クチコミ 情報
2004年12月1日〜12月10日

ミニオフ会「サイボク天然温泉」のお知らせ 投稿者:クマオ  投稿日:12月 8日(水)08時12分55秒

師走のなにかといそがしい時期ではありますが、突如ミニオフ会を開催します。常連のみなさま、初めての方もご参加ください。うつぼさんから一郷一会の会にも声をかけてもらっています。

日時:12月11日(土) 11:00〜15:00
会場:サイボク天然温泉まきばの湯
所在地:埼玉県日高市下大谷沢546 tel.042-989-4126

今年の6月、サイボクハムの牧場跡地にできた温泉です。「源泉かけ流し」だそうですので期待できます。ゆっくり温泉に浸かって温泉談義いたしましょう。初めての方は目印になにか温泉グッズを持ってきてください。では当日お会いしましょう。

http://www.saiboku.co.jp/makiba/mtop.htm


羽生温泉「ゆ〜ワールド桶川」(ローリー運搬) 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 8日(水)02時17分53秒

 昨日は夕方から埼玉県桶川市の「ゆ〜ワールド桶川」に行って、ついに埼玉のナゾの温泉・
羽生温泉に浸かってきました。

 桶川に行く前に途中の行田湯本健康ランド茂美の湯や湯楽の里北本店の温泉も下見。
 茂美の湯はプレハブ内の温泉の垂れ流しや足湯もきれいに撤去され、見る影もありません。
玄関等に温泉の導入時期を知らせる掲示は一切なく、当分は温泉への入浴は無理ではないかと
思われました。
 湯楽の里北本店では店舗の隣に高い掘削櫓が立っており、盛んに掘削していました。工事の事業
期間は8/17〜12/25で、熊谷店(9/3〜)よりやや早く工事が始まっているようですね。熊谷店の
ような現在の掘削深度は掲示されていませんでした。工事用の目隠しは熊谷店は厳重ですが、
北本店はよく見えます。
 ここに温泉が導入されると北本楽市楽湯やゆ〜ワールド桶川との競争が激しくなりそうですね。
羽生でも「華のゆ」で掘削中らしいですね。

 さて、いよいよ「ゆ〜ワールド桶川」のレポです。5/20より羽生市の個人宅にある羽生温泉
3/24レポ)のローリー運搬を開始。鹿沼事件以降、羽生温泉に浸かれる日が来るとは思っても
みませんでしたが、ローリー運搬ながら浸かれるようにしたゆ〜ワールドの企画は快挙であり、
感謝です。

 ゆ〜ワールド桶川は熊谷方面から行くと国道17号桶川駅入口交差点手前左手にあって入り易い
ですが、大宮方面から行くと縁石があって右折できません。駐車場は前橋ゆ〜ゆのような駐車券
方式で90分の入館で2時間無料。面倒ですが、すでに都市部なので仕方ないか…。入口には羽生温泉
の運搬に使う、大きなタンクローリーが止まっていました。

 中へ入り靴をコイン不要のシューズロッカーに入れ、駐車券とシューズキーと入浴料90分350円
(銭湯より安くて激安)を受付に提出するとロッカーキーが渡されます。1階は食堂、2階は仮眠
室やカプセルルームや個室など休憩スペースとなっています。典型的な健康ランドタイプ。
浴場は1階奥にあります。指定された脱衣所で服を脱ぎ浴室へ突入。

 内湯はかけ湯(羽生温泉?)、水風呂、青い入浴剤入りのジェットバス、サウナ、りんご湯
(当初、八王子福福の湯や羽生温泉を使用していたらしい)、檜風呂があります。歯磨き、
ヒゲソリ、リキッド類完備。350円で使われては赤字?^_^;

 いよいよ羽生温泉が使用された露天風呂へ。大量投入・オーバーフローなしの循環、加水気味?
まずは温泉の黄色っぽい美しい琥珀色にビックリ!○寿の湯や行田湯本健康ランド茂美の湯の
濁った茶褐色とはまた違って透き通った色です。そしてアンモニアのような臭いがあり、最初消毒
臭と勘違いしそうでしたが、かつて現地の羽生温泉で嗅いだ上品なアブラ臭に通じるものがあって、
ローリーで劣化する(なまる)とあんな臭いになるのかな〜と推測しました。さらにここがすばら
しいのはスベスベするような肌触り。少し浸かっただけでも肌の感触がサラサラに変わりますし、
浴後の肌の感触もすばらしいものがあります。源泉の素性はやはり埼玉でも一、二を争うものでは
ないでしょうか。ローリーでもこれだけすばらしいのですから、いつか現地で入ってみたいものです。
羽生温泉はローリーでも決して侮れないお湯だと思いました。

 ナゾの羽生温泉の温泉分析書と別表は露天風呂の壁に掲示してありました。湯に浸かりながら、
メモしてきました(~_~)。また、受付後ろの壁には額入りの原本もありました。

 温泉分析書
1.温泉分析申請者:栃木県鹿沼市(字・氏名省略)
2.源泉名及び湧出地:
源泉名:羽生温泉/湧出地:埼玉県羽生市大字北荻島字小沼264番地2
3.湧出地における調査及び試験成績
(ハ・ニ) 調査・試験年月日:平成13年7月31日 (ホ)泉温:43.1℃(調査時における気温34℃)
(ヘ)湧出量:240L/min(掘さく・自噴)
(ト)知覚的試験:僅黄色澄明微塩味無臭 (チ)pH値:8.0(ガラス電極法)
4.試験室における試験成績
(ロ)分析終了年月日:平成13年8月27日 (ハ)知覚的試験:淡褐色澄明微塩味無臭
(ニ)密度:0.9994g/cm3(4℃) (ホ)pH値:7.90 (ヘ)蒸発残留物:1.570g/kg(110℃)
Na=510.0 K=12.9 Mg=1.7 Ca=13.9 Al=0.1 Fe2=0.1 Mn<0.05 陽計=569.0※
F=1.1 Cl=681.5 硫酸=1.7 炭酸水素=311.2 炭酸=3.0 陰計=998.5
メタケイ酸=87.6 メタホウ酸=25.7 メタ亜ヒ酸<0.01 非解離計=113.3 遊離CO2<0.1
溶存物質・成分総計=1.681g/kg
総水銀<0.0005 銅・鉛<0.05
6.泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
平成13年8月27日 財団法人 中央温泉研究所 所長

※陽イオンの合計が分析書と私のメモ(538.7mg)で違ってしまいました。どの値が違っているのか、
教えて下さいm(__)m
編集済

http://www.yu-world.co.jp/


手白沢温泉 「手白澤温泉」 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 7日(火)23時42分27秒

栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯の7発目です。
    
<手白沢温泉「手白澤温泉」>(栗山村、日帰り入浴不可、0288-96-0156)
鬼怒川支流手白沢沿いにある一軒宿で、奥鬼怒4湯のなかでは唯一日帰り不可なのでここに泊まりました。(オフ会幹事さんが春頃から予約していました。感謝。)

ふつうは加仁湯経由のアプローチとなり、ブナ平経由の遊歩道か手白沢林道経由。
当日は前者をチョイス。ブナ林のなかの気持ちのいい山道を40分ほど歩くと標高約1,500mの高所にある宿に到着です。
以前は素朴な山の宿だったそうですが、'97年に改築リニューアル。手白沢の渓流を前景に広葉樹の林を背負う瀟洒な建物は、すばらしい佇まいをみせています。
温泉を利用した床暖房も完備していますが、テレビはありません。
女性好みの意匠が凝らされ、料理は和洋折衷の創作料理風。松田教授のいわれる”新・秘湯の宿”の範疇に入るかと。
部屋数はわずかに6しかなく、紅葉時期の土曜につき当然全館満室。ほとんどが年輩の女性グループで、”新・秘湯の宿”がどういう客層に支持されているかを実感。

天井の高いモダンな廊下の奥に男女別の浴場があります。
対岸の山肌を望む窓の広い明るい浴室に、石枠タイル貼15人くらいの浴槽をシンプルに配置。
石の湯口から50L/minほども投入で浴槽端の上面排湯口からの流し出し。槽内注排湯はなくかけ流しでしょう。
洗い場2、カランはなく、壁から突き出た石の湯口から木臼に源泉がドコドコと惜しげもなく注がれています。シャンプーあり、ドライヤー貸し出しあり。
当日の泊まり客はほとんど女性だったので、男湯は贅沢にも我々だけで独占状態でした。

露天はすばらしいロケーションです。すぐ目の前を流れ下る手白沢の源流方向に根名草山(2329.7m)の荒々しい山容が印象的。周囲はまさに紅葉の盛り。これほど開放感あふれ絵になる露天もめずらしいです。
深山の一軒宿ゆえ、露天から仰ぐ星空もすばらしく、この掲示板の常連さんが見事な星空の写真を撮られてました。
岩組タイル敷12人以上の浴槽に、クリーム色の硫黄系の析出の出た木樋の湯口から30L/minほどを投入で、湯面に突き出た排湯パイプから排湯。こちらも槽内注排湯はなくかけ流しかと。

お湯は内湯でやや熱め、露天でややぬるめ。とくに内湯の鮮度感は抜群です。
かすかに青味がかって白濁したお湯には、白い湯の花が盛大に舞っています。たまご味+微重曹味に弱しぶ焦げイオウ臭+ラムネ臭。ヌルツルはほとんどないですが、とてもやわらかで湯ざわりのいいお湯です。
清涼感のある絶品の温泉臭と湯あがり涼やかな上品な浴後感は、高峰や稲子湯など信州の山の湯に近いものを感じました。

宿泊料金もさほど安くはなく予約も取りにくいので、奥鬼怒4湯のなかでは最も入浴難易度の高いお湯ですが、泊まる価値は充分にあるかと思いました。
八丁の湯までナワバリにしている”クロ”という賢い温泉犬もいます ^^)

<兵次郎の湯>
単純硫黄温泉(硫化水素型)(Na-HCO3・SO4型) 52.2℃、pH=6.9、湧出量不明*、成分総計=624mg/kg、Na^+=103.1mg/kg、Ca^2+=21.7、Cl^-=3.1、HS^-=2.6、SO_4^2-=92.5、HCO_3^-=210.4、陽イオン計=130.4、陰イオン計=309.5、メタけい酸=131.5、メタほう酸=7.7、硫化水素=3.7 <H9.5.8分析>
*)自噴で300L/minほどあるらしいです。
編集済


松之山は被害なし など 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 7日(火)23時27分29秒

2月に泊まった松之山温泉「ひなの宿 千歳」からハガキがきました。
松之山温泉は新潟中越地震の被害は全くなく、元気に営業中とのこと。
「冬こそが松之山の真骨頂でございます。雪の新潟、豪雪のいで湯に、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております」とのことです。
真っ白な雪景色のなかで入るアブラ臭ほてほて食塩泉は、格別のものがあります。

>やませみさん
日光沢温泉の分析資料ありがとうございました。
えっ?、中性ですか? しかも含重曹-食塩泉ですか・・・、てっきり酸性の硫酸塩泉型単純温泉だとふんでたんですが・・・。まだまだ修行がたりませぬ (^^;;
編集済


お役に立ちますか? 投稿者:えんぴつ  投稿日:12月 7日(火)13時09分56秒

こんにちは〜。
品川区にある武蔵小山温泉 清水湯さんの割引券サイトを発見いたしました。
もしお近くで行こうかなと思われている方ご利用してみてはいかがでしょうか?
こちらは東京の温泉銭湯(重炭酸ソーダ)で
入り口が番台形式の昔ながらのお風呂屋さんです。
ちなみに温泉玉子(2個100円)と地域野菜も販売しております。

地図も一緒に載っております。
編集済

http://www.eeoyu.com/shisetu/tokyo/shimizuyu/shimizuyu.htm


日光沢温泉の分析 投稿者:やませみ  投稿日:12月 7日(火)09時35分3秒

>うつぼさん
昭和60年9月の調査資料ですがご参考まで。

 日光沢源泉
  S−Na−Cl 63.8℃ pH=6.1 6 L/min 自然湧出(露天横)
   Na=650 K=40.4 Mg=4.4 Ca=49.0
   Cl=910 SO4=62.5 HCO3=339
   SiO2=117 B=19 CO2=267 H2S=9.7

 日光沢E源泉
  Na−Cl・HCO3 50.8℃ pH=6.4 19 L/min 掘削43m自噴(上流150m)
   Na=314 K=16.7 Mg=10.4 Ca=32.2 Fe=0.24
   Cl=315 SO4=22.0 HCO3=423
   SiO2=110 B=7.4 CO2=167

 日光沢千枚岩源泉
  Na−Cl・HCO3 46.0℃ pH=7.0 25 L/min 掘削75m自噴(上流250m)
   Na=253 K=12.3 Mg=7.1 Ca=19.6 Fe=0.1
   Cl=240 SO4=17.7 HCO3=345
   SiO2=96 B=4.8 CO2=43


日光沢温泉 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 7日(火)00時05分42秒

栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯の6発目です。
    
<日光沢温泉>(栗山村、9:00〜15:00(時間確認必須)、500円、0288-96-0316)
加仁湯から沢沿いをさらに15分ほど遡ると、鬼怒川本流最奥の日光沢温泉です。
鬼怒川本流と支流の日光沢が合流する二俣の少し山手にあります。
高層湿原として名高い鬼怒沼をはじめ、根名草山・温泉ガ岳、湯沢峠越え丸沼方面などへの登山基地でもあります。

奥鬼怒4湯のなかでは最も情報がとりにくくマスコミ露出もすくないお湯で、素朴で飾り気のない山小屋然とした外観は好感がもてます。
別棟の湯小屋内に内湯と、そのよこに露天(混浴)がふたつあり日帰りでは露天のみ入浴可。
露天は上段と下段にわかれていて階段経由なのでハダカ移動はちょっときびしいかと。アメニティ類はなし、土曜午後で2〜5人程度。

上段露天は、超開放的な脱衣所の向こうにあって、絵柄の入った大判のタイルが敷きつめられた感じのよいもの(6.7人)。パイプ2系統からの投入で、どちらのパイプも析出&変色があり、手前はクリーム色の析出+茶変、奥のは茶色がかった析出。
槽内注排湯はみあたらず、手前上面排湯口からの流し出しはたぶんかけ流し。
無色透明のお湯はかなりぬるめで長湯向き。奥の湯口では弱酸味+微収斂味+僅微金気味、手前では微金気味があって、ともに弱いながらおだやかな温泉臭。
この2系統のパイプは別源泉かと思います。
浴感はすばらしいもので、入ったとたんに包み込まれるようなやさしい湯ざわりがあり、出たくなくなります。

下段露天は、コンクリ?造10人以上、パイプ3本からの投入でにごり湯につき槽内注排湯は不明ですがたぶんなく、浴槽端の上面排湯口からの流し出しはかけ流しでしょう。
排湯の流路はクリーム色の硫黄の湯の花と緑色のコケに彩られ、湯場の雰囲気を高めています。
パイプのうち1本は、浴槽脇の湯だめのお湯を流し込んでいますが、この湯だめの奥の岩間からは熱めの源泉?が湧出していました。
ほぼ適温のお湯は、透明度40cmくらいの乳白色にごり湯で白い湯の花がただよっています。
弱たまご味にしぶ焦げイオウ臭で、八丁の湯より硫黄成分が濃く、加仁湯よりは薄いイメージ。
鮮度感がすこぶる高いので、入っていてとても気持ちがいいです。
見上げると対岸の山肌の紅葉が見事。じつに贅沢な紅葉露天です。

分析書はゲットできず泉質不明ですが、古いガイドでは含硫黄-Na-塩化物・炭酸水素塩泉70〜80℃とあり、別冊宝島の「本物の温泉ここが一番!」には、含食塩重曹硫化水素泉71℃、上段露天については「緑ばん明ばん泉らしい」というコメントがあります。
上段露天はそれほど鉄分を含んでいるようには思えませんでしたが、酸性寄りの硫酸塩泉系の泉質かと思います。

深山の気あふれるなかで、個性の異なるふたつの上質湯を楽しめるのはとても贅沢。
内湯は白濁の硫化水素泉らしく、これが下段露天と同一源泉かは不明ですが、佇まいはみるからによさげなものなので、一度は泊まって入浴してみたいと思います。
編集済


赤石温泉 白樺荘 投稿者:週末田舎人  投稿日:12月 6日(月)22時59分21秒

南アルプスの山懐に無料の良い湯があると聞いてはいましたが、なかなか行けずにいた「赤石温泉 白樺荘」へ訪問して来ました。ある程度温泉ファンには有名な場所なので行かれた方もいらっしゃるかと思いますが、僭越ながらレポを。

まあしかし行くのが難儀な場所です。
静岡市内から安倍川の谷を登り、梅ヶ島への道を分け、峠を上り、井川ダムの谷に降り、奥大井の谷を詰め、断崖の隘路をくねりながら落石御免と祈りつつようやっと到着しました。静岡の駅前から二時間強(約77km)。それでもここは静岡市、まだまだ南アの果てまで静岡市。さすがに全国No.1の広さを誇る静岡市の底力でしょうか…。
大井川の刻む深い谷と、急峻な山々の斜面に僅かに開かれた平地に建つ「白樺荘」は静岡市営のれっきとした公共施設。素朴な木造二階建のペンキで塗られた長屋作りで、常連氏によればダム建設時に使用した宿舎をそのまま使用していると言うことで、まんま飯場っぽい雰囲気。一階に浴場と食堂、二階の個室(17室)とも玄関先で記名をするだけで無料で使用出来ます。
周辺には食堂おろか人すら皆無な場所ですので、ダムで働かれる方や電力会社の職員さん達がお昼を食べに来る場所でもあるようです。

浴場は母屋から離れてスノコを引いた廊下の先の別棟に男女別の内湯が1個ずつあります。木造の棚が並ぶ脱衣所に、コンクリ引きの床とタイル張りの壁&浴槽は、飾り気がないと言えばそれまででしょうが、いかにも「山で働く男達の湯」という感じ。
そらまめのような形をした浴槽は真ん中で仕切られています。奥の岩組みの湯口から絶え間なく湯が流れ込み、仕切りの切り欠きから手前の浴槽へ流れ、そして縁から溢れて床へ流されています。大きく取られたサッシ窓は開け放たれ、冬枯れの山々と広がる高い青空が見えて気持ちの良い雰囲気。

お湯は浴場裏のボイラー室で加熱してから掛け流されている様子。やや緑がかった透明で細かく白い湯花が浮かんでおり、アルカリ性のフワッとした甘い香味(口に含んでもかなり甘みのある湯)に重曹味、自己主張のある辛口の硫黄臭が混じります。そしてとにかくそのツルツルスベスベとした肌触りに驚きました。何じゃこりゃ!って感じ。あんまり面白いもんだから手で体のあちこちをさすりまくる私(笑)。
なめらかに滑る感触は皮膚と皮膚の無重力状態。さすり魔と化した私を横目に、同浴の方々は湯船の縁に頭を預けて物言わず目を閉じ、湯に身を任せて漂っていました。その顔その顔、実に気持ち良さそうです。ほいじゃ私も、と首の後ろにタオルを乗っけてどっぷりと肩まで浸かって目を閉じると、なるほど確かに浮遊してしまいそうな?気分。
穏やかな湯にまったりと体を包まれしばしたゆたう。長湯しても全然のぼせることはない感じで、常連諸氏は湯に浸かったまま微動だにしません。宇宙遊泳系思考停止属(?)の湯ですな。

源泉名は井川赤石1号泉(PH9.3 38.2℃)。分析表は単純硫黄温泉とありましたが、感覚的には含硫黄−炭酸水素系の温泉でしょう。
なかなか行けるような場所にはないのですが、無料で個室も借りられますし、一日逗留してまったりと過ごしてみたい場所です(ただ、夏はメチャメチャ混むそうです)。

<所在地>静岡市田代1005番地 営業時間 AM10:00〜PM4:00(火曜休み)
バス便もありますが、静岡駅から3時間半くらいかかるとか…
編集済


信州湯巡り+つつじの湯 投稿者:恵比寿  投稿日:12月 6日(月)21時50分0秒

 マキシ日帰りで信州へ行ってきました。ミニレポです。
 今回も[お湯の評価,総合評価]付きとしました。各10点満点です。

○室賀温泉 ささらの湯 [7,7]
 無色透明の単純硫黄泉。内湯がなかなかのお湯。湯口で明瞭な硫黄臭。浴槽でも温泉らしい芳しき香りが満ちています。蜜柑の内側の皮を指でこすったような強いツル感があり、このせいでお湯が重たい感触。充実の浴感。サウナと水風呂あり。6〜8時の朝風呂タイムは200円と低廉(通常は400円)で大人気。
 成分総計333mg, HCO3- 104.6mg, HS- 6.2mg, H2S 0.07mg, H2SiO3 43.7mg

○沓掛温泉「小倉乃湯」(再訪) [8,7]
 ここに来て、ここの湯を確かめたくて…。
 ワクワクしながら入りました。最初は「エッ!?」というくらい浴感が薄いのですが、思い出せば初めてここに入ったときも同じ印象でした。無色透明無味微微硫化水素臭。こんなに浴感のない湯なのに、この気持ちよさは何?
 究極の柔らかさ、さらさらしたお湯で、35℃もないのではないかという微温湯に1時間半以上も浸かり続けてしまいました。

 受付の方の話では、この微温湯が古来から続く源泉で、隣の38℃の湯はタイプは似ていますが700m掘ったらしい別源泉だそうです。沓掛には3本の源泉があり、もう1本の源泉(300m掘削らしい)は周りの宿には供給されている模様。脱衣所には3号泉の成分表示がありますが、どちらの浴槽のものかは不明。
 3号泉は成分総計約300mg, SO42- 115.0mg, HS- 1.5mg, H2SiO3 39.2mg

○田沢温泉「有乳湯」(再訪) [7,6]
 沓掛と近いので、一緒にコメントされることが多いかと思いますが、こちらのほうがより温泉らしいと思います。でも、沓掛の後に入ると「なんて固いお湯なんだ」と思ってしまいます。10分も浸からず、出てしまいました。とはいっても、泡つきもの凄く、皆が絶賛するだけのお湯ではあります。

○千古温泉 [7,6]
 川沿いにある一軒屋の温泉宿ですが、日帰りもできます。内湯だけですが、なかなか風情のある浴室で、お湯も上品な硫黄臭のする佳品でした。某サイトの記事を読んでいると、昔はもっと良質だったのではないかと思わせます。浴槽に黒い粉がついていますが、マンガンのようです。泡つきあり。

○つつじヶ丘温泉「つつじの湯」 [7,8]
 群馬県は嬬恋高原にあります。今年リニューアルして掛け流しになったとかで寄ってみました。
 とにかく立派な施設なのに客が少なく、かなり心配。牧場の付随施設のようなので、夏やスキーシーズンでないと来る人が少ないのかもしれません。

 お湯は薄緑色で昆布のような匂いがします。それほどインパクトある浴感ではありませんが、しばらく浸かっていると「じんわり染み入る心地よさ」です。
 「ああ、これは炭酸水素塩泉のよう」(浸かっているときは炭酸水素塩泉とは思っていませんでした)
 成分分析表を見ると、Na-Mg塩化物炭酸水素塩泉で HCO3が半端じゃないので納得。
 内湯も露天もリッチな造りです。サウナと水風呂あり。水風呂は冷たすぎずグッド。寝転びサウナもあり、通常の入場料で入れます。

 入場料は1,200円だと思っていましたが、秋冬感謝祭とかで土曜日でも650円で入場できました。「こんなに豪華な施設で、これほどのお湯なのに、ほんとにいいのー?」ってところです。年末年始(12/31〜1/3)は通常料金に戻る模様。また、スキーシーズンの週末はオールナイト営業のようです(23時より深夜料金1,500円)。
 いいこと尽くめのようですが、食した舞茸天ぷらうどん定食には感心せず。仮眠室もありますが、寝椅子は立派なものの、背もたれが十分な角度まで倒れず不満が残りました。
 それでも、もっと人気が出ておかしくない優れものの施設だと思います。ここに私は6時間滞在しちゃいました。半1泊気分です(笑)。
 成分総計約2g, Mg2+ 112mg, HCO3- 908mg, H2SiO3 127mg
編集済


ヤマトの湯(相模原) 投稿者:NOBU  投稿日:12月 6日(月)12時32分48秒

こんにちは,みなさん。12月から開業で7日まで、400円の料金との事(8,9日は休業)で,出かけてきました.近辺にあるロテンガーデンと同様な黒湯でした.設備的には狭山市のやまとの湯と同等でウェットナウナでは塩もみしてきました.場所は小渕駅近辺で16号から一本JRよりの旧街道沿いにあります.夕方は一方通行なので,鎌倉街道の鵜森交差点の次の看板のある信号から入るのが間違いない入り方のようです.温泉の成分については12月2日書きこみの投稿をごらんください。


>UOZUMIさん 投稿者:おかざき  投稿日:12月 6日(月)01時15分41秒

はじめまして。伊香保の混合泉・本線は(黄金の湯)は平成九年分析で3300リットルですが、これで何軒分をまかなっているんですかね?伊香保の温泉宿はどこも集中管理泉なのかな。


ん?勘違いじゃなかったのかな。 投稿者:おかざき  投稿日:12月 6日(月)01時03分57秒

ONKENさんに教わったところですと、群馬は箕郷町の分譲地の温泉・湯遊乃郷はそこそこ良かったス。重曹渋味ヌルすべとした総計1200ほどの重曹食塩泉高温泉。「御自由におくみ下さい」とホースが二本。夕闇の中、お!ワルがたむろしてるぅと思いきや無料の足湯、分譲住宅購入の方たちかなじっと浸かっていました。

Na=335 K=22.5 Mg=6.37 Ca=201 Fe=0.99 Mn=0.18 F=0.23 Cl=308 SO4=<0.1 HCO3=458 CO3=0.9 46℃ pH7.82 170L. H.13分析

まきばの湯良さそうっすね。わたくしも行ってみます。


伊香保石段の湯廃止の件 投稿者:UOZUMI43  投稿日:12月 5日(日)02時57分17秒

この12月、初めて伊香保の石段の湯に入ろうと計画を立てていた矢先のニュース。
本当にびっくりしました。

温泉街の中央に位置する伝統ある共同浴場。
どこの温泉地だって欲しがる、こんな貴重な観光リソースをみすみす捨てて、
近代的な施設を作ろうなんて、ものすごいセンスですね。

確かに群馬のあちこちにある近代的な温泉センターの休日の賑わいを見ていると、
伊香保に作ればもっと人が集まるはずと思う人間もいるかもしれませんし、
実際、その温泉センターにはかなりの入浴客も多く集まるでしょう。
でも、伊香保温泉全体の魅力は下がるように思えます。

石段の湯を廃止しないと、新しい温泉施設にお湯をまわせないほど、
黄金の湯の湧出量は少ないのでしょうか?


サイボク天然温泉 「まきばの湯」(つづき)  投稿者:うつぼ  投稿日:12月 4日(土)22時45分3秒

ここは湯づかいに相当気をつかっていて、「天然温泉に、塩素系殺菌剤は一切入れておりません」とのこと。温泉協会の表示看板があり、全項目で中黒丸(適正)でした。
”療養泉”や効能にこだわりすぎの気がしないでもないですが、力のあるお湯であることは間違いないです。

明らかにスパ銭よりはワンランク上の施設で、レストランの食事も美味しいし、なにより年輩客中心の客層は落ち着いていて、スパ銭のようなザワついた感じがないのがいいです。
料金1,500円はやはり高すぎるとは思いますが、スパ銭並みの料金設定をすると週末はファミリー客殺到でたいへんなことになりそう。料金設定が相当にむずかしい施設かと・・・。
個人的には、回数券利用で週末1,000円弱くらいだとまちがいなく”通い”でしょう。

Na-塩化物温泉 40.6℃、pH=8.1、922L/min、成分総計=6972、Na^+=2452.0、Ca^2+=178.6、Fe^2+=0.6、Cl^-=4095.0、Br^-=20.2、I^-=9.6、HCO_3^-=60.4、CO_3^2-=3.6、HS^-=0.07、陽イオン計=2669、陰イオン計=4191、メタけい酸=25.0、メタほう酸=79.5、硫化水素=痕跡 <H14.5.24分析>


サイボク天然温泉 「まきばの湯」 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 4日(土)22時43分11秒

奥鬼怒レポのあいまに埼玉のお湯一発いきます。超長文ご免なさい。    

<サイボク天然温泉「まきばの湯」>(埼玉県日高市、10:00〜22:00、1,500円(/4h 土日休他)、042-989-4126)
今年6/24オープンの日帰り施設。料金が高いので躊躇していましたが、期間限定で料金が少し安くなっている(12月末までキャンペーン(平日19:00〜 1,000円、土曜10:00〜12:00の入館で1,200円/4h))ので意を決して (^^; 突入してきました。
サイボクハムの旧日高牧場跡地を掘削・湧出したもので、オープン前から温泉スタンドを開設していて何度か汲んだことがあります。ONKEN21さんのレポあり。
ここは、智光山公園のそばで、ファーマーズマーケットやミートショップなどがあるので以前からよく遊びに来ていました。買い物客でにぎわう一角に誕生した立派な2層の建物。ロビーも広く全体にゆったりと造られています。YEBISUさんのレポあり。

浴場は1階で「花鳥の湯」と「風月の湯」の男女交替制。当日の男湯は「花鳥の湯」でした。
内湯ゾーンに入ると、いきなり子ブタ像の湯口から源泉が注がれるかけ湯がお出迎え。
右手浴槽ゾーンに、「まきばの湯」(赤みかげ石造10人強)、マッサージ浴(真湯)、腰掛足湯(3人)、高温遠赤サウナ、水風呂×2(低温18℃/中温32℃)。
露天ゾーンには、大露天風呂(岩組鉄平石敷25人以上)、「霧の浮船」(間欠的に霧が吹き出す岩風呂)と「望季の湯」(洞窟風風呂)がつながりともに岩枠石敷であわせて10人位。
階段を昇ると「隠れ湯」(岩枠石敷3人)、さらに一段上がって「花鳥の湯」(鉄平石造3.4人、東屋付)。階段下に「流水立ち浴」、反対側につぼ湯(陶製1人×3)と多彩。
「風月の湯」もだいたい似たような構成ですが、ミストサウナと歩行浴があります。
内湯ゾーン左手にセパレート式洗い場29、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜昼〜午後で20〜30人とキャパのわりに空いていて、ゆったりとお湯を楽しめました。
内湯・露天とも洋風と和風がないまぜになっていてやや違和感がありますが、なかなかの上質感があります。

つぼ湯とマッサージ浴以外は温泉使用で、「まきばの湯」と「花鳥の湯」には”源泉かけ流し”の掲示。「流水立ち浴」は50%の希釈湯のようです。
「まきばの湯」は、赤みかげ石の湯口から投入(量は変動)+側面注入でオーバーフロー。
大露天風呂と「霧の浮船」&「望季の湯」は、岩の湯口からの投入+側面注入で浴槽端の上面排湯口への排湯(槽内排湯あるかも)。
「隠れ湯」/「花鳥の湯」は、岩(/木)の湯口からの投入+側面注入で浴槽端の上面排湯口への排湯。
ほとんどの湯口はぬる湯で非加熱源泉の投入、高温の側面注入は加熱湯の注入では?

お湯は浴槽によって違います。
「流水立ち浴」はタール臭で湯口の水は塩味なく真湯かも。
大露天風呂/「霧の浮船」&「望季の湯」/「隠れ湯」は、わずかに濁った適温のお湯で、弱い石油系アブラ臭+弱磯の香。大露天風呂ではきもちアブラ臭が強めに出て、「霧の浮船」&「望季の湯」/「隠れ湯」では磯の香が目立ちます。湯口はいずれもしっかりとした塩味。
かけ流しの2槽よりヌルすべが強くて入りやすいお湯に思えました。
「まきばの湯」は40℃くらい、微茶濁でわずかに黄土色の酸化鉄らしい浮遊物。湯口でしっかりとした塩味+微だし味と弱い粘土系アブラ臭+僅微金気臭がありますが、湯面はほとんど無臭。
ここは最初ややなまり気味でしたが後に投入量が増えてきて、かなり「花鳥の湯」に近い、いいコンディションになっていました。

「花鳥の湯」はすぐれものです。やや熱めのお湯は微茶濁で黄土色の酸化鉄らしい浮遊物がただよい、湯口でしっかりとした塩味+微だし味と弱い粘土系アブラ臭+僅微金気臭、湯面でも弱いながらアブラ臭が香ります。
食塩泉らしい重厚な浴感があって、とても温まり発汗するほてほてカラカラ湯はかなり強力。浴槽の大きさのわりに投入量が多いので、しっかりと鮮度感も感じられます。

意表をついてよかったのは、秩父伏流水使用のつぼ湯で、真湯ながらしっかりと鮮度感があり、こまかな気泡が舞っていてアワつきもある気持ちのいいものでした。
内湯の水風呂もカルキ臭皆無で鮮度感があったのには拍手。
編集済


はじめまして 投稿者:マザー  投稿日:12月 4日(土)12時41分0秒

とてもいいHPです
なかなか地方には行けませんが
先週日光鬼怒川「東照温泉」に行ってきました
ウエスタン村に行ったついでです
周りはなにもないのですが
かえって何にもないのが良かったかな

またこちらにも寄らせていただきます


おはようございます 投稿者:えんぴつ  投稿日:12月 4日(土)09時30分43秒

ONKENさん私のサイトを見に来てくれてありがとうございます。レポ参考になりますか?私はONKENさんのレポを参考にさせて頂いているので追っかけている形なんです。凡の湯に関してもこちらや某サイトの情報がなかったら行くことはできなかったので感謝しています。だから競うというより教えて頂いている状態です(^。^;)


秩父夜祭と温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 4日(土)02時59分16秒

 昨晩は仕事帰りに秩父夜祭に寄ってきました。職場から車で40分。
団子坂から御旅所に上る勇壮かつ幻想的な屋台・笠鉾と今年初めての花火を見てきました。

 帰りは延長営業を期待して武甲温泉に寄りましたが、やはり真っ暗。
張り紙によると12/3は休日扱いで3時間700円(平日は1日600円)だったそうです。
秩父夜祭の観客の中には遠く山梨や甲府で泊まられると話しておられた方がいましたよ。
(秩父夜祭の埼玉新聞の記事携帯アルバム@見苦しいですが…)

>おかざきさん
 どうも秩父の話となると激しく反応してしまい、すいませんm(__)m。
秩父には母方の親戚がたくさんいて、私自身も秩父の血筋のせいか…。
 確か凡の湯の存在を最初に知ったのは某新聞の埼玉版で、星音の湯ばいえるはあのシ●クさんの
サイトでしたね。そういった方々の取材や第1報には感謝し、敬意を表したいと思います。
 実はえんぴつさんのHP(アドレスは内緒かも?)は私も密かに参考にしてるんですよ(^^ゞ
編集済


失礼しました。 投稿者:おかざき  投稿日:12月 3日(金)18時21分13秒

「とっくの昔に」ってONKENさんは凡の湯とバイエルの存在をえんぴつさんよりずっと前から知っていてだから「勝った?」と勝ち誇ってぴーすしてんのかと勘違いしました。(笑)人様を思いやった発言だったのですな。失敬失敬。


伊香保問題。 投稿者:ヽ(бwб)ノ  投稿日:12月 3日(金)12時37分5秒

伊香保の露天及び石段の湯廃止の話、本当に残念です。
石段の湯って改装したばかりだと思うのですが、もう廃止しちゃうのですか…。
まぁ、町や県の有力者とその取り巻きの一部の業者の方にとっては、常に建設事業がありつづける状態が、「幸せ」なのかもしれませんが…。

伊香保の露天って、浴感そのものだけではなく、独特の魅力があると思うのです。
あの石段を登っていくアプローチ、不味い源泉飲泉所、そして、奥にひっそりと佇む露天。
これは草津や四万あるいは万座と言った同県の強豪と太刀打ちするのに十分な魅力だと思います。
お湯だって、黄金の湯の方は独特の味わいです。それを白銀の湯の規定泉と混ぜる事で量を増やして大型施設を造るというのは、水道水偽装が規定泉に代わっただけで、本質的な「観光客はどうせ判らないのだから、だましてナンボ」と言った、誇大広告を推奨する町の姿勢に変化はないのかもしれません。
個人的には伊香保の露天が無くなって、循環の白銀の湯に入るのなら、同じ循環でも強烈なスカイテルメか、近くのダム対策湯や四万・沢渡、露天なら足を伸ばして川原湯や草津・万座に行くつもりです。(こうやって考えると、立派な設備で循環でも高評価なのってスカイテルメぐらいです)

やっぱり、伊香保という町が求める顧客層というのは、温泉マニアとは方向性が違うのかもしれない。。
また、町の方向性も同じで、公共系ゴージャス日帰り入浴設備が無い歓楽系の熱海や鬼怒川が伊香保の後を追う気がしなくもないです…。


あらって。(笑) 投稿者:おかざき  投稿日:12月 3日(金)02時54分14秒

凡の湯の一号泉というのはうつぼさんがネタ元なのかなお立ち用シャワーでのみ遣われている濃い方の源泉で湯船にマッハで浸かりあとはそのシャワーばかり浴びてたことを凡の湯のおやじさんに話したら少し嫌な(^o^)をされたゎ。プチいい思い出。

伊香保の金泉?には先日初めて青山旅館にて浸かりましたが土類の効いたシブい温泉だと思いました。そのうち好きになりそう。おじさんの湯。。

ONKENさん、クーポン情報ありがとうございます。なんとか報社の『群馬の温泉』の新しい版は出ないのかな?ところでなにを張り合っていらっしゃるのかな?(笑)


Re:温泉ニュース二題を読んで  投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 3日(金)01時39分12秒

>うつぼさん
(アカシアの湯)
>36万人ということは、年間350日12時間営業として、日平均1000人強、時間平均85人ほどの
>入り込みということになります。(すごっ!大盛況!)
 これは白寿の○倍だすな。お湯の白寿、施設のアカシアと棲み分けするとしても、現状はアカシア
の入れ込みが圧倒してます。施設の豪華さよりもお湯そのものが重要視される時代はまだいずこ…

>当初の設備投資が過剰か、非効率的なオペレーションがなされているとしか考えらず(要は事業
>計画が甘いということ)、県民として納得できませぬ (^^;
ガイアの夜明けという番組で埼玉高速鉄道の再建を担う“信濃のカルルスゴーン”と言われる社長の
奮闘ぶりが放送されていたのですが、経営的にはアカシアの湯も似たようなものでしょうね。

(伊香保温泉大規模日帰り施設)
>既存の「露天風呂」と「石段の湯」は廃止。
私が約20年前、温泉好きのきっかけとなった温泉が「伊香保露天風呂」です。
ここが廃止される計画とのことで大きなショックを受けました。
あの露天風呂だけは絶対に残してほしいです。

>収容力をアップさせ、誘客を促進させるため(省略)新施設を建設する。
 群馬では施設の大きさや豪華さを誇ったがために肝心の湯使いを怠ると、誘客を含む経営面で
失敗することが明らかだと思います。例えば、アカシアの湯と群馬の桜山温泉センター、水沼駅
温泉センター、前橋のあいのやまの湯などがその一例でしょう。猿ヶ京のまんてん星の湯や水上
温泉の外湯「ふれあい交流館」も湯使いはイマイチのようですし…。つまり施設の大きさ・豪華さ
を誇ってもゆくゆくは飽きられてしまうのでしょう。今は伊香保温泉にある湯元・伊香保露天風呂
の重要性・大切さをもっと再認識すべきだと思いますね。

(八丁の湯・加仁湯)
 私は10年ほど昔の10月の紅葉期に日帰り入浴しています。八丁の湯は「石楠花の湯」がやはり
ベストだと感じました。源泉の鮮度も、景色も。ここの風呂は空くまで大変待たされましたね。
加仁湯はお湯が浴槽内注入しか見当たらず、新鮮な源泉に触れることができず残念な思いをした
ことがあります。今は湯面上からの投入はあるんでしょうか?内湯は入ったことがあります。

>えんぴつさん
 私はとっくの昔に気づいておりましたが、埼玉の某サイトの影響からか、凡の湯も星音の湯も
行かれたようですね(^^)。そのサイトの星音の湯のスクープがあってこそ、秩父オフ会の参加
者も行くことができました。ただしそのサイトに出ている凡の湯のアワアワに発泡して白濁した甕
は私を含むオフ会参加者も見てないと思います。大宮の清河寺温泉よりもスゴそうですね。

P.S.今夜は秩父夜祭です。
編集済

http://www.chichibuji.gr.jp/yomaturi/16yomaturi.html


加仁湯 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 2日(木)23時39分0秒

栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯の5発目です。
    
<加仁湯>(栗山村、9:00〜15:00(時間確認必須)、500円、0288-96-0311)
八丁の湯から鬼怒川沿いに10分ほど遡ると加仁湯です。奥鬼怒4湯のなかでは52室ともっとも規模が大きく、立地的にもエリアの中心にあたるお湯です。
建物に近づくとイオウ臭がただよい、硫黄泉の存在を鮮烈にアピールしています。
ここは10年以上前に泊まったことがありますが佇まいはあまり変わっていない感じ。ただ、玄関前に足湯と温泉たまごの茹で場ができていました。

玄関前の石碑によると、文政年間の頃より沢蟹が無数に棲息しているところから温泉が湧出し、村人は「蟹湯」と名付け湯治の場としていた。その後土石流で埋没していた泉源を昭和に入り発掘して湯宿を建築。初代小松長久氏が陸軍軍人として奉職していた戦時中は無人となり、山岳愛好家により守られていた。これに感激した長久氏は、彼らに「仁」を加えられたとして「加仁湯」に改名し、今に至るといいます。

浴場は多彩で、第一露天(女性専用)、第二露天(混浴)、第三露天(混浴)、ロマンの湯(露天、混浴)、貸切り露天と内湯(男女別)があってハダカ移動不可。

このうち、第二露天、第三露天、ロマンの湯に入りました。
第二露天には、男女別の脱衣所に岩風呂(岩枠石敷15人以上)、舟形風呂(木造5人)、ハラハラ風呂(切り株利用1人)と離れて温泉プール(夏場のみ?空でした)があります。
当日は日帰り客が相当入り込んでいましたが、みな第三露天に集結していてここはガラ空き。
岩風呂は、岩の湯口からの投入+底面注入で槽内排湯は見当たらず。お湯張り中につきオーバーフロー不明。
舟形風呂は、パイプからの投入で槽内注排湯はたぶんなくかけ流し。
ハラハラ風呂は、竹樋の湯口からの投入で全量オーバーフローのかけ流し。

一番人気の第三露天は、岩枠石敷30人以上でふたつに仕切られ一部屋根付。川をはさんで正面は紅葉に彩られた岸壁で景色はここが一番でしょう。前に泊まったときはこの岸壁を夜間ライトアップしていましたが、いまはどうなのかな?
湯口はなく底面数ヶ所からかなりの熱湯を注入で、湯面からパイプを通じて川に向かっての放流はかけ流しかと。

第二露天のよこにあるロマンの湯は、石造1人の浴槽4つが木塀で仕切られています。
熱湯の槽内注入にオーバーフローで、ここのお湯は45℃くらいもあり一番熱かったです。

各浴場脱衣所にはそれぞれ同じ分析書(下記)が掲示されていますが、お湯の感じは違います。
第三露天は、透明度20cmくらいの乳白濁で硫化水素泉らしいしぶ焦げイオウ臭が豊潤に香ります。鮮度は一番劣っている感じなのになぜかアワつきがありました。
第二露天の岩風呂と舟形風呂は比較的似たイメージのお湯で、うす白濁(舟形のほうが濁り強い)でたまご味+焦げ味にしぶ焦げイオウ臭。
ハラハラ風呂のお湯は明らかに別源泉で、ややぬるめ無色透明、僅微渋味に金気臭でイオウ気はほとんど感じられず。鮮度感抜群でかなりの量のアワつきもあり、浴感おだやかないいお湯です。
ロマンのお湯は、うす白濁でややイオウ気が弱いような感じもしましたが、かなりの熱湯だったので、迫ってくる温熱感が印象に残りました。(鮮度はいい)

内湯は偵察しただけでしたが、こじんまりとした湯船に対して投入量が多くかなり鮮度が高そう。こういう山の湯は内湯が極上だったりするので、八丁の湯、加仁湯ともロストしたのは不覚でした (^^;;

パンフによると泉質の異なる源泉が5本あり、さらに温泉の濁りかたは気温や気圧で変わるとのこと。それで浴槽ごとにバリエーションのあるお湯が出現しているのかと。
分析表の泉温は53.8℃でしたがHPには泉温48〜70℃とあり、たまご茹で場や露天の注入湯はやけどするくらいの熱湯だったので、高温泉が主力源泉かと思われます。総湧出量は350L/minほどあるようです。 

すばらしいロケーションで浴場も多彩なので、やはり泊まりでじっくりと味わうのがよろしいかと思います。

含硫黄-Na-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型) 53.8℃、pH=6.3、成分総計=1.561g/kg、Na^+=362.4mg/kg (87.19mval%)、Cl^-=461.0 (70.90)、HS^-=1.5、HCO_3^-=243.9 (21.79)、陽イオン計=417.7 (18.08mval)、陰イオン計=768.1 (18.34mval)、メタけい酸=114.9、メタほう酸=46.6、硫化水素=8.4 <H12.7.25分析>
編集済


「星音の湯 ばいえる」は 投稿者:えんぴつ  投稿日:12月 2日(木)08時59分20秒

おはようございます。
こちらで話題になっていた時、羨ましくなりいてもたってもいられず
こっそり行かせて頂きました。
こちらの常連の方々や他所でもの評判がよかったのでどうなんだろうと思ったことも
ありましたので。
入った時の浴感が良くて、施設も綺麗だったので私も気に入っております。
編集済


相模原やまとの湯 投稿者:おかざき  投稿日:12月 2日(木)00時15分35秒

今日オープンだったやまとの湯に行ってみました。悪くはなかったです。日本の温泉界のとある著名人にも遭遇しました。

9−24時営業(最終23時) 無休 いまだけ400円

弱重曹甘味アルカリ渋甘味微々金気味。湯船でコーラ色、重曹泉の(弱)中ヌルつる。いこいの湯と同等。15人用露天岩風呂と10人用内風呂は常時新源泉注ぎ足しの半循環だそう。2つ並んだ一人用つぼ湯はかけ流しだが、いずれにせよ塩素臭だけがどうにも。あー!でも沢山ひとが入るようなトコだと必要なんかな?ようわからん。

名:相模原やまとの湯 含重曹-食塩泉 計2580 172リットル 30.8度 pH8.0 Li=0.1 Na=774.6(95.84) K=26.9 NH4=痕跡 Mg=2.1 Ca=9.8 Sr=0.08 Ba=痕跡 Mn=0.07 Fe(U)=2.9 F=0.4 Cl=730.6(58.61) Br=2.5 I=0.4 HS=0.03 HPO4=3.1 HCO3=881.1(41.06) H2SiO3=91.7 HBO2=28.6 CO2=24.8 H2S=痕跡 Hg=0.0005 Pb=0.01 Cd=0.005 Cr=0.02 As=0.001 H.16.7.分析


温泉ニュース二題を読んで 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 1日(水)12時55分3秒

「アカシアの湯」、入館者見込み当初41万人、現況36万人で償却後赤字ですか。
36万人ということは、年間350日12時間営業として、日平均1000人強、時間平均85人ほどの入り込みということになります。(すごっ!大盛況!)
スパ銭の入館見込みのミニマムラインは30〜40万人くらいと聞いていますので、この集客数で赤字というのは、当初の設備投資が過剰か、非効率的なオペレーションがなされているとしか考えらず(要は事業計画が甘いということ)、県民として納得できませぬ (^^;
ここは一度も行ったことはありませんが、お湯についてはいい評価をほとんど聞かないなかで、この集客数はかなり健闘していると思うのですが...。
いずれにしても、税金投入に依存することのないよう、解決に向けて自助努力して欲しいものです。
  
誘客に日帰り施設 伊香保町
要旨「誘客促進のため、ロープウェイ乗り場付近に大規模日帰り施設を建設、既存の「露天風呂」と「石段の湯」は廃止。新施設には「黄金の湯」のほかに「白銀の湯」を引き込みブレンドした浴槽の提供も計画。建設費などは国土交通省の交付金などを充てる。」

思わず目がテンになりました。伊香保といえば歴史も技も一流の温泉のプロ集団でしょう。その面々が寄り集まってこの結論ですか?
とても、近年の湯客のニーズを真摯に考え、長期的な視野にもとづいたものとは思えません。
もっとも、目先の交付金獲得が眼目ということならわからなくもないですが・・・。

私は「白銀の湯」に入りたくて伊香保に行ったことは一度もありません。
編集済


ぐんま冬BOOK2005と埼北の温泉ニュース 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 1日(水)02時24分32秒

 群馬と埼玉北部で大型書店をチェーン展開する文真堂書店・TIME CLIP各店で以下の本が発売されました。
私も昨日、埼玉県熊谷市内で買いました。
◎ぐんま冬BOOK2005(シンクリード)880円 11/23発売 ISBN4-9902053-1-6
ここには飲食店&ショップ、日帰り温泉&宿泊施設、スキー場&スポーツ等クーポンが100枚つい
ています。クーポン対象の日帰り温泉施設と割引内容は以下の通りです。
有効期限は記載のないものは平成17年3月31日まで。

・かんらの湯:600円→400円(1枚につき5人まで有効)
・峠の湯:入館料(3時間)10%引(5人)
・ゆに〜く:100円引(2人〜6/30)
・伊香保露天風呂・石段の湯:入浴料各10%引(各5人)
・ばんどうの湯:入浴料無料(1人)
・水沼駅温泉センター:入館料20%引(5人)
・鮎川温泉金井の湯:3時間600円→500円(1人)
・倉渕温泉長寿の湯:入浴料100円引(2人)
・前橋駅前ゆ〜ゆ:600円→550円(1人)
・スパハウス悠遊湯:100円引(5人)
・榛名湖ゆうすげ元湯:100円引(2人)
・吉井温泉牛伏の湯:200円引(4人)
・桜山温泉センター:ソフトドリンク1杯サービス(4人)
・かんな川温泉白寿の湯:ソフトドリンク1杯サービス(5人)
・水上高原プリンスホテル:入浴料800円→500円(1グループ)
・あづま温泉桔梗館:100円引(5人)
・根古屋城温泉センター:100円引(2人〜1/31)
・草津テルメテルメ:プール温泉コース200円引(5人)
・草津温泉館:100円引(5人)
・草津ビッグバス:入浴&室内プール10%引(10人)
・観音の湯:100円引(2人〜2/28)
・バラキ温泉湖畔の湯:100円引(5人)
・高山温泉ふれあいプラザ:10%引(5人)
・幡谷温泉ささの湯:50円引または10%引券プレゼント(5人)
・寄居山温泉センター:200円引(5人)
・小住温泉清音の湯:100円引(1グループ)
・湯元華亭:10%引(5人)
・わたすげの湯:100円引(1人)
・吹割龍宮の湯:100円引(1グループ)
・奥平遊神館:100円引(7人)
・猿ヶ京温泉センター:200円引(1グループ)
・まんてん星の湯:3時間のみ100円引(5人)
・渓山荘:平日のみ800円→600円(1人)

 ところで表紙の次ページに出ている高崎市天神の湯すぐそばの「群馬健康ランド千湯」が11/25
リニューアルオープンし温泉露天風呂「千太郎温泉」として「千古乃湯」「スパ・セリブ」が屋上
に誕生したそうですが、これって掘削した温泉でしょうか?掘削情報は聞いていないので、ローリー
運搬か、人工温泉の類だと思うのですが…(クーポン:土・平日17時以降のみ300円引)

 次に地元埼玉北部の温泉の話題です。
★アカシアの湯民営化
11/27付埼玉新聞1面にアカシアの湯再来年9月民営化という記事が出ていました。
勤務先と同じ神川町内の温泉施設なのでビッグニュースでした。
どうやらアカシアの湯も群馬県鬼石町営の桜山温泉センターと同じ道をたどりそうです。
アカシアの湯民営化で考えられることとして

1.神川町へ無償譲渡・運営移管
→将来的に施設改修の負担が生じるため、難色
2.民間事業者に売却するか貸与
→譲渡価格は約三十億円(簿価)と高額なため売却先を見つけるのは難しい状況
大手スパ銭チェーンなども考えられますが、近くに大都市がない市場規模を考えると難しいかも?
3.どこも引き受け手がない場合
ひょっとしたら施設廃止か?我々埼玉県民の税金で作られている以上、税金の無駄使いとなり困るかも。

★湯楽の里熊谷店の温泉掘削
昨日は熊谷に行ったついでに湯楽の里熊谷店の温泉掘削状況を見てきました。掘削櫓はまだ立って
いて盛んに掘削していました。壁には次のような掲示がありました。
・工事期間:平成16年9月3日〜平成16年12月25日
・現在の掘削深度1085m(予定深度1500m)
来年春〜夏には天然温泉導入でしょうか。地元に新たなライバル出現で気になります。
なお、湯楽の里のHPには熊谷店と北本店、所沢店に「現在温泉掘削中!」との表示があります。
あと、湯楽の里熊谷店は所沢店と共に玉岡設計系なのですね。
編集済


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