クチコミ 情報
2004年11月11日〜11月20日

小来川温泉 「福寿荘」 など 投稿者:うつぼ  投稿日:11月20日(土)23時34分50秒

栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯の2発目です。
    
<小来川(おころがわ)温泉「福寿荘」(日光市、時間要問合せ、500円、0288-63-3008)
日光市の南側に広がる山あいは”前日光”と呼ばれ、さして有名な山も目ぼしい観光地もない地味なエリアです。小来川温泉はこのエリアにあり、どうにも行きにくいのと、あまり特徴のあるお湯でもなさそうなイメージがあったので未湯でしたが、今回、鹿沼まで来たので寄ってみました。

車通りもまばらな県道14鹿沼日光線から少し入ったところにある宿で、ロケーションは秘湯そのもの。和風の落ち着いた佇まい。
パンフには「素朴な郷土の味(ひえめし、とろろ汁・・・)」とある一方、中国料理チャイニーズフード「レイア」というのもあるらしくコンセプト不明(笑)

渡り廊下の奥にログハウス風別棟の男女別の浴室”森の湯”。帳場と浴室にしっかりと分析書が掲示されているのは好感がもてます。
ここは、ガイドによって泉質がまちまちだったりしますが、分析書によるとフッ素含有の規定泉です。(パンフには”ラジウム含有硫黄泉”)

窓の広い落ち着いた浴室に岩枠タイル貼4.5人の浴槽がひとつ。窓の外は野趣あふれすぎ (^^; の庭園で、鄙びた感じがただよっていてなかなかいいです。
浴室に入ったとたんにやわらかな温泉臭が香り、鉄分で赤く色づいた岩と青いタイルのコントラストがいい味を出しています。

白い析出の出た岩の湯口から熱湯を投入で少量のオーバーフロー。側底面に排湯口がありますが引いていないようだったので自然流下併用かも。

ごくかるく白濁したお湯はやや熱めで、白と茶の浮遊物多数。こまかな気泡も浮遊し、ごくわずかながらアワつき?(気のせいかも・・・)。よわい渋味にやわらかな温泉臭。
どちらかというとキシキシ系で温泉らしいやわらかな浴感があります。
湯温のせいもあるかと思いますが、とてもあたたまり、浴後はお肌さらさらとなり爽快です。
お湯の鮮度感は高く湯口からの投入量もさほど多くないので、ひょっとして加熱源泉のかけ流しかも。

泉質的にさほど期待せずに行きましたが思いのほか満足できました。
広そうな庭とすぐそばにきれいな川も流れているので、ファミリーでものんびりと過ごせるお宿ではないでしょうか。

<黒川源泉> 規定泉(フッ素含有)(Na-Cl・SO4型) 20.2℃、pH=8.9、湧出量不明、成分総計=279.1mg/kg、Na^+=70.8mg/kg、F^-=2.3、Cl^-=61.3、SO_4^2-=61.20、HCO_3^-=32.2、CO_3^2-=11.7、陽イオン計=83.5、陰イオン計=168.7 <S61.12.27分析>

>通りすがりさん
たしかに井戸水並みの規定泉や単純温泉(井戸水との比較の観点からすると規定泉だけとりあげるのは片手落ちで、むしろ温泉法規定の成分さえ含まず泉温だけで療養泉!になってしまう単純温泉のほうが井戸水に近い場合があります)もありますが、やませみさんもご紹介されているように、ほとんど塩類泉(療養泉)的なけっこう強力なやつもあって幅が広いです。
溶存計が1g/kgに近かったり、鉄イオンや総硫黄で規定に乗っていたり、pH値が高かったりして湯づかいがいいと、かなり明瞭な浴感を感じることがあります。(ただし、”浴感”は人それぞれだと思っているのであくまでも個人的にですが・・・)

(足利)地蔵の湯「東葉館」(規定泉でたぶん循環)折木温泉「つるや」(規定泉かどうかさえ不明)など、けっこうな浴感を感じました。(これもあくまでも個人的にですが・・・)
         
規定泉で溶存量が少なく、かつメタほう酸やメタけい酸、フッ素などで乗ったやつは、だいたい浴感が薄い(か感じられない)場合が多いですが、↑の小来川のように、温泉らしさを充分感じられるものもあります。また、単純温泉で成分的にはほとんど井戸水でも何ともいえない浴感があり”名湯”を納得させられてしまうものもあります。
成分濃度だけでひとからげにハズレとできないところが、湯巡りの面白いところかと思います。

ただ、個人的には、井戸水に近いお湯ほど、湯づかい(濾過・除鉄・循環・希釈・消毒剤投入など)の影響をモロに受けやすいのでは?とは感じています。
編集済


太田の温泉の話題 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月20日(土)14時32分27秒

 先日、用があって群馬県太田市へ行ったついでに、「尾島町健康福祉増進センター」の建設状況
を見てきました。土台や基礎はできつつあり、工事は着々と進んでいます。

 このHPによると10月5日に建設着手され、平成17年10月にオープンの予定だそうです。
尾島町は来年3月28日に太田市になるので駆け込みで工事しているのでしょう。
新田町の「ユーランド新田」とともに太田市営施設として運営されていくものと思われます。
尾島の温泉は一番近い温泉となりそうで楽しみですね。

 ところで太田コロナ画像)は安眠の湯に刺激されてか、先月9日から規模が大きくなって
リニューアルしたそうです。すでに行かれた方はいるでしょうか?

 また、F市ではイオン太田ショッピングセンターの新聞折込チラシが入っていましたが、
そこに安眠の湯のコーナーありました。「かけ流し」という大きな見出しが目に入りました。
その安眠の湯では誕生一周年記念として11/20(土)→12/20(月)(11/24・25休館)は入館料
700円のところ終日500円だそうです。コロナの湯の大規模リニューアルの対抗策でしょうか?
安眠の湯は加水と塩素注入で温泉ファンからの評判はあまり良くないようですが…
編集済


Re:浴感と規定泉について 投稿者:晶です(^−^*)  投稿日:11月20日(土)13時14分34秒

  やませみさん、こんにちは(^0^)
  ↓下のやませみサンのカキコをよんで、すっごく感動してしまったので、思わずカキコしてしまいました(^−^*)

  私も浴感については、個人的感覚によって微妙に違いがありますし、それぞれに気持ちよくて、楽しく温泉の良さを語り合ったり、わかちあえればいいじゃない?って思うほうなんですけど、通りすがりさんのような疑問をもつかたにとっては、答えになってない・・・というか、ちょっと、乱暴な答えになってしまいますよね(ちょっと、反省;。;)

  温泉は楽しみ方もそれぞれ違うから、それでもいいんじゃないかなぁとも思うけど
、やませみサンのように知識がしっかりとあると、こうも、見事に説得力をもって、どぉんな人にも温泉のよさを語れるんだなぁって、本当に動しましたm(__*)m

  やませみサンのレベルには、到底達しないと思いますが、そのちょっとでも、吸収したくて、ちょこちょこみしゅらんに遊びにこさせていただいているしだいです(^0^*)

  >takayamaさんんの言いたいこと
  は、まさにやませみサンのいうとおりだと思います(^−^)
  takayamaさんは「自称・単純温泉マニア(〜。〜)」で私もよく、湯巡りにご一緒させていただいたのですが、そのつど、そのつど、すばらしいお湯に巡りあわせてもらっていて、また、温泉に対する愛情と情熱と、造詣の深さもすばらしい方だと、思います。

  takayamaさんのおかげで、この数ヶ月間でいろんな単純温泉に入らせていただきましたが、成分がすっごく薄いのに、硫黄臭がしたり、カネキ臭がしたり、白い湯花が浴槽中舞っていたり、浴感もさっぱりしていたり、ぬるぬるしたり・・・・・。
  こぉんなに成分が薄いのになぁんで――/(>。<)\と、思ったりします。

  だから、温泉って奥が深くて面白くて、私も単純泉が大好きになりました(^−^*)
  また、単純泉にはアトピーにきくといわれている温泉が多くて、以前やませみさんに「こぉんなに成分が薄いのに、効果があるのはなんでですか?」って聞いてみたら「湯量が多くて、お湯に鮮度があるからじゃないかな?成分が薄くても新鮮な温泉には力があるものだよ」って教えていただきました(^−^*)
  私の様なアトピー肌には、成分の濃い温泉よりも、成分の薄い温泉の方が肌に刺激もなくて、入りやすい・・・・という利点もあります(^。^)

  と、ちょっと、話がそれた上に、長くなっちゃってすみません(>。<)
  そんなわけで、成分の薄いお湯もいいものです(^−^*)

  


浴感と規定泉について 投稿者:やませみ  投稿日:11月20日(土)11時15分37秒

> 通りすがりさん こんにちは
通行人2さんが書かれたように、温泉の浴感には個人による鋭敏さの相違はありますが、
温泉分析表で示される化学成分(イオン量や構成比)を正直に反映してくることは、
多くの温泉ファンの方が納得しているところではないかと思います。
それゆえ、源泉の分析値から予想されるものとあまりに離れた浴感を示したり感じられない
浴槽については、湯使いが良くない(連日循環や大量加水)との判断が可能になるわけです。

> 規定泉とは、事実上、井戸水に近く、それで浴感があれば水道水の
> 銭湯でもあるのではないかと思います。

先日も話題になっていましたが「規定泉=普通の水と変わらない」と誤解されているようです。
規定泉(正確には温泉法第2条別表で規定される温泉)は、常水と療養泉の間に位置するもので、
その範囲はたいへん広く、たしかに常水と成分がほとんど変わらないようなものから、
分析数値がもう少し高ければ立派に療養泉(塩類泉)になりうるものまで非常に多様です。

とくに、重曹(NaHCO3)が主成分となっている規定泉には高アルカリ性の冷泉が多くあり、
つるすべの浴感はなかなか印象深いものがあります。
たとえば、
別所・七沢の一部・伊勢原・星山(神奈川)、真沢 塩河原(群馬)、玉山 谷地 久の浜 折木(福島)

いわゆる普通の水とはいかなる成分構成なのか、参考までに「名水百選」の平均値をあげておきます。
温泉ふうに表記すると、重炭酸土類泉タイプ(Ca-HCO3)の水質です。
  水温=15.1℃ pH=6.7
   Na=7.3(25.1) K=2.0 Mg=3.1(20.1) Ca=12.9(50.8)
   Cl=7.7(15.3) SO4=9.6(14.1) HCO3=47.9(55.5) NO3=4.4
   SiO2=26.2 合計=121.1 mg/L (mval%)

> さらに下のtakayamaさんの文を読んでいるとなおもとんちんかんに思えてしまいます。

takayamaさんの言いたいことは、
成分量が希薄な単純温泉はとかく軽視されやすいが、
食塩泉タイプ、硫酸塩泉タイプ、重曹泉タイプそれぞれに微妙な違いがあって、よく味わうと面白い奥深さがある。
さらにまた、ぬるめ適温で大量湧出している源泉が多いので、源泉掛け流しの新鮮湯に出会うことが多い。
だから単純温泉だとハナから馬鹿にしないで、どんどん行ってみましょう。ということかな。


(無題) 投稿者:通りすがり  投稿日:11月20日(土)10時12分52秒

私のような発言をすると、通行人2 さんのようなどうしてもネチケット一般論みたいなのが
出てくるのには閉口しますが、私は単に井戸水とどう違うのか分からない規定泉で、
どのような浴感の違いを感じているのかなと思っただけなんですけどね。
通行人2さんのおしっしゃるとおり同好会の掲示板には野暮な投稿でしたね。
おさわがせしました。


Re.よくわかりません 投稿者:通行人2  投稿日:11月20日(土)08時15分16秒

浴感というのは人によって多少は違った感じ方をすることはありますが、
私はここの掲示板の感想が非常に参考になります。

通りすがりさん
>どう科学的(化学的)に考えても首を傾げたくなる発言も多く

あなたがどこまで化学の知識をお持ちなのかわかりませんが、

>まあ、温泉なんてものは個人がそう満足すればいいものなのかもしれませんが、
>そんなこといっていれば、循環でも水道水でもいいわけですよね。

その通りです。それをわかっていればいいじゃないですか。
その上でここであえて疑問を呈する必要があるのでしょうか?
通りすがりさんのように、浴感がよくわからなくても、それなりに温泉を
楽しめているわけですよね?
それでいいじゃないですか。
温泉の楽しみ方は人それぞれです。
たまたまこの掲示板には浴感への興味がある人が多く、自分たちが気持ち良いと感じる
温泉の情報交換をしているわけですから。
自分に興味ない書き込みはスルーして、興味のある書き込みだけ参考にしてください。
それがネット掲示板の楽しみ方というものです。


よくわかりません 投稿者:通りすがり  投稿日:11月20日(土)01時46分5秒

この掲示板では、やたら浴感とかという言葉を目にします。
個人が得た感覚なのですから否定はしませんが、冷静に考えると
意味不明です。下のめがねさんが、規定泉で循環していても浴感は
あるしと仰っていますが、どんな浴感なのでしょうか。
規定泉とは、事実上、井戸水に近く、それで浴感があれば水道水の
銭湯でもあるのではないかと思います。
神奈川県にある某温泉は、事実上、メタホウ酸が0.数ミリグラム
上回っているだけで温泉法による温泉と規定されています。
温度は井戸水に近い十数度でも。
この掲示板ではなるないですが、それでも温泉マニアという人は
浴感という言葉を口にします。
で、別にけんかを売るわけではないのですが、どう科学的(化学的)に
考えても首を傾げたくなる発言も多く、やはり感覚に勝るものはないのかな
とも思うわけですが、さらに下のtakayamaさんの文を読んでいると
なおもとんちんかんに思えてしまいます。
まあ、温泉なんてものは個人がそう満足すればいいものなのかもしれませんが、
そんなこといっていれば、循環でも水道水でもいいわけですよね。
別にこの掲示板のみなさんを否定するわけではないのですが、
いつもRomしていてわけわかんない、と思う人もいるわけです。
こう書いている私も。



遅れレス・・ 投稿者:めがね  投稿日:11月19日(金)23時26分33秒

>takayamaさん、うつぼさん
私も以前は「10gの食塩泉」、「掛け流し」という言葉に結構、惑わされてました。が、東京の黒湯銭湯や横須賀系のぬるぬる重曹泉に入ってるうちに成分総計や循環の有無に関わらずその温泉の特徴や臭い、味なんかが最大限出ている所が一番だなと思いました。規定泉あたりで循環してても浴感はあるし、モール臭もはっきり出てる所もありますし・・
そういう意味からも「ここち湯海老名店」は浴槽は狭いですが、その分、お湯本来の力をいかんなく発揮しているいい施設だと思います。(なんだかんだいって、実は100円で会員になっちゃいました。^^)こういう施設がもっと増えて行くといいですね。「いこいの湯」とともに手本にしてもらいたいところです。

ちなみに「湯快爽快・ちがさき」の場合、投入されている源泉と浴槽のお湯とのギャップがあまりにも大きかったので、あえてこうレポさせて頂きました。

>すなっちさん
小生もこテレビは見ていました。2の例の表示ですが、バリ循+カルキ臭の施設でかなり高評価を得ているのにはびっくりしました。野口氏の行動は面白いですが、テレビで取り上げられて顔が知れ渡ると隠密行動取り辛くなるんじゃないかな・・(^^;)

>よしかさん
結構、読者層の多い「るるぶじゃぱん」がこの表現だと、やはり目が点になりますね。「湯快爽快ちがさき」もこれを読んだのかな・・?

>恵比寿さん
以前、「ここち湯」のお湯は美味しいと言われていたような気が・・確かに美味しいのですが、直に飲むより何かの調理用として使用した方がこの味は活かせるかも?もちろん飲用の認可が下りてればの話ですが・・


Re:ゆめみ処ここち湯 海老名店 投稿者:恵比寿  投稿日:11月19日(金)01時13分56秒

>うつぼさん
 ここのOPEN日、一番先に入場し、全温泉浴槽にすべて一番乗り入浴した方が熊谷温泉さんというのが、そのうち伝説になるのではと…(笑)

 ところで、「きぬの湯」ですが、数日前に入ったところ、10月末の改装時に湯を汲み上げなかった影響か、その頃それ以降に続いた新潟地震の余震の影響なのか、匂いが激変していました。私が入った温泉の中でも、喜連川早乙女、松之山、千手と比べられるほど個性的なあの温泉臭はもう嗅げないのでしょうか? 復活を望みます。
 もっとも、温泉自体が悪くなったというほどではありません。首都圏では相変わらずトップクラスのお湯だと思います。
編集済


Re3:源泉かけ流し? 投稿者:takayama  投稿日:11月19日(金)00時35分22秒

>すなっちさん
 レス有難うございます。反論するようでごめんなさい。特に1.と3.(2も)については少々、お話したいと思います。OEPとういもの初めて存じました、HPも拝見したのですが、素人の私にはどのような分析で、あのような温泉分析表通りの浴感が求められるのかは、皆目検討がつきません。まだまだOEPを採用している温泉地のサンプルが少なく、評価としてはどうなのかな〜と思います。

3については、野口氏の個人的主観というのは、読み物としては面白いのですが、個人的には、評価の1つとして取り上げるのは如何かなと思います。TVや雑誌で氏の好きな温泉といったものに接しますが、90%くらいは私の温泉感と一致するのですが、残りの10%くらいは、私とは違うかもしれません。個人における温泉に対する、価値観が違うとなればそれまでですが(笑)

下記に示している、温泉に関してもそのような気がします、湯温の低かったり、湯量が少なかったりあまり一致している(全てに合格点をつけるには)とは思われないのです。(日本最高峰としてですが)湯船に対しての(総容量)温泉投入量の多さなどが私の好みと合致した温泉のよさと考えます。ケロリン桶が洗い場で踊っているような、温泉に是非入浴してください、面白いですよ。(爆)


「ゆめみ処ここち湯 海老名店」 投稿者:うつぼ  投稿日:11月19日(金)00時16分44秒

めがねさん(10/8)、石渡@海老名さん(10/8)、YEBISUさん(10/10)のレポがありずっと気になっていましたがようやく行ってきました。長文すみません。

<「ゆめみ処ここち湯 海老名店」>(神奈川県海老名市、10:00〜25:00、平日650円(土日祝750円)会員各50円引、0120-14-0265)
10/5にオープンした相鉄グループの温泉スパ銭。相鉄線「かしわ台」駅の改札を出て左に行き、セブンイレブンの角を右に曲がり坂を下っていくと左手にある相鉄ローゼンの奥。徒歩3分位。
T岡設計による典型的な和風スパ銭。シックな色調の落ち着いたつくりで、全体にオープンエアの空間が広くとられていて気分がいいです。

浴室は、内湯ゾーンに機能浴槽群(真湯、強カルキ臭)、サウナ、水風呂(カルキ臭)となごみの湯(温泉、みかげ石枠石タイル貼7.8人)。たちこめるカルキ臭に辟易し早々に露天に避難。
露天ゾーンは塀に囲まれていますが広々として居心地がいいです。
寝湯群・歩行浴槽・眺望湯は真湯で強カルキ臭。右手奥に洞窟風の薬草スチームサウナ。
温泉浴槽はすべて鉄平石造で、源泉槽のここち湯(一部岩造4.5人、縦長の一辺出入り)、ぬくもりの湯(7.8人、東屋付)、まどかの湯(10人以上)、涼みの湯(3人)と壺湯(1人×3)。
カラン31(一部セパレート式)、シャワー・シャンプーあり、ドライヤー有料(10円/3分)。
平日18時で40人以上と盛況ながら、キャパがあるのでゆったりと入れました(とくに源泉槽が空いていたのはラッキー)。

ここちの湯は岩の湯口(奥に金属パイプ)からかなりの量を投入で脇の排湯槽への上面排湯。たぶん槽内注排湯はなく、”源泉かけ流し”の掲示があります。
なごみの湯は石の湯口から投入+側面注入で側溝への上面排湯+オーバーフロー。
ぬくもり、まどか、涼みはこの順で流し込み、おのおの湯口、側面注入、底面吸湯などがある循環仕様。壺湯は底面注入+檜湯口からの少量投入でオーバーフロー。
ここちの湯以外はいずれも”循環”の掲示があります。
ここちの湯は、泉温37.7℃に対し、投入45℃位、浴槽41℃位なので加熱はあるかと。浴槽まわりは赤茶に変色し、温泉臭からしても除鉄・濾過なしの源泉かけ流しかと思います。

ここちの湯と他の温泉槽ではお湯が全然ちがいます。
他の温泉槽は、うす茶色(?)ほぼ透明で味不明、くどい感じのうがい薬臭+タール臭(消毒剤臭?)。淡泊で軽めの浴感ですが、ツルすべはここちの湯より強いです。

ここちの湯は、たぶん緑がかった茶色のささにごり。湯口でしっかりとした塩味(重曹分のせいかややまろやか)+弱金気味+α(このαがくせものでめがねさんが”ポテトチップス味”と表現したのも判る気がします (^^;)。明瞭な金気臭+微焦げ臭+弱アンモニア臭+糊臭+微泥臭+微臭素臭?+僅微イオウ臭?+αと複雑なもの。湯面ではやや金気臭が弱まり相対的にアンモニア臭が強まっています。水海道の「きぬの湯」から糊臭と泥臭を弱めてアンモニア臭を強めたような感じで同系かと。
食塩泉らしいしっかりとした浴感とほてり感がありよく発汗しますが、重曹泉系のツルすべもあります。さらに何となく肌に染み入るような奥深さも感じられるいいお湯です。(メタほう酸=198.5mg/kgが効いてるのかな?)
けっこうさっぱりとする重曹泉系寄りの浴後感。
浴感は、YEBISUさんご指摘のとおり柏・ゆの華のイメージが若干かぶるかと思います。

はっきりいって、循環槽はたいしたことないですが、ここちの湯はかなりのすぐれもの。
このお湯に入るだけでも訪れる価値は充分あるかと思います。
ただし、適温のうえに狭いので週末など入浴待ちの行列ができるかも・・・ (^^;;

神奈川方面では「いこいの湯多摩境店」とともに評価の高い温泉スパ銭で、鮮度とパワーで攻めるいこいに対してこちらは濃度感と個性的な温泉臭がポイントかな?
料金も手頃だし施設のバランスもいいので、今後ますます人気が上がっていくお湯かと思います。

Na-塩化物温泉 37.7℃、pH=7.7、130L/min(約1,301m掘削揚湯)、成分総計=10.99g/kg、Na^+=3932mg/kg (94.16mval%)、NH4^+=41.5、Fe^2+=2.8、Cl^-=6094 (95.87)、Br^-=20.5、I^-=8.2、HCO_3^-=424.7、陽イオン計=4166 (181.6mval)、陰イオン計=6552 (179.3mval)、メタけい酸=72.9、メタほう酸=198.5 <H16.6.30分析>
編集済


Re:Re:源泉かけ流し?  投稿者:すなっち28  投稿日:11月18日(木)23時13分3秒

takayamaさん、皆さん、こんばんは。

>温泉協会の、例の(あいまいな)温泉表示は意外と分析表と浴感とが当たっているかもしれません?

以前ニュースで見たのですが、昨今源泉掛け流しを証明する“掲示”は三つあるそうです。

@源泉と浴槽のORPに変化がないことを証明する掲示
http://www.onsen-r.co.jp/orp/orpjirei.html
A日本温泉協会の例の掲示
B野口悦男氏が覆面で徹底的に調査した後に宿に贈呈する、源泉掛け流しの証明書

この三つの掲示を所有する温泉宿はないかと番組が探したところ…
福島・二股温泉「大丸あすなろ荘」、山梨・奈良田温泉「白根館」、山梨・下部温泉「白根館」が該当したとのこと。

個人的には数字がすぐに出るORP分析より、野口さんが浴槽を徘徊し、温泉卵まで利用して調査する人間リトマス方式がおもしろかったですね。循環?塩素消毒?している温泉は生卵がうまく温泉卵にならないとか言ってました。
(何故?)
編集済


鳴子でプチ湯治 投稿者:やませみ  投稿日:11月18日(木)16時40分16秒

11/13-16は鳴子に3泊4日で行ってきました。
今回はプチ湯治でのんびりするのが目的なので、湯巡りは控えめです。

 鳴子湯元「ゆさや旅館」(泊) S-Na-SO4 99.5℃ pH=8.9
    グリーンの芒硝硫黄泉はレアな逸品 宿の風情や料理もよくわりと安価
 鳴子湯元「共同浴場滝の湯」 酸性-S-Na・Al・Ca・Fe(II)-SO4 46.2℃ pH=2.8
    薄めの酸性泉で温冷浴できる、木造浴舎の情緒が素晴らしい
 鳴子川原湯「東多賀の湯」(自炊2泊) S-Na・Ca-SO4 45.0℃ pH=5.6
    平凡ともいえる白濁硫黄泉ですがホッとする湯
 鳴子川原湯「西多賀旅館」 S-Na-HCO3・SO4 60.5℃ pH=6.6
    きれいな黄緑色の硫黄泉、芒硝重曹の柔らかい湯でまったり
 鳴子新屋敷「水明荘」 S-Na-SO4・Cl 99.5℃ pH=8.2
    無色澄明で個性弱いがとても肌なじみがよい
 鳴子新屋敷「ホテルたきしま」 Na-Cl・SO4・HCO3 86.5℃ pH=7.0 など
    地下の薬湯はスーパー発汗湯で強烈
 鳴子新屋敷「旅館すがわら」 Na-Cl・SO4・HCO3 78.5℃ pH=8.5 
    バランスのよい浴感が好きな湯 和風情緒で静かな宿
 東鳴子赤湯「いさぜん旅館」 Na-HCO3 44.1℃ pH=6.8 など
    炭酸泉浴場はぬるめ泡付きのモール泉 阪神ファンなら行くべしの宿
 馬場温泉共同浴場 掲示なし
    重曹泉のモール泉 泡付きよい ダッシュ村みたいな中庭にある小さい浴舎
 川渡温泉「湯の宿ぬまくら」 S-Na-HCO3・SO4 55.8℃ pH=6.7
    きれいな黄緑色の硫黄泉、新館は木調できれい
 中山平温泉「丸進別館」 掲示なし 硫化水素泉 98.0℃ pH=10.19
    スーパーぬるぬる湯は健在 浴場は改装なしで傾いたまま
 吹上温泉「峯雲閣」 Na-Cl 92.2℃ pH=8.8
    しっとり柔らかい名湯かと思う 重厚な木造建築の秘湯

東の温泉キングは超高温源泉が多く、湯量を絞って温度調整する施設がほとんどで、
ドバドバの源泉掛け流しを堪能したい方にはいささか不向きかとも思えますが、
かくも多様で特徴的な泉質がごく接近して湧出している温泉地は類例がなく、
いずれもが一級品ぞろいなので実に楽しいところです。
自炊できる湯治宿がたくさん残っているのも今時は希少な存在になりました。
道が狭くて寂れた温泉街はいかにもショボい雰囲気ですが、意外にも若いお客さんが
たくさん訪れているのが目につき、大ブレークも間近いかという予感がしました。


Re:源泉かけ流し? 投稿者:takayama  投稿日:11月17日(水)23時33分30秒

 皆様、かけ流しということで、しゃしゃり出てきました。(汗)私のイメージとしても湯口のお湯の投入量とオーバーフローしたお湯の量一致して、尚かつ内部循環していないお湯が純粋なるかけ流しといった表現が適切ではないかとおもいます。
 しかし、多くの施設は、湯温が低かったり高かったりとして、加水や加温がなされて(加温はまだ良いが、コストがかかり湯量が少ない)大部分の施設では苦労が耐えません。確かに循環かけ流しといったものは、うつぼさんの言われているように、かけ流し湯ではありません、皆さんが使われているように半かけ流し半循環湯といったものが適切でしょうが、循環湯のなかには、挿し湯が大量にあり鮮度感抜群のところもかなりあるので、またまた困った状態です。(半かけ半循環と何処が違うのか苦慮します)

 個人的極論をいいますと、温泉分析表の浴感とぴたりと一致する温泉が湯使が一番と思います。(加水加温循環なし)しかしそれに近づいた温泉や分析表の最大なる特徴が感じられる温泉は循環湯でも支持したいのであります。最近では、湯温の問題を解決するのに、熱交換のお湯は極上湯になることが多いと思います。温泉協会の、例の(あいまいな)温泉表示は意外と分析表と浴感とが当たっているかもしれません?湯量(湧出量)の多い温泉は、温泉成分の濃い薄いに関わらず湯使い次第では、物凄い良い湯になる可能性を持っています。現在の温泉法の「1Kgで1gの成分総量で温泉」はなんとかならないのかな現在では単純温泉のよさを再認識しています、0.3gくらいの成分総量の温泉に嵌っています。これがきちんとした湯使いをしたお湯だったら、完璧に温泉のよさが十分味わえます。如何でしょうか?


源泉かけ流し? 投稿者:うつぼ  投稿日:11月17日(水)22時25分4秒

>めがねさん、よしかさん
浴槽からお湯が溢れていたら(それを回収・循環してても)かけ流しって、なんぼなんでもそれはサギでしょう。うつぼもおなじく目が点です (^^;; 
めがねさんも書かれているように、「掛け流し=循環機を使わない」(=源泉かけ流し)というのが一般的なイメージでは?

文句のつけようがないのは、「非加熱非加水源泉を投(注)入し、全量を排湯する」(非加熱非加水源泉かけ流し)というやつかな。
この場合の排湯とは、お湯を浴槽に戻さず廃棄するということで、槽内排湯でもオーバーフローでもOKだと思います。
で、源泉注入&パスカル方式の排湯だったりすると「湯口がなくオーバーフローもないけどかけ流し」というかけ流しのイメージから外れたものがでてきます。(こういうのに限ってお湯がいい)

源泉かけ流しのグレーゾーンは、
1.湯口から源泉を投入し、浴槽内循環させてから排湯。
2.加熱源泉を投(注)入し、全量を排湯。
3.加水希釈源泉を投(注)入し、全量を排湯。
あたりでしょうか。

1.は、循環している以上は苦しいでしょう。源泉に触れられるのは嬉しいですが・・・。
2.は、許せるのでは?(うつぼのレポでは”加熱かけ流し”としています)
3.は、高温源泉の冷却用途ならOKで、水増し用途はダメという人が多いのでは?

「源泉かけ流し」というのは、いまや温泉施設にとって最強のキャッチコピーですから、実態は「循環かけ流し」的なサギまがいのものもたびたび目にするようになりました。
たしかに源泉かけ流しは魅力ですが、人気炸裂イモ洗いでなまりまくったかけ流し槽より、空いていて源泉投入量の多い循環槽のほうがはるかにマシだったりするので、「源泉かけ流し」というコピーにあまりふりまわされずに、自分好みのお湯をさがす方が賢いかもしれません。

>ONKEN21さん
奥多摩の鶴の湯の源泉ですが、甘いイオウ臭たまご味のヌルすべ湯で侮れないですね。
あのチョロチョロ湯口から汲まれたとはさすがですな ^^)
でも翌々日に10L投入ではさすがにキビシイかと・・・。
編集済


湯田中渋温泉郷に行ってきました 投稿者:よしか  投稿日:11月17日(水)16時53分28秒

晶さん、
うーん、何分ぐらい入ったかしら。共同浴場を廻ったときは一ヶ所5分は入らなかったと思いますが、全部足すと結構な時間になりそうだし、次の日の山本館などまったりしちゃったんで、5分以上入っていたと思います。
そうか・・・1、2分か。了解です。・・・寒い季節など辛そうですね(笑)。

めがねさん、
掛け流しの定義については、るるぶじゃぱんの先月号だったか、ちらりと見たら、湯船からお湯が溢れているものを「掛け流し」、さらにその状態で非循環を「源泉掛け流し」と言うと、はっきり明言していました。
かなり目が点になってしまいました。
施設側が「循環だけど、溢れている状態をそう呼んで欲しい」と思うのは判りますが、いつからそれが定義になったんでしょうね。
循環掛け流しという表現が存在することになりますね。自分には違和感があります。
(準天然トロン温泉に通ずるものがあるような・・・)

ところで週末は湯田中渋温泉郷に行ってまいりました。
渋の隣の安代温泉に2泊してきました。
入った外湯は、安代大湯、安代開花湯、湯田中大湯、穂波元湯、渋九湯(初湯、笹の湯、綿の湯、竹の湯、松の湯、目洗いの湯、七操(ななくり)の湯、神明滝の湯、渋大湯)、角間大湯です。その他に泊まった安代館のお風呂と、帰りにプールのある信州高山のYOU遊ランドに入ってきました。

まさかこんなに外湯に入れるとは思わず、とても嬉しかったです。
今、自分のサイトでそのときの旅行記を書くので手一杯になっていますが、書き終えたら少しこちらでも報告したいと思っています。

http://spa.s5.xrea.com/


大菩薩の湯温泉スタンド/鶴の湯温泉源泉 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月17日(水)02時33分55秒

 川浦温泉の帰りは雁坂で通行料金払って同じ道を引き返すのはイヤなので、遠回りして夜ながら
塩山・奥多摩・青梅経由で帰ります。F市〜川浦温泉間は秩父・雁坂経由が約100km3時間に対し、
青梅経由で約160km4時間でした。時間があれば、ほったらかし温泉の夜景(夜景はどっちがきれい?)
や前から関心を持っていた山口温泉へ行きたかったのですが、午前様確実なのでやめておきました。
またのお楽しみに…。

 さてさて久しぶりに“ナゾの温泉スタンドシリーズin山梨・奥多摩編”と行きますか?(^^)
山梨の温泉スタンドとしては「上九の湯」(昨年12/3レポ)、北杜市の「泉温泉健康センター」
4/18レポ)に次ぐ3度目です。

★大菩薩の湯温泉スタンド(山梨県塩山市)
 川浦温泉からR140を甲府方面へ。牧丘から塩山方向へ入り、塩山温泉宏池荘に公衆浴場がある
のを確認して、R441大菩薩ライン・青梅街道を奥多摩・青梅方面へ。塩山から柳沢峠に登る中腹
あたりを看板に従い右折、坂を下りたところに「塩山市交流センター・大菩薩の湯」がありました。
この日は火曜定休でした。

 建物や立派な門を左に見て、下の駐車場に行きます。真っ暗な駐車場の端にあやしい機械の電気
が光っています。これは浄化槽の制御盤。そこから露天風呂の下に近づくとありました、ナゾの
温泉スタンドが…(^^)v

 この温泉スタンドは上九の湯や上牧風和の湯と同じドリコ製のもの。利用時間は午前9時より
午後8時まで、入浴施設定休日でも運転していました。100円で200L、200円で500円(給水時間
約5分)となっていますが、100円入れても80Lくらいでストップ。ということはタイマー方式か?
コックあり。温泉分析書はなし。泉温30.3℃、pH10.05のアルカリ単純温泉だそう。

 出てきたお湯はぬるま湯で無味無臭無色透明。上九のようなカルキ臭はなく一安心。
pH10.05は温泉スタンドでも最高レベルの強アルカリだと思われますが、その割には特に肌が
ツルツルしたという感触はなかったです。

 一週間後、自宅の風呂で源泉を20L加えて入ってみました。時間が経過し過ぎたせいか、浴中の
浴感はあまりなかったです。浴後は若干肌がサラサラし、ホテリ感がありました。お湯の濁り等も
特になかったです。全体として浴感の薄い温泉かなと思いました。
http://www.city.enzan.yamanashi.jp/saihatu/daibosatunoyu/daibosatunoyu.htm

 R411柳沢峠を越え、丹波山村へ。丹波山と言えば、えのさんの人気投票でトップの「のめこい湯」
が気になっていたのですが、すでに営業を終了していました。残念。

★鶴の湯温泉源泉(東京都奥多摩町)
 奥多摩湖で山梨県から東京都に入ります。その奥多摩湖の湖底に「鶴の湯」という東京都でも
一番の名湯が沈んでいて、昔のテレビ番組の企画でその源泉をパイプで地上まで引くことに成功
したという逸話を覚えています。

 ちなみに埼玉・群馬県境の神流川の下久保ダム「神流湖」の湖底に秩父七湯の一つで埼玉でも
一番の古い「虚空蔵の湯」が水没しているのと似てますね。お金があれば引き上げてみたいもの
ですが…。近くに三波石温泉や八塩温泉・桜山温泉・白寿の湯もありますけど…

 話を奥多摩の鶴の湯に戻すと、鶴の湯は湖底からパイプで引き上げられて、お湯に触れること
ができます。R411のカーブを過ぎトンネル手前左手に業務用温泉スタンドと「鶴の湯温泉源泉」と
いう立て看板のあるつくばいがありました。つくばいの筒からはあの鶴の湯が注がれています。
うつぼさんのレポあり。

 出ているお湯はぬるま湯で僅かに湯気が立っています。臭いは川浦温泉雷沢源泉に似た秩父系
タマゴ臭(硫黄臭)があり、さすが川浦をも凌駕する600年の歴史ある名湯だと感じました。
20Lのビニール袋に竹筒から出るお湯を30分位かけて汲みました。

 翌々日、10Lだけ自宅の風呂に入れて入浴しました。さすがに鮮度が命というモノで硫黄臭は
抜けてしまいました。加熱すると、やや白っぽい濁りを生じます。薄め過ぎと老化でさすがに
浴感はなかったです。川浦の雷沢源泉の入浴感からして、源泉100%の湧きたての湯に入ったら、
どんなに良いお湯か推測できるようでした。

泉質:単純硫黄温泉(低張性、アルカリ性、低温泉)
湧出量 370L/分 泉温 30.2℃ pH値 9.68

↓「鶴の湯温泉利用者組合」のHP(温泉分析書、温泉販売1L=10円あり)
編集済

http://www.okutama.gr.jp/aigo/aigo.htm


草津温泉(^−^) 投稿者:晶です(^−^)  投稿日:11月17日(水)02時27分10秒

>よしかさん
  いつもお世話になります♪相変わらず家族仲良く精力的に湯巡りされていて、いいなぁ〜って羨ましく思っています(^−^*)

>これだけ入って数日後、足の裏と背中の皮がぼろぼろむけてしまいました。
足の裏は実害ありませんが、背中は一週間ぐらい痛かったです。
 よしかさんのレポでも、読んだような気がするのですが、この部分に思わず反応してカキコしちゃいました(^0^)

  私もアトピーなので、草津のお湯には興味があるのですが(皆いい、いいっていうし;。;)
  でも、晶の中の草津のイメージは「熱いお湯に、強酸性泉!(>。<)」というイメージです(;。;)最近いろぉんなお湯もあることを知ったのですが、アトピー肌の私にとってもう、ピリピリチリチリと、肌に刺激が強いイメージしかなくて、ちょっと、怖くてなかなかいけません(^−^;)

  この前FM埼玉(79.5)を聞いていたら、リスナーに対するアンケートで、「全国の温泉で一番いい温泉は?」っていうのをやっていて、興味しんしんで聞いていたら、第一位はなんと!!「群馬の草津温泉」でした(;。;)嬉しいやら悲しいやら・・・。

  行きたいけど、怖い。そんな思いを先日の湯巡りでご一緒させていただいた、やませみさんにぶつけてみたら、「そもそも、草津のお湯は長湯するお湯ではない」ってお答えをもらいまして、そしたら、どのくらいならいいんですか?10分?5分??
  「5分でも入りすぎ。せいぜい1.2分」って教えていただきました(^0^)
   そういえば、草津の湯治でやってる時間浴も確か入ってる時間は2.3分程度だったような・・・(^−^;)
   ぬるいお湯にゆっくりとつかるのが好きな私ですが、草津のお湯は長湯に向かないって聞いて、ちょっと、安心しました。それなら、私にも入れるのかも!!って(^0^*)
  だって、怖いながらも草津湯巡りはやっぱり憧れなんですもの♪♪

  よしかさんも、もしかしたら、入浴時間がちょっと、長かったのかもしれませんね(^−^)

  >中津川温泉
   キャンプ場の事は私もネットで知りましたが、中津川温泉は私も大好きなキャンプ場で、管理人さんも、お客さんにはとぉっても親切で優しい方ですよね♪♪
  単なる旅行者の私達はよくわからない裏事情に関心をしめしたり、神経を使うことよりも、
中津川温泉の管理人さんが本当に親切で、客として訪れた者にとって、行ったら帰りたくなくなっちゃうくらい、気持ちいい・・・というか心地いいキャンプ場であるという現実に目をむける?うけとめる?ことの方が大事かなぁって思います(^−^*)
  
   そういいきれるくらいの心使いを私もあそこに泊まったときに頂いているし、どこでも、いろんな事情というものはかかえているものだから(^−^)
   これからは、息子さんもご両親を手伝うためキャンプ場の仕事に入られるとのことなので、ますます、いいキャンプ場になることを期待しています(^−^*)


湘南ちがさき温泉「野天湯元湯快爽快・ちがさき」 投稿者:めがね  投稿日:11月17日(水)00時05分30秒

湯河原をレポしようと思ってたのですが、新装開店レポ1発目行かせて頂きます。

<湘南ちがさき温泉「野天湯元湯快爽快・ちがさき」>(茅ヶ崎市 0467-82-4126 10時〜翌3時まで)
仕事早上がりの時は平塚まで行ってしまう私。新装オープンという事でここははずせません。茅ヶ崎市初の温泉という事で突撃してきました。場所はJR相模線の「北茅ヶ崎駅」から徒歩1分の便利な位置にあります。神奈川でスパ銭をチェーン展開する湯快爽快グループの1号店で1998年オープン。今年の中頃、温泉掘削に成功し、10月30日から温泉利用の露天風呂を増設して新たにリニューアルオープンしたものです。かなりハイカラな外観で、館内も広く快適。小さいながらもリラックスルームを備えており、スパ銭というよりは日帰り温泉に近い印象を受けます。

入浴料900円(会員800円、土休1000円、24時以降600円、スパ銭にしては高いとの評あり)を払い浴室へ。浴室は2階にあり、結構、複雑なデザイン。想像ですが、もともとあった内湯に温泉露天風呂を中心としたゾーンを増設したらこうなったという印象。
温泉が使用されているのは露天の岩風呂(12〜13人位)の1槽のみ。シャワー、カラン30、アメニティー類は完備。

浴槽には岩製の湯口から源泉投入(間欠的に投入量変化)、入り口側排水口に溢流。槽内投入ある事から循環と思われます。同系列の「田谷店」が五右衛門風呂を加熱掛け流しで利用しているので、こちらも「信楽つぼ湯」を完全掛け流しにしても良かったのでは?

お湯は薄い黄茶色透明。僅かながらアワ付きもあります。弱ぬるすべ感があり、どちらかというと重い重曹泉のような浴感で、豊島園「庭の湯」がなんとなくだぶります。かなり素性の良いお湯かとは思いますが、さすがに「いこいの湯」や「ここち湯」に比べるとインパクトは弱いかも。
ただし、臭いは個性的で源泉口ではアンモニア臭を伴った刺激的な泥臭が強烈に臭います。ここまでの泥臭が強い湯も珍しいのでは?が、浴槽は薬品を投入している可能性があり、この臭いと温泉臭が混じりあいあまり感心できる臭いでないのが惜しいです。味はのり味+塩味でだしが利いてて結構美味しいかも。
お湯は1級品ですが、現状、やや使い方が中途半端な感がいなめません。施設自体も快適なだけに惜しまれます。逆にいうと今後のお湯使い方によってはおお化けする可能性があるとも言えます。

ここでひとつ、気にある事がありました。この岩風呂の上に「源泉掛け流し、ただし、鮮度維持のために一部循環しています。」の表示がありました。後でフロントの方と話していて(接客姿勢はとてもいいです。)思ったのですが、店側では「源泉を常時投入している=掛け流し」という考え方のようです。循環=悪では無いのですが、ユーザーサイドから見ると「掛け流し=循環機を使わない」というイメージがあるように思われます。掛け流しの定義っていったい・・この辺の考え方の温度差は私、食品ですが、同じサービスを売る者としてちょっと考えさせられました。そこまで「掛け流し!!」を強調しなくてもという気がしますが・・

ナトリウム-塩化物強塩泉 pH 7.9 33度 涌出量記載なし。 成分総計 31480mg/kg Na^+ 10920 K^+ 308.2 Ca^+ 546 Mg^+ 142.9 Fe^+ 2.6 Cl^- 18980 So4^- 27.3 HCO3^- 189.8 Br^- 74.5 HPO4^- 16.9 T^- 3.2 H2sio3 71.2 HBO2 38.9 Co2 163.3

http://www.yukaisoukai.com/ 
編集済


川浦温泉「山県館」 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月15日(月)13時33分11秒

 奥秩父から雁坂トンネル@一般道路としては日本最長を越え、久々に山梨へ突入します。
川浦温泉山県館へは雁坂トンネルを出て、西沢渓谷や道の駅みとみを横目に約10km15分で到着。
雁坂トンネルを出て最初にある温泉で、国道140号の通り端にあります。秩父方面からは一番便利
な場所ですね。

 国道左手の日帰り客用の駐車場に止め、国道のガードの下を歩いてくぐると、宿の建物があります。
宿泊客は建物近くに止められます。国道のガード下には武田信玄の家臣・山県昌景の墓がありました。
ここは武田信玄の最も由緒ある正真正銘の隠し湯。山県館は雁坂トンネルが開通する前、10年以上
昔から、甲州の名湯としてその名を知っていましたが、1500円と高過ぎる入浴料金を前にずっと
断念していました。

 玄関を入り、豪華なロビーを横目にフロントへ。雑誌「温泉達人」から切り取った「立ち寄り
入浴無料クーポン」を渡すと呆気なく中へ入れました。本代が980円ですから、山県館の入浴料
1500円より500円もオトクでした。ただし、秩父からは雁坂トンネルの通行料金710円が高いかな。
帰りはガソリン代をかけて奥多摩・青梅経由で帰りました(^^ゞ

 奥の廊下を歩き、階段を下りて1階へ下ります。階段を下りた左手には「大浴場薬師之湯」が
あって、訪れた時間は女性用。男性は右手を行きます。山県館の歴史に関する展示や水琴窟を
見ながら、一旦外へ。右手には万葉の道という散策路と「大浴場せせらぎ之湯」。左手は有料貸切
風呂「絶景之湯」「こぶし之湯」と信玄公岩風呂「渓流雅之湯」へ至る豪華な通路が続いています。

 まずは左手へ行って脇の階段を下りたところにある2種の有料貸切風呂を下見。小ぶりな内風呂
と露天風呂が各々あります。内風呂の床にはお湯がゴウゴウとあふれていて、窓からは周囲の山々
や眼下に紅葉する渓谷が望めて絶景とこれは良さそう(^^)。ちなみに1時間3000円なので見た
だけで、入浴はしませんでした。

 最初に信玄公岩風呂「渓流雅之湯」へ入り、大浴場は「せせらぎ之湯」へ。最後にもう一度岩風呂
と3回の湯浴み。
 「せせらぎ之湯」は昼12:30に男女交代。午後は男がせせらぎ之湯でした。なぜか山梨でしか
見かけないT教授の文章を読んで中へ入り、畳敷の休み処の分析書や温泉の云われを読んで、豪華
な脱衣所へ。名水と麦茶のサービスあり。各種女性用化粧品や男性用ヘアトニック・リキッド類・
櫛などアメニティーも充実。
 せせらぎ之湯の浴場は高台の展望風呂になっていて笛吹川の渓流と周りの山々が見渡せます。
それにしてもエレベーター棟は邪魔ですね。内湯は古来から伝わる「川浦源泉」を使用していて
菊のご紋のモニュメント中央から投入。浴槽には吸込はなく、小さい穴が10ヶ所以上開いていて
そこから新湯が注入されています。ヌルイ源泉で浴槽全体の温度を保つため、大変工夫されて
いますね。床全体に均等にさざなみを打つ見た目も美しい掛け流し。このような掛け流しを見る
のは、上牧風和の湯や行田湯本健康ランド茂美の湯以来です。露天風呂は「美肌之湯」でバイブラ付。
ここは雷沢源泉を利用していて、無味無臭の川浦源泉と違って明瞭な秩父系の硫黄の香りがします。
カランの湯も多分、雷沢源泉で硫黄の香りがしました。すべての浴槽に飲泉所とコップあり。
飲んでもまろやかな味でおいしいです。

 次に通路を渡ってエレベーターを下り、屋外の渡り廊下を歩いて、信玄公岩風呂「渓流雅之湯」へ。
川底へ向かって長く歩いて行くという立地はいいお湯の必須条件。それも500年の歴史ある由緒
正しいお風呂。屋外の渡り廊下から今が盛りの紅葉が実に美しい。いやおうなしに期待が高まります。
 岩風呂は基本的に混浴で日の出から朝8時でが女性専用。夕方の混浴時間でも女性はかなり入ら
れていました。露天風呂は3槽に区切られ、山側は硫黄臭のする雷沢源泉、川側は無臭の川浦源泉
が投入されています。3槽はお湯の行き来があります。ここの湯は非常にヌル湯でまさに包み込ま
れるような穏やかな浴感。実に気持ちいい。上がった後は体の芯からホカホカしてきます。
真っ赤な紅葉を眺めながらと笛吹川の清流の音を聞きながら入る岩風呂は最高でした。

 せめて入浴料金が1000円程度であるなら、秩父から近い名湯として頻繁に行ってみたいものです。
それにしても我が埼玉側は湯量も少ない冷鉱泉の鉱泉宿ばかりなのに、トンネル一本越えた山梨は
湯量豊富かつ浴用加熱不要な歴史ある名湯があってうらやましいですね。秩父の鉱泉宿も味が
あってすばらしいのですが、お湯の面では実に贅沢。川浦の高級化路線には疑問を感じるものの、
歴史ある名湯はやはりすばらしいとつくづく実感しました。

↓私のアルバム
編集済

http://camelog.net/album/list.html?album_id=570&userid=ONKEN


川浦温泉データ編 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月15日(月)13時22分24秒

 浴室内の掲示物をメモしてきました。

川浦温泉御案内

◆一号源泉(川浦之湯)
 鎌倉時代発見され※永禄四年(1561年)五月十日武田信玄公の命により
 開発され源泉42度毎分530L湧出、高アルカリ性単純高温泉です。
◆二号源泉(雷〈イカヅチ〉沢之湯)
 平成ニ年十ニ月新温泉源発掘40度毎分720L湧出高アルカリ性単純中温泉です。
 ニヶ所合せ毎分1250L(ドラム缶6本半)保健上最も理想とする希に
 見る泉質と湯量です。加熱循環等一切しておりません。恵まれた自然
 と価値ある温泉入浴三昧を心行くまで御堪能下さい。
  ※源泉ミネラルウォーターとして御愛飲下さい。    山県館

※永禄四年(1561年)五月十日:信玄公河浦湯屋造営下知状によるもの

★T教授の文章
川浦源泉
 「信玄公隠し湯」“川浦温泉”の地下深所「裂絆系
源泉」と推定される「川浦花崗岩体断裂温泉変質帯」
中の主脈から湧出している“地球の体液”のように極
めて貴重な、泉温四十二度の高温泉、湧出量・日量八
百トン、ペーハー九、六九の高アルカリ性源泉です。

雷沢源泉
 約一千年前、地球深部で結晶化した「花崗岩帯」
中、雷沢地下千メートルの“紫水晶(アメシスト)”
からなるガマ(空洞)中で、悠久の時の流れの中で涵
養されてきた、宝石のように極めて貴重な、泉温四十
一度び中温泉、湧出量・日量千トン、ペーハー九、五
八の高アルカリ性源泉です。

(川浦源泉)温泉分析書
温泉分析申請者
住所:山梨県東山梨郡三富村川浦1140番地
氏名:有限会社山県館 代表取締役 山県●●●
源泉名:山県館
湧出地:三富村川浦911番地
湧出地に於ける調査及び試験成績(平成元11月29日)
1.湧出量 530立 動力の種類及び能力(動力)
2.泉温:41.2℃(調査時に於ける気温7.9℃)
3.性状:無色澄明、無味無臭
4.水素イオン濃度 (pH)9.3
試験室に於ける試験成績(平成元年12月26日終了)
1.性状:同上(24時間後)
3.(pH)9.38
4.比重:0.9984
5.蒸発残留物:0.2012g
6.導電率(25℃):275μS/cm
Na=40.3 K=1.0 アンモニウム=0.3 Mg=0.4 Ca=15.1 陽計=57.1
F=0.6 Cl=16.4 硫酸=66.8 炭酸水素=8.5 炭酸=15.0 メタホウ酸=0.4 陰計=107.7
メタケイ酸=49.6 溶存物質・成分総計=0.2144g/kg
鉄2=0.012 亜鉛=0.013 リン酸-水素イオン=0.02 亜ヒ酸=0.02
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
平成元年12月27日 山梨県衛生公害研究所

(雷沢源泉)温泉分析書
温泉分析申請者:同上
第3〜53号 源泉名:川浦温泉山県館
湧出地:三富村川浦字見畑463番地乙1
湧出地に於ける調査及び試験成績(平成3年6月20日)
1.湧出量 718立 動力の種類及び能力(掘削・動力)
2.泉温:39.6℃(気温19.5℃)
3.性状:無色、澄明、無味、弱硫黄臭
4.(pH)9.4
試験室に於ける試験成績(平成3年7月15日終了)
1.性状:同上
3.(pH)9.56
4.比重(20℃における):0.9985
5.蒸発残留物(1キログラム中):0.2667g(105℃)
6.導電率(25℃):356μS/cm
Na=53.6 K=3.6 アンモニウム=0.6 Mg=0.1 Ca=18.2 陽計=76.1
F=0.6 Cl=19.1 水酸=0.4 硫酸=107.0 炭酸=15.2 メタホウ酸=0.8 陰計=143.1
メタケイ酸=48.4 溶存物質・成分総計=0.2674g/kg
鉛=0.008 亜鉛=0.007 Mn=0.002 リン酸-水素イオン=0.02 鉄2=0.06
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)(旧泉質名・単純温泉)
平成5年3月22日 山梨県衛生公害研究所

★旅館施設等浴槽水収去検査結果
原水、原湯の種類:温泉
入れ替え・種類の別:常時供給式
消毒設備の有無:無
採水年月日:平成15年1月15日
採水者:日下部保健所
採水場所:露天岩風呂
残留塩素(mg/L):0.0
水温(℃):38.0

参考:MasさんのeDrive、hiroさんの源泉かけながしネット、郡司さんの「All About Japan」、
   「温泉ゆ情報」のキャッシュ、温泉・飲泉リスト山梨の温泉宿
編集済

http://www.comlink.ne.jp/~yamagata/


Re:甲府 「源泉湯 燈屋」  投稿者:恵比寿  投稿日:11月15日(月)00時08分37秒

 私は一度しか行っていませんが、おとなしいお湯ながらもけっこう満足しました。
 この手の施設としては珍しく水風呂がよく、また、建物の雰囲気や営業時間や国道に近いことなど、私には好都合な条件が揃っています。
 お湯ですが、加熱する必要のないほど高温の源泉と思いましたが…。内湯の加水は確認しました。湯口右寄りは水が、左寄りは温泉が流れていましたが、その量的バランスから直感した加水量はたいしたものではないように思いました。湯づかいというより、そういう泉質なんじゃないかな?
 全浴槽で掛け流しすることにより汲み上げ量445.2L/minで不足するというのなら、露天の一部は循環でもいいんですけどね。
編集済


Re:甲府 「源泉湯 燈屋」 投稿者:週末田舎人  投稿日:11月14日(日)23時30分40秒

>>うつぼさん
私も先月訪問したのですが、確かに湯口の中で沸かした源泉と水を混合し温度調整をしているせいか、若しくは自分の期待度が高すぎたせいか、(申し訳ないですが)ちょっと拍子抜けした印象は否めないです。

>>なんとなく去勢されたようなのたっとしたイメージのお湯は釈然としないものでした。
「掛け流し」を売りにするために加水がきついのかなあ、と思いました。湯口に手をかざしてみると、結構泉温よりも高めにボイラーしているように感じたので…
例えが半端で分かりにくいと思うのですが、せっかく山から汲んできた名水なのに、わざわざ沸かして冷ました水のような印象なんですよね。あーだこ−だいじくり回してぼんやりしているような。色々浴槽を作ったせいで、源泉の供給量が間に合わないのでしょうか。

>>見やすい場所への分析書の掲示もなく、浴室にT教授の解説が掲示されているのみ
フロントの左奥の高い位置にまるで賞状のように飾ってありましたね(笑)。
私も脱衣所はもちろん廊下とかホールの壁とか探しまくったんですけどね。パンフの中に書いてあるかと思ったら、ここにも細かい分析表はナシでした。見せてもらうのもダメなんですか…40℃後半なら源泉は頃合いの温度ですし、掛け流しにするに十分な量かどうかせめて湧出量だけでも見たかったんですが。
編集済


鹿沼温泉 「鹿沼市高齢者福祉センター(出会いの森福祉センター) 投稿者:うつぼ  投稿日:11月14日(日)22時47分1秒

栃木西部の湯巡り2+奥鬼怒4湯のようやく1発目です。長文連打すみません。
    
<鹿沼温泉「鹿沼市高齢者福祉センター(出会いの森福祉センター)」>(鹿沼市、10:00〜20:00、600円(市外)、0589-62-7691)
先日レポした、鹿沼温泉「ウェルサンピア栃木」(華ゆらり)とは別源泉の老人福祉センターのお湯を日帰り開放するもの。
東北道「鹿沼」ICから市内へ向かうバイパスに入ってひたすら西に走り、皐月GCの北を通って少しいくと看板が出てくるのでそれに従います。出会いの森総合公園の北です。
この手の施設にしてはつくりは立派で館内も広く、プチセンター系といった感じ。
館内はお年寄りで賑わっていました。

廊下の奥に男女別の浴室。浴室前に分析表の掲示があって、成分総計3g/kg近い含食塩重曹泉。よさげなスペックに期待が高まります。

窓の広い明るい浴室にメイン浴槽(温泉、赤みかげ石枠タイル貼12人)とジェット槽(真湯、同6.7人)の2槽を配置。窓の外は手入れされた石庭です。
カラン6位、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。連休12時で6〜9人とけっこう盛況。

メイン浴槽は、石の湯口からドバドバの大量投入で窓側側溝への上面からの流し出しでたぶん循環かと。
やや熱めのお湯はうすバスクリン色透明、ほぼ無味でかなり強いカルキ臭。
重曹泉らしいツルすべは明瞭ながら、なんとなく硬めの湯ざわり。

熱湯のせいもありますが、浴中浴後ともによくあたたまります。
Fe^2+=16.3と源泉の鉄分は多いですが、お湯からは金気はほとんど感じられなかったので除鉄しているかと思います。
源泉の素性はよさそうですが、塩素の大量投入でお湯が変質してしまっているイメージがあるのが残念。施設の性格上、レジ菌対策にナーバスになるのは理解できますが・・・。
(真湯のジェット槽からはなぜかあまりカルキ臭は感じられませんでした。)

建物の北隣に専用コイン制(1コイン=100円=100L)の温泉スタンドもあります。

Na-炭酸水素塩・塩化物温泉 34.0℃、pH=7.8、39.9L/min掘削揚湯、成分総計=2.958g/kg、Na^+=869.0mg/kg (96.45mval%)、Fe^2+=16.3、F^-=2.9、Cl^-=501.2 (36.06)、HS^-=0.2、HCO_3^-=1483.4 (62.01)、陽イオン計=903.2 (39.19mval)、陰イオン計=2016.3 (39.20mval)、メタほう酸=18.7 <H9.7.15分析>
編集済


甲府 「源泉湯 燈屋」 投稿者:うつぼ  投稿日:11月14日(日)22時41分40秒

山梨の湯巡り12のラスト15発目です。
     
<「源泉湯 燈屋」>(甲府市、10:00〜25:00、700円、0553-39-2611)
10/25に恵比寿さんのレポのあった9月オープンの新しい日帰り施設。
甲府相生町から東に向かう青沼通り、玉諸小のそば、通りに面した「養老乃瀧」の駐車場の裏手にあります。そばのR20バイパス「上阿原」交差点は変則信号で混むので、甲府方面からだと早めにバイパスから左折して青沼通りに入った方がベター。

シックな和風の建物で、つくりはT岡設計系ですが、全体にこげ茶系の渋めのトーンで統一され落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
食事処兼ロビーは2階までの吹き抜けを配して大きな空間を確保。こういうつくりは空いているときはスケール感が活きていいですが、混雑するとごった返し感が強まるのでむつかしいところ。この日は空いていたのでいい感じでした。食事処の奥に足湯もあります。
浴室へのアプローチも花壺などが配されてデザイナーズ旅館のよう。おそらく県内でも1、2を争う綺麗系施設かと思います。

男女別の浴場は広く、”温快の湯”と名付けられた内湯にぬる湯主浴槽(黒みかげ石枠伊豆石貼20人以上、ジャグジー付)、高温槽(同6.7人)、水風呂、サウナに座湯。
露天ゾーンに古代桧の湯(檜枠伊豆石貼12人以上、軒下タイプ)、富士大沢石の湯(岩枠鉄平石敷12人以上)、信楽大壺の湯(陶製1人×3)、釜蒸し風呂。休み処もあって至れり尽くせり。
カラン23、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。カランは弱い重曹味が感じられたので温泉かも。週末昼で20人以上と盛況。

壺湯と富士大沢石の湯をのぞいて湯口の奥で熱湯(源泉?)と水(金気含む井水?)を混合しての投入で、おそらく希釈があるかと思います。
全槽で槽内注排湯は確認できずかなりの量のオーバーフロー。

お湯は微黄緑色がかって(浴槽材色の加減かも?)透明、場所によりこまかな気泡あり。弱重曹味で微モール?臭+僅微アンモニア?臭。重曹泉系の弱いツルすべのあるやわらかなお湯はモール?泉系かと思われ、浴後はけっこうあたたまります。
水風呂は金気味金サビ臭のする井水(たぶん)で、キシキシとした肌ざわりはなかなか。
お湯は希釈が少ないと思われる内湯高温槽と富士大沢石の湯が比較的よく、後者では湯口付近でアワつきがありました。

温泉らしい浴感とそれなりの鮮度感はあるのですが、なんとなく去勢されたようなのたっとしたイメージのお湯は個人的にはいまいち釈然としないものでした。これが希釈によるものか広すぎる浴槽によるものかは不明。おそらく両方でしょう。
泉温は40℃台後半らしいので、すこし工夫すればそのまま提供できるハズなのに、かなりの希釈をかけているようで湯づかいはうまいとはいえません。
山口、碇、玉川、フカサワなど甲府の1線級のお湯と引き比べると、どうしても物足りなさを感じてしまいます。

泉質はパンフによると含食塩-重曹泉(Na-炭酸水素塩・塩化物泉)。アルカリ性でうすめの塩類泉(たぶん総計1.5g/kgいってない)かと思います。
温泉分析書はフロント奥の見にくいところに置いてあり、メモは不許可、見せても貰えなかったので詳細不明。
これだけ意匠や環境形成に気を使っている施設なのに、見やすい場所への分析書の掲示もなく、浴室にT教授の解説が掲示されているのみ(これって温泉法第十四条の掲示?)。
近年オープンした関東エリアの日帰り温泉のなかで、これほど情報公開に対する意識の低い施設も珍しいです。
それでも、綺麗系施設の少ないエリアですから、今後、女性客を中心に人気があがっていく施設かとは思います。(連れはけっこう気にいっておりました ^^;)
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横向温泉 中の湯旅館 投稿者:週末田舎人  投稿日:11月14日(日)22時35分25秒

先日訪問した福島の湯巡りについて、印象に残った訪問先だったのでご紹介したいと思います。長文かもしれませんが、よろしくお願いします…

<横向温泉 開湯元祖中の湯旅館>(福島県耶麻郡猪苗代町若宮 300円)
土湯峠の東側は野地、新野地、鷲倉他一大温泉郷を形成していますが、西側にある横向温泉へは訪問したことがありません。「中の湯旅館」という湯治宿があると知り、行ってみることにしました。
猪苗代側から国道115号を登り、土湯トンネルの手前で旧道に入ります。土湯峠への道を看板に従って折れ、ダート道を300m程走ると傾斜地に横に広がったような大きな中の湯旅館が見えてきます。

外観はかなり年季の入った強烈な鄙び度があります。宿泊も素泊まりのみ。雪の重みか建物が何となくかしいで見えたのは気のせい?
木の引き戸を開けて中の人へ何度も呼びかけますが返答なし。外へ戻ると、2階の廊下で掃除をしている女将さんを発見。ジェスチャーで温泉に入りたい旨をアピールし、下へ降りて来てもらいました。お風呂は掃除中だが、どこでも好きな場所に入っていいですとの事で、300円を払い入口左手から下の浴場に向かいます。

階段を下りた場所にある浴場。脱衣所には見事な筆捌きで書かれた時代物の分析表が、長い年月に書き文字が滲んでいます。浴場は一応は男女別になっていますが、簡単なついたてで分かれており行き来が可能な半混浴タイプです。
男湯は掃除中でしたので、誰もいないため女湯から入ってみることにしました。
鉄分でやや赤焼けた石造りの床に簡素な木組みの浴槽が男性側に×2、女性側に×1。竹筒からさらさらと投入されており、お湯はかけ流し。色味は薄く潮汁風に淡く濁り、赤茶の湯花が舞っていました。
ややツンとするような鉄臭+軽い炭酸臭、飲むとけっこうカドのある酸味+鉄味に、軽い炭酸味。美味しくはないですが成分の濃厚さは感じられます。
肌触りはあくまで肌との交わりを拒絶するような感触で、キシキシとしているのが特徴かな…?
全体的にぬるめで、窓の外の沢と早くも冬枯れた木立を眺めながらまったりと湯浴み。

男湯は2槽に分かれ、それぞれに源泉が注がれていますが、入って右側は人肌やや高め程度のぬるめとなっています。相変わらず掃除中のおばあちゃんに聞くと、この2槽では源泉が違うのだそう。ぬるめの方により効能があるのだそうで、女湯からもこの源泉に入れるように半混浴にしているとか。
「最近歯ぐきが腫れてたけんど、口に含んでうがいしているうちに直ったよ、こっちにへえれへえれ」とニッコリ。
源泉の上には湯神様が祀られていて、大切にされているのだな、と感じ入った次第。
正直2つの源泉の違いがあるのかどうかは体感温度以外の差を感じなかったのですが、先人の教えには従えと言うことで改めてぬるめの源泉に浸かり直しぼーっと。
掃除のおばあちゃんは色んな話をしてくれたんですが…残念ながら東北弁翻訳ソフトを忘れてしまい理解度30%程度(笑)一時間程度長湯してものぼせる事なく、それでいて体にはしっかり染みるような。まさに湯治向きの湯ではないでしょうか。

玄関脇には簡単な売店も備わっていますが、もし宿泊するなら食料は持ち込みになるでしょう。
湯上りに前庭でひやりとした峠の風を受けながら辺りを眺めれば、今にもフトン担いだじっちゃんばっちゃんが砂利道を歩いて来そう…
そんな雰囲気の湯治場でした。

泉質は単純温泉、成分は11,141mg/kg PH6.5の弱酸性との事。横向温泉には宿泊客のみ入浴が出来る滝川屋旅館と言うのもあるそうですが、そちらもいつか機会があれば訪問してみたいものです。
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伊豆山温泉「うみのホテル中田屋」 投稿者:めがね  投稿日:11月14日(日)00時27分58秒

今回は箱根ではなく、湯河原と伊豆山を攻めてきました。

<伊豆山温泉「うみのホテル中田屋」>(熱海市 0557-80-5111 時間要問い合わせ)
今回で3回目の入浴になります。この掲示板やオフ会の時にちょこちょこと触れていた記憶があるのですが、実はなぜか今までレポをしてこなかった所です。共同浴場でも良かったのですが、おばちゃんの対応があまりいい印象が無かったので、こちらにしました。

伊豆山温泉自体、熱海の一角に含まれてしまう事も多いようで、あまり登場するhpも少ないようですが、日本三大古泉のひとつ横穴式源泉の「走り湯」を中心とした歴史深い温泉地です。「うみのホテル中田屋」は「熱海ビーチライン」沿い、「走り湯源泉」のすぐ前に建つ歴史ある温泉ホテルです。旧道からのアクセスも可能ですが、狭く急な坂道を降りていくのでビーチラインからアクセスした方がいいと思います。結構、綺麗な外観で、中も新しいとは言えませんが、メンテされていて清潔です。ここのウリはなんといっても相模湾を望むナイスロケーション。海側一階ロビー前テラスには足湯も新設されてました。

入浴料1200円を払い浴室へ。日帰り入浴は内湯のみ利用可能。他に宿泊専用の展望露天風呂もあるようです。浴室には12〜13人位の大理石風の浴槽のみとシンプルな構成。シャワー、カラン10、アメニティー類は全て完備。

浴槽には岩湯口から源泉(たぶん)投入、槽内底面の弱い吸引と側面からの投入があり、鮮度維持程度の循環はやっているようですが、フチ全面からの大量のオーバーフローがあり、鮮度感はかなり高いです。

お湯は気持ち青味がかった透明。白色の浮遊物が極々少量浮遊しています。少量のアワ付きもあります。弱いつるすべ感を伴ったかなり軽快な肌触りの浴感で、熱くなければ長湯向きのソフトな感じ。浴後は結構な温まり感はあるものの、すぐに爽快感が出てきます。湯切れが良く、あまり後を引かないいい感じのお湯です。肌はややぺトぺトしますが・・強烈なインパクトはないですが、何か静かな中にもパワーを感じる事のできる温泉かなと思いました。浴感、浴後ともに平塚「太古の湯」がだぶりますが、単純につるすべ感はこちらの方があるかなと。
ただし、臭いは独特で磯の香り+アブラぎらない臭素(?)臭+時々甘い土のような臭いがします。強烈な臭いではないので複雑に思えるのかもしれませんが、海を感じさせる爽やかないい臭いかと。味はかなり強烈で強塩味+強苦味+エグ味。「太古の湯」や「鶴巻温泉」と同様、お湯の見た目からは想像できない個性的な味です。

伊豆というとどうしても石膏系のお湯を想像してしまいますが、こういう個性的なものもあったんだな〜と再認識させられました。入浴料がちと高いですが、ここはお薦めできますね。

カルシウム-ナトリウム-塩化物泉 pH 7.2 62.1度 涌出量記載なし 成分総計 12084mg/kg Na^+ 1465 K^+ 29 Mg^+ 44.7 Ca^+ 2831 Sr^+ 9.4 Cl^- 6692 Br^- 21.2 Hco3^- 838.1 Co23^- 30.7 H2sio3 90.4 HBO2 8.2 Co2 21.8 走り湯、第二走り湯源泉混合。

http://www.tabi-ru.co.jp/yado/atami/nakadaya

ちなみに「走り湯」源泉は現在、市の史跡に指定されていて、内部を見学する事ができます。もうもうと立ち込める湯気、アブラぎらない(?)臭素(?)臭が鼻を突いてきます。ほとんどミストサウナ状態です。
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明日は埼玉県民の日 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月13日(土)12時18分12秒

 お知らせです。明日11月14日は埼玉県民の日です。今年は見事、日曜日と重なりましたね。
でも公立の学校に行かれている方は県民の日の休みがなくなって恨めしいかな(^^ゞ。
県民の日って代休がないですからね。
 今年は埼玉県内のJR・私鉄各社の鉄道が乗り放題で、大人も使える「彩の国フリーパス」(1700円)
も発売されます。新たに小川町の花和楽の湯(東武東上線小川町駅下車徒歩8分)が割引対象施設に
なりますし、埼玉県内の温泉めぐりに重宝しそうですね。また、秩父方面の紅葉も今が見頃ですし、
神泉や鬼石の冬桜も見頃です。埼玉県民はもちろん、県外の皆さまも埼玉県内の紅葉と温泉で
県民の日を楽しんでみてはいかがでしょう。

 以下の過去ログを参考に…
埼玉県民の皆様へ 投稿日:2001年11月 8日 ★11/14(水)は埼玉県民の日

○埼玉の鉄道の話題/お返事 投稿日:2003年11月12日(水)
○越谷天然温泉美人の湯「ゆの華」(埼玉県民の日の旅) 投稿日:2003年11月15日(土)
以上二つの過去ログ
※JRの乗り放題きっぷ「彩の国フリーパス」は1700円に価格改定されています。

(参考)日帰り入浴割引対象施設
アカシアの湯(神川町):入浴剤プレゼント
かすかべ湯元温泉(春日部市):小学生以下無料
越谷ゆの華(越谷市):入浴料割引(700→600円)
よしかわエメラルド・マリン(吉川市):一部入浴料割引
百観音温泉(鷲宮町):小学生以下無料
花和楽の湯(小川町):入浴料割引
バーデホフクベレ(新座市):
 入浴料割引(4時間2400円→1700円/1日3000円→2000円※スタンプ帳要提示)、ドリンク割引券
平成楼(嵐山町):入浴料割引

 埼玉県民の日について詳しくは以下のHPをご覧下さい。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A01/BK00/kouhou/sainokuni/1-3toku.html
http://www.pref.saitama.jp/A01/BQ00/kenminnohi/

中津川温泉は遠いですが、埼玉の温泉ですね。
>よしかさん
>真実は本当のところは部外者には伺いしれません。
 私は秩父の血統なので何となくわかるような気がするのですが、血縁が濃くて、選挙でも保守的
な秩父ではよくある話だと思います。

>でも私の知っているキャンプ場の管理人さんは、がんこなところもありますが良い方ですし、
>キャンプ場の環境や中津川温泉については、もう言うこと無しの素晴らしいところだと思っています。
>難しいですね。
 私も専務(管理人?)と話をしましたが、実に気さくでいい方であったと感じました。
しかし、埼玉の別の温泉でも経験したのですが、人柄や温泉がすばらしいものであっても、
何かしら裏事情が絡んでくるといろいろあるものなんです。
私も全く同感で、難しいと感じます。
編集済


草津温泉と中津川温泉 投稿者:よしか  投稿日:11月12日(金)22時29分16秒

恵比寿さん、
私は今まで肌にトラブルは全くなかったので、先月の草津は吃驚しました。
足の裏は数日してから、夜、お風呂にはいると何だかざらざらするんですよ。
ひっくり返して見てみてびっくり。なんじゃこりゃ〜と(笑)。
デジカメで撮影して公開しようかと思ったくらいすごかったです。いや、あまりに見苦しいので本当に公開したりはしませんが。
草津の帰りにスカイテルメで仕上げ湯したんだけどな〜(笑)。

子連れは確かに大人だけより気を遣います。
下の娘は1歳ぐらいまでアトピー気味でしたが、今はなんともないので、私は泉質より温度や、子供を連れて入って迷惑な施設でないか、そういったことを気にしています。
草津の共同浴場もそんなわけで回れないと思っていたのですが、たまたま先日は夫がナウリゾートホテルのプールで子供たちの世話をしてくれたので、一人で入ってくることができました。

みみさん、昔の草津は白濁して硫黄の臭いがするというイメージで良かったのですね。
万代鉱が鬼っこ存在だったというのは、何だか雰囲気で判るような気もします。
草津においては新入りだけど不気味なくらいパワーを持った変わり種という感じですものね。
関の湯、何だか時間が止まったような感じでした。
すっごく脱衣所も狭いのですが、地元のおばあちゃんが二人座り込んで延々と世間話をしていて(笑)。
昼間でしたがお風呂にはいることばかり考えていてシュークリーム、食べてません。
次はきっと食べてみます。

ONKEN21さん、
私もよっぽど中津川の源泉を見に行こうと思ったのですが、あの橋の下の奥を見ただけで、こりゃ行けそうにないなと諦めてしまいました。
やっぱりうつぼさんやONKEN21さんは凄い(笑)。

ところで私は二度、中津川村キャンプ場に泊まって、その二度のちょうど間に中津川村「オート」キャンプ場のウェブサイトを知りました。
真実は本当のところは部外者には伺いしれません。あそこに書いてあるようなことが本当に起こったのかもしれないし、他にいろいろあったのに、一部しか書いていないのかもしれない。
でもあまりいい気持ちはしなかったです。本当のところ、泊まるのやめようかなとも少し思いました。
でも私の知っているキャンプ場の管理人さんは、がんこなところもありますが良い方ですし、キャンプ場の環境や中津川温泉については、もう言うこと無しの素晴らしいところだと思っています。
難しいですね。

ところで明日から二泊で温泉旅行に行ってきます。
しょっちゅう出かけているようですが、実は温泉旅館に二泊もするのは8年ぶりぐらいのことです。
今回は「温泉街」系なので、浴衣で湯巡りしてみようと思っています。
ちょっとわくわくしています。

http://spa.s5.xrea.com/


Re:中津川温泉 投稿者:みみ  投稿日:11月12日(金)06時49分19秒

>ONKENさん

どうもありがとうございます。2つあるというのは初めて知りました。
たしかに私の見たのはオートキャンプ場のほうですね。
温泉関係のリンク集でも追ってみたらNot foundになるし、
「中津川 埼玉 温泉」などキーワードでぐぐってもヒットしなかったもので、
ONKENさんの情報がなかったらずっと勘違いするところでした。


Re:中津川温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月12日(金)03時13分29秒

 中津川温泉について多くの方からお返事ありがとうございます。

>よしかさん
>ちょうど私も今日、中津川温泉のレポをまとめたところだったので気になりました。
早速、よしかさんのレポを拝見しました。一番下の写真は今回発見した沢でした。
前回は見落としてしまいました。前回は河原に赤茶色い水溜りが目に付いたのですが、
今回はなぜかありませんでしたね。

>うつぼさん
>キャンプ場対岸の赤茶に変色した沢をみたら見過ごせなくなり (^^;、沢沿いに遡っていくと
>ありました。源泉まわりは一面しゃびしゃびの赤茶色で一種異様な世界。
こんな感じですね。実はお返事のある前にうつぼさんのレポを読み返してみて、
>源泉も見ましたが相当な湧出量かと...。
との記載があったので、もしかしたら源泉地まで行かれたのではと思っていましたが、やはり…(^_^;)
2年前にすでに発見されていたとはさすがというか、ビックリです(@_@)

>みみさん
>閉鎖になったという記憶があります。
 閉鎖になったのは温泉でない「中津川村“オート”キャンプ場」のことで、中津川温泉の
「中津川村キャンプ場」は今も営業しています。中津川村オートキャンプ場と中津川村キャンプ場
この地図の通り、2.5km離れた別の場所にあります。実は閉鎖したオートキャンプ場の地主に
あたるのが中津川温泉の「中津川村キャンプ場」で、オートキャンプ場は温泉のあるキャンプ場
から土地を借りていたようです。地主側は営業を継続しているわけです。詳しい経緯は旧中津川村
オートキャンプ場のサイトをご覧下さい。
http://www.naka-2.com/

 なお、中津川温泉中津川村キャンプ場は11月中旬で今年の営業を終え、来年4月まで冬季休業に
入ります。今週末が今年最後でしょうか。
編集済


Re. 投稿者:みみ  投稿日:11月12日(金)02時08分43秒

>ONKENさん
>中津川温泉
>今回は平日なので、入浴はあきらめました。

閉鎖になったという記憶があります。
私も1ヶ月前の台風直後にに中津川林道経由で増富温泉に行った際に、
気になって再度泊まりで出かけようとしたのですが、ホームページに
閉鎖の案内が載っていました。

何でも地主が管理人の方に「選挙に協力しなかったからおめえには貸さねえ」
と言われたとかで、生々しい内容が書かれていました。
さきほどキャッシュ検索も含めて調べましたが、見事にキャッシュまで消されていました。
圧力がかかたのか、はたまた和解したのかわかりませんが、一度は訪れたいと
思っていただけに残念です。

>よしかさん

全体的にかなりツボを押さえているんじゃないでしょうか?

ところで泉質のイメージは勘違いではないと思います。
やませみさんの温泉の科学にも書かれていますが、ここ数十年で急激に
泉質が変わってきているのだとと思います。(感覚的には硫黄泉から酸性泉へ)
私の子供の頃の共同浴場はどこも白濁していましたし、硫黄臭も強かった
ように思います。
でも、時代によって人の好みは移りゆくものだなと思います。
最近は一部の万代鉱フリークまで出現してきているようですが、
ひと昔には考えられないことでした。
万代鉱は地元では長年鬼っ子的存在でしたので。
玉川温泉をはじめとする強酸性ブームの影響もあるのでしょうね。
Ph自体はやや強くなってきているかもしれませんね。

関の湯とはまたマニアックなところを選ばれましたね。
ここは私の幼少期に最もお世話になった共同湯の1つです。
関の湯入浴後は、(日中なら)叶屋のシュークリームを食べると完璧です(爆)。
先代は群馬県のコンクールでチャンピオンをとったことがありまして、
知る人ぞの名品でした。最近はどうかはわかりません。


(無題) 投稿者:おかざき  投稿日:11月12日(金)00時23分25秒

>poohさん
香草温泉、いいっすよぉ。景色もいいけどとにかく温泉が強烈、イイ。昔は引いてるお宿もあったようですが。須田板では源泉には触れられるのですな。中には廃業温泉の温泉マークが地図に載ったままァぶぅぶぅぶぅという方もいらっしゃるようですが、廃業してても温泉には触れられたりするのでマーク載っけてくれてるだけでもありがたい。てか関東在住の方かと思ってたけど違ったのかな。

みっかるといいですねぇ。オイラだったらなんと頼むかなぁ?とりあえず土下座かなぁ?練習しとかなくっちゃ。

>もちさん
はじめまして!大雄山箱根別院、箱根の変わり種温泉として面白いですよね。泊りで利用出来たら面白そうだなぁ、と思いますが、まだ日帰りのみのままなのかな。↓早雲閣は郡司さんレポを読む限り、別源泉のようですね。

そうそう先日草津では7箇所計1時間半くらい湯に浸かってましたが、ちょろっと出来てた水虫は治っちゃいました。すげっ。

http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20030616A/index.htm


Re:草津温泉の印象 投稿者:恵比寿  投稿日:11月12日(金)00時14分7秒

>よしかさん

 はじめまして。レスありがとうございます。
 草津は探訪しがいがありそうですね。いろんな源泉がある温泉地は興味深い反面、誤解や早とちりもしがちなようで慎重にならざるをえません。鳴子なんかもっと面倒くさそうですよ(^^;

>足の裏と背中の皮がぼろぼろむけてしまいました。

 私は、蔵王のときも草津のときも、こういったことはありませんでした。
 よほど皮膚が丈夫なのか鈍いんだか分かりませんが、温泉を知るのには向いているのやら不向きなのやら…? ただ、箱根の造成硫黄泉に長湯して足が真っ赤にはれてひどく痒かったことがあります。これも20分くらいですぐ治まりましたが。

 よしかさんのHPの趣旨で思い出しましたが、「煮川の湯」から出てきたとき、ちょうど前を通っていた親子連れがいて、お父さんが「ここもお風呂だけど別のところに行くからね」と子供に説明していました。お母さんが「ここは痒いお湯だから痒くないお湯に行こうね」と言っていましたね。私は別に痒くはなりませんでしたが、子供には神経使われるんですね。


「生きている温泉とは何か」 など 投稿者:うつぼ  投稿日:11月11日(木)23時26分37秒

大河内法政大学教授の「生きている温泉とは何か」(くまざき出版社、1,050円、ISBN4-938546-36-1)読んでみました。ダイジェスト的な内容なのですぐに読めます。
印象に残った内容はつぎのとおり。(理解ミスあったらごめんなさい)
------------------------------------------
●物質の酸化還元反応のなかで、電子が過剰な状態を「還元系」、電子が不足している状態を「酸化系」、釣り合っている状態を「平衡系」といい、これらの度合いを評価する方法がORP(酸化還元電位)。
●ORPないし温泉の老化(エージング)の度合いを示す指標AIは、pHや成分、濃度により左右されるので、温泉の評価基準(=良し悪し)ではなくエージングの進行度合いを示す指標として使われるべき。
●皮膚や生体水はおおむね「還元系」で、皮膚は加齢(エージング)にともない酸化され「還元系」から「平衡系」にちかづく。皮膚のORPは泉浴に影響を受けることから、「還元系」の温泉の泉浴による皮膚の酸化・老化の抑制ないしは予防効果の可能性が期待できる。
●湧出したての温泉は「還元系」で、エージングが進むにつれ「平衡系」にちかづく。水道水はおおむね「酸化系」。
●本来「還元系」の温泉は、塩素殺菌されることで「酸化系」へとシフトする。
------------------------------------------

温泉は水よりも消毒に必要な塩素量が多く、加えて混んでいる温泉は消毒用塩素がすぐに消費されるので、大量の塩素投入が必要とのこと。
水道水(=家庭風呂)よりも「酸化」度の高そうなゲキ混みバリ循カルキ温泉の人体への影響を考えるとうそ寒いものを感じました。

ORPと具体的な浴感との関係は不明ですが、なんとなく薄っぺらい浴感の造成温泉や海岸温泉はひょっとして「還元」度が低いのかもしれません。逆に、スペック的には大したことないのにやたら説得力のある”神がかり的名湯”は「還元」度が高いのかも・・・。 
また、やませみさんも指摘されていましたが、鮮度のいい食材を美味しく感じるように、鮮度の高い(=「還元」度の高い)温泉は身体にここちよく感じるのかもしれません。

>週末田舎人さん
北茨城から福島の浜通りにかけては、地味ながら味わいぶかいお湯がたくさんありますね。
カンチ山鉱泉はたしかに判りにくいですが、B級鄙び系?の佇まいは渋〜いお湯とともに強く印象に残りました。
これからは、地魚のアンコウやメヒカリなどが旬になるのでグルメも納得のエリアかな?

>ONKEN21さん
川浦温泉「山県館」、ここは日帰り料金がお高いので未湯ですが、雑誌の無料クーポンがあるんですか・・・。
中津川温泉の源泉は、わたしも探索しました。キャンプ場対岸の赤茶に変色した沢をみたら見過ごせなくなり (^^;、沢沿いに遡っていくとありました。源泉まわりは一面しゃびしゃびの赤茶色で一種異様な世界。
秩父というとイオウ系の”たまご水”のイメージが強いですが、ここは鉄系の異色の温泉ですね。
編集済


草津温泉の印象 投稿者:よしか  投稿日:11月11日(木)22時15分46秒

恵比寿さん、初めまして。
恵比寿さんの草津温泉のレポートを見て、ああ、ちょうど同じようなことを思っているかたがいると思って書いています。
私も長いこと、草津温泉のイメージは大滝乃湯で固まってしまっていたのです。
草津と言えば硫黄臭がして白濁しているとばかり思っていました。
ああ、とんでもない勘違い(笑)。
お湯は透明で硫黄のにおいもあまりしないと聞くと、「?」と思っていました。

その後、何度か万代鉱に入ってみて、なるほど、白濁していないし、硫黄のにおいもしない。ふむふむ・・・と。
確かに刺激や臭いは想像より薄かったのですが、この万代鉱、何故か入ると猛烈に体が疲れるのです。
もう肩にずっしりと重りを乗せたみたい。
よく塩泉でもこういった感じになることはあるのですが、万代鉱の比ではありません。
万代鉱に匹敵する疲労感を感じたのは、沼尻温泉ぐらいでしょうか。
(酸性泉にヨワい体質なのかしら)

そして、草津はようやく先月、ゆっくりと廻ることができました。
共同浴場の凪の湯に入って、関の湯に入って、白旗の湯に入って、千代の湯に入って、煮川の湯に入って、地蔵の湯に入って、草津ナウリゾートホテルのビッグバスに入って、山本館に入ってきました。
共同浴場で一番気に入ったのは煮川の湯、次が地蔵と凪の湯でしょうか。
煮川は薄く白濁していて、柔らかいゆで卵臭と湯の肌触りの優しさが気に入りました。
地蔵の湯はマイルド感とともに異物感というか妙な刺激があり、計りがたいです。
凪の湯はシンプルに鮮度と力強さを感じました。金属臭も強かったです。
あとはやはり山本館のお風呂に感激しました。

やっと少し草津を知ることができたように思いますが、まだまだですね。
何度も通って少しずつお気に入りを探していきたいと思っています。
ただ、これだけ入って数日後、足の裏と背中の皮がぼろぼろむけてしまいました。
足の裏は実害ありませんが、背中は一週間ぐらい痛かったです。

ONKEN21さん、中津川の源泉を見に行かれたんですね。
私もいつも気になっているのですが、流石に奥まで登ってみたことはないです。
ちょうど私も今日、中津川温泉のレポをまとめたところだったので気になりました。

http://spa.s5.xrea.com/


箱根・早雲山温泉―芦の湯 投稿者:もち  投稿日:11月11日(木)22時08分59秒

箱根・大雄山別院と芦の湯に行きました。
現在は丁度このあたりの中腹が紅葉真っ盛りというところです。
大雄山別院は初入湯なのですが、入り口で合掌して500円払い中に入ると、コンクリートですが、なかなか趣のある浴室がありました。
お湯ほとんど無味無臭透明(微黄色)ですがほのかに温泉の香りがして、静かな環境とともになかなか良かったです。ただし露天風呂は事情により湯溜しておらず入れませんでした。
また、真下に位置する日帰り不可の頓狂楼 早雲閣は写真で見ると全く別源泉みたいですが、どうなのでしょうか?
その後、芦の湯に参りましたが、PM2時にもかかわらずやはり「松坂屋本店」は宿泊客が多いので日帰りは断られたので、「きのくにや」での初入湯となりました。
入れたのは、湯香殿と芦ノ湖周遊風呂、神遊風呂のみで貴賓殿はこの日は入れませんでした。
湯香殿は松坂屋本店ほどではないですが、若干青みがかったほんのり硫黄臭のあるお湯で、掛け流しでなかなか気持ち良かったです。
芦ノ湖周遊風呂は塩素臭のある循環でしたが、同じく露天にあった樽風呂の神遊風呂は20度程度の冷水でしたが、硫黄臭も多く白濁した泉質で気に入りました。

本当は早雲山―神山経由で芦の湯に行きたかったのですが、残念ながら土砂崩れで閉鎖でしたので国道を歩いて行き、帰りは湯坂道(鎌倉古道)で快適に湯本に下りました。


奥秩父の紅葉狩(発見!中津川温泉源泉) 投稿者:ONKEN21  投稿日:11月11日(木)12時36分6秒

 先日は長年の念願だった山梨県三富村の川浦温泉「山県館」に雑誌「温泉達人」の無料クーポン
でついに入浴してきました。佐野川・韮崎旭以来の久々の山梨です。歴史ある名湯と紅葉がすばら
しかった〜。

 山県館の他、奥秩父の中津川温泉の源泉を発見したり、“ナゾの温スタシリーズin山梨・奥多摩編”
として2ヵ所の温泉をgetするなど収穫の多い温泉めぐりでした。寄居からR140号へ出て、私に
とって第二の故郷である秩父へ向かいます。まずは奥秩父の名水と源泉を尋ねます。

★秩父源流水(大血川渓谷井戸沢)
 埼玉県大滝村のミネラルウォーター「秩父源流水」を現地で汲んできました。約6年ぶりの訪問
です。当時は場所がわからずに配達中の郵便局員にお尋ねして、教えていただいた名水です。
国道140号を左折、大血川渓谷へ。途中、秩父源流水の工場がありますが、そこを過ぎて2〜3km
走ると井戸沢の橋があります。その橋を渡らずに民家のある旧道へ入ってすぐです。そこには
業者専用の大きなタンクがあり、脇にある水抜き用の蛇口を捻ると名水が出てきます。
ミネラルウォーターとして全国販売される「秩父源流水」の原水ですから、それはおいしいですよ。
温泉ではありませんが(温泉の味もしません)、成分表が公式HPに公開されています。
Na=2.6 K=0.5 Ca=16 Mg=1.5 pH=7.9 硬度46
http://www.interq.or.jp/world/carry/water/

★中津峡の紅葉と中津川温泉源泉探索
 大血川から一旦R140へ戻り、ループ橋と完成しつつある滝沢ダムを見ながら、トンネルの先を
右折。県道を中津川へ向かいます。
 中津峡の紅葉はズバリ今が最盛期でした。しかし、今年は猛暑や台風の影響か、茶色い枯れた葉
が目につき、赤色が今一でした。中津峡の紅葉は過去5回は見ていますが、今年はあまり良くない
ですね。平日にもかかわらず、結構人出が多かったです。土日なら、大渋滞必至。

 中津峡をさらに奥へ進み、禁断の中津川温泉「中津川村キャンプ場」へ。2年前日帰り入浴して
います(私のレポ)。今回は平日なので、入浴はあきらめました。駐車場のそばを散策していると、
赤茶色く染まった沢があったので、気になりました。前回、キャンプ場の管理人から「源泉は対岸の山
の中腹で大量に湧いている」という言葉を思い出し、たどってみることにしました。沢沿いの小道
を上流に向かうと県道を越え、ダムを越えると中津川温泉の源泉らしき場所にたどりつきました。
県道から歩いて5分くらいの場所です。

 源泉は岩の下から自然に染み出ていてその下の方に湯溜がありました。湯溜めからは冷たくて
サビ味のする無色透明の源泉が大量に出ていました。湯の投入口は赤茶色いゴテゴテの析出を
生じています。○寿の湯や本沢内湯そっくり。ものすごく大量に湧き出ていてそのまま川に捨てら
れているので、キャンプ場で夏の週一の夕方しか使わないのでは勿体無いくらいです。キャンプ場
だけでなく、通年で毎日入れる入浴施設があったらいいのになあ、と思いました。きっと“奥秩父
の○寿の湯”として人気を集めそうですね(^_^;)。交通が不便過ぎるのが難ですが…。源泉に
腕をさらし、顔も洗いました。肌からサビのにおいが漂います(^^)

 中津峡の途中にある吉田町関係者の出店で中津川名物「いも田楽」@350円を食べます。皮付き
のじゃが芋を味噌だれで焼いた物で、おいしかったです。R140号を山梨方面に右折。雁坂トンネル
を越え、待望の山梨へ突入します。つづく。

↓携帯アルバム「中津峡の紅葉と川浦温泉山県館」
編集済

http://camelog.net/album/list.html?album_id=570&userid=ONKEN


恵比寿様 投稿者:えんぴつ  投稿日:11月11日(木)12時19分30秒

こんにちは。ご無沙汰しております。
HP見て下さって有り難うございます。
そして大江戸温泉の件を調査して下さり有り難うございました。
電話を掛けるということは頭に全然浮かびませんでした。
また1つ良いアイディアを頂くことができ嬉しく思います。


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