クチコミ 情報
2005年3月1日〜3月10日

Re:癌治癒  投稿者: 恵比寿  投稿日: 3月10日(木)23時40分20秒
>ひでぽんさん

はじめまして。
私自身は半信半疑なところなのですが、巷でよく聞かれるのは、放射能泉の癌における効
用です。最近はTVなどで紹介されることが珍しくありません。
放射能泉は「加熱せずに室内で」が基本なので、水のように冷たい場合が多いです。
冷たい放射能泉に浸かって、横にある加熱槽で体を温めるという入浴方式です。心臓の悪
い方は要注意です。お湯にではなく、サウナのようなところに入る方式もあるようです。
有名なのは、山梨の増富(不老閣の冷たい岩風呂が有名ですが、冬季は閉鎖)、島根の池
田、鳥取の三朝、秋田の玉川、岐阜のローソク、新潟の栃尾又、福島の三春といったとこ
ろでしょうか。

鳥取の三朝の場合、温泉地域の屋外空気中のラドン濃度も高く、住民の癌発生率が低いと
いう話を聞いたことがあります。
先日、栃尾又温泉の神風館(じんぷうかん)に1泊してきましたが、ここは放射能泉として
は珍しく35℃以上あり、何時間も浸かっている人もいるようで、ラドン含有量は少ないほ
うかもしれません。ローソク温泉の場合、昨年末にTVで見ましたが、5分だったか10分だ
ったか、それくらいであがるように指示されていました。長湯すると放射能が強いあまり、
倒れるんだそうです。弱めの放射能泉に長く浸かるのと、強い放射能泉に短い時間浸かる
のと、どちらがよいかは私の知りたいところです。

下記の資料は、学術的過ぎてあまり役に立つものではありませんが、各温泉地のラドン含
有量が載っています。ラドン含有量は地震ひとつで変動するようなので、最新の計測でな
い限りあまり鵜呑みにできないと思いますが、だいたいの目安と捉えればよいと思います。
栃尾又の場合、昨年秋の震災で一時的に湯温が5℃くらい下がったそうですが、ラドン含有
量にも変化があったかもしれません。
この資料は、地下水などに含まれるラドンの健康への影響をリスクの観点で捉えたもので、
ラドンは肺がんには悪影響とさえ書かれている部分がありますね。ここでも西洋医学(保
健物理学?)vs温泉療法の図式を垣間見る思いがします。やませみさんの「温泉の科学」
によると、アメリカでそのような考え方が普及しているようです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs2?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwwwsoc.nii.ac.jp%2Fjhps%2Fj%2Fgroups%2Fspec_radon-w%2FRnInWaterReport_Rev.pdf
編集済


Re:ぬる湯のある温泉  投稿者: 週末田舎人  投稿日: 3月10日(木)22時46分58秒
この時期は寒くて敬遠されるかもしれませんが、
温泉好きの割には熱い湯が得意ではないもので、私もぬる湯が大好きです。
栃尾又に行った時、先達のおじいさんから
「効き目のある温泉こそ温度ではなく成分で温まるんだよ」
と言う事を教えられた事があります。なるほど目からウロコ。
ぬる湯にじっくり浸かるような温浴の方法は体にも優しく、
心もほぐされるように思ったりもしています。

>祐介チチさん
大変な病気をなさったようで、まずは回復おめでとうございます。
まだまだ寒い時期ですので、お体ご自愛されますよう。
恵比寿さん仰せの通り、私も関東近郊なら山梨のぬる湯かなと思いますです。
富士吉田の「不動湯温泉」が、おだやかで澄み切ったぬる湯で好きだなあ。
ちょっと遠いですけど、奈良田の「白根館・七不思議の湯」とかも、
とろみのあるぬる湯ですこぶる気分が良かったですね。
編集済


Re:ぬる湯のある温泉  投稿者: 恵比寿  投稿日: 3月10日(木)22時27分1秒
>祐介チチさん

 おひさしぶりです。1%からの帰還とは素晴らしいです。
 私も血圧には関心があります。サウナと水風呂は好きですが、最近は何回も入るのはや
 めています。冬のあいだ、露天に出るときは血圧の急上昇に気をつけてください。基本
 的に43℃以上のお湯は体に悪く、39〜42℃のお湯も長湯は避けるべきです。35〜38℃の
 温泉はほんとうにお薦めです。

 横浜の青葉区にお住まいのようですね。関東南部から微温湯を探すのはたいへんですが、
 やませみさんの挙げられたところが、私のお薦めとぴったり一致しています。

 大江戸東山温泉は、田園都市線池尻大橋駅徒歩1分のところにあります。料金の高いほう
 (お楽しみの湯)のジャグジーは37〜38℃です。循環ですが、濃い温泉でそれなりに気
 持ちよいものです。露天は39〜40℃くらいのことが多いですね。料金が高いのが気にな
 りますが、平日20時以降は980円となります。休日利用には回数券利用が1回あたり1050
 円と4割以上安くなります。
 なお、現在改装中で3月18日から再開のようです。何か変化があるか分かりませんが、そ
 のうちレポします。

 平塚の「太古の湯」の源泉ジャグジーは、35℃ともう少し熱めだったか温めだったか2つ
 の温度設定になっています。源泉掛け流しのジャグジーはとても貴重ですが、温泉自体
 もユニークな泉質です。アブラ臭つき苦味を含む(Caが非常に多く含まれる)食塩泉で
 す。ジャグジー以外の浴槽は、40℃以上の循環となります。

 「秋山ネスパ」は、総成分量500mg/kgほどの無色透明のアル単です。源泉槽は37℃くら
 いで、泉質・温度とも体に負担をかけない優れものです。最初は物足りなく感じるかも
 しれませんが、長湯すると味わい深い温泉だと思います。泡つきの凄いときもあります。

 このほか、調布市の「ゆかり」の露天にも38℃のスポットがあったと記憶しています。
 こちらは黒湯になります。厚木市の「七沢荘」は、みしゅらんでは辛い評価になってい
 ますが、つるつる感の強烈なアル単で露天の一部が温かったように記憶しています。こ
 んど内湯に入ってみたいと思っています。「秋山ネスパ」にも近い「藤野やまなみ温泉」
 にも硫酸塩泉の温い源泉槽がありますが、いつも満員状態でお湯が澱んでいるというの
 が定評です。

 少し遠くなりますが、お薦めの微温湯を書いておきます。
 柏の「ゆの華」(強塩泉)は私の大の贔屓ですが、1階浴場と2階浴場が男女日替わりで、
 温い源泉風呂があるのは1階のほうだけになります。日程はHPから見ることができます
 (「連日男女浴室を入れ替えます」をクリック)。岩風呂が38℃、湯滝の下が39℃くら
 いです。
 水海道の「きぬの湯」は素晴らしいお湯ですが、浸かっていると汗をかき、けっこう体
 に負担がかかっているような気がします。少し加熱しているので日によって微妙に違い
 ますが、だいたい38℃くらいです。
 東松山の「蔵の湯」の露天も温いと思いますが、冬場は加熱しているという情報もあり、
 最近は分かりません。行くなら午前中がお湯も新鮮でよいと思います。
 なお、微温湯の本場は、やっぱり山梨ですよ。正徳寺温泉「初花」や「山口温泉」なん
 か温泉ファンなら必浴です。

 [追記]
  東山、平塚、柏あたりは、狭かったりB級だったりするので、雰囲気は求めないでく
  ださいね。
  八ヶ岳となると、奥蓼科の「保科館」のプール横の露天や「渋・辰野館」の露天の2
  つの浴槽のうち、ひとつが温かったですね。「渋・辰野館」のほうは酸性が強いので、
  長湯は避けたほうがよいですが…。
編集済


癌治癒  投稿者: ひでぽん  投稿日: 3月10日(木)21時38分54秒
皆さん、こんにちわ。今回投稿させていただいたのは皆さんの温泉知識をお借りしたく投稿させていただきました。突然なんですが「癌(がん)」に効く、もしくは治癒する温泉をご存知ではないでしょうか? もしご存知の方は、温泉場所の都道府県と温泉名を教えてください。よろしくおねがいします。


ReRe:ぬる湯  投稿者: 裕介チチ  投稿日: 3月10日(木)18時50分26秒
やませみさん、情報ありがとうございます。
まずは得意の八ヶ岳周辺に家内に連れて行ってもらうつもりなので、4月頃からの情報はありがたいです。
私46歳なのですが、こんな大病をしてしまった原因は自営なので血圧等に気を使わなかったからです。
ここにおいでの皆さんは健康でしょうが、御気をつけください。


Re:ぬる湯のある温泉  投稿者: やませみ  投稿日: 3月10日(木)17時54分59秒
> 裕介チチさん こんにちは 大病のご回復おめでとうございます
> 体温+のぬるい風呂がある温泉
横浜青葉区が基点だと、少し遠出をしないと難しいでしょうか。
思い当たるのをいくつか・・・

 大江戸東山温泉(目黒区) 
   3,4階「お楽しみの湯」のジャグジー 37℃くらい
 ひらつか太古の湯(平塚市) 
   源泉ジャグジー 35℃くらい
 秋山ネスパ(山梨県秋山村)
   源泉槽あり 38℃くらい

ほか、相模原市下九沢に「湯楽の里・相模原店」が3月開店だそう。
36℃の塩化物泉らしいですが源泉槽はあるのかな〜

津久井町に「青根緑の休暇村・いやしの湯(仮)」が4月オープン予定です。
こちらは39.5℃の石膏泉を源泉掛け流しにするらしいので期待大。
こんな感じらしいです
http://6717.teacup.com/kumao/bbs2?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.townmap.net%2Fdetale.php%3FsiteSN%3D109%26mapname%3Djpkntsukui

ほかにもあるでしょうか、ぬる湯フリークの恵比寿さんいかが?
> やませみさんもいつになくかわいかったですよ、フフフ。
住吉ぐびぐびやってたらすっかりグデグデに柔らかくなっちゃいました。(^.^;
急に暖かくなったのでつい気が弛んだです。


ぬる湯のある温泉  投稿者: 裕介チチ  投稿日: 3月10日(木)07時03分31秒
いつもたのしくROMさせて頂いております。
私ごとですが、昨年暮れ心臓から出る一番太い血管が裂けてしまい(大動脈乖離)、人工血管に取り替えるという大手術を受けて生き返ったところです。
八ヶ岳周辺には詳しいので、体温+のぬるい風呂がある温泉がわかるのですが、横浜(青葉区)から行きやすい場所で、このような風呂のある温泉をご存知ないでしょうか?
病気の方は発見時、生存率1%以下という危険性がありましたが、もう大丈夫です。


越後湯沢 湯元共同浴場「山の湯」  投稿者: sunacchi3  投稿日: 3月 9日(水)23時53分4秒
こんにちは。
久々に書き込みます。
新潟に用事があり、帰り道に越後湯沢で途中下車してきました。

さて、越後湯沢駅周辺には著名な日帰り温泉施設がたくさんあります。
「駒子の湯」「コマクサの湯」、駅構内ポン酒館横にある「酒風呂湯の沢」。他にもいろいろ。
で、昨日は用事が早く終わったということもあり、ちょっとリラックスして駅前の地図を見ていたら、こういう時って入ってくるものですね。「湯元共同浴場」という文字が見つけて、行ってみることにしました。

行ってみてわかったのですが、「湯元共同浴場」って「山の湯」のことでした。どーも、頭の固い温泉ファンには「山の湯」なんていう洒落たネーミングは伝わりずらい…。

感想。2畳くらいの浴槽に源泉掛け流し。地元の人多し。メイン・ストリートのいちばん奥にあるので、観光客は上がってこない模様。場所的には「高半」の近くです。
泉質はアルカリ性単純硫黄泉? 単純温泉? 小出周辺と同様の泉質ですが、硫黄分がかなり飛んでいて、ほとんど単純泉のような感触。湯口でも硫黄の匂いがまったくしないので、どうしたことだろう、と思っておりました。
正直、もうちょっと温泉らしいインパクトを期待していました。でも、東京に帰ってきてわかったのですが、いつもの新幹線の疲れがまったく出ない! これって実はすごいことかも。

今まで温泉の激しさを求めすぎていたのかなぁ、と目からウロコが落ちる思い。術後には単純温泉ってよく言われますけど、温泉の優しさを実感した、ということになるのかな。う〜む。過ぎたるは及ばざるが如し。
まぁ、今日は分析表と体感が異なるっていうことは横に置いといて…源泉掛け流し・湯量豊富・適温の温泉(源泉2本で調整)はやっぱりよい、というごく当たり前の理屈にあらためて感動しております。

「高半」は壁にひびが入ったそうですが、越後湯沢の街は震災の影響はまったく見られませんでしたよ。皆さまも是非新潟へ。
編集済


Re:飲みオフ会  投稿者: クマオ  投稿日: 3月 9日(水)22時04分33秒
恵比寿さんミニオフ会への参加ありがとうございます。他のみなさまもありがとうございます。

私たちも含めて7名も集まって盛況でした。みしゅらんのオフ会でどこに行くかを相談しました。話があっちへ飛びこっちへ飛びしてなかなか進みませんでしたが、それはそれで楽しく、いい飲み会でした。そのうちにみしゅらんオフ会のご案内ができると思います。時期は梅雨前になりそうです。


飲みオフ会  投稿者: 恵比寿  投稿日: 3月 9日(水)00時35分11秒
飲みオフ会楽しかったです。
うつぼさんのトークはなぜにあんなに熱いのでしょうか、ほんとつられてしまいます。
やませみさんもいつになくかわいかったですよ、フフフ。
クマオさん、クマコさん、お仕事も忙しくてたいへんでしょうが、こういう集いも大事に
していただきたいですね。ありがとうございました。
宿泊オフも楽しみにしています。


松之山温泉鏡の湯「凌雲閣」  投稿者: ONKEN21  投稿日: 3月 8日(火)09時56分52秒
 長野・新潟の旅4ヵ所目は松之山温泉「凌雲閣」です。うつぼさんレポあり。ここはTVチャン
ピオン準優勝のなっちゃん(HPは閉鎖中)から私へすすめられた宿です。ようやく約束を果たせました。

 ナステビューから温泉街共同駐車場(昨年3/11レポの千歳へ日帰り入浴するため駐車)を横目に
南下。予備知識として松之山温泉街外れに一軒宿のようにある宿とは知っていましたが、高い雪
の壁に阻まれ看板も建物も見つからない(^_^;)。かなり南下して変だと思いUターン。カーナビ
を目当てに山の上に至る雪の壁の切り込みに当てずっぽに突っ込んでいきます(今年の雪は尋常
ではありません。)そしたら、忽然と表れたのはいかにも新潟の田舎風の3階立ての木造宿。
幼い頃の小学校の木造校舎みたい。雪の壁に囲まれた駐車場に駐車。

 玄関には1組の宿泊客の歓迎看板があり、お湯は張られていそうです。中へ入るときれいに
磨かれた木の床に感激。懐かしい古い旅館の趣。主人に日帰りの可否を尋ねると500円で入浴可
とのこと。ついでに掛け流しか否か尋ねると家族風呂のみ掛け流しとのこと。家族風呂も料金内で
入浴できるとのことで期待します。

 館内は従業員が掃除中。柱や床をピカピカに磨いています。木造棟から長い渡り廊下を渡ると
モダンな食堂兼浴室棟。浴室へ向かう廊下では早くも香ばしい焦げアブラ臭が漂っています。
このにおいは千歳以来1年ぶりですが、松之山独特なもので、このにおいを嗅ぐと松之山へ来たな
と実感します。山形の羽根沢もこんなにおい(肌のヌルヌルは羽根沢がダントツ)でしたね。

 男子浴室に入ると手前に家族風呂、奥に大浴場。裸移動不可。露天なし。大浴場はタイル張・
モルタル造で風情は乏しいですね。木造宿ですから共同浴場みたいな湯小屋を想像していましたが…
大浴場は飲用桝付の小量投入1、循環湯の大量投入1、吸込1、若干オーバーフローの新湯投入
浴槽内循環(半かけ半循)ですね。お湯は松之山らしく熱いです。お湯は黄緑色っぽい透明。
においはアブラ臭、飲むと苦味を伴った塩辛さ。

 次に掛け流しの家族風呂へ。浴槽の広さは4名分くらい。少量投入した湯がそのまま溢れ、
吸込・注入なしの掛け流し。入るとザザーと豪快に溢れます。ここの湯は強烈で黄緑かつ濁りを
生じています。この湯には完全に気に入ってしまい、1時間も出たり入ったりを繰り返しました。
満山荘でついた肌の硫黄臭は松之山の強烈な焦げアブラ臭によって撃退、肌がアブラ臭くなりました(^_^;)
松之山では貴重な独自源泉「鏡の湯」の宿ですが、そのパワーにはマイリました。ノックアウト。

 なお、この日は風呂を貸切状態、やはり中越地震&豪雪の風評被害の深刻さを実感しました。
主人に聞いたら、かなり揺れたそうですが、松之山は地盤がしっかりしているお陰で建物や源泉
の被害はまったくなかったとのことでした。十日町市ではかなりの被害のようでしたが…
松之山では昨年前半はホウ素規制(現在実施猶予中)、後半は地震と風評、今年は豪雪と災難が
相次ぎますが、頑張って欲しいです。応援しています!

 温泉の分析書は昨年の最新のものが、大浴場の脱衣棚の上に張ってありました。以下の通り。

温泉分析書
1.申請者 住所:新潟県東頚城郡松之山町大字天水越81番地
     氏名:株式会社 凌雲閣松之山ホテル
2.源泉名及び湧出地 源泉名:松之山温泉 鏡の湯
          湧出地:松之山町大字天水越73-3
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成16年9月7日
(3)泉温:84.2℃(気温28℃)<98℃>(92.4℃)
(4)湧出量:17.3L/分(掘削による自噴)(93)
(5)知覚的試験:無色澄明で油様臭を有する
(6)pH値:8.22(7.6)
4.試験室における試験成績
(2)分析終了年月日:平成16年10月20日
(3)知覚的試験:微濁で淡黄色を呈し、油様臭を有する  
(4)密度:1.0114g/cm3(20℃) 1.0096g/cm3(20℃/4℃)(1.0099)
(5)pH値:7.4(水温24℃)(7.76)
(6)蒸発残留物:15710mg/kg(乾燥温度180℃)(15840)

Li=1.9 Na=3516<3476>(3496) K=103.0(106.3) アンモニウム=30.0 Mg=19.0(52.8)
Ca=1800<1991>(2097)  Sr=28.1 Ba=2.2 Mn=0.4(0.3) Fe2=0.4(0.2) 陽計=5501(5752)
F=1.7<1.8>(2.8) Cl=9499<8979>(9367) Br=33.0<26.3>(27.5)
I=4.0<3.3>(3.3) 硫酸=215.2(57.6) 炭酸水素=39.0(76.4) 陰計=9792(9534)
メタケイ酸=82.1<65>(67.6) メタホウ酸=281.2<290.1>(349.5) 非解離計=363.3(417.1)
遊離CO2=3.3<60.6>(3.2) 成分総計・非解離計=15660mg(15710)
Cd・Hg・Pb・:検出せず
6.泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)
平成16年11月15日 社団法人 新潟県環境衛生中央研究所 理事長

※<>内はS57.12.6分析のうつぼさんデータ
※()内は松之山町有2号泉(鷹の湯)の千歳のデータ
※泉質別適応症:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

(参考)日本秘湯を守る会新潟の温泉宿わがまま温泉日記

↓携帯アルバム松之山編
http://6717.teacup.com/kumao/bbs2?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fcamelog.net%2Falbum%2Flist.html%3Fpage%3D3%26userid%3DONKEN%26album_id%3D768

http://6717.teacup.com/kumao/bbs2?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww1.ocn.ne.jp%2F%257Erou%2F


百合居温泉  投稿者: ONKEN21  投稿日: 3月 7日(月)11時44分25秒
 長野・新潟日帰り旅の3ヵ所目は新潟県境に近い千曲川流域の長野県栄村の百合居(ゆりい)
温泉です。週末田舎人さんに指摘されるまで「白百合(しらゆり)温泉」と読むものと勘違いして
ました。お恥ずかしい^_^;)。うつぼさんのレポあり。

 奥山田温泉から来た道を戻り、山を下ります。小布施、中野、飯山と千曲川沿いに下り、栄村に
入ります。中野から北は高い雪の回廊。飯山で1mくらい、栄で2〜3mくらい。今年は豪雪です。
この日は暖かく小雨、道路上に雪はありませんでした。百合居温泉へはうつぼさんのレポをうろ
覚えな状態で行ったのですが、JAから先は半分勘で、温泉のにおいや雰囲気をかぎ分け、かぎ分け^^)、
一発で発見!あのような場所、普通なら一発で発見するのはまず、不可能でしょう^_^;)

 実はこの日は半過観音温泉や満山荘でゆっくりし過ぎて、自遊人パスポ2ヵ所目に予定していた
松之山植木屋旅館の〜16時の入浴締切時間が迫り焦っていました(^_^;)。カーナビをセットしたら、
松之山着が15:30。予定していた北野学問温泉もパスして、昼食も取らずに松之山を目指したものの、
百合居温泉の存在が気にかかっていました。そしたら、運良く一発で発見。探していたら、アウト
でした。入浴料100円なので烏の行水覚悟で入浴します。

 いかにもプレハブ造の仮設共同浴場といった佇まいの建物の前に3台の駐車スペースがあるので
車を止め、中へ入ります。番台はなく無人。料金箱に100円を入れます。100円玉以外のお金を
入れる人が多いらしく、100円玉を入れるよう張り紙や標語で訴えてました。皆さんも料金を守り
ましょう。中は左女子、右男子で奥にはトイレと畳敷きの休憩所があります。脱衣籠に服を脱ぎ、
浴室へ入ります。

 浴室の中は奥に広めの浴槽が一つあるだけ。午後はお年寄りの方が4〜5人入っていました。
壁は木造、浴槽はタイル造り。浴槽手前の一角でパイプから熱い湯が投入され、床にそのまま
オーバーフローの掛け流し。

 入った瞬間、強烈な灯油系のアブラ臭が鼻を突き驚きました。後に行く松之山・凌雲閣が熟成
された焦げアブラ臭の重厚な感じに対し、百合居は揮発油(シンナー)系の軽い感じで関東平野部
の掘削型ナトリウム塩化物泉に近い感じ。満山荘で肌についた硫黄臭もまだ残っていて、百合居の
アブラ臭とこんがらかってしまいそう(^_^;)。でも、百合居に10分入っても、肌についた硫黄臭
は消えませんでした。後に入る松之山・凌雲閣で硫黄臭は撃退^^)されましたが…。お湯は熱めで
長野県の調査通り加熱しているのでしょうか?49.8℃もあれば源泉のままでも熱い気もしますが…
烏の行水でも出た後は強烈にほてりました。

 百合居温泉では灯油臭に驚かされましたが、ホントにいいお湯です。烏の行水ではもったいなく
もっとゆっくり入っていたい衝動に駆られました。しかし、入りすぎると体がほてり過ぎて、逆に
よくないかな〜?このような共同浴場はいつまでもそのまま残って欲しいです。

温泉の成分
成分
1.源泉名:百合居温泉
2.泉質:ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
3.泉温:源泉49.8℃
5.分析年月日:平成7年9月11日
6.分析者:社団法人 長野県薬剤師会 検査センター 第二課長
※泉質別適応症:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

長野県食品環境課「旅館・ホテル等の入浴施設及び公衆浴場調査」栄村より
 源泉100%/常時、加温/使用状況:かけ流し/湯の入れ替え頻度:毎日/殺菌処理なし

◎百合居温泉営業時間:昼12時〜夜7時 定休日:火曜日 利用料一人:100円
http://6717.teacup.com/kumao/bbs2?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.vill.sakae.nagano.jp%2Fyurii.htm

★豪雪の松之山温泉へ
 長野県栄村から新潟県津南町に入ります。津南町は全国でもトップクラスの積雪となった
(しかも今年は10数年ぶりの大雪)と後日のニュースで伝えていましたが、ホントすごいです。
津南駅のリバーサイド津南(昨年3/10の温スタレポあり)を横目にR353を松之山町へ。
 松の山交差点を直進、狭い道を兎口温泉「植木屋旅館」へ向かいます。看板に従い、雪の壁に
囲まれた駐車場へ。雪の壁で建物が見えません。建物を見ると他にお客がいないのか、人気がせず、
悪い予感。中へ入るとおねえさんが出てきたので、自遊人パスポートを提示すると、電話予約が
ないと入れないとのこと。冬は融雪用に温泉を使ってしまうので、湯船にお湯が入っていない
そうです。無料で入浴するのにわざわざお湯を張ってもらうのも恐縮なので電話しませんでした。
やっぱり冬の新潟は大雪と地震の風評(おまけに平日)でお客がないので、日帰り入浴は難しそうです。
次に「ナステビュー湯の山」をめざしますが、何と水曜休館。3度目の正直で凌雲閣へ向かいます。
(つづく)
編集済


御礼まで。  投稿者: sunacchi3  投稿日: 3月 6日(日)23時19分55秒
やませみさん、こんばんは。
回答ありがとうございます。
ドラッグストアで販売しているアルカリ性の「パイプマン」で洗浄したところ、かなり改善されました。
ジェット洗浄ってあるんですね。きれいになるんでしょうね。
でも、お金がかかりそう。もう少し経過をみてみます。タウンページで見積もりも調べてみます。

いずれにしても、温泉を流しても配管にあまり影響がないことがわかってほっとしました。
ところで、温泉施設は配管の掃除が大変ですね。そんな有難さも感じながら、温泉につかろうと思います。


Re:パイプは大丈夫?  投稿者: やませみ  投稿日: 3月 6日(日)16時06分3秒
> すなっち3さん
 お久です。
温泉分譲の常時掛け流しならいざしらず、
自宅浴槽くらいの排水量では、付着スケールによる配管詰まりはないと思います。
もし詰まっていれば、湯を落としたときに時間がかかるようになるので分かりますね。

> 最近硫黄の匂いが気になります。
温泉成分のというより、配管壁に雑菌コロニーが貼り付いて汚臭がするのでは?
半年に1度くらいは管洗浄される必要があります。
管理がよいマンションなら定期的に業者がきてジェット水流で洗い落としますが、
一戸建てだと自分で頼まないとならんでしょう。

悪質な水まわりリフォーム業者が出没しているのでご注意を!


Re:関西のアトピーに効く温泉  投稿者: やませみ  投稿日: 3月 6日(日)16時03分46秒
> アトピーの子を持つ母さん
こんにちは
アトピーに効くというPRをする温泉は最近とても増えています。
どこまで信憑性があるかを利用者が確認できないのが問題ですけど、
温泉に期待される効能の第一番になってきている感があります。
厚生労働省は本年からやっとこさ重い腰を上げて、アトピー治療の指針つくりを
はじめるそうですので、温泉についても検討して頂きたいものです。

アトピー効能とされる温泉の泉質を並べてみると、ぜんぜん統一性がありません。
強酸性泉や強塩泉は、皮膚を殺菌したり強くする効果があるので一応うなずけますが、
ほかの泉質ではどうもお湯の鮮度が重要なことのように思えます。

温泉につかって皮膚症状が軽くなったという実体験はかなりあるそうです。
ただしこれは一時的なものなので、
近場にあって気軽に通える温泉をみつけて、日常的に習慣づける必要があります。

> 子供でも長く使っていられるような循環式でないぬる湯で、なおかつ料金も良心的
アトピー効能はどうか確かめていませんけど、
阪神地区にはここ数年で新しい温泉銭湯がたくさんできています。
深部掘削による温泉ですが、いずれも湯量豊富で源泉掛け流しで使われているので、
お試しになってみてはいかが。

 蓬莱湯 尼崎市道意町2-21-2 TEL/06-6411-0567
   単純温泉 41.8℃ pH=8.0 540 L/min
 戎湯 尼崎市築地本町2-40 TEL/06-6481-5019
   単純温泉 42.6℃ pH=7.9 430 L/min
 大箇温泉 西宮市津門大箇町7-17 TEL/0798-26-0217
   単純温泉 39℃ pH=- 650 L/min
 双葉温泉 西宮市分銅町228 TEL/0798-22-1067
   重曹食塩泉 44.7℃ pH=- 680 L/min
 六甲おとめ塚温泉 神戸市灘区徳井町3-4-14 TEL/078-851-2228
   食塩重曹泉 41.1℃ pH=7.57 480 L/min
 六甲道灘温泉 神戸市灘区備後町3-1-19 TEL/078-854-6545
   食塩重曹泉 31.5℃ pH=7.29 395 L/min
 水道筋灘温泉 神戸市灘区水道筋1-26 TEL/078-861-45535
   食塩重曹泉 35℃
 朝日温泉 兵庫区永沢町2-3-3 TEL/078-577-1836
   アルカリ性単純温泉 31.1℃ pH=- 430 L/min


Re:関西のアトピーに効く温泉をご紹介ください    投稿者: takayama  投稿日: 3月 6日(日)12時38分50秒
 暫くご無沙汰しています、takayamaです。こちらの掲示板の常連さんは、関東周辺の在住していますので、どうしても関東の情報が多くなってしまい、関西情報があまりないのですが、温泉の泉質とお湯使いで想像できるのでアトピー性皮膚炎について私の体験上すこし書きます。

■硫黄泉(本来はこのような表記は×)
HS-やH2S S2O32-などの成分が多い温泉はアトピーを改善する場合が多く、ぐじゅぐじゅになった皮膚が乾いてくる、気がします。(真意は?)

■放射能泉
最近私が凝っている泉質で、鼻から吸う吸気系のお湯は、血行をよくしアトピーを内部から良くする働きがあります。こちらは、岡山、広島、島根などに多くあり関東周辺では少ないお湯で羨ましいです。当然吸気系なので、露天風呂は駄目で内湯の締め切った加熱してない温湯が基本です。

■酸性泉
硫黄泉と同じく、強い殺菌力のあるお湯が良いとされていますが、私の地元の草津温泉でも体質に合う会わないがあります。特にリバウンドもあるので注意が必要です、

■単純温泉
センター系のごみごみしたお湯より旅館や共同湯の鮮度感のあるお湯がお勧めします。循環湯や特に塩素の強いお湯は私などは完全にリバウンドしてしまいあまりよくありません。特に塩化物泉系のお湯は刺激が強いのでただれてしまうこともあります。

上記のことより、湧出量のある温泉地でのお湯使いの良い施設がお勧めです。多分関西方面でも、上記に該当する温泉がアトピーに効果的なお湯と紹介されています。関西方面は無知なので、実際に入浴していませんので、ここの温泉が良いといえないのが歯がゆいです。体験上の話なのでやはり温泉療養医などに相談することをお勧めします。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs2?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww2.ttcn.ne.jp%2F%7Eg-spa%2F


パイプは大丈夫?  投稿者: すなっち3  投稿日: 3月 6日(日)01時40分29秒
こんばんは。今日は質問です。
やませみさん江。

温泉をポリタンクにつめて自宅の浴槽でお湯に混ぜたりする場合、配管がつまる原因になったりするでしょうか?
私は浴槽に色のついた温泉を大量に流すことはほどんどないのですが、最近硫黄の匂いが気になります。
また、万一つまった場合の対処方法を教えていただければ幸いです。

ご多忙でなければよろしくお願いいたします。


赤城温泉 「湯之沢館」  投稿者: うつぼ  投稿日: 3月 5日(土)23時50分42秒
上州の湯巡り2の6発目です。

<赤城温泉「湯之沢館」>(前橋市(旧宮城村)、時間要問合せ、600円、027-283-3017)
冬型が強まった寒い日に、赤城温泉に行ってきました。好みの温泉場で以前からたびたび通っていますが、このところ「総本家」ばかり行っていたのでここはひさしぶり。めがねさんのレポあり。
「総本家」の手前左手の階段を降りていきます。まわりの岩肌は成分で赤茶に変色し、いい雰囲気。

創業明治13年のこの老舗旅館(当時の屋号は「新東屋」)は、しっとりと落ち着いた和風の佇まい。浴室は、混浴の「瀬音露天風呂」、男女交替制の内湯「赤城名月風呂」、「天ノ岩戸洞窟風呂」の3ケ所ありますが、「瀬音露天風呂」しか入ったことはありません。
「瀬音露天風呂」は脱衣所も男女共用で、かなり開放的なつくりなので女性の入浴はきびしいかも。(宿泊者は貸し切りあり)

脱衣所から数段ひくく適温槽(岩枠石敷4.5人)、さらに一段下がってぬる湯槽(同3.4人)。
ともに屋根があるので厳密には露天ではないですが、眼下に神沢川の渓流、右手すぐよこを「玉簾の滝」が流れ落ちるすばらしいロケーションです。
冬型の強まったこの日は、まぶしいくらいの晴天に北毛名物の風花がひらひらと舞っていました。

適温槽は、黄土色の盛大な析出と赤茶の変色に彩られた岩の湯口からややぬるめの源泉を投入。湯口には飲泉用らしき桝がおいてあります。
他に熱めの側面パイプ注入があり、これで温調をかけているようです。
槽内排湯はみあたらずたぶん全量を下段のぬる湯槽に流し出し。

ぬる湯槽は、適温槽からの流し込み+灰白色の析出のでた岩の湯口からごく少量の投入(これは無色透明ほぼ無味無臭の冷水なので別源泉かも)。槽内注排湯はみあたらず、浴槽フチ全面からオーバーフローし、渓谷に向けての放流はかけ流しかと。館内にも全槽かけ流しの旨掲示がありました。(ただし「赤城名月風呂」は希釈あり)
浴槽まわりは、黄土色の石灰華でこてこてにコーティングされ、析出マニア (^^;; には応えられないお湯かと・・・。
カラン2、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜13時で独占。

お湯は緑褐色のにごり湯で、赤茶色の酸化鉄らしき浮遊物がたくさんただよっています。
熱湯槽は透明度50cm、ぬる湯槽は30cmでぬる湯槽の方がにごりが強いです。
微重曹味+金気味+微炭酸味+僅微甘味の複雑な味は、近くの滝沢温泉の露天飲泉所に似たイメージ。金気臭+微焦げ臭。
しっかりとした濃度感のあるお湯には、キシキシ感とからだの芯まで染みてくるような硫酸塩泉らしい奥深い浴感があり、浴後は重曹が効いてくるためか肌がすべすべになります。

やはり”上州の薬湯”赤城温泉のお湯は絶品ですね。ここは伊香保の陰にかくれて地味な存在ながら、温泉地の佇まいがよく、お湯もすばらしいものなのでおすすめです。

分析書は、mval%表記のものしか見当たりませんでした。(「総本家」に掲示のあった「島の湯」源泉とほとんど同じデータなので同源泉使用か? )
含芒硝重曹泉(Na-HCO3・(SO4)) 44℃、pH=6.07、210L/min、総計=5532.782mg/kg、Na^+=75.9mval%、SO_4^2-=12.27、HCO_3^-=85.55、メタけい酸=290.9mg/kg、遊離炭酸=107.36mg/kg <S33.3.31作成>
編集済


伊豆長岡温泉  投稿者: えんぴつ  投稿日: 3月 5日(土)19時50分16秒
北共同浴場は現在改築工事中です。リニューアルオープンは4月らしいです。入り口にスロープが出来ておりました。再開が楽しみです。というわけで、近くにあった南山荘へ行きました。入浴料500円アルカリ性単純泉。露天は保健所の指導により若干塩素入っていましたが気になるほどではありませんでした。内湯はサラサラで適温のお湯は入り心地が良く、湯上がり後の肌触りがとてもスベスベしました。ONKENさん奥山田で白濁の雪見温泉を堪能されて至福の時を味わっているお顔が想像できました。雪見露天は冬の醍醐味ですね♪

足湯の情報有難うございます!  投稿者: 子連れ狼デミオ号  投稿日: 3月 4日(金)19時48分48秒
ONKEN21さん
お返事遅くなってすみません情報有難うございます。
是非行ってみたいと思います。


関西のアトピーに効く温泉をご紹介ください  投稿者: アトピーの子を持つ母  投稿日: 3月 4日(金)17時49分14秒
初めて投稿させていただきます。アトピーについての特集も読ませていただいたのですが、関東や九州の温泉が多かったように思われます。関西にもアトピーに効くと言う温泉はあるのでしょうか。人によって、温泉との相性があるとか、高温や塩性のを避けるとか、そういうことは特集で勉強しましたが、温泉の数も、情報も多すぎて、逆にどうやって探したらよいか分からない状態です。
子供でも長く使っていられるような循環式でないぬる湯で、なおかつ料金も良心的であれば言うことはないのですが、一番大事なのは効能です。
今まで何度か投稿された話題でしたらお許しください。どうぞよろしくお願いいたします。


Re:半過観音温泉  投稿者: ONKEN21  投稿日: 3月 6日(日)10時06分44秒
>やませみさん
>そんなに古い温泉ですか。 発祥・由来などご存知なら教えてください。

上田情報蔵」というHPを見ながらリンクするのを忘れていました(^_^;)

>わたしが子どものときには、すでにお湯が出ていました。「半過観音・いつくしみの湯」という
>名は、最近つけられたもの。実際には観音様もないですし、特に深い意味はありません。
>今でこそ水槽があり、湯脈とパイプでつないでありますが、昔は桶でお湯を運んだもんです。

 結構、年輩の方が「子供のころから湧いていた、昔は桶でお湯を運んだ」と述べられていますから、
少なく見積もっても50年以上はさかのぼれそうです。昔から自然湧出し垂れ流し状態だったのでしょう。
編集済


Re:半過観音温泉  投稿者: やませみ  投稿日: 3月 2日(水)15時35分39秒
>ONKEN21さん
> さすがに古くから伝わる温泉は違います。
そんなに古い温泉ですか。 発祥・由来などご存知なら教えてください。
上田盆地では「平井寺温泉」もかなり古いそうですが、今は井戸が残るだけですね。


半過観音温泉大慈(いつくしみ)の湯  投稿者: ONKEN21  投稿日: 3月 3日(木)01時42分10秒
 長野・新潟日帰りの旅、まずはR18で長野県へ入ります。軽井沢から広域農道、上田市からは
市街地の千曲川対岸を走ります。最初、室賀温泉ささらの湯の200円朝湯(6〜8時)を狙ってまし
たが、寝坊で遅刻。

 ここで幼いころから気になっていた上田市内にある温泉を思い出します。私が温泉趣味に目覚め
始めた十数年前、北信に向かう途中でR18の渋滞(当時は高速は未開通)を避けて千曲川対岸の
県道77号を走行していました。上田市街地の対岸を抜け、坂城町に入る直前の道端に温泉の看板が
あって、行ってみたら冷たい温泉が出ていたのです。当時はまだポリンタンを持ってなかったので、
汲みませんでした。十数年たった今どうなったのでしょうか?幼い頃の古い記憶を頼りに今度は
ポリタン持参で探してみることにします。

 県道77号線を走っていたら、上田市から坂城町に入ってしまい、Uターン。すぐのところの田んぼ
の山すそに青いビニールシートが広がっているのを発見。あそこがあやしいと小道を入って行くと
石垣の上に青いシートに覆われた湯溜めがありました。そう、ここが十数年ぶりに再会し探して
いた温泉で今でも残っていたことに感激。湯溜めからはコックが2つあってホースが出ています。
山の上に湧出場所があるようで、パイプにお湯が少しずつ落下しているようです。湯溜め左からは
水抜き用のパイプがあって、中は白い湯花が付着。
 県道に戻って看板を確認すると「半過観音温泉いつくしみ(大慈)の湯」とありました。
独鈷温泉、田沢有乳湯、室賀温泉に続く“ナゾの温スタシリーズin上田編”です。

 コックを捻ると冷たい水が大量に出てきます。しかし、なめてにおいを嗅いだらビックリ。
万座を連想させる強烈な硫黄臭でなめると硫黄の味でかなり苦いです。これはこの一帯では田沢・室賀・独鈷をも上回る一番いいお湯ではないかと直感しました。さすがに古くからある自然湧出
温泉は違います。

 感激しながらポリタンに100Lもお湯をいただいてしまいました。汲んだ直後は黄色っぽい感じで
帰宅後は黄色みは消え酸化するのか、うっすら白濁してきます。強烈な硫黄のにおいは翌日には
消え、硫黄が酸化したような苦味だけは残ります。

★半過観音温泉大慈の湯入浴編
 帰宅数日後、自宅の風呂に20〜30L入れてみます。やや白濁し、白い浮遊物もみられます。
ただし、当日あれほど臭った硫黄の香りはうっすら臭う程度田沢有乳湯や室賀温泉を入れた時は
もっと臭った記憶があるので、揮発しやすいお湯なのかも知れません。浴後も体が火照り大変
いいお湯です。
 ここの温泉スタンドは鉄系茶褐色湯の猿川温泉スタンド(群馬県黒保根村)と炭酸発砲系^^)
代山温泉スタンド(長野県木曽福島町)と並ぶ“温スタ御三家”に推挙したいくらい(~_~)
今年のベスト温スタ間違いなしでしょう。

(参考)極楽とらべる信州温泉日記温泉お気楽会上田情報蔵

★坂城町温泉スタンド
 半過観音温泉から引き続き千曲川対岸を走り坂城町へ入ります。びんぐし湯さん館の看板に従い、
室賀峠方面へ左折、温泉スタンドの看板に従いすぐ右折、左手に「坂城町温泉スタンド」と大きな
貯湯槽(タンク)がありました。タンクの脇にオーバーフローという文字が書いてあります。
半過観音温泉でポリタン満タンになってしまったので、ここでは汲みませんでした。
参考までに分析書だけでも…

温泉成分調査分析表
1.源泉名 坂城町上平島温泉
2.湧出地 坂城町大字上平字島1356番5
3.泉質  単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)
4.泉温  45.0℃
5.水素イオン濃度 pH8.9
6.温泉の成分
Li=0.09 Na=120.3 K=2.1 Mg=0.6 Ca=61.7 Sr=1.1 Mn=0.04 陽計=185.9
F=0.8 Cl=92.2 HS=5.6 硫酸=242.5 炭酸水素=29.0 炭酸=4.8 陰計=374.9
メタケイ酸=33.1 メタホウ酸=3.7 非解離計=36.8 遊離HS=0.08
成分総計=597.7
平成9年12月18日(社)長野県薬剤師会会長

温泉スタンド使用料:200L1回につき100円、20L1回につき10円
注意事項
・循環系の給湯機、風呂釜及び浴槽での使用は、泉質の関係で変色や釜を傷める恐れがあります。
※風呂釜、浴槽等の傷みに対する責任は負いかねます。
・この温泉は飲まないで下さい。
利用時間 午前6時〜午後9時
株式会社 坂城町振興公社(びんぐし湯さん館内)0268-81-7000
http://www.yusankan.co.jp/

(参考)エスハイ実験室→第791012回参照
編集済


(片品)土出温泉(釈迦の湯) 「みよしの旅館」  投稿者: うつぼ  投稿日: 3月 2日(水)00時21分26秒
このところみょ〜に忙しくて、なかなかカキコできませぬ。
 
ひさしぶりに上州の湯巡り2の5発目です。
<(片品)土出温泉(釈迦の湯)「みよしの旅館」>(片品村、時間要問合せ、500円、0278-58-7550)
片品はわりと新しい温泉地で、温泉街というよりは集落に湯宿が点在しているイメージながら、かけ流しの宿が多い穴場です。地元の人は”片品”ではなく”土出(つちいで)”と呼んでいるようです。
ここは庭の池にイオウ臭プンプンの温泉を流し、前から気になっていたお宿。以前いちど突入するもロスト、再チャレンジでようやく入湯できました。
以前レポした「うめや」とは別源泉の「主人自ら掘り当てた」(HPより)自家源泉を使用しています。

場所は判りにくいのでHPを参照。(片品北小のまえです)
男女別の浴室はこぢんまりとしたもので、みかげ石枠タイル貼4〜5人の内湯がひとつとシンプル。換気がいまいちよくなくて場内が蒸し気味だったのは残念。
真っ黒に硫化したカラン5、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。土曜16時で独占。

白い硫黄系の析出と湯の花に彩られた岩の湯口から投入で槽内注湯なし。底面排湯口はたぶん作動しておらず、全量オーバーフローはかけ流しかと。(掲示されていた分析書にも「原(源)泉かけながし」とマジック書きがありました)

熱めのお湯はごくかすかに白濁し、白い湯の花がただよいます。たまご味でかすかに甘いイオウ臭。見た目や味にくらべてイオウ臭が弱い感じがするのは何故?
でも、アルカリ泉らしいヌルすべはしっかり感じられます。

庭の池に垂れ流している温泉からバリバリの硫黄泉を想像していましたが、イオウ臭はさほどではなく、正直それほどのインパクトは感じられませんでした。
湯口の湯の花といい、真っ黒に硫化したカランといい、硫黄泉の気配濃厚なので、たまたまタイミングが悪かったのかもしれません。
それでも相当の鮮度感と浴感は感じられ、それなりに満足感はあります。
イオウ臭ただよう庭の池で元気に泳ぐ温泉ゴイ (^^ は、一見の価値ありです。

アルカリ性単純硫黄温泉(Na-Cl・(CO3)・HCO3型) 48.3℃、pH=9.0、160L/min動力揚湯、成分総計=0.32g/kg、Na^+=78.8mg/kg (94.39mval%)、F^-=4.4、Cl^-=50.0 (36.04)、HCO_3^-=51.9 (21.81)、CO_3^2-=26.1 (22.32)、陽イオン計=83.8 (3.64mval)、陰イオン計=157 (3.90mval)、硫化水素=0.0 <H12.6.23分析>

>ONKEN21さん
長野〜新潟湯巡りはすごい強行軍ですな〜。びっくり。

> 磯部温泉足湯
この前、土曜のひる頃いきましたが、お湯が出ていませんでした。時間限定になったのかな?

> その名も「野天湯元 湯快爽快 湯けむり横丁 おおみや」というスゴイ名前(^^)
お〜、これはすごい(笑) このところオープンしているスパ銭系はどんどん名前が長くなっていますね。源泉とか湯元とか野天とか、受けそうな枕詞はなんでも入れちまえってところかな? 
没個性的な造りといい、長くておぼえにくい名前といい、あっちこちの記憶がごちゃごちゃになってきました (^^;;

>トオルさん
柴原温泉「菅沼館」ですか、いいですね。ここは昨年のみしゅらん秩父オフでまっ先に候補として考えていたのですが、小規模な湯治宿ゆえ、大人数ではゆったり入れないし、夜中まで騒げないだろうし・・・、ということで後ろ髪ひかれつつ見送りとなりました。
編集済


湯けむり横丁おおみや3/15、宿 はな豆4/29オープン!他  投稿者: ONKEN21  投稿日: 3月 6日(日)10時09分55秒
 埼玉から7件、群馬から1件、温泉開湯情報です。

★野天湯元 湯快爽快「湯けむり横丁」おおみや、3/15オープン
 まずは埼玉。さいたま市西区(旧大宮市)三橋の温泉が今月中旬オープンするらしいです。
その名も「野天湯元 湯快爽快 湯けむり横丁 おおみや」というスゴイ名前(^^)
湯快爽快グループは茅ヶ崎(昨年10月30日オープン)、座間、千葉、小田原、横浜の神奈川県を
中心にチェーン展開しているスパ銭のようです。いよいよ埼玉進出。
料金は平日1100円、土休日1400円、23時以降800円と高いです。
3/11(金)12(土)は2000名限定の特別入浴会があって無料入館ができ、1000円の食事券まで
プレゼントされるそうです。
http://www.yukaisoukai.com/omiya-open/

★応徳温泉「宿 花まめ」4/29リニューアルオープン!
 次に群馬。六合村の応徳温泉「六合山荘」が1/5〜4/28まで休館に入っていますが、いよいよ
4/29より「宿 はな豆」として生まれ変わるようです。古民家を移築したものだそうです。
お湯は黒い湯花が浮いていて、肌にとてもやさしい温泉(100%源泉かけ流し)とのことです。
日帰り入浴可、貸切風呂あり。
客室/和室5室・洋室4室・料金/8150〜9650円/予約受付時間/9〜17時
TEL0279-95-3650
※宿泊の先着150名に花いんげんの缶詰めプレゼント
http://www.vill.kuni.gunma.jp/sintyaku/kunisansouboshuu.html

 なお、道の駅に隣接し同じお湯を引いた応徳温泉「くつろぎの湯」も2/7〜3/25まで休館となり、
代わりに赤岩温泉長英の隠れ湯が毎日営業(2/10・3/10を除く)となるそうです。工事期間から
考えて、配管切り替え工事のみでくつろぎの湯としては存続するのでしょうか?

★埼玉で温泉開湯相次ぐ!
 湯楽の里熊谷店・北本店・所沢店でいよいよ3月末、天然温泉が開湯するようです。
さらに温泉掘削中の湯楽の里春日部店も4月オープンとなっています。湯楽の里と言うと、
群馬県の伊勢崎店「招美の湯」の湯使いがすばらしいので、大変期待できるものと推測します。
http://www.yuranosato.com/

 あと、シ○クさんの情報によると行田の湯本健康ランドが行田・湯本天然温泉「茂美の湯」と
改名の上、3月中旬頃、天然温泉が導入されます。県の利用許可が遅れていたらしいです。
私も昨年9/23にレポした試験揚湯中に入りましたが、茶褐色の濁り湯が掛け流しとなっており、
大変期待できそうです。
※地下1500mより43℃
http://www.yumoto-g.co.jp/

 さらに羽生市の「華のゆ」の天然温泉も開湯が間近と推測されます。
編集済


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