クチコミ
情報 2004年10月21日〜10月31日 |
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9月にも山梨周辺のお湯を3湯攻めたので続けてレポします。連打すみません。
山梨の湯巡り12の12発目です。
<藤野やまなみ温泉>(神奈川県藤野町、10:00〜20:00、水休、600円/3h、0426-86-8073)
このエリアでは古株の町営日帰り施設。以前何度か入っていますが、お湯の印象が薄れているので再訪しました。みしゅらん、めがねさんのレポあり。
いかにもセンター系らしい外観、Pは地元車と東京方面のナンバーが入り混じりほぼ満車状態。
建物のよこに温泉スタンドがあります。(10:00〜20:00、専用コイン式、100円/100L)
館内は人が多いのもありますが、なんとなく雑然とした雰囲気。
男女別の浴場はけっこう広くて内湯(赤みかげ石枠タイル貼10人、ジェット×5付)、源泉ぬる湯槽(同、一部岩組5.6人)、サウナ、水風呂に露天(鉄平石枠石貼7.8人)と多彩。
露天の前には庭、というか野原が広がりそこそこの開放感はあります。
カラン17、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で20人以上と盛況。
内湯は、岩組みから突き出た塩ビパイプからの投入+ジェット注入で底面吸湯あり。
源泉ぬる湯槽は、岩の湯口から少量を流し込みでたぶん槽内注排湯なし、全量オーバーフローのかけ流し。
露天は、岩の湯口からの投入+側面注入で底面吸湯。
お湯の感じは3槽でそれぞれ違います。
内湯は、無色透明で鼻をつくカルキ臭。温泉らしい浴感はあまり感じられず。
源泉ぬる湯槽は、薄くにごり細かな粒子が密度濃くただよっています。湯口で微塩味+僅微石膏味、微石膏臭+おだやかな温泉臭。きもちとろみがあって、硫酸塩泉系のキシキシと肌に染み入るような浴感が楽しめますが、混みすぎのせいかお湯がなまり気味なのは残念。
温まり感は弱く、浴後はほこほこ+爽快感が出て、お肌しっとりすべすべになります。
露天は、ごくかすかに黄濁し白い浮遊物あり。味不明弱い薬品臭。なぜかこちらではヌルすべ感があり源泉ぬる湯槽とはちがう湯ざわり。量は少ないながらアワつきもありました。
以前、YEBISUさんへのレスで、露天では温泉の浴感が感じられない旨レスしましたが、この日は感じられました (^^;
浴感の強さは、源泉ぬる湯槽 > 露天 > 内湯の順かと思います。
それにしても源泉ぬる湯槽の人気はすさまじく(常時7.8人は入っていた)、しかも皆さん長湯モード全開なのでなかなか入れません。
週末は混雑が激しく、源泉ぬる湯槽もなまり気味であまりおすすめできませんが、スペック的にかなりすぐれもののお湯なので、平日の早い時間ならばいいお湯を楽しめるのではないでしょうか。
Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉 41.8℃、pH=9.33、110L/min(1,800m掘削)、成分総計=4038mg/kg、Na^+=807、Ca^2+=535、F^-=4.23、Cl^-=1010、SO_4^2-=1570、陽イオン計=1349、陰イオン計=2637、メタほう酸=12.0 <H8.11.8分析>
このところオフ会も含めて栃木のお湯を連続攻撃してきたので、とりあえずリストだけあげておきます。(そのうちレポします ^^;)
1.鹿沼温泉「鹿沼市高齢者福祉センター(出会いの森福祉センター)」(鹿沼市)
Na-炭酸水素塩・塩化物温泉 34.0℃、pH=7.8、39.9L/min、成分総計=2.958g/kg
2.小来川温泉「福寿荘」(日光市)
規定泉(フッ素)(Na-Cl・SO4型) 20.2℃、pH=8.9、成分総計=279.1mg/kg
3.粟野横根温泉「前日光つつじの湯」(粟野町)
(アルカリ性)単純硫黄温泉(Na-(HSiO3)型)
36.0℃、pH=9.9、200L/min、成分総計=0.146g/kg
4.八丁の湯(栗山村)
単純温泉(Na-HCO3・Cl型) 49.8℃、pH=7.0、成分総計=0.598g/kg、総硫黄=2.0mg/kg 他
5.加仁湯(栗山村)
含硫黄-Na-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
53.8℃、pH=6.3、184.6L/min、成分総計=1.561g/kg、総硫黄=9.9mg/kg 他
6.日光沢温泉(栗山村)
泉質不明 硫黄泉(硫化水素型)& 単純温泉か?
7.手白沢温泉「手白澤温泉」(栗山村)
単純硫黄温泉(硫化水素型)(Na-HCO3・SO4型)
52.2℃、pH=6.9、成分総計=624mg/kg、総硫黄=6.3mg/kg
8.平家平温泉「こまゆみの里」(栗山村)
Na-塩化物温泉 44.0℃、pH=6.2、349L/min、成分総計=1.656g/kg、総硫黄=0.3mg/kg 他
9.上栗山温泉「開運の湯」(栗山村)
Na-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉
50.2℃、pH=7.4、成分総計=1.958g/kg、総硫黄=1.2mg/kg
10.黒部温泉「四季の湯」(栗山村)
アルカリ性単純温泉(Na-(CO3)・(HSiO3)型)
48.9℃、pH=9.8、成分総計=0.168g/kg、総硫黄=1.3mg/kg
11.塩原温泉「ピラミッド温泉」(塩原町)
アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・Cl型) 59.0℃、pH=8.9、235.7L/min、成分総計=0.782g/kg
12.西那須野温泉「千本松温泉」(西那須野町)
Na-炭酸水素塩・塩化物温泉 54.5℃、pH=8.9、139.4L/min、成分総計=1.001g/kg
13.小滝鉱泉「小滝鉱泉旅館」(矢板市)
規定泉(総鉄イオン・メタけい酸)(Al・Ca-SO4型)
14.8℃、pH=3.1、2.15L/min、成分総計=0.888g/kg
14.赤滝鉱泉(矢板市)
単純酸性-鉄冷鉱泉(Al・Ca-SO4型) 13.2℃、pH=3.0、成分総計=698.8g/kg
15.氏家温泉「氏家松島温泉 乙女の湯」(氏家町)
アルカリ性単純温泉(Na-(CO3)・Cl・HCO3型)
39.7℃、pH=9.2、255.1L/min、成分総計=0.443g/kg
3・15では甘いイオウ臭、4〜8・10ではしぶ焦げイオウ臭、11ではモール?臭、12ではアブラ臭、1・3,10〜12,15でヌル(ツル)すべ、5・15ではアワつき、5・9・13・14では(ささ)にごり湯が楽しめました。
うーむ、奥鬼怒。湯俣。
皆さんの健脚ぶりには驚嘆しているところです(笑)。
自分にはとても及びの付かない場所です。特に奥鬼怒など、行こうとして毎年雪の便りを聞く場所です。
我がオヤジも私同様結構な温泉好きなのですが、それ以上にヤマ屋です。
先ほど実家にて夕食をゴチになっていた所、先日登山したという安達太良の山々の目の覚めるような紅葉と、くろがね小屋(山小屋)の湯に浸かるオヤジのデジカメ画像を見せられました(ここは、岳温泉の源泉のようですね)。
「車でしか動かないお前には無理だ。足が退化しとるから」と高らかなる勝利宣言。
三斗小屋とか白馬鑓とか本沢あたりには何度も出没しているらしい…
ヤマ屋の愉しみですかねえ。
そんな私は本日箱根に行き、箱根湯の花温泉ホテルでひとっ風呂。
内容云々より日帰りで1,625円は高いなあと思いました。
雰囲気としてはプチ万座プリンスっぽいんですが。
てか、某義明氏系列のホテルはどこも雰囲気一緒ですね。
>不動さん
「宣伝OK?(石川県ですが)」とのことですが、温泉に関することであれば宣伝もOKです。ただ、温泉みしゅらんは立ち寄り可の施設の情報を掲載していますので読者もその方向と思います。宿泊のみの施設の宣伝はあまり効果がないかもしれません。
みしゅらん掲示板の読者の趣向を考えると、温泉を守るための苦労話はとても喜ばれると思います。お湯自慢のポイントなど入れていただくと効果があるかもしれません。
>恵比寿さん
ハンドルを漢字に変更されて打ちやすくなりました。奥鬼怒の紅葉はすばらしかったですね。主催のばんさんに感謝しております。小生、可仁湯までは行ったことがありますが、日光沢、手白澤は初めてでした。どちらもなかなかすばらしく、やはり行ってよかったと思いました。
>ONKEN21さん
いそがしいと思いますのに、遠くの温泉を果敢に攻めてますね。湯俣温泉までは片道徒歩3時間というと、軟弱な小生から見るとずいぶんハード。がんばってますね。詳細なレポ大変興味深いです。
>のっぺらぼうさん
いらっしゃいませ。ご質問はスパ銭などの名前で「○○の湯」「○○温泉村」などは温泉ではないのでは?ということのようでが、やませみさんでも答えにくいと思われますので、小生が勝手に考えました。
施設の名前に「温泉」と付けられれば経営上はっきり有利だと思います。でもそう付けられないということは、やっぱり温泉ではないということでしょう。ただ、最初は温泉ではなかったスパ銭が、あとで温泉を掘り当てた場合は「○○の湯」でも温泉ということがあると思います。
以下投稿は温泉に関係ない宣伝と思いますので削除しました。
介護保険で床石のリニューアル 投稿者:ワサックス 投稿日:10月31日(日)20時56分9秒
こちらは宣伝OKでしょうか?
当方石川県の宿泊のみの格安温泉ですが(^_^;)
By 不動
ピークを迎えた紅葉の山歩きと名湯の数々に眩暈を憶えそうな素敵な時間をすごしてから一週間経ちます。みしゅらんオフではありませんでしたが、みしゅらん常連も多く参加した奥鬼怒ハイキング&湯巡りでした。
今回ほど印象に強く残った湯巡りはかつてなく、お湯もよければイベントとしても楽しく、主催者や御同行した濃〜い方々に感謝しています。
巡ったのは、八丁の湯→加仁湯→日光沢温泉→手白澤温泉。宿は手白澤温泉です。
温泉好きの興奮は日光沢でピークを迎え、浸かるごとによくなる奥鬼怒湯巡りに、もうこれ以上を手白澤に期待するのは酷かなとも思いましたが、最後の手白澤も素晴らしく、いまだ興奮さめやりません。近いうちにまた行きたいなと思いますが、残念ながら手白澤は宿泊しないと入れないので日光沢までとなりますか。
○日光沢温泉
日光沢の露天は2つあり、共に混浴です。ひとつは白濁しており、この硫黄泉がエグい燻し臭を含む匂いで満足できるもの。もうひとつは透明で単純泉のようでしたが、とても品のよいぬるま湯です。2本の湯口があり、奥が塩分を含むエグい味、手前があっさり目で、どちらが鉄分が多いかは人によって意見が分かれるところが興味深かったですね。○つぼさんは最後まで味を見極めようと必死でした。この単純泉は、この濃ーいメンバーには評判よかったです。私も日光沢の2湯(宿泊者は別源泉らしき内湯にも入れます)は甲乙付けがたしです。
○手白澤温泉 ※立ち寄り入浴不可
奥鬼怒の入り口である女夫淵から直行しても2時間以上歩かねばならないところにあります。送迎バスはありません。でも、運がよければ八丁の湯か加仁湯から犬が案内してくれます(^^
まさに、聖なる山好き、温泉好きのためにある敷居の高い、踏み絵のような(大袈裟?)宿なのです。でも、そこにたどり着けばきっと満足することと思います。
宿は山小屋のイメージとはかけ離れたモダンな建物で、これだけでも満足しそうですが、温泉も期待を裏切りません。ほぼ透明、微白濁したお湯は、○つぼさんの言葉を借りれば「ラムネのような硫黄臭」で、高峰温泉とも似ているそうです。硫酸やアルミニウムの目立つ強い酸性の那須辺りの硫化水素泉とは明らかに異なる、中性で上品な心地よさを持つ浴感に炭酸水素が総成分の1/3を占める独特の硫化水素泉と観察しました。これもまた私の好みです。
ロケーションは素晴らしく、配置から察すると男湯のほうがよいような気がします。夜は満天の星空。くらくらしました(^^
http://www.teshirosawa.co.jp/
私からは2施設だけレポしましたが、文章は本物の記憶の前に色あせてしまいます。最初の2施設も書くことはあるのですが、きっとそのうち、○マオさんや○つぼさんのレポが載るでしょう。私もそれを楽しみに待ちたいと思います。(みしゅらんには既に八丁の湯の記事があります)
最後に、本物の温泉ファンなら加仁湯で引き返してしまうのはもったいないですよ、とコメントしておきます。もっとも、この加仁湯も浴槽がたくさんあって、半分も入っていないので再訪必須ですが…。
よく使うガイドブックはるるぶの「首都圏日帰り温泉'03」でしたが、ぼろぼろになり今では頭に入ってしまったのでクルマに積むことも少なくなりました。とはいえ、急に寄り道したくなったとき、温泉マップが手元にあるといいですね。
新しいものを買いなおそうかと本屋で物色していたところ、やはりるるぶの「日帰り温泉関東周辺'05」が気に入って買いました。
掲載されている施設はピンきりですが、なかなかマニアも楽しめるラインナップ。いつの間にかできているよさげな施設や新掲載も盛りだくさん。もしかして編集者、みしゅらん掲示板見てる? これから温泉巡りを始めたい首都圏ご在宅の方に強くお薦めします。
湯俣温泉からの帰り4時間の歩きの汗を流すため、温泉に日帰り入浴をします。
一般車駐車場のある七倉温泉七倉山荘の日帰り入浴は断わられ、葛温泉「仙人閣」「かじか」も
日帰り時間外のため入浴できませんでした。高瀬館もお尋ねしましたが、以前入っているので、
パスしました。もっと麓へ下りた大町温泉郷・湯けむり屋敷・薬師の湯という公衆浴場が未湯だった
ので、そこに入ってみることにします。大町温泉郷は葛温泉からの長距離引湯で気乗りはしなかった
ですが、汗が流せれば十分だと思いました。大町温泉郷としては昨年の大町市民浴場のレポあり。
葛温泉から山を下り、途中で左折、アルペンラインを右折し、大町温泉郷のホテル群を抜けたら、
看板に従い左折、すぐに左折すると左手に薬師の湯がありました。玄関を入り、靴を下駄箱に入れ、
券売機で600円に入館券を買います。GW〜10/31のAM5:00〜8:00は早朝割引500円あり。
ただし、AM5〜9の早朝営業は11月〜4月は行っていません。新館「アルプス自然浴の館」、旧館
「体験風呂の館」、温泉資料展示「アルプス温泉博物館」共通で利用できます。昔は入浴料と
博物館見学料金が別だったような…
まずは右手、新館「アルプス自然浴の館」へ入ります。旧館は単純泉、食塩泉、重曹泉、硫黄泉、
箱蒸し、寝湯、露天風呂と多種類の泉質と浴槽で楽しめるようで、興味がありましたが、混合泉に
入浴剤か何かを入れたもののようです。結局、旧館を後回しにしたら、20時で清掃となってしまい
入れませんでした。博物館も興味がありましたが、一足早く営業を終えており、真っ暗。
古めかしい屋敷風のインテリアの館内を通り、新館の脱衣所へ。以下の2種類の分析書あり。
浴室に入ると、右側に数十人はいけそうなほど広くて熱い大浴槽と左手に小さな「ぬるま湯」、
屋外に四角形と円形の露天風呂各1。四角形の浴槽の手前半分には屋根がかかっています。
露天風呂からは付近の林が望めます。
内湯大浴槽と露天各浴槽には投入1、注入・吸込数ヶ所あり、やや強い塩素臭ありの循環仕様。
内湯は窓側に少し溢れています。すべての投入湯には「飲めません」との掲示があります。
これは残念でした。無味無臭無色透明で大変熱いお湯です。
しかし小さな「ぬるま湯」浴槽だけは感激モノです。ぬるま湯は4人も入ればいっぱいの小さな
ものですが、投入のみで注入・吸込みなし、オーバーフローありの掛け流し。カルキ臭なし。
ややヒャッとするくらいの湯温で気持ちいいです。肌もツルツルします。驚いたのは甘い上品な
硫黄臭味を感じたこと。これはひょっとしたら、葛からの引湯でなく、現地湧出の新鮮な独自源泉
かも知れません。源泉は2種ある分析書のうち平成1号源泉単独となっています。
小さいながら、こんな源泉浴槽があることはさすが信州だと思いました。
※新館脱衣所に掲示してあった分析書
1.申請者
住所:長野県大町市大字平2811-41番地
氏名:大町市温泉開発株式会社 代表取締役
2.源泉名
源泉名:大町温泉郷1号源泉(平成1号源泉)
大町市大字平4153-59
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成7年8月24日
(3)泉温:36.4℃(気温34℃)
(4)知覚的試験:無色透明、無味無臭
(5)pH値8.0
4.試験室における試験成績
(2)分析終了年月日:平成7年9月5日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0004
(5)pH8.27
(6)蒸発残留物:363mg/kg
Na=133.8 K=1.7 Mg=0.4 Ca=6.1 2鉄=1.0 陽計=143.0
F=20.0 Cl=29.0 HS=0.1 硫酸=6.7 炭酸水素=290.5 陰計=346.3
メタケイ酸=33.0 メタホウ酸=4.6 非解離成分計=37.6
溶存物質・成分総計=0.5269g
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
平成7年9月7日 長野県衛生公害研究所
※新館脱衣所及び旧館脱衣所入口2ヵ所に掲げてあった分析書
1.申請者
住所:同上 氏名:同上
2.源泉名
源泉名:第1源泉、第2源泉、元湯1号、2号、平成源泉〔貯湯槽3号〕
(新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯、平成1号源泉の混合泉)
大町市大字平4153-59
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成10年9月7日
(3)泉温:62.8℃(気温20℃)
(4)知覚的試験:無色透明、無味無臭
(5)pH値7.3
4.試験室における試験成績
(2)分析終了年月日:平成10年9月16日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0004
(5)pH7.26
(6)蒸発残留物:496mg/kg
Na=116.5 K=7.0 Mg=0.1 Ca=12.6 陽計=136.2
F=6.9 Cl=116.1 硫酸=12.8 炭酸水素=120.8 陰計=256.6
メタケイ酸=148.7 メタホウ酸=15.3 非解離成分計=164.0
溶存物質総計=0.5568g
遊離CO2=12.1 成分総計=0.5689g
泉質:単純温泉(低張性中性高温泉)
平成10年9月29日 長野県衛生公害研究所http://www2.city.omachi.nagano.jp/html/kanko_guide/onsen/higaeri_shosai.htm#kusushinoyu
やませみさん、わかりやすい解説ありがとうございました
うつぼさん、わかりやすい資料の紹介ありがとうございました
日頃何気なくつかっている(=使っている/浸かっている)「温泉」も、奥が深いですね。
お湯に入っていると浮かんでくる色々な疑問点に丁寧に答えていただける
このような掲示板があることに、心から感謝です。
少しだけ賢くなり、疑問解決すっきりした頭で、温泉につかることができます。
ご厚意に甘え、立て続けの質問で恐縮なのですが、関連したことを
教えていただけないでしょうか。
たとえば銭湯などでも、屋号として「○○温泉」を使っていた昔の名残が
今もそのまま引き継がれているのを、今も見かけたりするようです。
やませみさんの3)に該当するケースでしょうか。
法的な「温泉」の厳密な定義と、
実際の慣習的な、あるいは感覚的にアイマイにとらえられる「温泉」とでは
差があるのが現実、といったところもあるのでしょうか。
また、よくわからないのが、昨今の温泉ブームの中で
新しくできた温泉やスーパー銭湯でよく見かける「○○の湯」「○○温泉村」というものです。
温泉法上の温泉と名乗れないところが、こういう名称を使うとかなんとか
聞いたこともあるのですが、本当のところは、どうなっているんでしょうか?
よろしくお願いします。
準天然トロン温泉
http://www.nishiei.or.jp/freshland/facilities/index_fac.html
「準」と言うのがなんとも商業主義で悲しいと思うのは私だけ?
山梨の湯巡り12の11発目です。連打すみません。
<三富温泉郷(白龍閣源泉)「白龍閣」>(三富村、時間要問合せ、500円、0553-39-2611)
ここは以前に何度か入ったことがあるものの未レポでした。国道(R140)沿いにあって、外観はさほど惹きつけられるものはありません。
フロントで料金を払いエレベーターで浴場階まで降ります。この階はリニューアルされたらしくけっこう綺麗。日帰り客も使える休憩スペースもあります。
浴場はふたつあり男女交代制。手前の方が広くて雰囲気もいいのでこちらがおすすめ。
今回は手前が男湯だったのでこちらをレポします。
内湯は川に面していて窓も広いですが、窓の外に木々が生い茂っているのと、壁一面が黒っぽい岩肌(で、こちらを岩風呂と呼んでいるらしい)なので全体に暗め。でも、その暗さがかえって落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
熱湯槽(タイル貼4人、熱め)と主浴槽(同25人くらい、ぬるめ)があり、両槽とも竹筒の湯口から打たせ湯状に熱湯を30L/min以上も投入。湯口脇にはコップが置いてあります。熱湯槽からぬる湯槽への流し込みがあり、ぬる湯槽の端全面から手前の洗い場に向かってザンザコのオーバーフロー。
槽内注排湯は見あたらなかったので、おそらく源泉かけ流しかと。
カラン6、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。お盆時期15時で独占〜5人。
露天は熱湯槽よこの狭いドアから出ていくので、気づかない人もいます。
階段を降りたところに岩組鉄平石貼10人以上東屋付きの浴槽。笛吹川の渓流を見下ろし、滝も眺められるナイスロケです。
竹の湯口から熱湯を40L/minほども投入でよこにコップあり。槽内注排湯は見あたらず、浴槽フチの排湯口から川に向かって排湯のたぶん源泉かけ流し。
排湯の流路には緑色のコケが出ていていい感じです。
奥側の浴室(当日の女湯)は、内湯(10人)と露天(3人)で、連れによると露天に湯口はなく内湯から送湯パイプを通じての流し込み、ともに槽内吸湯があったものの、内湯の湯口にはコップが置いてあったとのこと。
無色透明のお湯には内湯で白い湯の花、露天で茶色の湯の花がただよい、弱石膏味とかすかな苦味があります。甘い石膏臭ただようお湯にはキシキシとヌルすべが入り混じる肌に染み入るような絶妙な湯ざわりがあり、浴後は充実した爽快感とともに肌がしっとりして石膏泉の味わい豊か。これは名湯かと。
以前に入ったときは正直それほどインパクトはありませんでしたが、今回はとても満足でき認識を新たにしました。
カランもおそらく源泉で、石膏臭香り立つお湯で身体を流せるとは何とも贅沢。
このエリアでは特異ともいえる高温湧出の硫酸塩泉なので、温泉好きは見逃せないお湯ではないでしょうか。(とくに手前の岩風呂を狙っていくのが正解かと・・・)
Na・Ca-硫酸塩・塩化物温泉 52.3℃、pH=8.9、368L/min掘削揚湯、成分総計=1317mg/kg、Na^+=295.3mg/kg (66.30mval%)、Ca^2+=127.3 (32.71)、Cl^-=255.3 (37.01)、SO_4^2-=560.4 (60.00)、CO_3^2-=9.0、陽イオン計=428.5 (19.41mval)、陰イオン計=837.6 (19.45mval)、メタほう酸=14.5 <H8.4.4分析>
やはり日本は災害大国だと実感する出来事が続いています。
新潟中越地震の被災者の方にはお見舞い申し上げます。
TELで義援金の募金ができます。
0990−53−5000 (1ダイヤルで約100円の募金)
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>のっぺらぼう さん こんばんは
環境省自然環境局の「鉱泉分析法指針」(平成14年4月)では、”鉱泉”の定義をかなり狭義にとり、温泉法の基準を援用して”常水”と区別しています。(やませみさんご説明中の 1)の概念)
これだと鉱泉=温泉法上の温泉となってしまい、なんとなくしっくりこない気はしますが・・・。
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あいだ空きましたが、山梨の湯巡り12の10発目です。
<天科温泉「旅館こやす」>(三富村、8:00〜20:00(要問合せ)、500円、0553-39-2511)
有名な川浦温泉「山県館」の陰にかくれた感のある地味めのお宿ですが自家源泉をもっています。
R140から橋を渡ってのアプローチは距離は短いものの道幅せまく要注意。Pは離れてあるようですが、客が少ないときは玄関前に停められます。
玄関は重厚な瓦屋根の木造建物で、奥に新館があるようです。(全14室)
階段を下った廊下の奥にある浴室は、主浴室(混浴)と小さな女湯のふたつ(女湯は脱衣所兼用)。
広い窓の外に笛吹川の流れを見下ろす主浴室は、落ち着いた雰囲気のある味わい深いもの。
浴室の扉を開けると、ほわ〜としたやわらかな温泉臭が香ってうれしくなります。
カラン10、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。お盆時期13時で独占。
主浴室は熱湯槽(4人)とぬる湯槽(10人)が隣接し、ともにタイル貼り。
白茶色の析出が出た岩の湯口から熱めのお湯を熱湯槽に20〜30L/minほど投入で、熱湯槽から全量をぬる湯槽へ流し込み、ぬる湯槽の浴槽フチからオーバーフローしています。ともに槽内注排湯は見あたらず、お湯の鮮度感からしてもひょっとして加熱かけ流し?
無色透明で灰白色のこまかな湯の花がたくさんただようお湯は、ごくかすかな塩味と苦味にやわらかな温泉臭。
ヌルすべととろみがあわさって、キトキトとした独特の湯ざわりになっています。
身体の内側からじわじわと温まるような温もり感の高いお湯ですが、浴後は充実感を伴った爽やかさが広がる、どちらかというと硫酸塩泉系の湯あがり感。
湯づかいは不明ながら沸かし湯とは思えない相当の鮮度感もあって、スペック以上のなにかがあるような、なかなかに奥深いいいお湯かと思います。
ここはけっこう気に入りました。浴室の雰囲気もいいし、なにより空いていそうなので、山梨の帰りに再訪してみたいと思います。
ただし、女湯はかなり狭いので、女性の評価は低くなってしまうかもしれません。
アルカリ性単純温泉(Na-(CO3)・Cl型) 28.1℃、pH=9.8、118L/min、成分総計=0.183g/kg、Na^+=55.7mg/kg (94.91mval%)、Fe^2+=0.5、F^-=2.7、Cl^-=25.9 (27.24)、HS^-=0.1、SO_4^2-=19.3 (14.93)、HCO_3^-=26.8 (16.42)、CO_3^2-=22.2 (27.62)、チオ硫酸イオン=0.4、陽イオン計=58.5 (2.55mval)、陰イオン計=112.6 (2.68mval) <S63.7.5分析>
新潟中越地震の被災地のまわりで入浴できる温泉は、以下の掲示板に情報が寄せられています。
ほかにもご存知の方はぜひ書き込んであげてください。
http://6716.teacup.com/kondo/bbs
> のっぺらぼう さん こんにちは
> [その1] 天然温泉の定義
温泉法には温泉が湧出してから後の利用形態について何の言及もないので、
運搬方法がどうであれ、温泉を使ってさえいれば温泉施設として登録されます。
非常に違和感がありますが、法的にはそういう扱いなのです。
こう考えてみたらどうでしょう?
たとえ源泉地にある温泉施設であっても、何日も循環使用するタイプでは、浴槽や貯湯タンクに
一回溜めてしまうと、それ以降の源泉の導入は止めてしまうところはけっこう多いです。
つまり、源泉と浴槽はこの時点で連結が断たれているわけで、
これなどはローリー輸送と実質的にたいした違いはないように思えます。
ただし、ローリー温泉にもピンから桐までありますよね〜
一日に何回も大量に運んできて湯の鮮度がかなり保持されているものから、
真湯にポリタン汲み湯をちょっと足した程度のいわゆる「スポイト温泉」まで。(^.^;
どこまで許せるかどうかは利用者が個々に決めたらよいのではないかしら?
デイサービスの温泉宅配なんか結構喜ばれてますけど・・・
> [その2] 「鉱泉」の定義について
温泉は明確に定義されていますが、「鉱泉」の定義はとってもアイマイです。
社会通念でいう鉱泉は以下の3種があるかと思います。
1) 温泉法の規定に該当する=分類上の冷鉱泉
2) 温泉に準じる成分や性状をもつ=伝統的な鉱泉
3) 通常の地下水と変わらない=商品や屋号としての鉱泉や霊泉
「成分的には規定値を満たさない= 何の成分も含まれていない地下水」とは限らないかな?
温泉法の規定には達しないものの、歴史的に愛用されてきた鉱泉は全国に無数にあります。
温度だけの温泉(25℃以上)よりはずっと温泉らしい性状をもっているのも多いですから、
これらが地下水や井戸水に一括されてしまうのは何かおかしいぞ、と思います。
★湯俣渓谷「噴湯丘」
晴嵐荘吊橋前で「噴湯丘球状石灰石5分」の標識に誘われて直進します。でも、実際は15分は
かかりますね。ダムを越え、吊橋を渡り、岩場を越え、ロープを伝わって湯俣川の河原へ降りると、
湯気がもうもうと立ち上る地獄のような渓谷が広がっています。そこには硫黄分の湯の花が真っ白
に付着する沢や青白い乳白色のきれいな湯溜まりがありました。お湯は濃厚な硫黄臭です。
そして対岸には真っ白の「噴湯丘」が湯気に見え隠れしています。この噴湯丘は大正11年に国指定
の天然記念物となったそうです。同様の造形物として岩手県夏油温泉の石灰華「天狗岩」を見た
ことがありますが、湯俣の方が純白なようですね。
結局、時間がないのと、川の流れが強かったので渡渉はしませんでした。今度、夏にでも行く時
は晴嵐荘へ泊まって、ゆっくりと噴湯丘近くの野湯に浸かりたいものですね。
(参考)湯俣温泉噴湯丘の成分(地質ニュース524号,10-13頁,1998年4月)
1995/9/6 88.3℃ pH7.5 Na=253 K=118 Ca=97.1 Mg=3.43 Cl=288 硫酸=76.3 炭酸水素=374 珪酸=145
http://www2.city.omachi.nagano.jp/html/kanko_guide/kanko/spot/takase/takase_funyukyu.htm
★湯俣温泉「晴嵐荘」
噴湯丘から晴嵐荘前の吊橋まできた道を戻ります。参考までに吊橋の渡り口にあった案内板の
晴嵐荘からの距離と時間
(大町方面)高瀬ダム9km2:20 七倉15km4:00
(竹村新道)野口五郎小屋9km7:00 水晶小屋12km9:00
(伊藤新道)三俣山荘10km8:00 槍ヶ岳北鎌尾根
吊橋を渡ると山小屋風で2階建ての晴嵐荘がありました。入口には営業終了(10/16〜)の
張り紙がありましたが、管理人はいました。日帰り入浴(500円)可能か、お尋ねすると営業終了
のため入れないとのこと。期間外は無料開放されている野天風呂の場所を尋ねると、すぐ前との
ことでした。最初は場所がよくわかりませんでした。ぬるくて入れないかも知れないとおっしゃって
いました。雨が強くなってきて、露天風呂には悪コンデション。
宿から河原方向に数十m歩くと、確かに青っぽい乳白色の湯溜まりがありました。しかし、確かに
ぬるく、岩や浴槽の下に大量の藻が繁茂しています。これには躊躇しましたよ。汚さは山形県
肘折温泉の石抱温泉以来。しかし、折角3時間も歩いてきて、ここで入らねば温泉ファンの名が
すたるなどと意地で半分強引に入ることにしました^_^;。
露天風呂は少し地面より掘ってあって、岩に囲まれ、10人程度は入れそう。お湯は端っこの浅く
なっているところから、パイプで注がれ、そこは湯に手を入れられないほど熱いです。
お湯は硫黄の香りが少し漂う青みがかった乳白色。白骨温泉・乗鞍高原・本沢露天系の色。
酸味はなかったような…。大町でも麓の大町温泉郷・葛温泉は無色透明(葛は白い湯花舞う)ですが、
ここまで山奥に行くとここまで濃くなるのかと感動しました。肌がサラサラしてさっぱりし、
ぬるめながら、後から火照ってきます。ただし、藻がかき玉汁のように舞い上がるのは気持ち悪い〜。
夏でさえ、ほとんど入る人はいないのかなあ?今度は営業期間中に内湯にも入ってみたいものです。
秋の湯俣温泉行は紅葉の美しさ、湯俣地獄の自然美、乳白色の湯など本当にすばらしかったです。
北アルプス登山で有名なコースでありますが、温泉ファンであるなら温泉だけを目当てに
往復6〜7時間歩いて行く価値は十分あると思います。今回はほんの下見程度でしたが、次回は
夏にでも泊まってじっくり見てそして浸かりたいものです。
翌日は筋肉痛でしたが、何とかお仕事はできました(^_^;)。本沢で準備運動しておいて良かった(^_^;)
晴嵐荘:大町市大字大町九日町2450 0261(22)0165 (7/上旬-10/15営業)
※泉質:単純硫化水素泉(当然、分析書はなし)
(参考)ひで爺さん、温泉三昧さんの「はしご湯のすすめ」、ゆかさん、hiroさん(噴湯丘)の各HP
長野県の温泉宿、Gofield.com
↓アルバム「高瀬渓谷と湯俣温泉の紅葉」
お待たせしました。長野県大町市の北アルプス山中にある片道徒歩3時間の秘湯、湯俣温泉の
レポを始めます。尾瀬温泉小屋、赤湯温泉山口館、本沢温泉に次ぐ歩いて行く秘湯シリーズ第4弾
で、今年のラストを飾ります。高瀬渓谷の紅葉もセットにして…。小雨の中の日帰り強行軍です。
大町へは関越道→(藤岡JCT)→上信越道→(更埴JCT)→麻績(おみ)IC下車、R403、県道55号、
326号をマイカー終点の七倉まで行きます。大町まで190km、約2.5時間、七倉まで210km、約3時間。
帰りは安曇野アートラインを南下、松本からR254(三才山トンネル)・丸子経由で東部湯の丸IC
から上信越道に乗りました。185km、約3時間。途中、仮眠しながら帰ったので午前様でした。
★七倉〜高瀬ダムの特定タクシー
七倉から先、高瀬ダムまでは東京電力管理用道路となるので、徒歩・2社の特定タクシー・
高瀬川テプコ館の見学バス以外は通行止め。
七倉からピストン輸送しているタクシーに乗ります。紅葉期とあってタクシー乗り場は行列。
4人で相乗りで乗りました。高瀬ダムまで片道1800円でしたが、2人分900円と得しました(^^)
タクシーの営業時間は5/1〜10/15 6:30から19:00(高瀬ダム18:30発)、10/16〜10/31 8:00から
17:00(16:30発)。11〜4月は運行がなく、徒歩のみです。なお、七倉〜高瀬ダムを歩くと
行き2時間、帰り1.5時間かかります。私は帰りは歩かされましたが…。また、帰りのタクシーは
なるべく予約しましょう。
タクシーでいくつものトンネルを抜けるとロックフィル式の高瀬ダムに圧倒されます。
ここ数日で見頃を迎えた紅葉を眺めながら、ダムをジグザグに登っていきます。堰堤の上に出ると
タクシーの終点となります。山肌やダム湖に映る錦絵はきれいでした。野口五郎岳など北アルプス
の山頂も望め、今秋3度目の雪で白くなっています。11月にはダムでも雪が降るそうです。
★高瀬ダムから湯俣温泉の歩き
高瀬ダムからは上流へ向かって歩き出します。高瀬ダム〜湯俣温泉間は片道約9km・3時間
の超ロング歩行となります。前半1.5時間は長いトンネルのある東京電力の管理用林道(砂利道)
で工事用車両が通り、至るところで道路工事が行われています。ここへ特定タクシーが乗り入れ
できれば、湯俣温泉行や北アルプス登山もかなり楽になるでしょうけど、達成感は半減する
でしょうね^_^;
ところで長いトンネルの途中には温かいお湯が湧いていました。なめると少し苦い味。きっと
温泉でしょうか?林道脇や湖畔でも真っ赤なモミジや黄色いカラマツがそれはきれいでしたよ。
駐車場を過ぎると細い登山道となります。ずっと高瀬川に沿って歩くのでアップダウンはあまり
ありません。高瀬川は拠水林が目立ち上高地のように美しく、雄大であります。途中には
「名無避難小屋」があって登山者の利用が多いようです。登山道を歩くこと1.5時間。
ついに高瀬川対岸に吊橋と「晴嵐荘」が見えてきました。
2点教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
[その1] 天然温泉の定義
最近、タンクローリーで運んだ温泉地の温泉水の使用を売り文句にしている入浴施設を、結構見かけるようになりました。
我が家の近所にも、遠く50km以上離れた2ヶ所の有名温泉地から毎日温泉水を運び
使っている大型の施設があります(当然、循環)。
そこで質問なのですが、このような温泉水の利用形態の場合、
「天然温泉」ということはできるのですか?
温泉法には、湧出地(あるいは掘削地)においてのみ温泉とするという定義は
確か無かったような気がするのですが。
感情的に温泉と思える思えない、ではなく、客観的な判断基準では
どうなんだろうか?という素朴な疑問です。
[その2] 「鉱泉」の定義について
何の成分も含まれていないたとえば地下水でも、「鉱泉」と呼べるのですか?
25℃未満のものを(冷)鉱泉と呼ぶという認識しかなかったため、
某ホテルで、おそらく成分的には規定値を満たさない地下水をわかしたものを
そう表現しており、なんとなく違和感を感じたもので。
以下の投稿は温泉でない施設(酵素風呂)の宣伝と思われる投稿ですので、削除いたします。
神楽坂にいいお店 投稿者:バイエルン 投稿日:10月27日(水)01時11分9秒
自遊人に続く、無料入浴クーポン付きの雑誌が発売されました。
○温泉達人【東日本編(西日本編もあり)】(英知出版;野口悦男監修)980円 11/25発行 ISBN4-7542-5464-3
入浴料1500円で長年入ることができなかった川浦温泉山県館がタダということで、私も早速買いました。
安西水丸デザイン特製風呂敷(75×75cm)がついていますが、ちょっと余計なものかな〜?
東京から日帰り圏内の入浴無料施設は以下の通りです。(対象施設は東北〜九州まであります。)
使用期間=2004年10月18日〜2005年1月31日(ただし12/24〜1/5は除く)
<群馬県>
湯の平温泉「松泉閣」10〜13時(通常500円)
<栃木県>
那須温泉「那須ホテル」12〜15時(1000円)
<茨城県>
五浦温泉「五浦観光ホテル」11〜19時(700円)
<山梨県>
川浦温泉「山県館」11〜17時(1500円)
<長野県>
地獄谷温泉「後楽館」11〜17時(500円)
上野原温泉(秋山郷)「のよさの里」10:30〜19時(300円)
蓼科温泉「ホテル親湯」11〜16時(1000円)
奥蓼科温泉「横谷温泉旅館」12〜15時、19〜21時(1500円)
坂巻温泉旅館11〜16時(500円)
よませ温泉「ホテルセラン遠見の湯」15〜22時(600円)
<新潟県>
越後湯沢温泉「中屋」14〜19時(1500円)
★自遊人パス
無料クーポンと言えば自遊人「温泉図鑑」別冊の源泉湯パスポートですが、いよいよ今月一杯で
終わりですね。私も駆け込みで今月最後の週休を使って、湯の平や草津、熊の湯の3連湯を考えて
いたのですが、さすがに塩原・湯俣の2連チャンでくたびれてしまい、寝過ごしてしまいました。
さすがに週休1日では厳しいものがあります(^_^;)
結局、佳留萱(800円)・本沢(520円)・塩原元泉館(800円)の3ヶ所で終了。
本誌の行田古代蓮物語(900円)も含めると合計3,020円相当。本代が680円ですから、まずまずかな?
ところで行田古代蓮物語は期限が設定されていないようですが、まだ使えるのでしょうか?
皆さんは10/30-31の最後の土日、頑張って下さいね(^^)
★飲泉力
引き続き本の話題ですが、飲泉関係の本でお馴染み、朝倉一善さんの本を図書館より借りて
きました。
○飲泉力(主婦と生活社;朝倉一善著)1470円 7/26発行 ISBN4-391-12961-2
釈迦の霊泉や関平鉱泉などざっと目を通したところ、温泉・飲泉リスト・その2で紹介した
「“奇跡”の温泉」シリーズと同じ内容でした。この前レポした栃木県の大鷹の湯が新たに加わっ
ていましたね。
★高崎天神の湯、入浴
ところで昨日は高崎天神の湯へ家族がくじ引きで当てた招待券で入浴しました。昨日で期限切れ
でした。いつもぎりぎりにならないと入れないですよね(^_^;)。高崎天神の湯は相変らず、
無塩素掛け流しで熱くてすばらしいお湯ですね。最近の七福の湯前橋店開店の影響か、閑散として
いたのは気がかりでしたが、まあ、平日の夜間はあんなものでしょうか?
P.S.湯俣レポ、疲れが取れるまで、もう少しお待ち下さいね^_^;)
PS2.新潟県中越地震で被害に遭われた皆さま、お見舞い申し上げます。
この度の地震の温泉の被害状況もしくは営業状況などご報告いただけるとありがたいです。
>はじめさん
ありがとうございます。法令等は大嫌いなのでさらっと見ただけですが、問題の箇所は見つかりませんでした。公衆浴場法施行条例かなと思いましたが、最近更新されたものではないようですね。それにしてもこれら条例をきちんと守っているところばかりとは思えませんが…(^^;
はじめまして。
最新のユースホステル新聞に、東京のひのはらユースホステルが、最近近くで出た温泉を入れている、と出ていたんですね。
インターネットで調べてみても、その手の情報がよくわかりません。
どなたか、ご存知でしたら、教えていただきたいのですが。
管理人さま、恵比寿さま。
栃木県の公衆浴場法又は旅館業法の施行条例は下記のサイトにあります。
(件のHPにある例規集)
http://www.pref.tochigi.jp/reiki/reiki_menu.html
4日目(9月25日)です。今26日は黒沢温泉・月の湯旅館は14時まで入館で立寄り入浴無料。
■赤湯温泉・とわの湯 6−22(12−14清掃) 100円 月休 掛 ☆☆
無色透明、微々イオウ味微石膏ボウ硝味ぐっきし?10人も入れば一杯の真四角風呂。カランも温泉。
残2036 59度 pH7.5 Na=544.3 K=13.2 Ca=186 Mg=0.3 Li=2.0 Mn=0.1 Fe(U)=0.4 Cl=943.4 Br=2.6 I=2.2 F=3.2 SO4=49.8 HCO3=134.8 CO3=0.3 HS=1.9 CO2=7.1 H2S=0.8
■赤湯温泉・えぼしの湯 同上 100円 金休 掛 ☆☆
赤湯で唯一独自という烏帽子の湯。ほかは集中管理だそう。ちょい石膏味ボウ硝味アル単。キシキシ寄りの浴感。無色透明。
■赤湯温泉・大湯 同上 100円 掛 水休 ☆☆
とわの湯よりイオウがよく感ぜられる。微アブラがかったイオウ臭、石膏ボウ硝味。シャワー、カランも温泉だそう。7,8人定員の湯船で上の2者より浴室は幾らかこじんまりとしたもの。3箇所の中ではここが好き。
■宮内温泉 6−21頃 300円 掛 ☆☆
石膏にボウ硝の感じられる加熱泉は掛流しだそう。悪くない。行ってみるもん。内×1。無色透明ぐっきし。カランも温泉?感じのよい女将さん。
和郷源泉 含塩化土類-ボウ硝泉 32.5度 残1513 pH8.0 Na=365.7 K=58.49 Mg=11.28 Ca=96.11? Al=0.424 Fe(U)=0.03 Cl=361.7 Br=1.270? I=0.127 OH=0.017 SO4=558.5 HCO3=82.19 CO3=0.486 H2SiO3=31.86 HBO2=3.344 CO2=1.976
■いいで添川温泉・しらさぎ荘 8−21 300円 4水休 露掛内循 ☆☆
薄茶の透明泉が綺麗。弱い鉱物臭が鼻をくすぐって心地好い。好きなモール系の温泉だかちと薄い。微モール系渋味、入ってるほどにヌルつるしてくるのかな、きゅっきしの浴感。露が掛だそう。綺麗な施設。
眺山源泉 単純泉 計824.7 45.1度 残657.1 pH7.1 Na=200.7 K=11.7 NH4=5.0 Ca=13.2 Mg=3.9 Fe(U)=0.1 Mn=0.2 F=0.4 Cl=165.8 Br=0.6 I=0.7 SO4=3.2 HCO3=302.6 CO3=0.3 NO3=0.4 HPO4=7.0 H2SiO3=107.8 HBO2=1.1 CO2=27.7 H2S=<0.1 As=0.047
■がまの湯温泉・いいで旅館 10−2130 300円 無休 掛 ☆☆☆
弱甘塩味土類渋味弱土類臭に沃素臭も?ヌルヌル感ある土類泉濁り湯。露だけ掛なんかな?水風呂が元からある源泉の引き湯だそう(チェックし忘れ)。
椿源泉 含重曹-食塩泉 46.3度 残2515 pH7.4 Na=906.8 K=17.7 Mg=11.0 Ca=52.9 Mn=0.3 Fe(U)=3.5 F=0.6 Cl=1225 Br=3.8 I=0.5 HPO4=2.2 HCO3=539.7 CO3=1.0 H2SiO3=68.5? HBO2=1.6 CO2=36.0 As=0.02
■川西町浴浴センターまどか 7−21 300円 4月休 循のよう ☆
微塩味に重曹味渋味。オーバーフロー無しの循環のよう。ヌルヌル感はあるにはある無色透明泉。
諏訪源泉 食塩泉 Li=0.1 Na=539.2 K=10.8 Mg=16.2 Ca=112.8 Al=0.2 Mn=0.4 Fe(U)=1.8 F=0.2 Cl=850.4 Br=3.1 I=0.5 HS=1.1 SO4=129.8 HPO4=0.8 HCO3=246.9 CO3=0.1 H2SiO3=30.5 HBO2=7.1 CO2=10.4 H2S=0.3
□サンマリーナ玉庭
休業中。
■広河原間欠泉 10−15 ☆☆☆
向かう途中「8/5〜11/30露天施設工事のため入浴できない」とあり。土類金気臭にちょい塩味土類渋味炭酸味はぐっきしの浴感で赤茶けた大地と山の緑のコントラストが好い。赤茶濁。37度くらい。脱衣所兼休憩所は撤去済。
■白川温泉・いいで白川荘 930−20頃 300円 無休 循のよう ☆☆
薄い黄緑色に透き通って見えるのが綺麗。浴場内に漂う甘い鉱物臭が鼻に心地好い。10人定員内風呂いっこ。吸引有りオーバーフロー有り。微アルカリ渋甘味。
数馬源泉 12.8度 残191.9 pH7.2 Na=47.8 K=1.2 Ca=0.3 F=0.3 Cl=10.4 HS=0.6 HPO4=1.3 CO3=0.1 H2SiO3=66.0? HBO2=2.3 CO2=11.2 H2S=0.4
■大滝温泉・旅館滝の湯
この日風呂が壊れてて冷鉱泉に触らせて貰っただけ。微金気臭に少しのたまご風味石膏味キシキシ。
■小国町温泉健康館ゆ〜ゆ 10−2130 500円 月(祝翌)休 循のよう ☆
ちょい重曹甘味微ボウ硝味。小さな丸型湯船がひとつ。吸引有りオーバーフローなし循環。
高花の湯源泉 含食塩-ボウ硝泉 計1606
■小国温泉・松風館 1530−22 300円
時間外。外に赤茶色の析出を伴う垂れ流しがあり、微金気味ボウ硝味甘味。
■長井あやめ温泉桜湯 9−20 300円 火休 掛 ☆☆☆
土類金気臭ボウ硝味渋甘味の良い湯。ささ濁りヌルキシ。想像していたセンター系より小振り。
大林源泉 含食塩-ボウ硝泉 45.1度 残1538 pH7.4 Li=0.2 Na=421.4 K=14.2 Mg=4.7 Ca=74.6 Mn=0.4 Fe(U)=0.7 F=5.4 Cl=249.7 CO3=0.2 H2SiO3=22.4 HBO2=1.4 CO2=8.0
帰ってから知りましたが、あやめ公園駅の北に卯の花温泉はぎ乃湯というのが出来ているそうですね。
■鷹野湯温泉・パレス松風 10−21 300円 循のよう ☆
甘塩味ボウ硝味。プール臭にどうにも閉口。吸引有りオーバーフロー有り循環。ヌルキシ感有り、無色透明。
こぶし2号源泉 含ボウ硝-食塩泉 29.3度 残8670 pH6.8 Li=6.6 Na=2335 K=55.1 Mg=116.4 Ca=416.9 Fe(U)=3.5 F=2.7 Cl=3183 Br=9.9 I=0.3 SO4=1757 HCO3=650.6 CO3=0.3 H2SiO3=29.1 HBO2=52.8 CO2=173.0
■黒鴨温泉滝の湯 随時 400円 循 ☆☆☆☆
やませみさんレポを読んで楽しみにしてたところ。無色透明、強めの重曹甘味にボウ硝味+変わった匂い。とにかくこのヌルヌルはスゴイ!あぶら山や中山平、ぽんぽ館と同等。のちに行く福島の有名ヌルヌル温泉・ホテルまるなかより上。吸引有りジョバジョバ過熱循環でとにかくヌルヌル×2。私的ヌルヌルスポットNo.1のブクロなんてそりゃぁもう大変なことに(狂)。なるほど一度は体験してみるべき温泉のよう。実際には周囲に民家はあるが山中一軒宿なアプローチや風情も手伝い循環は評価を下げない。たまご風味の源泉蛇口有り。
迎田源泉 純重曹泉 14.5度 残2008 pH8.4 Na=843.1 K=3.7 Mg=0.5 Ca=1.6 Al=0.2 F=8.5 Cl=7.2 HPO4=1.1 HCO3=2132 CO3=40.2 H2SiO3=11.1 HBO2=13.1 CO2=14.3
■白鷹温泉・大森荘 10−17 500円 循のよう ☆☆
すぐそばの下山鉱泉小百合荘は去年の3月に廃業したそう。冷たい源泉はたまご風味に弱イオウ味で美味。加熱循環のようでそこそこヌルヌルする。石組を隔ててカラの女湯?と続きになってんのが面白い。2キロほど引いているそう。無色透明。2号、3号混合?
3号源泉 単純硫黄泉 13.3度 計324.5 pH8.2 Na=67.1 K=0.7 Mg=2.6 Ca=10.3 Cl=4.6 Br=0.5 I=0.4 HS=2.1 SO4=58.2 HCO3=155.2 H2S=0.1 CO3=1.9 H2SiO3=16.7 HBO2=4.2
あゆ茶屋の辺りを入る。
■五百川温泉高齢者生産活動センター 10−18 150円 月休 循のよう ☆
循環のよう。無味無臭無色透明でなんの特色もない。内×1。
石田淵源泉 単純泉 45.1度 残86.5 pH8.2 Na=14.1 K=0.5 Mg=2.1 Ca=9.4 Fe(U)=0.1 Cl=3.6 Br=0.2 SO4=18.7 HPO4=0.1 HCO3=47.5 CO3=0.6 H2SiO3=17.8 CO2=0.5 リチウム=0.05
■地球耕望りんご温泉 300円 8−21 無休 掛 ☆☆☆☆
丘の上の凝った木造センター系。ここ、気に入る。まづアブラ臭。露天が掛流しとのことで露天にだけ向かったが、そんなにしないのではと思っていた墨系のアブラ臭が結構匂ってニンマリ。次にここもまた強力ヌルヌル。重曹味。すこ〜し濁ってみえる。但し、何人かのレポを読み返してみてもそこまでヌルヌルとはなっていません。
さがえ西村山農協源泉 含重曹-食塩泉 47.4度 残2850 計3119 pH8.5 Li=0.3 Na=1067 K=7.0 Mg=1.8 Ca=7.1 Fe(U)=0.3 I=0.7 SO4=0.3 HCO3=890.9 CO3=21.3H2SiO3=51.8 HBO2=11.0 CO2=4.7 リン酸=0.03
■山形温泉蔵王荘 10−21 300円 掛 ☆☆☆
割合薄茶色に濁って見えるこの非加熱掛流しはいい。微土類金気臭ボウ硝味渋甘味。キシつる。内×1。
蔵王荘源泉 ボウ硝泉 50.1度 残3046 pH8.0 Li=0.2 Na=939.9 K=8.5 Mg=4.0 Ca=58.8 Mn=0.1 Fe(U)=1.5 F=2.8 Cl=125.4 Br=0.5 I=0.2 SO4=1688 HPO4=0.3 HCO3=277.4 CO3=2.1 H2SiO3=41.6 HBO2=14.8 亜ヒ酸=0.2 CO2=4.7 亜鉛=0.05
■黒沢温泉・栄屋旅館 7−21頃 500円 掛 ☆☆☆
湯治宿風。4人でいっぱいの内風呂いっこ。そこそこ量投入。割合ヌルつるする。ちょい塩甘味ボウ硝味微土類渋甘味。無色透明。
組合源泉、第2号源泉 ボウ硝泉 43.8度 残4484 pH7.8 Li=0.8 Na=1397 K=14.0 Mg=18.5 Ca=67.6 Fe(U)=0.4 F=1.0 Cl=326.6 Br=0.8 I=0.2 SO4=2328 HPO=1.1 HCO3=431.7 CO2=2.1 H2SiO3=42.1 HBO2=30.3 メタ亜ヒ酸=1.1 CO2=11.5 マンガン=0.02
■黒沢温泉・月の湯旅館 10−16 300円 掛 ☆☆
毎26日は14時まで入館で入浴料無料(土日祝のばあい、翌平日)。投入量がさほどでないことからもボクは黒沢にそんなに魅力を感じない。浴感を楽しんだらいいようだけど。ヌルきしする掛流しは重曹甘味+ボウ硝薬味。栄屋と同じ組合源泉、第2号源泉。
■竜王温泉荘 8−19 300円 1,3木休 ☆☆☆
なぁんてことないうす〜い単純泉の掛流しだか、気に入る。「紙おむつ類おもち帰りください」。地域住人が日帰り利用。微ボウ硝味無臭無色透明ながら、源泉槽では湯面スレスレに源泉がキレイに投入されてるのが良い。体感38度。キシつく。加熱槽とし切られて居てそれぞれ足伸ばせず定員2人のこじんまりとした浴室。素泊3200円くらい。湯巡りで疲れた身体が落ち着く。泊りで利用してみてもいい。女湯に源泉槽はない模様。
龍王源泉 単純泉 40.5度 残242.7 pH7.9 Na=41.27 K=4.904 Mg=0.773 Ca=5.048 A=0.941 Fe(U)=0.068 Cl=8.572 SO4=31.84 HCO3=37.66 H2SiO3=61.25 HBO2=8.084 CO2=6.000 H2S=0.085
■桃源温泉・長者屋敷 830−20 300円 木休 循のよう ☆
ハイジアパークの北。ノボリが沢山目につくがどういう案内なのか解読出来ず迷う。微石膏ボウ硝味無色透明キシキシの無特徴の湯。吸引有り循環のよう。ほんと湯遣いいかんだと思う。露天はカラ。
水林源泉 43.5度 残142.0 pH9.1 Li=0.1 Na=40.8 Ca=2.5 F=9.2 Cl=3.5 HCO3=63.9ほか
■ハイジア赤湯温泉ハイジアパーク 930−2130 1200円
(17〜、700円) 2,4月(祝翌)休 不明 ☆
循/掛不明、オーバーフロー有り。無色透明微弱アルカリ甘味。ヌルつるする。デカイ内&露。高台から、米沢かな、眺める夜景。
南陽市赤湯財産区特別源泉 アル単 45.5度 残176.5 pH9.6 Na=57.0 Cl=5.3 SO4=10.2 HCO3=89.5 CO3=16.9 H2SiO3=59.2?ほか
■湯沼温泉・駒草荘 9−22 300円 不明 ☆
循/掛不明、オーバーフロー有り。檜の座浴露天有り。キシキシ無味無臭無色透明の特徴のない湯。露天があるからか小奇麗な一軒宿、夜は近隣住人に人気。
湯沼源泉 30.7度 残100.5 pH9.0 Na=25.9 SO4=14.3 HCO3=35.0 H2SiO3=36.0ほか
鈴沼温泉は廃業したそう。
■おいたま温泉賜の湯 6−22 300円 3水(祝前or翌)休 掛 ☆
ぐっきしの浴感。掛流しがウリだが、すこ〜し味がするくらいで面白味がない。檜の露天有り。
上新田源泉 単純泉 31.2度 残449.8 pH7.8 Na=135.9 K=2.2 Mg=3.2 Ca=55.1 Fe(U)=0.3 F=0.5 Cl=219.9 Br=0.7 I=0.2 SO4=4.2 HCO3=106.4 CO3=0.5 H2SiO3=32.8 HBO2=3.1 CO2=2.8 リチウム=0.08 亜鉛=0.05 マンガン=0.04
■米沢温泉平安の湯 6−23 300円 無休 掛 ☆☆
無加水非加熱掛流しがウリの街中温泉浴場。半露天有り。少しの甘味にボウ硝味、焦げた焼き塩鉱物臭。つるキシする無色透明泉は薄い単純泉続きの後の喉越しが好い。
報徳源泉 食塩泉 48.6度 残1181 pH7.8 Li=0.1 Na=367 K=5.3 Mg=3.9 Ca=59.5 Mn=0.1 F=2.6 Cl=491.7 Br=1.1 I=0.1 SO4=172.9 HCO3=108.8 CO3=0.5 H2SiO3=36.4 HBO2=2.0 CO2=2.9
■米沢金池温泉巽 6−23 300円 3か4木休 不明 ☆☆
ぐっきし。循/掛不明、オーバーフロー有り。少しの塩甘味に渋味ボウ硝味+α。この先好きになる温泉かも。難しい。
巽源泉 28.2度 残2043 pH8.2 Li=0.5 Na=568.5 K=8.8 Mg=1.0 Ca=208.6 Al=0.5 Mn=0.1 Fe(U)=0.3 F=5.2 Cl846.4 Br=1.1 I=0.2 SO4=349.4 HCO3=35.6 CO3=0.4 H2SiO3=19.4 HBO2=7.0 CO2=0.4 亜鉛=0.01
白沢の湯は時間外。6−2230 300円 1月(祝3月)休
本レポより、YEBISU→恵比寿 に改名します。以後、よろしくお願いします。
先月、甲府にOPENしたばかりの日帰り施設です。料金700円、回数券5回分で3,000円。
ここは食事処が洒落ています。受付を過ぎると、浴場への通路は見当たらず、ロビーと食事処が一体化した吹き抜けの大空間が現われます。テーブルがなければ舞踏会の会場のようです。
テーブル席、畳席があり、畳席の向こうの中庭では、おばさんたちが揃って気持ちよさそうに足湯しているのが見えます。食事しなくてもボーっとしていられる小スペースもあります。2階には畳の大広間もあり、踊り場からの食事処の俯瞰も素晴らしいです。
浴場へ行くには食事処を通らねばなりません。食事処はどのポイントも居心地がよく、設計者のセンスは抜群だと思いました。
温泉は1g/kgを少し超えるくらいのNa-Cl塩化物・炭酸水素塩泉です。入ってすぐ上品な肌触りとお茶(緑茶ではありません)のような温泉臭(モール臭?)に安心しました。おとなしいお湯ですが、いかにも炭酸水素塩泉らしく、秘めた湯力が体に浸透してくるような感覚。内湯のぬる湯(39〜40℃)は加水されていますが、おそらく水風呂に使われている良質な井水(だと思います)を使っているのでしょう、加水されて悪くなったという印象はまるでありません。加水は温度調節が目的と思われます。ぬる湯槽の一部がジャグジーになっていてブクブクやってますが、掛け流しと思われます。湯づかいには満足しました。湯が緑色に見えるのは浴槽の色のためで、実際は無色透明のようです。
ここは国道20号を逸れてすぐ400mくらいのところにあり、深夜25時まで営業しています(入館は24時まで)。信州遠征帰りの休憩など、なにかと利用できそうです。
【行き方】
東京方面からの場合、国道20号上阿原交差点を斜め北西に入り300m、突き当り(玉諸小学校)を右折して次の突き当たりにある「養老の滝」(居酒屋)の入り口から奥へ進む。(山梨県甲府市上阿原町590-3)
しかし新潟の地震の被害は凄まじいですね。越後路の湯巡りではあの辺りにも訪問した事があるだけに、被災者の方にはお見舞い申し上げます。
土曜日、先月に続いて再び房総方面にお邪魔してみました。
朝早く出ると、都内も渋滞なくスムーズに抜けられますね。久しぶりに天気の良い週末でした。
「勝浦温泉」「山中温泉陽気の湯」の2湯の訪問でしたが、どちらもビックリするほどの名湯ではありません。しかしながら、しみじみとした味わいのあるいい湯でした。
<山中温泉 陽気の湯> (千葉県富津市 600円でお茶菓子接待付き)
内房の鋸南町保田から鴨川へ向かう長狭(ちょうさ)街道を走り、横根峠と言う小さな峠を越えて左に。県道182号上畑湊線を、志駒川(しこまがわ)の谷に沿って走ります。
この道は「もみじロード」という愛称が付いており、道端のもみじはまだ青々としていましたが、紅葉の時期は素晴らしい眺めになるのでしょう。
しばらく緩やかなカーブを切りながら走ると、手書きの看板を目印に左側にぽつんと小さな公民館のような建物があります。木造スレート葺の建物の玄関の上に、燦然と輝く温泉マークが温泉であることを示しています。
玄関先には「本日入浴できます」の掲示。火、木は予約のみ、基本的には土日しかやっておらず、12:30から18:30の営業との事です。
玄関にて湯を乞います。中は広間に長机が2つあって小さな休憩室になっており、切り盛りしているおかみさんらしき人が愛想良く応対してくれました。
休憩室の横に男女別の内湯がそれぞれ1個ずつ。2人も入れば一杯の脱衣場です。
浴室は狭い2〜3人用のやや広めのポリ浴槽に、洗い場が2個。壁は木張り、床は平石作りの浴室は何もかも小ぢんまりかつシンプル。ポリ浴槽には、淡い萌黄色の湯が満たされており、薄茶色の粉状の湯花が舞っていました。
浴槽は家庭用の風呂給湯器のシステムで、溜め湯の沸かしですが、源泉の冷カランと沸かされた湯が出てくる温カランがあってどちらも自由投入可能です。
肌触りはツルツルとなかなか気持ちがいい感触があります。カランから冷たい源泉を味見してみると、塩味+旨みの吸い物ダシ味系、若干アンモニアのような?香りがします。
食塩泉ですがあまりほてらずにさっぱりとした湯上りで、非常にスベスベとした肌触りが残りました。分析表には湧出温度18.6度のナトリウム塩化物泉で、旧泉質名では含ホウ酸−食塩泉。
風呂上がりにはおかみさんがお茶とお茶請けを用意して待っていました。
お茶請けは栗の渋皮煮で、甘くねっとりとして大変美味。その時々の季節のものでおかみさんがお茶請けを用意するそうで、シシ肉なんかも出ることがあるとか。
お茶を貰いながらおかみさんとの話に花が咲きます。この辺りは市の水道がなく、水を確保するために3箇所にボーリングをしたところ、それぞれから清水、鉄分を含んだ水、そしてこの温泉が湧いて出て、5年前くらいからこの温泉を始めたと言うことです。
みんな一人か二人で来て、静かにゆっくりと過ごして行かれますよ、木更津の方から毎週通ってくる人もいますよと笑っておられました。
お茶を飲みながら房総の山や自然の話にも花が咲き、すっかり夕暮れになるまでくつろいでしまいました。
房総の山里の静かな雰囲気に包まれた温泉茶屋という雰囲気です。また紅葉の時期でも、おかみさんの人柄に触れに、一人でぶらっと訪問してみたい所です。
スパム対策として投稿者のメールアドレスが非表示となり、システム経由でメールが
届くようになったみたいですね。対スパムで入れていた全角文字を削除しなくちゃ。
管理人様失礼します。サーフィンしててここにたどり着きました。
日々のストレスがパアっと吹き飛ぶっていうか、特にこの季節温泉最高ですよねぇ〜(^^)
皆様もよろしければ公開したばかりですが、HPに遊びに来てください。日本全国の混浴・貸切温泉のデータベースです。そのほとんどが日帰り可能の場所です。秘湯探しにはいいかも。
場違いなようでしたら削除して頂いてかまいません。失礼いたしましたm(_ _)m
>やませみさん
私も条例じたいが載っていないか探したのですが、見つかりませんでした。
ご指摘の内容どおりなら、先にあがっているHPや私の早とちりということになりますが…。そうなると、大鷹の湯の掲示・主張も疑問ですね。要らぬ気苦労だとよいのですが…。
ところで、宮前区のクラウン健康センター、行ってきました。
37℃の源泉となるとかなり掘ったのでしょうか、4,500mg/kgくらいの濃さでしたが、よくある黒湯でした。近所の千年温泉が深井戸程度の掘削深度ということからすると、ちょっと物足りない気もしますが、透明度15cmの黒湯臭漂う比較的良好なお湯が楽しめました。露天が41℃くらい(掛け流し?)、内湯が38〜39℃でしたが、なんだか露天のほうが鮮度が高いように思いました。
お湯はまあまあでしたが、施設が古くておやじ臭いし、1,800円は高すぎますね。
保健福祉部生活衛生課のページに、条例改正の説明がpdfで掲載されています。
それによると、
> ○ 浴槽の温湯の消毒は塩素系薬剤を使用し、一定の遊離残留塩素濃度(※3)により管理すること
> ※3 遊離残留塩素濃度の管理は、通常で1L 中0.2mg 〜0.4mg 程度を保持することとし、
> 最大でも1L 中1.0mg を超えないようにするものとしました
> (原湯及び原水が常時浴槽に補給される構造の浴槽等は除きます。)
最後の()内は「掛け流し浴槽では消毒の必要がない」という意味ではないのかな〜?
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