クチコミ 情報
2006年1月1日〜1月10日

根古屋城温泉センター&草津温泉山本館  投稿者:みみ  投稿日: 1月 9日(月)23時11分5秒    編集済
  みなさんこんばんは。
連休だったので草津に行ってきました。帰りがけには根古屋城温泉センターに寄ってきました。

根古屋城温泉は連休中でも比較的空いているので草津の帰りに利用しています。
場所は吾妻郡東村、吾妻町(群馬原町)と渋川市を結ぶ県道35号線から一歩入ったところにあります。
某T氏御用達のあづま温泉桔梗館の近くです。
景色が良いことで話題の露天風呂は生憎工事中でしたが、そのかわり通常400円の入浴料が300円に割引され
ていました。露天風呂は3月から再開だそうです。
私はここに立ち寄ると必ず支那そばを食べます。何の変哲もないといえばないのですが、無化調のスープが
体にやさしく、気に入っています。その他、なまずの天ぷらなどもあります。

草津温泉では大滝乃湯のほかに今回は本館の内湯に入浴してきました。
古くは十返舎一九の版画にも描かれ、「ゆげ白く立ちて硫黄の桶の並ぶ広場の前の山乃湯の宿」と与謝野晶子
が詠んだ山本館ですが、建物の手入れがとても良く、とても感動しました。
名湯草津の中でもNo.1と言われる白旗源泉を使っており、浴槽は内湯1つのみで露天風呂等はありません。
湯温は42度ほどで、共同浴場と比べて1〜2度低く、ゆっくりと温泉に浸かることができました。
湯の色はほんの少し緑白濁、古くからの草津のイメージです。
温泉チャンピオンの郡司勇氏をもって「老舗旅館は一番良い湯を使っている」と言わせただけのことはありま
す。昨年のみしゅらんオフ会では山本館に入浴された方もいらっしゃったかと思います。
山本館、奈良屋旅館、白旗源泉を使用している老舗旅館の内湯はさすがに素晴らしいと思いました。
 

伊豆山温泉  投稿者:桃猫。  投稿日: 1月 9日(月)23時05分55秒
  こんばんは。伊豆山温泉に行ってきました。浜浴場がお目当てだったのですが、あいにくと汲み上げポンプの故障らしく、どうにも思うように熱いお湯が溜められないため、当分の間、午後4:00以降のオープンになっています。給湯システムの老朽化が原因のために(金銭的理由で)このまま直せなければ、般若院のようにならなければいいのですけれど、心配ですね。お湯的には、浜浴場のすぐ前にある、偕楽園が抜群によかったです。走り湯の1号と第2走り湯のミックスで、非常に成分の濃さを感じさせました。海が眺められて景色が良いのと、伊豆山63号泉という、あっさりめの別源泉の湯にも浸かれるので、絶対にお徳です。中田屋さんも良いですが、車がないと、下まで降りて、また上まで上がるのが難ありで、非常に疲れました。個人的には、偕楽園がベストです。  

四万温泉 なかざわ旅館  投稿者:匿名  投稿日: 1月 9日(月)13時34分55秒
  最低でした。食事は部屋ではなく、時間通りに食堂に行くと
全て(てんぷらなども)がテーブルにならんでおり
暖かいものはご飯と味噌汁だけでした。
夜は9時には全館の暖房(部屋は別)と電気が消されてしまいます。
極めつけは
「持ち込みお断り、持込のごみが残っていたら罰金2000円」
だそうです。感動でしょ!!!!!
よくサイトなどでは玄関の写真をしようしてますが、その理由は
玄関だけ改築したからです。玄関以外の外観は昔のまま。
 

いろいろと  投稿者:週末田舎人  投稿日: 1月 8日(日)23時45分28秒    編集済
  >>うつぼさん
房総のお湯ですけど、丘陵地の黒湯はたまご風味が混じってなおかつツルスベを超えるニュルスベ感が出て来ますよね。石鹸を使うと特に際立って来る。重曹泉らしい湯上りの肌のモチモチ感が好きです。
このエリアは浴槽では溜め湯が多いのですが、大体のところが利用可能な源泉カランを付けていて生源泉を味わえるのも良いと思います。この時期山は雪が厄介ですが房総ならその心配もありませんし、じっくり腰を据えて楽しめるエリアだと思います。
海岸部(銚子方面)の強食塩泉はまだ未湯ですので、今度暖まりに行って来ようかな。

>>「見晴らしの湯 ふれあい館」
ここは一度行って、極端な話お湯が大した事ないのと消毒臭が強いのと、その割にはやたら混んでいるとあまり良い印象を受けなかった所なのでやっぱり足が遠のいていた所です。その時と湯使いも変わっているのでしょうね。

今日は関越で水上まで行ってR17沿いに南下するルートで上牧温泉「常生館」、「スカイテルメ渋川」、「羽生ゆったり苑」とパラパラとお湯に入って来ました。
新設スパ泉系にはなかなか足の向かない私にも、「羽生ゆったり苑」の露天源泉槽はアピール度がありました。湯口で金気と炭酸臭+重曹臭+硫黄臭、湯船ではモールとアブラ臭のツルツル系。とってもいいお湯ですね。東北の東鳴子とか、那須の千本松を思い起こします。
内湯にも非加熱掛け流し消毒ナシの源泉槽はありましたが、他の浴槽の消毒臭やら洗い場のシャンプーのニオイなんかが邪魔ですから、私は露天のほうがいいと思いましたね。ほとんどのお客さんが露天源泉槽に行くもんだから、完全に地獄谷温泉のサル状態でしたけど(笑)。それだけの入浴客を受け止めてなまった感じがしないのは、源泉のパワーでしょうか?

上牧の常生館も良かったんですが、お湯より驚いたのは水上の雪の凄さですね。
今年はおかしい。
 

房総の湯巡り  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 8日(日)21時40分43秒    編集済
  長文連打ごめんなさい。
つづいて、昨年まわった房総のお湯をレポします。あわせてこれまでレポした房総の温泉も一気にリストしてみました。あまり話題にのぼらないエリアですが、クセモノ湯が多くけっこう楽しめます。

1.犬吠埼潮の湯温泉「犬吠埼観光ホテル」(銚子市)
Na・Ca-塩化物強塩温泉 28.5℃、pH=7.9、成分総計不明
470L/minの自噴自家源泉をもつ観光ホテル。潮騒をBGMに入るほてほて強食塩泉。

2.犬吠埼温泉(黒潮の湯)「犬吠埼京成ホテル」(銚子市)
Na-塩化物強塩温泉 27.3℃、pH=7.9、成分総計=22.52g/kg
エリア屈指の豪華ホテルで黒潮の湯の元湯。循環ながら強食塩泉の源泉の力は窺える。

3.銚子鑛泉「青野屋」(銚子市)
泉質不明
利根川河口沿いにある鉱泉宿。低温の黒湯。1人用FRP浴槽は源泉かけ流し可。

4.飯岡温泉「国民宿舎 飯岡荘」(飯岡町)
Na-炭酸水素塩泉 他不明
透明度5cm以下の黒湯だが、肌に染みてくるような湯ざわりが際立つかなり面白いお湯。

5.旭九十九里温泉「かんぽの宿 旭九十九里温泉」(旭市)
Na-塩化物強塩温泉 27.6℃、pH=7.5、成分総計=26650mg/kg
日帰りに注力、多彩な浴槽。みどりがかった強食塩泉は循環ながらよくあたたまる。

6.矢指ヶ浦温泉「矢指ヶ浦温泉館」(旭市)
含ヨウ素食塩泉 21.7℃、pH=7.7、成分総計=12719mg/kg
老舗の温泉施設。源泉カランでは鮮度感のある味臭。温まり感の強いお湯。

7.富里シティ温泉(米倉温泉(あうんの湯))「サルビアの湯」(現ななえの湯)(富里市)
Na-炭酸水素塩泉 17.6℃、pH不明  成分総計=2.91g/kg
八日市場市のあうんの湯からのローリー。現在は経営と利用源泉が変わっている模様。

8.濃溝温泉「千寿の湯」(君津市)
規定泉(重炭酸そうだ)(Na-HCO3・Cl型) 15.7℃、pH=8.5、成分総計=0.763g/kg
手入れの行き届いた施設。心地よいイオウ臭香るヌルすべ湯は規定泉とは思えない充実の浴感。

9.君津笹温泉「湖水亭 嵯峨和」(君津市)
Na-炭酸水素塩泉 19.5℃、pH=8.6  成分総計=1.29g/kg
独自源泉の温泉宿で食事付プランに積極的。雰囲気異なる3つの浴場。黒湯系のヌルすべ湯。

10.亀山温泉「亀山温泉ホテル」(君津市)
含沃素臭素重曹食塩泉(Na-塩化物温泉) 29.4℃、pH=8.2、蒸発残留物=14250.0mg/kg
濃い黒湯。食塩ベースながら成分複雑で、入るほどに落ちついていくような独特な浴感。

11.七里川温泉(君津市)
規定泉(総硫黄・メタけい酸・炭酸水素ナトリウム)(Na-HCO3・Cl型) 16.0℃、pH=7.9、総成分=0.69g/kg
人気の施設。規定泉ながらイオウ臭香るなかなかのお湯。玄関前には飲泉所も。

12.養老温泉(大多喜老川)「養老館」(大多喜町)
含重曹-弱食塩泉(Na-塩化物・炭酸水素塩泉) 18.2℃、pH=7.6、成分総計=3411mg/kg
養老では貴重なかけ流し浴槽をもつ老舗宿。クセモノ味臭の黒湯はしっかりとした浴感。

13.養老温泉(大多喜老川)「嵯峨和」(大多喜町)
含沃素臭素重曹食塩泉(Na-塩化物・炭酸水素塩泉) 13.6℃、pH=8.0、成分総計=3172.6mg/kg
養老のなかではイオウ分の多い源泉。浴槽はカルキ循環湯だが、源泉カランが秀逸。

14.養老温泉(大多喜老川)「新川」(大多喜町)(飲泉のみ)
Na-炭酸水素塩泉 15.1℃、pH不明、成分総計=1.54g/kg
渓流沿いにある好ロケの宿。入口に源泉飲泉所。しっかりとイオウ気の出た良泉とみた。

15.勝浦温泉(勝浦市)
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 19℃、pH不明、成分総計=4.40g/kg
古い歴史をもつ温泉宿。養老より一段強いヌルすべと濃度感のあるお湯をかけ流し。

【 レポ済 】
野田七光台温泉「七光台温泉」(野田市)
野田花井温泉「野田 潮の湯」(野田市)
柏天然温泉「ゆの華」(柏市)
柏湯元温泉「長寿の湯」(柏市)
下総(印西)温泉「真名井の湯 千葉ニュータウン店」(印西市)
成田の命泉「大和の湯」(リニューアル前)(成田市)
成田スプリングス(栗源)温泉「紅小町の湯」(栗源町)
楽天地天然温泉「法典の湯」(市川市)
市原天然温泉(上総の華)「江戸遊」(市原市)
青堀温泉「ホテル静養園」(富津市)
鋸山金谷温泉「金泉館」(富津市)
岩婦温泉「岩婦館」(富山町)
ながら温泉「長柄町福祉センター」(長柄町)
白子温泉リゾーン「東海荘」(白子町)
御宿温泉 「クアハウス御宿」(御宿町)
 

富士見温泉 「見晴らしの湯 ふれあい館」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 8日(日)21時35分43秒
  とりあえず上州の湯巡り2の打ち止め22発目です。

<富士見温泉「見晴らしの湯 ふれあい館」>(富士見村、10:00〜21:00、木休、500円/3h、027-230-5555)

赤城南麓にある人気のセンター系施設。ここは観光地にあるのと、冬場は北毛方面からの裏ルート(赤城西麓広域農道〜R353)上にあたるので群馬でも有数の混雑施設です。
以前、スキー帰りに何度か入ったことがありますが、どうにも湯づかいが感心しなかったので、ここ数年足が遠のいていました。みしゅらん、ONKEN21さんのレポあり。

施設自体はかなり大規模ですが、脱衣所や内湯ゾーンはこぢんまりとしていてすぐにイモ洗い状態になります。
浴場は、内湯(赤みかげ石枠10人以上、強力打たせ湯×2、超強力3連ジェット付)とジャグジー槽(円形1人)、サウナに水風呂(カルキ臭)と露天(石造12人以上)。
露天は庭園を配し、前橋市街を見わたせる(夜景が有名)ゆったりとしたスペースどりながら、浴槽が安直な軒下タイプなのは残念。
カラン16(少なすぎ)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜夕方15時で20〜30人とあいかわらずの盛況。

内湯は、石の湯口からの投入+強力打たせ湯×2&超強力3連ジェットからの注入で、浴槽端の上面排湯口からの排湯。露天は、石の湯口からの大量投入で、底面吸湯+ごくわずかなオーバーフローの循環仕様。

さて、問題のお湯です。
いい印象がなかったのでほとんどあきらめモード入ってましたが、浴室の扉をあけるとびっくり。なんと浴場全体にアブラ臭がただよっています。
内湯のお湯は翠がかった透明で、ジェット注入のせいかこまかな気泡が舞っています。湯口と打たせ湯はおそらく源泉と思われ、強塩味+強苦味で樹脂系の極上アブラ臭が強く香ります。湯面では、アンモニア臭が出張ってきて柑橘系のアブラ臭になっています。
けっこうアワつきするのでぬるぬる感があるものの、本質は土類系のきしきし湯かと思います。よくあたたまり発汗しますが、浴後は湯切れよくさっぱりとします。

濃度感とアブラ臭が楽しめるかなり強力なお湯ですが、強力打たせ湯×2&超強力3連ジェットがうなりをあげているので落ちついて入れないのは無念 (^^;;
ジェット槽は石の湯口に白い析出があり、ほこほことした石膏味がかすかに感じられたので、井水使用かも。
露天はあいかわらずの無色透明カルキ臭のなんの面白味もないお湯(以前は内湯もこんな感じだったと思う)で、悪い湯づかいの見本。
なお、連れによると、女湯に打たせ湯はなく、内湯・露天ともお湯はなまっていたとのことなので、男湯の内湯だけ湯づかいが改善されたのかもしれません。

正直ここまで凄いお湯だと思っていなかったのでびっくり。たしかに成分総計=22.26g/kgはこのエリアではダントツの濃度です。泉温もあるので、ジャグジー槽あたりでかけ流ししたらすごいお湯になるかも・・・。
よく温まるので冬向きのお湯です。ただし、夕方〜夜の雑踏を避けていくのが正解かと。
あと、群馬のセンター系にしては食事処はなかなかいけるので、この湯づかいが継続するのなら、再訪したいと思いました。

Na・Ca-塩化物温泉 52.6℃、pH=6.7、126.9L/min掘削揚湯、成分総計=22.26g/kg、Na^+=4880mg/kg (54.85mval%)、Ca^2+=3390 (43.71)、Mg^2+=52.0、Cl^-=13350 (99.24)、HCO_3^-=118、陽イオン計=8370 (387mval)、陰イオン計=13520 (379mval)、メタけい酸=51.8、メタほう酸=205、遊離炭酸=113 <H7.1.26分析> (源泉名:見晴らしの湯)
<温泉利用掲示> 加水あり/加温あり/濾過循環あり/塩素殺菌処理あり
 

源泉掛け流し(町田市&海老名市)  投稿者:浜風  投稿日: 1月 8日(日)00時50分4秒
  謹賀新年
初めて投稿させていただきます。よろしくお願いいたします。
都内から比較的近い「源泉掛け流し」の温泉を二箇所ご紹介したいと思います。

<いこいの湯@町田市>
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.for-yu.com%2Ftamasakai%2F

<ここち湯@海老名市>
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sotetsu-re.co.jp%2Fkokochi%252Dyu%2F
 

琴引浜露天風呂(山陰温泉めぐり5)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月 7日(土)02時43分48秒    編集済
   丹後半島の温泉2ヵ所目は京都府京丹後市(旧網野町)の琴引浜にある露天風呂をレポします。

 伊根町から丹後半島を北上、先端の経ヶ岬の駐車場から灯台を眺めます。次に網野方面へ西に
向きを変え、丹後松島など越前海岸同様の豪快かつ美しい海岸風景に胸打たれます。
もう時は夕方。果たして琴引浜の露天風呂は入れるか疑問でしたが、ダメ元で急ぎます。
国道178号の鳴き砂・琴引浜の看板に従い右折。

 ところで私にとって琴引浜は温泉としてよりも鳴き砂の浜として結構、幼い時分から注目して
ました。歩くと砂が鳴くなんて、何ともロマンチックで不思議。是非、体験してみたいなと長年
憧れていました。そこに無料の露天風呂があると知ったのは、十数年前に読んだ温泉本。
その他、NHK「ふだん着の温泉」や大原利雄氏の「誰も行けない温泉 最後の聖(泉)」にも
紹介されましたね。鳴き砂に無料の露天風呂があると知ってから、俄然火がつきましたが、
丹後半島はあまりに遠く交通不便、今までずっと実現できませんでした。

 大原本の情報をヒントに琴引浜の砂浜に下りて行きます。秋は釣瓶落としでもう真っ暗。
砂浜を歩いてみるものの鳴き砂の音はしません。実はこの後行った島根県大田市(旧仁摩町)の
鳴き砂「琴ヶ浜」で気付いたのですが、鳴らすためには普通に歩いていてはダメ、“摺り足”で
歩くのがコツなんです。琴引浜では歩き方が悪かったのか、あるいは砂浜の汚染が影響してるのか、
鳴らすことはできませんでしたが、島根ではきちんと「キュッ、キュッ」と鳴らすことができましたよ。
(参考)琴引浜鳴き砂文化館仁摩サンドミュージアム(島根県)

 鳴き砂の鳴らそうとした後は、いよいよ目的の露天風呂へ。浜辺を200mくらい歩くと、
浜辺の丘の下にめざす露天風呂が見つかりました。お湯に手を入れるとややぬるめですが、
これなら入れないことはありません。丘の上の木の下の籠に服を脱ぎます。

 最初、誰も入っていないのかなと思っていたのですが、露天風呂の端のシートの中に入浴客を
一人発見。その方は相当長く入っていたと見え、途中で出ました。さらにその方のお仲間も入れる
か声をかけていましたが、遠慮して通り過ぎて行きました。露天風呂の端にあるシートは雨よけ
として、また中が温かいのでもぐられていたそうです。すでにお湯の投入は止まっており、
お湯が砂浜へ少しずつ抜かれ始めていたので、タオルでふさぐと良いとのアドバイスをいただき、
タオルを石の栓の隙間に差し込んでおきます。

 この日は冬型で時雨れていたせいか、目の前の日本海は波が荒れています。ドドーンと豪快な波
の打ち付ける音を聞き、そして闇の中、うっすら見える白い浜辺と美しい海岸・白波、沖には漁火
がチラチラ。この景色には感激しました。露天風呂には電灯もついていて、暗くなっても十分
楽しめます。

 お湯は無色透明無味無臭で浴後は肌サラサラの爽快感と温もり感があります。泉質は別源泉に
なりますが、すぐ近くの鳴き砂温泉がアルカリ性単純温泉48.7℃(507L/分、pH9.48)となって
いるので、それに近いものが推測されます。もちろん野湯ですから、循環装置や塩素消毒は一切
なく、浴槽横海側の穴からお湯が少しずつ排水されています。お湯は大変ぬるく出るのに寒くて
大変、やはり11月が限界で、12月〜3月は閉鎖されているようです。ギリギリセーフ(^_^;)
ちなみに露天風呂に投入されるパイプを辿ってみると、露天風呂背後の丘のテッペン駐車場そばに
小さなポンプ小屋がありました。多分、タイマーで作動するのでしょうか。

 この温泉は昭和52年に地元の水道工事業者が掘削、温泉旅館の経営を計画するも、ここは丹後
ちりめんの本場でやり手がおらず、頓挫。そのまま放置されたものを、地元の方々が露天風呂を
作って開放し、管理しています。それまでには保健所の横槍も入って、熾烈なやりとりもあったとか。
混浴のため混雑時は水着着用となるようですが、地元の方が持ち寄った風呂桶や脱衣籠もありますし
マナーを守った入浴をお願いしたいです。露天風呂の利用は無料ですが、海水浴シーズンだけ
1000円の駐車料がかかるようです。また海水浴シーズンは海水浴客が多く、かなり入りずらいかも
知れません。やはり冬以外のオフシーズンの夕方がオススメでしょうか。利用時間は次の通り。

4〜11月/15:30〜19:00(GW・7〜8月/10:00〜19:00)
(写真)拙blog5湯目にて
 

向島温泉?  投稿者:すなっち  投稿日: 1月 6日(金)23時10分2秒
  明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

寒くて日本とは思えない日々が続いております。

さて、昨年12月に発売された「BRUTUS」の温泉特集。
ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。
その中で向島温泉の千本松という旅館がささやかに紹介されていました。
が、ネットで検索してもまったくヒットしません。

向島って広島県の向島温泉ですよね?
西の方は情報をあまり目にしないせいか、やはり知識が乏しいです。
ご存知の方、いらっしゃいますか?

クマオさん、カルトクイズの話題ではないのですが、何年か前のお正月に紹介いただいた「おサルの切手(地獄谷温泉)」が印象深く、昨年のGWに郵便局で購入しました。
私は切手マニアではないのですが、色・デザインとも出色だと思います。
遅ればせながら御礼申し上げます。
まだの方は長野にお立ち寄りの際是非どうぞ。
 

温泉カルトクイズやってみました  投稿者:R奉行  投稿日: 1月 6日(金)16時41分49秒
  正解は2問だけでした(^^;
湯の国会館と、松坂屋本店の2軒です。この2軒は行った事がありますので。
結構楽しめましたので、また企画して下さい。
 

島根の温泉-12  投稿者:やませみ  投稿日: 1月 6日(金)15時44分3秒
  大谷温泉「かじか荘」
 益田市大谷町5985-1 TEL/0856-23-2300 10-20時 400円

益田市郊外の山中にある一軒宿です。
全16室とけっこう大きな構えで、けっこう繁盛しているように見えました。
館内は丁寧に掃除が行き届き、居心地はなかなかよさそうです。
浴場棟はコンクリ建てに改築され、大浴場、小浴場と奥に療養湯が続いています。

療養湯は清掃中だったので小浴場に入湯。
1.4x0.7mの小浴槽に槽内循環で湯が張られており40℃前後。
褐色の半濁湯(30cm)は軽い渋味のみで金気酸味がちょっぴり。
ギチギチした肌触りは若干ありますが、浴感といえるほどのこともない希薄な感じ。
後で汲み置きの源泉を味見させてもらいましたが、結構な収斂味でありました。
(2005.07.22)

 <掲示> 浴場前廊下に古い分析表
  大谷温泉 S55.05
  酸性−Fe・Al・Ca−SO4* 12℃ pH=- - L/min
   陽計=321 陰計=508.2 非解離計=73.3
   Na=12.0 K=1.0 Mg=16.0 Ca=80.0(24.6)
   Al=42.0(28.7) Mn=8.7 総Fe=150.0(33.0) Cu=1.3
   F=1.9 Cl=20.0 HSO4=57.3 SO4=427.0(87.3) S2O3=2.0
   H2SiO3=72.0 H2SO4=0.6 HAsO2=0.7 mg/kg (mval%)
  *)TSM=902.5なので、泉質名は「含銅−単純Fe泉(SO4型)」となるでしょう

ついでですが、かつて近所に豊川鉱泉というのがあったらしく、
1954年刊の日本鉱泉誌に下記のような分析が記録されています。
びっくりの数値がならんでいるので抜粋をごらんください。
  豊川鉱泉 S05分析 美濃郡豊川村大字大谷字石原2206
  含ヒ素酸性明礬緑礬泉
   TSM=31.514 g/kg
   Fe(II)=647.8 Fe(III)=5396 Al=1239.2
   HSO4=1279.9 SO4=21577
   H2SiO3=1118.9 HAsO4=242.9 mg/kg
 

奥橋立伊根温泉リゾート「桜泉閣」(山陰温泉めぐり4)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月 6日(金)03時21分26秒    編集済
   私のレポも越年となりましたが、山陰のクライマックスは来月あたりになってしまうでしょうか(^_^;)
ゆったりと進みます。いよいよ北陸・福井から近畿・丹後半島に入ります。京都府伊根町にある
奥橋立伊根温泉リゾート「桜泉閣」をレポします。3日日11/19(土)の日程は以下の通り。

大飯町情報交差点ほたる(福井県)7:45(607.0km)気温10℃→〈R27・176〉
→天橋立(京都府宮津市)11:00〜14:00(695.6km)→〈R178〉
→桜泉閣(伊根町)15:00〜50(718.2km)→〈R178丹後半島経ヶ岬〉
→琴引浜(露天風呂@京丹後市)17:10〜18:25(758.1km)→〈R178〉
→久美浜湯元館(夕食・入浴)19:00〜21:15(777.8km)→〈R178・府11・県9〉
→城崎温泉(兵庫県豊岡市)22:00(797.9km)

 福井県大飯町の休憩施設を出発、すぐに隣町の京都府舞鶴市へ入ります。まずは日本三景の
一つ宮津市の天橋立へ。成相寺に参拝の後、傘松公園で股のぞき。天橋立は2回目ですが、
股のぞき発祥地の傘松は初めてで、さすが迫力が違いましたね。

 天橋立から丹後半島・経ヶ岬へ向って北上します。30分くらいで舟屋で有名な伊根町に入ります。
舟屋とは港町の海岸縁から海上にせり出した家屋のことで、家屋(1階船揚場)から直接舟へ
出入りできるようになっているわけです。道の駅から舟屋の街並みを展望します。

 道の駅から国道に戻りさらに北上、山を越えると「桜泉閣」や「油屋」の看板に従い、海岸方向
へ右折。さらに右折して別荘地を上り詰めた山の中腹にめざす宿泊兼温泉施設の「桜泉閣」が
ありました。どうやらロケ的に別荘地で掘った温泉のようです。

 駐車場から更に階段を登ると玄関があります。下駄箱に靴を入れ、スリッパに履き替え、
フロントで入浴料・休日700円(平日600円)を払います。脱衣ロッカーキーを受け取ります。
浴室はフロントすぐ向いにありました。指定された脱衣ロッカーに服を脱ぎ、浴室へ。
なお、写真撮影は絶対禁止で撮影された場合テープを没収するとの厳しい張り紙があるので注意。
温泉分析書も分析値入りはなく、リゾート地・別荘地ゆえか相当ガードが堅いです。

 浴室入口には2号・3号源泉のぬるいのと熱い2種類の非加熱の掛け湯があり、溢れたお湯は
大浴槽へ注がれています。お湯は無色透明無味無臭で掛け湯は肌のツルツル感あり。大きな内湯
浴槽は大量投入と強力吸込・注入あり、オーバーフローなしのバリバリの循環ながら、塩素臭は
一切なし。浴感も薄め。打たせ湯あり。なお、あるHPのレポによると、この日女子側だった
“当たり”浴室であれば、源泉浴槽もあるらしいとのことです。男子側は“外れ”だけあって、
古めかしいセンター風の風情を漂わしています。

 次に屋外へ。階段を下りるとまだ新しい「万葉の桧の館風呂」があって、窓のない半露天タイプ
となっています。中は2、3人位しか入れない小さな桧風呂が2槽あって、木の香しく、外の樹林
を眺めながら、清々しい気分で浸ることができます。ここも浴槽内に弱い吸込・噴出があって、
循環です。

 桧の館風呂の下には大きな屋根付・岩組の露天風呂があります。まわりは樹木に囲まれ、山の中
の雰囲気抜群。桧の館風呂脇からせせらぎとなって温泉が注がれて、パンフに謳う府下最大の湯量
を感じさせます。(でも現在は後でレポする久美浜温泉湯元館の方が多いのでは?)
ただし、強烈な吸込と湯面が盛り上がる程の噴出が各3ヶ所くらいあって強力に循環しています。
内風呂と同じく無色透明・無味無臭ですが、違う源泉のように感じたので、露天風呂と桧風呂は
ナゾの第1号源泉かも知れません。分析書のない、第1号源泉は泉質がアル単でなく違うみたいな
だけにちょっと気になります。

 温泉分析書の日付を見るとリゾート開発ブームの時代に作られたセンター系施設として大規模
志向になってしまったせいか、循環がきつく、アル単で浴感があまりないのが残念。まだ塩素消毒
をしてないのは危なっかしい反面、マニア的にはまだマシかなと思います。それにしても、
伊根温泉のもう一軒の宿「油屋」(食事付のみ日帰り入浴可)は、泉質もナトリウム-炭酸水素・
塩化物温泉と違い、しかも掛け流し(加温・一部循環)ということもあってちょっと気になりますね。
いつか泊まってみたいものです。

奥橋立伊根温泉第2号源泉の成分
1.源泉名:奥橋立伊根温泉第2号源泉
2.アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性微温泉)
3.泉温:源泉28.2℃/使用位置28.2℃
4.温泉の成分:温泉分析書(別途保管)のとおり※
5.温泉の分析年月日:昭和52年3月22日
6.分析者:財団法人 中央温泉研究所

奥橋立伊根温泉第3号源泉の成分
1.源泉名:奥橋立伊根温泉第3号源泉
2.アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
3.泉温:源泉48.3℃/使用位置42℃
4.温泉の成分:温泉分析書(別途保管)のとおり※
5.温泉の分析年月日:昭和56年9月20日
6.分析者:財団法人 中央温泉研究所

※温泉分析書は別途保管のため、脱衣所内への掲示なし。
※第1号源泉は掲示なしであるが、泉質ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉という情報もあり。

○成分に影響を与える項目-理由(○レ式)
加水無
加温有-入浴に適した温度に保つため
循環装置等利用有-衛生管理のため
入浴剤等の添加無
消毒処理無

○桜の湯[温泉保養施設](パンフより)
樹齢200年と伝えられる山桜の美しさから「桜の湯」と呼ばれる温泉は、
3つの源泉井戸から湧き出しています。湯量は府下最大で、湯質はお
肌をしっとりスベスベに洗い上げる“素肌美人の湯”。庭園露天風
呂に万葉桧の館風呂、そして気泡風呂、打たせ湯など多彩なお湯を
取り揃えています。

○営業案内
ご入浴:AM10:30〜PM8:00(受付〜7:30)
お食事:AM11:30〜PM2:00
※季節・予約状況で変更する場合があり

京都府与謝郡伊根町六万部465-1
TEL0772-32-0313(FAX0358)
伊根温泉リゾート 桜泉閣(おうせんかく)
事業主:(有)さくら観光

(参考)名湯・秘湯・立ち寄り湯300

↓系列の「ログ&バードの森」公式HP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tangoweb.co.jp%2Fineonsen%2F

↓伊根町商工会のHPより

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fine.kyoto-fsci.or.jp%2Fkigyo%2Fousenkaku.html

 

榛名湖温泉 「レークサイドゆうすげ」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 6日(金)00時45分0秒
  上州の湯巡り2の21発目です。連打すみません。

<榛名湖温泉「レークサイドゆうすげ」>(榛名町、10:00〜19:00、400円/2h、027-374-9131)
高崎広域市町村圏振興整備組合が設置する公共系宿泊施設。こころなしか以前よりきれいになっている気がします。今回も「群馬観光イベント特集」提示で半額200円で入場できました。

浴室は、石枠タイル造10人以上の内湯のみですが、広い窓のすぐ外には榛名湖の湖面が広がり、冬場は結氷した榛名湖を眺めながらの湯浴みが楽しめます。
天井が低くややこもり気味なのが残念。
カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜夕方15時でほぼ独占。

赤茶に変色した岩の湯口から投入で、槽内排湯なしの全量オーバーフローの加熱かけ流し。
なお、HPには「薄めず、循環させずの『かけ流し』のぜいたくな湯が自慢。(タオルがうっすらと茶色くなるのが玉にきず)」とあります。昭和50年、榛名湖畔に開湯した榛名湖温泉は、ここと対面にある「ゆうすげ元湯」の2軒の公共宿泊施設にしか引かれておらず、「ゆうすげ元湯」は循環なので、この浴場は貴重です。

やや熱めのお湯は、緑黄色うす濁りで赤茶色の酸化鉄がただよい、軽めの土類臭がかった温泉臭が香ります。硫酸塩泉系のキシキシ感があり、かなりあたたまりますが、浴後は爽快感が出てきます。成分の複雑さを感じさせるなかなかのお湯なので、榛名湖まできたら入湯をおすすめします。

今回、新しい温泉分析がされていました。(データ記録不備につき*は筆者推定・算出)
Na・Mg・Ca-塩化物・硫酸塩泉 泉温・pH・湧出量不明、成分総計*=1669.1mg/kg、Na^+=267mg/kg (51.63mval%)、Ca^2+=99.9 (22.17)、Mg^2+=63.7 (23.31)、Fe^2+=1.79、Cl^-=458 (57.12)、SO_4^2-=263 (24.20)、HCO_3^-=256 (18.59)、陽イオン計=455 (22.5mval)、陰イオン計=979 (22.6mval)、メタけい酸=153、メタほう酸=14.6、遊離炭酸=67.1 <H16.9.6分析>

<以前の分析データ>(参考)
Na・Ca・Mg-塩化物・硫酸塩温泉 37.2℃、pH=6.81、湧出量不明、成分総計=1.64g/kg、Na^+=258.0mg/kg (50.17mval%)、Ca^2+=109.0 (24.20)、Mg^2+=61.5 (22.63)、Fe^2+=1.71、Cl^-=448.0 (54.69)、SO_4^2-=287.0 (25.86)、HCO_3^-=274.0 (19.43)、陽イオン計=453 (22.4mval)、陰イオン計=1009 (23.1mval)、メタけい酸=74.1、メタほう酸=14.0、遊離炭酸=92.4 <H5.10.26分析>
 

伊香保温泉 「有明館」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 6日(金)00時43分1秒
  こちらも越年レポですが・・・、上州の湯巡り2の20発目です。

昨年の初夏、やませみさん&一郷一会有志で伊香保探索をしたときのお湯2湯いきます。まぬけにもメモをなくしてしまったので、写真と記憶をたよりに (^^;;) 書きます。

<伊香保温泉「有明館」(ゆうめいかん)>(伊香保町、12:00〜16:00(時間確認要)、400円、0279-72-2038)
石段街には伊香保本線を非加温かけ流しでつかう小規模な宿がいくつかありますがここもそのひとつ。「千明仁泉亭」を過ぎた「青山旅館」と「丸本館」のあいだの路地のつき当たりにあります。
飾り気のない7室のこぢんまりとした宿はもっぱら常連客で利用されているような雰囲気。大勢で押しかけたのに快く対応してくれました。

玄関を入って帳場兼ロビー、階段をおりた半地下?にふたつの浴室。手前のは湯が張られておらず、奥のに交替で入りました。土曜昼ごろで独占。
浴室はこぢんまりとして、大岩をくりぬいて造ったという浴槽(2.3人)がひとつ。
黄土色の析出におおわれた岩の湯口から源泉を投入し、浴槽フチから流し出すかけ流し。
深めの浴槽にたっぷりとお湯が湛えられていて入り心地がいいです。

ややぬるめのお湯は、伊香保らしい緑がかった黄土色のにごり湯で少量の赤茶の浮遊物。「青山旅館」と似たようなお湯だと思ったので、透明度は40〜50pくらいだったかと思います。弱金気臭に微金気味。明瞭なキシキシ感があって、肌に染みいるような伊香保本線特有の浴感。

しかし、こんな小さな浴槽で伊香保本線を加水も加温も消毒もなしのかけ流しで味わえるとは贅沢。探せばあるものです。伊香保本線はとても好きなお湯なので、他にもある本線利用の旅館を順ぐりにまわってみたいと思います。

Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉 45.7℃、pH不明、150L/min配湯、成分総計=1.36311g/kg、Na^+=111mg/kg (31.26mval%)、Mg^2+=32.0 (17.62)、Ca^2+=148 (47.90)、Fe^2+=6.8、Cl^-=136 (25.93)、SO_4^2-=302 (42.47)、HCO_3^-=285 (31.53)、陽イオン計=310.8 (15.45mval)、陰イオン計=723.11 (14.81mval)、メタけい酸=199、メタほう酸=7.2、遊離炭酸=123 <S63.3.11分析>(源泉名:本線(混合泉))
 

東道後温泉・湯〜とぴあ  投稿者:Tackle  投稿日: 1月 5日(木)23時04分13秒
  久しぶりに、この「湯〜とぴあ」に行って愕然とした!
更衣室の中、風呂の入り口の扉の隣に、こともあろうに
喫煙台が、何の囲いもなしに設置されていたのである。
世界的に進行している分煙化の流れを知ってか知らずか、
何とも時代錯誤の、経営者のこの感覚!入浴者の健康を
いかに考えているのか、意見を残したく、意見箱の有無
を聞いたところ、それすらも用意していないとのこと。
その程度のセンスしか持ち合わせていない経営者が経営
しているのかと、妙に納得してしまった。
ノンスモーカーや若年者は、避けたほうが無難!逆に、
鬱憤のたまっている「ほたる族」には、お勧めの温泉。
 

島根の温泉-11  投稿者:やませみ  投稿日: 1月 5日(木)17時36分26秒
  越年レポになってしまいましたが・・・

美又(みまた)温泉「岩武(いわたけ)荘」
 浜田市(旧那賀郡)金城町追原13-1 TEL/0855-42-0363 11-15時 300円

美又温泉は川端に宿9軒がちんまり寄り集まった小さな温泉地。
散歩しても数分でつきぬけてしまう温泉街はいささか寂れたムード。
岩武荘は裏山に隠れるように建つ小宿です。温泉会館そばの階段を上がればすぐですが、
車だと国民保養センターの裏手からぐるっと遠回りしなければなりません。
全5室の館内は民宿と旅館の中間という感じです。家族経営でほのぼの雰囲気。
食事は一般的な定番メニューで、料金にしては頑張っているほうでしょう。

浴場は大小2ヶ所ありますが、大浴場は繁忙時のみ使用のようでお湯が抜かれており、
最近増築した露天つき小浴場を鍵かけの貸切で使うようになっていました。
内湯は1.8x1.5mのタイル浴槽に、岩湯口から42℃の10 L/min掛け流しで適温40℃。
窓が開かないので浴室がすぐに蒸し蒸しになってしまうのがやや難。
続きの露天は内湯と同サイズで、10 L/minの投入と内湯からの落とし込みでぬるめ39℃。
とくに風情や眺めはないですが、独占でザバーとお湯を溢れさせるのはやっぱり贅沢気分です。

無色澄明の湯はやや強いつるすべ(4)で、とろみがまとわりついてくる感じです。
とくに臭味はなく単純な浴感なのですぐに飽きがきてしまいますが、
暑い夏の日はこういう重曹系の高アルカリ泉が浴後爽快でなにより。(2005.07.21泊)

 <掲示> 脱衣所に分析表
  2源泉の混合(混合タンクで採取*) H15.10
  アルカリ性単純温泉(Na-HCO3型) 45.4℃ pH=9.8 - L/min(測定不能)
   総計=0.23 g/kg
   Na=68.5(97.1) K=0.6 Ca=1.5
   Cl=19.1 SO4=15.9 CO3=47.7(43.1) HSiO3=67.0(23.6)
   F=4.1 OH=2.3 BO2=0.4 mg/kg (mval%)
  *)温泉街の対岸下手200mに混合タンクと温泉スタンドがある
   ここから岩武荘横の二次貯湯タンクに引湯し各施設に配分されているとのこと

みなさま本年もよろしくね〜
 

川根温泉ふれあいの泉  投稿者:温たま  投稿日: 1月 5日(木)10時36分11秒
   明けましておめでとうございます。元旦は川根温泉ふれあいの泉に行きました。静岡県川根町といえば、ブランド茶で有名なところです。さて、ここの温泉は大井川沿いにある温泉施設で、豊富な源泉を循環せず、無加水で掛け流していることが歌い文句になっています。掘削時の源泉湧出量は、2000リットル/分あったそうですが、使用量に合わせて現在では、約800リットル/分に絞っています。内湯と露天風呂から構成され、内湯は檜の香りが漂う浴室に浴槽が一つ、露天風呂は岩風呂を中心に、五つの浴槽があります。一度に100人は十分利用可能でしょう。歌い文句の通り、大量の源泉が掛け流されています。お湯は辛い塩味、ささ濁り。露天風呂からは、大井川と大井川鉄道の鉄橋が眺められます。ここのお風呂のもう一つの自慢が、日に一度往復するSLが見られることです。SLは温泉に近づくと汽笛を鳴らし、また殆どの入浴客が川沿いに集まり、裸で手を振っているのが印象的でした。(以前SLに乗車した時は、車掌さんが乗客に温泉の方へ手を振るよう案内していました。)
 なお、足湯(無料)や温泉スタンド(20リットル/50円)もあります。また、宿泊施設もあり、宿泊者用のお風呂が別途用意されています。

大井川鉄道川根温泉笹間渡駅下車徒歩3分
ナトリウム−塩化物泉 48.6℃、pH7.9、成分総量11.58g/kg、500円
SL通過時刻:1225、1552
 

Re:関東近県納得湯20湯  投稿者:クマオ  投稿日: 1月 5日(木)08時09分24秒
  うつぼさんの20湯、クマ家が行ったのはそのうち3湯だけです。うつぼさんの情報力と行動力にはまったく脱帽です。2005年も泉質にこだわりを持ったスーパー銭湯があちこちで開業してますね。古くからの名湯はもちろんすばらしいですが、近場の良い湯のスーパー銭湯を探訪するのも楽しみです。

それにしても埼玉、群馬は温泉開発が激しいですね。5年後10年後はどうなるのでしょう。ちゃんとやって行けるのかちょっと心配です。

>zippyさん、あさゆさん、ONKENさん、うつぼさん
カルトクイズの感想ありがとうございます。今回はヒントが少なくてけっこう難易度は上がってしまったようです。5問正解でかなりの温泉ファン、全問正解では温泉仙人レベル?かな。
 

百観音温泉“源泉噴出デモ”  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月 4日(水)02時37分7秒    編集済
   本年の初湯として埼玉の雄、百観音温泉の“源泉噴出デモ”を見に行ってきました。
うつぼさん、デモの日時をお知らせいただきありがとうございました。百観音温泉は昨年は1度
も行かなかったので、2年ぶりでしょうか。昨年の大型露天風呂オープンや塩素投入のウワサで
気になってました。最近ではうつぼさんの昨年11/20とおかざきさん12/17レポあり。
帰りは関東最古の古社「鷲宮神社」で初詣。

 昨日午後2時30分過ぎ、自宅から1時間ちょっとかけ百観音温泉に到着。2004/12/27完成の
観音堂で甘酒サービスなどやってましたが、時間がなく中へ。フロントではお客から噴出デモ
の問い合わせが聞こえました。男湯は「菩薩の湯」で「阿弥陀の湯」とは2週間で男女入替。
次回は1/14入替。足の踏み場もないくらいごった返す、休憩所や脱衣所を抜け、浴室へ。
内湯・露天とも以前のままで、露天の奥の上方に昨年5/3オープンの大型露天風呂がありました。

 噴出デモがある大型露天風呂で15分位待ちます。噴出デモの館内放送が2回あったあと、
社長が登場。温泉の効能や天然温泉利用証や温泉の維持・管理などの話を聞いた後、いよいよ
始まります。

 どこから噴出させるのかなと興味津々で見てたら、大型露天風呂の奥の方(貯湯槽側)の浴槽
の外の床に穴があって、そこから噴出してきました。メタンガスとともに間欠泉のように噴出し、
高さは2〜3m、上の横柱の少し上まで噴き出てきました。湯気がすごくてなかなかきれいには
見えないですが、風が吹くと時々、噴水が姿を現します。最初、後ろの方で写真を撮ってましたが、
後で移動して露天風呂の間欠泉寄りに近づいて浴びてきました。そんなに熱くはないです。
間欠泉を浴びながら入ったのは昨年の山形県広河原温泉「湯の華」以来2度目でとても貴重な体験
でした。規模は広河原より大規模で高い感じがしました。何しろ、こんな体験が埼玉でできると
いうのがとても信じられない気分でしたね。全国的にも広河原・上諏訪以外にないと思います。

 こう言った「源泉噴出デモ」は配管やタンクの掃除のため月1回、営業時間外に行われるそう
ですが、設備維持管理と客寄せイベントの一石ニ鳥で、営業時間内に定期的にやってほしいですね。
お客は来年の正月まで待ちきれないでしょうから…(^^)

 さてお湯についてですが、各浴槽とも投入や浴槽内注入(大型露天除く)あり、オーバーフロー
ありで、ヘアーキャッチャーによるゴミ取りのための循環は行われています。これは群馬で言う、
ゆ〜ゆや天神の湯とも共通しています。お湯は成分のアブラ臭と臭素臭があり、この前入った
ゆ〜ゆよりは若干おとなしめか?また以前はなかったシンナー臭(うつぼさんの言うタイヤ臭か?)
が鼻をつき、このにおいは以前はなかったものですし、塩素消毒していない温泉スタンドの湯や
ゆ〜ゆでも感じなかったもので、多分、消毒臭だと思います。ただ、このにおいはアブラ系温泉
ではあまり違和感を感じないにおいなので、施設側も薬品の種類はよく吟味されてるなと感じました。
私にとっては決してきらいなにおいではありません。源泉温度が高すぎて投入量も絞らざるを
得ないですし、ここは利用者が平日でも千人も入るらしいので、保健所の指導もやむ得ないかも
知れません。あとあの立湯のアツ湯もかのせ赤湯と比べたら大したことない、首まで入りましたよ〜(^_^;)

 埼玉の雄・百観音と群馬の雄・ゆ〜ゆに2年続けで入ったわけですが、湯の利用状況は前者が塩素、
後者が加水と少々残念ながら、強烈なホテリ感や百観音の肌のスベスベ感は実感できますので、
その実力はやはり埼玉・群馬を代表するものだと思いますね。寒い冬に一番ふさわしいお湯だと
思います。次は栃木の雄・喜連川早乙女あたりが気になるな…。

 温泉分析書・温泉利用状況・三段階の天然温泉利用証は脱衣所などにありました。
温泉分析書・温泉利用証は公式HPをご覧下さい。温泉利用状況は以下の通りです。

【菩薩の湯】内風呂、露天風呂浴槽水(温泉)について
・温泉に水を加えて浴用に供する場合は、その旨及びその理由:該当なし
・温泉を加温して浴用に供する場合は、その旨及びその理由:同上
・温泉を循環させて浴用に供する場合は、その旨(ろ過を実施している場合は、その旨を含む)及びその理由:
衛生管理のため、循環装置(ヘアキャッチャー)を使用しています。(一部の大型露天風呂は除きます)
・温泉に入浴剤を加えて浴用に供する場合は、当該入浴剤の名称及びその理由:該当なし
・温泉を消毒して浴用に供する場合は、消毒の方法及びその理由:
衛生管理のため、塩素系薬剤(ピューラックス)を使用しています。
・飲用の有無:飲用は出来ません                      百観音温泉

※平成18年度の休館日
1/17、2/21、3/22、4/18、5/16、6/20、7/18、8/22、9/19、10/17、11/21、12/19
※33ポイントで1回タダのポイントカード発行(毎週火曜・第2・4木曜Wスタンプ)

※天然温泉利用証「満点の浴槽」が新聞記事に掲載されてました。以下の通り。
鹿沢温泉紅葉館(群馬)、高湯温泉ひげの家(福島)、新穂高温泉槍見館(岐阜)、
大沢温泉(岩手)、法師温泉長寿館(群馬)、中房温泉(長野)、百観音温泉、
長湯温泉御前湯(大分)、小谷温泉山田旅館(長野)
<5段階満点なら湯楽の里春日部店・伊勢崎店もありますね。by私の追記>

※私の温泉アルバムに噴出デモの画像8枚あり。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.100kannon.com%2F

 

2005年 関東近県納得湯20湯−2  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 3日(火)22時40分49秒    編集済
  11〜20発目です。長文連打すみませぬ。

■与一温泉(栃木県) <未レポ>
アルカリ性単純温泉 45.6℃、pH=9.1、成分総計=0.498g/kg
かけ流しという情報だけで、さして期待もせずに行ったが予想をはるかに上回る佳品。
やや緑黄色がかったお湯はヌルすべととろみが明瞭。たっぷりとしたアワつきと甘イオウ臭はあとを曳きまくりなかなか脱出できない。同系の松島乙女の湯より上かも・・・。

栃木温泉「栃木温泉 湯楽の里」(栃木県) <12/17レポ>
Na-炭酸水素塩温泉 46.3℃、pH=7.9、成分総計=1.960g/kg
温泉空白エリアだった栃木市周辺に12/8オープンした温泉スパ銭。純度の高い重曹泉にたっぷりとしたイオウ臭と焦げ臭をまじえたスパ銭らしからぬ渋〜いお湯。
湯づかいもいいし、近くにあったら通い必至。

■湯宿温泉 「湯本館」(群馬県) <11/11レポ>
Na・Ca-硫酸塩温泉 62.7℃、pH不明、陽・陰イオン計=1355mg/kg
いかにも北毛らしい渋〜い硫酸塩泉。浴場のとなりから湧出する高温源泉を岩間を通して湯船に注入する湯づかいが絶妙。落ちついた浴場といい、滋味あふれるお湯といい、名湯、湯宿の底力を実感できる宿だと思う。

京ヶ島天然温泉 「湯都里」(群馬県) <8/16レポ>
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 55.5℃、pH=7.3、成分総計=3640mg/kg
温泉県群馬らしいすこぶる完成度の高い温泉スパ銭。成分総計=3640mg/kgとはとても思えない力感あふれるお湯を露天ゾーンで豪快にかけ流し。最近、掟破りの大幅値上げを強行したらしいので、個人的評価は落ちたが、周辺競合施設は一息ついているのでは。

伊豆山温泉 「般若院浴場」(静岡県) <6/2レポ>
Ca・Na-硫酸塩・塩化物温泉 63.0℃、pH=4.4、総成分=1733.149mg/kg
ここもすでに閉鎖した共同浴場。海側の”走り湯”とは別系統の独自源泉を利用していた。無色透明に澄んだお湯は微塩味+弱渋味+αに焦げ明礬臭の奥ぶかい味臭。妙に勢いのあるお湯で印象に残る。北毛あたりの石膏泉とかなり印象がちがうのは、pH=4.4という微妙な液性が関係していたのかも。

■熱海温泉 「上宿新宿共同浴場」(静岡県) <12/7レポ>
Na・Ca-塩化物温泉 87.5℃、pH=8.0、成分総計=8.873g/kg
やませみさんから「明治期の大湯の分析にひじょうに近い」という情報をいただき、たまらず突入 (^^; 風情のある共同湯で、水色タイル貼浴槽に石膏の析出と緑青におおわれたカランからゲキ熱の源泉を投入。等張泉らしい適度な重みに明瞭なとろみと土類系の肌に食い込んでくるような力強さが加わるすばらしいお湯。熱海のお湯の地力を実感。

■八田「湧暇李の里 樹園」(山梨県) <7/21レポ(再)> (以前のレポ)
Na-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 36.6℃、pH=8.0、成分総計=1.501g/kg
33℃の絶妙なぬる湯、ものすごいアワつきの量にびっくり。夏場は非加水・非加温の大量かけ流しながら、塩素消毒をかけていてごくかすかにカルキ臭がするのがとても残念。それでもベスト20に入れてしまうほどのすばらしいお湯。

■塩沢温泉「高林閣」(長野県) <未レポ>  (以前のレポ)
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 37℃、pH=6.75、蒸発残留物=12200mg/kg
軽井沢らしからぬクセモノ湯のイメージが強かったので再訪。コック付パイプ投入ため湯式だった源泉槽が常時源泉投入のかけ流しになり、お湯がよくなっている。塩味+重曹味+うま味+だし味+炭酸味に貝汁臭+むせるほどの強ラムネ臭。泉質名はつかないものの関東周辺の炭酸泉として最強では?

■加賀井温泉「一陽館」(長野県) <未レポ>
Na・Ca-塩化物温泉 41.0℃、pH=6.7、成分総計=13980.6mg/kg
温泉好きの間では超有名なお湯。10年以上も前に一度入ったきりの再訪。高張泉ながらなぜかおだやかな浴感で妙にクセになる。塩気のうえで、土類と鉄と炭酸がのびやかに存在を主張しているイメージ。やっぱり名湯。

■松之山温泉「翠の湯」(新潟県) <未レポ>
Na・Ca-塩化物温泉 72.1℃、pH=7.6、成分総計=14340mg/kg
松之山周辺で未湯のまま最後まで残っていた懸案のお湯。翠がかった茶色のにごり湯。松之山らしい墨系アブラ臭だが、焼タイヤ臭とタール臭がまじり「鷹の湯」より刺激的。浴感も「鷹の湯」よりさらに凶暴で、すぐそばの「植木屋旅館」(庚申の湯)のお湯より、むしろ湯坂温泉「ナステビュウ湯の山」に近い。

●以上20湯リストしてみましたが、昨年は質のいいスパ銭のオープンがとくに多かったように思います。また、首都圏以外にも何湯か入りましたが、とくに熊本の垂玉と地獄、東北の蔵王「おおみや旅館」と遠刈田が印象に残りました。
 

2005年 関東近県納得湯20湯−1  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 3日(火)22時39分2秒    編集済
  ことしもいきます。10湯にするはずがまたしても絞り切れず20湯になってしまいました。(あとさきで順位はありません)(2004年の20湯
1〜10発目です。

前野原温泉「さやの湯処」(東京都) <12/24レポ>
Na-塩化物強塩温泉 41.0℃、pH=7.6、成分総計=23.91g/kg
高い完成度をみせるできたて日帰り施設。とくに数寄屋造の食事処「柿天舎」の佇まいはすばらしく、今後のメニューの充実が楽しみ。露天源泉槽は総計=23.91g/kgの強食塩泉をかけ流し。芳醇な温泉臭香り立つすばらしいお湯。

姥子温泉「秀明館」(神奈川県) <8/5レポ>
単純温泉(Ca・Na・Mg-SO4型) 42.4℃、pH=3.7、成分総計=0.688g/kg 他
伝説の”姥子の湯”をつかう老舗旅館が業態転換し、日帰り施設として5月にリニューアル。自噴泉の湧出量は主に降水量に左右され、例年夏から秋にピークを迎える。今夏の箱根は雨が多く、かなりコンディションがよかったらしい。染み渡るような湯ざわりと力強い浴感は、総計700mg/kg弱の単純温泉とはとても思えず。

(元箱根第25号源泉)「箱根高原ホテル」(神奈川県) <未レポ>
Na・Ca・Mg-硫酸塩・炭酸水素塩温泉 55.8℃、pH=7.0、成分総計=1359mg/kg
芦ノ湖の湖尻近くにある自家源泉の宿泊施設で日帰り可。複雑な成分のお湯をかけ流し。箱根らしからぬ緑茶がかったお湯は、焦げ臭+金気臭にキシキシ+重曹泉系ツルすべの複雑な湯ざわり。知名度は低いが名湯。

芦之湯温泉「松坂屋本店」(神奈川県) <未レポ>
含硫黄-Ca・Na・Mg-硫酸塩温泉(硫化水素型) 62.5℃、pH=7.3、成分総計=1182mg/kg
温泉ファンのあいだではすこぶる人気の高い、名湯芦之湯を代表する老舗旅館。硫酸塩泉の特徴がでた本格派硫黄泉は質感が高く、同じ硫黄泉にごり湯の造成泉とは一線を画している。日帰り入浴のハードルは高いが、トライするだけの価値は十分にあり。

犬吠埼潮の湯温泉 「犬吠埼観光ホテル」(千葉県) <未レポ>
Na・Ca-塩化物強塩泉 28.5℃、pH=7.9
犬吠埼灯台にもほど近い、470L/minの自噴自家源泉をもつ観光ホテル。すぐ目の前は太平洋。潮騒をききながら入るほてほて強食塩泉はなかなかの佳品。食事もおいしい。

楽天地天然温泉 「法典の湯」(千葉県) <12/24レポ>
Na-塩化物強塩温泉 36.0℃、pH=7.5、成分総計=32470mg/kg、
スパ銭としての完成度はいまいちながら、露天の源泉風呂が秀逸。黄茶色で透明度20cmのにごり湯は、金気臭と粘土系アブラ臭とアンモニア臭と臭素臭とヨウ素臭が渾然一体となって匂い立ち、強食塩泉らしい重厚な浴感と温もり感。化石海水型食塩泉の教科書か。内湯ゾーンにある高濃度人工炭酸泉もかなりとすぐれもの。

所沢温泉「所沢温泉 湯楽の里」(埼玉県) <複数回レポ>
Na・Ca-塩化物泉 32.4℃、pH=7.1、溶存物質計=9.546g/kg
昨年いちばん入ったお湯。「メタンガス分離装置」の導入前は、貝汁臭+こげ臭の平地のお湯らしからぬ絶妙温泉臭が香り立つすばらしいお湯だった。その後も一定レベルは保っているものの、正直、羽生「華のゆ」や「春日部 湯楽の里」には及ばないと思う。復活に期待。

羽生温泉「スーパー健康ランド 華のゆ」(埼玉県) <6/26レポ>
Na-炭酸水素塩・塩化物温泉 44.0℃、pH=8.1、成分総計=1.426g/kg
小綺麗なビジホに併設された温浴施設。たぶん泉源直引きと思われる湯口では、ガスと鉄をメインにした複雑な温泉臭が香り立つ。重曹泉系のツルすべとアルカリ泉系のヌルすべとアワつきのぬるが合わさった文句なしの美人の湯は女性好みか。連れの昨年ベスト。

西川温泉 「公民館」(栃木県) <9/13レポ>
アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・(CO3)型) 41.7℃、pH=9.2、成分総計=0.201g/kg
夏のおわりに閉鎖してしまった共同浴場。小さな浴場に非加温源泉をザコザコにかけ流し、浴場全体が洪水状態。うすめのお湯ながら鮮度感がきわめて高く、微量のイオウがいいアクセントになっていた。すべり込みで入湯できてホントにラッキー。

■柳沢鉱泉(栃木県) <未レポ>
Mg・Ca・Na-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉 6.3℃、pH=6.4、成分総計=2.452g/kg
この掲示板でも何度か話題になったお湯。こらえきれずに12月に突入。幸運にも壱番湯で、湯面に白く張ったウワサの結晶を割りながらの入湯。非常に複雑な浴感とかなりのパワーをもつお湯。このあと、鹿の湯や高雄にも行ったが、ここの印象がいちばん強かった。
 

Re:みしゅらんカルトクイズ2006  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月 3日(火)01時04分17秒
  明けましておめでとうございます。本年もどうか宜しくお願いします。

「みしゅらんカルトクイズ2006」の結果です。
うつぼさんと同じ方式で行くと △はヒントで正解/()は未湯
1.(△) 2.△ 3.(×) 4.(×) 5.△ 6.(○) 7.△ 8.(△) 9.○ 10.○
10湯中5湯が未湯で、正解は8問(ノーヒントは3問、昔の記憶のせいか、自信のない正解が多いですなあ)
特に意表をつかれたのは問2(地下しか入ったことない)と問5(2階は行ったことのない)かな。

 今年の初湯は行田市の茂美の湯新館12/22オープン記念で復活したアフター9(午後9時以降300円)
をめざすも、正月3ヶ日は割引なしとのことで入らず引き返してきました(^_^;)。
JRの正月パスも見送り。他に狙うは某所の大噴泉デモかどっかの雪見露天風呂くらいでしょうか?
 

あけましておめでとうございます  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月 2日(月)21時39分20秒    編集済
  「みしゅらんカルトクイズ2006」さっそくトライしてみました。
1.(×) 2.(×) 3.(×) 4.○ 5.○
6.○ 7.(△) 8.○ 9.(○) 10.(○)

10湯中6湯が未湯でした。→( )は未湯。
7は、”有名な神社”、”熱くてさっぱり”、でなんとか・・・ (笑)
9.10は、未湯ながら有名な浴場なので・・・。

ところで、ひさびさに正月の箱根に行っていたです。
正月の箱根のお湯はバカ混み?と思いきや、意外に空いているお湯がありました。(当然、ゲキ混みのやつもある。)

昨年からけっこう箱根を攻めていて、いまのところ、
湯本(2)、塔之沢(1)、大平台(2)、宮ノ下・底倉(2)、二ノ平(1)、強羅・早雲山(4)、仙石原・姥子(4)、芦之湯(3)となりました。
泉質的にはひととおりまわりましたが、やはり「秀明館」に代表される姥子・仙石原周辺の酸性単純温泉−硫酸塩泉系のお湯がいちばん気にいりました。
強羅から上では、大湧谷系統の造成泉(イオウ臭白濁湯なので人気)が多くなるので、それらをかいくぐっての独自源泉探しが宝さがしのようで面白いです。
そのうちまとめてレポします。
 

あけましておめでとうございます  投稿者:zippy  投稿日: 1月 2日(月)18時16分55秒
  管理人のくまおさんをはじめ、皆様あけましておめでとうございます。
昨年は温泉ファン超・ど素人(というよりただの風呂好き)である
私をオフ会でご一緒していただき、ありがとうございます。
おかげで、温泉をとりまく現状だとか、近場の良い温泉を沢山発見する
ことができました。
 本年も時間の許すかぎり良い温泉の開拓に精を出したいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
 ちなみに恐れ多くも、温泉クイズをやってみたんですが、正解は2問でした・・。
両方とも群馬県内の温泉でした。
今年は都内や箱根あたりの温泉も積極的に行こうかと考えています。
 

明けましておめでとうございます。  投稿者:あさゆ  投稿日: 1月 2日(月)16時12分16秒
  くまおさん 常連のみなさん 明けましておめでとうございます。
昨年中は、山旅に精を出していましたので余り温泉は行けませんでした。
今年は、近場の関東圏で重曹泉や石膏泉などのほのかな香りの温泉地へ
日帰りしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。

早々みしゅらんカルトクイズ2006を楽しませて頂きました。
弱いのは、センター系で10問中 正解は5問 普通の温泉ファンでした。安心!
私は泉質重視で湯巡りしますので、特徴のある泉質の温泉地ばかりに足が向きます。
 

あけましておめでとうございます  投稿者:クマオ  投稿日: 1月 2日(月)15時16分29秒
  お年玉企画として、みしゅらんカルトクイズ2006を用意しました。

全10問、いろいろな温泉を写真を見てあててください。近場のスーパー銭湯系から秘湯系までとりそろえています。今年はちょっとやさしめですが、全問正解の方は間違いなくディープな温泉ファンでしょう。ぜひお楽しみください。よろしければ、掲示板にクイズの感想をお寄せください。

昨年はヤボ用にハマッていましたが、今年はなんとか温泉三昧の生活を夢みています。
みしゅらん掲示板の常連のみなさま、今年もどうぞよろしくお願いします。
 

明けましておめでとうございます  投稿者:週末田舎人  投稿日: 1月 1日(日)12時43分2秒
  年末年始は東北地方の某温泉地の湯治宿でひっそりと過ごしております。
全国的に寒い冬だと言う事ですが、ここも年末からの大雪で結構凄い事になっております。
軒先からどさり、どさりと落ちる雪の音を聞きながら、先程初湯を頂いて参りました。
熱い湯のありがたみをひしひしと感じつつ、部屋で飲んだくれております(笑)。
温泉っていいなあ、旅っていいなあと素直に感じる瞬間です。

本年も宜しくお願いいたします。
 

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