きたい!と思いつつも交通費を考えると中々いけなくて、しかし「岩盤浴」はとても興味があり色々調べていたら、栃木の小山に昨日オープンした所をみつけさっそく行ってみました。90分1200円で、週1回位通うといいらしいんです。スタッフの方に色々質問しましたところ、玉川と同じ用な効果があるらしいんです。個人差はあると思いますがね。貸しバスタオル2枚とフェイスタオル1枚と室内着これに着替えてさて岩盤浴。砂時計があり、うつぶせで5分仰向けで10分5分休憩を3回繰り返し、私は2回目の後半からじわりじわりと汗が出てきました。シャワーを浴びたかったのですがなるべく2時間位は浴びない方が効くといわれたので、汗だけを拭いて帰りました。岩盤浴は続けないと意味がないのでお財布がきついかも。スパ銭で千円以下の所あったらな〜っと思います。それにここは「岩盤浴セラピア」といいますが、休憩所もないんです。あと、近場だと「足利健康ランド」ここは宿泊もできるし「草津の湯」もあると書いてありましたがあまり評判は・・ですね。。。もし、いい所があったら教えて下さい。
 

愛知近郊の温泉を探しています  投稿者:towa  投稿日: 1月26日(木)16時27分38秒
  3月28日、三組の身内で、旅行を考えています。母から愛知近郊でといわれたので、三河方面で探しています。
どなたか、日帰りでも、十分楽しめる温泉、食事処を知りませんか?
 

浜平温泉しおじの湯、3/3オープン!/お返事  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月26日(木)01時26分48秒    編集済
   群馬県上野村初の日帰り温泉施設「浜平温泉しおじの湯」(三岐温泉センター)のオープンが
3月3日に決定し、上野村公式HPと1/25付上毛新聞15面(地域面)で発表されました。

 当初、1月下旬オープンの予定でしたが、冷鉱泉を2kmのパイプで引湯のせいか、凍ってしまった
ようです(らくださん情報)。今年の寒さは異常ですけど、こんなことでホント大丈夫かな?
とやませみさんならずとも心配になってきますね。温かい3月なら凍結の心配はなくなりますが、
今度は管の中で成分が詰まったり、腐食したりしないか、気になるところです。湯使いは某雑誌に
よると加温循環とのことです。

 1/25(水)付上毛新聞の記事の要点は以下の通りです。
見出し:上野村初の日帰り温泉[清流と山を楽しみ入浴]3月3日
 上野村が同村楢原の三岐地区に建設していた村内初の日帰り温泉施設「浜平温泉しおじの湯」が
完成し、3月3日オープンする。神流川と中ノ沢川の合流場所に建設され、清流と山々の自然を
楽しみながら入浴できる。
・約2km離れた湯ノ沢源泉(弱酸性低張性冷鉱泉)をパイプで導入し、以前利用されていた
浜平温泉(含硫黄-ナトリウム・塩化物冷鉱泉)とブレンドして使用
・近くに国指定天然記念物「北沢のシオジ原生林」があり、「しおじの湯」と命名
・内風呂と露天風呂あり
・休憩室(30畳大広間・6畳個室2部屋)、軽食コーナー、リフレッシュコーナー(マッサージ器)、売店
・鉄骨平屋建、床面積973m2、昨年1月着工、事業費:4億1895万円(電源立地地域対策交付金)
・利用料(4時間):大人500円、12歳未満300円、3歳未満無料
(4月中のオープン記念イベントまでの間、大人200円、子供100円の割引料金)
問合先:上野村経済課0274-59-2111

(参考)ぐんま観光ナビネットの施設写真/廃業後の浜平温泉「奥多野館」レポ
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.uenomura.ne.jp%2F

(お返事)
>みみさん
お返事ありがとうございます。
>頭が痛くなり、吐き気がしてしまいます。アブラだけでなく、シンナー系というか揮発系の
>臭いが入っているような
 私は特に頭が痛くはなりませんでした。みみさんは松之山には入られたことがありますか?
早乙女の場合、百観音や渋川・ゆ〜ゆ・七福・新津のアブラとは異質で、松之山に近い「焦げ」
アブラ臭と思われました。焦げたようなニオイは香ばしくて、私は好きですね。
シンナーやアルコール系のにおいが強くなったのは昨年より塩素消毒の始まった百観音の方ですね。

>まっちょさん
初めまして。ゆうパーク越生、クアパレスおがの、からして埼玉の方ですかね。
埼玉・群馬・栃木にもその手の施設ありますね。

埼玉・江南 四季の湯(ホテルヘリテイジ)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.hotel-heritage.co.jp%2F
さいたま市 ラフレさいたま
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.rafre.co.jp%2F
埼玉・かすかべ湯元温泉(温泉は混浴大浴槽のみ)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kasukabeonsen.com%2F

群馬・前橋 粕川温泉元気ランド(プールは源泉使用)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.genkey.jp%2F
群馬 前橋荻窪温泉あいのやまの湯(プールは真湯、家族風呂が掛け流しでオススメ)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.maebashi.gunma.jp%2Fctg%2F09000020%2F09000020.html
群馬 スカイテルメ渋川(真湯のプールのそばに温泉使用の混浴浴槽あったかな?)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww8.wind.ne.jp%2Fskyterume%2F
群馬 敷島温泉「ユートピア赤城」(プールはすべて真湯?)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.vill.akagi.gunma.jp%2Fmidokoro%2Fon1%2Fyu.html
群馬 高山温泉「ふれあいプラザ」(プールはすべて真湯?)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fvill.takayama.gunma.jp%2Ffureai%2F
群馬 草津温泉「テルメテルメ」(中沢ヴィレッジ)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2F0932.jp%2F
栃木 真岡井頭温泉(プールは真湯)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.moka.tochigi.jp%2Figasira%2F
新潟・十日町 ミオンなかさと(プールは真湯)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.nakasato-21.com%2Fnakasato2%2Fsisetu%2F
 

Re:夫婦子供と楽しめる水着温泉 東京近郊で!  投稿者:一遊  投稿日: 1月25日(水)23時04分54秒    編集済
  東京近郊にある一部に水着エリアがある温泉施設です。水着エリア自体は温泉でなかったり、カルキ臭が強かったりするものが含まれますが、家族向けのところをピックアップしてみました。

東京・世田谷  山河の湯
 http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.setaonsen.co.jp%2F
神奈川・江ノ島 江ノ島アイランドスパ
 http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.enospa.jp%2F
静岡・熱海   オーシャンスパおおきじま
 ※屋上は小さなカルキプールだけど、海が眼前でなかなか…
 http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ookijima.co.jp%2F
山梨・上野原  秋山ネスパ
 ※大きなプールも温泉
 http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.uenohara.yamanashi.jp%2Fkanko%2Fonsen%2Fnespa.cfm
千葉・印西   ヒーリングヴィラ印西
 ※小さなプールもあるけれど、大きく種類多い着衣サウナが充実。やや大人向け?
 http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.healingvilla.com%2F
 

夫婦子供と楽しめる水着温泉 東京近郊で!  投稿者:まっちょ  投稿日: 1月25日(水)22時12分47秒
  どなたかいいところ御教えください!
須走の天恵 ゆうパーク越生 クアパレスおがの は行って来ました
男湯一人では30分と持ちません
皆様の情報お願いします
 

温泉談義・・・  投稿者:mito黄門  投稿日: 1月25日(水)12時05分6秒
  さまざまな人が温泉効能に興味がお有りですね。
アトピーに悩みの方が多いのにも驚きます。茨城県北部にある温泉の hp 記しておきたいとおもいます。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww15.ocn.ne.jp%2F%7Emokugtr%2F

 

三朝温泉「旅館大橋」(山陰温泉めぐり9-1)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月25日(水)02時44分59秒    編集済
   山陰温泉めぐりはいよいよ兵庫県但馬地方から山陰の鳥取県に突入します。兵庫県浜坂から
鳥取市へは50km1時間30分。実は兵庫県内でタイヤに釘を踏んでしまい、パンクこそしなかった
ものの、釘は刺さったまま。鳥取市内のカー用品店で抜いてもらって、夕食も食べます。
夕方遅くなってしまったので、鳥取市から県道で山陰のラジウムの名湯、三朝温泉へ一気に突っ
走ります。45km50分。

 三朝温泉では本当はオンドルで有名な湯治宿「桶屋旅館」に泊まりたかったのですが、当日申込
が問題だったのか、断わられてしまいました。その桶屋旅館の目の前にある、巌窟の湯で有名な
「旅館大橋」で日帰り入浴することにします。ちなみに三朝温泉ではこの日は菩薩の湯、翌日は
河原風呂(10年ぶり再訪)、株湯に入っています。

 旅館大橋は温泉街の下流寄り、倉吉方面からなら河原風呂のある三朝橋手前に位置しています。
唐破風の威風堂々とした玄関前には駐車スペースはないので、上流寄右手の空地にある旅館大橋
専用駐車場を利用します。玄関を入ると、すぐに従業員が丁寧に挨拶にきます。日帰り入浴でも
イヤな顔一つせず、温かいおもてなしを受けます。旅館の日帰り入浴はたまに利用しますが、
ここほどサービスの良い旅館は今まで出会ったことがありません。入浴料は1000円ですが、
足元湧出の巌窟の湯とこのあたたかいおもてなしで少しも高いとは感じさせません。

 まずは入って右手にある「ふくべの湯」という内湯と裸移動不可の露天「せせらぎの湯」を
案内されます。それにしてもここ大橋は国定有形文化財指定というだけあって、昭和7年創業の
木造普請、骨董の良さを旅館の随所に見出す事ができます。そう、関東で言えば伊東東海館や
いな葉、四国で言えば道後温泉本館にそっくりな造りです。いつか泊まってみたい!

 最初は内湯のみのふくべの湯。浴室はタイル張のコンクリ造で、浴槽は雪だるま形の石造り。
窓からは前庭や三朝対岸の山が望めるようです。お湯は無味無臭無色透明であっさり系。
投入はなく側面注入のみ。吸込は作動しておらず、浴槽縁から注入分がそのまま溢れています。
加水・冬季加温・循環となってますが、循環については時々作動させるか、お宿別温泉給湯方法
にあるように掛け流し式に変更したのかも知れません。

 次にふくべの湯脱衣所で一旦服を着て、廊下を歩いて階段を下ると露天「せせらぎの湯」が
ありました。隣には貸切風呂「かじかの湯」もあります。せせらぎの湯は川のほとりにある岩造
の露天風呂で、風呂から出て立ち上がると三朝川の川面を望むことができます。奥にはホルミシス
サウナも併設されています。ラジウム効果はうーん…?お湯はサウナからの投入1ヵ所、注入や
オーバーフローありの掛け流し。でも加水の水道水のカルキか、あるいは岩のにおいかも知れま
せんが、少し生臭いにおいあり。

 夜21時にふくべの湯+せせらぎの湯と「天然巌窟の湯」を男女交代。本来、日帰り入浴は夜21時
までで、男子は巌窟の湯へ入れないのですが、番頭に巌窟の湯へ入りたい旨を伝えると、そこは
融通を効かして21時まで待った上で入ってよいとのこと。女子が出たら、ご案内するとのことで、
ロビーで少し待ちます。やはり大橋へ行ったなら、巌窟の湯へはどうしても入りたかったです。

 従業員に案内されて玄関左手(下流寄)の巌窟の湯へ向います。中国岩盤湯シリーズ第1弾。
脱衣所で服を脱ぎ、扉を開けると、下へ下る階段になっており、3つ並んだ巌窟湯が一望できます。
右手からトリウム(トロン)泉の「上之湯」、真ん中と左手がラジウム(ラドン)泉の「中之湯」
と「下之湯」。下之湯とつながった付属湯溜もあります。「中の湯」「下の湯」は岩盤底の鉄製
パイプから大きな気泡を上げて大量注入されています。これは外からのパイプでなく、岩盤を
貫いただけのパイプでしょうか?でないと、正式な岩盤湯&足元湧出ということにならないの
でしょうけど…。すべて床へオーバーフローし、洪水状態。
 世界一のトロン泉「上之湯」は岩肌から投入され、足元湧出は確認できず。上之湯だけ露天の
ような生臭いにおいを感じました。ひょっとして露天やサウナと同じお湯か?附属湯溜を除き
ゲキ熱で長湯不可。ラジウム効果も手伝ってか、浴後は汗ダラダラ、目舞がしてノックダウン状態。
世界でも類を見ないゲキ熱のラジウム+トロンパワーに圧倒されてしまいました。

(資料1)
旅館大橋の分析書及び温泉利用状況はふくべの湯と巌窟の湯各脱衣所に掲示してありました。
成分
1源泉名:旅館大橋 和泉・河原
2泉質:和泉…含弱放射能-ナトリウム-塩化物泉 河原…資料なし
3泉温:和泉…67.2℃ 河原…資料なし
4温泉の成分(和泉のみ、河原…以下資料なし)
Na=380.0 K=26.5 Mg=1.4 Ca=32.0 フェロ=0.1 Mn=0.2 陽計=440.2
F=4.3 Cl=527.5 硫酸=49.4 ヒドロ炭酸=159.3 陰計=740.5
メタケイ酸=133.1 メタホウ酸=11.7 メタ亜ヒ酸=0.5 非解離計=145.3
溶存物質計=1326 遊離CO2=3.1 成分総計=1329
5分析年月日:平成2年5月14日
6分析者:鳥取県衛生研究所

※泉質別適応症(平成3年3月26日鳥取県倉吉保健所長)
痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢炎、胆石症、
慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど、虚弱児童

<ふくべの湯>
加水の理由:*源泉温度が高いため加水している
加温の理由:*冬場浴槽温度が下がるので適温を保つため加温
循環:*衛生管理のため、循環ろ過装置を使用している
注)「三朝温泉お宿別温泉給湯方法」によるとふくべの湯は“掛け流し(放流式)”となっている。
(平成17年4月16日現在)

<巌窟の湯>
加水の理由:*源泉温度が高いため加水している
加温の理由:無し
循環:無し…すべて湯はかけ流し

天然温泉利用証(3段階評価)→源泉・引湯・給湯3/加水・新湯注入率2

(資料2)
露天風呂せせらぎの湯入口の利用許可書には源泉名が掲示してありました。
温泉利用許可書 鳥取県指令受倉保24第11号
  株式会社 旅館大橋
(冒頭省略)下記のとおり許可する。
平成2年2月13日 鳥取県倉吉保健所長
 記
1.温泉のゆう出地:東伯郡三朝町三朝字築瀬164-2 和泉の湯
2.利用目的:浴用
3.利用場所:東伯郡三朝町三朝302-1
4.利用施設の名称:旅館大橋 露天風呂(質量590cm×280cm×深さ50cm)

(資料3)
巌窟の湯脱衣所に掲示してありました。

◎三朝温泉大橋旅館巌窟の湯のトリウムエマナチオン(トロン)含有量測定結果報告書

三朝温泉大橋旅館岩窟の湯には著量のトリウムエマナチオンを含有する
昭和23年(1984年)9月及び11月にIMフォンダクトスコープによって測定した結果は次の通りである

一、霊泉(飲用泉)
トリウムエマナチオン(トロン)含有 450マッヘ単位
ラジウムエマナチオン(ラドン)含有 80マッヘ単位
ニ、上之湯
相當多量のトリウムエマナチオン及びラジウムエマナチオンを含む
三、中之湯及び下之湯
多量のラジウムエマナチオンを含有するもトリウムエマナチオンを含有しない

右の結果より霊泉及び上之湯は
トリウム泉
と穫すべく 之に對して中之湯及び下之湯は
ラジウム泉
である。
附記
トリウム泉は世界に類例殆んど無く
本泉のトリウムエマナチオン含有は現在の所世界第一位である
昭和23年(1948年)11月23日
東京大学助教授兼岡山医科大学三朝放射能泉研究所講師
理学博士 黒田和夫

(資料4)
◎「三朝の湯は身体を元気にする」ポスターより(大橋の他、株湯にもあり)
ラドンのような弱い放射線が刺激となり、細胞を活性化させる。
これにより毛細血管が拡張し、新陳代謝が向上することで免疫力
や自然治癒力が高まります。
これを「放射線のホルミシス効果」といいます。

○ラドン吸入のメカニズム
ラドンはラジウムが崩壊してできる元素で常温ではガス体です。
このため温泉が地下から湧出後、気化して空気中に散ります。
温泉水中のラジウム→気化してラドンガスに→呼吸で肺に入る
→肺から血液中に→全身の細胞内に
ラドンの放射線(α線)は皮膚を通過しにくいため、呼吸によって
体内に取り込まれ、肺から血液に溶込み、全身の細胞に刺激を与えます。
監修・岡山大学医学部

抗酸化機能がアップ
ラドンを吸入すると
抗酸化機能が高まります。
抗酸化化機能とは老化や生活習慣病の
原因と言われる悪玉活性酸素を消去する働きのことで、
動脈硬化症などの予防が期待できます。

自律神経の乱れを改善
 放射線の電離作用により、空気が小イオン化され、
マイナスイオンが大量に発生し森林浴をしているのと
同じ清々しい気分になり、リフレッシュできます。
(リラックス効果、疲労回復効果)。
これにより自律神経の乱れを改善し更年期障害に
効果があると言われています。

飲泉による効果
 三朝温泉はミネラルを豊富に含んだ泉質で、
飲むと胃粘膜の血液量が増加します。
コップ一杯程度を一日2〜3回食後に飲むとよい。

(参考)All About郡司さんのレポ

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.o-hashi.net%2F

 

喜連川早乙女温泉  投稿者:みみ  投稿日: 1月24日(火)23時53分31秒
  ONKENさん、めがねさんと続けて早乙女の話が出ていましたので
しゃしゃり出てきました。お二方、情報ありがとうございます。

私はどちらかいうと個性的な湯が好きで、硫黄、明礬、アブラ系などが好きなのですが

>喜連川系のあの臭いがどうも・・という方には選択肢の一つかと。
以前も一度書いた気がしますが、相間川も百観音も好きなのに、 どういうわけか喜連川だけは相性が合わないのか、浴槽に少し長めに入っていると頭が痛くなり、吐き気がしてしまいます。アブラだけでなく、シンナー系というか揮発系の臭いが入っているような気がしてならないのですが、実際はどうなんでしょう?カランより浴槽に強く感じます。詳しい方はいらっしゃいますか?(と、さりげなくやませみさんを誘い出してみる(笑)
 

佐久山温泉 「きみのゆ」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月24日(火)23時03分59秒    編集済
  めがねさん、おひさしぶりです。「きみのゆ」は昨秋入っていて、房総の湯巡りのあとにレポしようと思ってましたが、かなり面白いお湯なので追っかけレポします。(^^)

<佐久山温泉「きみのゆ」>(栃木県大田原市、10:00〜21:00、600円(500円 17:00〜)、0287-28-0374)
大田原市南部、喜連川町(現さくら市)との境に近いところに佐久山の集落があります。ここには以前から与一温泉がありましたが、そのすぐそばに2004年春オープンした日帰り施設です。「魚鶴」という式場が経営しているようで、式場のすぐよこにあります。

外観・館内ともこざっぱりとした飾り気のないつくりで、一時期の緑営グループの施設のよう。
土曜の夕方に行ったからか、館内は大盛況。すぐそばの与一温泉もかなり混んでいましたが、このあたりはさほど大きな市街もないのに、いったいどこからやってくるのか不思議です。

男女別の浴場は廊下の奥にあり、他に貸切の座敷つき小浴室が数部屋あります。(見学可だったのでお湯をみたところ、大浴場とほぼ同じ)

内湯ゾーンに内湯(みかげ石枠石敷25人以上、電気風呂付)、ジェット浴槽(3.4人位)と座湯。天井は高いですが、グレーの無機質な壁面と檜の梁が妙にミスマッチ。
露天ゾーンに露天(岩枠石貼10人位、打たせ湯、東屋付)とふたつの水風呂(陶製と石造、各1人)とサウナ。垣根のむこうにグラウンド・ゴルフ場と高圧送電線の鉄塔が見えるちょっと独特な風景。
セパレート型洗い場8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜18時で20人くらいとなかなかの入り。

内湯は、丸い石の湯口からの熱湯投入で槽内注排湯はたぶんなく、右手からオーバーフロー。露天は岩の湯口からの投入+打たせ湯投入で、手前にオーバーフロー。ともに相当なオーバーフロー量と鮮度感があるのでかけ流しかと。

全体にかなり熱めのお湯は、緑茶色透明で茶色の浮遊物。弱重曹味+微たまご味+微塩味。墨+樹脂系の極上アブラ臭(イオウ入っているかも?)が香ります。重曹系のツルすべが明瞭で内湯湯口そばではアワつきもあります。
等張性食塩泉ながらさほどの濃度感はなく、そこそこに温まりますが、むしろ重曹泉系の爽快な浴感が勝っている感じ。非常に入り心地のいいお湯です。
ぬがねさんが栃木湯楽の里(重曹泉)を例えに出されていましたが、たしかに栃木湯楽千本松温泉(含食塩-重曹泉)に近いイメージのお湯かと思います。

等張性食塩泉なのになぜか塩味がほとんど感じられず、分析書やパンフには「黒褐色に混濁」とあるのに緑茶色透明なので、加水を連想するところですが、館内には「当館の温泉は全て天然温泉であり、加温・加水は一切しておりません。源泉のまま使用しております。」「但し気温の低い冬期のみ、入浴に適した温度にするため2℃前後加熱しています。」と明示されています。

いいお湯なので満足感はありましたが、ぜひいちど”黒褐色にごり湯”に入ってみたいものです。(ものすごいアブラ臭がしそうな予感・・・)
大田原市はさりげにかけ流しの施設が多く、とくにこの佐久山エリアは「与一温泉」もかなりの逸品なので、要注目エリアではないでしょうか。

含硫黄-Na-塩化物温泉 55.0℃、pH=7.9、湧出量不明、蒸発残留物=9329mg/kg、Na^+=3420.0mg/kg、Ca^2+=166.2、Fe^2+=9.3、F^-=4.2、Cl^-=5284.0、HS^-=3.9、Br^-=19.7、SO_4^2-=224.1、HCO_3^-=273.8、陽イオン計=3628.1、陰イオン計=5809.7、メタけい酸=46.4、メタほう酸=177.2、硫化水素=0.6 <H14.7.19分析> (源泉名:佐久山温泉 きみのゆ)
 

佐久山温泉「きみのゆ」  投稿者:めがね  投稿日: 1月24日(火)02時31分59秒
  皆様、お久しぶりでございます。非常に忙しくて、最近はロムってる事が多くなってしまいましたが、「早乙女温泉」の話題が出てきたのでその双璧をなすのを一発。

<佐久山温泉「きみのゆ」>(大田原市 0287-28-0374 10時〜21時、受け止め20時)
大田原市の郊外、「与一温泉ホテル」のすぐそばにできた日帰り温泉。隣接する式場の「魚鶴グループ」が運営する施設です。詳しいオープン日時は未確認ですが、佇まいからすると最近と思います。
かなり綺麗な施設で、最新のスパ銭には雰囲気でやや劣るものの、木を使ったなかなか清潔感のあるシンプルな佇まいは好印象。狭苦しくないのもいいです。

入浴料600円(18時以降は500円)を払い浴室へ。

浴室には大理石内湯(30人位)、ジェット小浴槽(3〜4人位)、流泉ベンチ(温泉かどうか確認せず)、打たせ湯付き岩露天(15人位)、真湯使用の水風呂、水樽風呂、サウナという構成。シャワー、カラン11、アメニティー類は完備。

浴槽には内湯が大理石湯口より投入、主力浴槽は右側上面より、ジェット槽が前面からの流し出し。露天が打たせ湯と岩湯口より投入、入り口側上面よりオーバーフロー。温泉全槽ともかなり量の流し出しで掛け流しかと。

お湯は黄緑透明、分析書には「黒渇色」とありますが、黒には見えないんだけど・・(^^)灰色の浮遊物中量浮遊。アワ付きあり。早乙女と同じ含硫黄ー食塩泉ですが、肌触りがかなり違いまして、こちらの方が硫黄泉特有のわりあい強めのぬるすべ感があります。ちょうど栃木湯楽の里や秩父系の温泉をかなり濃くしたようなお湯で食塩泉らしいボリュームもあってなかなかのお湯であります。よく温まり浴後はつるすべ感が持続します。早乙女よりはマイルドなので長湯は可能ですが、ここも適度に体の水分をもっていかれるような感じがありますので適度な水分補給は必要かと。
臭いが不思議でストレートな硫黄臭はあまりせず、墨系のアブラ臭+草類臭(これが硫黄臭かも)あまり強い臭いではないので早乙女中毒者にはちょっともの足りないかも。薄い塩味+苦味があります。

「小川森林の湯」がどうなってしまったのか、ちょっと分からない現状では界隈数少ない等張性で、しかもつるすべ湯は貴重かと思います。喜連川系のあの臭いがどうも・・という方には選択肢の一つかと。

含硫黄−ナトリウム−塩化物泉 pH 7.9 55度 成分総計 9329mg/kg Na^+ 3420 K^+ 27.3 Ca^+ 166.2 Mg^+ 5.0 Fe^+ 9.3 陽イオン計 3628.1 Cl^- 5284 Hs^- 3.9 Br^- 19.7 So4^- 224.1 Hco3^- 273.8 陰イオン計 5809.7 H2sio3 46.4 Co2 5.8
 

喜連川早乙女温泉  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月24日(火)00時59分58秒    編集済
   連続投稿失礼します。
 いよいよ早乙女温泉へ。喜連川温泉街からは裏山を越えて行きますが、R293氏家方面からは
喜連川温泉手前の坂の下に二又があって、左にいってすぐ右側です。電車の方は宇都宮線氏家駅発
9:25及び9:55、早乙女発14:35(14:49発電車に接続)の無料送迎バスあり。
みしゅらん及び栃木オフ参加者、めがねさん、うつぼさんなどレポたくさんあり。さすがは早乙女!

 駐車場に車を止め、外に出ると早くも硫黄のにおいが漂ってきます。こんな経験、青森さんない
以来でかなりスゴそう。センター建物の前には個室ログハウス7棟(2時間2000円、受付15:30迄)
と貸切家族風呂(50分1000円)があります。玄関前でいろいろ注意書き(館内撮影禁止)を読んで、
中へ入ります。下駄箱に靴を入れて、受付で16時以降の入浴料500円を払います。16時以前は
休日900円、平日700円と高いので注意。全体に注意書きがうるさく、敷居が高そうな感じもする
のですが、受付のおばちゃんの愛想はかなりいいですね(^^)

 左手は土産物売場の向こうにカラオケ舞台付の食堂兼大広間、右手はトイレ(脱衣所にはなし)
の向こうに貸切利用されていた小広間があります。玄関前には「温泉パック」10L1000円もあり、
お土産コーナーでは温泉パン500円をお土産に買いました。温泉パンとは言っても、温泉は入って
いないらしいです。アブラ味のパンかと思いましたが…(^^ゞ

 正面には脱衣所入口があり、いよいよ温泉へ。脱衣室は脱衣籠式で、貴重品不可の鍵付無料
ロッカーもあります。コインがいらないのがいいですね。
 浴室へ入ると、草津・万座・塩原元湯・那須湯本そっくりの妖しく青みがかった乳白色のお湯が
広がっていたのにはビックリ。温泉スタンドのお湯を見たり、昔喜連川第二露天に入った経験では
予想だにできない濁り湯に衝撃を受けました。ここってホントに関東平野部?クマオさんレポに
ある通り、昼間はエメラルドグリーンの透明湯だそうで、時間が経つにつれ、酸化して乳白色に
なるらしいです。
 浴室は屋根こそあるものの、窓上部は吹き抜けとなっている半露天構造で冬は寒くてつらいかも
知れません。早乙女温泉は源泉が熱すぎて加水しているので、加水量が少しでも減りそうな冬の
寒い日を狙ってはいたんです。
 浴槽に入ると松之山そっくりの香ばしい焦げアブラ臭と青森さんないや鳴子姥湯そっくりの濃厚
な硫黄臭にまた衝撃。ここは万座か松之山か、東北の鳴子か青森かわからなくなりました。
投入口の湯は成分で真っ白に染まっています。もちろん加水のみの非加温無塩素の掛け流しで、
床に豪快にオーバーフローしています。
 入浴中の浴感は外気+マイルドさもあって長湯可ですが、入り過ぎると肌シワシワ、心臓ドキドキ
でさすがにのぼせ上がります。浴後は冬でもポカポカ。肌についた硫黄臭は翌日まで残りました。

 関東平野部にこのような硫黄アブラ臭の白濁湯があったことに衝撃を受けました。同じ平野部の
百観音やゆ〜ゆとはレベルが違いすぎて比較不可能、ここは関東山間部やみちのくのお湯と比べ
ないと比較にならないレベルです。東京から最も近い北関東の乳白色の白濁湯(夕方の話ですが)
としてオススメします。

 温泉分析書は脱衣所入口に、温泉利用状況(源泉が高温のため加水のみ、消毒なし)は下駄箱上に
掲示してありました。各々、公式HPを参照。山の中腹に貯湯タンクもありました。

含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(中性高張性高温泉)73.4℃ pH7.4 230.0L/分
成分総計15.848g/kg 蒸発残留物16.510g/kg 地下1300mより湧出。
平成14年6月18日 社団法人 栃木県薬剤師会

↓早乙女温泉公式HPができました!

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.soutome-on.com%2F

 

喜連川温泉スタンド  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月24日(火)00時16分4秒    編集済
   平野部のアブラ臭温泉シリーズ、埼玉では百観音温泉、群馬ではゆ〜ゆが一番ですが、残る栃木
の雄、喜連川早乙女温泉はどんなものか、行ってみました。昨年新春の「週刊朝日」でも百観音・
白寿・天神・伊東東海館と共に紹介され、とても気になってました。埼北から栃木は交通が不便で
今まで行くことができませんでした。早く北関東道ができないかな〜。ちなみに、前回喜連川を
訪れたのは約10年前に喜連川温泉の第ニ露天風呂へ訪れて以来です。お恥ずかしい限り(^_^;)。
自宅からは足利・鹿沼・さくら市氏家のR293経由で約3時間、佐野藤岡-宇都宮I.Cの東北道経由で
2時間でした。

 まずは栃木県さくら市(旧喜連川町)の「道の駅きつれがわ」へ。道の駅の温泉(クアハウス)
も最も新しい独自源泉ですが、早乙女のみが気になっていたので、パンフのみしかもらってきま
せんでした(^_^;)。次に水汲みのため、“つきぬき”という水場を探しますが、見つかりません
でした。観光向けの公共水汲み場があるといいんですけどね。

 今度はお丸山に登り、頂上のスカイタワーの下、喜連川城温泉「老人福祉センター」手前にある
温泉スタンドのお湯をいただきます。
「凍結のため(第二)露天風呂の温泉スタンドをご利用下さい」
とあったのですが、機械は動いていたので、汲みました。左側が10円用、右側が100円用の
温泉スタンドで、お金を入れたら止めることはできないので注意。20円入れると実際出てきたのは
15Lくらいでラッキー。20L×2本が50円で済みました。10円玉は前もって用意しましょう。
 出てきたお湯は40L汲んでも冷たくて、源泉温度48℃にしては変だな〜と思いました。
多分、隣のタンクにお湯をためてかなり時間がたっているのでしょう。アブラ臭と塩味はあった
ので、喜連川温泉の源泉には違いないと思いましたけど…。次回、喜連川へ行く時は第二露天の湯
を汲んでみたいです。
 参考までに温泉スタンド温泉分析書は以下の通りです。

温泉分析書
1.申請者
住所:栃木県塩谷郡喜連川町大字喜連川4420
氏名:喜連川町長 ●● ●
2.源泉名及び湧出地
喜連川温泉(源泉名:喜連川温泉第一号、第三号混合泉
湧出地:栃木県塩谷郡喜連川町大字喜連川字蓮光院下
3.分析者:栃木県薬剤師会検査センター所長
4.湧出地における調査及び試験成績
(1)調査及び試験年月日:平成7年9月8日
(2)泉温:48.6℃(気温28℃)
(3)湧出量:365.01L/min(動力揚湯)
(4)知覚的試験:無色澄明で強い塩味および硫化水素臭を有する。
(5)pH値7.8
5.試験室における試験成績
(1)分析終了年月日:平成7年9月18日
(2)知覚的試験:同上(採取48時間後)
(3)密度:1.0052
(4)pH値7.83
(5)蒸発残留物:6819mg/kg(110℃)
6.試料1kg中の成分
Na=2417.4 K=40.8 Ca=112.2 Mg=1.9 Mn=0.1 第1鉄=0.1 陽計=2572.6
F=2.2 Cl=3733.6 硫化水素=2.2 メタ亜ヒ酸=115.4 炭酸=286.4 陰計=4139.8
メタケイ酸=120.3 メタホウ酸=70.5 非解離計=190.8 溶存物質計=6.903g/kg
遊離CO2=56.0 遊離H2S=0.4 成分総計=6.960g/kg
総水銀=0.000 総ヒ素=0.003 銅・鉛・Cd=0.00 Cr=0.01
7.泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
平成7年9月18日 社団法人 栃木県薬剤師会

※販売料金:10L-20円  100L-200円 販売時間:午前9時〜午後8時

 なお、老人福祉センター前には無料の足湯(屋根付)もできています。
16:30迄のため、すでに営業を終えていて空でしたが…

↓さくら市のHPより

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.tochigi-sakura.lg.jp%2Fonsen.html

 

塩河原温泉 「渓山荘」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月23日(月)23時32分4秒    編集済
  一気にもう一発いきます。上州の湯巡り2のラスト26発目です。ここは2002年にいちどレポしていますが、何度か再訪していて分析書もgetできたので再レポします。

<塩河原温泉「渓山荘」>(川場村、12:00〜(時間要問合せ)、800円/1h位、0278-52-2236)
沼田の北、川場村の中心にもほど近い一軒宿。場所はわかりにくく、県道64平川沼田線の谷地交差点を左折、「ホテルSL(ふれあいの家温泉館)」をすぎて少し走った細い路地を左に降りたつきあたり。路地の入口にある白地の小さな看板は積雪が多いとほとんど気づかないので要注意。薄根川の川沿いに広壮な敷地をもつ宿です。takayamaさん、めがねさんのレポあり。

外観は風格ある純和風ですが、館内はところどころに南仏風の意匠がきいており、”創作和風隠れ宿?”といった感じの落ち着いた趣。ワインカフェ、アロマテラピー、ギャラリー・・・と、女性好みのメニューが充実。別棟は愛犬と一緒に泊まれます。
館内はいわゆる”和モダン”系ですがさらに一歩踏み込んでいて、コンセプトとして謳ってはいないものの全体の雰囲気は、近年注目されている”ロハス”(Lifestyles Of Health And Sustainability = 健康や持続可能性を重視するライフスタイル)の考え方を取り入れているように思いました。スタッフの応対も感じのいいものです。
また、写真好きが集まる宿としても有名で、定期的に撮影会も行われているようです。

細かなところまで気配りされたシックな廊下を渡ると、奥にすばらしいできの浴場があります。
総檜造りの高い天井の湯屋に木枠石敷のシンプルな湯船(6.7人)。広い窓の外に緑が望める落ち着いた空間。 湯屋から階段をおりた庭園造りの露天(武尊石造り円形、10人弱、一部東屋付)は、そばに薄根川が流れていますが展望はききません。ここも落ち着いた佇まい。今回いったときは、夜空に風花が舞うすばらしい月見露天が楽しめました。

カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。今回は連休の夕方に行ったので混雑気味でしたが、午後早くにいくと空いています。

内湯は、二段になった石の湯口からの投入。上段はゲキ熱加熱源泉10L/min程度の投入で竹の柄杓があり飲泉できます(湯温は変動)。下段は適温のお湯を大量投入。湯船内に排湯口はなく、湯船横、露天側の側溝への排湯。
露天は、石の隙間から間欠的な注入でオーバーフロー+底面自然流下?。お湯の鮮度は内湯に劣るものの、以前より鮮度があがってきている印象。

お湯は、無色透明(露天はやや懸濁)で茶色の湯の花がただよいます。内湯湯口は、甘いイオウ臭と微たまご味。分析書にはイオウ成分は出ていませんが、鮮度がいいのでイオウ気が残っているのかも。ただ、投入量からみて循環湯と思われる内湯下段湯口でもイオウ臭がするのは不思議。露天でもカルキ臭はなく、おだやかな温泉臭。
弱いヌルすべ(前より弱くなっているような気がする)と軽いとろみがあり、浴後はお肌すべすべになるお湯は、さすがに「美人の湯」と謳うだけのことはあります。 ただし、内湯はあいかわらず過加熱気味なのは残念。成分濃度のわりに妙に温まる感じは健在です。

しかし、アル単 27.8℃、23.0L/min、成分総計=0.16g/kgのスペック、しかも循環使用とはとても思えない上質のお湯は、かなり腕のいい湯守さんがおられるかとみました。
お湯もいいですが、館内の雰囲気を味わうだけでも訪れる価値のあるお宿です。とくに女性にはおすすめ。
なお、食材にこだわった食事はとても美味しそうですが、昼食・ディナーとも事前の予約が必要です。

アルカリ性単純温泉(Na-(CO3)型) 27.8℃、pH=9.4、23.0L/min自然湧出、成分総計=0.16g/kg、Na^+=43.4mg/kg (97.91mval%)、Fe^2+=0.03、F^-=4.56 (12.27)、Cl^-=3.41 (4.91)、SO_4^2-=7.71 (8.27)、HCO_3^-=22.6 (18.93)、CO_3^2-=32.5 (55.35)、陽イオン計=44.8 (1.93mval)、陰イオン計=71.1 (1.96mval)、メタけい酸=43.4、硫化水素=0.0 <H9.5.7分析> (源泉名:塩河原温泉 美人の湯)
<温泉利用掲示> 加水なし 加温あり 循環あり 消毒剤使用なし
 

老神温泉 「金龍園」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月23日(月)23時23分32秒    編集済
  上州の湯巡り2の25発目です。ひきつづき老神です。

<老神温泉「金龍園」>(沼田市(旧利根村)、時間要問合せ、550円、0278-56-3021)
片品川を挟んで「東明館」と向かい合う老神では比較的小規模な15室の宿。老神温泉旅館組合のHPに7.8.10号の3源泉を使用という情報があったので行ってみました。
廊下の奥に大浴場(混浴)、露天(混浴)、婦人風呂の3浴場があり、大浴場と露天はハダカ移動可。大浴場と露天に入りました。
カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜15時で3人。

大浴場では老神7号泉、露天では老神8・10号の混合泉をつかっています。
大浴場は、熱湯槽(黒みかげ石枠側面タイル貼鉄平石敷3.4人、43℃)とぬる湯槽(同5.6人)。
熱湯槽よこの湯だめ槽(脱衣所掲示によるとここも浴槽らしいが狭くて入れず)に据えられた巨大湯の花キャッチャーに赤茶けた石の湯口から熱湯を15L/minほど投入。湯口のうえにコップあり。湯の花キャッチャーには茶色の湯の花がたくさん捕捉されています。
湯だめ槽から熱湯槽、熱湯槽から側面の孔を介してぬる湯槽へ流し込み、ぬる湯槽端の上面排湯口へ排湯のかけ流し。

露天は、熱湯槽(石造3.4人)とぬる湯槽(同5.6人)。茶色と白に変色した熱湯槽の岩の湯口から熱湯を投入で、ぬる湯槽へ流し込み。ぬる湯槽端の上面排湯口へ排湯のかけ流し。

大浴槽と露天でお湯のニュアンスが違います。
大浴槽は、無色透明でわずかにうす茶色の湯の花の出たお湯。おだやかな温泉臭+かすかな甘イオウ臭。ほぼ無味ながらなぜか異様に喉ごしよく美味しいです。屈曲率の加減か手足の先が青白く光り、明瞭なキシキシもあって硫酸塩泉のイメージ。

露天は、無色透明で白と茶色の湯の花の出たお湯。微塩味+湯口で弱いながら松之山系墨系アブラ臭がしたのにはびっくり。弱いキシキシでよく温まる弱食塩泉のイメージ。

8号泉と10号泉が混合だったのはちと残念でしたが、それでも複数の源泉をともにかけ流しで楽しめるのは贅沢。派手さはないものの、お湯そのものをじっくりと楽しめるいいお宿ではないでしょうか。

〔大浴場〕
アルカリ性単純温泉(Na-SO4・Cl型) 59.1℃、pH=8.5、湧出量=測定せず(動力揚湯)、成分総計=0.52g/kg、Na^+=132mg/kg (81.87mval%)、Ca^2+=23.0 (16.35)、Fe^2+=0.03、F^-=6.7、Cl^-=100 (39.56)、SO_4^2-=144 (42.29)、HS^-=3.2、陽イオン計=159 (7.02mval)、陰イオン計=294 (7.10mval)、メタけい酸=63.0、メタほう酸=5.2、硫化水素=0.0 <H16.10.12分析> (源泉名:老神温泉7号泉)
<温泉利用掲示> 加水なし 加温なし 濾過循環なし 消毒剤使用なし

〔露天〕
単純温泉 47.1℃、pH=7.2、湧出量不明、成分総計=0.48g/kg、Na^+=111mg/kg、Ca^2+=23.4、Fe^2+=0.44、F^-=5.8、Cl^-=94.6、SO_4^2-=126、陽イオン計=139、陰イオン計=259、メタけい酸=63.7、メタほう酸=5.0、硫化水素=0.0 <H16.11.1分析> (源泉名:老神温泉8号・10号混合泉)
<温泉利用掲示> 加水なし 気温の低い期間のみ加温 濾過循環なし 消毒剤使用なし
 

健康ランド太田天然温泉「湯源郷」、3月中旬オープン!  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月23日(月)03時40分31秒    編集済
   地元に入った某チラシによると、群馬県太田市の「PIT100太田店」の太田温泉の名称が表題の
通り決まったようです。

 先日、現地を見てみました。建物は店内配布のチラシではこんな感じですでに完成しています。
1階のカー用品売場はカーピットはすでに昨年12月10日にオープンし、営業しています。
2階のゲームコーナーのある「群馬レジャーランド(仮)」は2月中旬のオープン予定、
3階・屋上の天然温泉施設「太田温泉(仮)」と足湯(予定)付展望台(チラシ下の方参照)は
3月中旬オープン予定と店内の張り紙でも広報されていました。

 某チラシによると、湯源郷は群馬県最大級の健康ランドで24時間営業とのことです。
最大級の健康ランドと言うと、料金と湯使いが心配ですね。
昔全国の健康ランドを周ったことがありますが、大規模なところは概して湯使いが良くない傾向が…。
終夜営業と言うと、高崎天神の湯は唯一の例外ですが、あそこは健康ランドの範疇に入らないほど
規模が小さいですけど…。でも、大規模でも最近のスーパー銭湯のように掛け流しの源泉浴槽が
あればいいですね。いずれにせよ、泉温42℃、湧出量320L/分とても楽しみです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.pit100.co.jp%2Fota%2F

 昨日はゆ〜ゆ・百観音・七福に続くアブラ湯めぐりは栃木No.1の喜連川早乙女温泉に行ってきました。
草津・万座級の乳白色湯に松之山級の焦げアブラ臭、さらに青森さんない級の硫黄臭にビックリ仰天!
詳細はまた後で。
 

老神温泉 「東明館」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月21日(土)22時40分9秒    編集済
  上州の湯巡り2の24発目です。長文連打すみません。

<老神温泉「東明館」>(沼田市(旧利根村)、時間要問合せ、料金問合せ(入湯時は500円)、0278-56-2641)

老神4号泉という自家源泉をつかう旅館。片品川の東岸は以前は穴原温泉と呼ばれていたらしく、旅館「東秀館」、日帰り施設「湯元華亭」、ここと3軒の施設はすべて独自源泉を使用し、いずれもしっかりとイオウの気配が出ています。ここは老神ではもっともイオウが強いという情報があり気になっていましたが日帰り不可という情報もあり、ダメもとで突入したところ玄関先に日帰り入浴可の看板が出ていました。

そぐそばの「湯元華亭」にはけっこう車が停まっていましたが、ここは空いていました。
やや年季の入った建物。浴室は階段をおりて男女別の内湯とすこし離れて混浴の露天があります。男湯内湯から露天へは通路があってハダカ移動可ですが、当日は積雪で通れなかったので、一度服を着て入りなおしました。

イオウ臭ただよう内湯は、赤みかげ石枠タイル貼10人位のしぶい浴槽がひとつとシンプル。窓の向こう、片品川越しに対岸の「朝日ホテル」や「金龍園」がみえます。
うっすらと白いイオウの湯の花のでた石の湯口から50℃近い熱湯を10L/min強投入。湯口のうえにはコップがおいてありました。
槽内注排湯はなく、全量をオーバーフローのかけ流し。流路はイオウの湯の花で白くなっています。
カラン6、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。土曜14時で内湯は男女湯とも独占、露天は4人。

露天は岩枠石敷。奥側3.4人の適温槽と手前6.7人のぬる湯槽でお湯の行き来あり。
脱衣所はとくになく、入口脇のベンチそばにある脱衣カゴをつかいます。そばに洗濯機があり、湯治宿としてもつかわれているのかも。
適温槽は白いイオウの湯の花でおおわれた岩の湯口、ぬる湯槽は塩ビパイプからの投入+適温槽からの流れ込みで、槽内排湯は不明ですが相当量のオーバーフローがあり、湯口そばにはコップもおいてあったのでかけ流しでしょう。

内湯も露天もお湯のイメージはほぼ同じです。
かすかに白濁し白い湯の花の舞うお湯は、たまご味にしぶ焦げ&甘いイオウ臭+弱ラムネ臭で完璧にイオウ泉のイメージ。これまで入った老神のお湯ではいちばんイオウ気が強いです。どちらかというとキシキシ系で、これにイオウ系のスルスルとした湯ざわりが加わります。成分うすめなので、じっくりと長湯でイオウ泉を楽しめるなかなかにいいお湯です。

浴後に女将さんと話しをしました。分析時にはパイプがつまり気味で50.8℃となっているが、毎日計測しているところでは、52〜53℃は出ているとのこと。温泉をまわっているというと、分析書のコピーと昔の分析書のコピーまでくださいました。

女将も親切だし、このエリアではもっともイオウが強いお湯で湯づかいもいいので、ここはおすすめです。

単純硫黄温泉(Na-Cl・SO4型) 50.8℃、pH=7.8、湧出量=測定せず(動力揚湯)、成分総計=0.64g/kg、Na^+=166mg/kg (82.85mval%)、Ca^2+=24.6 (14.11)、Fe^2+=0.17、F^-=8.9、Cl^-=145 (46.73)、SO_4^2-=164 (39.03)、HS^-=5.1、陽イオン計=196 (8.72mval)、陰イオン計=361 (8.74mval)、メタけい酸=68.3、メタほう酸=7.9、硫化水素=1.0 <H16.10.27分析>(源泉名:老神温泉4号泉)
<温泉利用掲示> 加水なし 加温なし 濾過循環なし 消毒剤使用なし

※旧分析データ
単純硫黄温泉(Na-Cl・SO4型) 55.2℃、pH=8.6、湧出量=測定不能(動力揚湯)、成分総計=0.63g/kg、Na^+=175mg/kg (83.12mval%)、Ca^2+=27.3 (14.86)、Fe^2+=0.04、F^-=9.47、Cl^-=156 (47.09)、SO_4^2-=178 (39.60)、HS^-=2.49、陽イオン計=209 (9.17mval)、陰イオン計=375 (9.34mval)、メタけい酸=36.1、メタほう酸=8.49、硫化水素=0.1 <H6.12.21分析>(源泉名:老神温泉4号泉)
 

老神温泉について  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月21日(土)22時29分31秒    編集済
  さらに群馬のお湯いきます。上州の湯巡り2の24発目、老神温泉の前ふりです。ここも好きな温泉地です。

〔老神温泉について〕
<プロフィール>
老神温泉は沼田尾瀬エリアでは最も規模の大きい19軒の旅館を擁する温泉地。片品川が川幅を狭める老神渓谷沿いにあって、紅葉でも有名なところです。R120から引き込んだところにあり通過車両が少ないので、規模のわりには静かな温泉街です。
以前は片品川をはさんで西側を老神温泉、東側を穴原温泉と呼んでいたらしく、お湯のイメージも若干違います。

ふるくから”尾瀬の玄関口”を謳い、尾瀬・丸沼方面や日本の名滝100選「吹割の滝」の観光拠点として知られてきました。
この温泉地もバブル期、団体客に照準を合わせた収容100人以上の大型旅館が多く、やはり団体客離れと投資回収で苦しんでいるようです。平成17年3月、NHKの「難問解決 ご近所の底力」に活性化策を相談し、放映されています。

露天風呂を持つ宿が多く、12の旅館の露天風呂に十二支を定め、昭和62年に始められたスタンプラリー「露天風呂十二支巡り」は長らく親しまれましたが、現在は廃止されています。(全部回ると急須と12の干支茶碗が揃いました。)
「老神伝説」にちなむ”蛇まつり”はしばしばマスコミにとりあげられ、関東一ともいわれる朝市も名物です。

イベントこそ有名ですが、観光パンフや宿のHPなどを見ても周辺の観光地の紹介が多く、老神温泉自体を活性化して売り込んでいこうという意欲があまり感じられません。
旅館のすぐ下を流れる老神渓谷も見事だし、手頃な散策コースもいくつかあるようです。なにより施設19軒に対して10以上もの源泉という恵まれた温泉資源を持つ温泉地なので、個人客に訴求する新たな魅力を打ち出して、活性化を図ってほしいものです。

<歴史>
〔老神伝説〕
「その昔、赤城山の神(蛇)と日光二荒山(男体山)の神(百足)が仲違いをして戦となった。油断から敵の矢に打たれた赤城の神は、赤城山のふもとまで逃げ帰ったところで、二荒山の神に追いつかれた。これまでか、と矢を地につき刺すと、あら不思議、そこから湯が湧き出した。矢傷をその湯に浸してみると、たちどころに傷が癒え、力をとりもどした赤城の神は、二荒山の神を追い返した。傷ついた神が敵を追い返す力をえたことにちなみ「追神」と呼ばれるようになり、いつしか転訛して「老神」となった。この伝説にちなんで、老神温泉では、毎年5月上旬の赤城神社例祭に張りぼての蛇をかつぎ歩く(蛇神輿の渡御)「老神温泉大蛇祭」がおこなわれている。」

有名な「老神伝説」という開湯伝承をもっています。あまりに「老神伝説」のインパクトが強いので、実史の情報がなかなかとれませんが、嘉永二年(1849)の温泉番付に「上州東老神湯」として載っているので、江戸後期からそれなりの温泉地として知られていたようです。
その後も順調に発展し、バブル期には団体客を迎え入れる大規模温泉地となりましたが、近年、個人客の時代を迎えて「田舎体験」など、新たな集客策が模索されています。

<温泉>
takayamaさんの「群馬の温泉ページ」に掲載されている県薬務課作成の温泉統計(平成11年度温泉利用状況)によると、老神温泉で動力源泉17(内 利用源泉16)となっています。(その下にある「大楊温泉」も老神に含まれているかも。・・・「石亭旅館」のそばに「大楊橋」というのがある。)
また、老神温泉旅館組合のHPなどの情報や分析書を総合すると、源泉総数は15(一説に18)で、源泉利用状況は下記のとおり。

老神1号泉 アルカリ性単純温泉(Na-SO4・Cl型) 54.2℃ pH=8.8 0.47g/kg
 東秀館
老神2号泉 単純硫黄温泉(Na・Ca-Cl・SO4型) 49.8℃ pH=8.7 0.496g/kg TS=5.1
 湯元華亭
老神4号泉 単純硫黄温泉(Na-Cl・SO4型) 50.8℃ pH=7.8 0.64g/kg TS=6.1
 東明館
老神5号泉
  朝日ホテル/紫翠亭やまぐち/ホテル山口屋
老神6号泉
  白雲閣漏田旅館
老神7号泉 アルカリ性単純硫黄温泉(Na-SO4・Cl型) 59.1℃ pH=8.5 0.52g/kg TS=3.2
  老神観光ホテル観山荘/伍楼閣/金龍園/亀鶴旅館/旅館石亭/若乃湯
老神8号泉 単純温泉 47.1℃ pH=7.8 0.48g/kg (10号泉との混合泉データ)
  吟松亭あわしま/山楽荘/牧水苑/上田屋旅館/金龍園/楽善荘/ハーベルハート
老神9号泉
  白雲閣漏田旅館
老神10号泉 単純温泉(Na-Cl・SO4型) 61.5℃ pH=- 0.55g/kg
  朝日ホテル/吟松亭あわしま/老神観光ホテル観山荘/紫翠亭やまぐち/ホテル山口屋/
 山楽荘/牧水苑/上田屋旅館/金龍園/楽善荘/ハーベルハート
若乃湯1号泉
  伍楼閣
若乃湯3号泉
  伍楼閣/若乃湯
薬師の湯
  山楽荘/旅館石亭
観音薬湯  アルカリ性単純温泉 50℃ pH=8.9
  老神仙郷

pHの高いうすめの単純温泉ないしは単純硫黄温泉がメインで、うっすらとイオウ臭香る肌ざわりのよい美人の湯。Fe^2+(フッ素イオン)の含有量が比較的多いのは片品尾瀬方面のお湯の特徴です。浴後きりっとした爽快感が出るので、以前は夏場によく行きました。
総湧出量ははっきりしませんが、源泉数が多く、入った範囲では湯づかいのいい施設が多いように思います。自家源泉の宿も多く、ほとんど日帰り可なので、温泉マニアには攻めがいのある温泉地かもしれません (^^;
 

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