クチコミ 情報
2005年6月1日〜6月10日

空室バーゲンのご案内  投稿者: いい旅  投稿日: 6月10日(金)15時38分16秒
こんにちは、新潟発e旅情報サイトのe旅です。何回かおじゃまさせてもらっているものです。いつも賑わっていらっしゃるようで何よりです。
またまた人気のお宿の空室バーゲンをやっています。
瀬波温泉夕映えの宿汐美荘、岩室温泉富士屋10,500円、弥彦温泉四季の宿みのや8,400円などなど。
お電話025−290-4020やメールinfo@etabi.co.jpを頂ければ一番いい旅ご案内します。

http://www.etabi.co.jp/bargain.html


Re:いやしの湯  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月10日(金)01時48分31秒
>きょろたさん

 はじめまして。
 いやしの湯、もう2度も行かれたんですね。
 相模湖から道志にかけての温泉は、硫酸塩泉が多いですね。
 個人的には、あまり家族向きでない小さな施設ができてほしいなと思います。


信州高山村の温泉-4  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 9日(木)17時34分1秒
七味温泉「牧泉館」
 高山村牧2974 TEL/026-242-2501 9-18時 500円
 <掲示> 浴場前に簡略した分析表(以下は資料より)
  牧泉館8号井(露天風呂) S61.08 牧字奥日景2974-28
  S-Na・Ca-Cl・SO4 95.5℃ pH=7.8 - L/min
   TSM=1986
   Na=289.6(59.8) K=78.3 Mg=15.8 Ca=103.3(24.5) Fe(II)=0.3
   F=1.44 Cl=468.5(60.4) SO4=304.9(29.0) HCO3=91.9 HS=23.7
   H2SiO3=296.4 HBO2=311.6 CO2=24.2 H2S=4.25 mg/kg (mval%)
  内湯の分析は不明

渓流を前にした赤屋根の木造2階が、いかにも秘湯らしいすてきな佇まいです。
残念なことにすでに旅館をやめて日帰りのみ受付。

内湯は木造の湯小屋で、窓が大きくて明るく、湯気抜きが効いて乾いているので快適。
石板の床が少し冷たい感じですが、浴槽は1.3x2mの深め木製。角材くりぬきの湯口から
44℃の湯が5 L/minほど少量投入。浴槽縁切り欠きから排水でちょいぬるめ41.5℃の長湯むき。

すこし青緑がかった白濁湯で弱イオウ臭、はっきりと酸味と金気を感じます。
七味温泉のなかではやや異質な湯というか、これが本来の七味温泉なのでしょうね。
分析がないのが残念ですが、肌がきしむような浴感は酸性緑礬泉に近いものではないかと思いました。

露天は広大で、4x12mほどもあるコンクリ製。むこう端に源泉櫓が見えモクモク湯煙がたっています。
設備は女湯側にあるので詳しく見えませんが、突き出しているのは造成塔かも? 
そこから大量の熱湯がどんどこ注がれていて、湯口近辺には近づくこともままならず。露天中央部でも
湯温は44℃ありました。湯はねずみ色の半濁でツンとくるイオウ臭、ほぼ無味でさほどの浴感もない
硬い湯なので分析とはだいぶ違うような印象。
とはいえやっぱり広い露天は気分爽快だし、天気もよくて日光浴がてらダラダラ居座っていました。

玄関前のベンチで冷たくおいしい井戸水を飲みながら涼んでいると、ニコニコ陽気な旦那さんが話かけて
きます。一人で番をされているのでしょうがちっとも寂しそうではありません。ちょっと安心しました。
(2005.06.17)


いやしの湯  投稿者: きょろた  投稿日: 6月 9日(木)02時25分22秒
恵比寿さんの神奈川湯めぐりレポートを見させていただいて、青根の「いやしの湯」にいってきました。
6月2日に行ったんですが、生憎の雨。「いい湯だな♪」じゃないけど、よしずのような屋根がついている露天風呂で湯気じゃなく、雨がぽたりと落ちてきて「冷てぇな!」などと空に文句を言いながら入ってきました。
この日入ったのが、岩風呂になった露天があるほうで
こちらの源泉風呂は、円形で寝転がって長湯でも。。と思ったのですが
この形の浴槽ゆえ、頭をのせるうまい場所もなく
しかも、放射状にみなさんの足が伸びているため、うまいこと入らないと誰かの足にぶつかってしまうので
お行儀よく入ってきました。
そして、あろうことか、8日
お友達に誘われて、またまた訪れることに
すると、今度は岩風呂のあるほうではなく、木の枠がつけられた露天風呂があるほうが
男湯になっていました。
こちらの源泉風呂は、長方形になっていて、しかも、空いていたため、念願の寝転がっての入浴ができました。
2日にいったときは、恵比寿さんのレポートのように塩素臭がしてたんですが
8日には、その匂いがしませんでした。
さらに、木枠の露天があるほうが眺めがよかった!
入った感想ですが、なんか入浴している時から、肌がさらさらに感じて、出てからもそんな感じが残っていました。
それと、湯上りに「ざるそば」680円なり。をいただいたんですけど、友達ともども
値段の割りに「うまい」
そして、うのはな、かき揚げてんぷら(でかい!)、ポテトサラダという副菜までついて
いるんです。そちらも、なかなかのもの!
そばには、しっかりこしがあって友達共々かなり満足して帰ってきました!


Re:志楽の湯/Re:ウェルハートピア  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月 8日(水)02時03分29秒
>やませみさん
 新明館の姉妹館山みず木に泊まったことがありますが、翌朝黒川温泉街を散策中、新明館の前で
お客をお出迎えする後藤さんのお姿をお見かけしたことがあります。

>後藤さんの紹介ページの参考文献には、
>どういうわけか当掲示板のクチコミ情報がリンクつけられています。
>ONKEN21さんとガウスさんの記事が目に留まったのでしょうが、
>クリックしてみた人はさぞや面食らったでしょうね。

 私もクリックしてみましたが、ビックリしました。ひょっとして後藤さんご本人もこの掲示板を
読んでお客の志向とか、求めているものを探っていらっしゃるんでしょうか(汗)。
この業界いろいろ難しいことが多いのですが、後藤さんの時代を読む目そして実行力には敬服する
ばかりです。昔、山みず木に泊まった者としては感銘を受けました。

>うつぼさん
 (休暇村館山に対する)めがねさんの休暇村南伊豆に続く、伊豆同系列レポお疲れ様です。
私がこの前、入ったのは名古屋近郊のウェルハートピア長島でした。熱海については自宅からの
アクセスが極めて悪く、まだ行ったことがないです。ポイントカード+年金受給者の両親にとって
は泊まりで行くには割引対象となっていいところのようですね。
 5/24施行の改正温泉法への対応として、「ウェル旅ガイドブック」(無料)にて温泉の湯の利用
状況について掲載しています。
 熱海については「加水・循環ろ過」になっています。鉄分が薄いのはろ過と加水の影響でしょうか。
参考までに全国の厚生年金の宿の温泉の利用状況は以下の通りです。

源泉かけ流し→函館・田沢湖
加水→津軽おのえ・神明苑(福井)・★雲仙小浜・別府・鹿児島あいら・※湯布院
加温→沼津・島根
加水・循環ろ過・一部源泉かけ流し→※しらおい(北海道)
加水・加温・循環ろ過・一部源泉かけ流し→栃木
循環ろ過→立山・小松・※湯河原
加水・循環ろ過→山形・★新潟瀬波・湯河原・熱海
加温・循環ろ過→八戸・仙台・山形くろさわ・佐久・伊賀・★長島・萩・伊万里・武雄
加水・加温・循環ろ過→会津・福島おおとり荘・★つるぎ(富山)・姫路ゆめさき・佐世保・大分日出・※玉造

※保養ホーム ★私の泊まった宿 (★南紀田辺は今年3/31廃止)

それにしてもこれら年金の宿は特殊法人見直しの影響で6年後を目途に全廃されるらしく、
今後の動向が気がかりですね。(参考HP
編集済


伊豆山温泉 「ウェルハートピア熱海」  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月 7日(火)23時36分0秒
東伊豆の湯巡りの5発目。しつこく伊豆山温泉です。(^^;
         
<伊豆山温泉「ウェルハートピア熱海」>(静岡県熱海市、10:00〜16:00、600円、0557-80-4050)
伊豆山の山側にある厚生年金系の保養施設が日帰り開放するもの。ONKEN21さんのレポがあったかな?
日帰り受付はフロントとは別にあり、休憩所や食事付日帰りプランもあって、日帰りの受け入れに積極的なようです。
場所柄を反映してか落ち着いたシックな建物で、館内もゆったりとつくられています。

男女別の浴場浴室には、内湯(みかげ石枠タイル貼20人以上)、ジェット槽(同6.7人)、寝湯(同3人)、低温サウナ、露天(岩枠平石貼10人以上、打たせ湯付)を配置。
カラン16、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。正月11時で10人くらいとゆったり。
窓の広い明るい浴室。露天ゾーンは塀に囲まれていて、背伸びしないと相模湾を見下ろせないのは残念。

内湯は、石の湯口から大量投入で側面注入+底面吸湯ありでオーバーフローなし。
露天は、岩の湯口からの大量投入+打たせ湯投入で底面吸湯+少量のオーバーフロー。お湯は露天の方がいいような感じがしました。
湯口にはどちらも白い石膏らしき析出がでています。

ほぼ適温のお湯は、無色透明でほぼ無味。ごくかすかに石膏臭。ほどよく硫酸塩泉系のキシキシ感があってあたたまる入りごこちのいいお湯です。
ほこほことした温まりとともに肌がスルスルになる浴後感もあなどれません。
ただ、Fe^2+=2.1mg/kgなのに鉄の気配がなかったので、除鉄はあるかも。

公共系豪華施設につきカルキ湯覚悟で突入しましたが、予想に反していいお湯で拾いものでした。
やはり自家源泉2本持っているのは強みかな。
施設もゆったりとしているので、とくにファミリーやグループでの利用にいいのでは。

<伊豆山28号、29号混合泉>
単純温泉(Ca・Na-SO4・Cl型) 53.2℃、pH=7.4、総成分=883.7mg/kg、Na^+=134.0mg/kg、Ca^2+=126.9、Fe^2+=2.1、Cl^-=136.0、SO_4^2-=365.9、メタけい酸=72.9 <H8.6.17分析>

>クマオさん
今週の、白根温泉「加羅倉館」、ここは2/2にレポしていますが、いかにも北毛らしい硫酸塩泉系の渋い熱湯のかけ流しはとても気分がいいです。近くの「薬師の湯」はけっこう混むので、こちらがおすすめかな。(露天はないですが・・・)
編集済


信州高山村の温泉-3  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 7日(火)17時29分7秒
連続でごめんなさい

七味温泉「渓山亭」
 高山村牧2974-47 TEL/026-242-2921 11-14時 800円
 <掲示> 浴場前に分析表
  七味温泉の湯 H11.12 牧2974-41
  単純硫黄泉 48.8℃ pH=7.8 - L/min
   ER=971 TSM=962.6 (Ca・Na-SO4)
   Na=63.9(22.4) K=4.9 Mg=12.8 Ca=168.1(67.7) Fe(II)=0.1
   Cl=51.4 SO4=446.2(77.0) HCO3=73.2 HS=2.9
   H2SiO3=92.9 HBO2=44.1 CO2=9.3 H2S=0.5 mg/kg (mval%)

秘湯ムードの七味温泉にあってひときわ大きく立派な外観の純和風旅館です。
とても瀟洒清潔でいい感じですが、山奥に戸倉や上諏訪の一軒が引っ越してきたようで、
周囲の自然景観からはいささか浮いているかなという印象もあり。
玄関まわりでは番頭さんが丁寧に掃除の最中で、これがまたとびきりの笑顔で入浴大歓迎。

浴場は広い内湯と続きの露天。ほかに貸切露天の「せせらぎの湯」はめがねさんレポあり。

内湯大浴場は3x5mの深め岩風呂が1槽。巨大な岩から源泉らしい46℃の湯が20 L/min湯滝状に
投入でやや熱め43.5℃。午前一番でまだ湯が満杯になっていませんでしたが、とくに排水溝は
見あたらないので洗い場への掛け流しでしょうか。
ほぼ無色澄明の湯に白い湯花が大量に浮遊。淡い苦味に弱めながら刺激感のある焦げイオウ臭。
サラサラとキシキシのまじった硬い浴感の石膏系。

露天は3x4mの岩風呂。渓流方向に開いていますが、岩組がやや高いのでやや閉塞感あり。
岩湯口から43℃の20 L/min流入と、パイプから打たせ湯状に54℃の20 L/min投入で湯温42℃に調整。
湯面パイプから排水で掛け流しに見えますが、湯の香や湯花がほとんどなく鮮度感も乏しいので半循環
でしょう。内湯とは別源泉かなとも感じました。

番頭さん談話によれば、七味の奥のほう3軒は渓山亭前の共同源泉と各宿の自家源泉を併用しているとのこと。
分析表のがどちらなのかは聞き忘れました・・・(2005.05.17)
http://www.keizantei.com/


信州高山村の温泉-2  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 7日(火)17時27分9秒
七味温泉「野天風呂」
 連絡先は紅葉館 TEL/026-242-2710 10-17時 400円
 <掲示> なし
  単純温泉? 詳細不明

紅葉館に入ろうとすると道向かいに素敵な湯小屋のある民家が見え、「野天風呂」と書いてあるので
ふらふらと侵入。居間の窓際でお婆ちゃんが番をしているのですが、大音量で「水戸黄門」を見ており、
ずいぶん大声を出してやっと気付いてもらえました(^.^;。 聞けば紅葉館の先代婆ちゃんで、
小遣いかせぎに第二露天として開けているとのこと。夜間は紅葉館宿泊者の貸切にできるようです。

木造の仮設ふう湯小屋はけっこう大きなつくりで、男女別の露天風呂になっています。
岩を配した素朴な深めコンクリ浴槽が2槽に仕切られ、手前側1.5x3mにパイプから65℃の湯が
5 L/minほど少量投入で42℃適温、向こう側3x3mへ溢れてこちらは38℃のぬる湯です。

浴槽のペンキ塗りで青く見えますが湯色は無色澄明。酸っぱいイオウ臭だけしっかり香る無味の湯。
ほとんど浴感らしいものはない淡白な泉質ですが、その薄さがなぜだか爽快でけっこうのんびり
長湯させてもらいました。

帰り際に休憩所を覗いていたら「お茶でも飲んでけ」と婆ちゃんがお誘い。
先を急ぐからと丁重に辞退しましたが、話し相手がいないので暇なのでしょうね。
お時間のある方はゆっくりつき合ってあげてください。(2005.05.16)


信州高山村の温泉-1  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 6日(月)17時20分8秒
オフ会の段取りが一区切りついたようなので、ぼちぼちレポ書いていきます。

七味温泉「山王荘」
 高山村牧奥日影2974-53 TEL/026-242-2627 9-20時 500円
 <掲示> 脱衣所に効能書のみ
  単純硫黄泉 詳細不明

七味温泉のいちばん奥にある全21室の中型旅館です。フロントのある新館は吹き抜けフロアなどなか
なか瀟洒なつくりですが、浴場のある旧館は湯宿とロッジを混ぜたような面白い外観。「洗心湯山」
という風雅な表札がついていますが何と読むのでしょう?
館内はやや狭く古びた湯治宿ふうなので、風呂場もさぞや年代物かと思いきや、こちらはけっこう新
しく掃除も行き届いていてちょっと安心。内湯と続きの渓谷露天のシンプルな構成です。

内湯はセラミックタイルに木枠のついた1.5x3mの深め浴槽。パイプから54℃の湯が10 L/minほど投入。
鯉の浮き彫りのある湯皿(?)が面白いですが、大量の湯花に埋もれて泥田のナマズのよう(^.^)。
排水は浴槽枠の穴から露天に落とされているように見えます。

緑灰色半濁(20cm)の湯で、焦げ酸っぱいイオウ臭がけっこう香ります。細かい粉状の湯花が大量に浮遊。
弱い酸味と塩味を感じますが、見た目ほどの濃度感はなくあっさりめのきしきし硬い湯です。
湯温がちょいぬるめ41℃なのは先客がだいぶうめたかもしれません。

露天は3x6mの円形岩風呂で浅め。竹筒から54℃の15 L/minと、内湯から落とし込みの投入。
湯面パイプへの掛け流しでぬるめ40℃前後。青白濁湯(20cm)が快晴の陽射しにはえて美しい光景です。
床のコンクリに湯花が大量に沈殿して非常に滑りやすくなっているうえ、踏み段も見えないのでお年寄り
にはちょっと危ないですね。それと、崩壊した脱衣小屋は見苦しいので早めに撤去したほうがよいかな。

泉質はいささかインパクトに欠ける感じですが、新緑の山々を望みながらイオウ臭の濁り湯に浸かるのは
素直に良い気分です。万人むけの白濁湯露天としてけっこう穴場かもしれません。(2005.05.16)


Re:縄文天然温泉「志楽の湯」  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 6日(月)17時15分51秒
> 新明館の後藤さんがそういう業種の人たちと付き合いがあるっていうのが不思議

国土交通省認定観光カリスマですから、
いろんな所からお知恵拝借の依頼がくるのはしょうがないでしょう。
 「僕がアドバイスするということを聞いて、いろいろな旅館経営者が
  設計士と一緒に訪ねてきます」
  光文社新書「黒川温泉観光経営講座」p.84より
この本は、後藤さんの考え方がよくわかって興味深いです。

観光カリスマについての詳細は国土交通省のHPをごらんあれ
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/karisuma000.htm

と、今気付きましたが、後藤さんの紹介ページの参考文献には、
どういうわけか当掲示板のクチコミ情報がリンクつけられています。
ONKEN21さんとガウスさんの記事が目に留まったのでしょうが、
クリックしてみた人はさぞや面食らったでしょうね。


Re:Re:縄文天然温泉「志楽の湯」    投稿者: すなっち32  投稿日: 6月 6日(月)12時23分26秒
やませみさん。

>志楽の湯の「縄文」は多摩の古代史とは何の関係もないでしょうね。

関係ないでしょうね。年代もまったく違いますから。

>ここの経営母体は自己啓発セミナーなどを主催する会社ですが、

連れもそんなことを言ってましたけど、アンテナ・ショップとして建てたのなら、目論みは外れたでしょうね。客層が女性7割。おばちゃん、おばあちゃん5割ですから。でも、その方が社会的な奉仕になっていいかも。
でも、新明館の後藤さんがそういう業種の人たちと付き合いがあるっていうのが不思議なんですけどね。
こういう観念的な発想はビジネスとして捉えると、異端視され、芸術として捉えると評価を受けるのは世の常でしょうか。ニッペンの美子ちゃんと一緒なんですけどね〜
(セミナー会社の回し者ではありません。おもしろいな〜と思ってるだけですよ)

>川崎と縄文のつながりは、たぶん岡本太郎氏ではないかな〜

そうですね。私も書こうかと思ったのですが、面倒になってやめました。「志楽の湯」のフロントの奥に岡本氏の作成した作品が無造作に置いてあるんですが、お金があるんだなぁ、と思いました。

>常連氏のなかでは最も縄文人に近いと思われるやませみでした。

? お会いして確認した方がよろしいでしょうか。
編集済


Re:縄文天然温泉「志楽の湯」  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 6日(月)09時26分7秒
志楽の湯の「縄文」は多摩の古代史とは何の関係もないでしょうね。
ここの経営母体は自己啓発セミナーなどを主催する会社ですが、
八ヶ岳山麓の尖石縄文遺跡に近い三井の森に研修施設をもっており、
「縄文パワー」がどうたらというのを取り入れているそうな・・・

川崎と縄文のつながりは、たぶん岡本太郎氏ではないかな〜
氏の作品は縄文美術からずいぶんモチーフを得られていたそうですから。

子供の頃は秋田の端っこに住んでいたので、
山に遊びに行くと土器石器やらちっこいストーンサークルがいっぱい、
直径30cmくらいのミニサイズのもあるんですよ

常連氏のなかでは最も縄文人に近いと思われるやませみでした。
って誰だうなずいたのは〜


ReReRe志楽の湯    投稿者: すなっち32  投稿日: 6月 6日(月)03時05分17秒
めがねさん。ご参考までに。

http://www.ocv.ne.jp/~takebe-n/takebe/myhometown/myhometown_00_5.html

(自動で移動するのを待ってください)
編集済


ReRe志楽の湯  投稿者: めがね  投稿日: 6月 6日(月)02時09分4秒
>すなっちさん
私が「ゆかり」を出してきたのは武蔵野人としての「深大寺」という土地への思い入れもあるのです。ご指摘の通り、今日の「武蔵野」は戦後、急成長をとげた街が多いのです。歴史も浅いのです。特に小生が住んでいる北部地区は水利も悪く、米作などもほとんどできない土地でした。一部、弥生〜縄文時代の遺跡なども発掘されているようですが、小規模なものがほとんどです。
そんな中、武蔵野、多摩で数少ない古代から開発されてきたのが「深大寺」であり、「府中」、「国分寺」などです。特に「深大寺」は草創が天平5年(735年頃)と言われる古刹であります。又、周囲はとても都内とは思えない程、緑が多く、里山も小規模ながら残っていてかなり癒される空間です。ちなみに「ゆかり」は「深大寺」からひとつ丘を越した所に位地しているのですが、この丘も「深大寺城」という戦国時代初期の城跡なのです。
(実はONKENさん同様、小生も一時期城に凝った時期がありまして・・)
ゆえに武蔵野に住む者にとっては「深大寺」は多摩地方でも数少ない誇れる深い歴史ある地域なのです。
実際、ここに温泉施設ができると聞いた時、「志楽の湯」のようなコンセプトの施設ができるものと勝手にですが、想像してました。「城山亭」という割と有名な料亭が資本だけに・・しかし、なんだかソフトでも風水を取り入れたコンセプトはなんだか落ち着けません。お湯も悪くないのですけど。
そんなわけで別に力技じゃないです。力技なら「湯らく」や「いこいの湯」を引き合いに出していたと思います。
私も歴史は好きな方なので温泉もそうですが、九州は訪れてみたい所です。特に吉野ヶ里遺跡なんかは是非、その古代の歴史の深さを見てみたいですね。

>恵比寿さん
そんなわけで、ここは施設の雰囲気全体で癒される温泉だと思います。自分は大食漢ではないので夕食で食べたここの500円のおにぎりセット(おにぎり2個+惣菜+味噌汁)が気に入りました。

周辺の強塩泉使用の施設の中ではお湯使いは悪くないとは思いますよ。非加熱掛け流しは理想ですが。(コンディションうんぬんは別にして)ただし、湧出量の記載が無いのでなんとも言えませんが、現状、これ以上は温泉浴槽は増やせないかな?なんとなく可能楊湯量いっぱいいっぱいという印象がなくもないので。
編集済


ONKEN21さんへ  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月 5日(日)21時57分18秒
>ONKEN21さん

 > タオルでせき止めてしまい、排水溝のみからの排水になってしまったようです。
 > 今はどうなってますか?

 そういったものはなく、オーバーフローしていたように思いましたが…。タオルで堰き
 止めが許されるのは、奥会津の湯倉温泉共同浴場くらいのものでしょう(笑)。

 >私はいこいの湯は行った事がないんですが…

 東京で一番と○○○さんも言っています。私も実際に入るお湯ということでは同感です。
 源泉なら、たぶん高井戸ではないかと思うのですが、入れませんので…。
 「いこいの湯」の難点は、異常に混雑すること。平日でも夕方になる前がお薦めです。
 
 >春日部や所沢の湯楽の里、湯けむり横丁おおみやにも行けない

 大宮は未入湯ですが、マニアには評判悪いようですね。春日部、所沢の湯楽の里どおし
 の対決では、どちらもよい湯づかいながら、お湯の力で春日部の完勝かと思います。好
 みもあるでしょうけどね。
 春日部は、ぜひ入ってみてください。
編集済


昼下がりの愉しみ  投稿者: 週末田舎人  投稿日: 6月 5日(日)20時06分39秒
最近遠出するのは億劫な日は、昼ご飯を食べてからでも行ける近場の温泉銭湯に行く事が多いのですが、今日は少し電車に乗って横浜まで行きました。お目当ては、市営地下鉄蒔田駅近くの「第一七福湯」。

誇らしげな「ナトリウム温泉」の暖簾、どっしりした赤い瓦屋根の造り。すっきりと磨きこまれた明るい脱衣場の床と、浴室の大壁に広がる富士の絵。ガッコンガッコンと押す形の洗い場カランがいいですね。白湯と黒湯の2個の浴槽、もちろんお目当ては黒湯。いそいそと体を洗って溶岩積みの温泉浴槽に浸かります。深めの浴槽に浸かって肌をさすると、スベスベした黒湯は肌触りの良いものですが、驚くべきは透明度。ほぼ無いに等しく、コーラの色を越えて醤油なみの濃さがありました。肌に残ったひとしずくで既に色味を感じる濃さ。泡風呂仕様になっていて、そのボコボコが黒湯特有の匂いをプンプンと吹き上げているのもいいですね。
まだ銭湯巡り歴の浅い私ですが、ここまで濃いのは初めてです。浸かっていると汗がドワッと出て来る。上がってから体を拭き拭き風に吹かれながらビールをグビリ。うーん。
濃厚湯に満足してフワフワと帰って来ました。

>>新木鉱泉
浴室の落ち着いた感じといい、やさしいヌルスベ湯といい、好きなところだけに立ち寄りが禁止にならない事をを祈りたいです。源泉水風呂の取り合いとかでしょうかね?サウナを使った後のあの源泉風呂は身振るいする快感ですしね…。
温泉使用のスパ泉での話ですが、つぼ湯、樽風呂系を長々と占有する人がいて、トラブってるのは見た事あります。譲り合えばお互い嫌な思いもしないはずなんですが。

特に新木鉱泉に関わらず、旅館の立ち寄りなどの場合はあくまで宿泊客優先でしょう。「立ち寄らせてもらっている」立場を忘れてはいけませんよね。
編集済


Re:縄文天然温泉「志楽の湯」  投稿者: すなっち32  投稿日: 6月 5日(日)15時59分54秒
めがねさん、こんにちは。
熱海帰りにわざわざお疲れ様です。盛り上がってますね〜「志楽の湯」。

>「深大寺温泉  ゆかり」がこの雰囲気だとマッチしてるように思うんですが・・

「ゆかり」と同一視するのは流石に力技すぎやしませんか?  「武蔵野」と「縄文」では歴史的にも考古学的にも深さが全然違います。「志楽の湯」は弥生文化に対する縄文文化がコンセプトだと思いますから。
新明館は九州に在する温泉なので、そのあたりの思い入れは内地の人間よりはるかに強いと思います。「縄文」って探っていくと結構怖いんですよ。

うつぼさん。

新木鉱泉>待合所に「最近、お客同士のトラブルが多くて困っている。お互いマナーを守りましょう」との旨の掲示がありました。あまりトラブルがつづくと日帰り不可になりそうで心配です

最近では、そこまで大事(おおごと)になってるんですか? どうやら常連とご新規さんの行き違いのようですが、特に日帰り入浴は「占有しない」、これに尽きると思います。
編集済


Re:すすきの湯/Re:埼玉の湯巡り  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月 5日(日)12時55分15秒
 早速、“速攻レポ”いただきありがとうございました。私は浴感やにおいの表現はあまり得意
でないし、最近多忙のため南関東や都会の温泉をほとんど知らない“井の中の蛙”でありまして、
お二方のレポは大変参考になります。
私の場合、新しもの好きのため、地元の新施設については大げさというか高評価をしてしまう傾向
があるんで、冷静なレポ、ありがとうございます。

>うつぼさん
 両神温泉薬師の湯は残念ながら、それ程でもなかったようですね。今は掛け流しではないとの
こと、やはり要加温の源泉温度24.3℃では苦しいでしょうか?広報紙の3月号で村長が述べられて
いますが、今後「かけ流し」で使う方向で検討されているのではと思われますが…。
 私も硫黄系(タマゴ湯系)を期待していたので、塩化物系の規定泉だったのは意外でした。
薬師の湯温泉断層とは全く違う「秩父地域ではあまりない断層」から湧出していることが影響して
いるのでしょうか。ところで薬師の湯という施設名はいつ「すすきの湯」に改称するのでしょうか?
 今週の両神行きはやっぱりパスしようかな〜?花菖蒲も早過ぎみたいだし…

>恵比寿さん
 茂美の湯と華のゆまで遠征いただき、お疲れさまでした。茂美の湯ですが、うつぼさんのレポ
にもあったと思いますが、開湯して1ヶ月後くらいに、浴槽の床が滑るとの理由で浴槽の縁に
タオルでせき止めてしまい、排水溝のみからの排水になってしまったようです。今はどうなってますか?
試験揚湯中や開湯直後は床に掛け流された“さざなみ模様”が実に美しかったのですが…。
これは安全上の理由で仕方ないのでしょうかね。

 華のゆは茂美の湯と同じ成分量ですが、うすくて穏やかなお湯がまたいいですね。濃い湯ばっかり
に入っている私でもたまには薄いお湯もいいものだと感じます。行田古代蓮物語と共に○akayama
さん、お好みのお湯ですね。太田・館林あたりに行ったついでにでも行ってみてほしいですね(^^)
あのガス臭は「いこいの湯」に似てるんですか?私はいこいの湯は行った事がないんですが…
同じ埼玉でも少し遠い春日部や所沢の湯楽の里、湯けむり横丁おおみやにも行けないくらい多忙なんで(^^ゞ
編集済


埼玉の湯巡り  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月 5日(日)12時00分16秒
先週の神奈川の湯巡りに続いて、今週は埼玉の湯巡りです。
ともに新設の施設というのがキーです。ほんとうに凄い新設ラッシュだと思います。

○茂美の湯 ☆☆☆
 行田市にある「彩の国 ゆもと村」が温泉を掘削しました。施設じたいは古い健康ランド
 なので、家族向きでもなく、洒落た要素はまったくありません。浴場は内湯だけですが、
 二面が外を眺められる大きなガラス窓になっており、開放感があります。道路を挟んで
 コンビニがいやにまじかに見えます。
 お湯は、透明感のある泥色をしたほぼ無臭の重曹泉。塩辛さも感じません。色、浴感と
 もインパクトはありませんが、ゆっくり浸かっていると重曹泉らしい心地よさを感じる
 お湯です。(pH7.6、総成分量1.3g)
 湯の硬さ軟らかさについていえば、重曹泉であるし、Ca/Na=31.6/338=0.09と軟らかいお
 湯のはずですが、私にはいくらか硬く感じられました。
 湯づかいは掛け流しと思われますが、ほんとうにいいお湯だなあと思ったのは、じつは
 外にある足湯の湯口のお湯でした。

○羽生温泉「華のゆ」(ホテルルートイングランディア羽生) ☆☆☆
 「ゆの華」贔屓の私は、この名を目にした途端、笑っちゃいました。
 羽生駅西口徒歩3分。手前にはベルク(大型スーパー)とD2があり、便利なようです
 が、他には何もありません。
 ホテルにあるというので小さな施設かと思ったら、流行のスパ銭と同じような造りのか
 なり立派なものでした。入り口はホテルとは別になっています。
 総成分量1.4gの重曹泉ですが、「茂美の湯」よりずっと透明です。露天中央の大きな浴
 槽が一番お湯がよく、なぜかツルツル感(重曹泉特有のヌルヌルではない)と泡つきが
 あります。
 湯口では「いこいの湯」(東京)で強く感じるガス臭もあります。そういえば浴感の印
 象も「いこいの湯」を薄くしたような感じです。
 私は「茂美の湯」のお湯のほうが好きですが、施設が立派なので、同じ☆☆☆とします。

○春日部温泉「湯楽(ゆら)の里」 ☆☆☆☆
 春日部駅東口から伸びる道路をまっすぐ1`と少し走ると左手にあります。
 ここには驚きました。柏ゆの華や東鷲宮百観音に迫る素晴らしい強塩泉が贅沢に掛け流
 されています。
 露天では、非加熱浴槽(39℃くらい)と加熱浴槽(41〜42℃)の2つの浴槽が用意され、
 ともに掛け流しです。非加熱浴槽湯口付近では泡つきも多く、強塩泉ならではのずっし
 りした浴感と泡による皮膚の表層上の心地よさのダブルパンチです。強塩泉と泡つきが
 両立しているところは稀です。
 「茂美の湯」と似た泥色の濁り湯で、潮のような匂いと鉄の匂いがする軟らかいお湯で
 す。(pH7.3、総成分量17g)

 [6/7深夜 再訪時追記]
  泡はなぜかあまりつかず、匂いも薄く感じられ、前回の調子がよすぎたのか首をひね
  るが、それでも充分によいお湯だった。
  深夜時間帯は空いていてよいが、壷湯だけは延々と独占する人ばかりで、まったくあ
  かず、閉口した。
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Re:縄文天然温泉「志楽の湯」  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月 5日(日)11時21分17秒
>お湯は黄茶色透明

 ここが引っかかります。やっぱり循環して薄くなっているのではないかな。
 私が最初に行ったときは、透明なんて絶対呼べないほど濃い濁り湯でしたから。
 露天では、明るい中、底がまったく見えませんでした。
 うーん、ほんとうに残念な湯づかい。それにしても、なんであのときは状態が良かった
 のだろう…。


縄文天然温泉「志楽の湯」  投稿者: めがね  投稿日: 6月 5日(日)03時29分22秒
ここのところ忙しくて、会社帰りになかなか攻められないでいましたが、昨日、熱海帰りに突入してきました。

<縄文天然温泉「志楽の湯」>(川崎市幸区 044-533-8888 10時〜24時まで)
JR南武線「矢向」から徒歩5分位、国道1号線の都町交差点から3分位の所、旧半導体工場の跡地に建てられた日帰り温泉施設。施設の性格上、派手な看板は無く、見過ごしてしまう可能性もあり、又、周囲も住宅地のため運転には注意が必要かと。(電車の方がお薦めかも)。「縄文の森」をコンセプトにしているため、木々に囲まれた敷地内の雰囲気はあきらかに無機質な周囲の住宅地とは異なる雰囲気。露天風呂を中心に黒川温泉の「山の宿、新明館」の後藤哲也氏がプロデュースした館内はダークブラックの木目を基調とした落ち着いた雰囲気。テレビや新聞を置かず、静かな館内には好感が持てます。
全体的には「縄文時代に回帰しよう」というコンセプトで作られており、調度品もそのような雰囲気。掘削用の錆びたトルコンピットもここでは縄文土器に見立てられさりげなく置かれているのにはちょっと笑えましたが・・

入浴料950円(平日850円)を払い浴室へ。
浴室内の通路も何か凸凹しているのもデザインか?温泉使用の浴槽は木製の内湯(30人位)と230トンの八ヶ岳産安山岩を使用し、野湯をイメージした露天風呂(10人位)の2槽。その他に味噌樽風呂、水風呂、サウナという構成。シャワー、カラン34.アメニティー類は完備。露天風呂はやや浅めでやはり凸凹してる上にやや暗いので足元注意が必要。野湯をイメージしての演出と思いますが、東屋はいらないか、もう少し小さくてもいいんじゃないかなと・・

浴槽には内湯木製湯口から投入+槽内投入。浴槽縁上面2ヶ所からかなりの量を流し出しています。露天も木筒湯口と湯面ぎりぎりの所の雨どい口から投入で入り口付近の排湯口からの排湯と思われます。

お湯は黄茶色透明、黒い砂状の沈殿物多数沈殿。内湯の湯口付近は気泡で白濁していました。東京近郊、特に近隣の「ユーランド鶴見」に比べるとにゅるすべ感があまりなく、入浴中の肌触りはあまり強くはないです。ただし、入浴後はかなり肌がぺトつきます。お湯の状態からすると露天の雰囲気は捨てがたいですが、内湯の特に湯口付近が一番鮮度感を感じました。ただし、もう少し内湯は狭い方が良かったかもしれません。
臭いは内湯、露天湯口ともやや重めのミシン系のアブラ臭+微アンモニア臭。内湯の湯口の方が臭いが強いです。湯面、特に露天はなんとなく化粧品に似た臭いがします。「消毒薬品投入」の表記がありましたのでこれに関係する臭いかもしれません。味は塩味+苦味+重曹味+エグ味。不味いのですが、このエグ味がここのお湯の個性的な部分とも言えましょう。お湯自体のポテンシャルは結構、高いように思えます。後は湯使いかな。味噌樽風呂は真湯を使ってるようなのでこれを非加熱掛け流しにしてもいいかもしれません。

さて、今までの温浴施設のイメージを覆すという表現をされる事もあるようです。確かによくできたいい施設だとは思うのですが、そこまでの強いインパクトは無いかな?割と普通な感じで、駅からも近いので会社帰りの普段、雑棟の中で仕事してるお父さん達のオワシスとしての1湯にはいい温泉なのではないでしょうか?「深大寺温泉、ゆかり」がこの雰囲気だとマッチしてるように思うんですが・・

ナトリウム-塩化物強塩泉 pH不明 38.5度 湧出量記載なし 成分総計 27.75g/kg Na^+ 9586 K^+ 276 NH4^+ 137.7 Mg^+ 181.8 Ca^+ 472.3 Fe^+ 5.5 陽イオン計 10660 Cl^- 16460 Br^- 68.6 T^- 26.4 So4- 3.6 HCO3^- 433.2 陰イオン計 16990 H2sio3 58.1 HBO2 15.8 Co2 18.5

>うつぼさん
「般若院浴場」はどうやら楊湯装置が壊れてしまい、修理するのにかなりの額が必要なため、それだけ掛けても採算が合わないという理由だそうです。敷地が般若院の土地のため、更地に戻して返却しなくてはならないらしく、そのために取り壊したというのが理由だそうです。


両神温泉(すすきの湯) 「道の駅 両神温泉薬師の湯」  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月 4日(土)23時42分51秒
往年の秩父温泉フリーク?としては、ONKEN21さん情報、「秩父で新源泉、自噴でかけ流しか?」を見過ごすことができず(^^;)、本日、ひさしぶりに秩父に繰り出してきました。

<両神温泉(すすきの湯)「道の駅 両神温泉薬師の湯」>(埼玉県両神村、10:00〜21:00、600円、0494-79-1533)
両神温泉は「国民宿舎 両神荘」は入ったことがありますがここは初めて。道の駅に併設された典型的なセンター系施設です。

男女別の浴室は2階にあり、赤みかげ石造15人以上の内湯(ジャグジー、ジェット×3付)のみとシンプル。カラン15、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。土曜午後で10人程度とまあまあゆったり。

石の湯口から熱湯を投入で、湯口には「この源泉は飲めません。(源泉100%)」の掲示があります。オーバーフローはありますが、投入量より少ない感じ。
湯口のお湯はかなり熱くほぼ無臭(微塩味)で、個人的には”源泉”を感じるものではありませんでした。
それでも、やや懸濁したお湯にはそこそこのヌルすべはあるし、相当の温まり感があるので、温泉らしさは充分に感じられます。(カルキ臭なし、仄かに饐えたようなイオウの残留臭?あり) ただ、過加熱で湯温が高すぎるのは残念でした。
規定泉ですが、成分濃度は塩類泉に近いレベルで、成分的にはCl^-の比率が高く、秩父に多い重曹泉系ではありません。
ヌルすべの温まり湯は、このエリアでは貴重かもしれません。

村の広報紙によると、従前の”薬師の湯”の湯量が減少したため、新規温泉開発を行ったとのことで、5/1より新源泉に切り替えています。
(帰りぎわに受付で湯づかいを訊くと、いまはかけ流しではないとのことでした。)

規定泉(ふっ素、メタほう酸含有)(Na-Cl型) 24.3℃、pH=9.2、280L/min掘削自噴、成分総計=0.940g/kg、Na^+=333.5mg/kg (97.45mval%)、Fe^2+=0.5、F^-=4.5、Cl^-=431.7 (81.58)、HS^-<0.1、チオ硫酸イオン=1.3、HCO_3^-=85.8 (9.44)、CO_3^2-=10.3、BO_2^-=29.4、陽イオン計=341.6 (14.89mval)、陰イオン計=564.8 (14.93mval)、硫化水素<0.1 <H16.12.25分析>

すぐそばにある「花しょうぶ園」(約10,000株、100種)は例年いま頃からが見頃のようですが、今年は遅れていて3株 (^^;)しか咲いていませんでした。もう少し時間がかかりそうです。

じつは、ひそかに”甘〜いイオウ臭のぬる湯”を期待していったので、その意味ではスカを喰らった形。でも、どうにも”甘〜いイオウ臭”が恋しいので、夕方、気に入りの「新木鉱泉」に突入。
思いがけず空いていて、日暮れていく田舎の景色を楽しみながらまったりできました。
源泉水風呂は、甘〜いイオウ臭香るヌルすべのたまご水で飲泉も可。これはやっぱり絶品です。
(待合所に「最近、お客同士のトラブルが多くて困っている。お互いマナーを守りましょう」との旨の掲示がありました。あまりトラブルがつづくと日帰り不可になりそうで心配です。)

>めがねさん
伊豆山温泉「般若院浴場」、廃止ですか・・・。残念。
編集済


般若寺浴場廃止  投稿者: めがね  投稿日: 6月 4日(土)16時23分15秒
本日、休みで熱海伊豆山にきています。浜浴場にての情報で般若寺浴場が4月で廃止になったと。       現地を確認したところ、残骸を残して取り壊されてました。残念。取りあえず第1報まで


両神温泉すすきの湯、5/1引湯開始!  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月 3日(金)21時25分32秒
 羽生華のゆに続く“怒涛の埼北の温泉スクープin秩父”です(^^)。埼玉県秩父郡両神村役場
発行の「広報りょうかみ」6月号5ページによると両神温泉「薬師の湯」に新源泉「すすきの湯」の
引湯がすでに5/1から始まっていたとのことです。いよいよ待望の掛け流し温泉、わが秩父にも初登場です!
秩父っ子としてはいても立ってもいられません。来週は両神の花菖蒲とセットで訪れたいと思います。お楽しみに…。
 以下、広報りょうかみより
>5/1から新しい温泉『すすきの湯』を引き始めました
>湧出量は1分間に280リットル、pHは9.2、泉温は24.3度、無色透明のアルカリ泉で
>『つるつる、すべすべ、よく温まる』温泉です。ぜひ、一度お試しください。
◎定休日である火曜の営業について
>6月7日、14日は火曜日ですが、花菖蒲開花期間中のため営業致します。
http://www.vill.ryokami.saitama.jp/somu/kouho/17nen/6/2005.06.0405.pdf
(参考)「広報りょうかみ」3月号4ページ「温泉開発」

>へんちゃんさん
 初めまして。羽生華のゆの私のレポ参考にしていただき、いても立ってもいられず遠くから早速、
訪れていただきありがとうございました。さらにあの奥々八九郎にも訪れられたとのこと、驚きました。
私はおととしのGWに訪れていますが、今は風呂の形や配置が少し変わっているのでしょうか?
編集済


柏・湯の華  投稿者: 温たま  投稿日: 6月 3日(金)20時43分14秒
柏・湯の華に行きました。内容については、過去に数多く記述されているので省略いたします。ご存知の方も多いかとは思いますが、今回気になったことは、玄関前の温泉が湧いている所に蛇口が二つ設置され、温泉を汲んで帰ることができるようになっていたことです。正確な文言は忘れましたが、「ペット等の温泉にご利用ください」との掲示があります。ポリタンで汲むのは顰蹙を買いそうですが、足湯ぐらいには使えそうです。なお、飲泉はできませんとのことです。


Re.メタケイ酸について  投稿者: 流れ星  投稿日: 6月 3日(金)13時10分7秒
>やませみさん

ケイ酸に関してもう少し質問させてください。

温泉分析表でアニオン、カチオンと別に「遊離成分」、その中に「非解離成分」としてメタケイ酸が挙げられてますね。この非解離とは、イオン化せず溶解している物質と考えていましたが違うのでしょうか?

岩石の主成分であるケイ酸(SiO2)は水に溶解せず、メタケイ酸(H2SiO3)溶けるものだと思ってましたが、これは間違いで、最近はメタ○○酸という物質自体が無いと言うことになったんでしょうか?

まずこの2点お願いします。

P.S.
> ん〜これはね、前の人の皮脂が混じっているせいでありましょう。
皮脂はアカと一緒に浮いてるだけで、汗の塩分が溶けているせいですっ。

> バスオイルと同じ効果をしているわけですな。(^.^;
バスオイルって使ったことありませんが、フレグランスなんですね。
これもちょっと違うなぁ。
それとORP(酸化還元電位)については機会があればお願いします。


羽生温泉 華の湯  投稿者: へんちゃん  投稿日: 6月 3日(金)08時35分19秒
ONKENさんの記事にいてもたってもいられなくなり、昨晩訪れました。
やや黄みがかった温泉が贅沢にかけ流されている内湯で、ガスとともに
湧き出る湯を堪能。GWに奥々八九郎に行ったばかりだったので、再び同
じような体験ができ、ちょっとうれしかったです。香り・味ともにそこ
まで強くはないのですが、湯口付近では特有の匂いがします(山梨玉川
温泉みたいな・・・)。気泡も繊細にびっしりつきます。
最近の東京・埼玉のお湯は強塩泉系が多い気がしていたので、長湯できる
やさしいお湯は大歓迎!という感想でした。
ONKENさん、どうもありがとうございました。
行くのに時間がかかりますが、東北道帰りには寄ってしまいそうです。


(無題)  投稿者: おかざき  投稿日: 6月 3日(金)04時03分53秒
お、ほんとですね<半自炊。ちゃんと書かれてある。
失礼しました。


やっぱり、みしゅらんはこうでなくっちゃ  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月 3日(金)01時44分28秒
>やませみさん

 メタ珪酸の解説、ありがとうございます。
 先の解説を読んでから、行く温泉ごとにCa/Naを計算しそうな恵比寿です。
 「きぬの湯」もなかなか柔らかいです。
 ところで、なぜCaとNaなんでしょう?
 また、Ca+Mg/Na+Kのほうが硬度を表すのにより正確ということはありませんか?

 p.s. よく見たら、すなっちさんとちょっと似た質問でした(^^; どうぞよろしく。
編集済


御殿場の御胎内温泉にて  投稿者: 風呂んた  投稿日: 6月 3日(金)00時31分44秒
御殿場の御胎内温泉に行ってきました。
湯船から富士山が見えるし、
日曜日にもかかわらず空いていて最高と思ってたら、
刺青の人が入ってきました。
よく見ると5人ぐらいの集団で、脱衣所で喧嘩を始める始末。
しまいには自分にも「財布、盗ったろ」とか、いちゃもん
つけられて逃げて帰ってきました。
自分の採点では、星マイナス5です。

http://www.otainai-onsen.gr.jp/


伊豆山温泉 「般若院浴場」  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月 2日(木)23時57分5秒
東伊豆の湯巡りの4発目です。
     
伊豆山温泉「般若院浴場」(静岡県熱海市、14:30〜20:00(6/1〜9/30)/14:00〜21:30(10/1〜5/31)/10:00〜17:00(正月3ケ日))、一般250円)
伊豆山の山側、真言宗の古刹、般若院のよこにひっそりとある共同浴場。前の道は細くPは近くにありません。一軒おいた山側に櫓が建っているのでここが泉源かも。
般若院を挟んで反対側の海側にも櫓が建っているので、このあたりは泉源地帯のようです。

営業時間は通常14時くらいからですが、正月3ケ日のみ10:00〜になるので、当日は10時すぎに突入。初湯狙いで混むかな〜?と思いきや空いていて、2人から独占となりゆったりとお湯を堪能できました。

共同浴場にありがちな無骨なコンクリ造の建物。入口から男女別に分かれる番台方式で、脱衣所には渋い木製ロッカーが据えられています。

浴室には楕円形水色タイル貼5.6人の浴槽と手前に扇形の小さな上り湯槽?。
壁には子供が描いたとおぼしき富士山と忍者?の絵が掛けられていました。
カラン4(たぶん温泉)、シャワー・シャンプー・ドライヤーなし。
余計なものの一切ない浴室は清掃が行き届き、居ごこちがいいです。

浴槽は、ふたつのカランから温泉(熱いのでホース経由の注入、量はさほど多くない)と水が少量差されていました。
槽内注排湯は見当たらず全量オーバーフローは、おそらくかけ流しでしょう。

ほぼ適温のお湯は、無色透明。微塩味+弱渋味+αに焦げ(明礬?)臭の奥ぶかい味臭。
さほどの濃度感は感じられないですが、妙に勢いのあるお湯で印象に残ります。浴後はここちよい充実感とともに肌に焦げ臭が残り、「温泉に入ったな〜!」という感じ。
北毛あたりの石膏泉とはかなり印象がちがうのは、pH=4.4という微妙な液性が関係しているのかな?

同浴した地元の方によると、「伊豆山温泉は地元でも人気があって熱海から入りにくる人もいる。海側の浜浴場にもよく行くが、こことは全然違う塩っぽいお湯で温まるが石鹸が効かない。」とのこと。
めがねさんも指摘されていましたが、たしかに海側の走り湯系とは全然違うキャラのお湯です。

渋い佇まいといい、含蓄のあるお湯といい、温泉好きには応えられない浴場かと。
ただし、地元指数の高い共同浴場なので、入浴にはそれなりの気遣いが必要かと思います。

Ca・Na-硫酸塩・塩化物温泉 63.0℃、pH=4.4、総成分=1733.149mg/kg、Na^+=274.9mg/kg、Ca^2+=247.2、Fe^2+=0.8、Cl^-=293.7、SO_4^2-=831.2、メタほう酸=8.8 <H2.2.19分析>


おもしろいですね。  投稿者: すなっち32  投稿日: 6月 2日(木)17時41分25秒
やませみさん。お答えありがとうございます。
温泉や水の硬さ、軟らかさを「硬度」を意識して表現している人は、この掲示板にも少ないんじゃないでしょうか。
私は硬水、軟水の硬い、軟らかいという表現が体感と合っているのかはよくわかりません。
でも、私はどうやら硬い温泉の方が好きなようです。軟らかい、というのは、言い換えればあまり体感が個性的ではない温泉って言ったらダメなのかな?

ところで、本質的な質問になってしまうのかもしれないのですが、硬度をマグネシウムイオンとカルシウムイオンで計るのは何故ですか? 別に他のイオンでもいいんじゃないかという素朴な疑問です。


メタケイ酸について  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 2日(木)16時21分12秒
>恵比寿さん
> ※ 先日、メタケイ酸は体感できないという発言を聞いたのですが、そうなんで
> しょうか? たしかによく分からないですよ、メタケイ酸って何なのか。

ケイ酸は生体物質にほとんど何も関与しないので、
重曹のぬるぬるとか硫酸塩のきしきしとかの皮膚作用は起こさないという意味です。
ただし、ケイ酸の多い温泉は明らかな特徴をもっていることは確かです。
 (以下、メタケイ酸は古い用語なので、ケイ酸と書きます)

ケイ酸は高温なほど水に溶けやすい性質があって、火山性の温泉に多く含まれますが、
温度が下がるとしだいに重合して大きな分子団の粒子をつくって浮遊するようになります。
この状態が「ゾル」で、または「コロイド」といいます。
コロイド粒子の微細なときは透明で、やや大きくなると青く濁って見えてきます。

ケイ酸コロイドはものに付着しやすい性質があって、皮膚をゼリー状に薄く覆います。
これがバリアとなってお湯の刺激を弱め、柔らかく感じるようになるのでしょう。
別府鉄輪や登別なんかの火山性塩化物泉はとくにケイ酸の含有量が多く、
かなり熱い湯なのに独特のまろやかな入浴感をもっています。

また、ケイ酸コロイドは酸性領域でできやすいので、酸性泉や硫化水素泉などでは
新湯と古い湯でかなり違った入浴感になることがしばしばですね。

>takayamaさん
> メタケイ酸のお湯というのは、ぬるっと皮膚にまとわりつくような浴感が特徴で

pHが高くなるとケイ酸はイオン化して水によく溶けるので、
アルカリ性の希薄な温泉では、成分全体に占める割合が大きくなることがあります。
ただし、このときほとんどの場合はNa-HCO3型の泉質になってますから、
ヌルすべ感の原因はやはりアルカリ重曹によるものが主体だろうと思います。
編集済


Re:湯の硬さ、柔らかさ  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 2日(木)16時19分59秒
> すなっち32さん
> 硫黄泉はどちらにも分類もされないってことなんですよね?

「硫黄泉」はたかだか数mg/kgのイオウ含有量に着目した泉質名ですから、
主要成分の泉質型は、食塩泉型あり、重曹泉型あり、石膏泉型ありいろいろさまざまです。
単純温泉、放射能泉、二酸化炭素泉などもおなじこと。
安易に泉質名だけで考えずに、分析数値のほうにももっと目をむけましょう。

> 硬い湯とされる石膏泉、重炭酸土類泉がアトピーに有効なのがすごく不思議です。

必ずしもこの泉質だけがアトピーに有効というわけではないでしょうけど、
過度に皮膚を脱脂しないのがよいのではないかと思います。保水性が失われますからね。

>流れ星さん
> 確かに家の風呂を沸かし直すとチクチクしませんよね。

ん〜これはね、前の人の皮脂が混じっているせいでありましょう。
バスオイルと同じ効果をしているわけですな。(^.^;

> 鮮度が高いと硬く感じ、鮮度が下がると軟らかいのかもしれません。

多くの人がこれを「鮮度感」と認識しているのではないでしょうか?
水質(泉質)による硬軟とはやはり分けて考えたほうがよいでしょうね。


Re:湯の硬さ、柔らかさ&「志楽の湯」  投稿者: すなっち32  投稿日: 6月 2日(木)11時35分8秒
やませみさん、こんにちは。
硬い、柔らかいというと、私はミネラル・ウォーターの硬度を思い出してしまいます。
ところで、硬い湯とされる石膏泉、重炭酸土類泉がアトピーに有効なのがすごく不思議です。これは説明できるものなのでしょうか? また、硫黄泉はどちらにも分類もされないってことなんですよね? 単純な疑問ですみません。

恵比寿さん、再訪、ご苦労様です。
「志楽の湯」の露天のお湯の色が変わっていたそうですが、私が行ったのは夜だったので、色はチェックできませんでした。濃い、薄いは何の作用で変化するのでしょうね。加水って考えるのは簡単ですが。

「志楽の湯」はお湯はよくないですよ。加熱循環ですし、湧出量も露天の湯口から湯が流れていない時があるのなら、鮮度も期待はできないですね。下手すると、カランの湯も循環してるかもしれないです。でないと、カランの水質検査はしないと思うんですよね。

ただ、私が健康ランドや立ち寄り湯の枠で評価するのは、今までの健康ランドが見落としていた居住性=お父さんたちが仕事終わりにサウナ&ビール&仮眠で楽しむよう場所とは一線を画する空間を提供したという実績ですね。おそらく日本で初めてのアプローチだと思いますし、本物の癒しって何だろうという問いかけは確かにあの施設の建築からは感じられたので、そこを評価したわけです。

それは、「志楽の湯」に対しての評価なのか、新明館を建てた建築家の評価なのかはよくわかりません。でも、本物の癒しって何だろう? という問いかけに東京で触れることができたのは収穫だったと思っています。


羽生温泉「スーパー健康ランド華のゆ」(ホテルルートイングランティア羽生)  投稿者: ONKEN21  投稿日: 6月 2日(木)01時41分14秒
 昨日、5/27(金)に天然温泉が開湯した埼玉県羽生市の羽生温泉華のゆへ行ってきました。
自宅から羽生は意外と近く、利根川沿いの県道を下流に下り妻沼経由で29km30分です。
妻沼羽生県道とR122の交差点を右折、「下岩瀬交差点」を羽生駅方向に左折(東京方面からは右折)。
ホテルルートイングランティア羽生」という高層ホテルが見えてきます。ルートインは長野県
中野市に本部がある全国展開中のホテルチェーンで、華のゆは1階の一部分に併設されています。
ホテル宿泊者は華のゆを自由に利用できます(入湯税150円別途徴収)。そばには羽生駅西口
(鉄道派には駅前温泉として絶好の場所)やスーパー、ホームセンター、ファミレス、弁当店が
あり、便利で好立地です。

 2階建て駐車場が南側にあり。源泉はホテル玄関前、南東角(駐車場側)、華のゆ入口左手に
貯湯槽あり。ホテル玄関とは別の華のゆ専用入口から入り、下足ロッカーに靴を入れ、奥の受付で
入浴料を払い、シューズキーと引き換えにロッカーキーを受け取ります。私は再訪すると思い
「華のゆ会員」(無期限)に入会し、平日会員入浴料3時間700円(通常750円)+入会料100円を
払います。休日なら900円(850円)。ちょっと高いかなあ。でも、歯ブラシ・カミソリ・シャワー
キャップはフロントで自由にいただくことができ、脱衣場も洗面ブースがあり、ヘアーリキット・
ムース完備で設備的にはホテルや健康ランド並で納得です。1階にレストラン(フカヒレ丼@780円
を食べました。)、2階に居酒屋や貸切個室などあり。砂塩風呂・アカスリ・エステなど付帯設備
が他に類を見ないくらい充実しています。サウナも3種類。ここが変わっているのは洗い場専用の
部屋があるということ。浴場と隔離されているので清潔感がありますね。

 さて肝心の温泉。温泉浴槽は内湯1。露天風呂2の計3ヶ所。他は真湯浴槽で露天には人工的に
再現された白濁硫黄食塩泉(変わり湯@カルキ臭)あり。羽生温泉の導入された3ヶ所浴槽につい
ては内湯温泉浴槽が底面注入1、露天温泉浴槽が2ヵ所とも投入1、底面注入1で、内湯と露天奥
は浴槽の1辺全面から、露天中央は5ヶ所の切り込みから床へオーバーフロー。床の排水が追い
つかず洪水になっています。文句のつけようのない掛け流しです。5/24施行の温泉利用状況の掲示
でも加水なし、加温なし、循環ろ過なし(冬季除く)、塩素消毒なし(冬季除く)と完璧です。
お湯は緑がかった黄色。若干の塩味。入っている最中は気泡で肌がヌルヌルし、浴後は肌がツルツル
になり、火照りが強くなかなか汗が引きません。

 ここがおもしろいのは浴槽底にある真湯時代の循環注入配管を利用してガスを含んだ温泉
(もちろん循環湯ではありません)を噴き出していること。このガスはボコボコとかなり勢いが
強く天然の泡風呂と化しています。ガスは硫黄っぽい甘くてまろやかなアブラ臭。メタンガスで
しょうか?火がつくかも知れませんよ(^_^;)。このようなガスを全身で触れることができる所は
秋田奥々八九郎や会津大塩露天以来です。ガスの出口で泡に当たっている方を多く見かけました。
休日は場所取り競争が激しいかも?(^^ゞ

 華のゆの温泉は県西で言えば「サイボク天然温泉まきばの湯」に匹敵するか、それ以上の良い湯
と湯使いだと思われました。埼北では行田の茂美の湯と双璧をなすくらいすばらしいお湯でしょう。
きっと「ゆ〜ワールド桶川」にローリーされている東北道・羽生ICそばの“羽生温泉長寿の湯”と
いう個人宅の温泉も新鮮ならこんな感じのお湯なのでしょう。今年11月に南羽生にオープン予定の
江間忠神戸温泉「天然温泉 羽生湯ったり苑」との違いも気になるところです。オープンしたら、
競争が激しくなるでしょうね。いずれにせよ、ここは皆さんにも強くオススメします。

 分析所は浴場入口にありました。以下の通りです。

 温泉分析書 甲第3134号
1.分析申請者 住所:長野県中野市大字吉田●●番地●/氏名:ルートイン中野株式会社
2.源泉名及び湧出地:
源泉名:羽生温泉華のゆ/湧出地:埼玉県羽生市西3丁目1941番の1(華のゆ住所:3丁目19-3)
3.湧出地における調査及び試験成績
(ロ) 調査・試験年月日:平成16年12月13日 (ハ)泉温:44.0℃(気温14℃)
(ニ)湧出量:460L/分(掘さく・動力楊湯) 
(ホ)知覚的試験:無色澄明僅微塩味僅微鉱物臭、ガス湧出あり (ヘ)pH8.1
4.試験室における試験成績
(ロ)分析終了年月日:平成17年1月14日
(ハ)知覚的試験:無色澄明僅微塩味僅微鉱物臭、白色浮遊物有り
(ニ)密度:0.9994g/cm3(20℃/4℃) (ホ)pH値:8.08 (ヘ)蒸発残留物:1.136g/kg(110℃)
Na=411.8 K=4.7 アンモニウム=2.6 Mg=1.9 Ca=16.3 Al=0.5 Fe2=0.7 Mn<0.05 陽計=438.5
F=0.2 Cl=298.6 HS<0.1 硫酸=1.0 炭酸水素=627.9 炭酸=3.0 陰計=930.7
メタケイ酸=44.1 メタホウ酸=7.0 亜ヒ酸<0.01 非解離計=51.1 溶存物質計=1.420g/kg
遊離CO2=5.3 遊離H2S<0.1 成分総計=1.426g/kg
Hg=0.0005 Cu=0.05 Pb=0.05
6.泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
作成年月日及び作成者:平成17年1月21日 (財)中央温泉研究所 所長
※平成16年12月、地下1500mより湧出

http://www.route-inn.co.jp/hananoyu/

編集済


Re:湯の硬さ、柔らかさ  投稿者: 流れ星  投稿日: 6月 1日(水)17時40分56秒
>恵比寿さん
真剣に回答いただき感謝します。
お陰でこの話題が盛り上がり、皆さんも結構気にされていたことがよく分かります。

>皆々様
そこで、やませみさんの温泉学的解説をはじめてとして皆さんのご意見をまとめますと、

@ 水の硬度(Ca,Mgの絶対量)による硬軟(「やわらかい」は「軟らかい」が適切?)
A Ca/Na(重量比)が0.3より大きいと硬く、小さいと軟らかい。
B 湯を溜め置くとイオンが結合し大きな分子団を作り刺激が弱まる。
C つるスベ感と硬さには関連が薄い。
D メタ珪酸分の影響は?

@はやませみさんは書かれていませんが入れておきました。また、私の質問に対し4月29日やませみさんが書かれたレスに、
>「緊張性」・・・ 酸性泉(明礬泉・緑礬泉) 硫黄泉 単純炭酸泉 
>「緩和性」・・・ 単純温泉 食塩泉 重曹泉 重炭酸土類泉 硫酸塩泉 放射能泉
>  皮膚への刺激が強いかどうかの区分
とありますが、これは関係なさそうです。

一番気になるのはBで、確かに家の風呂を沸かし直すとチクチクしませんよね。湯や水の鮮度を測る電位かなんかの測定法がありましたが、鮮度が高いと硬く感じ、鮮度が下がると軟らかいのかもしれません。これも時間が経過し、溶けていた炭酸ガスが放出したり、Caが析出したりしてCa分の低下が軟らかさを出すのでしょうか。
恵比寿さんが私のblogを読んだそうで恐縮ですが、浴槽が分かれ、湯口から出てきた時間に差があると硬さ、軟らかさに違いを感じることはよくあります。
同様にカルキプンプンは志楽の湯ばかりでなく☆を減らしたくなりますが、明らかに循環していても、残留塩素分を上手に管理してあるとむしろ「柔らかくていいお湯だ」と感じ、☆が増えます。喜連川のハートピアがそうでした。
また、滞留させると白濁する硫黄泉は見かけの問題かと思っていましたが、やはり湯が丸くなることも湯の評価に影響するのかもしれません。

つるスベ感と硬軟についてはこちらでの結論が出ましたね。
それと、メタ珪酸分については、土の主成分で私達の周囲に大量に存在するケイ酸が水和して溶けたもので、何か特徴を作るとはとても思えないのですがいかがでしょうか。

それにしても、温泉は科学するものですね。

http://spa-tochigi.cocolog-nifty.com/


Re;オフ会、参加します  投稿者: やませみ  投稿日: 6月 1日(水)14時37分55秒
ご案内にしっかり書いてあるように半自炊コースです。
新館の部屋になったので1000円ばかし高め。

ごく最近、三昧&まぐぞーさんが宿泊したレポが出ています。
「はしご湯のすすめ」
http://www.geocities.jp/oyu_web/t270.html


まだ若干名の参加可能です
編集済


オフ会、参加します。  投稿者: おかざき  投稿日: 6月 1日(水)08時19分10秒
どぞ参加者の皆様よろしくお願いします。

ひとつ、やませみさん、豊国館が泊りオーバー5000円と
いうのは半自炊のご飯つきの料金なんでしょうか?


Re:湯の硬さ、柔らかさ  投稿者: うつぼ  投稿日: 6月 1日(水)00時51分29秒
たしかにヌルツル系のお湯は、やわらかく感じることが多いですが、個人的には、お湯の硬さ or やわらかさと肌ざわり(アルカリ性のヌルすべ、重曹泉のツルすべ、硫酸塩泉や鉄泉のキシキシなど)は、きもち尺度が違うような気もします。(ヌルすべ湯でも硬く感じることがあるし、キシキシ湯でやわらかく感じることもあります。)
どちらかというと、やませみさんの云われていた「角がとれる」「丸みがでる」といったイメージで、ここらへんは、多分に個人の感覚、体調や気分的なものも左右しているように思えます。

”硬い湯”とはちがうかもしれませんが、カルキばりばりのお湯には、皮膚がつっぱるというか、水分を吸い取られるような、入っていて辛い感じのするやつがあって、こういうのも”硬いお湯”とレポしたことはあります。

メタけい酸の含有が多いお湯は、takayamaさんが云われているように、たしかにヌルすべととろみが合わさって、まとわりつくような感じがでているものがあります。(単純にメタけい酸だけが効いているのかはわかりませんが・・・)

あづま温泉 「桔梗館」(群馬、2004/04/25レポ)
Na-塩化物温泉 温度・pH不明、成分総計=2.213g/mg、メタけい酸=171.6mg/kg

熱川温泉「プチホテル サザンウインド」(未レポ)
Na-塩化物・硫酸塩泉 92℃、pH=8.2、総成分=2864mg/kg、メタけい酸=203.0mg/kg

などでは、はっきりとしたヌルすべ+とろみを感じました。
編集済


縄文天然温泉「志楽の湯」  投稿者: 恵比寿  投稿日: 6月 1日(水)00時22分29秒
たったいま、再訪してきました。
こんどは露天でよろけないようにと勇んで入ったところ、はっきりと底が見えます。
お湯が透明になっていました。あのパインジュース色の濁り湯はどこへいったのでしょう?
飾りだったかと思った竹筒からは色づいたお湯が出ていましたが、浴槽のお湯はカルキ臭
プンプンでした。内風呂のほうがましなくらいです。水風呂も微カルキ臭どころではなく、
強カルキ臭になっていました。
これだけお湯が悪いと、洒落た意匠もすべて滑稽に見えてしまうから不思議です。なんだ
か打ちのめされた気分です。
土曜日のレポの☆☆☆を☆に修正しました。また、その後のすなっちさんへのコメントも
「志楽の湯」を褒めた内容だったため、削除させていただきました。
どなたか行かれたときに、お湯がよくなっていたらレポしてほしいと思います。


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