クチコミ 情報
2005年9月1日〜9月10日

箱根姥子温泉の秀明館  投稿者: ユアン  投稿日: 9月10日(土)13時42分52秒
はじめまして。ユアンと申します。
いつも楽しく拝見させていただいています。

このサイトで秀明館のことを知って、9/4に箱根姥子温泉の秀明館に行ってきました。
台風直後ということもあって、岩場からは滝のように湯が流れ出ていて、手前の浴槽と流し場もほとんど水没して奥の湯たまりと一体と化していました。
少しぬるくなっているのを期待していましたが、那須の鹿の湯でも耐えられたのに15秒くらいで体が痛くなりましたから、最低でも48度は超えているようです。
それでも大変すばらしい湯で満足でした。

なお、施設には食事所らしきものがありますが、施設の管理人さんによると当面はオープンの予定はないそうです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhomepage3.nifty.com%2Fhotspa%2F


中房温泉(その1)  投稿者: ONKEN21  投稿日: 9月 9日(金)04時02分59秒
 万博の旅、いよいよ中房温泉で佳境を迎えます。中房温泉は標高1462mの雲上の秘湯、源泉は
約36本、風呂の数16ヶ所のお風呂のデパート。源泉や風呂の種類がやたらと多いので、今回は
行き方・歴史・サービス・食事・部屋といった温泉やお風呂以外の話題を投稿します。
今月いっぱいにかけ各お風呂や源泉毎にシリーズ編で投稿したいと思います。
Honokiさんnaka3776さんすなっちさんの各レポあり。

★中房温泉への行き方
 最寄のインターは長野道豊科I.Cとなります。穂高町に入って、大王わさび農場や美術館・
道祖神めぐりをしながら、行かれる場合は便利ですね。あともう一つは松本I.Cや塩尻北I.Cを
下りて、安曇野や北アルプスの縁を北上するのもいいかも知れません。私の場合は木曽路から
向かったので、塩尻からアルプスグリーン道路・安曇広域農道を使い、朝日村・松本市・三郷村・
堀金村・穂高町の穂高温泉を経由し、主要地方道327号(槍ヶ岳矢村線)の突き当たりを中房温泉
方面に左折。この日は大雨でした。気温、名古屋(朝)29℃、木曽24℃、松本21℃、中房18℃。

 山の中の渓谷沿いの道を観音峠を越え、奥へ進みます。途中、中房温泉から穂高温泉までの
パイプ修理のため、よく工事をやってるみたいです。日によっては夜間通行止めの日もあるようです。
600円にて日帰り入浴もできる中房温泉郷(穂高温泉郷の湯元で有明温泉ともいう)の宿、
国民宿舎有明荘」のウッディーな建物と蒸気の上がる源泉が右に見えてくると、あと1kmほどで
終点・中房温泉です。麓の穂高温泉郷から中房温泉までは約14km、50分です。車をお持ちでない方
は穂高駅からバスが3〜6本出ています。55分、1610円。

 主要地方道の終点にはロータリーがあって、中房温泉の門番の詰所があります。車が入ってくる
と従業員が出てきて、宿泊かどうか尋ねます。登山客や日帰り入浴客はここで追い返されます。
登山者はもう少し下の町営駐車場へ、日帰りの方は有明荘へどうぞ。宿泊である旨を告げると、
名前を聞かれ、宿泊者名簿をチェックします。万一、予約なしで行くとここでイヤな思いをされる
でしょう。チェックを受けると、駐車場が指定されます。ロータリーと玄関の中間にある、
第二駐車場が指定されます。雨の日で荷物の多いお客は玄関まで乗り付けて、荷物を下ろして
よいとのこと。ロータリーの先、合戦橋の手前には燕岳登山口(往復7時間)や売店・休憩所・
露天風呂「菩薩の湯」があります。登山帰りの下山客のみ700円で旅館で指定された風呂のみ
日帰り入浴できます。

 駐車場を下りて歩いて2〜3分で玄関が見えてきます。最初、玄関のある別館で受付しようと
したら、本館の客は隣の棟の本館受付でお願いしますとのこと。本館で受付します。中房温泉には
旅館部となる「別館」、登山・滞在客用の「本館」があります。2名以上の場合、別館は15,900〜、
21,150円(バス有無、部屋食有無選択可)、本館が9,390円(税込)となります。クレジットカード
使用可。本館の場合、混雑時は相部屋となることもあるそうですが、お盆を過ぎ登山シーズンも
ピークを過ぎたのか、個室で泊まることができました。

★歴史
 別館受付でいただいたパンフによると、中房温泉の歴史は古く、今から180年前の文政4年(1821年)に
「百瀬茂八郎当地にて明礬採取し、湯治場中房温泉を開湯」
とあります。「信州中房温泉湯之図」なる版画があります。また、松本藩主の御来湯もあったとか。
明治45年8月には上高地や北アルプス登山道を開いたことで有名なW.ウェストン卿ご夫妻も来湯
されています。泊まられたところは「本館菊」で現在は従業員用の宿舎となっており、関係者以外
立入禁止です。本館内湯の「御座の湯」は当時のままらしいです。その他、現皇太子殿下など
皇族方も登山基地として多く泊まれているようです。

★部屋
 本館で受付を行い、風呂の説明があり、案内地図をいただきます。食堂の脇の廊下を通り、階段
を上がって2階の「竹」へ。年季の入った古い木造でみちのくの湯治宿の趣。鳴子温泉の自炊部を
思い出してしましました。部屋の入口は鍵付のふすま2枚。鍵の開け閉めが大変でした(^_^;)。
 部屋はかなりカビ臭いですが、寝る以外はお風呂なので気にしないことにしましょう(^_^;)。
テレビ(無料)・お茶・茶菓子・タオル・歯ブラシ・浴衣は備え付け。バスタオルは別料金。
部屋からは手前に不老泉の豪華な湯殿、奥には古めかしい本館菊と御座の湯の浴舎が望め、背後は
山に囲まれています。ここからの眺め、温泉情緒たっぷりでなかなか絵になります。

★食事
 夕食は18時〜、朝食は8時30分〜、本館1階の食堂でいただきます。夕食のメニューは豚の角煮、
刺身こんにゃく、魚、漬物、山菜類など。まあ、質素でモノ足りない感じはするでしょうね。
朝食は温泉湯豆腐、温泉卵、鮭、山菜・漬物類・特製牛乳(200円)など。この中で飲泉所のお湯
で煮た湯豆腐は硫黄味が口いっぱいに広がり絶品でした。白骨みたいに温泉粥にすれば、おいしん
だろうな〜。

★サービス・接客は…
 サービスはやはり、特に本館や門番は名湯や老舗のプライドがあるのか、ちょっと横柄なところ
もあって、それ程いいものはありません。こればかりは安いので仕方ないでしょう。
ウワサに聞いた露天風呂の無断入浴を注意するスピーカーは宿泊中は1回もなくて良かったです。
旅館部の従業員は気さくにいろいろと教えてくれる方が多いなと感じました。
 ただ、私の温泉に求めるモノは接客よりも(それはいいに越したことはないですが…)、
お湯や風呂にあります。中房温泉はそのお湯や風呂や湯守がとにかくすばらしいので、十分すぎる
ほど満足しました。宿泊料金は施設や食事を考えるとかなり高いように感じますが、お風呂や源泉
の維持・管理の苦労を考えると充分でしょうか。とりあえず、約9500円でこうしたお湯に入れる
ことは感謝したいと思います。中房はお湯が最大のサービスなんですから…。

★入浴スケジュール
8/23(火)
16:30チェックイン
(露天風呂)菩薩の湯17:20〜35→白滝の湯17:50〜18:00→飲泉所18:05
夕食18:10〜50
(別館)大浴場19:40〜20:00→岩風呂20:05〜20→薬師の湯20:25〜40
(屋外)綿の湯(足湯)21:25→むし風呂21:30→月見の湯21:35〜50
(本館)御座の湯21:55〜22:05→大湯(露天風呂)22:10〜25→不老泉22:30〜50→茣蓙の湯(2)→大湯(2)

8/24(水)
(本館)大湯(3)7:00〜10→不老泉(2)7:15〜25→御座の湯(3)7:30〜45
朝食7:50〜8:10
(別館)岩風呂(2)8:30〜35→大浴場(2)8:40〜50→薬師の湯(2)8:55〜9:00
(屋外)むし風呂(2)9:15→焼山散策(源泉巡り)9:20〜45→ねっこ風呂9:50〜55
チェックアウト10:30
菩薩の湯(掛け湯)11:00〜30
出発11:40

※私の中房温泉レポアルバム目次

★湯煙情報(秋に訪れる方へ。案内図裏より)
※紅葉の見頃
 紅葉は、例年10月25日頃がピークです。只、唐松の紅葉や燕岳の初冠雪の時期は11月中旬
(11月3日頃から10日)頃が最高です、この頃には、途中の観音峠付近が紅葉のピークです。
上手く行けば、2種類の紅葉(唐松と広葉樹)を見て尚且つ初冠雪を見る事ができます。

※キノコの収穫
 昨年は、キノコの収穫は、「ナメコ」「ヒラタケ」が10月下旬から11月中旬でした。
これを焼山で地熱蒸をすると最高です。

※キャンペーン企画のご案内
「おかげさまで!日本秘湯の会30周年と朝日旅行会40周年」宿泊プラン
8/22〜10/14/10/30〜11/22(土・祝前日を除く)2名以上
(別館)トイレ付18,000円→15,900円/トイレなし15,900円→13,800円/(本館)9,390円→8,865円
申込先:東京朝日旅行会(03-5777-6724)
日本秘湯を守る会の中房温泉のHP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.navel.co.jp%2Fyamagoya%2Fframe%2Fa15-h.html

編集済


Re:過去ログリンクの張り方  投稿者: ONKEN21  投稿日: 9月 9日(金)03時59分57秒
>うつぼさん
早速、試しに9/8の万座温泉レポへのリンクにその方法で修正してみました。
うまくいきました!
ご教示ありがとうございます。


赤沢温泉 「公共露天風呂」  投稿者: うつぼ  投稿日: 9月 8日(木)23時43分37秒
伊東温泉の紹介すっとばしてさらに南にいきます。東伊豆の湯巡りの10発目です。

<赤沢温泉「公共露天風呂」>(静岡県伊東市、無料)
赤沢といえば、幅25mの眺望露天で知名度抜群の「赤沢日帰り温泉館」がありますが、そそられるものはなく、ここにしました。
赤沢漁港のよこ、海沿いにある無料の公共露天で、有名シーサイド露天の多い伊豆のなかでは比較的情報の少ないお湯です。めがねさんのレポあり。

この日はR135が大渋滞だったので、伊豆大川駅から浮山温泉に抜ける山側の抜け道、名鉄伊豆赤沢別荘地入口手前から一気に下りR135をアンダーパスしてアプローチしました。
R135からすぐですが、一段低いところ灌木の向こうにあり、看板もないので国道から露天風呂があることは判りません。国道寄りにある民宿「砂場」が目印。すぐとなりに立派な公衆WC(海水浴客用?)があります。荒磯に面した断崖の上にありロケーションは抜群です。

混浴で脱衣所もないワイルド(野湯派からすればかわいいもんでしょうが・・・ ^^ )な露天で、その割に混んでいそうなので女性はけっこうきびしいかと・・・。アメニティ類一切なし。氷雨が降りしきっているのに先客3名、出た後にさらに3名やってきました。無料露天はどこも人気がありますね。

石枠コンクリ造7.8人くらいの浴槽にはコケが生えていてヌメリがあります。清掃が足りないようにも思えますが、なにせ無料なので文句はいえません。
湯口はなく浴槽内のどこからか注入でオーバーフロー。冬場はぬるすぎてキビしいとの情報もありましたが、37℃くらいあって十分入れる湯温でした。

お湯はかすかに懸濁し灰茶色の浮遊物あり。味不明でおだやかな温泉臭。キシキシの湯ざわりがあり硫酸塩泉系のイメージが出たお湯かと。注入量はさほど多くはないらしく、鮮度感はさほど感じられませんが、おだやかでなかなかにいいお湯かと思います。
ロケからして夏場は常連さんでゲキ混みかと思いますが、いちどは入ってみる価値のあるお湯だと思います。

泉質不明。硫酸塩まじりのうすめの食塩泉ではないでしょうか。
※民宿「砂場」のよこに源泉管理施設らしきものがありましたが、これを使っているかは不明。


過去ログリンクの張り方  投稿者: うつぼ  投稿日: 9月 8日(木)23時31分35秒
>ONKEN21さん
> リンクのURLの張り方がよくわからないのですが、どのようにして張られたのでしょうね?

たとえば、本沢の場合、2004年10月 6日のカキコなので、「みしゅらん掲示板のご案内」で、2004年10月(1)をクリックします。ここのURLは、http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.asahi-net.or.jp%2F%7Eue3t-cb%2Fbbs%2Fbbs04%2Fbbs041001_1010.htm です。ツールバーの「表示」→「ソース」でワードパットの画面になります。
ここでスクロールしていくと、

<HR>
<*font size="**" color="*****">湯元 本沢温泉</font*>
投稿者:<*font color="*******">ONKEN21</font*>
<*font size="**"> 投稿日:10月 6日(水)03時45分57秒 <!-- Remote Host: ****.***-***-***.ppp.******.ne.jp --><*a name="1097108239"*></font*>

というのがでてきます。(*はタグが効かないように追記)

<*a name="1097108239"*>の1097108239というのがアンカータグで、さっきのURLに#と1097108239を付け足して、http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.asahi-net.or.jp%2F%7Eue3t-cb%2Fbbs%2Fbbs04%2Fbbs041001_1010.htm%231097108239 がリンク先になります。

>クマオさま
これ、公開してよかったでしょうか? 不都合ある場合は削除してください。
編集済


発哺温泉 リバティー志賀  投稿者: えんぴつ  投稿日: 9月 8日(木)13時12分44秒
こんにちは〜。
先日志賀高原に遊びに行った時に泊まった宿を紹介します。
湯田中温泉から直行バスが出ています。大体40分〜1時間ぐらいです。
建物自体はプチホテル風の作り。
フロント周りには休憩用のテーブルやお土産屋や食堂があります。
私が利用した部屋は和風の部屋でした。
お部屋にお風呂は付いておりません。
大浴場での入浴になります。
大浴場は内湯が1つ。カラン列が2列です。
泉質は単純硫化水素泉。飲泉可能です。
湯底に細かいタイプの湯ノ花の膜ができていました。
源泉はかなり熱かったと思います。
温泉の香りはしますが強烈なものではありません。
それでもお湯に入ると良く暖まるし、
湯上がり後の肌のスベスベ感で温泉の効果は体感できました。
当たり障りのない誰でも抵抗なく入れるお湯だと思いました。

周りに何もなく自然の中のお宿なので、お風呂に入ったり出たりしながら
ゆっくりするには丁度良い場所だなと思いました。

今こちらのお宿は湯治プランなども考えているそうです。
興味のある方はお宿へ直接問い合わせて下さい。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.shigakogen.jp%2Fliberty%2F


深谷温泉薬師の湯工事進捗状況/Re:本沢温泉  投稿者: ONKEN21  投稿日: 9月 8日(木)01時56分0秒
 わが町の大スクープです!いよいよ、わが町に温泉施設誕生か!?
 先日検索していたら、「深谷温泉薬師の湯(深谷温泉ゴルフクラブ)」という名称が載っている
検索サイトを発見。Yahoo!電話帳iタウンページと某BBSにて。
 名称変更がなされているということは入れるかも?と思って現地まで行ってしまいました。
まだ、工事中で温泉施設兼クラブハウスの建物の全容はすでに姿を現していました。
先日のオフ会で偵察した南羽生湯ったり苑よりははるかに規模は小さいですが、工事の進み具合は
深谷の方が早そうなので、早ければ年内にオープンできるかも知れません。オープン日時が正式に
決まりましたら、またお知らせします。オープンが待ち遠しいです。
 ちなみに都内の温泉掘削のメタンガスによる火災事故においては、テレビで深谷の掘削櫓が放送
されたらしいですね。残念ながら、私は見逃しましたが…
↓深谷温泉薬師の湯の画像(7枚)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.travelog.jp%2Fuser%2Falbum_j%2Falbum_view.php3%3Fuserid%3DONKEN21%26seqno%3D2%26listing%3D19

>うつぼさん
東海館のレポ、先日行ったばかりだっただけに記憶も鮮やかに蘇り、楽しく拝見させていただきました。
私は四国の道後温泉本館には2度行っておりますが、東海館はお湯だけでなく、浴室や館内の
雰囲気がまさに道後そっくりですよね。東の道後温泉として、道後同様のサービスを実施すれば、
相当活用できるのではと感じましたね。東海館を保存し、入浴まで可能にした伊東温泉に深く
敬意を表したいと思いました。
 本沢温泉のレポを紹介いただきどうもありがとうございます。ところで、04年の本沢レポへの
リンクのURLの張り方がよくわからないのですが、どのようにして張られたのでしょうね?

>かなぶんさん
 本沢温泉のレポを読んでいただきありがとうございました。私は内湯→露天風呂の順で入りま
したが、露天で肌についた硫黄臭は翌日まで残るほど強烈でしたね。私は肌がかゆくなるところ
まではいきませんでしたが…。クマオ&クマコさんが行かれた時はどうでしたか?
もしかしたら、露天風呂→内湯の順なら、もっと軽かったかも知れません。
ただ、私の経験では奥万座温泉「万座ホテル聚楽」(昨年1/4レポ)は硫黄含有量日本一のせいか、
数時間後に肌が猛烈にかゆくなってしまった記憶があります。これが同じ万座温泉でも別源泉の
万座プリンスホテルや湯の花旅館(6/21-22レポ)ではかゆくならなかったのは不思議です。
やはり原因は硫黄成分と酸性度ですかね。
編集済


本沢温泉  投稿者: かなぶん  投稿日: 9月 7日(水)21時53分35秒
うつぼさん、情報ありがとうございます。 普段肌が弱いと感じたことは無かったのですが、よほど濃い温泉ということでしょうか。情報を元に、ONKEN21さんのレポを読ませていただきました。露天が目的で行ったので、内湯は高いしよそうかなと思ったのですが折角歩いてきたので入りました。本当に幸いでした。レポを読んでから行けば間違いは無かったのに。すれすれセーフです。みしゅらんの活用がまだまだですね。ありがとうございました。


楽喜温泉「小牧天然温泉 SPAGARA(スパガーラ)」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 9月 7日(水)02時58分30秒
 話は愛知万博の旅に戻ります。愛知万博見物後は木曽路の道の駅で車中泊がいいかなと考えて
いたのですが、さすがに朝から疲れたし、夜も遅くなってしまったので、近くの天然温泉付健康
ランドで仮眠することにしました。

 そこで選んだのは天然温泉付きで万博入場券で割引もあるという愛知県小牧市の「小牧天然温泉
スパガーラ」です。春日井市の高蔵寺駅からR155を小牧方面へ。R41を左折し名古屋方面へ。
名古屋高速小牧南入口ランプの少し先(名古屋空港手前)「花塚橋南」交差点の南東角にめざす
スパガーラがありました。高蔵寺駅より約15km車で30分。電車の方は名鉄犬山線岩倉駅から
9:30〜18:30まで40分毎に無料送迎バスあり。路線バスは岩倉駅・小牧駅から乗車、「小牧南
高校口」バス停下車です。この日は火曜未明の平日にもかかわらず駐車場は満車状態。館内も寝る
場所に困るほどの混雑。やはり万博効果か?

 玄関を入り靴をロッカーに入れ、受付に下足キーを預けます。万博の入場券を提示したところ、
通常2100円が会員料金1470円に割引。午前2時以降在館の場合、深夜料金として840円追加で、
朝チェックアウトの際払います。翌朝11時まで滞在可。ロッカーバンドを受け取ります。
館内では万博に協賛している旨ののぼり旗をいたるところで見かけ、万博に便乗しようという
意気込みと万博特需のような名古屋の景気の良さを感じますね。

 館内は1階が浴室・脱衣所・ヘアサロン・あかすり・食事処・居酒屋・焼肉屋・寿司屋・生簀・
個室・ゲームコーナー、2階が各種エステ・ツボ・マッサージ・大宴会場(臨時仮眠所)・喫茶室・
マンガ喫茶・インターネットコーナー、パーティールーム、レストルーム(仮眠所)、ムービー
シアター、仲見世通りと全国の健康ランドでも例がないほどの充実振り。さすが名古屋、豪快さ
が違うと圧倒・感服されっ放し。もっともこれだけの設備がないと、スーパー銭湯発祥の地で本場
の名古屋では健康ランドとして生き残って行けないかも知れませんね。

 脱衣所にはタオル・バスタオルやアロハの館内着などが自由に使えるように置いてあります。
いよいよ浴室へ。入って正面に漢方薬湯+高麗人参風呂、右手に大型ジャグジー+水風呂+源泉
足湯、脱衣所側壁際に遠赤外線サウナ+黄金風呂(真湯)+ジェットターボバス+ミストサウナ+南極バス。
一番奥には流水プール(真湯)、露天側窓際に日替湯+超音波バイブラバス、右手角の一角に檜風呂、
露天へ出ると、左手からうたせ湯、岩風呂星月遊泉、五衛門風呂があります。浴室のモニュメント
としてギリシャ風の像もあって豪華かつオリエンタルな雰囲気を漂わしています。
純金の浴槽である黄金風呂は名古屋城の金鯱をシンボルとする名古屋らしい一品ですね。

 さて肝心の温泉についてですが、プールと黄金風呂以外の全浴槽に(いいのか、悪いのか)
天然温泉を使用しており、お湯がやや黄色っぽい色をしています。かすかに塩味がしました。
ほとんどの浴槽が吸込・吹出あり、オーバーフローなし、塩素臭ありの循環仕様。
ただし、五右衛門風呂については、踏み板の下まで調べましたが、吹出のみで注入がなく、
豪快に溢れているので、掛け流しかも知れません。ただし塩素臭はあります。

 ここで特筆できるのは源泉足湯でしょうか。文字通り足しか浸かれない、小さくて浅い浴槽です。
ここは非加熱に近いぬるいお湯が吸込まれることなく少しずつあふれています。お湯の色も鉄分
のせいかやや茶色っぽく、浴槽の茶色の染まり具合が他とは明らかに違います。ここは足湯だけで
終えるのは勿体ないので、頭から全身を掛け湯して上がり湯としました。体がホカホカして
火照ってきます。

 全体としてスパガーラは全国にある健康ランドで最も充実した設備水準ではありますが、
温泉として見るなら決して健康ランドの域を出るモノではなく、多くの浴槽に温泉を満たすことに
重要視し欲張った結果、平凡な湯使いに終わっていると思います。ただ、源泉足湯はすばらしいので、
一人用の五右衛門風呂や樽風呂にして全身が浸かれるようにしてもらえるとありがたいですね。
まあ、ここは温泉目当てでなく、名古屋出張の際の安い仮眠場所として使われるのには良いと思います。

 分析書は浴室入口にありました。
ちなみに源泉名の楽喜(ラッキー)温泉は昔「ラッキー健康ランド」と称していたことに由来します。
2003年11月27日「小牧天然温泉スパガーラ」として改装オープンしたものです。

温泉の成分
成分
1.源泉名 楽喜温泉
(湧出地:愛知県小牧市川西3-7@施設住所同じ)
2.泉質  カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
3.温度  源泉 26.0℃
     公共の浴用に供する場所 42.0℃
4.温泉の成分(試料1kg中の成分)
Li=0.4 Na=680 K=3.2 アンモニウム=1.9 Mg=1.8 Ca=888 Sr=2.7 陽計=1578
F=2.1 Cl=2580 Br=6.0 I=1.2 炭酸水素=28.9 炭酸=0.3 陰計=2619
メタケイ酸=19.5 メタホウ酸=0.4 非解離計=19.9 溶存物質=4.217g
遊離CO2=2.1 成分総計=4.219g
その他微量成分:Cu・Cd・Hg・Pb=不検出 As=0.001
5.温泉の分析年月日:平成16年12月27日
6.登録分析機関の名称:愛知県衛生研究所

成分に影響を与える項目の掲示事項
1加水の状況:加水はしていません。
2加温の状況:入浴に適した温度に保つため加温しています。
3循環利用・ろ過の状況
温泉資源の保護と衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。
4入浴剤等添加の状況
日替わりで香りや季節感を楽しんでいただきたいので、入浴剤を添加しています。
製品の名称、製造(販売)会社名、主要な成分等は、浴槽脇に表示しています。
5消毒処理の状況
衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。

※(参考)コシゴエさんの健康ランドのHP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.spagala.com%2F

編集済


伊東温泉(松原温泉) 「東海館」  投稿者: うつぼ  投稿日: 9月 6日(火)23時55分14秒
東伊豆の湯巡りの9発目です。連打ごめんなさい。

<伊東温泉(松原温泉)「東海館」>(静岡県伊東市、11:00〜22:00、500円、0557-36-2004)
名湯、伊東温泉は3軒ほど廻る予定でしたが、あいにく大雪で伊豆スカイラインが通行止めとなり抜け道までも大渋滞、時間切れで1湯のみの選択となりました。温泉好きなら共同浴場に行くのが順当でしょうが、ついつい佇まいに引き込まれここになりました。

昭和3年に創業し平成9年に廃業した老舗旅館を平成13年より市が文化財として無料で開放するもの。松川沿いに、これも老舗旅館の「いな葉」(日帰り可)と並んでただならぬ雰囲気を醸し出しています。唐破風の重厚な玄関をくぐると広い帳場があります。入浴は有料。Pは少しはなれて10台ほどあります。めがねさんのレポあり。

浴場は狭く、タイミングによっては順番待ちとなります。受付のとても親切なお姉さまに声をかけておくと順番に案内してくれるので、その間に館内の見学ができます。
とくに二階の大広間や客室が圧巻で、書院造りの欄間や障子窓には、当代一流の職人たちによる精緻な意匠をみることができます。素封家の材木商が建てたらしく、変木とよばれる剽げた味わいの素材が各所に活かされているのが趣ふかいです。また、三階の望楼からは伊東の町並みが一望できます。

浴場は大小ふたつあり男女時間交替制。この時間は小が男湯でした。
おそらく以前は女湯として使われていたであろうこの小浴場は、かなり狭くて石枠タイル貼2.3人の扇形浴槽がひとつ。シャワー&カラン1、シャンプー、ドライヤーあり。正月15時で2人。人数調整しているのでイモ洗いにならないのがいいです。

踊るタコ (^^ の湯口から15〜20L/minの熱湯投入で、槽内排湯はなくザンザコのオーバーフロー。泉温は26.3℃と低いですが、お湯の鮮度感からおそらく加温かけ流しと思われます。
お湯は44℃ほどもあって、狭い浴室にもうもうと湯気が立ちこめています。なんぼなんでも加温しすぎでは?

無色透明無味無臭の清澄なお湯には弱いヌルすべがあり、何となく道後(カルキ投入前)を思い起こしました。とりたてて個性のあるお湯ではないですが、鮮度感があり、当たりがやわらかいので入っていて気持ちがいいです。

伊東のお湯はなかなか奥が深そう。次回はたっぷりと時間をかけて共同浴場をまわってみたいです。

<伊東温泉(松原温泉)>
アルカリ性単純温泉(Na-Cl・SO4・HCO3型) 26.3℃、pH=8.6、総成分=0.376mg/kg、Na^+=107.3mg/kg、Cl^-=85.9、SO_4^2-=62.7、HCO_3^-=70.2、CO_3^2-=6.1 <H13.7.30分析>
編集済


いろいろ  投稿者: うつぼ  投稿日: 9月 6日(火)23時53分4秒
>かなぶんさん
本沢温泉はONKEN21さんのレポによると、
 露天は、酸性-含硫黄-カルシウム・マグネウム-硫酸塩温泉〔硫化水素型〕(pH3.0)
 内湯は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(pH6.7)
で、泉質がちがいますね。

私も肌が弱く、温泉でやられることがあります。犯人はたいてい酸性か硫黄分で、両方兼ね備えた酸性硫化水素泉などではてきめんにかぶれてかゆくなります。ただしかゆくなるのは浴後数時間経ってからで、浴中になったことはありません。本沢の露天は酸性の硫黄泉なので肌の弱い人にはキツイ泉質だと思います。

>めがねさん
先日のオフの帰りの車のなかで、このところの箱根の大雨で、いまごろ秀明館はすごいことになっているのでは? とやませみさんと話しておりました。ここは、湧出量が増えるにつれ、成分濃度も濃くなるとか・・・。

>ONKEN21さん
オフ会、お疲れさまでした。古河温スタは残念でしたね。
> 春日部温泉湯楽の里、脱衣所入口に5段階評価の温泉協会の表示看板
おっと、これは見落としました、不覚。この日の壷風呂のコンディションはすばらしかったですね。

> 埼玉の排水規制
一定以上の成分濃度があると希釈処理を求められるようです。真湯槽や雑排水のある大型施設だとそれで希釈できそうですが、ここは小型施設で水使用量が少なく、しかも成分が濃いので余計にきびしいのかも・・・。

> 2.伊東温泉「東海館」
東海館、行かれましたか・・・。東伊豆の湯巡り、伊東温泉の資料が集まらず煮詰まってたのですが、前ふりをとばして、とりあえず先レポしときます (^^
編集済


湘南新宿ラインで行く伊豆の旅/Re:埼玉新湯めぐり  投稿者: ONKEN21  投稿日: 9月 6日(火)03時33分33秒
 オフ会翌日は湘南新宿ラインを使って伊豆まで青春18きっぷで日帰り。青春18きっぷでの
普通列車グリーン車自由席乗車が昨年冬より解禁となったので、初めてグリーン車@750円に
乗って豪勢な旅でした。また、熱川温泉の「」という食事処の鯵のたたき丼@1575円は
富士山状にてんこ盛に盛り付けされていて、ビックリ仰天。もちろん、おいしかったですよ。
 入った温泉は2ヵ所のみ。
1.熱川温泉「高磯の湯」
2.伊東温泉「東海館」
詳細は中房温泉のレポの後、忘れた頃になってレポします(^_^;)

>うつぼさん、やませみさん
 一郷一会の埼玉新湯めぐり、どうもお疲れ様でした。
羽生では暗くなるまで、ナゾの温泉へ引きずり廻しちゃってどうもすいませんでしたm(__)m
私なりに気付いたことを簡単に。

1.春日部温泉湯楽の里
 ここでビックリしたのは脱衣所入口に5段階評価の温泉協会の表示看板があったこと。
3段階なら見たことがありますが、5段階は初めてでした。温泉協会も3段階では厳しい消費者の
声に答えられないとようやく気付いたのでしょうか。改正温泉法の施行もあって、余計だと思います。
で、春日部湯楽の里の評価は5段階でもすべて最高評価だった記憶があります。スゴイですね。
ちなみにその看板によると、現在非加熱の源泉の湯における加温は12〜3月のみ実施するそうです。
 前回は夜訪れたので色がよくわからなかったですが、今回昼間に壷風呂の染まり具合を見て、
改めてビックリしました。

2.古河温泉スタンド(見学)
 現在、故障中のため、温泉スタンドの機械は止まっていました。
あと温泉スタンドの休止日に新たに土日も追加されたようです。前は土日も汲めたのですが…。
復旧したとしても平日限定となります。ちなみにうつぼさん私のレポあり。
 古河市老人福祉センターでも入浴できるので、関心のある方は入ってみて下さいね。

3.童謡のふる里おおとね温泉「100の湯」
 加温しぼり投入についてですが、シバクさんのレポにある通り、排水規制が原因のようです。
温泉排水希釈用の井戸を新たに掘るなど、対応にものすごく苦労されているそうです。
そう言えば、休憩所の窓からタンクが2つ見えましたが、もう一つは井戸水タンクで、
例の垂れ流しは井戸水だったのでしょうか?
本当は非加熱で大量投入されるとすばらしいのですが、排水を少なくするためには、投入も絞り、
加熱もせざるを得ないのが実態でしょう。既存施設については既得権で厳しくはないのですが、
規制強化後の新規施設として厳格に適用されているのかも知れません。あと、お役所系の福祉施設
ですから、余計ですよね。あまりお役所による過度な杓子定規な規制はいかがとは思いますが…。
利用状況によると塩素注入にも関わらず、塩素臭なしは良かったです。
毎週火曜に加え、10月3(月)4(火)5(水)日は臨時休業なので注意。

うつぼさんに補足して分析書も掲示しておきます。

 温泉分析書 第3126号

1.分析申請者
住所:埼玉県北埼玉郡大利根町大字北下新井1679番の1
氏名:大利根町長 ●●●●
2.源泉名及び湧出地
源泉名:童謡のふる里おおとね温泉
湧出地:埼玉県北埼玉郡大利根町大字琴寄字荒川905番の1
3.湧出地における調査及び試験成績
(ロ)調査及び試験年月日:平成16年11月16日
(ハ)泉温:46.1℃(調査時における気温14℃)
(ニ)湧出量:280L/分(掘さく・動力揚湯)
(ホ)知覚的試験:無色澄明塩味殆ど無臭、ガス発泡有り
(ヘ)pH=7.7(ガラス電極法)
4.試験室における試験成績
(ロ)分析終了年月日:平成16年12月16日
(ハ)知覚的試験:僅微黄色澄明塩味殆ど無臭
(ニ)密度:1.0051g/cm3(20℃/4℃)
(ホ)pH=7.57
(ヘ)蒸発残留物:10.15g/kg(110℃)
5.試料1kg中に含まれる成分
Na=3435 K=54.7 アンモニウム=11.3 Mg=25.1 Ca=230.2 Al=0.2 鉄2=1.4 陽計=3758
F=0.03 Cl=5548 Br=24.7 I=6.6 炭酸水素=242.2 炭酸=0.3 陰計=5822
メタケイ酸=103.3 メタホウ酸=84.0 非解離計=187.3 溶存物質計=9.768g/mg
遊離CO2=33.0 成分総計=9.801g/kg
その他微量成分:Hg<0.0005 銅・鉛<0.05
6.泉質:ナトリウム-塩化物温泉(等張性・弱アルカリ性・高温泉)
平成16年12月16日
財団法人 中央温泉研究所
※泉質別適応症:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

※成分に影響を与える項目の掲示事項
1.温泉の加水について:行っていません。
2.温泉の加温について:行っています。(加温の理由:入浴適温にするため。)
3.循環装置等について 循環装置等の使用:なし
4.入浴剤、消毒について
入浴剤の使用:なし
消毒処理:行っています。
消毒処理を行う理由:衛生管理のため。
消毒の方法:塩素系消毒剤を注入しています。


4.行田湯本天然温泉「茂美の湯」
 過去3回とも夜訪れたので、今回初めて昼間に訪れたのですが、こっちは昼間見ると薄いかな
という気がしました。でも、他の参加者で茂美の湯を常連としている方に聞いたら、いつも通りか、
今日は濃かったという声まで聞かれました。
 バカデカイ露天風呂が今秋オープンするそうですが、湯使い等がかなり心配ですね。
多分、南羽生の湯ったり苑が11〜12月に首都圏最大級の大露天風呂をオープンさせることに競争・
対抗せざるを得ないのかも知れませんが…

5.江間忠神戸温泉「南羽生湯ったり苑」(工事進捗状況)
 その「湯ったり苑」の工事現場を外から視察しますと、骨組みはでき上がっており、一部外観
も出来上がっていました。ここは湯楽の里や清河寺温泉と同じ設計会社で施設的には没個性かな
という感じはします。
 シバクさんのレポによりますと、プチプチと発泡のある薄茶色のお湯が素晴らしかったとのこと
なので、お湯で勝負していけばすばらしい施設になるのではと思いますね。
工期は〜11月25日なので、オープンは11月末〜12月中でしょうか。
温泉であそぼう06年」(昭文社)という雑誌のニューオープン情報によると
入浴料は平日700円、休日850円となるようです。
オープンしたら、華のゆとの速攻比較レポと行きましょうか?
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yuttarien.com%2F

6.羽生温泉「長寿の湯」(見学)
 桶川市の「ゆ〜ワールド桶川」という健康ランドにローリー運搬されている個人宅の羽生温泉の
湯元を見てきました。
 某事件の現場となったせいか、廃屋になっている模様。ただし、ゆ〜ワールドで使うためのホース
が伸びていて、お湯は近くの沢に垂れ流しとなっていました。ローリーでもよろしければ、
ゆ〜ワールド桶川の露天風呂で体験してみると良いでしょう。ちなみに私のレポ(昨年12/8)・分析表あります。
 ここは東北道羽生インターそば。場所的には好立地なのに、権利関係が複雑過ぎて、一般向け
入浴施設ができないのは本当もったいないな〜と思います。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yu-world.co.jp%2F

7.羽生温泉「華のゆ」
 やはり注入湯のガス発泡は天然ガスでしたか?やはりメタン系でしょうか?
 ただ、注入湯なので循環と勘違いされる方も多いかと思いますが、天然ガスが出ると言うことは、
湯楽の里伊勢崎店、春日部店同様タンクを経由しない送湯方法が取られていると思われますので、
きわめて鮮度のいいお湯が注入されていることになります。そういう点はアピールしてはいいのでは
と思いますね。
 ところが天然温泉開湯直後は温泉法改正に伴う利用状況の掲示がありましたが、今回はなかったです。
どこか違う場所で見かけた方はいらっしゃいませんか?
編集済


姥子温泉「秀明館」全開?  投稿者: めがね  投稿日: 9月 6日(火)03時15分59秒
最近、どうも「秀明館」のあの得体の知れない(?)爽快感についつい何度も足を運んでしまうめがねであります。今回も1800円という料金にも関わらず(^^;)3度目の突入を敢行してきました。
湧出状況ですが、先の台風で箱根全体で恐らく総計800mm近くが降っているものと勝手に想像、現に箱根のいくつかの供給設備が破損し、数件の宿が温泉を使用できない状況になっているとか。そんな中、ここだけは投入絶好調!岩盤中腹いたる所からザコザコ滝状投入。もはや「白糸の滝」を超え、「プチナイアガラの滝」状態。オーバーフローの量も半端ではなく、大洪水状態。
お湯の感じは入浴時の肌触りは当初の印象とそれ程変わらりませんが、浴後の爽快感は現在の方がアップしている感じ。例の顔付けもやってみましたが、目だけではなく、脳天を突き破るようなシャッキリ感があります。お湯全体としてみればやや湯温は高いながらも「全身清涼剤」のような感じはいったい何事?臭いもほぼ無臭に近いかなという感じですが、時折、硫化水素臭(この辺りは外でもたまに臭ってくるのでその臭いかも?)が僅かに感じられました。
ともかく、1800円は確かに高いですが、温泉好きにはここはそれだけ払うだけの価値はある温泉だと思います。

>めろすさん
街場の「ラドンセンター」なんかで使われている「ラジウム石」は人工のものがほとんどで天然ではないようです。「増富」の温泉街で使われているラジウム源泉は「世界有数の含有量」誇る(らしい)天然物です。
公営の「増富の湯」で使われている源泉は温泉街の源泉とは別源泉でラジウム含有量も少ないですが、その他のイオン含有量の成分総計は古来からの源泉に引けを取らないと思いますし、低温〜中温〜高温まで、一通り揃った施設ですのでネタとして出してみました。

みしゅらんレポにある「駒の湯山荘、休憩舎」補足。
ここは行かれた事のあある方ならご存知かと思いますが、あの小さな浴室に土管湯口からガンガンの垂直噴水投入(黄金より迫力あるかも)ザコザコの洪水状態オーバーフロー状態、いったいどの位の量があるのか、宿の主人に聞いたところ1800L/minもあるそうです。これとは別に宿泊専用の露天があるらしく、こちらは別源泉で約200L/min,これだけの施設で全体2000L/minは脅威的な量と思うのですが、どうでしょう?


まちがえました。  投稿者: かなぶん  投稿日: 9月 5日(月)22時58分37秒
ごめんなさい。八ヶ岳のふもとの本沢温泉です。間違えました。


教えてください。  投稿者: かなぶん  投稿日: 9月 5日(月)22時47分40秒
先週、駒ケ岳ふもとの本沢温泉に車を置いてからてくてく往復4時間かけて行って来ました。青い空と適温の露天風呂に、本当に行った甲斐があったと大満足でした。お湯は内湯のほうがすばらしく感じたのですが、不思議なのは露天風呂。30分程度入っていたら、体中が痒くなってきたのです。温泉でのかゆみは初めての経験でした。内湯ではかゆみはありませんでした。 温泉の泉質によるかゆみってあるんでしょうか。 あまりに痒かったので、不思議に思って書き込みしてみました。なにかご存知の方おられたら、よろしくお願いします。


埼玉新湯めぐり  投稿者: やませみ  投稿日: 9月 5日(月)12時38分33秒
9/3は一郷一会メンバーにくっついて埼玉のミニ新湯めぐりでした。
うつぼさん ONKEN21さん、ご案内ありがとうございました
100%お委せお気楽モードだったので、ミニコメントでごかんべん。

湯楽の里春日部
 緑褐色の濁り湯は土類系かと思いきや、純食塩泉でわりと穏やかな浴感。
 東京近辺のようなエゲツナイ臭気もなく、微金気に泡付きもあって良い湯でした。
 館内の様子が全然記憶に残ってないのはなぜだろう?

とねの湯
 絹をなでるようなスルスルした肌触りがたいへんGOODです。
 ちょいボロの素朴な雰囲気も小生好み。
 加温絞り投入という珍妙な湯使いさえ改めれば、すごい名湯になるかも。
 堅実に改良していってほしい温泉です。

茂美の湯
 念入りにB級が入っていて色々と笑える温泉。
 古墳の投入皿(?)に藻がいっぱい溜まって、湯が少々カビ臭いのがX
 垂れ流しの湯は金気重曹臭ぷんぷんのナマグサ系で良かったのに残念〜
 増設の大露天にお湯をとられるまえに、
 こっそり道路脇のザコザコ湯滝ディスプレーを浴びてみたいのだ(^.^)

羽生華のゆ
 とっても清潔で設備充実した施設ですな。混むのはやむなしです。
 お湯は微アブラモール臭の弱つる(2)で、やや平凡ですが近ければ通いたい湯。
 ガス発泡はあんのじょう天然ガスでしたね。


Re;「老人憩いの家塩の湯荘」  投稿者: やませみ  投稿日: 9月 5日(月)12時36分38秒
> 流れ星さん
探索ごくろうさまでした。「塩の湯荘」はもう廃棄になっていたのですな。
源泉も埋めてしまったのでしょうね・・・
那須小川GCに温泉ありとは初耳ですが、説得力ある話です。

那須町の南部に不明温泉がいくつかあるので、何ぞ情報ありましたらおねがいします。
栃木はお仲間が少ないので、どうも流れ星さんに頼ってしまいます。

 千振温泉(分譲地給湯・体験入浴棟) 豊原丙字庄三郎3432
 黒川温泉(分譲地給湯?) 豊原乙字那須道下627-1
 トーカン温泉(分譲地給湯) 豊原乙字沼尻1
 自然村温泉(分譲地給湯) 富岡字下石住995
 那須グリーン温泉(グリーンホテル) 寄居字太田393-1
 伊王野温泉(用途不明) 伊王野591
 芭蕉温泉(分譲地給湯) 沼野井字新田629


いろいろと  投稿者: 一遊  投稿日: 9月 5日(月)00時19分24秒
>甘い系統のモール?臭+アンモニア臭+ボンド?臭で水海道の「きぬの湯」に似たクセのあるものですが、「きぬの湯」よりは弱いです。

 「きぬの湯」は、水風呂からの微カルキ検出、温泉にも入れているという店員情報に足
が遠のいています。水風呂は嗅ぎ分けられますが、温泉は無理でしょう。あの強い匂いに
隠れてしまいますし、そもそも微量で浴感に影響あるほどとは思えまん。にもかかわら
ず、足が遠のいてしまうのは、やはり「無混入掛け流し」にこだわりがあるからでしょう
ね。

>小川温泉森林の湯、休業中ですか。とてもいいお湯だったので残念。

 あの濃度からすると枯渇していて、復活は望めないでしょうね。残念です。


童謡のふる里おおとね温泉 「100(とね)の湯」  投稿者: うつぼ  投稿日: 9月 4日(日)23時15分30秒
以前からONKEN21さんの事前情報があった新施設にいってきました。

<童謡のふる里おおとね温泉「100(とね)の湯」>(埼玉県大利根町、10:00〜18:00(土日祝〜20:00)、火休、500円(町外・13〜69歳)、0480-72-5069)
埼玉県の北東部にあるのどかな農村地帯、大利根町に温泉が湧出、従来からあった総合福祉会館に8/21から温泉を導入したものです。

場所は町役場の南東にある運動公園の隣、立て看板が何ヶ所か出ているので迷うことはないかと。(町のHPに地図あり)
いかにも公共施設的な建物で雰囲気はありません。施設の奥に男女別のこぢんまりとした浴室。佇まいからみて、従来からあった浴場をそのまま使用しているように思われます。
浴室はみかげ石枠タイル貼4.5人の小さめの浴槽がひとつときわめてシンプル。カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で2〜3人と予想以上に空いていました。

みかげ石の湯口からかなりの熱湯を少量投入で、槽内注排湯はなく、端の切り欠きから流し出すかけ流し。脱衣所の掲示には「非加水・加温・非循環・入浴剤使用なし・塩素系消毒処理あり」とあります。

ややぬるめのお湯は、緑茶色でうすく懸濁し、わずかに茶色の浮遊物。明瞭な塩味+弱重曹味+僅微苦味。甘い系統のモール?臭+アンモニア臭+ボンド?臭で水海道の「きぬの湯」に似たクセのあるものですが、「きぬの湯」よりは弱いです。食塩泉らしいしっかりとした浴感と弱いながら重曹泉系のツルすべがあるなかなかいいお湯です。

46.1℃、280L/minのスペックで小さい浴槽なのにわざわざ加熱して少量投入にしているのは疑問。実際、かけ流しの鮮度感はあまり感じられませんでした。

名前からセンター系のイメージがありますが、実態は福祉施設付属のこぢんまりとした浴場なので、ファミリー客にはおすすめできません。
大広間は広く時間制限もないので、温泉好きがくり返し入ってのんびり過ごすにはいい施設かもしれません。
なお、「100(とね)の湯」の由来は「大利根町が進める『めざせ健康寿命100歳』の『100歳』という数字を10と0に分け、『10』を『と』、『0』を『0=無し=ねぇ=寝たきり無し』の意味とし、『とね』と読みます。」(パンフより)とのこと。う〜ん、苦しい・・・(笑)

Na-塩化物温泉 46.1℃、pH=7.7、280L/min掘削揚湯、成分総計=9.801mg/kg、Na^+=3435mg/kg (90.51mval%)、NH4^+=11.3、Ca^2+=230.2、Fe^2+=1.4、Cl^-=5548 (97.28)、Br^-=24.7、I^-=6.5、HCO_3^-=242.2、陽イオン計=3758 (165.1mval)、陰イオン計=5822 (160.9mval)、メタけい酸=103.3、メタほう酸=84.0 <H16.12.16分析>

>流れ星さん
小川温泉森林の湯、休業中ですか。とてもいいお湯だったので残念。

一郷一会関東100名湯プロジェクトは、60湯までいきました。

関東周辺の新設日帰り温泉レポプログは、とりあえず既レポ分57湯すべてUPしました。今後は新湯レポ次第、追加していきます。
編集済


湯めぐり日記  投稿者: 月光  投稿日: 9月 4日(日)13時25分23秒
こんにちわ。流れ星さんのHPは、以前から拝見させていただいてました。栃木中心なので、私も行けそうな所を見てます。問題の小川温泉塩の湯を探しに行ったなんてなんか、悪い気がしました。「やすらぎの湯」の露天風呂は本当にどこのお湯を運んでいるのかなぞです。お風呂に書いてあるのが「南平台温泉」で、パンフでは「小川塩の湯」ですから、不振感を持ちます。タンクローリーではこんで沸かすのですからコストはかかると思うのに、平日500円と、他と比べて、安いのもなぞです。こういうよくわからない表示のお風呂って、全国沢山あるのでは。。。と思ってしまいます。消費者側はきちんとしてほしいと願いますね。風邪をこじらせ微熱があるので、治ったら、栃木のどこかの温泉行きたいと思ってます。


「老人憩いの家塩の湯荘」  投稿者: 流れ星  投稿日: 9月 4日(日)01時10分32秒
>やませみさん、月光さん。

遅くなりましたが、栃木県小川町の「老人憩いの家塩の湯荘」を確認してきました。
その場所はバス停があり、「塩の湯荘前」となっていて、街路灯の看板も「塩の湯荘」と書いてありますが、現状ではゲートボール場しかありません。
隣の自動車修理工場に尋ねましたら、まほろばの湯が出来た頃、取り壊したとのことでした。鉱泉ですが、しおっぱい味の湯だったそうです。
その自動車屋さんは、那須小川ゴルフクラブで温泉が出てるからそれじゃないかと言っていましたが、その事実は確認できません。もしそうなら、那須小川ゴルフクラブと南平台は同じグループですから、小山やすらぎの湯にローリー運搬されていてもおかしくないのですが。

なお、この後小川温泉森林の湯へ現状確認に行きましたが、
「温泉の湯出量不足のため、当分の間休業致します」
という<お知らせ>が貼ってあるだけでした。
是非再開して欲しいものですがどうなりますか。

file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/09/bbs?M=JU&JUR=http://spa-tochigi.cocolog-nifty.com/onsen/2005/09/post_9cf7.html


羅臼のチャーガ風呂  投稿者: ひなひな  投稿日: 9月 3日(土)00時33分38秒
とっても久しぶりに旅の報告をさせて頂きますm(__)m
先日北海道・道東旅行に行って来たのですが、その際宿泊した宿のお風呂がちょっと面白かったので書き込みさせて下さい。
知床と言えば野趣溢れる露天風呂が点在しているようなのですが、まだまだ勇気の無い私としては、そちらにはチャレンジ出来ず宿の温泉を楽しむ止まりです(T_T)
今回一泊した羅臼の宿まるみという民宿は小さいながらも大浴場とささやかながら天然温泉の露天がありました。ただ、この露天の天然温泉は「温泉です」と掛かれているだけで分析表なども見当たらず、??でした。少なくとも脱衣室には張られていなかった...。何処か気づかない所にあったのか???宿のパンフによれば「天然温泉の露天風呂(加湿・ろ過)」とあります。←加温の間違いかと・・・
ベランダのようなスペースに石と木の組み合わせで作られた小さなお風呂で大人3人でやっと位の大きさ。少しぬめりがあったようにも思いますが、多分無色透明。夜に入ったので暗くてわかりません。本当は朝、もう一度確認したかったのですが、どう考えてもこの女用露天風呂は宿の食堂部分のテラスから丸見えと思われ、気付いてからはとてももう一度入る事が出来ませんでした。脱衣室も何となく廊下側から覗けそうで、かなり疑惑のある作りのような・・・!?等と書いてはいけないかも知れないのですが、脱衣室で一緒になった女性も同意見でした。。。
まあ、それは取り合えず置いておきますが、面白いというのは内風呂です。温泉ではありません。こちらはもう少し大きめで露天の三倍位あったかな?つくりは平凡なのですが、お湯の注ぎ口が鯨の尻尾の形をしていて可愛らしく、その下にカバノアナタケという大きな茸が布袋に入って吊るされています。この抽出液を成分とするのがチャーガ風呂との事。これといって匂いは感じませんでしたが、お湯の色は濃い茶色。特にぬめりも感じませんでしたが、肌触りはとても滑らかで軟らかいと感じました。私としてはとても気持ちがよかった。熱過ぎず、ぬるすぎず、リラックスできました。(露天はぬるかった)以下宿でもらったカバノアナタケの効能書。但し、これはチャーガ茶の効果で、この茸はお茶としても飲めるようです。
[免疫力の強化作用、活性酸素除去作用、ガンの予防と改善(特に消化器系のガン)、エイズなどの抗ウィルス作用、糖尿病の予防、アレルギー性疾患の予防と改善、慢性肝炎・慢性胃炎の改善、心臓病・心筋梗塞・脳血栓の予防、血圧の正常化作用、滋養強壮と不老長寿、喘息と痔の予防、消化促進作用他
また、カバノアナタケは実験の結果から副作用が全く有りません。そして、効果については、北海道立食品加工研究センター、大阪府立公衆衛生研究所、国立予防衛生研究所、等など(省略致します)が報告しています。]との事。何だか、通販の健康食品の宣伝みたいになってしまいましたが・・・
この効能書きは宿のフロントや各部屋にも置かれていて、茸の現物もフロント傍のガラスケースにごろごろしていましたが、特に勧められるでもなく、欲しければお売りしますといった風でした。
この宿、民宿ですが改築した様で全体的に新しくて綺麗。宿の人たちも親切で、何より、基本料金(9240円だったと思います)で一人に毛蟹一匹、タラバの足2本ほど、その他食べ放題のイクラやイカの沖付け、明太子、カニの内子、海の珍味もの色々があり。(季節によって内容は違うかも)風呂の作りに疑問があったり、部屋の壁が薄くて隣・上下の音が筒抜け等難は有りますが、結構御値打ちの宿かもと思っています。羅臼方面に行かれる際には、ご検討ください。お風呂の立ち寄りも可との事でした。相談すれば、昼食も取れるようですよ。
チャーガ風呂。聞くのも入るのも初めてでしたが、どんな効果が有るのか、実の所、買って試してみたかったです。でも、値段が書いていなかったので、すごく高いのかも・・・
なんだか、一部宿の宣伝みたいになってしまいましたが、別に関係者では有りません(ーー;)
ちなみに2泊目はサロマ湖鶴雅リゾート。こじんまりしているものの綺麗でインテリアがおしゃれな宿でしたが、温泉は塩素臭がして、がっかりでした。露天の岩風呂などなかなかいい雰囲気だったのですが。。。露天は今まで経験の無い深さで、立っていても胸近くまでお湯があったような。水圧で移動がちょっと大変でしたが、この深さについては新鮮な気分でした。
なんだか、温泉レポートとしてはしっくり来ない内容になってしまいましたね。北海道はやはり登別や川湯あたりにいった時にご報告すべきだったかも・・・ですねm(__)m


美ヶ原温泉「ふれあい山辺館」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 9月 2日(金)04時46分55秒
 お待たせしました。愛知万博に行った際に入った温泉をレポートします。
第1回目は長野県松本市にある美ヶ原温泉「ふれあい山辺館」です。
みしゅらんめがねさんレポあり。

 埼玉県K市の仮住をお昼過ぎに出発後、ずっと下道でR254を進み内山峠を超え、長野県へ。
佐久市からR142で和田村へ。扉峠を越え、松本市に入ります。扉温泉へ直接下りる林道はがけ
崩れで通行止となっており、アザレアライン@舗装路(旧よもこぎば林道@無料開放)を走ります。
無塩素掛け流しの扉温泉「檜の湯」をめざしますが、夜6時で受付終了。夏期間の延長営業は
終えていたようです。後で某○郷○会の掲示板ではここが話題となっており、惜しいことしたなあ(^^ゞ

 次は松本市郊外へ下り、夜22時(受付21:30)まで営業している白糸の湯へ。扉温泉から下る時、
松本市街の夜景がきれいだったなあ。温泉街へ突入。豪華系の超巨大ホテルや高級旅館が数軒
ありますが、温泉街筋にはしっとりした街並みも続いています。美ヶ原温泉の歴史は1300年と古く、
奈良時代に天武天皇が“束間(つかま=筑摩)の温湯”として地形図を献上させたことに始まる
そうです。こんな古い歴史ある古湯に現代的な美ヶ原温泉という名は似つかわしくない感じはするかな。
美ヶ原温泉は観光温泉としてイメチェンしたような軽い感じがして、古い歴史を大切にするなら、
“束間(筑摩)温泉”という名称にでも戻した方がいいのではないでしょうか?
ちょっと読みにくいですが…

 美ヶ原温泉は御母家・湯の原・藤井と3地区有って、各地区に源泉があります。ふれあい山辺館
は中央部の湯の原地区の4つ角(直進は温泉街)を左折、すぐ左折して駐車場に入ると、左手に
2年前オープンの真新しい「ふれあい山辺館白糸の湯」、右手奥にクアハウスの「ウェルネスうつくし」
(美ヶ原温泉センター)があります。ウェルネスが観光向け、山辺館が地元向けと位置づけられ
るのでしょうか。掛け流しとの情報があったので、ふれあい山辺館の白糸の湯へ行きます。
靴をロッカーに入れ、中へ入り、受付横の券売機で入浴券300円を買います。銭湯料金ですね。
障害者割引なし。入浴券を受付に渡し、脱衣場へ入ります。脱衣所は鍵式ロッカーとなっています。
中は混雑していて、大変狭く、かなり窮屈です。

 ますは内湯へ。かなり強烈な塩素臭があり、ガッカリ。投入口はコップもあり、飲める源泉。
床は投入した分だけザーザーとオーバーフローしています。浴槽内は二つに区切られ、入口側は
浴槽壁面に強烈吸込3ヶ所、窓側は強烈吹出3ヶ所で両浴槽の湯は行き来しています。新湯投入
浴槽内循環の半掛け半循ですね。どちらかと言えば、吹出側の塩素臭が強烈で、浴槽内を循環
させたお湯の吹出湯に大量の塩素を投入しているようです。1300年の歴史ある古湯だけにかなり
ヒドイなー。道後や有馬同様、長い歴史あるお湯への冒涜ですよ。

 次は露天風呂へ。周りは壁に囲まれ展望はなし。やはりコップの置いてある投入口があり、
その分だけザーザーとオーバーフローしています。吸込・吹出も各1ヵ所確認。やはり新湯投入
浴槽内循環の半掛け半循。しかし、循環湯については塩素臭はなく、紫外線殺菌を行っているようです。
硫黄の残留臭も感知しました。掛け流し量も多いけど、循環の度も強い、こう言った温泉はいいん
だか、悪いんだか、ちょっと判断が難しいですね。塩素を入れてないので、主に露天でゆっくり
しました。温度的には丁度良く、包み込まれるような穏やかな浴感。肌もツルツルします。
出た後は体がホカホカします。

 カラン・シャワーや飲用蛇口も温泉とのこと。無色透明で無臭、飲むとまろやかな味がします。
最初、張り紙を見落とし、カランやシャワーが温泉でないと勘違い、源泉蛇口で掛け湯したりしました。
そしたら、地元の方が「ここにカランがあるよ」と指差していました。なるほど、カランも温泉
だったのですね。源泉でよくかけ湯して出ました。ちなみに、源泉蛇口はペットボトル持参で
汲まれる光景を頻繁に目にしました。飲んでも効能が高いお湯みたいですね。内湯の塩素臭の強さ
は残念でしたが、源泉カランシャワーや源泉蛇口が存在すること、投入部分の湯が飲めること、
大量にオーバーフローしていること、露天は塩素臭がしないことは評価してよいと思います。
共同浴場として石鹸やシャンプーはないので、持参するか、受付で買うかして下さい。

 以前、温泉街にあったらしい「白糸浴場」は入ったことがありませんが、閉鎖前に一度入って
みたかったなあ。

 温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析) (中No.15-42号)
1.申請者
住所:長野県松本市大字里山辺129番地
氏名:湯の原温泉事業協同組合 理事長 ●● ●
2.源泉名及び湧出地
源泉名:混合泉(第2,3,4,5源泉の混合泉)
湧出地:松本市大字里山辺129番地[貯湯槽](施設住所:里山辺湯ノ原85-1)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成15年5月29日
(3)泉温:42.2℃(調査時における気温27℃)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、微苦味を有す。
(6)pH=8.6
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成15年6月11日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0004(20℃において) 0.9986(20℃/4℃)
(5)pH=8.83
(6)蒸発残留物:413mg/kg(乾燥温度110℃)
5.本水1kg中に含まれる成分
Li=0.03 Na=89.2 K=1.2 Mg=0.02 Ca=32.4 Sr=0.2 陽計=123.1
F=1.3 Cl=25.4 硝酸=0.3 硫酸=210.0 炭酸水素=23.8 炭酸=1.8 陰計=262.6
メタケイ酸=32.2 メタホウ酸=0.9 非解離計=33.1 溶存物質・成分総計=418.8
その他微量成分:Hg・Pb・Cd・Cr=不検出 As=0.005
6.泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
平成15年6月12日
社団法人 長野県薬剤師会 会長

※改正温泉法による温泉の利用状況(長野県の統一フォームによる表)
長野県温泉協会会員は、安全で安心して利用できる温泉を提供します。
長野県温泉協会天然温泉標示マークを掲示している
施設は、「天然温泉」を使用していることを保証します。
お宿・施設名・浴場名 有限会社白糸の湯
泉質名 アルカリ単純温泉です。
ここの施設の温泉は次のように扱ってます
その1 源泉の引湯(供給)方法:源泉からパイプ引湯
その2 給湯方式:循環ろ過装置利用
         (その理由)浴槽内の衛生管理のため、湯出口は源泉かけ流し
その3 加水の有無:加水はしていません
その4 加温の有無:冬季・早朝の気温の低い時間
          浴槽内のみ加温します、源泉は加温しません。
その5 入浴剤・殺菌剤の有無:衛生管理のため、
      (添加物質の名称)次亜塩素酸ナトリウム、紫外線殺菌
長野県温泉協会
旅館・ホテル等の入浴施設及び公衆浴場調査@松本市No.80=加温(10月〜4月)

※飲用上の注意事項
温泉飲用の1回の量は一般に100mlないし、200ml程度とし、その1日の量は
おおむね200mlないし、1000mlまでとすること。
飲用については次の諸点について注意すること。
(1)一般には食前30分ないし1時間がよい。
(2)夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けることが望ましい。

(張り紙1@原文、原色、傍線とも現地と同じ)
[白糸の湯は全てが本物の温泉]
「白糸の湯」の温泉は「湯の原源泉」から毎分110L
1時間6.6kl、1日158.4kl
に及ぶ大量天然温泉の供給
を受け、内風呂・露天風呂の湯出口、飲泉蛇口とも源泉を
直接、「かけ流し」しております。(浴槽内は衛生上、濾過・
滅菌しています)シャワー・カランも「貯湯槽」に貯めた
天然温泉をご利用いただいております。毎日営業終了後、
内風呂・露天風呂とも浴槽を空にして、念入りな清掃を実
施しております。厳密な管理のもと全て本物の天然温泉
給湯しております。「白糸の湯」の効能が類い稀と評判な
のは優れた泉質と全てが本物の天然温泉で
癒し・薬湯・美肌効果の「白糸の湯」を存分にお楽しみい
ただき、健康増進にお役立て下さい。

(張り紙2)
「白糸の湯」
内湯・露天・シャワー・カラン
とも「湯の原源泉」を源泉の
まま給湯しております。
泉質は「アルカリ性単純泉」
で、様々な効能があります。
中でも「美肌効果」があり、
「飲泉・お持ち帰り」ができます。

file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/09/bbs?M=JU&JUR=http://www.mcci.or.jp/www/utsukushi/

↓愛知万博・中房温泉各レポ及びアルバム「愛知万博から中房温泉へ」完成!

file:///C:/My%20Documents/web_data/bbs_data/bbs2005/09/bbs?M=JU&JUR=http://www.travelog.jp/~ONKEN21/

編集済


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