クチコミ 情報
2005年6月21日〜6月30日

温泉界の金田一春彦  投稿者: みみ  投稿日: 6月30日(木)23時14分19秒
こんばんは。
やませみさんの博学さにはいつも敬服しておりまする。
まるで温泉界の金田一春彦ですな。
そのうちみしゅらん別建てで子供電話相談室ならぬ
「やませみの電子温泉相談室」なんかできたりして。
シワシワの件、ちなみに私は82へえくらいでした。


Re:しわしわ  投稿者: 温泉初心者  投稿日: 6月30日(木)18時50分29秒
やませみさん、講義ありがとうございました。

へえー、逆なんですね!!
ひからびたしわしわ婆さんを連想したものですから・・・
ドザエモンはパンパンにふくれているというし・・・

目からウロコでした。ありがとうございました。


しわしわ  投稿者: やませみ  投稿日: 6月30日(木)16時02分35秒
>温泉初心者さん こんにちは
> 低張泉で長湯すると浸透圧の関係でユビがシワシワになるんですよね。
> でも、シワシワってユビの水分が抜けるからできるんじゃないんでしょうか?

じつは逆なんです (^.^)
皮膚に水分が浸透したとき、表皮だけがビローンっと伸びてたるむのがシワシワです。
水にひたした豆の皮がシワシワするのと同じです。

これは、表皮の水分が環境により簡単に出入りできることからおこります。
皮膚下層の真皮のほうは毛細血管のはたらきで常に水分量を一定に保つので、
水分の出入りがあってもほとんど膨張や収縮はしませんが、
表皮には血管が通じていないので浸透したぶんがまんま伸びていきます。

高張泉のときも水分の浸透はありますが、塩分が皮膚のタンパク質を硬化させて
表皮が伸びなくなるので、シワシワはできにくくなります。
塩水でゆで卵を作ると薄皮が破れにくく上手にできますが、同じ理屈です。

こんな講釈でいかがでしょう?


銭湯とは?  投稿者: やませみ  投稿日: 6月30日(木)15時57分9秒
法令上の公衆浴場は「普通公衆浴場」と「その他公衆浴場」に分けられています

「普通公衆浴場」=銭湯で、施設の間隔や利用料金が各自治体の条例できめられています。
これは、狭いエリアに多数が乱立して共倒れしたり、安値競争で衛生レベルが低下するのを防ぐためです。
かってに料金を上げることはできませんが、そのかわり水道料金や税額の優遇がされています。

「その他公衆浴場」は、福祉センター、日帰り湯(休憩所や食堂のある)、健康ランドやサウナで、
配置や利用料金の規制はなく(届け出)、衛生や設備の条件も銭湯よりはずっとゆるいです。
スーパー銭湯もこっちに入りますが、利用形態が銭湯とダブる部分が多いので問題があり、
銭湯組合との協定で設置場所や料金を規制しているところもあります。

さて、普通公衆浴場(銭湯)は、
衛生管理や設備についての条件も細かくきめられていて、その結果いわゆる「銭湯スタイル」ができています。
外観や番台の有無はともかく、多少の地域差はあっても基本的には
  ・かならず毎日換水と清掃
  ・温泉の場合はほかに清水の浴槽ないし上がり湯を用意
  ・洗い場の面積を大きくとり、カラン・シャワーを多数備えること
  ・脱衣所と浴室は分離すること
  ・窓は高い位置に設けること(覗かれないため)
  ・トイレを設置すること
  ・混浴は不可(子供は除く)

さて問題の熱海山田湯は、もともと山田さんの共同湯を公衆利用に開放している浴場ですから、
銭湯スタイルとは形式がかなり異なることがわかると思います。
利用者の感覚としてはまったくの銭湯ですけどね・・・(^.^;

まあ、銭湯はもともと都市部で発達した浴場形式なので、温泉地では共同湯や外湯と区別する意味は薄いですな。

>  1.真湯の銭湯はあるが、真湯の共同湯はあまりきいたことがない(笑)
小生の育った鉱山町にはでっかい真湯の共同湯が何軒かありました。
形式は銭湯スタイルですが鉱山職員と家族が無料で利用します。
企業城下町とかいわれるエリアにはまだ少し残ってるかもしれません。
最近増えたマンション共用スペース大浴場なんか、真湯のジモセン共同湯といえるかもね?


Re:Re:Re:熱海温泉 「山田湯」など  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月30日(木)12時10分31秒
>山田湯ファンさま
> ぜんぜん違うでしょ。中途半端なレポしないでください。

具体的なご指摘がないのでよくわかりませんが、唐破風や千鳥破風に懸魚を吊り下げた、いわゆる宮造りの建物じゃないからってことですか??。
でも、地方にいくと山田湯のような民家(町屋)風の銭湯って、けっこうあると思いますが・・・。


熱海温泉 「山田湯」などなど  投稿者: クマオ  投稿日: 6月30日(木)08時02分27秒
>山田湯ファンさま

切り口上の批判はいただけません。自分はどう思うかということを説明しなければ他の読者も納得しないと思います。熱海温泉山田湯には小生は未湯ですので銭湯然としているかは分かりませんが、うつぼさんのレポを読むと小生は良いお湯と感じます。

>やませみさん
>銭湯と共同湯はなにが違うのでしょう? 宿題にしておこうかね〜
小生も深く考えたことないですが、銭湯は公衆浴場法の対象で価格統制令で料金が規制になるかどうかかな。誰でも入れる入浴施設で商売をやる場合は知事の許可が必要で、さらに料金が決められているのが銭湯ということかと思います。(正解?)でもスーパー銭湯というのもあるしな〜?。

PS:パソコンが不調で先週は本編の更新ができませんでした。やっと復活。


Re:Re:熱海温泉 「山田湯」など  投稿者: 山田湯ファン  投稿日: 6月30日(木)01時29分11秒
>あまりに”銭湯”然とした佇まいなので

ぜんぜん違うでしょ。中途半端なレポしないでください。


Re:Re:熱海温泉 「山田湯」など  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月30日(木)00時27分28秒
> 山田湯は銭湯にあらず共同湯に分類が正しいかと・・・

「個人が市から運営委託を受けて運営している」という情報があったので、気にはなったのですが、あまりに”銭湯”然とした佇まいなので”銭湯”としてしまいました。訂正しときます。

> 銭湯と共同湯はなにが違うのでしょう? 宿題にしておこうかね〜

こんなところしか思いつきませぬが・・・。
1.真湯の銭湯はあるが、真湯の共同湯はあまりきいたことがない(笑)
2.ジモ専共同湯はあるが、ジモ専銭湯は(タテマエ上は)ない。
3.共同湯はお賽銭方式が多く、銭湯は番台方式が多い。
4.法律により価格統制を受けるのが銭湯で、受けないのが共同湯?(ここらへんはよくわかりませぬ)

>ONKEN21さん
それでは、いまのうちに”610ハップ”湯も入りまくっておいたほうがよいのでは (^^;
(我が家では解禁になったことがありません)


すみません、教えてください  投稿者: 温泉初心者  投稿日: 6月29日(水)18時50分20秒
長湯したときのユビのシワシワで悩んでいます。
低張泉で長湯すると浸透圧の関係でユビがシワシワになるんですよね。
でも、シワシワってユビの水分が抜けるからできるんじゃないんでしょうか?
もしそうなら、濃いほうから薄いほうへの水分移動となり、浸透圧の理屈に合わないんじゃないかと悩んでいます。
それと、高張泉の経験があまりないのですが、この場合はユビがパンパンになるのでしょうか。
オバカな質問ですみませんが、よろしくお願いします。


Re:熱海温泉 「山田湯」など  投稿者: やませみ  投稿日: 6月29日(水)18時03分0秒
>うつぼさん
まことに些末で恐縮ですが、山田湯は銭湯にあらず共同湯に分類が正しいかと・・・
伊豆地域の温泉銭湯は、稲取「都湯」「寿湯」、下田「昭和湯」くらいかな〜?
銭湯と共同湯はなにが違うのでしょう? 宿題にしておこうかね〜

>ナイジェルさん
登隆館はとても気になっていたところです。ありがとう。
梅雨時は淡白な湯がうれしいですな。

>恵比寿あらため一遊さん
「いちゆ〜」さんとお読みするのかな、出家なされた?
ただのチャチャです。


上山田温泉「亀の湯」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月29日(水)03時08分17秒
 戸倉上山田温泉の続きです。新戸倉の万葉足湯に浸かった後は、橋を渡り上山田温泉へ。
県道の交差点を右折、更埴方面へ。温泉の歓楽街を横目に細い道を通ります。やや歓楽街の外れに
亀の湯と10台ほどの駐車場がありました。

 実は夜遅いので、もう入浴する気はなかったのですが、以前からR18の混雑時の抜け道として
亀の湯の前の道を通って気になっていたので来てしまいました(^_^;)。どうせ夜遅いから、やっ
てないだろうと思ったら、22時近くでもやってる(鹿教湯高梨・大塩・霊泉寺の夜襲は昨年失敗
しています)、おまけに50円の入浴料という誘惑に負けてしまって、入ることにしました(^_^;)。
めがねさんうつぼさんレポあり。

 玄関先の券売機で入浴券を買い、中へ入って番台のおばさんの横にある箱に入浴券を入れます。
古き良き銭湯スタイルですね。脱衣籠に服を脱ぎ浴室へ。夜遅くにもかかわらず、中は20人ほど
入浴していて大混雑。結構、更埴(千曲市内料金)や上田あたりから、仕事帰りに寄られる方が
多いのでしょうか?ただし刺青の方がいたのにはかなりドキリ(^_^;)。

 お湯は大変熱く眠気覚ましにはもってこい。入った瞬間、肌がツルツルしてきて何度も肌を
さすってしまいました。そして驚いたのは硫黄の香り。万葉温泉足湯の湯よりも強烈な香り。
万座・熊の湯の肌に残った硫黄臭と区別するのが困難なほどでした。めがねさんやうつぼさんの
レポで戸倉上山田最強の硫黄臭としているので、ここの香りで間違いないでしょう。色は透明
ながらやや緑がかっています。

 お湯は投入が投入口とかけ湯の2ヵ所、オーバーフローはなくパスカル式だと思われます。
改正温泉法の利用状況の概要も、温泉偽装の発端となった県だからか、あるいは情報公開に熱心な
知事の影響か、ビジュアル化してわかりやすい長野県独自のフォーマットに記入されていました。
源泉掛け流し、非加水、非加熱、消毒なしと完璧。消毒のきつい関西や北陸・四国の某共同浴場
とはさすが違うなと思いました。

 万葉温泉と亀の湯に浸かって、硫黄のニオイを嗅いで、お湯の利用状況を見るにつけ、戸倉上山田
温泉のお湯は想像以上にすばらしいことを発見しました。長野はさすがに温泉先進県ですね。

温泉の成分
温泉地名:上山田温泉
源泉名:上山田温泉株式会社源泉(混合)
26号、27号、30号、32号、35号、40号、41号、43号、46号
泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温:摂氏47.3℃(気温29℃)
【温泉の成分】
蒸発残留物:549mg/kg 水素イオン濃度(Ph)8.74
Na=160.3 K=2.5 アンモニウム=0.2 Mg=0.4 Ca=30.9 陽計=194.3
F=1.0 Cl=205.9 Br=0.6 HS=15.3 硫酸=67.8 炭酸水素=58.5 炭酸=6.6 硝酸=0.5 陰計=356.2
メタケイ酸=41.5 メタホウ酸=7.6 非解離計=49.1 溶存物質計=599.6
遊離H2S=0.3 成分総計=599.9
総水銀・Pb・Cu・総ヒ素=不検出
分析年月日:平成12年9月19日
分析者:長野県衛生公害研究所

※長野県温泉協会会員は、安全で安心して利用できる温泉を提供します。
長野県温泉協会天然温泉標示マークを掲示している
施設は、「天然温泉」を使用していることを保証します。
お宿・施設名・浴場名 亀の湯 男湯
泉質名 単純温泉です。
ここの施設の温泉は次のように扱ってます
その1 源泉の引湯(供給)方法:パイプ送湯
その2 給湯方式:源泉かけ流し(放流式)
その3 加水の有無:加水はしていません
その4 加温の有無:厳寒期のみ一部源泉について、時期加温する場合が有ります。
         (その理由)泉温を上げるため
その5 入浴剤・殺菌剤の有無(添加物質の名称):
入浴剤は入れてません。殺菌剤は入れてません。
長野県温泉協会

(営業時間)13:00〜23:00
(定休日)毎月16日及び月末日
(料金)大人50円、小学生以下30円(千曲市民は大人20円)
(お問い合わせ)026-275-1001

−温泉スタンド最終回−
 上山田温泉からそのまま千曲川対岸を通って坂城へ。今年2月にレポした坂城町上平島温泉
スタンド(びんぐし湯さん館)でお湯を汲もうとするも、営業時間終了のため、お金が入らず断念。

 最後に上田市の半過観音温泉「大慈(いつくしみ)の湯」を再訪し汲みました。前回4ヶ月前に
汲んだ時と同様、硫黄の臭いが強いです。翌日は前回と違って白濁し、翌々日は澄んできてポリタン
の壁に硫黄特有の藻が生えて黒っぽくなりました。お風呂の湯に加水して入れるとうっすら白濁し、
硫黄の香りもかなりしました。

 注目の上田・半過観音温泉大慈の湯と秩父・法性寺温泉般若の湯との硫黄臭たまご湯対決。
白濁や藻についてはどちらも似た経過をたどってました。硫黄の香りは両者ではちょっと違って、
大慈は万座・熊の湯系の明瞭なツンとする香り、酸っぱく苦め。対して般若は秩父系で発酵・熟成
されたようなクセのある香り。味も甘くまろやかな感じ。どちらも体がホカホカ火照ります。

 以上、硫黄系の温泉スタンドをもって“ナゾの温泉スタンドシリーズ”を〆たいと思います。
思い出に残った温泉スタンドは鉄炭酸系では伊香保と猿川と代山、硫黄系では般若と明ヶ指、
食塩アブラ系では渋川きらめきと東鷲宮百観音と古河でしょうか。北は奥々八九郎(秋田)から
南は代山(木曽)・荘川(岐阜)まで巡りました。長年のご愛顧、ありがとうございました。
編集済


熱海温泉 「山田湯」  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月28日(火)23時07分26秒
東伊豆の湯巡りの6発目です。

<熱海温泉「山田湯」>(静岡県熱海市、8:00〜11:00/15:30〜21:00、250円、0557-81-9635)

温泉好きのあいだではけっこう有名な共同浴場。
場所はいたってわかりにくく、海沿い臨港橋よこの公営Pからだと、和田川沿いの小路を行き、「金城館」のよこで駅前に続く通りを突っ切ってしばらく行った「みのり屋」(だったか?)という看板の手前の路地を右に入り、少し行った右手に山田さんの表札がある家の前のT字路を左に入った突き当たりです。
とてもこの先に浴湯があるとは思えないアプローチで、犬なみの嗅覚 (^^ がないと到達できないかも・・・。

男女別番台方式の典型的な銭湯のつくりで、声をかけると気さくな感じのおばさんが出てきました。
浴場にはタイル貼3.4人くらいの浴槽がひとつで、壁には富士絵。石膏らしい白い析出の出た蛇口に青いホースがつながれていて適宜投入可。他に冷水のカランがあります。
槽内注排湯はないので投入を続けるとかけ流し状態になります。
カラン5(源泉かも?)、アメニティ類なし。年末の9時で2〜3人。

やや熱めのお湯は、ほぼ無味無臭。きもちキシキシのある清澄な感じのお湯。番台に掲示してあった分析書データからするとやや淡泊な浴感に思えますが、毎日入るにはこのくらいの方がいいのかも。
地元の生活に密着したいい共同湯かと思います。

Ca・Na-塩化物・硫酸塩温泉 50.6℃、pH=7.5、総成分=3.876g/kg、Na^+=624.9mg/kg、Ca^2+=707.6、Cl^-=1666、SO_4^2-=735.4、陽イオン計=1356、陰イオン計=2440、メタけい酸=55.1、メタほう酸=5.5 <H6.2.14分析>
編集済


万葉温泉足湯(戸倉上山田温泉万葉超音波温泉)  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月28日(火)02時41分11秒
 万座2湯と熊の湯を巡った“自遊人パスポ駆け込み入湯シリーズ”の〆は奥志賀高原の雑魚川
林道を通って秋山郷の和山温泉仁成館をめざしましたが、要予約のため電話してみれば、案の定
留守電になっていました。平日では致し方ないです。ということで4湯目は幻に終わりました。
志賀高原で帰途につきます。

 志賀高原から帰るのに草津経由か、菅平経由か、上田経由か大いに迷いましたが、同じ道を引き
返すのはイヤなので草津経由はボツ。R292で山を下り渋温泉・中野、R403で須坂へ抜けます。
須坂では薄暗くなってしまったので、千曲(更埴)・上田のR18経由で決定。それにしても志賀
高原からR18経由はホントに遠回りです。だって自宅から志賀高原(熊の湯)まで草津経由で145km、
これが千曲・中野経由だと218kmにもなってしまうのですもの…

 でも帰りには万座・熊の湯の強烈な泉質の上がり湯(直し湯)としては最適なお湯が待っていました。
それは戸倉上山田温泉です。千曲のファミレスで夕食を食べ、戸倉に着いたのは夜の9時。
遅くなってしまい家へまっすぐ帰りたいところですが、ここは素通りができませんでした。

 第1発目が万葉超音波温泉の足湯。万葉温泉の敷地に入ると、手前がコインランドリーで奥が
日帰り温泉施設。コインランドリーの向かいに屋根付の足湯がありました。ホントは温泉施設の
下見だけにするつもりでしたが、運転疲れもあり、足湯なら無料で手軽とあって浸かってきました。

 タオルを持ってズボンをめくり床に腰掛け足を漬けると、足の肌がツルツルルしてきて、
瞬く間に感触が変わってきました。そしてここでビックリしたのは投入口のお湯のニオイ。
上諏訪でも会津柳津でも強烈な塩素臭がありましたが、ここは非加水・非加熱の掛け流しとあって
塩素臭は一切なし、ツンと硫黄の香りがしたことです。万座・熊の湯で肌に残った硫黄の香りと
勘違いしそうでした。戸倉上山田温泉は8年前の97年に入った国民温泉を含めると2回目ですが、
お湯の良さを再発見しました。

 最近、足湯ブームですが、塩素臭のきつい足湯ばかりかと思ってあまり注目していませんでしたが、
同じR18沿いに磯部と並び優良な足湯が戸倉で発見できて開眼した思いです。まもなくできなくなる
“ナゾの温泉スタンドシリーズ”の後継として、今度は“人気の足湯シリーズ”で行こうかな
と思いましたよ。今度からは足湯シリーズをよろしくお願いしますね。

 温泉分析書は足湯の壁に掲示されていました。以下の通りです。

 温泉分析書
1.申請者
 株式会社翠明荘 代表取締役 利根川 ●●
 長野県埴科郡戸倉町大字磯部1125(現・千曲市磯部新戸倉1125)
2.源泉名および湧出地
 万葉超音波温泉 湧出地同上
3.湧出地における調査および試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成13年10月2日
(3)泉温:47.2℃(気温23℃)(47.4℃)
(4)知覚的試験:無色澄明、弱い硫化水素臭を有する。
(5)水素イオン濃度:pH8.6(8.74)
4.試験室における試験成績
(2)分析終了年月日:平成13年11月15日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0003(20℃において)
(5)水素イオン濃度:pH8.63
(6)蒸発残留物:433(442)mg/kg
Na=136.0(136.9) K=3.0 Mg=0.1 Ca=16.3(16.0) 陽計=155.4
F=1.2 Cl=138.6(142.2) I=0.1 HS=7.8(9.08) 硫酸=70.0(81.0) 炭酸水素=61.6(68.8) 炭酸=13.2(6.4) 陰計=292.5
メタケイ酸=60.2(62.70) メタホウ酸=4.9(5.0) 非解離計=65.1 溶存物質計=512.9
遊離H2S=0.2(0.258) 成分総計=513.1
総水銀・Pb・Cu・総ヒ素=不検出
6.泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
平成13年11月27日 長野県衛生公害研究所長

※()内はうつぼさんデータ<S61.10.23分析>
固有適応症:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病
万葉温泉足湯(無料開放):8:00〜21:30

http://www.manyo-onsen.com/

編集済


Re:京ヶ島天然温泉「湯都里(ゆとり)」7/20オープン!(BCN高崎)  投稿者: ナイジェル  投稿日: 6月27日(月)21時42分13秒
 う〜ん、ガラス張りの高層建築に大量の車が展示してある所に、「天然温泉」との
大看板が出ているのを5月に目撃していました。でもそれらしき施設が無いので
なんだろうなぁ? 程度にしか思ってなかったのですが、7/20にオープンですか。
突撃レポート(笑)待ってま〜す。


京ヶ島天然温泉「湯都里(ゆとり)」7/23オープン!(BCN高崎)  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月27日(月)11時52分12秒
 毎度、お馴染みのスクープネタです(^^)
 中部自動車販売(株)(BCN)の公式HPをチェックしてたら、群馬県高崎市のBCN高崎が
関越道・高崎I.C.そばにオープンする日帰り温泉施設のHPを発見。
京ヶ島天然温泉「湯都里(ゆとり)」という名前で7/23にオープンの模様です。
【泉質】 ナトリウム・塩化物・炭酸水塩 55.5℃
所在地:群馬県高崎市島野町890-3
連絡先(開業準備室):027-350-8011

高崎・前橋は全国有数の日帰り温泉激戦区で非常にレベルが高そうでかなり期待できると思います。

http://www.e-bcn.co.jp/yutori/

編集済


川治温泉 登隆館  投稿者: ナイジェル  投稿日: 6月26日(日)21時17分0秒
久し振りのレポートになります。6月はオフ会も含めて「我が家の基準からすれば」沢山の温泉に行きました。

 川治温泉は昔の印象で「薄くて特徴がない」気がしていたのですが、今回土曜宿泊でも\5985+\150と言う
格安の値段設定につられて、「登隆館」に宿泊してきました。でもこれが嬉しい大誤算。信じられない投入量の
掛け流し湯に入る事ができました。あぁ、満足!(立ち寄り入浴には関係ないですが、食事もおいしかった)
 登隆館の風呂は男女別内湯のみですが、掛け流しの投入量がものすごいです。大浴場(通常は男性、19:00〜
21:00は女性)のメインは底面からの投入(その他に見栄えを考慮した柱からの投入あり)ですが、これが水面から
5cm程も盛り上がる勢いです。投入分は浴槽の縁からあふれていきますが、これが河状態で数cmの深さに溜まった
お湯が排水口に渦巻いて流れ込んで行きます。源泉温度の関係で2度程加熱して投入しているようですが、
これだけの量を加熱するためにはどのくらいの燃料代がかかるのだろうと心配してしまうほど。(夜の12時からは
非加熱になりますが、実はこれもいい)
 泉質は弱アルカリ性単純泉で成分総量254mg程ですが、弱いヌルすべ感と泡つきもあり、入っていると随分と
温まります。それでもって浴後はさっぱり爽やかです。これは再訪必至。

1.源泉名 共同浴場源泉
2.湧出地 栃木県塩谷郡藤原町高原62番地北
3.泉温 42.4℃
4.PH 8.3
5.成分総計 254.3mg
6.陽イオン Na+ 58.0 K+ 2.2 Ca~2+ 7.5 Mg~2+ 0.2 Al~3+ 0.4 計68.3
7.陰イオン F- 2.2 Cl- 28.4 SO4~2- 31.6 HCO3- 62.7 CO3~2- 3.0 計127.9
8.非解離  HAsO2 0.16 H2SiO3 54.3 HBO2 3.0 計57.4
9.溶存ガス CO2 0.5

 パンフレットによれば自家源泉とのことなのですが、源泉名は「共同浴場源泉」で湧出地も宿からは
少し(250m程)離れているようです。非加熱時の投入温度は37〜38℃位の感じです。この程度の引湯距離で5℃も
温度低下するとは思えないのですが、分析時(S62.02)より少し温度低下したのでしょうか。

川治温泉登隆館
栃木県塩谷郡藤原町高原41番地
TEL:0288-78-0006
立ち寄り入浴:500円(11時頃〜)
編集済


どうぞよろしくお願いします  投稿者: 一遊  投稿日: 6月26日(日)21時01分8秒
恵比寿です、改名いたします。年に1回くらいは改名するのもいいかななんて…。
暑さにめげず、ブログ作りました。どうぞ見てやってください。

http://hiro33.cocolog-nifty.com/_318/


羽生温泉 「スーパー健康ランド 華のゆ」  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月26日(日)13時33分50秒
先週入った埼玉の新湯の2発目です。

<羽生温泉「スーパー健康ランド 華のゆ」>(埼玉県羽生市、10:00〜24:30、750円(900円土日祝)/3h、048-560-4126)
5/27に温泉導入を開始した、全国チェーンの「ホテルルートイングランティア羽生」に併設された温浴施設。「華のゆ」とネーミングされ、一般客にも広く開放されています。
ONKEN21さんの速攻レポ(6/2)、へんちゃんさん、恵比寿さんのレポあり。

ビジホのお湯というと、どうも甲府のイメージが強烈 (^^;; なせいか、こぢんまりとしたB級湯を想像してしまいますが、ここははんぱなスパ銭では勝負にならないほど施設が充実しています。(陳腐化した”健康ランド”というサブネーミングは使わないほうがよかったかも・・・)
大浴場のほかに予約制別料金の砂塩風呂、ヒーリングサウナ、貸し切り風呂などもあり。

大浴場は、内湯ゾーンに源泉ひのき風呂(檜枠石敷12人以上)、圧注浴槽、半身浴槽、水風呂になんとサウナが3つ(高温・中温・ミスト)。水風呂がややカルキ臭いのは残念。洗い場は別室になっていて使い勝手がいいです。カラン20以上、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で10人〜20人とけっこう空いてました。
パウダールームはセパレート式の立派なやつが30もあってびっくり。

露天ゾーンには、中央に大露天(岩枠石敷10人弱)とそのよこに変わり湯槽(東屋付、この日は強カルキ臭の人工温泉白濁湯)。壁に沿って、壷風呂×3(陶製1人)、座湯(3人)、かけ流し槽(岩枠石敷5.6人)、活性石(トルマリン)風呂、寝湯、ごろりん湯と多彩。露天は広めで風がとおり気持ちがいいです。うち、水風呂、変わり湯槽、活性石風呂と寝湯?を除いて温泉使用と思われ、内湯源泉ひのき風呂、大露天、露天かけ流し槽には”源泉かけ流し”の掲示があります。ほとんどこの3槽にいたのでそのレポです。

内湯源泉ひのき風呂は、ボコボコと気泡とともに噴き上がる側面注入で、ONKEN21さん情報によると、これはガスを含んだ源泉を噴き出しているとのこと。逆側にある石の湯口は止まっていました。浴槽フチからかなりの量をオーバーフロー。
大露天は、岩の湯口からの投入+底面注入(たぶん源泉)で槽内数ケ所の上面排湯口からの排湯。
露天かけ流し槽は、赤茶に色づいた石の湯口からの投入+底面注入で、浴槽フチからのオーバーフロー。
3槽いずれも底面吸湯口がありますが、吸湯していないようでした。
お湯の鮮度感は、内湯ひのき > 露天かけ流し > 大露天の順(当然、どれも湯口そばがいい)かと思いましたが、大差はなく、いずれもかけ流しでしょう。(加熱はあるかも)

やや熱めのお湯は、黄茶色ほぼ透明で、弱重曹味+微金気味+僅微焦げ味?。弱アンモニア臭+微モール?臭+微金気臭+僅微イオウ?臭の複雑な温泉臭。
重曹泉系のツルすべとアルカリ泉系のヌルすべが合わさった文句なしの美人の湯で、湯口そばではかなりのアワつきもあります。
甲府あたりのモール?泉に似ていますが、モール?臭は弱く、アンモニア臭は強い感じ。
湯温のせいもあるかと思いますが、とてもあたたまり、濃度にくらべて強い浴感のお湯に思えます。恵比寿さんが、多摩境「いこいの湯」に似ていると書かれていましたが、確かに「いこいの湯」や山梨の韮崎旭を思い浮かべました。
浴後は重曹泉系らしくお肌つるつるになりますが、どちらかというと”冷の湯”よりは”熱の湯”系のお湯のように思います。

鮮度感と力のあるとてもいいお湯だし、施設も綺麗、食事処もメニュー豊富で美味しそうなので、こんどはフリータイムコース(時間制限なし、リラクルーム利用可、1,300円(土日祝)にチャレンジしてみようと思います。(ツルすべ湯綺麗系施設好きの連れは、とくに気にいっておりました (^^  )

Na-炭酸水素塩・塩化物温泉 44.0℃、pH=8.1、460L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=1.426g/mg、Na^+=411.8mg/kg (93.14mval%)、NH4^+=2.6、Fe^2+=0.7、Cl^-=298.6 (44.69)、HCO_3^-=627.9 (54.62)、CO_3^2-=3.0、陽イオン計=438.5 (19.23mval)、陰イオン計=930.7 (18.84mval)、メタほう酸=7.0 <H17.1.14分析>

それにしても、このところ開湯した埼玉のお湯、所沢、行田湯本、春日部、そしてここなど、どれもすばらしいお湯でびっくりです。
編集済


関東周辺日帰り温泉100選プロジェクト など  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月26日(日)13時30分55秒
昨日、猿ヶ京&湯宿&天神の湯に攻め込み、返り討ちにあいメッタ斬りにされたので、本日は家で療養です。(笑)

さて、みしゅらんと友好関係? (^^ にある、一郷一会で関東周辺日帰り温泉100選のプロジェクトが進行中です。
リストアップが終わり、各湯に記事をつけている最中(現在30/100くらい)です。かなりバラエティに富んだ選定になっているので、のぞいてみてくださいませ。↓
http://blog.goo.ne.jp/itugou/


>やませみさん
> 渚共同湯が Ca-Cl泉で、Ca=80mval%くらい。

苦味ばしったほてほてペトペト系のお湯でしょうか。旧泉質名は、塩化土類泉かな?

>ONKEN21さん
> 投入口の源泉が時々熱くなったり、ぬるくなったりしており、特にぬるい時は非加熱
> 源泉に近く、肌が一層ヌルヌル

これ、寄居かんぽの湯や玉川温泉保養所でもありますね。(寄居はたいてい止まってますが・・・ ^^;) 非加熱源泉にはたぶん甘〜いイオウ臭があると思うので、たしかに夏場は注目ですね。


熊の湯温泉「熊の湯ホテル」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月26日(日)01時56分35秒
 自遊人パスポ駆け込み入湯シリーズ後半は長野県山ノ内町志賀高原の名湯、熊の湯です。
 万座温泉からR292志賀草津道路を左折、渋峠@国道最高地点を越え、長野県志賀高原に入ります。
万座から25分で熊の湯着。冬季だったら、万座→嬬恋→菅平→中野→熊の湯と大変な大回りしない
と行けないので、志賀草津道路の開通が待ち遠しかったです。

 熊の湯は国見温泉@岩手・未湯と並ぶエメラルドグリーン色のお湯として、長年注目していま
したが、入浴料1000円という清水の舞台が飛び越えられず、今まで未湯のままでした。
以前、志賀プリンス「長寿乃湯」@2度無料入浴済をレポした時もやませみさんから、
>「熊の湯ホテル」は独自源泉で、柔らかな浴感と鮮やかな緑色が素晴らしいですから、
>このあたりに来たら寄らないのは損です。
>  S-Ca・Na-SO4・HCO3 72℃ pH=7.3
> 蒸発残留物=1618mg/kg H2S=43.44
というコメントがありましたね。
 また、実は昨年夏に志賀高原の非温泉の宿に避暑で泊まりましたが、この時も自遊人パスポを
持参で訪れましたが、午前中だったため、清掃中のため断わられました。今回は万座2湯入浴後
の午後3時頃なので、ギリギリで間に合いそう。

 駐車場に止め、いよいよ過去2度目の玄関を入ります。クマオさんへ亀レス(6/18)ですが、
>熊の湯の受け付けは割引客には評判がイマイチらしいのですが、いかがでした?
フロントに誰もいないので、玄関で宿泊客の出迎えをしている従業員に話すと、奥からフロント
を呼び出してパスポートにスタンプを押していただきました。帰り際、パンフを所望すると
切れていると昨年夏と同じ答え。従業員同士おしゃべりに熱中していたり、駐車場のお客をヒマ
そうに眺めていたり、「何だかな〜」という感じはしましたよ。特に問題はなかったですが…

 廊下を奥へ進むと三ヶ所入口がありました。左は女性用内湯、真ん中は男性用内湯と露天風呂、
一番右は他の2方とは違う角度で桶風呂(露天)があり、女性用の立札がありました。
どうやら男性用は内湯と露天が繋がっていますが、女性用は一旦服を着ないと出入りできない
ようです。

 脱衣所に入ると温泉協会の温泉標示看板がありました(資料2)。埼玉のサイボク・なごみ
以来で県外では初めてでしょうか。但し、温泉分析書の掲示はありますが(資料1)、5/24改正
温泉法による利用状況の表示はここだけはなかったです。温泉協会の看板で代用できるのでしょうか?
温泉協会の看板も改正温泉法の表示に比べたら、曖昧さから時代遅れとなってしまい、すでに
霞みかけている感じはしますが…。でも加水5%程度で温泉協会の加水標示は1ランク下がり、
厳しい面もありますね。長野県の「旅館・ホテル等の入浴施設及び公衆浴場調査」で温泉協会の
標示の不備面をカバーし、改正温泉法に近いデータを得られます(資料3)。

 前置きが長くなりましたが、籠式脱衣所に服を脱ぎ(貴重品はフロントで預かってもらえます。
硫黄分による腐食防止のためだとか)、いよいよ浴室へ。バ○クリンを入れたかと見紛うほどの
エメラルドグリーン(抹茶色)のお湯がみちのくにきたかのような黒光りする鄙び系木造浴舎の中
で一際輝いていました。おおー、温泉って、何て美しく、そして妖しい色で我々を魅了するのだろう、
と感嘆の声を上げそうになりました。某温泉の茶色、万座の乳白色、そして熊の湯の抹茶色と3色目。
上山田の透明も含めると4種類か…。

 そして露天風呂では高原の透き通るような青空の下、高原情緒漂う木々に囲まれ、エメラルド
グリーンのお湯にスポットライトのごとく日の光が当たり、一層、鮮やかさを増していきます。
浴槽の周りは池になっていて、奥は滝になっています。

 内湯のお湯は右端の木の樋から投入、左端の切れ込みからオーバーフロー。露天は奥から投入、
手前で排水溝にオーバーフローしています。お湯は強い硫黄臭で浴後、肌についたにおいが
なかなか落ちません。万座2湯の分もあるかも知れませんが…。お湯をなめると硫黄分が強く
ものすごく苦いです(>_<)。やはりこの妖しいまでのエメラルドグリーンは硫黄起源のものと
感じました。初め藻の類かと思ってましたが…。

 エメラルドグリーンの鮮やかなお湯を実際目にしたとき、これは1000円出したとしても決して
惜しくないなと思いました。多くの温泉ファンが薦める気持ちがようやくわかりました。
今ごろ、自遊人の助けを借りてやっと入れた自分が恥ずかしい限りです。
ここは天気のいい日を狙って、目の保養に訪れてみてはいかがでしょう。

(資料1)
 温泉分析書
1.申請者
 有限会社 熊の湯ホテル 代表取締役 佐藤●●
 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7148番地
2.源泉名および湧出地
 湧出地同上
3.湧出地における調査および試験成績
(2)調査及び試験年月日:昭和56年7月22日
(3)泉温:63.0℃(気温20.6℃)
(4)知覚的試験:淡緑色を呈し、苦味、硫化水素臭を有する
(5)水素イオン濃度:pH7.4
4.試験室における試験成績
(2)分析終了年月日:昭和56年8月22日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0011(20℃において)
(5)水素イオン濃度:pH7.42
(6)蒸発残留物:1264mg(検水1kg中)
K=5.12 Na=140.8 Ca=247.2 Mg=23.32 Fe2=0.056 Mn=1.01  陽計=417.5
Cl=81.7 硫酸=422.5 炭酸水素=480.4 F=0.178 HS=79.5 陰計=1064
メタケイ酸=87.8 メタホウ酸=5.44 非解離計=93.2 溶存物質計=1575
遊離H2S=35.9 遊離CO2=40.8 成分総計=1652
As・Cu・Hg・Pb=定量限界
6.泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
昭和56年8月24日 長野県衛生公害研究所 所長

※成分
1.源泉名:熊の湯源泉
2.泉質:硫化水素泉
3.泉温:源泉:摂氏74度/使用位置:摂氏68度

(資料2)
天然温泉利用証
施設名/浴場名/浴槽名
熊の湯ホテル/熊の湯温泉/殿湯(長野県熊の湯温泉)
源泉名:熊の湯源泉(動力揚湯)
源泉所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7148
引湯方法:源泉地、湧出量75.0/分
泉質・泉温:硫黄泉 63.0℃(湧出地)
温泉の利用形態:完全放流式、加水あり、加温なし
源泉・引湯=中黒丸 泉質=中黒丸 給湯方式=中黒丸 加水の有無=◎ 新湯注入率=中黒丸

(資料3)
長野県食品環境課「旅館・ホテル等の入浴施設及び公衆浴場調査」山ノ内町より
 加水5%程度/加温なし/使用状況:かけ流し/湯の入れ替え頻度:ニ日に一度/殺菌処理なし

(資料4)
※自遊人「源泉湯パスポート」p.40源泉チェックより
源泉:自家源泉2本(自然湧出ほか)
※12〜16時1000円

(参考HP)よしかさんレポ

→私の携帯アルバム「熊の湯自遊人パスの旅

http://www1.sphere.ne.jp/kumanoyu/kumahome2.html

http://www.kumanoyu.co.jp/

編集済


法性寺温泉「般若の湯」温泉スタンド  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月25日(土)01時18分34秒
 毎度恒例、“ナゾの温スタシリーズin秩父編”です。両神のすすきの湯へ行く前に汲みました。

 埼玉県秩父郡小鹿野町に「西谷津の湯 宮本荘」というナゾの鉱泉宿があります。私もここの
源泉はどこなのだろうと、長年気になっていました。約5年前、宮本荘の公式HPができた当時は
公式掲示板があったので、まぶりん麻呂さんとともに源泉についてお尋ねしてみました。
お答えは秩父札所32番法性寺の門前に湧く「般若の湯」をローリー運搬しているとのこと。
長年気になりながら、宿にも源泉にも行く機会がなく、うつぼさんにレポしていただきましたが、
その後、ゆささんの「温泉お気楽会」で源泉地についてレポされていることを発見。気になって
仕方なかったので、ついに現地へ汲みに行くことにしました。

 秩父からR299を小鹿野に向かう途中の信号を旧荒川村・柴原鉱泉方面に左折。途中、源泉の運搬先
の「宮本荘」を横目に直進。法性寺の看板に従って、山あいに入るとめざす法性寺がありました。
山門の道向かい(沢側)の案内板の隣にめざす、ナゾの給水施設がありました。最初、タオルで
巻いてあるコックを捻るも出ず、上の方にある配電盤のスイッチを入れたら源泉が勢い良く出て
きました。

 においをかぐと発酵した秩父タマゴ湯系の硫黄臭にビックリ。南郷・万座・戸倉・上田系のツン
とくる明瞭な硫黄臭とはずいぶん違うニオイです。お湯は黄色がかった無色透明で細かい気泡が
見られました。源泉に腕を浸し、顔を洗うと一瞬にして肌がスベスベし感触が変わります。
ポリタン3本、いただいてきました。

 帰宅後(5時間後)と翌日、ポリタンの源泉を観察すると、何と酸化したのか、黄色みはなく
なり乳白色に変化していました。上田の半過観音温泉大慈の湯よりも真っ白。そして3日後は
乳白色が澄んできて透明になり、ポリタンの底や側面に硫黄系特有の黒い藻が発生しました。
この藻は半過でも発生しました。湯の劇的な変化にもビックリです。それでも硫黄の香りは衰えません。

 お風呂に20L入れた途端、硫黄の香りが浴室内に強く漂い、ビックリ。浴後も肌がスベスベして、
ホカホカと火照り感がすさまじく、汗が出て冷ますのが大変でした。

 やはりここは明ヶ指のたまご水や柴原鉱泉菅沼館と並ぶ秩父でも有数のタマゴ湯だと思われます。
近くに柴原鉱泉があるのですが、多分似た鉱泉なのでしょうか?菅沼館と般若の湯ではどちらの方
が硫黄の香りが強いのか、気になるところです。秩父にこんなにいいお湯があったとは驚きました。

 なお、ここで皆さんにお知らせです。長年続いてきた、ナゾの温スタシリーズですが、家の建替
が迫っているので、もうそろそろ卒業となりそうです。今まで家の風呂が古いから何でも入れられ
てきたのですが、新築となると浴槽を痛めるのが怖くてもう入れられないでしょう。ナゾの温スタ
シリーズも最後に近づいて第二の故郷、秩父のすばらしいタマゴ湯に出会えて興奮を抑え切れず、
感激しております。この湯はいい思い出になりそうです。
 発見者のおかざきさん及びHPにレポされたゆささん、情報ありがとうございましたm(__)m

 成分分析書はうつぼさんのレポに掲載されていますので、ご覧下さい。
泉質:単純硫黄冷鉱泉(Na-HCO3型)8.9℃
pH=9.39、1.1L/min自然湧出、HS^-=21.2、成分総計=0.501g/kg

P.S.クアパレスおがの併設の「般若の丘公園」のラベンダーも見頃を迎えたそうです。知らんかった。

>トオルさん
 箕郷温泉湯遊之郷の足湯閉鎖の件、情報ありがとうございます。私もマナー低下の件は残念です。
埼玉でも秩父の般若の湯や花園の仁恵の湯はマナーにはくれぐれ気をつけてほしいところだと思います。
箕郷温泉のお湯は私も戴いて、足湯に浸かったことがありますが、アブラ臭のする肌触りの良いお湯
で大変いい思い出に残りました。
 ただし、箕郷温泉の場合、完全な分譲地専門というわけではなく、ちゃんと誰でも利用できる
日帰り温泉施設の建設構想があります。湯量が心配ですが、温泉施設の方でまた、あのお湯に
出会えることを楽しみにしています。
 群馬には宮城温泉や倉淵ぼたんの湯、安中古城温泉琥珀の湯など分譲地専門の温泉がたくさん
あります。うつぼさんからヤヤが入りそうですが、分譲地の温泉は苦手であまり好きではないです。
行き着くところ、貧乏人のひがみみたいなものかも知れませんが…(^_^;)。

 さて、次回から自由人パスポ駆け込み入湯シリーズの後半・熊の湯編を再開します。お楽しみに…。
編集済


6月13日  投稿者: おかざき  投稿日: 6月25日(土)00時25分32秒
>トオルさん
こんちは。そっすか足湯はもうないですか。
行ったときは暗くなってからだったのですが、分譲地購入者の方々が入り
にいらしてて、最初ワルがたむろしてんのかと思いちょびっとビビりました。
表の道よりちょっと入ったところにありましたからね、たむろしやすかった
かも。

さて、長野3日目ですが、予想外に(源泉が)よかったのは国道16号走ってると看板を見かける佐久一萬里ホテル、気に入ったのは海の口・和泉館と灯明の湯の源泉槽でした。

■春日温泉・かすが荘 700円 掛 ☆
掛と半循だそうだが全て掛流しに切替えたのかな。共同と独自の2源泉。ともに無色透明無味無臭でお湯自体に面白味はないが、掛流しなのは嬉しい。気持ちいい。ちょいヌルキシ。浴室は2箇所。一方は大きな内風呂2つに露天風呂。

名:東京盛徳学園春日温泉 アル単 残:498 40.8度 pH8.8
Na=120.7 K=12.4 Mg=0.5 Ca=9.9 Sr=0.07 Al=0.05 Mn=0.04 F=1.0 Cl=40.2 HS=0.04 SO4=163.8 HPO4=0.9 HCO3=49.4 CO3=18.3 H2SiO3=99.6 HBO2=1.8 H2S=痕跡 計518.7

名:春日温泉 アル単 残:170 25度 pH9.6
Na=26.3 K=1.9 F=0.3 Cl=2.3 OH=2.0 CO3=26.4 BO2=0.6 H2SiO3=92.8

■望月温泉・青木荘 400円 8−21 循 ☆
無色透明無味無臭循環オーバーフローなし。すべキシ。渓流に面した8人用内風呂一個。

名:望月温泉 残:176 23度 pH8.30
Na=26.4 K=2.7 Mg=1.7 Ca=4.0 F=0.2 Cl=20.0 HCO3=64.0 H2SiO3=72.1 HBO2=10.9

■布施温泉 400円 循? ☆
合併後?導入された入湯税分50円値上げ。350円で入浴券を譲ってもらう。露有。弱甘塩味にヨウ素?薬品臭。ぐっきし。半循だったよーな?(記憶があいまい)掛流しなら☆ひとつプラス。

食塩泉 残:3011 46.4度 pH8.03
Li=0.07 Na=921.6 K=58.1 Mg=6.9 Ca=122.2 Al=0.4 Mn=0.3 Fe(U)=0.3 Ba=0.5 Sr=1.1 F=0.2 Cl=1569 Br=6.1 I=1.5 HS=0.06 SO4=82.2 HPO4=0.1 HCO3=134.9 CO3=1.2 H2SiO3=68.1 HBO2=12.7 CO2=4.3 H2S=痕跡 As=0.014

■立科温泉権現の湯 400円 循? ☆☆
めがねさんお勧めだったような。フルーティな匂いが鼻に心地好い。ヨウ素の変形?露天は濾過掛流し?吸引見当たらず。石膏ボウ硝味苦味。すべキシ。景色がいいっすねぇ、ここも。

名:立科温泉 残:6641 44.3度 pH7.3
Li=0.1 Na=1470.8 K=21.1 NH4=1.0 Mg=18.6 Ca=635.6 Sr=7.1 Ba=0.1 Al=痕跡 Mn=0.3 Fe(U)=0.1 Cu=痕跡 F=0.5 Cl=3164.0 Br=13.1 I=2.3 NO2=痕跡 NO3=0.9 SO4=520.6 HPO4=0.09 HCO3=42.7 H2SiO3=41.5 HBO2=13.5 CO2=11.0 Hg=0.0005 Fb=0.01 Cd=0.005 Cr=0.002 (循環湯分析)

■アートヴィレッジ明神館 500円 掛? ☆☆☆
ここでまたフル−ティ名アブラ臭。ぽわ〜ん。塩味にちょい苦味石膏味。すべキシ。吸引はあるが汚れ取り用?オーバーフロー有。掛流しだそう。眼下に広がる田んぼ畑と向こうにみえる雄大な浅間山。とにかく眺望が良い。遠くの山並までくっきり。

名:北御牧村2号 NaCaCl泉 残:5532 56.3度 pH7.62
Na=1543 K=9.2 Mg=4.1 Ca=453.4 Al=0.1 Mn=0.3 Fe(U)=1.6 Sr=0.2 F=0.5 Cl=3154 Br=10.2 I=3.1 HS=0.01 SO4=36.1 HCO3=38.5 H2SiO3=35.6 HBO2=5.0 CO2=5.5 P=0.01

■湯の瀬温泉・吉野家 500円 循 ☆
OFなし循。3人用内風呂一個。無色透明弱甘塩味少ボウ硝味。ヌルキシ感有。「秘湯会」のスタンプ帳ヲ頂く。

■国民年金保養センターこもろ 400円 循 ☆
循環濾過だそう。眺望は○。黄みがかった食塩泉。少渋味ヨウ素薬品臭。ヌルキシ感有。そばのあぐりの湯と同源泉だそう。

名:布引2号泉 残:1554 41.4度 120リットル pH8.11
Na=439.7 K=3.9 Mg=8.7 Ca=88.8 Mn=0.3 Fe(U)=0.3 NH4=0.6 F=1.0 Cl=742.4 HS=0.1 SO4=17.0 HPO4=0.1 HCO3=175.4 CO3=19.5 H2SiO3=62.4 HBO2=10.2 CO2=6.4

■小諸温泉ブルースカイ 500円 循 ☆
勝手に、茶のアル単モール泉かな、と想像していたら、そうではない。渋味金属味ヌルキシ。半循。4Fから山並を眺め遣り乍らの入浴。サンルーム風呂。そばの天王鉱泉は水道水だそう。

名:小諸温泉 アル単 残:334 40度 120リットル pH8.54
Na=120.7 K=1.0 Mg=0.7 Ca=5.0 Mn=0.02 Fe(U)=0.05 F=0.4 Cl=48.6 Br=0.1 HS=0.09 SO4=0.2 HPO4=0.2 HCO3=249.0 CO3=4.5 H2SiO3=41.7 HBO2=6.0 CO2=1.6 As=0.001

■中棚温泉・中棚荘 1000円 掛 ☆☆☆
街をちょい外れたところに鄙び風モダンのお宿。お湯自体には余り期待していなかったのだが、イオウが感じられて、いい。露掛。たまご臭に微イオウ味甘味。美味。弱ヌルヌル。40度程の非加熱ぬる湯槽有。見晴しの良いお風呂続きだったからか、木立の中のお風呂に落ち着く。

名:中棚温泉 単 残:355 37.5度 pH8.4
Na=124.3 K=1.4 Mg=0.6 Ca=4.5 Fe(U)=0.05 F=0.5 Cl=48.1 HS=0.1 SO4=3.1 HPO4=0.3 HCO3=252.6 CO3=4.8 H2SiO3=43.8 HBO2=7.4 CO2=1.1 計492.7

■ホテル湯川温泉 500円 掛 ☆
いやぁボロいボロい。暗い暗い。(嬉)ボロ専向。無色透明少渋甘味。ヌルキシ感有。掛流しが嬉しい。風呂場入り口が“GENTLEMEN”となっていたりと佐久にもガイジンさんが来ていたのかな。

■佐久一萬里温泉 1000円 循 ☆☆
微金気臭鉱物臭に甘塩味炭酸味少エグ味。ヌルキシ。街中でこんな等張性の炭酸土類泉な風合の温泉にありつけるとは思わなかった。源泉は○。半循濾過が残念。ただプール浴槽だけ緑色がかった濁り湯でここは掛長しなのかな。未チェック。半額クーポン↓。
http://www.karuizawa-free.com/coupon/play.html

名:猿久保源泉 食塩泉 残:6884 38.4度 360リットル pH6.67
Li=1.3 Na=2204 K=136.3 Mg=206.8 Ca=221.4 Mn=0.3 Fe(U)=1.9 NH4=0.2 Sr=3.5 Ba=2.5 F=0.2 Cl=3801 Br=11.3 I=6.7 HS=痕跡 SO4=痕跡 HCO3=1256 H2SiO3=118.4 HBO2=57.1 CO2=501.4 H2S=0.06 P=0.01 As=0.011 計8532

■ウェルサンピア佐久 500円 循 ☆
丘の上のデカ施設。う〜ん、長野の温泉はどうしても見晴しがいい。今回の旅で内風呂好きなわたくしは露天も好きになったかも。半循。無色透明。微渋味すべキシ。真水風呂の如し。ほかを知らないで来たら景観の良さを楽しんだことと思う。

名:さんぴあ佐久温泉 単 残:209 27.1度 pH8.33
Na=35.1 K=3.7 Mg=3.7 Ca=10.7 Al=0.3 Mn=0.09 Ba=0.1 Sr=0.08 F=0.2 Cl=46.3 SO4=0.3 HPO4=2.3 HCO3=56.7 CO3=4.2 H2SiO3=52.7 HBO2=1.0 CO2=0.5 As=0.001

□熊の湯旅館@前山
のみ不可。掛流しだそう。

■洞源湖温泉クアハウス佐久 700円 循 ☆
真水が如し。

□不老温泉・市営保養センター湖月荘
改装中休館。佐久市観光係0267(82)3111

□曽原鉱泉・湯元よか楼
臨時休業日。ほんとにこの先でいいのかな、と不安になり始める頃到着。

■南相木温泉滝見の湯 350円 循 ☆
深山のセンター系。加水循環濾過。真水の如し。すべすべ。囲い有。

名:直坂?温泉 単 残:394 28度 pH8.2
Na=115.4 K=1.5 NH4=0.5 Mg=1.6 Ca=20.2 Mn=0.3 Fe(U)=2.9 F=3.6 Cl=121.0 SO4=83.4 HCO3=38.4 CO3=9.9 H2SiO3=9.3 HBO2=7.0 CO2=3.1 計418.1

■海の口温泉・ホテル洛奥 500円 循 ☆
「(海の口には)4軒しかないのだし」と制覇を目論み行ってみるも誤算。「小浴室」は3人でいっぱいの湯船。半循すべすべ真水の如し。パリっとした感じのよい女将さん。

名:ウソ沢温泉 残:266 17.6度 pH7.54
Li=0.02 Na=48.7 K=5.1 Mg=11.7 Ca=9.7 Mn=0.2 Fe(U)=0.2 NH4=0.03 Sr=0.08 F=0.6 Cl=3.4 SO4=51.4 HPO4=1.7 HCO3=152.5 H2SiO3=65.6 HBO2=0.5 CO2=7.7 As=0.002

■海の口温泉・鹿の湯鉱泉 550円 循 ☆
無色透明。がーん。濾過されてるぅ。炭酸土類泉な甘味が残る程度。ヌルキシ。優しい感じの若女将さん。

名:鹿の湯鉱泉 食塩重曹泉 残:1240 13.9度 pH6.6
Li=0.6 Na=357.4 K=17.3 NH4=0.01 Mg=52.4 Ca=53.7 Sr=2.6 Ba=0.08 Mn=0.5 Fe(U)=0.08 F=0.5 Cl=189.0 Br=0.6 I=0.5 NO2=0.1 NO3=4.1 SO4=48.6 H2PO4=0.2 HCO3=988.5 H2SiO3=35.8 HBO2=32.8 CO2=350.4 計2136

■海の口温泉・和泉館 500円 掛 ☆☆☆
ほかは循環濾過なのかな、源泉掛流し槽があるのが嬉しい。排水口が上部一箇所でちと汚いので温泉ファン以外は入るのをためらうかも。36度ほど。土類金気臭、炭酸甘味にちょい塩味エグ味。これこれこれ。これが海の口。すべキシ。視深度30センチくらい。上がってもプチプチ炭酸。露天風呂有。

名:南佐久郡南牧村海ノ口916−2 残:1891 35.3度 pH6.86
Na=472.0 K=46.5 Mg=89.5 Ca=71.2 Fe(U)=1.3 NH4=1.5 F=0.3 Cl=309.0 SO4=37.0 HCO3=1420.0 H2SiO3=135.2 HBO2=60.0 CO2=407.0 H2S=0.1

湯沢館そばの垂れ流しえはたまご味も感じられた。

■海の口温泉・湯沢館 500円 掛? ☆☆
オーバフロー有。ぬるい生源泉が注がれている。浴槽内加熱循環?海の口では和泉館の源掛がいい。

■八ヶ岳海尻温泉灯明の湯 800円 掛 ☆☆☆
この日一番気に入ったのがここ。少し緑色がかった色合いがきれい。土類の感じがあるのに茶ではないのがツボ。薄く炭酸土類泉の渋甘味。金気臭。すべキシ。32度ほどの源泉掛流し槽に主に入る。ほかも掛?

Na・Mg-HCO3・Cl泉 残:2012 32.1度 pH6.8
Li=0.6 Ma=477.2 K=53.8 Mg=154.5 Ca=45.5 Sr=1.4 Ba=0.5 Al=0.4 Mn=0.1 Fe(U)=1.5 F=0.3 Cl=326.4 Br=1.2 I=0.7 HS=0.01 SO4=7.0 HPO4=1.4 HCO3=1712 H2SiO3=92.3 HBO2=80.6 CO2=478.0 H2S=0.02 As=0.008


新規掘削  投稿者: 永吉  投稿日: 6月24日(金)10時44分3秒
>ところで分譲地やマンションの付加価値のために温泉を掘るのはもう止めて欲しい。
特定の人だけが、温泉の恩恵を享受できるのは間違っています。
温泉は、公共性の高い資源のはずです。また、未来の人類のために温存する必要もあります。
そろそろ、新規掘削の法規制を行うべきだと思います。

全くもって、同感です。
こういう提言、あるいは運動は必要でしょうね。
温泉は個人宅には引けないのだということが、世間の常識となれば一番いいのだと思います。
もっとも、すでに引湯されているのはどうするのかということも出てくるでしょう。
また、有り余るほどの湧出量があるところであればいいではないかと…いう議論も出るだろうなあ。
むずかしい、、、、


トヤブンカ温泉とパンジャール・テガ温泉を攻めてきました。  投稿者: みみ  投稿日: 6月24日(金)01時00分45秒
今週はインドネシアバリ島のトヤブンカ温泉とパンジャール・テガ温泉
を2湯攻めてきましたので報告します。
『関東周辺立ち寄り温泉みしゅらん』ですが、最近は
北海道とか九州も書かれているし、ということで拡大解釈ご容赦を。
みしゅらんにご参集のみなさんがバリ島旅行に行かれる際は、
是非温泉にも入ってきてください。

バリ島へは今回で十数回目となりますが、温泉を意識したのは今回が
初めてで、とりあえず初回ということで2つの有名な温泉を訪問しました。

1つめは観光客には有名なキンタマーニ高原のあるバトゥール山の火口湖である
バトゥール湖畔、トヤブンカ村のトヤブンカ温泉です。
ここは観光客向けのプール併設のリゾート風温泉施設と村民用施設があります。
今回は友人のガイドが強く薦めるリゾート施設に行きました。
(日本人は誰もがオシャレな施設が好きだと思っているようで困りものなんですが)

トヤブンカ温泉は湧出温度が高い単純泉のようで、強烈系好きの私には温泉に入った
という実感があまりわきませんでした。現地人は暖かい温泉に入る習慣がないので、
多分大量の加水がされているものと思います。
温泉風情はないものの、バトゥール湖を望む景色は最高なので
全般的にリゾートホテルの温泉プール&ジャグジーっていう感じです。
料金はUS5ドルが基本ですが、45,000Rp(1円=88Rp.)でもOKです。私はRp.で支払いました。
入浴料はちょっと高い気もしますが、鍵付きロッカーとバスタオル付き、オレンジジュース
付きですから、こんなものかもしれませんね。清潔感第一優先ならおすすめかも。
みしゅらんの方が行かれる場合は村民施設のほうに行かれたほうがいいかも。
情報によるとトヤブンカだけで3つの温泉施設があるそうですが、当日は時間の制約があり、
2つの施設しか確認できませんでした。

2つめは本命のパンジャール・テガ温泉 です。1度でもバリ島を訪問された方には
ロビナ近郊と行ったほうがわかりやすいかもしれませんが、ブンガストゥラン村から
パンジャール・テガ村へと進むにつれて『本当に大丈夫かな?』っていうくらい
鄙びた場所を進みます。初めてだと多分不安になるかもしれません。
でもそこを迷わず進むと突然駐車場とみやげ物屋さんが突然現れます。
肝心の温泉ですが、緑色のかなり濁っている温泉でした。
匂いは鉄臭がかなり強いので、含鉄泉なのは間違いありません。
排水路は真っ赤な湯の花がついていました。
若干の硫黄臭も感じられ、泉質はかなり本格的なもので、日本でも温泉として
十分通用するものがあります。

施設はすべて石造りの重厚感のする趣のある造りになっています。
浴槽は2段式になっていて、上段が3m×10m位の長方形の浴槽で、温度は38度くらい、
9本の湯口からは滝のように新鮮な温泉が掛け流されています。
浴槽の深さは1m近くありますが、浴槽内は腰掛けられるようになっているので、
長湯も苦になりません。
湯量は相当なもので、バリ島随一らしいです。
下段は10m×10mの浴槽で32〜33度というところでしょうか。
こちらは上段の浴槽から流れ落ちて落ちて来る温泉を利用しています。
ただし、この下段浴槽は深さが1m〜2mまで段階的に深くなっており、水深表示も
あるのですが、2mの深さでどう入浴するのか不思議でした。
(基本的には泳ぐ施設ではないので、立ち泳ぎでもするのかな?)
監視員が2〜3名常駐しているので、万が一溺れても大丈夫ですが。

日本人の感覚では、問題は入浴客かもしれません。
幸いなことに私の行ったときは全体で20人弱でほとんどが欧米人でマナー良く入浴してましたが、
現地で聞いた話では欧米人が浴槽で石けんを使ってしまい、大きな浴槽が泡まみれになってしまうなんてことがたまにあるとか。
また当日は、1組のインドネシア人の家族と思われるグループが服を着たまま入浴しており、完全に
プールの感覚で騒いでいました。
ただ、現地在住の日本人に聞いたところ、インドネシアの人はそもそも水着を持っていない人が多いので、
沐浴感覚で温泉に入っているので、仕方ないだろうと言っていましたので、これは文化の違いと思うしか
かいかもしれません。
とは言え、そもそも浴槽がプール並に広いので、それほど気にする必要もないかも。
料金は入浴料が3,000Rpと案外リーズナブルです。
その他施設としては更衣室があり、着替えは無料ですが、ロッカーを使用するとが3,000Rpかかります。
これは任意ですが。
お金がもったいなければ、交替で荷物管理しても大丈夫です。
他にマッサージコーナーもあるようですが、今回は利用しませんでした。
帰国後、ネット検索したところ偶然にもマツノヒデマサさんという方が詳しい情報を
書かれていましたので、詳細は下記URLをご参照ください。

この他にも西部国立公園のバニュ・ウェダンにも温泉があり、日本人の感覚では
バニュメダンミンピリゾートの温泉がバリ島で一番温泉ぽいとの情報もあります。
泉温45度のナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩を含むとのことです。
(地球の歩き方2005ならびにBali-Csideならびに現地在住の日本人の情報によります。)
8月に現地在住の私の友人が訪問予定ですので、情報が入りましたら報告します。
(私自身も2006年6月に再訪の予定です。)

その他にも野湯のようなものもあるようですが、観光ガイドには
情報があまりないため、情報入手次第、順次突撃する予定です。

http://www.a-spa.co.jp/jyunyoku-bari.htm

編集済


群馬県箕郷町湯遊之郷の足湯が廃止  投稿者: トオル  投稿日: 6月23日(木)20時29分3秒
みなさんこんばんは。
群馬県の西部、箕郷町で温泉付きの宅地を分譲しており、その中に足湯が設置されていました。この掲示板でも1・2回取り上げられたように記憶します。
住宅地の一角に温泉タンクがあり、その傍らに10人ほどが楽しめる掛け流しの足湯がありまして、地元の人たちの憩いの場となっていました。
しかし、先日訪れたら、跡形もなくなってました・・・・。
情報収集したところ、深夜に若者たちのタムロする場所となり、苦情が相次いで根こそぎ撤去となったとのこと・・。
分譲地がほぼ完売したので、宣伝施設が不要となったこともあるかもしれませんが、
不埒な輩の行動が各地の共同浴場の非開放に繋がっていることも事実。
また、ひとつ地元民のための施設がなくなってしまいました。

ところで分譲地やマンションの付加価値のために温泉を掘るのはもう止めて欲しい。
特定の人だけが、温泉の恩恵を享受できるのは間違っています。
温泉は、公共性の高い資源のはずです。また、未来の人類のために温存する必要もあります。
そろそろ、新規掘削の法規制を行うべきだと思います。


両神温泉薬師の湯(すすきの湯)  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月23日(木)03時25分38秒
 昨日は平日休み。昼間は仕事疲れで寝ていたのですが、ふと、夕方、思い立って秩父へ行って
きました。行ったところは小鹿野町「西谷津の湯・宮本荘」のローリー運搬元で秩父札所32番の
前にある法性寺温泉般若の湯の温泉スタンドと5/1より新源泉「すすきの湯」に切り替った
「両神温泉薬師の湯」。自宅から皆野寄居有料道路@全線開通420円タケー経由1時間ちょっと。

 まずはナゾの温泉スタンドシリーズin秩父として法性寺温泉般若の湯温泉スタンドへ行ったのですが、
自宅の風呂での加水入浴レポと合わせ、後日レポします。
 法性寺(般若の湯)から下津谷木温泉クアパレス小鹿野@3回入湯済(レポ)や大竜寺源泉
梁山泊@未湯を横目に突き当たりを左折。小鹿野市街へ出て、小鹿野温泉「本陣寿旅館」@未湯の
先を左折、赤平川温泉「ホテルあかひら」@入湯済(レポ)を横目に両神村へ入ります。
突き当たりを左折。
 右折して夕闇迫る両神花しょうぶ園を訪れたら、真っ白な花がビッシリで満開でした。
しかし、17時以降はイノシシ侵入防止のため、電気柵に覆われてしまい、中へ入れません。
間近からは見られませんでした(泣)

 いよいよ道の駅に併設された「両神温泉薬師の湯」へ入場。平日の夜は車も数台しかなく、さすが
にすいてますね。玄関で100円返却式のシューズロッカーに入れ(鍵は各自保管)、入浴料は
600円(子供240円)のところ「さいたま湯めぐり2」のクーポンで540円。障害者の家族がいれば
介護者も含め半額ですが、平日の一人旅なので仕方ない。

 受付に「すすきの湯になってますか、かけ流しですか」とお尋ねしたら、「すすきの湯に切り
替り、だんだんとかけ流しになっています」とのこと。除々に掛け流しの割合を大きくし、
最終的にはかけ流しにするようです。

 両神温泉薬師の湯は埼玉では初の日帰り温泉施設としてオープンした直後の平成4年3月
(当時は旧館1階の小浴槽で私にとって記念すべき埼玉の温泉第1湯目でした。)、現行の新館
オープン4ヶ月後の平成6年11月に入って以来、3度目。何と前回から10年ぶりの入浴です。
時おり改装しているようで、まだ明るく新しい感じで、当時と変わっていません。階段と脱衣所に
はすすきの湯の新しい分析書と5/24施行の改正温泉法に伴う利用状況が掲示されていました。
脱衣籠と100円返却式コインロッカーあり。

 さて肝心のお湯です。ちょっと書きにくいですが、やっぱり秩父っ子の郷土愛というか、エコ
贔屓でないですが、いや、評判ほど悪くないと思いましたよ(^_^;)。秩父タマゴ湯系の硫黄の
弱い残留臭もありましたし、塩素注入ながら、塩素のにおいもしません。味は若干塩辛く、硫黄系
のせいか甘みを感じます。源泉100%ながら、飲めないようですが…(^^ゞ。肌も一瞬にして
ヌルヌルし、出た後のホカホカ感が強く汗が止まりません。
 投入量よりは少ないですが、床へのオーバーフローも結構あり、だんだんとかけ流し式に移行
していることを感じました。まだかけ流し量は半分もいってないでしょうか?半掛け半循ですね。
大きな吸込口もありますが、吸込はほとんどなかったようでした。
 さらに投入口の源泉が時々熱くなったり、ぬるくなったりしており、特にぬるい時は非加熱源泉
に近く、肌が一層ヌルヌルするのを感じました。全体的にもぬる湯で長湯できます。

 確かに柴原とか般若、新木、明ヶ指などの秩父のタマゴ湯には遠く及ばず、規定泉ということも
手伝ってマニア的には期待外れかも知れませんが、肌触りや温もり感などは十分、期待通りだと
思います。これから暑い夏にかけてかけ流し量が増えれば、もっと期待できるんじゃないでしょうか?
暑ければ加熱の度合いも小さくなりますし…。皆さんも是非、暑い時期に訪れてみて下さいね。

温泉分析書 甲第3136号
1.分析申請者:
住所:埼玉県秩父郡両神村大字薄2906番地
氏名:両神村長 ●●●●
2.源泉名及び湧出地:
源泉名:両神温泉 すすきの湯
湧出地:両神村大字薄字上須川3141番地2(薬師の湯住所:薄2380)
3.湧出地における調査及び試験成績
(ロ)調査及び試験年月日:平成16年12月22日
(ハ)泉温:24.3℃(調査時の気温7℃)
(ニ)湧出量:280L/分(掘削・自噴)
(ホ)知覚的試験:無色澄明僅微甘味殆ど無臭、ガス発泡有り。
(ヘ)pH値:9.2(ガラス電極法)
4.試験室における試験成績
(ロ)分析終了年月日:平成17年1月25日
(ハ)知覚的試験:無色澄明殆ど無味無臭
(ニ)密度:0.9991g/cm3(20.0℃/4℃)
(ホ)pH値:9.16
(ヘ)蒸発残留物:1.027g/kg(110℃)
Na=333.5 K=1.6 アンモニウム=0.6 Mg=0.2 Ca=5.0 Al=0.2 鉄2=0.5 Mn<0.05 陽計=341.6
F=4.5 Cl=431.7 水酸化物=0.3 HS<0.1 チオ硫酸=1.3 硫酸=1.5 メタ亜ヒ酸<0.01
炭酸水素=85.8 炭酸=10.3 メタほう酸=29.4 陰計=564.8
メタけい酸=33.8 遊離CO2<0.1 遊離H2S<0.1 溶存物質・成分総計=0.940g/kg
総水銀<0.0005 銅・鉛<0.05
6.判定:温泉法第二条の別表中に示されたふっ素イオン(F-),メタほう酸(HBO2)の項で温泉法
の温泉に適合する。
平成17年1月27日 財団法人 中央温泉研究所 所長

別紙掲示内容(一部省略)
利用場所における温泉の温度:40.0℃〜41.0℃
加水:該当なし
加温:入浴に適した温度に保つため加温
循環:衛生管理のため、循環ろ過装置を使用
入浴剤:該当なし
消毒:衛生管理のため、塩素系薬剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使用

http://www.chichibu.ne.jp/~ryokamiv/

編集済


(無題)  投稿者: おかざき  投稿日: 6月22日(水)22時22分9秒
>めがねさん
お忙しいご様子。お疲れさまです〜。

>温泉犬さん
まだお読みになってる?
すすすすみません、レポを催促したのにそのままになっていて。(__)
その後もまたどこぞのいい温泉に行かれたのかな?

川原湯・やまきぼしの崖湯ってどこかで写真をみてから気になっているのですが、そうですか、木立の中の森林浴温泉かと思えば開放感ある露天ですか。聖天様は脱衣所からしてもろ丸見えですからねぇ、わたくしも、男ながら、でぶ中のときはキモ腹をさらすのを厭い、入るのを渋るかもしれませぬ。

>ちーずさん
はじめまして。チーズはボクも好きでしてねぇ、最近はチーズカリカリお好み焼が私的ブームです。ってチーズとは関係なしなのかな。

万座亭は万座湯畑から引いた鉄湯2号源泉でしたかしらん?いいですよね。以前開店そうそうに立寄り湯したら、鮮度感ありありの源泉が露天を満たして居て、加水有り眺望はなくとも気に入りました。

>すっごいおいしかったですよ!
へぇ〜、それはそれはなによりでした!(笑)あ、いや、えと子供扱いしてる?いえいえ。(汗)

千寿の湯、よさそうですねぇ。かゆみには鮮度の良さが効いたのかな?それとも硫黄分?またいい温泉を「発見」なすったらカキの方お願いしますね〜。


千葉房総 【濃溝温泉】 千寿の湯   投稿者: ちーず  投稿日: 6月22日(水)17時50分36秒
いつも楽しく利用させてもらってます。オフ会あったんですね!ああ〜参加したかった!
ちなみに先日万座ではオフ会会場のお隣「万座亭」のほうに立ち寄り湯しました。ここも白濁の湯で気持ちよかったですよ。今はまだ改装中なのでもう少したったら快適に使えると思います。

それで、私のつたない情報ですが千葉の房総半島にある「千寿の湯」まるで小さな旅館の小さな浴場ですが泉質はとってもいいのでお勧めです。
サウナも水風呂もなく大浴場だけの設備で入場料大人¥800と、ちと割高な気がしますが猫がいる友人の家の帰りの道中、猫毛アレルギーの私はものすごく体中が痒くなってしまって、たまたま立ち寄って見たのです。
泉質は「重炭酸そうだ」、その効能は「あせもにききます。私も子供のころからこのお湯に入ってました」と手書きで貼ってありましたw
少々茶色がかった41度程度の適温で、ほんとに気持ちよかったです。
しかもいまどき源泉かけ流しなのも貴重と思います。
  
出来たばかりらしく立ち寄った時間は日曜の21:30、どうやらもうお客さんが途切れてしまったようで、もう終いの準備をしてレジも閉めてしまっていたようです(汗 それでも快く入れていただきました。10時閉店だそうです。

やはり皮膚疾患には効くようでかゆいのはぴたっと止まりました。
脱衣所においてあるタンクの水は多分湧き水か何かだとおもうんですが
すっごいおいしかったですよ!
私もそうなんですがアトピーの人とか通ってみる価値あるかもしれません。

http://www.mmjp.or.jp/kameyama-no-sato/as-nomizoonsen.htm


ちょっとだけ  投稿者: やませみ  投稿日: 6月22日(水)17時44分7秒
> うつぼさん
> Ca-Cl泉というのがあるらしいですが、いちど入ってみたいです。
渚共同湯が Ca-Cl泉で、Ca=80mval%くらい。

>恵比寿さん
> 松濤温泉がよければ、2千円くらいしても通いますね。
女性専用のエステスパになるらしいです。12月オープンとのこと。


万座温泉ラジウム北光泉「湯の花旅館」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月22日(水)03時47分26秒
 万座温泉第2湯目は湯の花旅館です。みしゅらんめがねさんレポあり。
万座プリンスから湯の花旅館までは近すぎるので、ちょっと小休止。一旦、万座ハイウェイを少し
下り、万座高原ロッジやオフ会宿泊地の豊国館の建物を見ます。空吹下の駐車場に止め、展望台へ
歩いて登ります。観光案内所でパンフ収集の後、万座ハイウェイを引き返します。白根山方面へ
右折、少し行ったら細い道を左折。手前に湯の花旅館の本家に当たる「松屋ホテル」、奥に1981
年に分家したという「湯の花旅館」がありました。その奥は温泉街や湯畑を望む遊歩道となっています。

 湯の花旅館の駐車場を下りると、自遊人「源泉湯パスポート」を読んでいる同好の士を発見(^_^;)。
平日の期限日にあわてて廻られる方がいるんですな〜。囲炉裏のある玄関を入り、受付のおばちゃん
に「黒岩」というハンコを押してもらいます。

 中へ入ると黒光りする鄙びた木造。まさにみちのくの湯治宿の趣。鳴子の姥の湯を思い出して
しまいました。あの頃が懐かしい〜。廊下を左へ下ります。郡司さんの紹介記事発見。そう言えば、
あの「一湯入魂温泉」の本にも湯の花旅館が紹介されていました。階段を下り、右へ折れ、左へ
折れると正面に祠が、左に男湯、右に女湯がありました。露天風呂は混浴で女湯の手前から右へ
出てサンダルを履いて行った少し先です。露天へは裸移動が基本みたいで、私は知らずに脱衣所
で服を着て露天風呂へ行ったら、服を脱ぐ場所がなく戸惑いましたよ(^_^;)。

 まず脱衣所で服を脱ぎ内湯へ。脱衣所からは温泉が流れる樋を眺められます。古くて木が黒光り
する浴室へ入ると、手前にこぶりな浴槽、奥にサルノコシカケ(霊芝)とマツフジの蔓が入った
湯溜槽があります。後でチラシを読むと、抗ガン作用があるとのことで、ガン病歴のある私の父
にもオススメしたいな〜と思いました。この湯溜槽に源泉が投入され、お湯を加水することなく
冷まして、適温で浴槽に投入される役目も果たしています。内湯はやや熱めでした。湯溜槽には
万座には珍しく飲泉カップがありました。宿泊者のみ18Lまで持ち帰り可。ペットボトルで
持ち帰る方も見かけました。

 お湯を飲むと酸味を感じ、サルノコシカケエキスの影響か、苦味が抑えられまろやかな感じ
がしました。お湯は非加水にしては思いの他あっさり系で、プリンスよりちょっと濃い程度で
しょうか。聚楽のような強烈さはないです。やや白濁、硫黄臭少々。排水は湯溜槽と壁の隙間へ
流れ込んでいたようです。量が少ないのでパスカル式も併用されているのでしょうか。

 次に露天風呂へ。湯の花旅館は廻りをスキー場のゲレンデに囲まれ、開放感がありますが、
露天風呂に関しては岩や数本の木々で目隠しされ、それほど眺めは良くありません。
お隣、松屋ホテルはよく見えます。真っ白に析出した投入路からお湯が投入され、湯面のパイプに
お湯が排水されているパスカル式。お湯は酸化されるのか、内湯より白濁が強いです。
お湯はぬるめでパンチに欠けますが、真っ青な高原の抜けるような青空を眺めながら、
マッタリしました。

 ここは年輩の湯治の常連さんが多かったです。脱衣所でにぎやかに温泉談義をしていました。
サルノコシカケなど樹木エキスで効能を期待したい方は一度試されてみてはいかがでしょう。
万座で湯治されたい方にはオススメできる宿だと思います。

 温泉成分 ()内は古い分析書
温泉利用施設名:湯の花旅館
浴室名:男女内風呂2、露天風呂1
利用温泉
源泉名:万座温泉 ラジウム北光泉
温泉の泉質:酸性-含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉
(含食塩明ばん・硫化水素泉(緊張性酸性高温泉))
温泉1kg中の成分
泉温(源泉)76℃(89.5℃気温22.5℃) (利用施設)40〜43℃(使用位置56℃)
水素イオン(pH)2.5
蒸発残留物1.42g/kg 成分総計1.39735(4.097216)g/kg
Na=122(634.6) K=17.3(107.5) Mg=106(53.83) Ca=35.1(22.11) 鉄2=1.65(2.262)
Mn=5.9 Al=5.5(42.35) H=3.2(12.92) (アンモニウム=1.20) 陽計=296.65(876.772)
F=1.0 Cl=128(745.1) 硫酸=792(637.4) 硫酸水素=8.58(247.1)
(ヒドロ硫酸=1253 燐酸=0.781 ヂヒドロ硫酸=284.9) 陰計=929.5(3168.281)
メタけい酸=117(1.353) メタほう酸=12.4 非解離計=129.4
遊離硫化水素=41.8(6.80) (遊離CO2=44.01)
総ヒ素=0.05 鉛・銅・総水銀=検出せず 遊離硫酸=6.9
分析年月日:平成5年4月2日 群馬県衛生環境研究所
     (昭和34年2月18日 群馬県衛生研究所)

※温泉利用状況
加水の状況:加水していない
加温の状況:加温していない
循環・ろ過状況:循環・ろ過していない
入浴剤の有無:使用していない
消毒処理の状況:消毒の必要がない

※自遊人「源泉湯パスポート」p.30源泉チェックより
源泉:自家源泉1本(自然湧出) 湧出量:300L/分

※1泊2食付7500〜13000円
自炊4200円/半自炊(ご飯、おしんこ、みそ汁付)4500円(休前日1000円増)
日帰り入浴10〜15時700円

http://www.manzaonsen.gr.jp/yunohanaryokan/

編集済


楽天地グランドサウナ  投稿者: めがね  投稿日: 6月22日(水)03時17分25秒
仕事帰りの温泉は最高です。実はオフ会明けから船橋勤務が続き、しかも滅茶苦茶忙しいときた。でもちゃっかり温泉開拓はやっているめがねであります。今回は昨日の仕事帰りに寄ってきた温泉をレポします。

<楽天地グランドサウナ>(墨田区 03-3631-4126 24時間営業 第一、第三日曜は24時まで)
JR総武線の錦糸町の南口から徒歩1分、映画館の入った楽天地ビルの9階にある温泉施設。「グランドサウナ」は男性専用で、女性は「レディースサウナ」(03−3633−8000 10時〜23時まで)に入る事になります。入り口やフロント周りは年季の入ったB級な佇まいですが、館内は綺麗にメンテされ、清潔感もあります。
昭和31年の開業と東京でも老舗で、コンセプト的には「ラクーア」辺りの先駆け的存在ですが、一晩でワイシャツなどをクリーニングしてくれるクリーニング屋があるなどのこだわり様。まさにサラリーマンの聖地と言えましょう。

今回はクイック1時間コース1000円を払い浴室へ。
浴室は内湯のみで温泉利用の浴槽(6〜7人位)、真湯槽、サウナ(眼鏡置き場あり)、水風呂という構成。シャワー、カランは13.アメニティー類は完備。時間が許せばクイックでもガウンの利用も可能。

温泉浴槽には石の湯口から投入とジャグジー投入、オーバーフローなく恐らく完全な循環仕様かと思います。

じゃ〜お湯がダメかというとそうでもないんです。農茶+微黒色透明〜微濁り。黒湯に見えますが、これは浴槽の色に関係してるものかと。浮遊物はありませんでした。食塩泉ですが、どちらかというと重曹系のまとわりつくにゅるすべ感が強いです。かなり落ち着いた優しい感じのお湯で見た目より美人湯系のお湯と思います。ただし、浴後は結溝、ぺトつき感があります。それでも分かり易い万人向きの温泉ではないでしょうか?
臭いは残念ながら微カルキ臭あり。ただし、かなりアンモニア臭が強く、カルキ臭に勝ってる印象。これになぜか微々貝汁臭(?)らしきものも感じられます。味は柔らかな塩味+強めの重曹味。重曹の味が前面に出てる感じで意外に美味い。
最近、スパ泉ブームで高掘削全盛で、お湯使いにやや問題がないともいえませんが、それらのお湯ともタメを張れるいい温泉ではないでしょうか?それにしても50年近く前にこんな異臭温泉を利用しようと思った営業姿勢には賞賛致します。

現状、男性のみ24時間営業ですが、レディースも24時間にすれば結溝、流行るのでは?ラクーアも女性専用仮眠室を設けて繁盛してるみたいですし・・

ナトリウム−塩化物泉 pH 8.0 25.4度 73.8L/min動力 深度650m 成分総計 11.26g/kg N a^+ 4100 k^+ 123 Mg^+ 81.6 Ca^+ 78.1 陽イオン計 4384 Cl^- 5879 So4^- 5.7 Hco3^- 726.5 Co^- 5.5 Br^- 32.4 I^- 7.1 陰イオン計 6654 H2sio3 78 HBO 43.5 有機物 30.6 Co2 76.7

http://www.knet.or.jp/rakten/rakt1.html
編集済


百閧ノしかず  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月22日(水)01時43分4秒
>桃猫さん

 彷彿ではなく、髣髴という字体に目が釘付けになってしまいました。
 桃猫さんは読書家でもあられるようで、百閧フファンなのですか。
 百閧ヘ面白くてその昔何冊か読みましたが、ほとんど忘れました。今では黒澤映画「ま
 あだだよ」の印象のほうが強いくらいです。私的には、財布の中の紙幣の向きを揃えな
 いと気がすまないという奇妙な習癖をつけられてしまったことが、唯一受けた影響と言
 えるでせうか(笑)。


みうら湯  投稿者: 桃猫。  投稿日: 6月22日(水)01時07分36秒
恵比寿さん&みなさま:こんにちは。先日、京急が母体で経営している、弘明寺の、みうら湯へ行ってきました。海洋深層水は屋外だけで、屋内の3つの浴槽に加水無しの循環加温天然温泉がたっぷりと充たされておりました。あまり期待はしていなかったんですが、地底人の歓待を受けまして(笑)、予想外の黒湯に撃沈されました。ちょっと好みの黒湯でした。入り口にある、掛け湯が、どばっと黒湯でして、鎌倉・稲村ガ崎温泉を髣髴させました。黒湯は、深大寺温泉・ゆかり風の泉質かと。


平日の温泉  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月22日(水)00時54分50秒
>仕事のあとに、こんなお湯で疲れを癒せるとは嬉しいことです。

 これが嬉しいんですよね。毎日でも入れると湯治気分でしょうね。
 片道30分以内が理想です。うつぼさんは好みのお湯が近くにできて羨ましい。
 私なぞ、60分(越谷)かかります。これでは連日とはいきません(現在は月1〜2回)。
 高井戸(15分)がもう少しよい湯づかいならば…。
 志楽の湯(30分)はほんとに残念!(夜のドライブコースとしても最高だった)
 大江戸東山温泉(徒歩30分)は、最近では水風呂が一番楽しみだったりしてそれなり
 によいのですが、やはり掛け流しの温泉がほしいですね。
 松濤温泉がよければ、2千円くらいしても通いますね。
 
 ※ほんとうは、休日はほかのことにも時間を割きたいものです(悩)。

 p.s. こっちにも(鶴巻温泉)レスつけときました。
      http://blog.goo.ne.jp/itugou/
編集済


平日夜の所沢「湯楽の里」  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月22日(水)00時21分50秒
平日の夜に、またしても所沢温泉「湯楽の里」に出撃してきました。
道が空いていて、自宅から20分ちょっと。近い!。

21時ごろでしたが、さすがに空いていました。
お湯は、いちばん最初に行ったとき(5/6レポ)のようなアブラ臭ほてほて食塩泉系ではなく、2度目に行ったとき(5/22レポ)と同じイメージの重曹がらみ?のおだやかなものでした。
それにしても、どうみても重曹泉系のツルすべと重曹味があるのに、HCO_3^-わずか10mg/kgとは不思議。

週末は大人気の壷湯も空いていて入り放題だったので、入り比べをしてみました。
投入量は、手前 < 中 < 奥 の順に多くなり、アワつきもその順で多くなります。
手前と奥とでは相当にお湯の感じが違うので、奥がおすすめかと。
全体でみると、お湯の鮮度感は、
寝湯 < 下段露天 < 手前壷湯 < 中壷湯 < 上段露天(湯口そば)< 奥壷湯
ってな感じでしょうか・・・(笑)

やはりここはいいお湯です。仕事のあとに、こんなお湯で疲れを癒せるとは嬉しいことです。これで食事が美味しければ最高なんですが・・・ (^^;

なお、6月25日(土)〜7月3日(日)は、キャンペーン期間で、入会金無料、大人入浴回数券2冊(1冊10枚つづり)が通常11,400円のところ9,500円になります。
編集済


Re:Re:熱海温泉  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月22日(水)00時16分41秒
>やませみさん
>塩水化が顕著なのは海岸部と和田川沿い(南熱海)で、高張性のCa−塩化物泉が現れて
>います。糸川沿いの旧熱海七湯の近辺は、昔ながらの泉質がわりと残っているほうです。

引用したのは、分布図に記入されている「塩化物泉と硫酸塩泉の境界」ラインで、塩化物泉エリアには、主成分が塩化物のNa・(Ca)-Cl / Na・(Ca)-Cl・SO4など、硫酸塩泉エリアには、主成分が硫酸塩のNa・(Ca)-SO4 / Na・(Ca)-SO4・Clないしは単純温泉が主に分布しています。
高張性食塩泉を侵入フロントの目安とするならば、「塩化物泉と硫酸塩泉の境界」ライン=侵入フロントとするのは妥当でないかもしれません。

かなりデフォルメされた分布図なので、詳細なエリア把握は難しいですが、やはり糸川沿いに塩化物泉ラインが内陸深くまで入り、逆に来宮駅西側の初川沿いでは硫酸塩泉ラインが海側に張り出しています。海岸部および和田川沿いはおおむね塩化物泉系です。
ご指摘のあった上宿地区には、たしかにNa・Ca-Cl・SO4やNa・Ca-SO4・Clのマークが何ヶ所かあって、海水化をモロに受けていないような感じがします。
ところで、Ca-Cl泉というのがあるらしいですが、いちど入ってみたいです。
編集済


万座温泉姥湯源泉「万座プリンスホテル」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月21日(火)12時17分2秒
 自遊人パスポ駆け込み入湯シリーズ兼オフ会オッカケの旅、第1弾は群馬県嬬恋村の万座プリン
スホテルです。私にとって万座温泉は「万座ホテル聚楽」(昨年1/4レポ)以来1年半ぶり3湯目。
ちなみに初めての万座としては約10年前に万座プリンスと同系列の万座高原ロッジに日帰り入浴
したことがあります。プリンスと高原ロッジの宿泊者は相互無料利用可。

 昨年の冬に発行された自遊人1月号別冊温泉図鑑・冬号付録の「源泉湯パスポート」は
H16/12/16〜H17/6/15まで有効でした。パスポート対象施設でも割と近い万座と熊の湯は狙って
いましたが、仕事が忙しくて締切日に行くハメに…。万座と熊の湯は冬は志賀草津道路が冬季
通行止めのため、万座ハイウェイの有料道路代(往復2040円)は惜しいし、熊の湯は大変な遠回り
となるので、無料の志賀草津道路の開通を心待ちにしてました。

 高崎からR406(草津街道)で草津へ最短コースで到達。オフ会同様、西の河原をちょっと散策。
R292志賀草津道路を白根山方面に登ります。下界は雨&曇天ですが、頂上付近は霧もなく、
晴れています。標高の高い奥日光も梅雨時は雨があまり降らないそうですが、万座・志賀高原も
同様のようです。本白根山を横目に万座方面に左折。万座ハイウェイとの交差点を須坂方面へ直進。
丘の上にめざす万座プリンスホテルがありました。万座温泉の自遊人対象施設としては湯の花旅館
が手前にありますが、プリンスは加水、湯の花は非加水ということで、始めは刺激が弱いところから、
体を慣らすのが良いと考えました。

 ところで万座プリンスは例の株不祥事で有名なT会長の○武・コ○ド系のホテル。
万座からは全面撤退の方針だそうですが、もちろんプリンスや高原ロッジも売却や閉鎖ということ
になりそうですが、路線バスや有料道路、運輸会社まで○武一色。ウーン、これは万座全体の存亡
に関わるかも知れず、大変心配です。コ○ドで運営する万座ハイウェイは県に売却されて無料化
するのでしょうか?従業員や関係者もこの先心配でしょうね。

 フロントで自遊人パスにハンコをいただいて、売店が建ち並ぶ廊下を鍵の手に進んで、階段を
下りたところに浴場があります。手前右手は女性専用の屋根付き露天『しゃくなげの湯』。
ただしこの日は午後2時まで清掃中でした。階段をさらに下ると左手が女性用、右手が男性用
脱衣所となります。脱衣所に入り右手が内湯「ななかまどの湯」、左手が混浴露天風呂「こまくさの湯」。
タオルは2枚まで貸し出し可。脱衣所は籠式で脱衣所入口に貴重品ロッカーもあります。

 まずは内湯ななかまどの湯へ。硫黄の香りが鼻を付きます。中毒防止のため、ばっ気口が天井
にあります。お湯は加水が多いのか、無色透明で白い粒子状の浮遊物が多く、浴槽の底は成分が
沈殿しています。手前投入され、奥の切り込みからそのまま溢れる文句なしのかけ流し。

 次に露天風呂「こまくさの湯」へ。脱衣所出口でサンダルに履き替えて階段を下ります。
途中、女性用出入口もあって、混浴できる浴槽が3ヶ所あります。空吹や周囲の山々を眺められ
実に雄大な眺めです。今年の温泉ベスト10@景色部門入りは間違いないでしょう。
3ヶ所の浴槽の内、手前「こまくさの湯3」は2ヵ所から加水(温泉と水1対1程度)されながら
投入され、湯面の筒に排水され、かなり熱いです。奥2ヵ所はぬるめです。ここが不思議なのが、
露天風呂で酸化度が強いのか、真っ白に白濁していること。お湯の白、周囲の緑、空吹の茶色、
青空の4色が絶妙なコントラストとなって実に美しい。高地温泉としては乳白色の万座、茶褐色の
濁河、
両方楽しめる本沢、いずれも高所温泉ですが、爽快で気持ちいいです。

 お湯は硫黄で苦く、湯上り後もぐったりして汗が引かない感じ。ただ、非加水の湯の花旅館も
そうでしたが、奥万座の聚楽よりは相当あっさりしていて、肌が痒くなるようなことはなく、
肌に残る硫黄臭もかなり落ちるかなという感じがしました。加水も手伝って万座ではかなりあっ
さりしている方だと思います。万座初心者やはしご湯の第一湯としてはオススメできると思います。
さらに露天からの景色が万座で一番と言っていいほど雄大ですから、景色派にはここは一番に
オススメしたいですね。将来、万座からの○武系の撤退が予定されているので、お早めに…。

温泉成分
温泉利用施設名:万座プリンスホテル
浴室名:本館男子浴場(内湯・露天風呂)
利用温泉
源泉名:万座温泉 姥湯源泉
温泉の泉質:硫黄泉【酸性・含硫黄-マグネシウム・硫酸塩温泉〔硫化水素型〕】
温泉1kg中の成分
泉温(源泉)74.6℃ (利用施設)41.0〜42.5℃ 水素イオン(pH)2.4
蒸発残留物1.21g/kg 成分総計1.36g/kg
Na=110 K=26.9 Mg=61.7 Ca=47.5 鉄2=4.56 Mn=4.59 Al=7.52 H=3.98 陽計=267
F=1.2 Cl=122 硫酸=666 陰計=789
メタけい酸=137 メタほう酸=11.9 硫酸=0.9 非解離計=150
遊離硫化水素=68.0
総ヒ素=0.012 銅=0.004 鉛・総水銀=検出せず
分析年月日:平成14年6月25日 (社)群馬県薬剤師会

※温泉利用状況
加水の状況:源泉温度が高いため加水をしています。(全浴槽)
加温の状況:加温はしていません。
循環・ろ過状況:循環ろ過装置は掛け流し方式のため使用はしていません。
入浴剤の有無:入浴剤の使用はしていません。
消毒の有無:温泉の性質(強酸性泉)により消毒剤の使用はしていません。

※この温泉固有の適応症
切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、高血圧

※自遊人「源泉湯パスポート」p.28源泉チェックより
源泉:自家源泉1本(自然湧出) 湧出量:1100L/分

※日帰り入浴11〜17時1000円〜

http://www.princehotels.co.jp/manza/


品定めをお願いします  投稿者: 内藤  投稿日: 6月21日(火)10時23分23秒
>メールで連絡すれば温泉ファンの訪問も歓迎ということかな?
歓迎です。温泉経験豊富な皆様に品定めをお願いします。
個人の手造り変な温泉ですがよろしくお願いします。
泉質は「単純Fe(U)冷鉱泉(HCO3型)」で一度に5人程度は入れます。
メールは info@land-k.jp です。


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