クチコミ 情報
2005年12月11日〜12月20日

芹の湯 「芹生(せいりょう)」(下仁田)  投稿者: うつぼ  投稿日:12月20日(火)23時31分2秒
上州の湯巡り2の18発目です。

<芹の湯「芹生(せいりょう)」>(下仁田町、10:00〜終了時間確認要、500円、0274-84-3812)
ONKEN21さんのレポがあるものの、一般の温泉ガイドにはまず載っていないナゾのお湯。下仁田から南軽井沢へ抜ける県道43下仁田軽井沢線は、トップシーズンの軽井沢IC渋滞回避ルートとして有効です。軽井沢への登りにかかる最後の集落が西野牧、周辺にはめぼしい観光地もないので、軽井沢の行き帰りに寄るのがいいかも・・・。

西野牧の集落に入ると県道沿いに「芹生」の手書きの赤い看板(軽井沢方面からだと白い看板)があるのでここを右折、橋を渡ったT字路を左折して谷沿いをしばらく走ると山中にそぐわないけれどやたら目立つ電飾袖看板の民家風建物が見えてきます。Pは建物手前。露天風呂工事中?らしく、資材が置かれていたりしてやや雑然とした雰囲気。
看板にあるとおり、もともと釜揚げうどんと釣り堀がメインのようです。

館内は以外に広く、玄関前の大広間には誰もいません。声をかけると左手の休憩所?からおばさん(客)がでてきて店の人を呼びにいってくれました。なんとなくいわきあたりの鉱泉宿みたい。
奥からでてきた女将さんに、前のおじいちゃんが水出しっぱなしにしてぬるくなってるので少し待って、といわれましたが、さほどでもなかったのですぐに突入。
木造の男女別浴室は、予想外に雰囲気のあるものでした。ただ、工事中らしく、窓が青いビニールシートで被われていたのは残念。
黄土色の析出の出た石造3.4人の浴槽ひとつと、手前に源泉カラン&石の湯だめ&コップがありますが、残念ながらカランの取っ手は外されていました。
カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜16時で独占。

岩の湯口から加熱湯を投入で浴槽端の上面排湯口からの排湯。浴槽のなかには加熱用パイプが沈められていてさわると熱いです。あとで女将さんにたずねると、湯口は加熱の源泉で槽内は循環ありとのことでしたが、槽内に注吸湯口は見あたらず湯づかい不明。

ほぼ無色透明のお湯はしっかりとした塩味+重曹味で饐えたような臭い。重曹泉系のツルすべとメタけい酸系のとろみがあり、浴後は肌がつるつるに。
クセモノ系の成分からして、もっと雑味臭があるかと思いきや意外に素直で炭酸味も感じられず。
高張泉ほどの塩味はないのでやはり加水はあるかも。
塩味のわりに温まり感が弱いのは、重曹成分が出張ってきているからかも。

それにしても、「強塩味+苦味+炭酸味でピリピリ」(ONKEN21さん)するという源泉に触れられなかったのは残念。非加熱源泉槽を・・・といいたいところですが、13℃はさすがに冷たすぎ?

ONKEN21さんレポ時には温泉分析中とのことでしたが、浴室入口に分析書が掲示されていました。溶存=14.5g/kgの高張性塩類泉で、Li、Sr、メタほう酸が規定値を越えている文句なしの温泉、しかも西上州らしいクセモノ湯。
なお、以前は八千代鉱泉と名乗っていたそうで、温泉分析書も八千代温泉となっていますが、芹の湯に改名したとのことです。

Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 13.0℃、pH=6.4、湧出量測定せず(自然湧出)、成分総計=15.4g/kg、Na^+=4674mg/kg (92.22mval%)、Li^+=9.41、Sr^2+=14.1、Fe^2+=1.72、Cl^-=5732 (73.90)、HCO_3^-=3478 (26.05)、陽イオン計=5010 (220mval)、陰イオン計=9214 (219mval)、メタけい酸=40.5、メタほう酸=195、遊離炭酸=959 <H15.11.21分析>(源泉名:八千代の湯)
編集済


いろいろと  投稿者: うつぼ  投稿日:12月20日(火)23時29分31秒
>おかざきさん  遅レスですが・・・。
東鷲宮百観音温泉の熱湯槽は、露天拡張前よりなぜかパワーアップしています。
私も、湯口では50℃近いのでは?と思いました。先日入った那須「鹿の湯」の48℃槽よりぜんぜんキツいです。底からもゲキ熱湯を注入してるので余計にきびしい。
関東周辺の日帰り施設では、おそらく高崎天神の湯の露天源泉槽と双璧かと。
それでも肩まで浸かってる猛者数人。百観音の熱湯マニアのレベルの高さおそるべし (^^;

なお、大晦日はオールナイト営業で、1/1の0時〜、8時〜と1/3の15時〜の計3回、露天で”源泉噴出デモ”というのをやるそうです。間欠泉のごとく吹き上がるのかな?

>やませみさん
磯部の源泉情報、ありがとうございました。
やっぱり煎餅関係で使ってましたか・・・(笑)
ふくらしに使うには炭酸泉の舌切り雀源泉の方がよさそうですが、R11号井だと塩味や重曹味が隠し味になりそうで、こっちの方がいいのかな ^^)

ONKEN21さんのカキコみました。270L/minもでてるのですか・・・。
「市は市民が使えるような活用策の検討に乗り出す。」としてるのに、未だにお役人様の独占使用とは納得いかず・・・。
編集済


野天湯元・ざま湯快爽快  投稿者: おかざき  投稿日:12月20日(火)23時23分53秒
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yukaisoukai.com%2Fzam%2Findex.html

湯快爽快チェーンは半循環と思い込んでいたところ、石渡さんのホムペでここ神奈川の座間店は非加熱かけ流しと知り行ってみました。今月の5日に温泉を導入してのリニュオープン。今風スパ銭、畳敷き。高級感はない。シアター&スーパーリクライニングルーム有。

湯船で36度と冬場には些か温いが無加水非加熱かけ流し浴槽を設けてくれているのが嬉しい。うがい薬臭にちょい塩気重曹味つるすべの黒湯は悪くない。透明度は15センチ。泡付きは暗くて確認出来ず。温もり感はさほどなく、浴後は肌サラすべ。

パンフより。
座間温泉 H.17.3.18.
含重曹食塩泉 38.6度 140リットル pH8.0
ER=2997 TSM=3447 総計=3491
Na=1069(96.55) K=23.5 Ca=14.5 Mg=3.7 Fe(U)=1.1 F=0.4 Cl=1069(62.17) Br=3.8 I=1.3 SO4=0.3 HCO3=1089(36.0) CO3=12.0 PO4=0.7 CO2=44.0 H2S=<0.1 H2SiO3=93.4 HBO2=64.5 Mn=0.04 Li=0.09 Al=0.04
編集済


(無題)  投稿者: おかざき  投稿日:12月20日(火)23時16分33秒
>怪傑にょろさん
はじめまして。わたくしも早速行ってみました。
ああ、食事処は鎌倉かどっかのお寺みたいなカッコいいもんでしたね。
有名な建築家なのかな。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sayanoyudokoro.co.jp%2Fseibun.htm


前野原温泉<さやの湯処>  投稿者: 怪傑にょろ  投稿日:12月20日(火)23時11分29秒
本日、23区内にはじめて(?)源泉浴槽付の日帰り温泉施設がオープンしました。場所は板橋
区前野町、イズミヤというスーパーの正面です。都心に近い住宅密集地なのに、駐車場が
広くてびっくり。この場所で800円(土日1000円)と良心的な料金です。
少し加熱していると思われますが、ほんとうに源泉のまま。源泉浴槽は、4〜5人入れる
大きさ。
単調ながらも臭素臭の少しする24g/kgの強塩泉で、湯づかいがよいのは東京にあって心強
いところ。また、浴後の発汗が凄く、驚きました。
しかし、なにより感動は、温泉ではなく、食事処(柿天舎)の素晴らしさ。建築家降幡廣
信氏による設計です。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sayanoyudokoro.co.jp%2Findex_ie.htm


前野原温泉さやの湯処  投稿者: おかざき  投稿日:12月20日(火)23時09分0秒
今日オープンの板橋区前野町のスパ銭です。

金ぴかの唐破風がお出迎え。平かな造り。白木の温もりある館内。大小の石の配された庭が風雅です。

露天の円形風呂、寝湯、お魚型の3つの湯船でのみ温泉利用。内、6人定員お魚型の源泉かけ流し槽一点狙いで行きます。まづ香りがいい。土類金気臭にゴム様のアブラ臭臭素臭。ちょい加熱の50度ほどの源泉が30リットル/分ほど投入されており、湯船で43度以上と過加熱気味。透明度10センチの飴色濁り湯はホカホカよく温もる。すべキシ。味は強塩味+少苦味+微アブラ風味。アンモニア臭は感じられず。

夏場非加熱になったらまた来てみたい。ともかくなかなかパンチの効いたいい強食塩泉だと思いました。

ホムペに温泉分析書有。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sayanoyudokoro.co.jp%2Fseibun.htm

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Re:磯部温泉について  投稿者: やませみ  投稿日:12月20日(火)17時03分18秒
>うつぼさん
> 3つめの利用泉と未利用泉が不明です。

R11号井(市有泉予備・一部利用)
  湧出地:嶺字樋口1786-1 老人ホーム明嶺荘下の川沿い
  S59.06分析
  Na-Cl・HCO3強塩冷鉱泉 23.5℃ pH=7.2 446.3m動力
    ER=24.06 g/kg
  いわゆる煎餅屋組合の源泉で、温泉街には引かれていないようですが、
  近くの某国立研修所で浴用利用、ただし一般利用不可。
  → ONKEN21さん投稿(2001.09.30)に関連情報あり

舌切り雀源泉(未利用)
  湧出地:原市字正善山2136-2 三峰自動車整備工場そば
  S58.12分析
  CO2-Na-HCO3・Cl 16.7℃ pH=6.9 掘削自噴
    ER=14.87 g/kg
  R11号の近くで、かつて嶺鉱泉とよばれたものらしいです。
  現状どうなっているか不明

なお、長寿館前の県有泉は湧出停止して封鎖されていますが、
炭酸ガスはまだ少し出ているようなので、完全に死んだわけではなさそうです。
もっとも、最盛期でも8 L/minほどしか出ていなかったそうですが・・・

> トオルさん こんちには
うむむ、「かめたに」ひそかに狙っていた宿なのですよ〜
粟津はほとんどの宿が自家源泉なんだそうですが、
どこも小さい井戸で湧出量が少ないので、なるべく小さい宿を選ぶのがコツとか。
といわれると、選択の余地はほとんど無いですな。(^.^;

ここでミニ情報
12月と1月はカニ需要が多くてずいぶん割高なんだそうです。
2月になると値が落ちついてきて、お取り寄せでも安く買えるそうです。
宿でも良いカニを入手しやすくなるので、その頃おいでなさいと言われました。


太田安眠の湯  投稿者: ONKEN21  投稿日:12月20日(火)00時35分13秒
 今夜より“F市新居から行く群馬の温泉シリーズ@深夜編”を始めます。
第1回は引越の荷物運びの疲れを取るために、群馬県太田市の安眠の湯に行ってきました。
K市仮住時代、12月いっぱいまで有効の200円割引券(500円)が2枚、イオンのチラシに入っており、
それを使いました。現地で500円の入浴券を買い、割引券とシューズキーを渡すと指定された
ロッカー番号のキーが渡されます。安眠の湯に行くのは1年ぶりかな。前回と変わった点として、

・食事処横の畳敷休憩所が約2倍に拡張されたこと。
・ミストサウナの前に塩サウナ用の塩が用意されていたこと。
・内湯「寿老人の湯」が真湯になり、温泉使用は湯楽同様に露天のみになったこと。
・温泉法改正による湯の利用状況の掲示が、競合施設比較表の下に掲示されていました。
→非加水/加温あり/岩風呂=循環ろ過あり 檜・壷・部屋風呂=循環ろ過なし/塩素系薬剤による消毒あり

 露天風呂の温泉浴槽の塩素臭ですが、循環の岩風呂は強めのカルキ臭、掛け流しの壷風呂は
少しカルキ臭あり、掛け流しの檜風呂は檜の香りに邪魔されてか、ほとんど臭いませんでした。
檜風呂・壷風呂は吸込・注入ともなく、わすかに茶色く塩辛いお湯がきちんと溢れています。
ただ、色が薄いので、ろ過している可能性もあるんですが、温泉表示は循環ろ過なしになってる
ので、源泉そのものが透明なのかもしれません。やや塩辛いお湯なので、寒波到来の寒い夜でも
汗が出るほどよく温まりました。
 安眠の湯は“ただ塩辛いだけ”とコアな温泉ファンの方から批評を耳にするのですが、私個人的
には太田市内では一番好きなお湯です。尾島が不甲斐なかった分、ここの良さ一層実感しました。
それは伊勢崎や栃木の「湯楽の里」と比べたら、雲泥の差ですけど…(^_^;)
※金山温泉の成分分析書あり
 ところで、PIT100太田店の「天然温泉太田の湯」が来年3月オープンするとK市仮住時代のチラシ
にも書いてありました。北部「安眠の湯」+「コロナの湯」と南部「太田の湯」+新田・尾島公営勢
の対決がとても楽しみです。

 行田の茂美の湯の新館(内湯のみ)も近日(20日から延期になったみたい)オープンしますね。
求人チラシによると新館にはマッサージ業者が入るみたいです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.anminnoyu.com%2F

編集済


加賀粟津温泉かめたに  投稿者: トオル  投稿日:12月19日(月)23時11分18秒
 二連発すみません。温泉帰りでテンションあがってます。
 関東に居住する私ですが、たまに遠くに出張するときにはオプションでなかなか行けない温泉をセットするのが楽しみとなっています。昨日は名古屋で仕事を終えて、越前蟹が食いたくなり、北陸線で北上しました。
 越前東部から加賀西部には、芦原・山中・山代・片山津・粟津など有名温泉が目白押しですが、関西・中京に近いこともあって、湯宿はいずれも湯量を越えた巨大旅館に成り果てています。源泉掛け流し旅館はごく一握り。芦原などは温泉偽装問題で揺れましたね。
 今回思案して選んだのは、これら温泉地のなかで最もこじんまりとした粟津温泉。旅館10軒ほどの温泉地は丘陵裾の住宅地と混在した状況にあり、雑然としてあまり風情はありません。北陸線粟津駅から車で10分ほど。当日は大寒波来襲で、吹雪と雷鳴のとどろく中での訪問となりました。
 温泉地の中ほど、加賀前田候お手植えの「黄門杉」を挟んで北側にはギネスブックに世界最古の宿として掲載されたとかいう「法師」なる老舗旅館、南側に泊まった「かめたに」があります。
「かめたに」は中規模旅館で、鉄筋6階建てで建築には別に味はありません。いいのはお湯です。北陸最古、養老年間に発見されたという名湯粟津にも掛け流し旅館はほとんどないそうですが、ここは掛け流しをうたっている貴重な宿です。
 お湯は6〜7人くらいの内湯のみ。泉質はナトリウム硫酸塩泉で、宿の地下15mから湧き出している自家源泉を直に注いでいるので鮮度抜群。湯口ではかすかに硫化水素臭があり、キリッとした清冽なお湯で、ひじょうによく温まります。飲泉もできます。湯量は僅かに20リットル/分ほどですが、温度が55度と高いことと、浴槽を適正な大きさにしていることで、掛け流しを維持できているようです。浴槽の湯温は43度ほどに保持され、実に気持ちよい。
 通常の宿泊費は、この地域の温泉宿が全般に馬鹿高いなかで適正な金額のようです(ただし私は今回、清水の舞台から飛び降りる覚悟で越前蟹フルコースを選んだのと、土曜一人泊だったので相応のお値段でしたが・・)。このお宿、加賀地域ご来訪の折にはお勧めいたします。
 温泉+雪+蟹+酒+鉄道の旅・・日本人に生まれた幸せをかみしめつつ、大雪で遅れに遅れようやく帰宅した列車の旅でした。


(無題)  投稿者: おかざき  投稿日:12月19日(月)22時27分40秒
>トオルさん
お久しぶりです〜。
へぇ、花山温泉は朝飯つき5000円弱で泊れるのですか。
朝の膜のことは以前なおみ姉さんも書いていました。
非加熱槽なんてあるのですね。
ドロリ。。ほんと良さそう。
泊り候補として地図にテル番、書きいれておきます。
レポ、ありがとうございます。


(無題)  投稿者: おかざき  投稿日:12月19日(月)22時18分19秒
>みみさん
いきなりなんですが、草津のテルメテルメの時間湯槽(綿の湯)には夕方以降、無料で入られますよね?そのことが書いてあるページを探しているのですが、見当らず。と思って電話してみたら、夕方5時から9時まではそうらしいですね。ただひとつしかない時間湯槽、男性用と女性用の時間帯が分かれていたり一緒だったりとマチマチ?はっきりせず。

時間湯といえばいまはなき地蔵の湯旧浴舎での時間湯。群馬No.1だと今でも思っています。

すみません、話が飛びました。別府61湯の方は分かりますよ。「マイナー温泉巡り」の阿部さん。最近はケータイでの参加もあるんですね。どうですか、みみさんが挑戦してみませんか?80湯??別府には小振りな良さそうなところが盛り沢山で、ゼンリンマップのコピーでも片手にじっくりと廻ってみたいですね。陽光荘にでも3泊して。

蕨やまとの湯は半循ですよね?あのニュルニュル、かけ流しにしてくれないかなぁ。


和歌山県花山温泉  投稿者: トオル  投稿日:12月19日(月)22時16分50秒
11月のことですが、大阪で仕事があったついでに、以前テレビで見て憧れていた和歌山市花山温泉に泊まってみました。
大阪天王寺から阪和線紀州路快速でおよそ1時間。和歌山駅からタクシーで10分ほど。丘陵地帯の裾野の住宅地に花山温泉はあります。
外観はなんの変哲も無いB級旅館で、温泉センターを兼ねたような構造。
人気は相当なもので、ジモピーのオジサン・オバサンで大賑わいです。
浴室には真湯の浴槽もありますが、当然源泉槽にGO!。
源泉を投入した浴槽は、30度ほどの非加熱槽。42度ほどの加熱槽・40度ほどの加熱槽がありいずれも掛け流し。さらに外には、加熱の露天風呂(掛け流し)もあります。
お湯の色はエグイ褐色で、ドロリとした肌触り。さらにピリピリ感。これはなかなかすごい。
含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム・塩化物・炭酸水素塩泉という、いかにも効能たっぷり(含有総量21,574mg/kg)な泉質で、浴槽は真っ赤に染まり、縁には千枚皿が形成されています。加熱槽と非加熱槽の交互浴で毛穴が開き、成分がグングンと浸透してくるよう。火照ったら露天でクールダウンです。1時間も浴室にいると、心臓ドキドキ状態。あなどれません。
非加熱槽には源泉からパイプが投入され、二酸化炭素の泡泡も楽しめます。温泉ファンの琴線に触れる仕掛けがうれしい。
今回は泊まってみましたが、清掃と加熱のため入浴は夜11時まで。地元に人気のため、ギリギリまで人でいっぱいです。毎日清掃・新湯投入で、朝6時には一番風呂に入れます。これが宿泊者の特権。早起きして一番乗りすると、「おおー!!!」。なんと加熱槽にはカルシウムの薄い膜が形成されています。この皮膜を掻き分けて入湯するのですが、これが・・・・なんとですね・・・・「パリン」と割れるのです。一晩でこれとは、恐るべき濃厚さ。瞠目です。時々休館にして、浴槽をグラインダーで削るというのも頷けます。チョット飲泉してみると、渋みとえぐみと塩辛さと鉄っぽさおよび発泡感で、これまでで最高の不味さでした。

さて、私は到着が夜8時だったので朝食付きコースで1人で泊まったのですが、5000円を切るお安さ。夜食は附属の食事処が10時ころまでやってるので、ここで別にとったのですが、刺身などは鮮度抜群で美味だったです。
帰りは若いご主人に駅まで送迎してもらい、温泉談義で盛り上がりました。研究熱心な方で、地元の方に喜んでもらえる療養温泉を目指したいとおっしゃっていました。

百聞は一見に如かず。近畿に出かけられたら、皆さんもぜひ行ってみて下さい。とくに、泊まりの一番風呂がお勧めです。


外国人との日帰り温泉旅行  投稿者: 温たま  投稿日:12月19日(月)21時07分49秒
こんばんは。温泉と雪景色を見るのが初めてという外国人を連れ、川原湯温泉と草津温泉に行きました。まずは川原湯温泉の露天風呂に浸かり、すぐ近くの聖天様にて日本のちょっと変わった信仰について説明しました。また温泉玉子の実演も行うことができました。ここで、一通りの温泉入浴マナーを教えた後、草津温泉に向かいました。草津温泉はもう冬景色で、雪道を歩くだけで興奮した様子です。湯畑について説明した後、西の河原と湯川の源流を見学し、白旗の湯に浸かりました。当日は温い方が41.5度、熱い方が44.5度ありました。小生は熱い湯が好みですが、温泉が初めての彼には、やはり熱い湯は難しかったようです。それでも常連客の方が丁寧に熱い湯の入り方を教えて下さったおかげで、最後には熱い湯の方が気に入ったようです。帰路の電車では、濁り酒を飲みながら温泉話で盛り上がりました。

日本の温泉文化を理解し、楽しんでもらえたようで、当初の目的を達成することができました。また、温泉に関する説明をする際、みしゅらんの英語ページが役立ちました。ありがとうございました。


(無題)  投稿者: みみ  投稿日:12月19日(月)20時43分35秒
>おかざきさん
>ああ、ただぱっぱと入っていってスタンプを押し捲ったのですか、その山口の方は。

いやいや、入り方については「カラスの行水」とは書いてないですよ^^;;;
でもこう書いてあるんです。
「24時間で61湯という温泉道の記録に挑戦してみようと思い、(略)70湯達成しました。」
入浴の認定基準は、携帯での参加の場合「各浴場にあるキーワード」、アナログ参加者(?)は
各浴場のスタンプとなっていますので、そうじゃないかなあくらいの想像です。
私だって記録に挑戦となったらそうしますもん(笑)。

>蕨やまとの湯は溜め湯でしたか。
誤解を与えるような書き方ですみません。完全なため湯ではないと思います。
循環だと思うのですが、お湯の投入が申し訳程度なのでつい…。


(無題)  投稿者: おかざき  投稿日:12月19日(月)16時32分57秒
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sayanoyudokoro.co.jp%2Findex_ie.htm
ククク、とうとう明日午前10時に開店ですな、板橋区前野町の前野原温泉。東京強食塩泉がかけ流し。ちっこい「源泉風呂」だけかけ流しなのかな。どんな色してんのかなぁ。灰色だったらいいな(んなワケないか?)。

>ONKENさん
新居、いいっすねぇ。ボクも住もうかな。
ああ、ONKENさんは旅路を楽しむのですね。オイラなんかにゃ電車で日本一周なんて絶対ムリ。よくやったと思う。埼玉は15日、15箇所廻りましたよ。ONKENさんを真似てゆっくりと浸かっていたらグッタリ。

>みみさん
ああ、ただぱっぱと入っていってスタンプを押し捲ったのですか、その山口の方は。考えてみたら、例えば草津18湯、3時間あれば廻れますからね、70湯も不可能ではないかもしれませぬ。ま、スゴイですけど。

別府の取り組み、面白いですよね。詳しくは知らないのですけど、温泉を前面に出していろんなイベントをしたり。食事代の方がお金がかかったってバス&フェリーでお安く行かれたのかな。

蕨やまとの湯は溜め湯でしたか。ニュルニュルの真っ黒湯は面白いですよね。郡司さんはいい喩え話をなさる。オイラもどっかで遣わせてもらおっと。

>うつぼさん
恵みの湯の源掛槽の発掘、ありがとうございまぁす。みっけてきてくれて、嬉しいですね。「一郷一会」の掲示板は出来れば公開のままでお願いしたいです。皆さんいっぱい温泉情報をお持ちなのにもったいない。


磯部温泉 「はやし屋」  投稿者: うつぼ  投稿日:12月18日(日)23時01分19秒
上州の湯巡り2の17発目です。超長文連打ごめんなさい。

<磯部温泉「はやし屋」>(安中市、12:30〜16:00(時間確認要)、1,000円、027-385-6011)

若山牧水も宿泊したという老舗旅館。温泉街も奥まった碓氷川の河畔にあります。
上にも書いたとおり関東有数の成分濃度をもつ磯部の新源泉「恵みの湯」は、湧出量も多くなく日帰り施設「恵みの湯」をはじめ各施設に分湯されているので、ほとんどの施設で希釈・循環の利用となっています。長いこと「恵みの湯」のかけ流し施設はないんじゃないかと思っていましたが、昨年10月に安中市より公表された「温泉施設調査結果」によると、3軒の施設がかけ流し浴槽をもっていてうち非希釈は2軒。そのうちの1軒がここ。

受付は本館のフロント、浴場は別棟にあります。スタッフの対応がとてもよく、館内もこまやかにメンテされていて居ごこちのよさそうなお宿です。入浴1,000円ですがタオルがついています。
こぢんまりとした中庭を抜けると手前に「湯ざくら」、奥に「樫の湯」のふたつの浴場、男女時間交替制で宿泊客は両方入れるようです。この日の男湯は「樫の湯」でした。

浴場は内湯ゾーンに内湯(石枠タイル貼10人位、3連ジェット、ジャグジー付)とお目当ての源泉風呂。庭園造りの露天には岩枠石敷10人以上東屋付きのおおぶりな浴槽がひとつ。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜14時で男湯独占と空いていて貴重な磯部の源泉をゆったりと満喫できました。なお、連れによると「湯ざくら」にも源泉風呂があり、露天は東屋付きの檜風呂とのこと。

内湯、露天とも加水・加温・循環・塩素投入掲示あり、露天には「温泉含有率約30%」とありました。内湯は石臼状の湯口から投入+ジェット&ジャグジー注入で底面吸湯のオーバーフローなし。露天はクリーム色の析出に被われた石組みの湯口から湯滝状に投入+側面注入+湯滝3本からの投入で、浴槽端の上面排湯口からの排湯。「温泉含有率約30%」でホントにこれだけの析出を生じるとしたらすごいです。お湯はともに無色透明ほぼ無味で弱い燻し臭。さして特徴のある浴感は感じられませんが、露天ではきもちツルすべがありました。
これだけの構成だったら「な〜んだ・・・ (-_-)」でおわってしまいます。

が、源泉風呂はものすごいものです。
浴槽材(たぶん石)が判別できないほどのクリーム+茶色のコテコテ析出に被われた1人用源泉風呂の上には、「かけ流し・加温 源泉含有率100%」「源泉は「恵みの湯」」「この温泉は成分濃度が濃いので、100%ですと肌の弱い方には強すぎて、ぴりぴりしてしまいます。お肌の弱い方、低血圧の方はご注意くださいませ。」「長時間の入浴は湯あたりしますのでご注意ください。」等々の挑発&警告まじりの掲示。(^^;;;
壁から突き出た竹樋の湯口からなぜか冷たい源泉をごく少量の投入。槽内注排湯はなく浴槽内にあるパイプで熱交換的に加熱し、すこしづつ流し出すかけ流し。このあたりの絶妙な湯づかいは、旧磯部源泉で培われた伝統でしょうか。
槽内もいがいがの析出でびっしりと被われ、底にはクリーム色の析出物が溜まっています。

ややぬるめのお湯はうす茶色に懸濁し、強重曹味+塩味+鉄系のだし味に西毛のお湯によくあるセメント(重曹)臭とかすかに墨系アブラ臭?が混じります。重曹系のツルすべがたいへんに強く、これに肌から染み込んでくるような濃度感が加わります。温まり感はさほどないのに発汗し、どしっとくる力づよい浴感は八塩「神水館」白寿の湯に近いものもありますが、さらにクセモノ。こういうの、個人的にはとても好み ^^)。
浴後はしっかりと重曹が効いて肌がつるつるになります。

高温泉のハズが湯口では冷たいので引湯途中で冷却したかタンク貯湯があるのでは。それでもこれだけのお湯を楽しめるのは驚異的。同じ源泉を希釈循環利用する「恵みの湯」とは別モノと考えた方がいいかと・・・。クセモノ好きにはおすすめです。
なお、源泉槽は小さく、多客期には立ち寄り不可のこともあるようなので、TEL確認のうえ、空いている時間帯に攻めるのがポイントかと思います。

このあと、「長寿館」前の足湯に行きました。
この日はお湯が出ていて、おどろいたことにさきほどの源泉風呂とほとんど同じイメージの濃厚なお湯で、湯口付近では炭酸の気配さえあって源泉のイメージ。「加温・加水・循環」(湯量からみてこれが順当かと思う)という掲示がありましたが、たまたま源泉を流していたのかな? ナゾです。

含銅・鉄(2)-Na-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉 52.6℃、pH=7.1、149L/min(掘削揚湯)、成分総計=33.3g/kg、Na^+=11418mg/kg (98.14mval%)、Fe^2+=20.2、Cl^-=13340 (75.92)、HCO_3^-=7263 (24.02)、CO_3^2-=6.3、陽イオン計=11681 (506mval)、陰イオン計=20615 (496mval)、メタけい酸=55.5、メタほう酸=423、遊離炭酸=561、銅イオン=1.51 <H8.8.19分析>(源泉名:恵みの湯)
編集済


磯部温泉について  投稿者: うつぼ  投稿日:12月18日(日)22時55分56秒
上州の湯巡り2の17発目、磯部温泉の前ふりです。

〔磯部温泉について〕
<プロフィール>
碓氷川河畔にある磯部温泉は、宿数10軒ほどの中規模温泉地です。大型旅館が多いですが、温泉地全体にしっとりと落ちついた空気がただよっています。
「温泉マーク発祥の地」として有名で、これは万治四年(1661年)、付近の農民の土地争いに対して幕府(評定所)から出された評決文『上野国碓氷郡上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚』の添付絵図に磯部温泉を記した温泉マークが2つ描かれ、調査の結果、この温泉マークは日本最古のものと判明したという云われによるものです。(「足湯」脇の説明板より)
”磯部せんべい”もよく知られていて、温泉街には磯部せんべいのお店がたくさんあります。これは小麦粉と砂糖を鉱泉水で練り上げ、薄く焼いたもの。鉱泉水が含む炭酸成分がふくらしの役目を果たしていると云われ、有馬の炭酸煎餅に近いものかもしれません。また、鉱泉水を使った温泉粥も名物のようです。
シーズンには愛妻橋下に磯部梁もかかり、鮎を味わうことができます。

磯部は文学と縁が深く、童話「舌切雀」発祥の地(巌谷小波がこの地の伝説をもとに「舌切雀」を執筆したらしい)と云われ、島崎藤村をはじめ多くの作家が滞在し筆をとりました。磯部公園内にはこの地を訪れた萩原朔太郎、北原白秋、室生犀星らの詩碑が建てられています。

<歴史>(「足湯」脇の説明板などを参考)
「東鑑」のなかに「磯部村此所に塩の湧き出る所あり」との記載があり、鎌倉期から鉱泉の湧出があったとみられます。天明三年(1783年)、浅間山大噴火の折りに湧出量を増したものの、冷泉のゆえかもっぱら外傷治療のために利用され、浴用とされたのは天保十二年(1841年)大手萬平氏による温泉場開設からと伝わります。

明治期、信越本線が軽井沢まで開通する以前は霧積と同様に避暑地として賑わったらしく、その後も「磯部」駅に近く交通の便がいいことから相応の賑わいを見せたものと思われますが、いまはわりあい静かな温泉地となっています。
平成8年、新源泉「恵みの湯」が開発され、平成13年には公営の日帰り施設「恵みの湯」が開設されました。この施設の開設時には温泉旅館との共栄共存についていろいろと議論されたようで、「恵みの湯」のフロントに旅館のパンフが置かれているのが目につきます。
なお、平成15年12月には旧源泉の湧出所があった「長寿館」前に新源泉を使った足湯も開設されています。

<温泉>
かのベルツ博士が”胃腸の名湯”として賞賛したというお湯は、低温ながら効能ある良泉として知られていたようです。明治19年に内務省衛生局が編纂した全国の鉱泉リスト「日本鉱泉誌」をやませみさんが整理された「明治の鉱泉リスト」によると、塩ノ久保鉱泉(おそらく磯部と思われる)の成分濃度を示す固形分(いまの蒸発残留物重量に相当)は28.993g/Lで、和倉、田麦(山形)、武庫川、有馬などを抑え、堂々の全国一位に輝いています。
同資料に記載されている泉質は炭酸泉、泉温は16.6℃で、磯部の旧源泉は炭酸分を含む冷鉱泉であったことがわかります。また、このあたりは以前”塩の窪”と呼ばれていて、塩気の強い鉱泉の湧出があったことがうかがわれます。
もともと湧出量の多い温泉ではなかったらしく、冷鉱泉ということもあって、こぶりの冷たい源泉槽と上がり湯用の大きな真湯槽という組み合わせの浴場が多かったようです。

大きな期待を担って掘削された新源泉は、52.6℃、149L/minの含銅・鉄(2)-Na-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉。成分総計33.3g/kgは化石海水系の強食塩泉では珍しくないですが、副成分になるほど重曹分を含んでいるのはとても貴重。浴感もホテホテ系の強食塩泉とは趣が異なり、入るほどにおちついてくるような質感をもっています。
いまはほとんどの施設で新源泉を使っているので、149L/minという湧出量はけっして潤沢とはいえないですが、湧出量の少ない高濃度冷鉱泉を使う伝統をもつ温泉地ですから、やりようはあるかと思います。実際、つぎにレポする「はやし屋」ではすばらしいお湯が楽しめました。

磯部の旧源泉は枯渇した、あるいは一部の宿で使われているという情報が錯綜し、定かではありません。「旭館」でNa-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉が使われているという情報もありますが未確認。takayamaさんの「群馬の温泉ページ」に掲載されている県薬務課作成の温泉統計(平成11年度温泉利用状況)には、磯部温泉で源泉4(内 利用揚湯泉3、未利用自噴泉1)となっています。利用源泉のうちひとつは新源泉「恵みの湯」、もうひとつはR4号井( 「かんぽの宿磯部」では「R4号井及び恵みの湯混合泉」使用)ですが、3つめの利用泉と未利用泉が不明です。

なお、「恵みの湯」開発以前の資料「温泉資源の利用状況及び泉質等一覧表」(県資料/平成6年3月末日現在)によると、源泉4(内 利用揚湯泉2、未利用自噴泉2)、Na-塩化物泉1、Na-塩化物・炭酸水素塩泉2、含二酸化炭素-Na-炭酸水素塩・塩化物泉1で、いずれも深度〜450mとなっています。
編集済


>おかざきさん  投稿者: みみ  投稿日:12月18日(日)06時49分59秒
>40湯目くらいできっとグッタリとして飽きる。

明らかに名人位狙いでしょうね。イベントで表彰されるそうで。
カラスの行水状態だとは思いますが、これはこれですごいと思います。
でも、おかざきさんのフットワークで数狙いに徹すれば簡単にクリアできそうですけど。
こういった街ぐるみでイベントをやっているのも別府の良さだと思います。

>なにか美味しいモンでも食べてこられたのかな。

下に書いたものは一応すべて食べてきました。
東京の半額程度で食べられるとはいえ、旅行代金より食事代のほうがお金がかかりました。
来年4月からふぐの○モが厳しく規制されるようなので、食い溜めしてきました。

>神和苑は一時期立ち寄り入浴不可のときがあり

常に青色になるように苦労して調整しているという情報もあったので、宿の人も大変だなと思っていたのですが、
運が良くないと目の覚めるような青色には巡りあえないんですね。
雪の降る中大変でしたが、行って良かったと思いました。

>湯楽の里 春日部温泉、東鷲宮百観音温泉

埼玉の温泉は近場でもあり転地効果が少ないので、最近はあまり行かなくなりましたが
私は埼玉平野部の温泉では「湯楽の里 春日部温泉、東鷲宮百観音温泉」が最も好きですね。
泉質だけなら「やまとの湯 蕨店」も好きですが、いかんせん溜め湯で芋洗い状態が好きになれません。


ところで、郡司さんの「柏温泉 極楽湯柏店」「鶴巻温泉 弘法の里湯」のレポには考えされられるものがありました。
特に「客としては循環浴槽は残った生ビールや日本酒の燗冷ましを飲まされているのと同じ状況だということを認識しないといけないし、
宿の方もそんなに失礼なことをお客に提供しているということを理解してほしい。」という言葉に思わず拍手したくなってしまいました。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fallabout.co.jp%2Ftravel%2Fhotspring%2Fcloseup%2FCU20040509A%2F
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新居での夜  投稿者: ONKEN21@新居  投稿日:12月18日(日)01時44分33秒
 昨日よりF市の新居へ引越ししました。
今後、浴槽の腐食・変色がコワイし、風呂の湯自体も井戸水からカルキ入りの水道水に切り替ったので、
ナゾ温スタシリーズもかなり控え目になるかも(^_^;)やっても、なるべく薄め、薄めでいきます(^^ゞ

 新居は利根川のほとりなので、また群馬が目と鼻の先となります。
これからは遠くなった埼玉はほどほどにして、近くなった北関東や信越にますます力点を置きたいな〜
と考えています。
まずは湯都里の200円値上げで状況一変?高崎・前橋のスパ銭競争がとても気になりますね。

>おかざきさん
>なにがスゴイって2週間も車中泊でしかも下道オンリーで島根まで行かれたこと。
過分なお言葉恐れ入りますね。私は幼い頃から地理や交通が好きで、大学もその方面を勉強して
いたほどです。温泉だけを目当てとなれば単なる移動手段としてはスゴイということになっちゃう
でしょうけど、私の場合はアクセスや行程そのものを楽しんじゃう傾向がありますからね(^^)。
学生時代の若い頃、青春18きっぷ20日間で日本一周とか、JR北海道ワイド周遊券で14日間カニ族、
フェリー+マイカーで10日間で北海道一周とか、既にいろいろとやっていたので、今回もそれは
それで楽しかったですよ。

 あと、湯〜ワールド桶川(ローリーまでも行かれたとはちょっと驚きました)や羽生湯ったり苑、
東鷲宮百観音温泉まで遠征いただきありがとうございました。いずれも良い重曹泉・強塩泉を
回られましたね。

>うつぼさん
栃木温泉湯楽の里、ついに行かれましたか。レポ心待ちにしていました。
少しはお湯の状態も良かったようで安心しました。
>焦げ臭(これ、平野部のお湯にあまりないです)がすることと、
これは当たってますね。
それにしてもお湯の評価って難しいな…(ちょっと引き気味な私(^_^;)
編集済


正徳寺温泉「初花」  投稿者: 一遊  投稿日:12月18日(日)01時25分8秒
 年末も近づき、今年の成果を思うと、青森にも行きましたが、やはり、自分の大好きな
温泉の再確認だったなあと思います。大好きな温泉があることは幸せです。

 本日も、正徳寺温泉「初花」に行きました。片道120キロもあるのに今年15回目となります。これほどまでに足を向かわせる魅力とは何なのか。
 400mg/kgにも満たない薄い温泉で、微かなモール臭を呈し、原因不明の鰻のようなヌル
ヌル感と同時に感ずる炭酸イオンによると思われるツルツル感、そしてさらさら感、これ
以外にどうという特色はありません。しかし、このヌルツル、さらさらが、温泉の物質と
しての抵抗感をなくし、体と一体化する要因を導いているように思います。

 じつは、今回は「初花」の前に山口温泉を訪れ、山梨の横綱級を並べる豪華メニューと
したのですが、山口はアワアワで独特の生臭さを呈する温泉の存在感を感じながらも、ど
うしても「初花」の魅力には敵わないことを確信しました。
 「初花」も山口も5分や10分浸かるだけなら、そう差はないかもしれません。むしろ、山
口のほうが匂う温泉、アワアワのポイントで印象が高くなるかもしれません。しかし、山
口ではトリップできません。私にとって一線を越える温泉とは、トリップできる温泉です。
 「初花」は、20〜30分浸かっていると、湯の抵抗感のない心地よさと体温と同じ温度の
おかげで、入浴している状況が自分の体にとって至極当然の状態となります。この状態か
ら抜け出すことは、自虐行為のようで、上がることができなくなってしまいます。「初花」
のお湯の肌触りの絶妙さがなせる技というほかありません。まさに天国的浴感。昇天して
しまう感覚です。
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栃木温泉 「栃木温泉 湯楽の里」  投稿者: うつぼ  投稿日:12月17日(土)23時53分55秒
好物のイオウ混じりの重曹泉、しかもかけ流しときいてはどうにも見過ごせず、佐野ラーメン食べがてら突撃してきました。長文すみませぬ。

<栃木温泉「栃木温泉 湯楽の里」>(栃木県栃木市、9:00〜翌1:00、600円(土日祝700円)+入湯税50円、0282-20-2641)
温泉空白エリアだった栃木市周辺に12/8オープンした温泉スパ銭。すでにONKEN21さん、Takeさん、桃猫。さん、一遊さん、めがねさんのレポが入った話題のお湯です。
栃木市の北側、栃木環状線から生活道路にすこし入った好立地。詳しいアクセスと施設のようすは12/6のONKEN21さんレポを・・・。

玄関脇、析出の出たつくばいにちょろちょろ流されている水は源泉かどうか不明。
典型的和風スパ銭ですが、梁には自然木が使われ、床も木のフローリング、ハリボテ路線から少し進歩がみられます。
くだんの入湯税は別払い。券売機は目立たず、これではだれも払わないのでは?

内湯ゾーンはすべてカルキ臭ただよう真湯で、内湯、各種機能浴槽にサウナ、水風呂(カルキ臭)。新設スパ銭にしてはシンプルながら、窓が広くて明るく浴槽も伊豆石を使った質感あるものでできはいいです。カラン23、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり、土曜14時で40人程度と、おそれていたイモ洗い状態ではありませんでした。

庭園造りの露天ゾーンに一段高く源泉風呂(岩枠鉄平石造7.8人)、その下に岩風呂(同15人以上、寝湯×3&東屋付)、少しはなれて寝ころび湯(温泉かどうか不明)。
岩風呂は源泉風呂からの流し込み&底面注入で、浴槽外縁側溝へのオーバーフロー&底面吸湯。
やや緑がかったお湯はほぼ適温で味不明。カルキ臭があるものの重曹泉らしいツルすべがあって悪くはないです。(掲示は加水・加温・循環・薬剤投入)

さて、問題の源泉風呂です。
鉄分で赤茶に色づいた岩の湯口からかなりの量の熱め源泉を投入。槽内注排湯はなく端の上面排湯口へ流し出しのかけ流し。
お湯は熱めで緑褐色のささにごり。湯中に細かい気泡が舞い、少量の細かな黒い浮遊物(ひょっとして硫化鉄?)もありました。
湯口では重曹味+金気味+弱たまご味に金気臭+焦げ臭(イオウ臭と金気臭の混合臭と思われる)。湯面では甘いイオウ臭が明瞭で裏に金気臭。西上州のお湯にあるような重曹臭は感じられませんでした。

明瞭な重曹系のツルすべ&アルカリ重曹系のヌルすべ&アワつきによるぬるぬるが合わさったやわらかな湯ざわりの美人の湯。アワつきはかなりの量で、源泉風呂ではどこでもつきます。これを流し込む下段岩風呂の湯口付近でもアワつきがあったのにはびっくり。
湯温計は40℃を示していましたが、体感的には42℃くらい。純重曹泉ながら鮮度と鉄分とアワつきとイオウ?によると思われる力強い温まり感があります。
源泉の資質、湯づかいともすばらしいお湯です。

めがねさん入浴時は不調だったようですが、この日のコンディションはかなりよく、スペックなり(もしかしてスペック以上)のお湯が楽しめました。
アワつき、ツル(ヌル)すべ、イオウ臭、金気、どれをとってもこれより上のお湯はいくらもありますが、どれもほどよく調和した非常にバランスのよいお湯になっています。
イオウまじりの純重曹泉は数少ないので似ているお湯はあまりないですが、私もめがねさんと同じく秩父のお湯(とくに「凡の湯」や「クアパレスおがの」の数少ない絶好調時)を思い起こしました。
ONKEN21さんが云われた”山間部のお湯”のイメージは、焦げ臭(これ、平野部のお湯にあまりないです)がすることと、硫酸塩を多めに含んでいることもあるのかな??

ONKEN21さんご指摘のとおり、関東でも上位に入るお湯であることはまちがいないと思います。
ただ、このレベルになるとお湯の評価は個人の嗜好や体調によるところ大かと思うので、順位づけはむつかしいのでは。実際、このあと対照的な泉質の東鷲宮百観音温泉にいきましたが、優劣はつけられませんでした。(どちらもそれぞれの良さがある)

新設スパ銭らしからぬ高い年齢層で、とくに源泉風呂は地元のお年寄り達の談話の場として賑わっています。(このところ毎日きてるという声を何度もきいた。)
「お年寄りの多いお湯にハズレなし」という温泉格言(?)は、やはり真理か・・・(笑)

Na-炭酸水素塩温泉 46.3℃、pH=7.9、180L/min(掘削揚湯)、成分総計=1.960g/kg、Na^+=560.7mg/kg (96.67mval%)、Fe^2+=3.2、F^-=3.7、Cl^-=152.9 (16.84)、SO_4^2-=138.2 (11.25)、HCO_3^-=976.3 (62.52)、CO_3^2-=66.0、陽イオン計=578.9 (25.23mval)、陰イオン計=1337 (25.59mval)、メタほう酸=11.1、硫化水素<0.1 <H17.4.14分析>

※ 総硫黄=0.3とは思えないイオウ気があります。pH=7.9なのにCO_3^2-=66.0もあるのは、もともと重曹分が多いからでしょうか。
編集済


万座へ  投稿者: すなっち  投稿日:12月17日(土)19時54分28秒
こんばんは。すなっちでございます。
ご無沙汰しております。年末に久しぶりに温泉につかってきます。
遠出がなかなかできなくて、欲求不満の日々が続いておりました。
で、本当に温泉らしいところに行きたい、と思って、今年のお正月休みは万座に行くことにしました。
宿泊はもちろん「豊国館」です。

万座は7つの源泉があるそうですが、観光協会に問い合わせをして、どのホテル・旅館がどの源泉を引いているのかを教えてもらいました。加水とか混ぜてたりとかもありそうですが、とりあえずの基準として頭に入れておこうと思います。ご存知の方も多いかもしれませんが、参考まで。

姥湯      万座プリンスホテル、万座高原ロッジ、万座温泉ホテル、ますみ旅館
大苦湯     万座高原ロッジ
錫湯      万座高原ロッジ
鉄湯      旅館万座亭、万座温泉ホテル
苦湯      豊国館、万座温泉ホテル
ラジウム北鉱泉 万座温泉ホテル、松屋ホテル、湯の花旅館
法制の湯    万座ホテル聚楽

□万座温泉情報+おいしいもの情報募集します。うれしくて温泉にKOされないよう気とつけなきゃ。

□山陰の温泉、いいですよね。観光地にはない素朴さがあって、私も大好きです。


春日部温泉・湯楽の里  投稿者: おかざき  投稿日:12月17日(土)18時14分23秒
パンチの効いた温泉。

ここ、いいねぇ。埼玉のスパ銭、レベル高いねぇ。温泉成分で茶に染め抜かれた壷風呂がいい味を出している。薄っすらと緑がかった濁り湯は透明度30センチ、強塩分味に苦味、土類のまったり味、微々アブラ風味&金気味。香りは金気臭+臭素臭。かけ流し。すべキシ。冬場は熱交換加温。湯船で41度程。二酸化塩素剤というのを入れているそう。

この日「紳士の日」につき250円引の400円。ラッキ。12月19日は「淑女の日」につき女性は、それから21日、28日は15時までに入館で400円。

湯楽の里 春日部温泉 H.17.1.7.
強食塩泉 42.5度 320リットル pH7.3
ER=17.64 TSM=16.96 総計=16.98
Na=5649 K=86.2 NH4=16.8 Mg=270.2 Ca=472.9 Al=0.2 Fe(U)=5.4 Mn=0.2 F=<0.05 Cl=10010 Br=28.7 I=15.2 HS=<0.1 SO4=4.3 HCO3=271.5 CO3=0.3 H2SiO3=56.5 HBO2=68.9 HAsO2=<0.01 CO2=20.7 H2S=<0.1
編集済


東鷲宮百観音温泉  投稿者: おかざき  投稿日:12月17日(土)18時02分52秒
何年ぶりだろ?仮設のとき以来。

この日(15日)の熱湯槽は46.4度。湯口付近では50度を超えているかという我慢の一湯、お目覚めの湯。湯面を漂うアブラ臭が鼻に心地よい。アブラ臭+臭素臭。味はとにかくしお!シオ!塩!微々アブラ風味。かけ流し。すべキシ。くめば鼈甲色の温泉は透明度70センチ。どんな綺麗なセンター系に生まれ変わったのかと思い来てみればどこか手作り感というかB級な風が残っているのが微笑ましい。

個人的には春日部湯楽の里の方を気に入ったが、一時期埼玉の温泉といえばここか白寿の湯だっただけのことはある。平日の昼間からおじいさまがわんさか。評判がいいのでしょうね。大晦日の日はオールナイト営業。

東鷲宮百観音温泉 H.10.11.16.
強食塩泉 57.3度 2250リットル pH7.55
ER=20.00 TSM=18.32 総計=18.32
Na=6412(91.02) K=53.7 Mg=50.8 Ca=439.3 Al=<0.05 Fe(U)=0.8 Mn=0.2 F=0.6 Cl=11040(99.18) Br=46.5 I=5.7 SO4=1.2 HCO3=114.7 CO3=0.3 H2SiO3=26.3 HBO2=128.5 HAO2=<0.01


江間忠神戸温泉・羽生湯ったり苑  投稿者: おかざき  投稿日:12月17日(土)16時35分23秒
ONKENさんのレポートがあったかしらん。

ひろ〜い敷地に平かな造りのいまどき風スーパー銭湯。露天風呂にしろ、とにかくなにもがゆったり広々とした造り。空が近い。「源泉湯」は非加熱無加水無塩素かけ流しだそうで湯船で41,2度とジャストの温度。微アブラ臭、その裏でほんわりゆでタマゴ臭。無色透明、弱重曹味弱ヌルヌルのひどくストレートで分かり易い重曹食塩泉でした。

まだオープンして間も無いがよく賑わっている。ゆったりとした造りといい万人に勧められるスパ銭。

以下、パンフより。
江間忠神戸温泉 H.16.5.17.
重曹食塩泉 46.3度 263リットル pH8.2
ER=1546 TSM=1817 総計=1829
Li=0.09 Na=591.5(97.41) K=4.8 Mg=1.1 Ca=8.2 Sr=0.2 Ba=0.07 Al=0.2 Mn=0.02 Fe(U)=0.8 Zn=痕跡 F=0.8 Cl=645.2(68.30) Br=5.2 I=1.4 HS=0.03 SO4=0.8 HCO3=491.8(30.25) CO3=7.2 H2SiO3=34.2 HBO2=22.8 CO2=12.2 H2S=痕跡


別府の温泉本いいですよね。  投稿者: おかざき  投稿日:12月16日(金)22時36分36秒
小さいのに温泉情報がぎっしりで。

>みみさん
別府に行かれましたか。バリといい、みみさんは遠出なさいますよね。なにか美味しいモンでも食べてこられたのかな。

別府温泉保養ランドはボクも好きですね〜。九州では塚原温泉と並んで好きです。泊りが7500円だったかしら、食事つきで。神和苑は一時期立ち寄り入浴不可のときがありまして、その時電話ではオッケーだったのに行ってみたら入られなかったことがあります。ちょーどいい色合いのときに当ったようで、羨ましいです。

いくら温泉が密集しているからといって24時間で70湯って凄まじいですね。温泉道に参加しているところばかりなのかな。巡る順番をだいぶ考えてのことだったのでしょうかね。ボクにはとても無理そうです。40湯目くらいできっとグッタリとして飽きる。

>ONKENさん
昨日ONKENさんの地元・埼玉を幾つかゆっくりと廻ってみましたよ。春日部湯楽の里をとても気に入りました。ゆ〜ワールド桶川の羽生温泉はモール系紅茶色のヌルヌル重曹食塩泉でモロ好きなタイプ、湯元で入ってみることはもう叶わないのでしたかしら。

ONKENさんはね、なにがスゴイって2週間も車中泊でしかも下道オンリーで島根まで行かれたこと。普通乗用車なんですよね?よくやるなあ。小屋原温泉はすんごい泡付きですね。いっつもどこでも泡付きの確認を忘れてしまうのですが、ボクが熊谷旅館を訪れたときは泡付きはなかったよーな?
編集済


島根の温泉-10  投稿者: やませみ  投稿日:12月16日(金)16時31分39秒
温泉津(ゆのつ)温泉「元湯・泉薬湯」 file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.yunotsu.jp/
 迩摩郡温泉津町温泉津ロ208-1 TEL/0855-65-2052(長命館) 木休 5-21 300円

すてきな地名がずばり表すように、山陰らしいのどかな港集落にある温泉地です。
温泉街の通りは狭いので、港に車を置いてぶらぶら歩いていきました。
江戸期から昭和までさまざまな年代の建物が雑多に混在していて統一感に欠けますが、
町並みお散歩フリークとしては見所多くて楽しいところ。

温泉街の奥に共同湯が2軒、「元湯」と「薬師湯(藤の湯)」が人気を2分しています。
写真を撮っていたら元湯の受付婆ちゃんが早く来いとにらむので、おずおずと御入湯。
昔の姿はちっこい唐破風に残るばかりで外観はあまりぱっとしませんけど、
館内は思いきりレトロちっくで懐かしさがこみあげてきます。うるうる。

浴室は1mほどの掘り下げになっており、天井も高いので建坪よりずっと広く感じます。
浴槽は3つあるように見えますが、左は浅い子供用なので実際は2槽。
真ん中は「ぬるい湯」ですが、薬師様の立つ湯口からちょろちょろ投入で42℃。
夏場なので湯量を極限まで絞っており、ほぼ溜湯になって少々なまり気味。
右は「熱い湯」でやや投入量が多く46℃。なんとか飛び出さずにすむ限界の湯温。

灰色がかったヨモギ色ささ濁り湯で、新鮮な金気がぷんぷん。
塩味は味噌汁くらいで、ちょっと土類系の苦味もきいてちびちび美味しく飲めます。
弱きしの硬めの浴感で、肌にねっとり貼り付くような重みのある湯です。
いろんな泉質の要素がぎっちり凝縮され、不思議な奥深さのある逸品。
欲を言えばもう少し鮮度感を高める工夫がほしいところです。(2005.07.21)

 <掲示> 脱衣所には古い分析表 新分析や資料パンフが置かれている
  元湯温泉 H15.02
  Na・Ca−Cl(低張性) 49.6℃ pH=- - L/min*
   TSM=7.91 総計=8.23 g/kg
   Na=1900(70.5) K=81 Mg=96 Ca=480(20.4)
   Sr=12.1 Mn=0.46 総Fe=3.3
   Cl=3100((69.3) SO4=1100(18.1) HCO3=960(12.5)
   F=1.1 Br=9.1 I=0.45
   H2SiO3=115.7 HBO2=47.0 HAsO2=2.2 CO2=324 mg/kg (mval%)
  *)資料によれば pH=6.3 46 L/min 自然湧出


Re:JR東日本「正月パス」「北東パス」/お返事  投稿者: 一遊  投稿日:12月15日(木)19時34分13秒
>新春こだま&ワイドビューフリーきっぷ

 東北や関西に行くのにはよさそうですね。でも、元旦からどんなところに入浴できるの
 かな?

>関東No.1は言い過ぎました(^_^;)。

 私は栃木温泉はよいと思いましたよ。日によって違うのかな?

 でも、日帰り施設の泉質の関東No1は越谷ですよ。
 これ、あいかわらず本気です。(もしかすると宿も含めてかも…)
 今まで2階は1階に比べてだめだと言ってきましたが、先日初めて深夜に2階を体験し
 ました。週末昼間は客が大勢いるためにできないのですが、深夜にすいているときだと、
 湯口の直下で頭から肩から源泉を浴びることができ、これが実にGood!
 やはり2階も底面からぼごぼご出しているので、50cm離れただけでがっかりなお湯にな
 るんでしょうけど…。

file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://hiro33.cocolog-nifty.com/_318/ 青森シリーズ完了!
編集済


JR東日本「正月パス」「北東パス」/お返事  投稿者: ONKEN21  投稿日:12月15日(木)18時18分51秒
 12月もいよいよ後半に入って、“もういくつ寝るとお正月〜♪”状態になってきましたね。
そこで元旦に使えるお得なきっぷをご紹介します。
 今年もJR東日本全線とJR北海道中小国(青森)〜函館、青い森鉄道、IGR、北越急行、伊豆急
の新幹線・特急指定席4回まで(自由席は何度でも可)乗り降り自由の「正月パス」が本日より発売されます。
1/1の元旦のみ利用可です。発売は前日の大晦日まで。普通車用12,000円、グリーン車用15,000円。

 ちなみに私の正月パスの旅のレポは2002年(古牧→現在、営業継続の上、更生手続中)と
2003年(さんない)でそれぞれ青森へ行って以来2回あります。
当時は1万円で行けたのですが(昔は8000円でした)、函館や一部私鉄まで乗れるようになったため、
今年から12,000円に値上がりしています。

 さて、来年は鉄道マニアとしては最北の函館に行きたいなと思っていろいろ検討しました。
谷地頭函館温泉ホテル流山は行ってる。残りは湯の川だけか、ちょっと面白みがないな〜。
 函館での滞在時間は13〜16時のたった3時間30分余。ならば、一つ手前の木古内や知内はどうだ。
別払いで江差線に乗れば湯ノ岱温泉、知内は停車本数が少なくて無理、木古内から松前行バス
に乗れば、片道15分歩くものの知内温泉にも行ける。ただ両方行くのは無理。
午前中は浅虫にも寄りたいけど、本数が少なくて無理。鉄道マニアとしては青函トンネルの吉岡か
竜飛海底駅にも降りたい。しかし、降りてしまうと温泉へハシゴする時間はない。
 北海道や青森へ行かれる方のために以下のような行程例を示しておきます。

(行き)
東京6:00または6:56→大宮6:26又は7:22→(東北新幹線はやて71又は1号)→
八戸9:08又は10:03着〜9:26又は10:15発→(東北本線つがる71号又はスーパー白鳥1号)→
青森10:31又は11:13着〜11:19発→(津軽海峡線他スーパー白鳥1号)→木古内12:31→函館13:12
※木古内駅前バス停12:40→(函館バス)→湯の里温泉入口13:15頃〜15:45頃→木古内駅前16:18
※木古内15:01→(江差線・片道440円)→湯ノ岱15:36〜16:46→木古内17:20
(帰り)
函館16:51→木古内17:27→(白鳥34号)→青森18:46→八戸19:49〜58又は20:26
(はやて34号又は92号)→大宮22:46又は23:11→東京23:08又は36

(通常)東京〜函館/往復運賃20,780+新幹線・特急指定席往復(繁盛期)15,000=35,780円(23,780円お得)

 一日ではきついという方向けにはJR東日本・北海道全線の「普通列車」・急行はまなす自由席・
青い森鉄道・IGR・北越急行が「連続5日間」乗り放題の「北海道&東日本パス」1万円もあります。
青春18きっぷ」11,500円と似ていますが、少しお安く、一人で5日間連続、急行はまなすと
普通列車、JR東日本・北海道限定というのがミソです。こちらの方が温泉めぐり向けかな?

 なお、JR東海の東海道新幹線向けには、「新春こだま&ワイドビューフリーきっぷ」自由席13,000円
が来年は発売されます(今年の元旦は発売がなかったようですが…)。下呂や有馬の湯めぐりにどうぞ。

 私の元旦の予定は、と言いますと、新居で迎える初めての元旦なので、行くかどうかはビミョウです。

★お返事
Re:栃木温泉湯楽の里
>一遊さん、めがねさん
 遠いところからお疲れ様です。
 関東平野のスパ銭No.1は言い過ぎました(^_^;)。私にとって行きにくい南関東方面の重曹泉や
黒湯が弱点です。南信州・西日本レベルから比べると、栃木や小川、南関東のヌルヌル度はスゴイ
んですけどね。栃木温泉は北関東の地元の方にとっては受けのいい(珍しい)お湯だと思います。
 あとめがねさんのレポを読んで気になったのですが、やはりお湯が変調を来たしておりましたか?
うつぼさんの所沢温泉の変調といい、どうも湯楽の里はオープン時が一番良くて、営業継続後に
だんだん悪くなる傾向があるようですね(春日部・伊勢崎は除きます)。まさに早い者勝ち状態(^_^;)
これは一遊さんがレポされた茨城の「きぬの湯」についても当てはまると思いますが…。
私の経験した中では「花和楽の湯」も思い出しました。ちょっと心配ですね。
地元新聞の栃木温泉湯楽の里招待券プレゼントに応募しましたので、当たったら再訪してみたい
と思います。

Re:小屋原温泉「熊谷旅館」
>空室1だといわれてかなりびっくり。
やませみさんは泊まれただけ良かったですね。私は2日間満室で断わられて泊まれませんでしたから…。
どうも松田教授関連の本で紹介されたことも影響してるのかなあと思います。

>私は木風呂が大好きなので、もっぱらここに入り浸っていました。
私も一番奥に入りました。単に奥が好きだからというだけで、源泉の場所までは知りませんでしたから。
帰宅後、源泉は1番2番の間と気付いて入っておけば良かったなあと後悔していたのですが、
>順番にぜんぶ入ってみましたが、お湯の違いはほとんどないようです。
とのことで、ちょっと安心しました。今度は泊まりで全部の風呂に入って見たいです。

>炭酸泡付きがたっぷり付くので、ひやひやプチプチ面白いことたまらんです。(^.^)
やませみさんやおかざきさんは投入口でこんな遊びしませんでした?

P.S.今夜、温泉津温泉「薬師湯」の湯の花@700円を初めて入れてみました。伊香保湯の花同様、
黄土色の濁りをスゴク生じます。こんな寒い冬でもすさまじいポカポカ感で、温スタ以上です。

file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.travelog.jp/user/report_j/report.php3?userid=ONKEN21&seqno=5

編集済


島根の温泉-9  投稿者: やませみ  投稿日:12月15日(木)13時26分50秒
小屋原温泉「熊谷旅館」
 大田市三瓶町小屋原1014 TEL/08548-3-2101 9-19時 500円

炭酸泉の優良温泉として全国的知名度がたかくなっているようです。
平日だから大丈夫と思って直前に電話したら、空室1だといわれてかなりびっくり。
繁盛はいいけどワンコの散歩に行くひまもない、といって女将さん苦笑してました。
新装の部屋や品数多い料理は立派な観光旅館ふうです。かなり頑張ってます。

浴場部分は以前と変わらず、貸切で使う小浴室が廊下沿いに4つ並んでいます。
いずれも2人用サイズの小浴槽で、析出でびっしり覆われています。
いちばん奥の4番だけがいくぶん新しい感じで、ここだけ木の浴槽になっています。
私は木風呂が大好きなので、もっぱらここに入り浸っていました。
源泉は1番2番の間で湧出しているそうで、そういえば浴場の並びに空間があります。
湧出が見えるかとこっそり開けてみましたが、配湯パイプがあるだけでした。

順番にぜんぶ入ってみましたが、お湯の違いはほとんどないようです。
いずれも湯面近くから37.4℃の源泉が10 L/minほど静かに注がれています。
大浴槽にドボドボ投入すると炭酸がぬけてしまうので、さりげなくもよい配慮です。
湯がそろそろと音もなく溢れていく様子は、浸かるのをためらうほど美しい光景。
夕焼けや朝日のなかこの浴室にいるとほんとに幸せな気分になります。

緑褐色ささ濁りの湯は、弱金気の苦塩味に強い炭酸の辛みがあってハイボールのよう。
浴感は土類重曹タイプであんがいサラサラあっさりしています。
これに炭酸泡付きがたっぷり付くので、ひやひやプチプチ面白いことたまらんです。(^.^)
ただし、前浴者に続けて入ると炭酸が消費されてしまうのか、泡付きは少なくなるようです。
(2005.07.20泊)

 <掲示> 浴場廊下に手書き分析表*
  小屋原温泉 S55.02
  CO2−Na・Mg・Ca−Cl・HCO3 37.6℃ pH=- - L/min**
   総計=9300 陽計=2000 陰計=4000
   Na=1500(75.1) K=130 Mg=64 Ca=260(14.9) Mn=0.8 総Fe=2.3
   F=0.4 Cl=2500(72.9) SO4=232 HCO3=1300(22.0)
   H2SiO3=53 HBO2=140 HAsO2=0.2 CO2=3100 mg/kg (mval%)
  *)数値は丸められているように思われる mval%は筆者の計算
  **)旧資料によれば47 L/min


湯楽の里「栃木」  投稿者: めがね  投稿日:12月15日(木)01時51分35秒
下馬評の高かった湯楽の里「栃木」に昨日、行ってきました。まず簡単に印象を・・

色・・凄く薄い黄緑色透明。ONKENさんが行かれた時のような濁りなし。

肌触り・・もの凄い重曹系にゅるにゅる感あり。肌に残ります。ただし、東京あたりだと黒湯系でもこのクラスのものはゴロゴロしているので個人的に強いインパクトは受けませんでした。

臭、味・・強烈な臭いはなし。湯面は無臭、湯口では明瞭なイオウ臭あり、ただし、平野部のイオウ臭とは違い甘い感じの美味しそうな臭いは秩父系のイオウ臭かなと。昨日は金気臭なし。重曹味+薄いイオウ味。飲んだら美味しそう。飲用の許可とってくれないかな?

全体的に「湯楽の里」の中では穏やかで肩意地張らないいいお湯かなと思うのです。(印象としては秩父の「凡の湯」がダブルかな)ただ、源泉槽の温度が38度と超ぬるだったり、やはり常連さんから「先週来た時とはなんだか違う」と言わしめたり、湯口からちょろちょろとしか投入してなかったりとまだ、お湯が安定してないんじゃないでしょうか?

それから「湯楽の里」の温泉って順位を付けるよりは動の湯(春日部、所沢、伊勢崎など)と静の湯(相模原、栃木、未湯ながら北本、熊谷)と分けると良いのかもしれません。ただ、どこも東京方面からだと渋滞地区にあったり、分かり辛い所にあったり、なかなか行き辛いですな・・
編集済


別府(明礬温泉、鉄輪温泉)に行ってきました。  投稿者: みみ  投稿日:12月15日(木)00時11分44秒
ここ数日、外はめっきりと寒くなり、ふぐのおいしい季節になりましたね。
ふぐといえば大分、大分といえば関さば、関あじ、水イカ(アオリイカ)、おまけにひらめの縁側もおいしい
ということで、早速1泊2日で別府に行ってきました。

別府は2度目の訪問です。
前回は駅前地区の竹瓦温泉だけの入浴だったことと、私自身今ほど温泉にこだわっていなかったこともあり、
別府はあまり大したことないなと勝手に思いこんでいたのですが、今回の訪問で認識が変わったことが大きな
収穫でした。別府はたいしたもんだと素直に思いました。

今回は事前にやませみ師匠にアドバイスをいただき、別府のいいところ取りとなりました。
(回数を重ねて良い温泉を探している方たちには本当に申し訳ない。)
改めてやませみさんに感謝いたします。

俗に別府八湯と言いますが、別府はエリアによって全く違う泉質が楽しめます。
今回の訪問地は明礬温泉と鉄輪(かんなわ)温泉でした。
以下、別府温泉の必携本と言われている(らしい)「別府八湯温泉本」350円の解説も
入れて感想を書きます。温泉本は価格が安いのにとても便利です。
その上、40か所の宿の温泉のうち1か所に無料で入浴できるほか、100円割引券が3枚ついています。
一番高いホテルは1,000円ですのでホテル入浴をしたい方は必携です。
ちなみに私は市内のコンビニで購入しました。

★明礬温泉

1)別府保養ランド 入浴料1,050円  ◎西日本一の名湯。(温泉本より)

泥湯だけで露天が2つと内湯が1つ。特にノイローゼに効く露天(大浴場とは別のやつです)が良かったです
ね。大露天風呂は泥湯の濃度がやや薄め、内湯の濃度はとんでもない濃さですが、それ故湧き出る温泉に直撃
されたら、温度が拡散せず、やけどするんじゃないかと思う熱さになります。
一方、コロイド温泉のほうも良かったです。これぞ酸性泉だそって感じで浴感もたっぷりありました。
注文をつけるとしたら、別府の看板施設で、おまけに1,050円の入浴料をとるのだから、もう少し施設の補修
や安全対策に配慮をしてもいいのではと感じました。
でも、別府再訪のたびに訪問したいと思う力があります。

2)山田屋 入浴料 400円 ◎強酸性の緑礬泉は別府NO.1湯(温泉本より)

宿のご主人が「ここのところ温度が低いので、長時間入って温まってください」と言われ、浴場に向かいまし
たが、多分温度は40度なかったと思います。
どうもお湯の量がここ2〜3日少なかったのかもしれません。
常連の方の話では普段はもっと熱く、色も濃いとのことでした。
ただ、次に行った湯元館よりも傷口が滲みましたので、温泉の強さはやはりすごいのでしょうね。
ここは暖かい季節に是非再訪したいと思っています。

3)湯元館 料金 300円

山田屋と対照的に熱々の源泉が注がれていました。お隣同士なのに、泉質も浴感も違っていました。
情緒と傷口に滲みる強さは山田屋に一歩譲る気もしますが、何しろ吹雪の中、冷えきった体には42~43度の適
温と大量の投入量は有り難く、今回は湯元館が良かったかな。

★鉄輪温泉

4)別府温泉鬼石の湯 入浴料500円 ◎緑礬系の濃い食塩泉はさすが(温泉本より)
どういうわけか鉄輪温泉ではなく、別府温泉と名が付いているようです。
別府駅観光案内所で手に入れた割引券を利用して、450円で入浴。
温泉本には濃い食塩泉と書かれていますが、塩味はそれほど強くなかったです。
これは関東地区に超強力な食塩泉がたくさんあるからかもしれませんが。入浴時は鮮度がいいということくら
いで、それほど感動もなかったのですが、宿に戻ってから肌が光るほどツルツルになったのにはびっくり。
関東近郊でこれほどのメタ系効果には入ったことがないです。

5)神和苑(かんなわえん) 料金 800円 ◎世界で唯一の青紫色。極上名湯(温泉本より)

鬼石の湯とは200mの距離にあります。ここはセット入浴がおすすめです。
何よりも色の青さには感動しました。マジかよ!っていうくらい鮮やかな色です。これは素直に驚きました。
やませみさん曰く、「メタ珪酸が徐々に固まってコロイド状態になると青色を反射する」そうで、「空の色が
青いのと同じようなしくみ」との解説ですんなり納得。
さすが知識のある人の話はわかりやすいです。

以上、ご報告まで。

P.S
>おかざきさん

温泉本によると山口県の方が24時間で70湯を記録したと書かれていますが、
多分、おかざきさんだったら70湯以上いけるのではないでしょうか。
ちょっと期待したりして。
編集済


へぇ、老人ホームは別源泉なんですか。  投稿者: おかざき  投稿日:12月14日(水)17時44分14秒
池田ラジウム鉱泉は入っておいた方が良かったですかね。何度呼んでも出て来ず。

雪、こわいですね〜。スタットレスを過信してスピードを出しすぎました。ONKENさんのブログレポ、見させてもらいましたよ。湯元旅館のトマトジュース状態見物ですね。中村旅館は宿泊客がいたのでしょうかね、何度か連絡をとりこの日なら大丈夫という日に訪れました。

一口二口飲んだだけですからお湯の評価はあまりあてにならないですよ。


Re:三瓶山周辺の温泉/Blogレポ「山陰温泉めぐり」  投稿者: ONKEN21  投稿日:12月14日(水)05時26分59秒
>やませみさん
 三瓶温泉では湯元旅館に寄った後、さんべ荘の足湯だけ見てきました。
奥の湯とも呼ばれる湯元旅館が三瓶温泉の源泉としては最も近いそうですが、さんべ荘は湯元旅館
から谷を隔てた山手にあり、多分、別系統の配管で引き湯してるのでしょうね。
おかざきさんからの報告では源泉に近い湯元旅館とはるか下手にある共同浴場亀の湯とのお湯の
違いはさほど感じなかったとのことでした。

 池田ラジウム鉱泉の女将さんは確かに「無口で控えめな」感じでしたね。道理で新しいと思ったら
今年改築したばかりだったのですか。新しモノ好きな私としてはここは泊まれば良かったなあ
と思ってしまいましたもの。私はよ〜く湯船で温まった後、桶に汲んだ冷泉を浴びて上がりました。
 ところで、お隣の老人ホームは放泉閣と同一経営で、ご老人のために放泉閣よりも強い源泉を使って
いるそうですね。掲示されていた新聞の記事を読んだのですが…。

>おかざきさん
湯抱温泉中村旅館は運良く入れて良かったですね。
おかざきさんの訪れた日は宿泊客がおられたのですか?
文末のBlogの表紙の2枚目は湯抱温泉の60年モノの千枚田にしてみました。

 あっ、そう言えば、おかざきさんの行かれた日はもう雪が降っていたのですね。それは大変でしたね。
私が行った日はタッチの差で雪降られずに済みましたが…。飛騨あたりでは私の行った次の日に
積もったという話でしたから、危なかった。チェーンは持ってなかったし…(^_^;)

私の詳細レポはこれから引越しがあるので、新居での生活が落ち着いた来年になるでしょう。
何だか、忘れそう…。

↓Blogレポ「山陰温泉めぐり」が完成しました。
長野〜島根32ヶ所の温泉について一つ一つ簡単にコメントを加えています。

file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.travelog.jp/user/report_j/report.php3?userid=ONKEN21&seqno=5

編集済


1600アクセス/日  投稿者: おかざき  投稿日:12月13日(火)16時54分53秒
すごい。では12月5日分。

■湯抱温泉・中村旅館 500円 ☆☆☆☆
file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.hikyou.jp/simane/yugakae/nakamura/nakamura.html
黄土色の千枚田、灰色がかった濁り湯。コントラストが美しい。温泉造形美。目の保養。透明度30センチ、ほぼ無臭、中塩味ちょい炭酸味。すべキシ。沸かし湯かけ流し。お宿の雰囲気もお宿のひとの愛想もいいし、次回は泊りで来てみたい。食事付8000円から。ここ湯抱の3軒だけの静かな温泉街、好き。

□粕淵温泉湯元武澤屋
また不在。廃業のよう。

■皆生温泉・旅館三井 500円 ☆☆
file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.interq.or.jp/gold/iwase/15onsen/kaike/kaike.htm
鳥取です。中庭を囲むようにして建つ小振りないい温泉宿。「温泉博士」のクーポン利用。OUランドは半循とのこと、「博士」の小さな湯船の写真をみて、かけ流しと思え来てみたがさて。。当り。3人でいっぱいの(いびつな)レモン型湯船に高張性の塩化土類食塩泉が弱くかけ流し。無色透明、中塩苦味+石膏味、土類のまったり味。加水はされているよう。キシすべ。41度ほど。

皆生といえば、大旅館街とばかり思っていたが、探せばいくつか小振りでよさげな湯船があるよう。どこも集中管理なのかな。

名:皆生温泉6,8,10,18,30各井(中央温泉貯湯槽)
Na・Ca-Cl泉 64.8〜84.2度 計11.95

Na=2630 K=38 Mg=149.3 Ca=1549 Mn=0.1 Fe=0.2 F=1.5 Cl=6582 Br=0.4 I=0.7 SO4=846.5 HCO3=74.4 H2SiO3=58.3 HBO2=4.6 CO2=11.4 S.59.10.29.

以上です。島根県内の立ち寄りのみ可のトコで取りこぼした温泉は琴引ビレッジ山荘、断魚温泉断魚いわみ荘、城山温泉旅館、上津井温泉・森の銀座、ゴールデンユートピアおおち、おろち湯ったり館、比田温泉健康増進施設、広瀬温泉・月山の湯、海潮温泉、八雲温泉ゆうあい熊野館、大森の湯温泉きまち湯治村、きまち温泉の12箇所です。来年あたりまた行かれるといいな。
編集済


島根の温泉-8  投稿者: やませみ  投稿日:12月13日(火)12時22分22秒
池田ラジウム鉱泉「放泉閣」
 大田市三瓶町池田2660-2 TEL/08548-3-2833 随時 500円

今年になって宿泊棟をペンションふうに改装したようです。
無口で控えめな女将さんの個性なのか、飾り付けもかわいく楚々としています。
洋風木調の真新しい客室にはベッドが置いてあり、連泊でも使い勝手がよさそう。

新しい浴室も、湯量が少ないので鍵付きの小内湯が1ヶ所のみ。
平常は溜湯で、壁に付いた源泉バルブと加温スイッチによりお客が好きに調整する仕組み。
バルブを全開放すると湯口から20℃の源泉が50 L/minもドバ〜っと放流。
暑い日だったので、もったいないとは思いつつ湯口に張りついて冷泉浴びを堪能。

加温スイッチをオンにすると、槽内の穴から気泡と共に熱い湯がどわ〜っと入ってきます。
蒸気吹き込み方式だと思いますが、すばやい加温が可能なので小浴槽には適しています。
となりのボイラーからアブラ臭排煙が漂ってくるのはちょっと参りましたが・・・

源泉は淡緑色澄明で、微細な気泡が多量に混じっているので灰色がかった半濁に見えます。
苦塩味に明瞭な炭酸味。新鮮な金気と粉っぽいような粘土臭がぷんぷん。
浴感はあんがいサラリとした土類重曹系で、泡付きによるふわふわ感もあります。
ラジウム云々はさておいても、重厚な存在感のある優れた泉質だと思います。
(200.07.20)

 <掲示> 浴室前に分析表
  3号泉 H16.10
  Rn−Na−Cl 19.6℃ pH=- - L/min*
   TSM=10.54 総計=11.22 g/kg Rn=183 M.E.
   Na=2910(77.3) K=22.7 Mg=160(8.0) Ca=350(10.7)
   Li=3.5 Sr=5.5 Mn=0.6 総Fe=4.2
   F=3.5 Cl=4550(77.9) SO4=455 HCO3=1620(16.1) Br=12.3 I=1.2
   H2SiO3=159 HBO2=86.4 HAsO2=3.8 CO2=678 mg/kg (mval%)
   *)資料によれば、pH=5.5 23 L/min 自然湧出

> ONKEN21さん
千原の五右衛門風呂は夏はやってないんです。
> 全身の肌がピリピリしてすさまじい刺激を感じました
夏と冬の季節による肌質の違いもあるでしょうかね。
冬場のほうが敏感になっているので、刺激をより強く感じたのかも?


島根の温泉-7  投稿者: やませみ  投稿日:12月13日(火)12時18分45秒
三瓶温泉「国民宿舎さんべ荘」 file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.komachi-web.com/sanbe/
 大田市三瓶町志学2072-1 TEL/0854-83-2011 1030-21時 500円

人影まばらな三瓶温泉のなかでは比較的賑わっているほうの「さんべ荘」。
安価に宿泊できる国民宿舎ではありますが、館内は観光ホテルなみの立派な設備です。
民芸調の別館もけっこうな人気なんだそうです。
今年になって増設した新露天の評判がなかなか良いので寄ってみました。

旧来からある内湯と露天の続きに、スペース拡張した新露天ゾーンが設けられています。
順番に湯使いの違いを表示しているので、源泉の加工度によるお湯の変化がよくわかり、
これは温泉ファンにとって教科書的で面白いところだと思います。
(内風呂)
典型的な完全循環濾過カルキ臭で、塩味を残すほかまったく特徴なし。
(露天岩風呂)
除鉄処理のみの循環加温で、ほぼ無色透明ですが浴感はかなり温泉らしくなっています。
(新露天ゾーン)
大小の樽風呂や瓶風呂が5つと船風呂が置いてあります。
大きな酒樽が2個繋がったのが源泉掛け流し。35℃で50 L/minの大量投入。
緑褐色ささ濁りの新鮮湯で、芳ばしい金気と炭酸味が明瞭に感じられます。
塩化土類っぽいぎしぎしと粘り付くような浴感がけっこう個性的。
(2005.07.20)

 <掲示> 脱衣所や露天に分析表と利用状況
  三瓶温泉 H15.06
  Na−Cl 37.5℃ pH=- - L/min*
   TSM=2.15 総計=2.44 g/kg
   Na=495(66.4) K=53.0 Mg=42.7(10.8) Ca=113(17.4)
   Sr=2.3 Mn=1.5 総Fe=5.6 ほか
   Cl=873(81.8) SO4=9.63 HCO3=318(17.3)
   F=0.24 Br=3.43 I=0.3
   H2SiO3=215.0 HBO2=20.5 HAsO2=0.7 CO2=289 mg/kg (mval%)
   *)説明板によれば41℃で3600 L/min
    山腹907m地点に自然湧出する6源泉を集湯し800m引湯


千原、泊まりはいつ再開するのでしょうね。  投稿者: おかざき  投稿日:12月13日(火)00時08分7秒
部屋休憩のプランはたしかありましたよね。

ONKENさん、写真みさせてもらいましたよお。鍵湯ほか、そっから自噴風呂群、行きたいですねえ。出雲湯村の共同湯はよく出来ていますよ。川原の露天には最終日に寄る予定だったのですが、雪道で車を滑らせガードレールにどーーん!行けなくなりました。

千原のポコポコ足下自噴風呂はいいですね。ほんとぽこちゃんの当りがヒリヒリしました。ONKENさんにもついてるようでヨカッタヨカッタ。ボクは10分ほど浸かりました。今回最長。五右衛門風呂には入らず。ガツンっと熱い温泉津の元湯はいいっすよねえ。これまでに入った共同湯で一番好きかも。

レポそろそろ始められるのかな。楽しみにしていますね。


Re:千原温泉  投稿者: ONKEN21  投稿日:12月12日(月)23時36分40秒
 うつぼさん、リスト作成お疲れ様です。

 いよいよ山陰の温泉のクライマックス千原温泉がやませみさん、おかざきさん両氏から出てきたので、コメントを。
出雲湯村では露天風呂の足元湧出の砂湯に感激して、共同浴場へは入らなかったな…(^_^;)

>やませみさん
>どんな攻撃的なクセモノ湯かと期待していくと、いささか拍子抜けするくらいかもしれません。
うーん、私が入った感じでは炭酸のせいか、全身の肌がピリピリしてすさまじい刺激を感じました。
むしろ、おかざきさんの浴感表現の方が共感するものがありました(^_^;)。
ただ、これは私自身の経験不足か、もしくは肌が弱いことが関係してるのかも知れません(^_^;)。
(だとすればお恥ずかしいですが…)

>カラス行水ではぴんとこない湯なので、
私はじっくり派で1時間以上は入ったと思います。というよりここはお湯がヌルいので、今の時期は
30分程度ではとても出られません。やませみさんやおかざきさんは上がり湯には入られましたか?
女将さんがあがり湯を一生懸命薦めていたのですが、私は気合で上がり湯へは入りませんでした。
さすが、脱衣所で震えが出ましたね。夏か秋口だったら、もうちょっと気持ち良く上がれたとは
思うのですが…。なお、この後、三瓶や湯抱を訪れる予定でいたのですが、千原の湯でマイって
しまい、翌朝まで入浴を中止しました。やはり千原はタダモノではないと思いました。

>おかざきさん
■温泉津温泉・泉薬湯 お気に入りを再訪。
おかざきさんも再訪でしたか。私も10年ほど前に青春18きっぷで初めて訪れて以来、再訪でしたよ。
10年前とはぜんぜん変わっていなかったことに感激しましたね。将来万一、世界遺産登録となっても、
変わらないでほしいなあと願っています。
山口寄りの津和野近くまで行かれたとはスゴイですね。

トラベルログにてBlog&アルバム「山陰温泉めぐり」が完成しました。
注目の千原や湯抱・小屋原、温泉津もアップしました。オヒマな方は見てくださいね。
※千原5枚ありfile:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.travelog.jp/user/album_j/album_view.php3?userid=ONKEN21&seqno=6&listing=96

↓Blog&アルバム「山陰温泉めぐり」@表紙は千原で決まり!
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島根12月4日  投稿者: おかざき  投稿日:12月12日(月)22時13分18秒
■木部谷温泉松の湯 350円 ☆☆☆
透明度5センチの濃いオレンジ色の濁り湯。冷鉱泉の沸し湯がかけ流し。5人用内風呂いっこ。土類金気臭、弱塩味に重曹味鉄味土類渋味。炭酸はそんなに感じられず。ぐっきし。源泉蛇口有。土曜泊の宿泊客が15人以上はいたでしょうか。おばぁちゃんの集団にスーツ姿のビジネスマンも。2食付7000円。温泉は泊り客も19時半で終了。

名:木部谷温泉 含CO2-Na-Cl・HCO3泉 20.7度
Na=1750 K=48.40 Mg=21.40 Mn=2.20 Fe=28.70 Ca=354.0 F=3.0 Cl=1740 SO4=2.50 HCO3=2310 CO3=0.40 HAsO2=8.60 H2SiO3=89.10 HBO2=290.0 CO2=1220 H2S=0.10 As=6.00 S.63.11.11

■むいかいち温泉ゆ・ら・ら 500円 ☆
循環濾過、加温、塩素。非加熱源泉投入有。微々鉱物臭重曹味。無色透明、半循すべキシ。

名:むいかいち温泉 単純弱放射能泉 37度 計881
Na=227.9 K=4.0 Li=0.4 Mg=1.2 Ca=41.6 Sr=0.6 Fe(U)=0.4 F=7.1 Cl=297.8 SO4=0.2 HCO3=225.6 HAsO2=0.036 HBO2=12.2 H2SiO3=54.7 CO2=7.5 H.7.11.28.

■みろく温泉 210円 ☆☆
別かと思えば、↑と同源泉。10時頃にはもう開けるそう。5人でいっぱいの湯船。ちょい加熱泉がかけ流し。加熱された分、鉱物臭が際立つ。小振りな温泉浴場はいいなぁ。

■柿木温泉はとの湯荘 400円 ☆☆
オレンジ色、透明度20センチの濁り湯がかけ流しのよう。弱塩味エグ味炭酸味。炭酸は余り感じられず。非加熱源泉の投入有。つるキシ。

名:柿木温泉 含CO2-Na・Ca-Cl・HCO3泉 29.1度 計6869.6
Na=1194.8 K=47.8 Mg=49.8 Mn=1.6 Fe(U)(V)=12.8 Ca=398.3 Sr=1.7 Li=2.5 F=2.7 Cl=1712.5 SO4=1.8 HCO3=1465.6 CO3=0.1 HAsO2=0.2 H2SiO3=108.0 HBO2=129.0 CO2=1740.4 As=0.3 H.3.9.18.

■願成就温泉 500円 ☆
ひとつだけ山口県。掛かり湯槽のみかけ流し。ほか半循。弱重曹味渋味塩素臭。ヌルつきなくすべキシ。少し黄色がかった見える透明。庭園風露天風呂有。大小タオルの貸出。

名:願成就温泉 含放射能-Na-HCO3泉 30.0度 計2157
Na=410 K=4.90 Mg=18.0 Ca=74 Fe(U)=4.78 Mn=0.05 亜鉛=0.01 Li=0.97 F=3.97 Cl=164.5 HCO3=1140.0 SO4=1.25 H2SiO3=76.09 HBO2=10.93 CO2=247.06 As=0.002 H.5.2.9.

■津和野温泉なごみの里 500円 ☆
無色透明、真水のよう。循環濾過塩素臭すべすべ。開放的な露天風呂有。小タオル貸出。

名:瀬戸 単純放射能泉 17.2度 計0.169
Na=7.9 K=2.4 Mg=1.1 Ca=6.4 Cl=7.7 SO4=4.1 HCO3=38.1 H2SiO3=86.7 CO2=14.9 H.11.10.8.

■津和野(塩ヶ原)塩井戸 ☆☆
野湯。強塩味+炭酸味も。10度台。雨の中恍惚として入浴。つるすべ。足下自噴。

■匹見峡温泉やすらぎの湯 600円 ☆
無色透明、微重曹味。ヌルすべ感有。半循。山に面した露天風呂有。

名:新匹見峡温泉 単純弱放射能泉 31.5度 計0.904
Li=0.2 Na=217 K=1.5 Mg=0.9 Ca=4.2 Sr=0.1 Fe(U)(V)=0.2 F=16.6 Cl=26.3 HCO3=560 Br=0.1 H2SiO3=31.6 HBO2=2.8 H.17.1.18.

■大谷温泉かじか荘 400円 ☆☆
一人用「治療湯」に。鉱泉の沸し湯。微酸味渋味。郡司さんを真似て、濃いときの源泉を飲ませて貰うが、これが強烈、いい明礬泉。pH2台の酸味に強い明礬渋味。毒沢を思い浮かべる。濃いときに来てみたい。Alが42だそう。分析書、見当らず。

■多田温泉白龍館 400円 ☆
微々酸味石膏味渋味すべすべ。かけ流し?除鉄が残念。以前は土を入れてたと云っていたひとがいたが、鉄イオン77mgのことだろう。pH2.8ってここも強烈なときがあるのかな。

含鉄-石膏泉 12.8度 計691 pH2.8
Na=15 K=1.4 Mg=6.0 Al=5.0 Mn=7.2 Fe=77.0 Ca37 Cu=0.6 F=0.6 Cl=17 チオ硫酸=0.7 HCO3=24.3 SO4=456.0 HAsO2=0.6 H2SiO3=42 ラドン=1.2 As=0.4 S.55.5.10.

■荒磯温泉荒磯館 600円 ☆☆
なるほどここは絶景。日本海の荒波、大波を見遣り乍らの入浴。西日を見乍らの入浴が良さそう。お湯は無色透明、少し石膏味がする位で特徴はないが、景色がごちそうの一湯。すべすべ循環。

■「井野温泉前」そばの垂れ流し
微石膏味無臭すべすべ。湧き水?

■公衆浴場伊木の湯 300円 ☆☆
宝くじ助成施設。微々酸味渋味キシキシ。僅かに黄色がかって見える湯が4人用ポリバスにかけ流し。温もりの湯。おかず持寄りのジモ民憩いの場。12月1日より19時閉店。

■湯屋温泉・リフレパークきんたの里 600円 ☆
「温泉博士」クーポン使用。無色透明、微々石膏味すべキシ。特徴ナシ。内風呂のみ温泉。半循。オシャレカフェ&レストラン併設。

名:今田湯屋温泉 単純弱放射能冷鉱泉

■湯屋温泉・子安華湯館 400円 ☆
↑と同源泉。かけ流しを期待するが半循。微々石膏味すべキシで特徴ナシ。大晦日はオールナイト営業。

■波佐温泉ほたる湯館 400円 ☆
期待の持てるこじんまりとした施設だが、、、弱い吸引有半循、無色透明、微々石膏味ヌルすべで特徴ない。

名:波佐温泉 アル単 17.2度 計0.21
Na=64.9 K=0.2 Ca=4.5 Sr=0.1 F=10.7 Cl=21.1 CO3=9.6 HCO3=29.3 SO4=51.0 BO2=0.2 H2SiO3=21.5 CO2=0.0 Li=0.05

■上津井温泉まこと屋の下の垂れ流し ☆☆
塩味+中炭酸味のいい温泉。まこと屋は廃業の模様。上津井地区コミュニティーセンター森の銀座は土日のみ14−19営業。

■温泉津温泉・泉薬湯 300円 ☆☆☆☆
お気に入りを再訪。ここ、好き。本日の元湯は47度ほどに感じられる。土類金気臭、中塩分味+エグ味。


島根の温泉-6  投稿者: やませみ  投稿日:12月12日(月)16時15分38秒
千原温泉「千原湯谷湯治場」file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/12/bbs?M=JU&JUR=http://www.chihara-onsen.jp/
 邑智郡美郷町(旧邑智町)千原1070 TEL/0855-76-0334 8-18時 500円

足下湧出浴槽の炭酸泉として貴重な存在の千原温泉。代替わりして一般入浴歓迎になりました。
小生と同年くらいの女性が一人で湯守をしているようですが、
訪問者のいろいろな質問にもしゃきしゃきと明るく応対して頼もしいです。
ぜひ宿泊も再開してくださいと言うと、う〜ん、もうちょっと修行してから考えますとのこと。

館内は少しづつ手を加えてこぎれいな感じになってきていますが、
浴場はまったく旧態のままで使用され、現代的なものはなにもありません。
水戸黄門のお楽しみ入浴シーンにもそのまま使える感じです。
半地下の掘り下げ浴室に、1.5x1.8mの木囲いの湯坪が満々と湯を蓄えて待ち受けています。
建坪じたいは狭いですが、屋根がすごく高いので頭上空間はかなり広々と感じます。
高窓から漏れてくる柔らかい陽射しがとても夢幻的な雰囲気。
ただし、女湯は山側になるのでかなり薄暗く、一人でいるとちょっと恐いかも。

首まで浸かる深い浴槽底は板敷きになっており、あちこちの隙間から大きな気泡をともなって
間欠的にぼこんぼこんと湯がわき上がってきます。
湯温を測ると34.6℃。排水量から目算すると男湯だけで40 L/minくらいの湧出か。
きもち緑がかった黄褐色濁り湯(10cm)で、錆っぽくない新鮮な金気が芳ばしいです。
浴槽わきに呑み湯口がついているので、ちびちびやりながら長湯するのがここのスタイル。
味噌汁くらいのまろやか中塩味と明瞭な炭酸刺激。なかなか旨いです。
浴感はあんがいにライトで、サラサラと片栗粉をなでるような土類重曹がまさるもの。
どんな攻撃的なクセモノ湯かと期待していくと、いささか拍子抜けするくらいかもしれません。

低温炭酸泉なので、1時間ほどの持続浴をするようにすすめられています。
はじめ10分は冷やっこいだけですが、20分ころから徐々に暖かくなり肌が紅潮してきます。
30分こえると、体内はぽかぽかなのに頭はすっきり冷やか爽快という妙な感じ。
45分になると熱苦しいくらいに汗をかいてきてついにギブアップ。
長湯しても浴後はほとんど疲労を覚えず、なんだか身体がとっても軽くなりました。
カラス行水ではぴんとこない湯なので、時間に余裕をもって訪問されることをお薦めします。
(2005.07.20)

 <掲示> 脱衣所に分析表
  千原温泉 H14.07
  CO2−Na−Cl・HCO3 34.5℃ pH=- - L/min*
   TSM=10.36 総計=11.54 g/kg
   Na=3254(88.5) K=148.9 Mg=42.4 Ca=204.4(6.4)
   Li=3.8 Sr=5.9 Mn=1.9 総Fe=4.6
   F=2.5 Cl=3896(71.5) SO4=386.5 HCO3=2167.4(23.1)
   H2SiO3=136.8 HBO2=91.0 HAsO2=8.2 CO2=1176.4 mg/kg (mval%)
   *)浴槽下より自然湧出約70 L/minとのこと


秋山ネスパ  投稿者: 週末田舎人  投稿日:12月11日(日)23時55分56秒
投稿情報の総リスト化ですか〜。
大変な作業かと思いますがまとまるのを楽しみにしております。

山は雪が迫って来ている様子で、関東も冷え込んで来ましたね。今日はスタッドレスの下見に出掛けて来ました。温泉ファンに意外とのしかかってくるのは最近のガソリン高騰もそうですが、こう言った車関係の設備投資じゃないでしょうか…
何かあってからでは遅いですから、準備は怠りなくやっときたいものです。

午後は車を流しながらふらりと山梨県は上野原市(旧秋山村)の「秋山ネスパ」へ行って来ました。温水プール併設の公共施設っぽい感じで期待の薄い感触はありましたが、大き目の源泉槽がなかなかのもの。たっぷりとした深さの浴槽に透明にて温泉臭と石膏をほのかに感じるぬる湯、飲泉所ではほのかな苦味のある源泉も楽しめました。アルカリ性単純温泉と言いながら石膏泉っぽい特徴が出ている感じで。
入浴している目線から大きな浴槽を見渡すと、湯面の上からは浴槽の床がどんどんせり上がって来るように見えるというのも不思議な感じで、これが硫酸塩泉系のお湯の一つの特徴である「屈折率が高い」というものなのですね。

硫酸塩泉系にハマりつつあるかな?


茂美の湯さよなら旧館展望大浴場(新館内湯20日オープン!)  投稿者: ONKEN21  投稿日:12月11日(日)23時46分18秒
 毎度お馴染みK市から行く温泉シリーズ最終回極上特別編は“さよならシリーズ”として、
埼玉県行田市の行田・湯本天然温泉「茂美の湯」の4階展望大浴場にお別れに行ってきました。
私もK市で過ごす最後の週末、来週からいよいよF市の新居への引越が始まります。
12/20(火)より新館がオープンするのに旧館に弟を連れて行ったことがなかったので、
本日最後のチャンスで行ってきました。まあ、自遊人パスポで行く、北本楽市楽湯や蔵の湯東松山店
も狙っていたのですが、後回し…(^^ゞ

 まずは茂美の湯へ着いたら即入館せず、前のローソンで菓子や飲み物などおやつを買います。
これには深い意味があるのでして、茂美の湯の100円割引券をいただけるんです。しっかり私と弟
の分として2枚いただいてきましたよ。有効期限が12月末になっていたので、今年いっぱいは
割引を継続するみたいです。
 玄関向こうの北側の駐車場へ行くと、植込の入った露天風呂や木造の浴室が建設中でしたが、
突貫工事と見え、完成にはほど遠く、あと10日で間に合うのかなと思ってしまいました(^_^;)
 玄関を入りシューズロッカーに靴を入れ、500円入館券を券売機で買い、入浴券・割引券・
シューズキーを受付に提出し、ロッカーキーを受け取ります。その際、フロントの方に今後に
ついてお尋ねしてみました。

・新館は内湯のみ20日にオープンし、露天風呂のオープンは来年。やっぱり遅れてる…
・新館についても掛け流しで行くとのこと。
・まだ決まってないそうですが、料金は現行のまま変更しないでいくらしい。良かった。
(ちなみに夜9時以降の割引は11月より12枚3000円の回数券方式に変更されています。)
・展望大浴場は19日までらしい。眺めとB級ぶり^_^;がすばらしいのにもったいないですが…
・「湯本ホテル」には温泉使用の露天風呂付きの部屋あり。

 この後、埼北でも一ニを争う極上の湯を提供した最後の展望大浴場を夜景で堪能してきました。
温泉が後付けの堤防を乗り越え、さざ波を打って溢れていたのは感激。入る人が多かったせいで
しょうか、最後の大サービス。次回は来年、露天風呂がオープンした時に訪れてみたいと思います。
掛け流しでもどの程度掛け流すのか楽しみにしています。楊湯規制や風呂の広さとの絡みで全浴槽
の掛け流しは無理にしても、最悪でも内湯と露天の一部分だけでも(循環を併用しない)掛け流し
になることを願っています。
※公式HPに温泉分析書が公開されています。

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高井戸・近況  投稿者: 一遊  投稿日:12月11日(日)23時29分48秒
私が前のハンドルネームで当掲示板に書き始めた頃、越谷ゆの華と高井戸温泉をレポした
と思います。高井戸は自宅からクルマで15〜20分ほどで、軽いドライブで平日深夜の温泉
として通うのには最適だと思います。残念ながら循環ですが、内湯の源泉投入量が多く、
ヨウ素臭が特徴の柔らかい泉質といい、たまに行くのはよいかと思っています。
1万円のプリペイドカードをまだ一回しか使っていなかったので、使わなくちゃと半年振
りに入浴しました。

日曜日だからだとまだ助かるのですが、本日は、内湯も露天もカルキ臭ぷんぷんで、お湯
も薄めたような感じで、明らかに源泉投入量が減っています。たいへんがっかりしました。
掛け湯のお湯だけは、相変わらずよいものでしたが…。様子見にあと一回は行くでしょう
が、プリペイドカードを買ったのが悔やまれます。悔しいので、普段は頼まない健康ジュ
ースやらを注文したり、炭シャンプー、炭リンスを買ったりしちゃいました(^^;
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(無題)  投稿者: おかざき  投稿日:12月11日(日)23時07分17秒
>モコモコさん
はじめまして。
あちゃ〜、山口温泉は廃止ですかあ。定休日に当ってしまい、入れなかったことがあります。センター系の方は循環濾過ですし、ほんとこれからどーしましょうね〜。西会津にはちょこちょこ小振りのいい温泉があると思いますが、通いは面倒なのかな。


源泉の湯、本日廃止  投稿者: モコモコ  投稿日:12月11日(日)22時11分18秒
初めてメールさせていただきます。奥会津南郷村に山口温泉があります。いや、ありました。私は温泉のすぐそばに療養小屋を建て、山口温泉に通っていたのです。ところが、施設の老朽化を理由として、唐突に今日廃止になってしまいました。
お世話になった温泉の小母さんにご挨拶をし、さてこれからどうしよう、私にお金があれば・・・などと思っても無理な話。この療養小屋はどうしよう、これからは別荘のつもりで遊びの拠点にするか、はたまた撤去するか。既に1メートル程雪の積もった庭を見ながら考えてしまいました。


ぶらっと  投稿者: 月光  投稿日:12月11日(日)21時21分30秒
水海道にある「きぬの湯」に行って見ました。
小絹駅まで何十年ぶりの常総線に乗って行きました。常総線利用客は、駐車場が無料なので助かります。小絹駅から電話をし、送迎車が来てくれました。さて、温泉。日曜日と言うのに、がらあきです。料金が1200円と高いからかな?と思いつつ、お風呂に行きました。豆乳ボディシャンプーやシャンプー、リンスがあり、女性としてはちょっと感激です。天然温泉掛け流しのお風呂は薄い土色で37度の温めでじっくり入っていられて私好みでした。(ナトリウム塩化物温泉)得に露天の檜丸い樽のお風呂も土色でとてもいい感じでここでは一番いいかなと思いました。一人用釜風呂も天然温泉とありましたがここは薄白い色のお風呂(これは少しぬるすぎでした)岩風呂露天も段差があり、3段階に深さが分かれていました。内湯の香草風呂も良かったです。関心したのはお風呂から脱衣所に行く所で足元にお湯を流してるのは清潔感がありいいと思いました。食事も美味しく2階で少し横になる部屋があるので、のんびりと寝ころんでお腹を休めて、もう一度お風呂に入り駅まで送ってもらいました。運転手さんが家は朝、浴槽を全部磨いてお湯を入れるので他のスーパー銭湯よりコストがかかるんで、1200円になっちゃうんですよね〜。又、いらして下さい。と言われました。本根は1000円以下だったらな〜と思いました。


香草温泉  投稿者: おかざき  投稿日:12月11日(日)21時18分37秒
ノートが出てきたので、かかった時間だけ書いてみますね。

U字カーブの先、大岩が転がっているところに駐車。一本松峠を越えるとせせらぎの音が。これが飲めばそれと分かる毒水沢。ここまでで26分。最初の滝地点で36分経過。よく紹介される懸案の大滝下までで43分。No.9地点で63分経過。

V字渓谷の向こうに朝焼に染まるカラマツ?を見ながらの入浴はいいものでした。


お〜!リスト、助かりますね〜。  投稿者: おかざき  投稿日:12月11日(日)20時54分54秒
聴いたことのない温泉もいっぱい。うつぼさん、やませみさん、クマオさん、お疲れです。

レポないようなのでカキしますが、霧積に行ったことはないわたくし、松の湯で「おお、これが石膏泉かあ」と勉強しました。2004年11月。L字に区切られたタイル風呂がユニーク。蛇口&底面からジョバジョバ投入の完全かけ流し。湯船の縁からサーーっと滝状にきれいにオーバーフローしている様が見物でした。無色透明、弱石膏味にアブラがかったようなイオウ味臭。体感33度ほど、ぐっきし。

石膏泉 32.4度 100リットル pH7.3 残2.26 計1.90
Na=68.9 K=2.56 Mg=0.75 Ca=480 Fe=0.01 Mn=0.03 Al=<0.05 F=0.5 Cl=41.4 SO4=1260 HCO3=12.2 HS=0.6 H2SiO3=26.8 HBO2=2.1 CO2=7.5 H2S=0.4 As=0.039 H.13.

なんでも浅間山の噴火後、イオウ分が強まったそうで。余計なカキだったかな。


栃木温泉「湯楽の里」  投稿者: 一遊  投稿日:12月11日(日)14時03分43秒
私も栃木の湯楽の里に行ってきましたよ。
源泉を味わえる、こういった日帰り施設は、栃木県南部には皆無でしたから、この辺りの
ご老人は待ち焦がれていたんでしょうね。源泉浴槽はやや狭く、10時頃でご老人たちで
満員となります。ゆったり入るといったことはできませんでしたが、お湯はなかなか優秀
でした。改めて私と重曹泉との相性のよさを確認しました。先日入った法典の湯は決して
悪くないんですけど、なんだか義務のような感じで浸かっていたのに比べて、こちらの重
曹泉では、すっかり温泉を堪能しました。灰黄色という点を除けば、越谷ゆの華との共通
点が多かったですね。越谷より疲れるお湯ですが…。

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