クチコミ 情報 |
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>秩父の「凡の湯」は、ガウスさんのHPのレポにあるんですが、湧出量は1号井戸で12L、2号井戸で11Lしかありませんが、秩父では一番ヌルヌルするのではと思われるいいお湯なんです。加熱循環で決して掛け流しではないんですけど…。
うーん、私は循環湯は最初から想定していませんでした。今はいいとして、50年後に同じ湯量が確保できるのだろうか…とは思いますが、一町村に一温泉施設というのは確かにひとつの夢ではありますよね。日本の現在の温泉は観光・行楽を目的としているところがほとんどなので、ミニ鹿教湯温泉のような療養型の施設がもう少し出てくることを私も期待しています。
「普段着の温泉」…すみません…テレビは言われないとチェックしないので…今度見て感想を書き込みます。ONKEN21さんも八岩さんの「温泉と共同湯」、是非図書館購入依頼をお願いします。掛け値なしにいい本です (^^)
こんにちは。horihです。
昨日、久々に温泉を追加しました。茨城県の大子温泉を追加しました。ご覧なってください。
「北海道の公営温泉」 著:小野寺淳子 発行:北海道新聞社
ISBN4-89453-238-7 2002.11.30 1500円
旅・温泉・食をテーマにしてユニークな著作を出しているジャーナリストの小野寺さ
ん(愛称あっちゃん)の新作です。北海道内の公共温泉のうち108カ所が紹介されて
います。あとがきで書かれているように著者は「民営温泉愛好派」で、公営温泉が本
来の道を踏み外しているのでは、と批判的です。それでも公営ならではの役割と目的
意識をもって努力する良質な施設が少なくないことで、次の3つの条件に照らして掲
載施設を選択したそうです。
・ハンディキャップのある利用者に対し思いやりのある施設の設計やサービスを行っている
・お湯のコンディションが良く衛生管理が行き届き、保養施設として優れている
・地域産業や観光地としての魅力を伝える基地的役割を果たしかつ民間施設と競合しない
とくに注目すべきなのは、湯遣いについても詳しく取材・聞き取りしていることで、
「薄めず塩素殺菌もしていない源泉を常にかけ流し」
「濾過機だけを通して循環させず」「熱交換機で温度調整」
「湯口から供給しながら循環使用」「浴槽のお湯は毎日換水」
という記述がほとんどの施設でしっかり書かれています。
一部に何の記述もない施設もあり、これは了承が得られなかったとみていいでしょう。
前作の「北海道の民営温泉」も立派な内容でしたが、やはり全て現地取材をきちんと
行って書かれたガイドは実感がよく伝わってきます。単に施設パンフのまる写しの宣
伝広告みたいな温泉ガイドが多いなか、我々利用者に本当に役立つガイドはこういう
ものだという見本だろうと思います。
なお、著者の次回作は北海道の「温泉大辞典」だそうで、今年いっぱいは温泉800件を
網羅する取材行脚に明け暮れるそうです。大いに期待しましょう。
大沢温泉「民宿こんや」 立ち寄り不明
静岡県賀茂郡松崎町大沢143 TEL/0558-43-0106
http://www6.ocn.ne.jp/~konya/
大沢橋のすぐそばにあり、露天風呂へ行くたびに屋根の看板が気になっていた民宿に
泊まってみました。進入路が狭くて車が用水路に落ちそうになり冷や汗。ほんとは橋
そばの共同駐車場に停めるんだそうです。
人家に囲まれた2階屋で部屋は大小5室くらい。けっこう昔から旅館として営業して
いたみたいです。雲見あたりの立派な民宿と比べると古ぼけた感じは否めません。鮎
釣りのシーズンには常連さんでけっこう繁盛するらしいですが、この日は観光バスの
運転手さんと我々の3人だけでした。
浴室は増築した別棟の2階にあり、大小というか小と極小の2カ所の内湯。ほとんど
一人用サイズの極小のほうにだけ湯が張られていました。源泉と加熱湯のカランから
ホースで浴槽に注入するようになっており、37℃ほどの超ぬるい源泉が常時3 L/min
ほどちょろちょろ掛け流されています。ぬるいうちは湯の特徴が薄く、かろうじて真
湯ではないとわかる程度ですが、加熱湯をどんどん足していくとだんだん石膏臭が立
ってきて良くなっていきます。あまり濃い湯ではなさそうで目立った浴感はないので
すが、新しい湯を独り占めするのはけっこう気分がよいものです。
夕食はけっこう豪華で、母ちゃんの手作りっぽいところが嬉しく、魚以外の食材はほ
とんど自家製とか。父ちゃんが川原で採ってきたばかりの山野草も、天ぷらやおひた
しでどんどん出てきます。名前しか知らなかった葉っぱをかれこれ10種類も食べたで
しょうか。翌朝帰りには自家製のわさび漬けやしいたけ、デコポンなんかをいっぱい
お土産にもらってしまいました。(2002.2.23)
<掲示> なし
大沢温泉ホテルと同源泉とのこと 石膏泉型の単純温泉かと思う
別サイトに出ていた情報によれば、TBSドラマ「温泉へ行こう4」の舞台として四万温泉
が選ばれたそうです。特に、四万たむらが撮影に協力するのだそうです。
これでまた、四万温泉の人気が高まるのではないかな?
ネットサーフィンしてたら、こーゆー文書も見つけました。国の温泉衛生行政の総元締め
であった厚生省(当時)の生活衛生局指導課長さんが、現場の行政指導を担当する各都道
府県・各政令市・各特別区衛生主管部(局)長の皆さんに、「関係者に対し衛生管理の徹底
をお願いいた」した文書の一部です。
この文書によれば、公衆浴場や旅館のお風呂に入る際には、単に、「かけ湯はしっかり!」
では十分とは言えず、より積極的に、
浴槽に入る前に石鹸等を用いて体をよく洗う
ということが「期待される湯チケット」となっています。「お上」さまのおっしゃること
ではありますが、一つ大いに勉強になりました。
以下、引用
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2 浴場利用者に対する注意の喚起について
浴場業及び旅館業の営業者が次の事項を脱衣場に掲示するなどして利用者に衛生上の注意
を喚起するよう指導されたいこと。
(1) 浴槽に入る前に石鹸等を用いて体をよく洗うとともに、出る際にもシャワー等で体
を洗い流すようにされたいこと。
(2) 下痢症状のある者については、利用を差し控えられたいこと。
衛指第一二二号 平成八年七月二六日
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引用終わり
ちなみに、この間のONKEN21さんの山中温泉の公共温泉施設再開に関するカキコで
紹介されていたリンク先に飛んでみたところ、山中町長、田中實先生のお言葉が載ってい
たのですが、その中で田中先生は、
■入浴される皆さんにご協力をお願いします
安心して入浴できる共同浴場ににするためには、施設の管理面だけでは十分でない
場合があります。入浴マナーをしっかり守るなど、入浴者の協力も大切です。
と町民の皆さんに呼びかけられた上で、特に、
掛け湯だけして浴槽につかったり、タオルを持ち込んだりしていませんか?
と問いかけておられました。この問いかけの前提には、上記の厚生省の「お願い」のよう
な脈絡もあったわけですね。。。多分。
まぁ、なにかと酷評されることも多い、霞が関の「お上」さまのおっしゃることであって
も、「良いことは良い!」と評価するのが公正というものですね。
ところで、末筆ながら・・・
ONKEN21さん、過分のお言葉、恐縮です。
>すなっちさん
>西日本新聞とONKEN21さんの情報を合わせると、掘削で70Lということなので、
>やはりかなり無理がある計画だったのではないかと思われます。
実はこれ以上少ない湯量でも結構いい温泉施設はいくらでもあるんです。
例えば秩父の「凡の湯」は、ガウスさんのHPのレポにあるんですが、湧出量は1号井戸で12L、
2号井戸で11Lしかありませんが、秩父では一番ヌルヌルするのではと思われるいいお湯なんです。
加熱循環で決して掛け流しではないんですけど…。私としてはああ言った温泉を想定しています。
正反対の例としては新潟の寿和温泉が3700Lも湧いていて循環しているのが引っかかってしまいます。
要は湧出量の多少にかかわらず、湯使いによって温泉は変化してしまうのです。
三股町は少ない湧出量を湯使いでうまくカバーする方策を考えてほしいです。
町おこしを狙ったような豪華施設にこだわらなければ十分可能だと思います。
>共同浴場の歴史のないところで、いきなり共同浴場をつくっても、どうやって運営していくのか
>を相当考えないと…と思うのですが…。
NHKの「ふだん着の温泉」は毎週欠かさずビデオに録画して見ておりますが、あの番組にかなり
ヒントが隠されているように思いました。
>ざもではさん(小山温泉思川について)
>過去ログにもレビューがあったような気がしますが、
私が先月レポしておりますが、すでに過去部分から消えています。
クマオさんがログを取っているみたいですので、数ヶ月後にまた公開されると思います。
私のレポは下記HPにも掲載されていますので、よろしければ読んでみて下さいね。
http://wing.zero.ad.jp/dada/spa/kantou/toch006.html
>七篠さん
いつも貴重なご意見ありがとうございます。いつも大変参考になります。
昨日は以前上毛新聞で紹介しました利根川対岸、群馬県尾島町の温泉掘削現場の温泉櫓を見て、
新田温泉やくしの湯の「ユーランド新田」で入浴してきました。
1/11付上毛新聞の記事を一部引用させていただくと
>尾島町は二月、健康福祉増進センター(仮称)の建設を計画している備前島地区で、温泉の掘削
>に乗り出す。温泉を軸としたセンターの具体的な構想も十日までにまとまり、新年度中の着工を
>目指す。
>昨年十一月には県の事業認可も取得し、二月中旬にも掘削を開始する予定だ。
>泉脈は一九九九年に掘削に成功した新田町と同一のものとの見方が強く、泉質は神経痛や筋肉痛、
>冷え性、慢性皮膚病などに効能があるとされるナトリウム炭酸水素塩温泉とみられている。
>構想によると、同センターは延べ床面積約千九百平方メートル。一般的な浴室や露天風呂、
>サウナのほか、身体の機能回復訓練を行う歩行浴場、障害者専用でリフト付きの福祉浴場などを
>設置する予定。
> センター隣接地には親水ゾーン、遊具広場、芝生広場などを備えたウオーキングやグラウンド
>ゴルフなど軽スポーツも可能な多目的公園を建設中。敷地約二万平方メートルで、新年度中の
>完成を予定している。
場所は国道354号の尾島町から太田市に入る手前、石田川の東橋そば。文末の地図を参照。
国道354号を走ると掘削用の温泉櫓が目に付きますので誰でもわかるかと。
掘削現場にあった「温泉掘削許可済」証は以下の通りです。
許可年月日番号:平成14年8月8日 群馬県指令薬第126-3号
許可地:群馬県新田郡尾島町大字備前島稲荷南196-1
許可を受けた口径:103.9mm 深さ:1600m
着工年月日:平成15年1月20日 完成予定年月日:平成15年8月29日
申請者住所:東京都豊島区南池袋2-49-4 氏名:朝日航洋株式会社 代表取締役社長 塚田●
道路向かいには「備前島公園(仮称)」が建設中で完成予想図は以下のようになっていました。
施工面積:2.1ha 概要:見晴らしの丘広場、緑の遊々広場、多目的広場、親水植物ゾーン(修景池)
担当:尾島町役場下水道課
隣にあった「公園工事中」の看板は以下の通りです。
平成14年度町債 備前島公園新設工事
期間:平成14年12月13日〜平成15年10月13日
問合先:尾島町長0276-52-1511
また尾島の温泉について情報がありましたら、お知らせします。
自宅から約20分、尾島での温泉掘削の成功をお祈りしています。
後日、尾島と同一となりそうな新田温泉やくしの湯「ユーランド新田」の入浴レポを掲載します。
↓尾島の温泉掘削場所
ネットサーフィンしてたら、通常価格と比べてかなり格安となる特別企画を発見しました。
ご紹介します。学生さんには特にお得な内容になっていますね。
以下、引用
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限定企画
平成15年3月10日〜4月30日までのプラン
春の記念日プラン
卒業・入学・新生活のスタートなど春はお祝いしたいことがいっぱい
ちょっと贅沢に温泉旅行でお祝いはいかがですか?
魅力の選べる特典のついたサービスプランです
平日料金11800円(サービス料、税金込)
学生限定 春の記念日学割プラン
平日料金 9800円(サービス料、税金込)
*両プランあわせて一日5組様の限定
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引用終わり
◆詳細情報 ↓
過去ログにもレビューがあったような気がしますが、検索してもひっかからないようなの
で紹介します。昨年オープンしたばかりで施設は比較的新しいです。
小山ゆうえんちが掘った温泉です。やたら広いゆうえんちの駐車場がそのまま使えるので、
車で来ても心配ありません。観覧車のあたりに温泉がありますので、車で小山市内に入っ
たらそれが目印になります。電車だと、小山駅下車でゆうえんちの無料シャトルバスが1
時間に1本走ってます。本数は少なめですが、路線バスもあります。(関東バス)
温泉施設ですが、客の量のわりには手狭です。湧出量は150リットル/分とのことで、源泉
の量に合わせて施設を作ったっぽいです。37.1℃ということなので加熱でしょう。(湯船
の温度計は40℃でした)風呂は男湯と女湯を1月に一度交換しているそうです。
あまりに手狭すぎて、昔のヘルスセンター(小山、小山、小山ゆうえんちで有名なCMソン
グにも出てきます)の宴会場を、温泉客向けの休憩室として開放しています。別棟なので
すが、両者をつなぐ通路はどう見てもあわてて作ったっぽいです。客の量が予想より多か
ったとみえます。
風呂は10人ほど入れる内風呂、6人ほど入れる源泉風呂、20人ほど入れる露天風呂があり
ます。このほかにサウナ、水風呂等がありましたがチェックはしませんでした。露天風呂
からは思川が見えます。源泉風呂以外は循環のようですが、湯船が狭いのでお湯の鮮度は
そんなに悪くはないと思います。源泉風呂だけが塩素臭が強いというのが最大の謎ですが。
泉質は弱アルカリナトリウム-塩化物泉ということで、なめると塩辛いです。(飲泉可とい
う表示はありませんがそう書いてありました)
料金は平日700円、休日800円とちょっと高めです。ゆうえんちとのセット券もあるようで
すが、そもそもゆうえんちに人はいませんでした。ボディシャンプー、シャンプーは備え
付けですが、タオルは有料です。このほか食堂もあります。カラオケ施設もありますが、
個室制なのですさまじい音を聞かされる心配はありません。
お客の声を聞くためのノートがあり、管理人らしきコメントもついてました。ビール飲み
ながら煙草がすえるようにしろ、とか(書き忘れましたが、食堂は禁煙です)、そのほかか
なりむちゃくちゃなことがいっぱい書いてありましたが、源泉風呂の給湯口が垢で汚れて
いる、とかいう客からの声があって、施設の方が、それは温泉の成分です、と答えていた
のが印象的でした。塩素臭がするとかいう意見はなかったです。
どちらかというとファミリー向けというよりは、大人を意識した施設になってました。
駐車場には県内ナンバーだけでなく、かなり遠方のナンバー(袖ヶ浦等)の車まであり、温
泉好きの人があちこちから訪れているのが分かりました。
温泉通の人には少しものたりないかもしれませんが、地元民としては、「小山ゆうえんち
は今掘ってる温泉が掘り当てられなかったら.....」とかいう、かなり悲壮感の漂う話ば
かり聞いていたので、実際に温泉が掘り当てられて、さらにそれなりに繁盛しているよう
でほっとしています。
営業時間は10:00〜22:30。月に1日ずつ、不定期で保守点検のための休業日があります。
源泉100%であっても、浴槽の容積に対する単位時間当たりの源泉投入量があまりに少
なければレジオネラ菌が繁殖する場合もあり得ますよね。
やはり源泉投入率を利用客にわかりやすい形で表示するのがより適切ではないかと思いま
す。例えば、浴槽ごとに、その源泉投入量で浴槽の容積を満たすのに何分かかるかに着目
して、それが25分なら「源泉投入率25」とするとか。
加えて、もし「パスカルの罠」を併用していれば、そうでない場合と比較して、浴槽の泉
質はより良好な状態を維持することになるでしょうから、「源泉投入率25+パスカル」
とするとか。
で、例えば、「源泉投入率30」以下、あるいは「源泉投入率50+パスカル」以下なら
「1時間当たり浴槽の容量以上のろ過能力を有する濾過器」を設置した場合ど同様に取り
扱うこととするとか、したらいいのではないかと思います。
利用人数を加味した指数を設定するというのも、一つの考え方ではありますが、これは
事後的にしかわからないので、さし当たり、上記のような源泉投入率を表示することに
してはどうでしょうか?
ただし、これらの数値は、今のところ、科学的根拠のある話ではないので、もし「源泉
投入率」基準を設ける場合には、専門家による実験が必要となると思いますが・・・。
皆さんのご意見をお聞かせください。
◆バスカルの罠 参考資料 ↓
ONKEN21さん、新潟の旅、お疲れ様でした。五十沢温泉ゆもとかんには、私もいつか行ってみたいです。
三股町の温泉施設について。
>70L/分でも出ている温泉が無駄になってしまいます。
西日本新聞とONKEN21さんの情報を合わせると、掘削で70Lということなので、やはりかなり無理がある計画だったのではないかと思われます。自然湧き出しだったらGO!≠ナよかったんでしょうけど…。
>地方自治体にありがちなハコモノ依存は改めるべきだと思います。小さな共同浴場で小さなコミュニティーを築き育てる、これも自治体の役割ではないでしょうか?また保健行政的にも温泉が健康に果たす役割は大きいものがあります。行政側も温泉の持つ本来の役割にもっと目を向けてほしいと思います。
これについてはまったく同感です。ただ、三股町という町は、どういういきさつで温泉施設をつくることになったのでしょう?? 共同浴場の歴史のないところで、いきなり共同浴場をつくっても、どうやって運営していくのかを相当考えないと…と思うのですが…。 →→小さなコミュニティーを行政が応援する施策が何かあるといいですね。
西日本新聞 12月18日/朝刊
この間の某放送協会の特報番組でS万温泉が紹介されたときに、たしか客室数10の小さ
な旅館で老夫婦二人で切り盛りしているところが紹介されてましたね。露天風呂は、毎日、
換水、清掃しているのに対して、内湯は、投入源泉の湯量豊富なのだけれども、毎日、清
掃できないので循環装置をつけているということでした。レジオネラ菌の検査をしたとこ
ろ循環装置からレジオネラ菌は全く検出されなかったのだが・・・、という話だったと思
います。
この小さな旅館の事例は、おそらく湯量豊富なので本来、循環装置をつけなくても大丈夫
なのだけれども、循環装置をつけないと、投入湯量の大小にかかわらず、毎日、換水と掃
除をしなければならないことになっているために、どちらかというと仕方なく循環装置を
つけている、ということではないかと思うのですが、皆さん、ご異見ありますか?
どうしてこういうことになったのか、考えてみたのですが、旅館業を監督している県庁に
対して「技術的助言」を与えている厚生労働省の文書の旧版に次の文章がありました。(な
お、この文書は、平成15年2月14日付の健発第0214004号によって下記のカキコでご紹介
したように改正されました。)
以下、引用
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(3) 循環ろ過装置を使用していない浴槽水及び毎日完全換水型循環浴槽水は、毎日完全
換水すること。また、連日使用型循環浴槽水は、1週間に1回以上定期的に完全換水し、
浴槽を消毒、清掃すること。
生衛発第1811号 平成12年12月15日
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
引用終わり
つい最近まで、こういう文章が霞が関の「お上」さんの「技術的助言」の中に存在し、かつ
「源泉かけ流し基準」が浴槽ごとの源泉投入率を具体的に数値を示す形では存在していない、
という状況があったわけです。
こーゆー状況では、厚生労働省の温泉担当課の課長補佐さんが、いくら
適切に施設の消毒と清掃をすればレジオネラ菌の被害はほぼ防げ
る。安易に塩素に頼るべきではない
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/2003/feb/kiji/0211spring.html
という極めて進歩的なお考えを抱いていらしたとしても、実際の行政指導の現場
を担当する県庁のお役人さま達としては、公衆衛生確保の見地から、
毎日、換水、掃除をしない浴槽は、源泉投入率の大小にかかわらず、
循環装置をつけさせて、厚生労働省の数値基準に合致するように塩素
をしっかり投入させる
ということになってしまったのではないだろうか、と思うわけです。
でも、最近は、少しずつですが、下記のカキコでご紹介したように、
「浴槽の容量に比して原湯若しくは原水の流量が多」
い場合が規定の但し書きに登場するなど、源泉投入率の意義に関する理解が「お上」さん
やお役人さま達の間にも広まりつつあるのではないかと思います。
・・・今後の成り行きが注目されますね。
温泉スタンドからドリームタウンに行って、いよいよ入浴することにします。ドリームタウン
とは変わった名前ですが、ヘルスセンター・露天風呂・温水プールを総称した名称のようです。
今は公的にはドリームタウンと言う名称を使わず、「平成の湯 寿和温泉」を正式名称として
いるようです。露天風呂のみ別棟で、隣には新潟県教職員互助会館の宿泊施設「ひめさゆり荘」
(1泊2食税込宿泊料9390円〜/日帰り入浴7〜22時500円無休)と称する公共の宿があります。
残念ながら、期待した露天風呂は湯の温度が上がらないため休業中でした。雪見の露天風呂は
ついにできませんでした。ヘルスセンターの受付の方によると、露天風呂は3月末までには修理
して営業を再開し、それ以後は冬季も含め通年営業できるのでは、との事でした。仕方なく内湯
のみのヘルスセンターの方に入浴します。
受付を入ると右手に観光の展示コーナーがあり、左に券売機があります。入館料金は全施設共通券
が900円、ヘルスセンター600円、温水プール500円、露天風呂500円。共通券とヘルスセンターは
以前より100円値下げとなっているようです。私はヘルスセンターのみにしました。なお、料金は
不明ですが、午後6時以降は夜間割引があります。私が入館したのは17:30で惜しい!受付で入館
券を渡すと、各コースごとに色分けされたロッカーキーが渡されます。受付少し先には「寿和温泉
自噴状況・湧出量3700L/分」と書かれた10M位の温泉の噴水の写真が展示されいました。10年前の
93年湧出だそうですが、これはスゴイ!
突き当たりを左に行くと2階に仮眠室完備の休憩所、3階には温水プールを望めるトレーニング
ジムがあり、雪深い過疎の村であることが信じられない充実ぶりです。さすが某元総理のお膝元
だけはありますね。ただ、温水プールの利用者は日曜18時30分現在ゼロでした。
受付右手の階段を上ると、脱衣ロッカーとなります。脱衣ロッカー奥でヘルスセンターとプール
入口が分かれており、ヘルセンターへは裸のまま階段を上り3階にあります。浴室に入ると掛け湯
があり、左から寝湯、泡風呂付大浴槽、打たせ湯、階段を上り休憩デッキ、カラン、サウナ、
水風呂という配置。ミニクアハウス・健康ランドと言った趣。とにかく階段が多く高齢者や身障者
にはつらいかも。大浴槽の窓からの雪山や集落の眺めはすばらしいです。
お湯は無味無臭でやや茶褐色、床の温泉の流れた跡に茶色い析出物が付着しています。大浴槽は
カルキ臭こそしませんが、大量投入・大きな吸込口2ヶ所からの吸込ありの典型的な循環です。
たまに溢れることもあり。寝湯の吸込は特に強力。ろ過されてしまうのか成分が薄くなり、
温泉スタンドのような強烈な赤茶色は見る影もありません。これにははっきり言ってガッカリです。
3700Lも湧いていて循環とは建設時の設計ミスを疑いたくなります。湧出量が減少してしまった
のでしょうか?そうでなければ、お金にモノを言わせた村おこしの弊害が表れたのかと感じます。
せっかくの膨大の湧出量とすばらしい成分の温泉が泣いています。果たして別棟の露天風呂や
ひめさゆり荘はどんな湯使いをしているのか気になるところです。まあ、若者や家族連れには
楽しめる施設で村おこしには一定の効果はあると思うのですが…
脱衣ロッカー壁に青い色の掲示表がありました。内容は以下の通りです。
寿和温泉の成分
1.源泉名:寿和温泉2号源泉
2.泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
3.泉温:40.1℃
4.温泉の主成分(1kg中の含有量:mg)
Na=1130 K=23.5 Mg=17.3 Ca=284.8
Cl=698.3 炭酸水素=303.3 硫酸=1962
メタホウ酸=13.3 遊離二酸化炭素=50.4
5.温泉の分析年月日:平成9年12月10日
6.分析者:社団法人 長野県薬剤医師会 検査センター
※飲用の適応症:慢性消化器病、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、肥満症、糖尿病、痛風
(当館では、飲用出来ません。)
平成の湯 寿和温泉
新潟県北魚沼郡入広瀬村大字穴沢20番地
TEL02579−6−3033
営業時間:10:00〜21:00(4月〜10月)10:00〜20:00(11月〜3月)
定休日:毎週金曜日
ひめさゆり荘
入広瀬村大字穴沢25番
TEL02579−6−4001
寿和温泉では露天風呂へも入れず、湯使いも裏切られ、残念な結果でした。帰りは関越道
小出I.Cから乗って、埼玉まで3時間でした。関越のスキー渋滞は21時頃には解消していました。
・朝日新聞「続日本百名山・山の名湯」より
↓道の駅のHPより
http://www.hrr.mlit.go.jp/road/miti_eki/each_folder/irihirose_folder/irihirose.html
↓入広瀬村公式HPより
旅行代理店の日本旅行は、加水循環濾過していない温泉宿を国内旅行パンフで「源泉100%」と表示するようです。(4−6月発の「赤い風船・旬感満彩」シリーズ)
「宿に聞き取り調査結果、水などを加えずそのまま湯船に引き、循環せずにかけ流しにしている天然温泉を『源泉100%』のマークで表示」するとのこと。
首都圏・東北・上信越方面で扱っている753の宿のうち、約23%にあたる175施設が「源泉100%」だったそうです。(日経流通新聞3/6付)
約23%という数値を高いとみるか低いとみるかは、意見のわかれるところでしょうか?
いずれにしても「源泉100%」の商品価値はますます高まりそうですね。
連続投稿ですいません。下記のカキコでご紹介した厚生労働省の文書には、次のようなこと
も書かれています。これから類推すると、単位時間当たりの源泉投入率が比較的大きな浴槽
については、循環装置をつけることなく源泉かけ流しとしても結構、ということにして、そ
の基準を数値で明示する、ということも可能なのではないか、と思います。皆さん、どう
思われますか?ご意見をお聞かせください。
以下、引用
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ろ過器を設置する場合にあっては、
ろ過器は、1時間当たり浴槽の容量以上のろ過能力を有し、かつ、逆洗浄等の適切な方法
でろ過器内のごみ、汚泥等を排出することができる構造であるとともに、ろ過器に毛髪等
が混入しないようろ過器の前に集毛器を設けること。
健発第0214004号 平成15年2月14日
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
引用終わり
最近、改正されたようです。
サワリのサワリ・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
浴槽 毎日完全に換水して浴槽を清掃すること。
ただし、これにより難い場合にあっても、1週間に1回以上完全に換水して浴
槽を清掃
健発第0214004号 平成15年2月14日
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
浴槽水の消毒に当たっては、塩素系薬剤を使用し、浴槽水中の遊離残留塩素濃度を頻繁に
測定して、通常0.2ないしは0.4mg/L程度を保ち、かつ、遊離残留塩素濃度は最大1.0mg/L
を超えないよう努めること。また、当該測定結果は検査の日から3年間保管すること。
ただし、原水若しくは原湯の性質その他の条件により塩素系薬剤が使用できない場合、原
水若しくは原湯のpHが高く塩素系薬剤の効果が減弱する場合、又はオゾン殺菌等他の消
毒方法を使用する場合であって、併せて適切な衛生措置を行う場合には、この限りではな
い。
(注)
※1
温泉水等を使用し、塩素系薬剤を使用する場合には、温泉水等に含まれる成分と塩素系薬
剤との相互作用の有無などについて、事前に十分な調査を行うこと。
※2
塩素系薬剤が使用できない場合とは、低pHの泉質のため有毒な塩素ガスを発生する場合
、有機質を多く含む泉質のため消毒剤の投入が困難な場合、又は循環配管を使用しない浴
槽で、浴槽の容量に比して原湯若しくは原水の流量が多く遊離残留塩素の維持が困難な場
合などを指す。この場合、浴槽水を毎日完全に換水し、浴槽、ろ過器及び循環配管を十分
清掃・消毒を行うこと等により、生物膜の生成を防止すること。
※3
高pHの泉質に塩素系薬剤だけを用いて消毒をする場合には、レジオネラ属菌の検査によ
り殺菌効果を検証し、遊離残留塩素濃度を維持して接触時間を長くするか、必要に応じて
遊離残留塩素濃度をやや高く設定すること(例えば0.5〜1.0mg/Lなど)で十分な消毒に配
慮をすること。
※4
オゾン殺菌、紫外線殺菌、銀イオン殺菌、光触媒などの消毒方法を採用する 場合には、塩
素消毒を併用する等適切な衛生措置を行うこと。オゾン殺菌等他 の消毒方法を用いる場合
にはまた、レジオネラ属菌の検査を行い、あらかじめ 検証しておくこと。
※5
オゾン殺菌による場合は、高濃度のオゾンが人体に有害であるため、活性炭 などによる廃
オゾンの処理を行い、浴槽水中にオゾンを含んだ気泡が存在しな いようにすること。
※6
紫外線殺菌による場合は、透過率、浴槽水の温度、照射比等を考慮して、十 分な照射量で
あること。また、紫外線はランプのガラス管が汚れると効力が落 ちるため、常時ガラス面
の清浄を保つよう管理すること。
健発第0214004号 平成15年2月14日
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/legionella/030214-1.html
再録ですが、これは厚生労働省の温泉所管課の課長補佐さんのお言葉です。
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/2003/feb/kiji/0211spring.html
はじめまして。けんたろうと申します。
関東周辺(?)かどうかはかなり微妙ですが
下呂温泉でおすすめのお宿をいくつか紹介していただければと思います。
iSizeトラベルなどで検索していましたが、口コミなどで教えていただければ
と思いました。
条件としては、〜1万5000円/泊 程度、夕飯はお部屋にて、あたりです。
お湯を重視したいなぁと思っています。
教えて君で申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。
最近テレビや新聞などで温泉の循環とレジオネラ問題が取り上げられ本当に深刻ですね。
私は循環式が全てダメとは言いませんが、一番問題なのは「湯を完全に入れ替えるのは1週間に
一度だけ。」と言うことに尽きると思います。銭湯並に1日に1回は湯を取り替えることは
できないのでしょうか?国が指導すべきことは「塩素指導の強化」ではなく、「換水頻度を上げる」
ことだと思います。
>宮崎県三股町。1月下旬、町議会は公共温泉施設の建設中止を決めた。
私はそこまでしなくてもいいと思います。せっかく70L/分でも出ている温泉が無駄になって
しまいます。70L/分でも掛け流せるような小さな仮設共同浴場を作ればいいのではないでしょうか?
地方自治体にありがちなハコモノ依存は改めるべきだと思います。小さな共同浴場で小さな
コミュニティーを築き育てる、これも自治体の役割ではないでしょうか?また保健行政的にも
温泉が健康に果たす役割は大きいものがあります。行政側も温泉の持つ本来の役割にもっと目を
向けてほしいと思います。
>やませみさん
湧出量第2位についてお返事ありがとうございます。実は私も草津温泉ではないかと思っていました。
寿和温泉の3位ですが、これは多分、10年前の93年の温泉湧出時のもので現在の湧出量はかなり
減少しているのかも知れません。あとで入浴施設のレポを読まれるとわかるのですが…。
群馬の「きたたちばな温泉ばんどうの湯」も当初1500L/分もあったものが、すでに500Lに
まで減少し、「城山荘」という施設の温泉使用は中止、今月末で施設そのものも閉鎖となるそうです。
昨日3/7付朝日新聞37面(第3社会面)の「山中温泉発」と言うコーナーで循環式の温泉について
特集を組んでおりましたので、紹介します。Web記事はなかったので、ここで全文紹介します。
見出し:レジオネラ菌感染死続く循環式 豪華施設 お湯には限り
「これが温泉?」厳しい声も
記事:
渓谷沿いに21軒の旅館がある山中温泉。昨年は約54万人の宿泊客が訪れた。「ゆけむり健康村
ゆーゆー館」はその一角にある。開館は90年。打たせ湯や気泡風呂、露天風呂などに加えて、
25mの温泉プールも備える。
1月16日夕、男性(当時68)が気を失って気泡風呂に沈んでいた。湯を吐かせると意識が戻り、
帰宅した。だが、翌日から体の不調を訴え、23日に重症肺炎で死亡。男性の痰からレジオネラ菌
が検出され、浴槽の菌と型が一致した。肺に湯が入り、感染したらしい。
ゆーゆー館は、源泉からの湯を浴槽に流し放しではなく、塩素消毒した湯の汚れを取り除きながら
何度も使う循環式。湯量毎分150Lの源泉を近くの旅館と共有しているためだ。湯を完全に入れ替える
のは1週間に一度だけ。浴槽や循環濾過装置を掃除・消毒する時で、普段は源泉からの新しい湯を
加えながら何日も湯を再利用していた。
■
循環式が直ちに危ないわけではない。だが、消毒や清掃が不十分だとレジオネラ菌が増殖。
その湯を使った打たせ湯や気泡風呂で細かい水しぶきが肺に入ると、感染する可能性が高いとされる。
北海道や秋田、岩手など6道県では条例などで、循環式の浴槽で気泡風呂や打たせ湯の使用を
禁じているほどだ。
厚生省(当時)は00年12月に定めた「公衆浴場の衛生管理等に関する要領」で、循環式の場合は
主に塩素で殺菌し、その濃度は「1L当たり0.2〜0.4mgを2時間以上保つことが望ましい」として
いる。
ゆーゆー館は「風呂がプールくさい」という客の苦情で、塩素の濃度を0.2mg程度の抑えていた。
男性の死亡当日、県が同館の浴槽で採った湯の塩素濃度は0.05mgと低く、レジオネラ菌は国の
基準の26倍に増殖していた。
山中町が設置した対策委員会は2月26日、「打たせ湯は廃止、気泡風呂は気泡をやめて水流だけに」
といった再発防止策を示した。その2日後、ゆーゆー館は1ヶ月ぶりに営業を再開した。
■
循環式は全国に普及している。なぜか。
松田忠徳・札幌国際大学教授(温泉文化論)によると、公共温泉施設はふるさと創生事業で
市町村に1億円ずつ配った88年以降に急増したという。「豪華な施設を造るため、源泉の湯量が
施設の規模に追いつかない。コストの問題もあり、循環式で何日も湯を使い回している施設が
大半だ」
温泉旅館やホテルも事情は似ている。高度経済成長期から続いた団体客の増加で、旅館は全国的
に大型化の道を突き進んだ。しかし、やはり湯量には限りがある。結果的に循環式が増えた。
循環式はおおむね加熱し、殺菌のために塩素注入するほか、貯湯タンクの湯を冷やすために水も
混ぜる。松田教授は「これが温泉と言えるだろうか」と手厳しい。
鹿児島県境に近い宮崎県三股町。1月下旬、町議会は公共温泉施設の建設中止を決めた。
日向市の集団感染を受け、計画を再検討していた。町によると、湯量は毎分約70L。そのまま流す
には足りないので、循環式にせざるを得ない。断念に踏み切った理由の一つは「温泉の効能が大幅
に低下する」だった。
ある旅館経営者はぼやく。「循環式と泉質の関係を問題にしたら、全国の温泉地の7割が行き詰まる」
注:レジオネラ菌
自然界に広く生息し、45種類確認されている。健康な成人の発症はまれだが、高齢者や乳幼児、
病気等で免疫力が低下した成人が感染すると、肺炎やインフルエンザに似たポンティアック熱に
なることがある。循環濾過式浴槽、空調用冷却水、噴水などが感染源として報告されている。
00年は静岡県掛川市の温泉施設や茨城県石岡市の福祉施設で感染事故があり、死者が相次いだ。
02年夏には、宮崎県日向市の第三セクターの温泉施設で集団感染が発生。同県の調べでは、
レジオネラ症またはそれ疑われる症状が295人で確認され、7人が死亡した。
白浜温泉で人気の露天風呂「崎の湯」について気になる記事が・・・
紀伊民報3/7
http://www.agara.co.jp/DAILY/20030307/20030307_001.html
福島市の吾妻高湯では共同湯が4/10にオープンするそうです。
木曜定休 9-21時 250円(予定)
詳しくはこちら
http://www.naf.co.jp/azumatakayu/welcome.stm
皆様、レスありがとうございます。
申し訳ありません、訂正です。
湧出量=毎分210リットル→240リットルでした。失礼致しました。
しかし、これが毎秒だったら足湯を含む全部の湯船を掛け流しにできるどころか、草津を超える大温泉地の形成が可能でしょうね(笑)。
それと、営業時間を書き忘れました。
営業時間:11:00〜翌9:00(入館は深夜2時まで)
オープン11時って遅くありません?閉館時間に合わせてそうなったみたいですけど。
>MASさん、七篠さん
>2850円あれば、
私も電車に乗って他へ行くでしょうね。18きっぷの時期以外だと、足代だけになっちゃいますがだいたい鬼怒川まで行けちゃいますし、あまり遠出出来なくても鶴巻温泉あたりなら温泉入っておつりも来ますからね。私は「弘法の里湯」より「ゆたか」が好きです。
「大江戸温泉」の隣に掛け流しの温泉銭湯(もしくはスパ銭)とか出来たら通ってもいいかも・・・(笑)。
大沢温泉「大沢荘別館山の家」 7-20時 500円
静岡県賀茂郡松崎町大沢445-4 TEL/0558-43-0217
大沢の集落から池代川に沿って500mほど遡ると、鮎茶屋の少し先の川向こうにありま
す。駐車場はないですが路幅が広くなっているのでみんな路駐です。つり橋を渡った
ところが受付兼休憩所、奥には大沢荘の湯治部だった棟があり、今は管理人さんの居
室に使われています。
脱衣所は別ながら露天風呂は1個。丸石を固めた深めの浴槽は相当に古いものですが、
丁寧に掃除されているのでとても清潔。3x6mほどを男女2:1くらいに半ば仕切って
いて、仕切の真下の穴から気泡とともにごぼごぼと間欠的に熱い湯が噴き出してきて
います。排水溝の流量から目算すると80 L/minくらいでしょうか。
夏場はけっこう熱い湯温も、この時季は41℃前後の適温に冷めていて快適。薄めの石
膏泉は臭味にこれという特徴はないのですが、さすがに新鮮な湯にはパワーが感じら
れます。伊豆で秘湯気分を味わうには一番のお薦め処だろうと思います。(2003.2.24)
<掲示> 休憩所に分析表
大沢温泉・大沢3号 H12.2分析
Ca・Na−SO4 47.3℃ pH=8.6 湧出量記載なし*
総計=1187
Na=139.7(36.6) Ca=208.5(62.7)
Cl=20.1 SO4=773.1(95.5) CO3=5.8
H2SiO3=35.3 mg/kg (mval%)
*) 古い分析表では240 L/min 同源泉は大沢荘の本館にも引かれている
>ONKEN21 さん
> 全国第3位、新潟県内では第1位の3700L/分と言う驚くべき湧出量!
> 1位は玉川温泉として、2位はどこなんでしょう?
草津万代鉱は最大湧出量6200L/minで単一源泉としては2位かもしれません。
1位は玉川の9700 L/minですが、これは大部分が未利用なので、
万代鉱の利用量4,700L/minはたぶん全国最大ではないかな〜
いわき湯本は炭鉱の坑道に湧出するのを4300 L/min汲み上げて配給しています。
これも利用量としては2位の単一源泉かと思います。
湧出量がきちんと計測されていない自然湧出泉も多いので、
はっきりとはいえませんが・・・
ドラム缶1個分が1秒で放出されるわけですね。・・・たしかにすぐぉーーーーい!!!
>2850円あれば、
青春18切符なら西那須野(塩原への入り口)、水上、川原湯、中之条、塩山、春日居町、竜王(山口温泉)、
熱海、伊東、三島(修善寺温泉、駒の湯温泉などへの入り口)、いわき湯元(白鳥温泉)
などへ東京都内からJRで往復出来て、おつりが来ます。(利用条件を満たせばですけど・・・)
新潟県六日町の五十沢温泉入浴後は、只見線沿い入広瀬村の寿和(すわ)温泉へ向かいました。
ここの温泉に注目した理由は全国第3位、新潟県内では第1位の3700L/分と言う驚くべき湧出量!
これは期待させます。1位は玉川温泉として、2位はどこなんでしょう?こう考えると埼玉県の
東鷲宮百観音温泉の4800L/分(分析表では2250L/分)もなかなかだとは思います。
さらに寿和温泉は露天風呂もあります。豪雪地帯なので雪見風呂も期待できそうです。ところが…
六日町からは関越道や国道17号を使うのが順当ですが、裏道の国道291号(旧三国街道)を行き
ます。途中、湯咲花温泉「大和町老人福祉センター湯咲荘」を下見。かなり古い老人施設で抵抗が
あったので入浴はしませんでした。291号の小出手前の城山トンネルは開通したのですね。
関越道小出インター近く「道の駅ゆのたに」を横目に県道70号を行きます。途中、広神村に
「神湯温泉倶楽部」と言う日帰り温泉施設があります。かなり豪華な施設ですが、パンフをもらう
ため玄関を入ると早くもカルキ臭が…(^_^;)。ここもパスしてさらに奥へ。途中で国道252号に
合流。めざす入広瀬村に入ります。
入広瀬村は日本でもトップクラスの豪雪地帯。雪の回廊を見るために最奥の大白川地区へ向かい
ます。国道252号線会津・只見方面は大白川駅少し先で冬季閉鎖中、冬季の唯一の足としてJR
只見線が1日3本、結んでいます。大白川からさらに7KMほど奥のニュー浅草岳温泉
「ホテル大自然館(洞窟風呂)」<=冬季閉鎖中・国民宿舎浅草山荘は営業中>までは主要地方道
として除雪されています。その道を走ると2M近い雪の回廊で例年より少ないとは言えビックリ
しました。大自然館まで行った帰り、大白川駅前を通ったら、JR只見線がたまたま列車交換中。
只見方面17時台の最終列車は乗客は何と一人しかいなかったようでした。只見線は8年ほど昔に
青春18きっぷで全線乗ったことがありますが、末永い存続を祈るばかりです。国道252号から
「道の駅いりひろせ」や「寿和温泉ドリームタウン」の看板に従って曲がります。小出方面からは
左折。只見線の踏切を渡って左折、只見線の入広瀬駅前を通って破間川の橋を渡ると寿和温泉に
着きます。小出I.Cからは車で40分。JR只見線・入広瀬駅からは徒歩5分。
●寿和温泉スタンド(JAみのり館)
毎度お馴染み、ナゾの温泉スタンドシリーズin新潟編です。入広瀬村内にも温泉スタンドがある
らしいと聞いたのことも寿和温泉を選んだ理由の一つです。私の知る限り、魚沼地方の温泉スタンド
は湯沢町の「神立の湯」とここくらいしかないようです。まず入広瀬駅にある「雪国観光会館」で
温泉スタンドの場所を尋ねるのですが、「昔は汲めたけど今は汲めるかどうかわからない」と言い
ながら教えられたのが「JAみどり館」の温泉スタンド。駅からは突き当たりを左折、赤い橋を
渡ってすぐ左手にJAみどり館の温泉スタンドがありました。ちなみに国道からですと、寿和温泉
方向に左折してそのまま直進です。またドリームセンターからですと「ひめさゆり荘」の裏手を
右折、さらに右折、突き当たり手前左手に下記のような温泉スタンドがあります。
http://www.imagestation.jp/ja/pc/viewimage.jsp?image_id=987ab4d10450
温泉スタンドは一応屋根付ですが、屋根からの雪解け水がはねて、かなり濡れますね。
まず100円を入れるとモニターに60Lと表示され、100円のボタンを押し、ノズルを握ると待望の
温泉出てきました!一度出始めると全部出切るまで止めることはできません。従ってペットボトル
では汲めないです。なっ、何と出てきた温泉がサビをたっぷり含んだ赤茶色(トマト色)なので、
度肝を抜かれました。一瞬、タンクのサビかと思い、しばらくお湯を捨てて温くなったところから、
また入れ直しましたが、やっぱり赤茶色でした。すごい温泉です。猿川・下仁田田舎人以上の
濁り方です(^^)。これは温泉施設の方へ入るのが楽しみです。ますます胸が高鳴りました。
なお、寿和温泉ドリームセンターの受付で温泉スタンドの湯について尋ねたところ、ドリーム
センターと同じ寿和温泉を山の方の源泉から引湯しているそうです。お湯の濁りについては
「タンクの中で成分が沈殿したものでしょう」と話しておられました。
実際、自宅のお風呂に10Lだけ入れてみましたが、かなり茶色っぽく濁り、非常にあたたまります。
温泉スタンドのお湯としては関東近辺では最もすばらしいかも知れません。
寿和温泉での入浴レポについてはまた後日のお楽しみ。
↓私の「温泉写真集2003」アルバムhttp://www.imagestation.jp/ja/pc/viewimagelist.jsp?album_id=edcb02ec5ce7
>やまちゃん(さん)
情報ありがとう御座います。
なんと、温泉浴槽は1つですか…
2850円あれば、新宿から小田急線で箱根湯本まで行って、共同湯に一箇所入浴できるますね。
やはり、1回行ったら、それでおしまいかな…
P.S.
もし、毎秒200リットル掛け流しの温泉があったら、豪快でしょうね。
「危険ですので、湯口には絶対近づかないでください」とか書いてあったりして(^^;)
大江戸温泉物語は、石原都政がからんでいるのかと思っていましたが、関係ないみたいですね。会見で、浮浪者の人に開放してあげればいいと思うんだけど…と言ってましたので。都は認可するだけみたいですね。東京を代表する日帰り温泉なわけですから、ぬめりはやめましょうよ。約¥3000もするんでしょ?? 強塩泉だと、リピーターはどうなんでしょう。
なるほどそういうところですか。
それにしても、2850円とは驚きの高価格。
栃木や福島辺りまで車を走らせれば(私の場合この辺り程度では高速道は使い
ません、ゆえにガソリン代だけ)、そのお金ですばらしく多様な温泉に7〜8箇所
は入れますね。草津なんぞへ行けば19箇所が無料だ。
大江戸温泉物語は商売上手なフジテレビでも絡んでいるんですかね。
3/4(火)に行ってきました。鳴り物入りでオープンし、交通の便も良い所です。しかし温泉についてはあまりコメントすることがありません・・・。というのも大変大きな施設であるにもかかわらず、温泉浴槽は大浴場にたった1つだけ、しかも完全循環。浴槽ステップ横からの注入、排出は表面と底面?お湯は茶色がかって少々濁りのある強塩泉でわずかなヌメリと温まり感が特徴。塩素臭は特に感じませんでした。お湯は1日1回全部換えているそうですが、オープン4日目にもかかわらず湯船の底に微かなヌメリが。泉質のせいなのか、掃除不足か、少々気になりました。
入場時に好きな浴衣を選べるのですが、これを受け取っていそいそと更衣室に向かうと「ここで浴衣を着てください」。へ?まだ風呂に入れないの?という感じ。この更衣室で一旦浴衣に着替えてから通路を通って大浴場へ向かうのがルールだそうです。お風呂に辿り着くまでに2つも更衣室を通らなくてはならないのは少々面倒に感じました。
従業員については応対の感じは決して悪くないものの、「成分表の掲示はどこ?」と聞いても答えられないし、詳しいものの配布も行なっていないそうです。故にオフィシャルページに載っている成分表が一番詳しいもののようです。また、「大江戸温泉物語VISAカード」なるものを勧めていたお姉さんに至っては「ワタシ、まだ入ったことないんです・・・」この不勉強ぶりには困ったもの。
実際のところ温泉はあくまでも口実で「バーチャル江戸っ子体験テーマパーク」というのがここのコンセプトといった印象でした。遊ぶことが主目的なら良いかもしれませんが、温泉だけが目的ならあまりに割高だし、他へ行った方が良いです。ただし当日はたまたま先着プレゼントがあり、「銀河高原ビール」4本の詰め合わせを頂いたので、値段のことは良しとしましょう(笑)。「ゆりかもめ」で行った私は帰りが重くてとっても大変でしたけど。
ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)
毎分210リットル※ 泉温34.8度 ph7.5
※HPでは毎秒となっていますが、勿論毎分の間違いでしょう(笑)。
大江戸温泉物語 Tel:03-5500-1126
料金(税込):大人1日(土日祝日は4時間まで、以降1時間840円)2,835円(深夜0時以降は+1,575円)、4歳〜小学生1日(土日祝日は4時間まで、以降1時間525円)1,575円。岩盤風呂は別途1,575円、砂風呂は別途1,050円
ONKEN21さま、閑古鳥が鳴いている拙HPのご紹介ありがとうございました。
さて、ご常連の皆さま、それと日頃、この掲示板をROMしてる皆さま
僕のHPでは、東京都内から電車とバスと徒歩で行く名湯探訪の行程例をいくつかご紹介
してます。ちょうど今、青春18切符の利用期間でもあることですし、もし、よかったら
下記に飛んで見てやってください。
ただし・・・
<お断り>
この行程例は、日帰りで名湯探訪に行くことを希望する皆さんに、時間や費用がどの位かかるのか、一つの目安を示すための参考情報として、提供するものです。
数字の転記ミスなど無いように心がけましたが、「完全無欠」という保証はいたしません。また、温泉と公共交通の各サービスを供給する企業の決定により、時刻、料金等が変更になる場合もあり得ます。 実際に、行かれる方は、各自で最新情報をご確認下さい。
要するに、この行程例は、各自の責任と危険負担においてご利用下さい。http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/6997/kouteirei-index.html#higaeri-index
休みをもらいましたので、実家から出てます。なにせ現地は電波事情が悪くAirHが中之条か草津まで行かないと使えないもので・・・・(TT)
>ざもではさん
聖天露天を含め、笹湯、王湯の一部に「新源泉」、旅館系は「王湯源泉」を主力源泉として使用し
、後は古くからある旅館などが、独自源泉(ただし、湧出量はかなり少ないですが)を混合して
使用してる状態にあるようです。私も川原湯で働き始めたばかりで細部まではわかりませんが・・
それから、ダム完成後の川原湯ですが、はっきりいってまだ何も決まっていないというのが現状
です。所々ダム関係のコンクリ壁が見受けられ、道路工事や建物解体工事も行われていますが、
完全に新しい温泉地が出来るまでにはまだかなりの時間がかかりそうです。まずは国道とJRを
上にあげる必要があるのでこの工事がようやく半分位かなという所なのでもうしばらくは
今の鄙びた温泉街が楽しめると思います。
・・お願い・・・
先週の土曜日、東京で雨が降った日、こちらは雪で道路もやや積もりました。お客さんの中に
夏タイヤ+ノーチェ−ンという方がいらっしゃいましたが、まだまだ吾妻路は寒いので
冬用タイヤかチェ−ンをお出かけの際は必ずお持ち下さい。
(恐らく水上、北毛地域も同様だと思います)
3月の新刊本が出始めていますので、ご紹介します。
「温泉医が教えるチェックポイント こんな温泉が体を癒してくれる
−せっかく行くなら本物の温泉≠ナなければ意味がない−」
温泉療法医・医学博士 井上外科胃腸科病院院長 井上毅一/著
青春出版社 ¥870+税
☆内容的には、松田さんの一連の著作物や、「温泉の医学」と重なるところが多いですが、日本温泉気候物理医学界認定・温泉療法医である井上先生が、医者の立場や肩書きで、こういった書物を上梓することに非常に大きな意味があると思います。文章も平易でわかりやすく、また、温泉が温泉足るいろいろな意味での条件を、よく整理して項目分けし、本にしているので、書籍としてはとてもよくまとまっていると思いました。青春出版社のPLAYBOOKSシリーズは、初版が売り切れると手に入りにくいので、ご興味のある方は早めにどうぞ。ちなみに、温泉療法医の立場から見た循環湯は、もちろんNO≠ニいうことでした。
驚きました。
作者の方に敬意を表します。
お早う御座います。寒さがまだまだ続きますが、如何お過ごしですか?
おかんも退院後順調に行っており、来月頃から二人で温泉楽しめそうです。
今日は初めてのコーナ「Barrier free℃」でビジネスホテルを取材
してきました事upしましたのでお暇なときでも覗いて見てくださいd(^-^)ネ!
はい、大好きです。特に蕎麦殻も一緒に粗挽きにした10割蕎麦なんかがいいですね。
情報ありがとうございます。機会があったら、行ってみたいと思います。>masさま
山梨、温泉、お蕎麦屋さん、とくれば、春日居町別田の「新宿 甲州屋」さんもいいですよ。
新宿の甲州屋さんの大旦那さんが、引退後、はじめられたお店だそうで、田舎にありながら
どこかあか抜けています。天ぷら蕎麦の天麩羅も美味しかったです。
春日居町には、岩下温泉や加茂川温泉旅館のような源泉湯量豊富な渋め系の温泉があります。
◆「新宿 甲州屋」さんの詳細情報は、ここをクリックしてみてください。地図はこちらです。
◆ 岩下温泉についてはここをご覧ください。↓
3/2は雪景色と温泉を求めて新潟県魚沼地方をドライブしてきました。温泉は2湯入ってきました。
またナゾの温泉スタンド1ヶ所ですばらしいお湯をいただいてきましたよ。
まず、第1湯目は六日町の「五十沢(いかざわ)温泉ゆもとかん」。
takayamaさんのレポに刺激されました(^^)。
いつも下道主義の私も早く新潟へ突入すべく珍しく関越道に乗ります。この日は強風で、谷川岳
PA付近は少し雪が降っていました。関越トンネルを越えると雪が1M以上積もっています。この日
は晴れていて雪がまぶしいです。五十沢温泉の最寄のインターは六日町ですが、一つ手前の
塩沢石打インターで下ります。インター出口を左折、県道28号線を北へ走ります。大月トンネルを
越え三国川ダムへ行く道を左折して看板で左へ少し入ると五十沢温泉があります。
五十沢温泉へ行く前に三国(さぐり)川ダムに立寄ってみます。冬でもダムまで除雪されており、
ダムからは雪で真っ白なふもとの町を望むことができます。人っ子一人いませんが、美しい眺め
ですね。心が洗われるようです。ダムふもとには非温泉の「しゃくなげ湖露天風呂」(200円)が
ありますが、冬季(11月−4月末日)は閉鎖されていました。
五十沢温泉ゆもとかんは「旅館のため、土日の満館時には日帰り入浴できません」との張り紙が
あり、念のため受付でお目当ての露天風呂へ入浴できるか聞いてみます。日曜のお昼頃のせいか、
入浴できるとのことなので、喜んで入浴することにしました。takayamaさんは土曜だったので、
露天風呂の方は断わられたのかな?
まず、玄関で靴を脱ぎますが、日帰り入浴の場合、用意されているビニール袋へ靴を入れて持ち
歩くことになります。中はレトロチックで懐かしい雰囲気がします。入ってロビーの奥の方には
「飲泉所」があり、硫黄の香りのするぬるい温泉を柄杓で飲む事ができます。ロビー右手の売店の
奥に受付があり、ここで入浴料一人500円を払います。さらに右手へ入って廊下を歩くと途中に
男女別の内湯があり、一番奥に混浴の「岩風呂」と「露天風呂」があります。手前の内湯は混浴
できない方に配慮してか、女子用の方が大きいみたいです。ここのお湯にも入ってみましたが、
大変熱いです。
初めに混浴風呂の「岩風呂」に入ります。岩風呂の内湯からしてとんでもなく広いです。脱衣所
と風呂入口と洗い場は男女別で境には岩が積まれておりますが、数M先の温泉注ぎ口から先はつな
がっていて、ビックリです。露天風呂へ入るために奥まで行けば、お互い丸見えです。最初は女の
方はいませんでしたが、後で勇気ある若い女性の方が一人入浴していました。
次に奥のドアを開けると大小2つの露天風呂があります。大きい方はたぶん信越地域の温泉では
最も広いのではないかと思わせるような露天風呂です。雪の積もる新潟県でこれほど大きい露天
風呂は貴重ですね。岩や木々の間からは真っ白な山々が望めて最高です。ただし、期待した雪は
露天風呂ではすべて解けており、雪見風呂とはいきませんでした。新潟では珍しく青空ですばらし
かったですが、雪降る露天風呂も最高でしょうね(^^)
肝心のお湯ですが、ほのかに硫黄臭して肌もスベスベしてきます。肌触りのいいお湯ですね。
岩風呂は投入口1ヶ所で飲泉用の柄杓あり。洗い場に大量に掛け流し。露天風呂は竹筒2本(大)
+1本(小)から大量に投入、中央の四角い切れ込みの中へ大量に掛け流されています。吸込み口
やカルキ臭も一切なく、本物の掛け流し温泉です。ただ湯船がバカデカイので、鮮度については
手前の浴室の湯の方が高そうです。
なお、ロビー左手奥へは新館に通じていて、途中右手へ入ると「月見の湯」と言う露天風呂が
あります。ここは宿泊者用で日帰りでは入浴できないかもと考え、入浴しませんでしたが、
ちょっと覗いてみると、露天風呂からの雪原やまわりの山々の眺望がすばらしいです。混浴露天
風呂は岩や木に囲まれ眺望はありませんが…。ちなみに月見の湯も浴槽へりから豪快に掛け流し
でした。本当に広い露天風呂と豪快な掛け流し温泉に満足した五十沢温泉でした。
その1:手前の男女別浴室入口にて
1.試験成績
分析依頼者:新潟県南魚沼郡六日町大字宮1254 小沢○○
鉱水湧出地:六日町大宮1132-7
採酌年月日:昭和52年4月27日
採酌者:新潟県六日町保健所温泉監視員、小柳勝彦
試験項目:分析結果
外観:無色透明
臭味:微硫化水素臭味
源泉温度:52.0℃
反応 フェノールフタレン:微アルカリ性
メチルオレンヂ:アルカリ性
水素イオン濃度指数:9.10
蒸発残留物:169.9
比重:0.9987
水鉱水1kg中に含有する成分(mg/kg)
K=0.930 Na=34.99 アンモニウム<0.1 Ca=6.797 Mg<0.1 フェロ<0.05 Mn<0.01 銅<0.01
亜鉛<0.02 Li=0.031 Sr<0.5 Al<0.01 小計=42.75
Cl=26.29 硫酸=27.99 F=1.115 炭素=16.20 ヒドロ酸=1.220 メタホウ酸=0.771 水酸=1.422
ヒドロケイ酸=21.50 小計=96.51
メタケイ酸=87.29 合計=226.6
1.分析者 新潟県衛生研究所、技術吏員 昭和51年6月6日
1.備考
(1)本泉は温泉法に規定する温泉に該当する
(2)泉質 単純温泉(緩和性低張高温泉)
(3)その他鉱水中には下記の物質は検出されなかった
ヨウ素、臭素、リン酸、ヒ素(Asとして<0.01mg/kg)
(4)適応症
・浴用の適応症:リウマチ性疾患、運動器障害、神経麻痺、神経症、病後回復期、疲労回復
その2:混浴岩風呂脱衣所にて
1.申請者住所:新潟県南魚沼郡六日町大字宮17番地4
氏名:有限会社 五十沢温泉湯元館 代表取締役 小沢○○
2.源泉名及び湧出地:源泉名 五十沢温泉 2号井
湧出地:六日町大字宮字前田1254番地1
3.湧出地における調査及び試験成績
(3)泉温53.6℃(気温4℃)(4)湧出量350L/分(掘削による動力楊湯)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、硫黄味・微硫化水素臭を有す。(6)pH9.4
4.試験室における試験成績
(3)密度1.0002(20℃において)0.9984(20℃/4℃) (4)pH値9.46
(5)蒸発残留物173mg/kg(乾燥温度110℃)
Li=0.04 Na=41.3 K=1.2 Mg=0.02 Ca=6.2 Al=0.1 第ニ鉄=0.1 陽計=49.0
F=1.7 Cl=27.1 HS=2.1 硫酸=25.8 炭酸水素=26.4 炭酸=9.1 メタホウ酸=0.6 陰計=92.8
メタケイ酸=51.3 非解離=51.9 遊離硫化水素=0.01
溶存物質・成分総計=193.1mg/kg
総水銀・鉛・カドミニウム・総クロム:不検出
総リン=0.01 総ヒ素=0.015
7.泉質:単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)
平成5年3月10日 社団法人 長野県薬剤師会
※泉質別適応症:(浴用)慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病
(飲用)糖尿病、痛風、便秘
●玄関及び受付の掲示にて
入湯(風呂入り)利用のお客様へ
当館は、温泉旅館でございます。
土・日、満館時等、お断りする場合がございます。御承知願います。
入浴可能日は、AM10時〜PM8時迄、時間制限する場合も有。
尚、休憩所の御利用もできます。(休憩込800円)
五十沢温泉ゆもとかん
新潟県南魚沼郡六日町大字宮
TEL025-774-2876
宿泊料8,000円〜15,000円(3食付湯治9,000円、ビジネス平日のみ6,000円〜
※鉄道やバスで行かれる方は七篠さんの「六日町 五十沢温泉 日帰り 行程例」が参考になります!
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/6997/muikamachi.html
※求人ジャーナル社のHPより
五十沢温泉のパンフを見ると、NHK朝の連続テレビ小説「こころ」の朝倉医院のロケ地の
松井寮がすぐ近くにあるとのことで見てきました。なるほど古めかしい郷愁漂う建物ですね。
この後、近くにある名水「雷電様の水」に向かいます。しかし、まだ雪が深くて行けませんでした。
その時、近所を散歩しているおばさんが「これでも今年は雪が少ないねえ。降り始めは早かったん
だけど」と聞き取りにくい訛の強い言葉で話しておられました。こう言った土地の方といろいろ
話していると、ホットしますね。一説によれば、私の祖先は長岡あたりに住んでいたらしいので
親しみを感じます。この後、次なる温泉をめざし、小出を通って只見線方面へと向かいます。
続きはまた後日。
>ONKEN21さん
掲示版チェックしました。(情報ありがとう御座いました)
一日滞在すると、とんでもない値段になるようですね。
浴衣・タオルなしの料金設定がされたら、行ってみようかな…
>七篠さん
七篠さんも蕎麦好きですよね。今度、山口温泉に行かれるときは、
農林高校手前の「そば遇」にも寄ってみてください。
>やませみさん
祢宜の畑温泉だと、渋滞なしで4時間位かかりますが、
入湯手形+やまびこ荘宿泊で、格安かつ充実したオフ会が開催できるのでは?
# ぶっちゃけた話、交通費の方が高いかも…
JR東日本切符を利用して、日帰りで蔵王温泉を回ってきました(朝0634上野出発、蔵王温泉1015頃到着)。共同浴場3つと源七の湯に、それぞれ50分ずつ入ってきました。さすがに酸性度日本第2位(pH1.35)だけあって、顔、スネ、尻がヒリヒリしました。今でも頬と鼻の頭が少し赤くなっており、ヒリヒリしています。みしゅらんにも掲載されていますので詳しくは述べませんが、無色透明(又はやや白濁)、硫化水素臭、強い酸味、湯花ありで、草津温泉を更に濃くした感じのお湯です。町中でお湯があふれているのが、感動的です。
残念ながら、強風のため樹氷を見に行くことはできませんでしたが、こんにゃく団子を片手にうまい酒も飲むことができ、この先1ヶ月がんばって仕事ができそうです。
なお、日曜日夕方の山形新幹線(のぼり)は大変混雑しているので、指定を取るか、1時間ほど駅のホームで宴会をして、山形始発(19:33)つばさ号に乗車することをお勧めします。
松崎温泉「旅館一仙」 いちおう12-16時 300円らしい
静岡県賀茂郡松崎町江奈210-6 TEL/0558-42-0329
松崎の浜辺にあり、プリンスとまつざき荘に挟まれた中型の木造旅館。隣は観光バス
がたくさん停まっているが、こちらはひっそり閑としている。立ち寄りもめったに来
ないらしく受付のおじさんは料金を忘れていたが、タオルを付けてくれて300円でい
いよとのこと。ガイド誌では500円になっていたけど・・・
浴室は道路に面した1階で男女の小さい内湯のみ。男湯は3x1mの石組みとタイルが半
々の小浴槽。女湯はほぼ同サイズで伊豆石らしい。あごまで漬かる深めの浴槽にたっ
ぷりの湯が満ちている。浴槽内に伸びたパイプから熱い源泉が5 L/minほど注入され
る少量掛け流しで、それでも湯温は44℃ありキリリと熱い。湯には乳白色のゼリー状
の湯花が少し舞っている。湯面あたりの石には真っ白い析出が大量に付いており、カ
リフラワーをずらり並べたみたいで面白い。
無色で清澄な湯。とくに味臭はなし。仁科のほうに比べると、ボウ硝が多くなるので
湯はより柔らかい感触だが、特徴に乏しいともいえる。とはいえ濃いめの硫酸塩泉な
ので浴後の温もり感はしっかりしている。
この後は古い洋館づくりで映画のロケにも使われた旅館梶寅に寄ってみたが、昨年廃
業したとのこと。(2003.2.24)
<掲示> 浴室入口に分析表
松崎2,3,4,6混合* S55.10分析
Na・Ca−SO4 54.8℃(使用52.0℃) pH・湧出量記載なし
総計=2158
Na=376(52.2) Ca=292.3(46.6) Fe(II)=1.0
Cl=84.2 SO4=1363(90.5) HCO3=27.6 CO3=3.4 mg/kg (mval%)
*) 集中管理源泉 最近は配合が変わり温度が少し高めになっているようだ
>MAS さん
> 祢宜畑温泉
> # 温泉は良いけど、宿泊は×かな…
まともに温泉宿としてみることはできませんけど、
使い方によってはけっこう楽しめるんじゃないかと思います。
オフ会にはもってこいの場所ですが、遠すぎますかね?
> 校庭の片隅で飼われている、うり坊に気づきました?
もはや立派な若者になってました。檻が狭くてちょっとかわいそう。
これは確か、山口温泉のオーナー番頭さん(←レストランのオーナーシェフのノリです。皆さん、ご一緒に!)
のオススメでしたね。なんでも
>とりもつをつつきながらビールを飲んで、最後にもりそばで仕上げる
のだとか・・・
>MASさん
>行かれた方居たら、是非、レポお願いしますね。
コシゴエさんの「健康ランドとサウナ・カプセルホテル 宿泊のススメ」の掲示板に実際行かれた
方がかなり見えたようです。サービスとか雰囲気は大体わかると思います。
温泉については「ナトリウム-塩化物強塩温泉」でかなり塩辛いとのことです。
それにしてもここは本当に高いですね。貧乏な私には当分行けそうにありません(^_^;)
「大江戸温泉物語」行かれた方いませんか?
行かれた方居たら、是非、レポお願いしますね。
蕎麦粥もお奨めです。あと、鳥モツも旨いよ!
>祢宜畑温泉
この温泉、良いですよね!
堂ヶ島の温泉めぐりでは、絶対、ここを外してはならない。そんな温泉だと思います。
# 温泉は良いけど、宿泊は×かな…
# だって、出そうなんだもん…花子さんとか…
校庭の片隅で飼われている、うり坊に気づきました?
>せせらぎの湯
観光ついでに温泉にも入浴したいとい方にはお奨めの施設かも。
私の知る限り、堂ヶ島3号の水素イオン濃度ですがpH9.08となっています。
蒸発残留物は2.531g/kg、湧出量はやはり不明です。http://www5b.biglobe.ne.jp/~eDrive/Spa/shizuoka/bunseki/dougashima3.htm
群馬県 川原湯温泉聖天様露天風呂
100円(料金箱方式)
温泉の質など詳しいことは詳しい方が既にレポートされているようなので、
その他の部分をレポートします。
入り口が少し分かりにくいです。(そんなよく見えるところに露天風呂が
あったら困りますが)
川原湯温泉駅から温泉街入り口のアーチをくぐり、郵便局の先で小さな
川を渡ったところにあります。最初の温泉宿まで行ってしまったらもう
行きすぎです。「聖天様」という案内板がありますが、そこの入り口
は閉鎖されていて使えません。20mほど温泉街のほうに行ったところから
2,30段階段を上がるとすぐのところに露天風呂があります。
湯船は1つしかなく、混浴です。結構人気らしく、人が既にいました。
他の共同浴場より安いので、地元の人とかもこちらを多く利用するようです。
給湯口から出るお湯は本当に74度あって熱いので触らないほうがいいです
が、卵を置いておくとほんとに温泉卵になるそうです。持ってなかった
ので試せませんでした。(念のため、飲食は禁止でした)
駐車場はありません。
既にほかのかたがリポートしているとおり、ダムの底に沈む予定の温泉
です。
もう新しい温泉は掘ってあって、山の上に新温泉街を作るそうですが、
ぴかぴかの新しい温泉街になっちゃって風情がなくなるかもしれません。
このような形態の露天風呂を新しく作るかどうかはまだ決まってない
ようです。
既に湯船ののまん前数メートルのところに、ダム工事の目印用
(らしい)ネットが張ってあります。
仁科温泉「町営せせらぎの湯」 月休 8-19時 500円
静岡県賀茂郡西伊豆町中532 TEL/0558-52-3355
西伊豆町営の温泉施設は5カ所あり、1000円で全部まわれる「風呂奉行」という6カ
月有効の入湯手形が発行されている。2カ所入ればあとはタダという勘定になるから
たいへんお得。
せせらぎの湯は3年前にできたいちばん新しい施設。行き方は、国道136が仁科川に
出会う浜橋交差点で県道59に入る。川沿いに1.2kmの海名野にかかる2つめの橋に小
さな案内板が出ており渡ってすぐ右手。
100mほど上流には温泉スタンドもあり、100L/100円。
川縁に佇む平屋の建物で、浴室と小さい休憩部屋があるだけのかわいい公衆浴場。館
内はまだ真新しくとても清潔。浴室は2畳くらいの内風呂とほぼ同サイズの露天風呂
があるだけ。露天の前は駐車場なので柵で囲われているが、立てば土手の桜が眺めら
れる。
内風呂は40℃の中温、露天は42℃の熱めに調整されている。どちらも槽内に吸・注入
口のある循環式ながら、湯口から源泉が5 L/minほど投入されて静かに溢れている。
浴槽が小さいので掛け流しとあまり変わらず湯の鮮度は高い。カルキ臭はなし。無色
で澄んだ湯はあまり特徴がなさそうに見えるが、淡いセメント臭とほろ苦い薬味があ
り、濃い石膏泉の特徴がしっかりある。強めのキシキシと微かなつるすべ(0.5)をも
つ肌の馴染みがよい湯で、たいへんよく温まる。(2003.2.23)
<掲示> 受付横に分析表
堂ヶ島3号泉* H6.12分析 西伊豆町中521.-1
Ca・Na−SO4 51.5℃ pH=9.0* 湧出量記載なし
総計=2373
Na=199.1(25.7) Ca=497.8(73.7) Fe(II)=1.0
Cl=85.2 SO4=1528(92.0) HCO3=3.7 CO3=8.4 mg/kg (mval%)
*) 資料による
祢宣畑温泉「町営やまびこ荘」 不定休 8-17時 500円
静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里150 TEL/0558-58-7153
仁科から湯ケ島へ抜ける県道59は改修が進んでおらずとても狭い。仁科川にそって深
い谷底の細道をくねくね進んでいくこと8kmほどで大沢里(おおそうり)地区に入り、
ひっそりした祢宣畑(ねぎのはた)の集落が現れる。ここには温泉が2カ所あり、
下手の猪乃湯温泉はしゃくなげ荘という旅館に、上手の祢宣畑温泉はやまびこ荘のほ
かにオートキャンプ場にも引かれているらしい。
やまびこ荘は集落のいちばん高台にある町営の研修施設で、廃校を再利用した建物が
懐かしい感じ。教室に畳を敷いた広い宿泊室と、冬でも泳げる立派な温泉プールがあ
る。
浴室は男女別の清潔な内湯のみ。4x1.6mほどの浴槽が大小に仕切られ、大きい方は上
等な総木製、小さいほうはタイル張りになっている。どちらにも源泉と加熱湯のカラ
ンがあり、洗い場へ溢れる掛け流し。源泉は常時20 L/minほど出されており浴槽
では38℃前後、ぬる湯好きには好適な温度だが利用者の好みで加熱湯を足すことがで
きる。
無色で清澄な石膏泉で、ぬるいこともあって繊細な浴感の肌馴染みのよい柔らかい湯。
源泉カランの湯は細かい気泡を含んで出ているので白く濁って見え、小さいほうの
浴槽でじっとしているとビロードのような泡でびっしりと覆われる。静かな環境のな
かでじっくり長く漬かれる上品な湯だと思う。(2003.2.24)
<掲示> 玄関に分析表
ねぎの畑温泉・町営源泉第4号泉 S47.4分析
Ca・Na−SO4 39.3℃ pH=8.7* 1100 L/min
総計=2068
Na=142.2(21.2) Ca=459.7(78.6)
Cl=54.9 SO4=1295(93.1) HCO3=18.9 CO3=0.57
H2SiO3=93.22 mg/kg (mval%) ガス成分記載なし
*) 試験室(ガラス電極法)ではpH=9.31
表題の通り、昨日の地元の求人チラシに書いてあり、パートを募集しているようです。
営業時間は10〜23時と長くなるらしいです。求人の問合先が個人名になっていますね。
鬼石町が地域団体に運営を委託するような話を聞いていますが、その代表者なんでしょうか。
激しい競争に加え高コスト構造の同施設が、果たしていつまでも存続できるのか気になります。
P.S.日曜は春間近な新潟の温泉2ヶ所に入浴しました。今年は雪が少ないそうです。
今頃の時期は温泉地の選択が難しいですね。「運転が大変だから、雪のないところにして」というリクエストを受けて、山梨の慶雲館をめざしました…が…旧泪川橋の上で、なんと車が急に動かなくなってしまいました!! エンジンをかけるとイヤーな音がするので、そこから10mも動けず、雨の中、運搬車を待つこと2時間あまり…ワーゲン君を甲府の自動車工場へ送ったら、日も暮れかけてきたので、急きょ行程を変更して、下部に泊まることにしました。下部で泊まるとなったら、やはり大市館でしょう。前回日帰りを断られたし (^^)
大市館は明治8年創業、現在の建物の基礎となっているのは、昭和初期に建てられた木造建築の建物で、下部温泉街の再奥部・元湯地区に位置しています。平成11年に改装された旅館内は、「細かいところまで行き届いている」と連れが絶賛、あらゆるところの掃除が行き届いており、とても気持ちよく過ごすことができました。本棚のある「囲炉裏の間」や食事処、貸し切り露天風呂などは、和洋折衷のモダンな空間。また、アクセントとして、和紙の電気スタンドの白熱灯照明を上手に取り入れていて、宿のご主人のただならぬセンスを感じました。難しいんですよー、古くさくならないように、かつ窮屈に感じることのないように和洋折衷の居住空間をつくるって。お金だけかけても、それこそ大塚家具ショールームになっちゃいますからね。2Fのロビーにあったレトロな感じの白いソファー、よかったなー。
お風呂は「岩風呂」、内湯「神韻の湯」、貸し切り露天風呂「美の湯」「一の湯」のよっつ。岩風呂を除くみっつの風呂は循環で様式美先行型。でも、檜風呂の「美の湯」の浴室は、引き戸まで白木でつくってあり、さすがに感動してしまいました。
ロビーから地下へ階段で降り、さらに10段ほどの階段を降りて岩風呂へ。階段下の右手には、常連さんから送られたお神酒が供えてありました(下部は信玄公の隠し湯、または傷の湯として有名で、お相撲さんが湯治にやってくる)。脱衣所では、戸の向こうから水が流れ落ちる音が聞こえてくるので、まるで映画の予告編を体感しているよう。アーチ型の天井と、せり出した天然の岩壁から温泉が滴り落ち、おそらく、以前は混浴だったであろう源泉がたたえられた松材の浴槽と、その奥には熱めに調整された小さな加熱浴槽がひとつ(残念ながら、この加熱槽は循環湯)。総計が500mg弱の単純泉なので、成分薄めですが、お湯の感触がとてもやわらかく、時間さえ許せばいつまでも入っていられそうなお湯でした。松田さんがやわらかいアルカリ性の温泉には、やわらかい木の浴槽が合うと言っていましたが、確かに浴槽が木の素材だと、お湯との一体感をより実感できるように思います。浴槽の素材が松なのは、松葉杖と何か関係があるのかもしれません。
30℃の温泉はこの時期少しつらいかな? とも思いましたが、加熱浴槽と交互に入ると、のぼせもなく、とても快適。あつ湯とぬる湯に交互に入るのは、体調を整えるのにとてもよい影響を与えると、何かの本に書いてあったような…。岩壁にはランプがふたつ掛けられていて、かすかな光の下での入浴はどう考えても半瞑想状態で、温泉に深く癒されたい方にはおすすめできるかと思います。
給排湯については、浴槽水の表面に細かい泡がぽこぽこと浮かんでいたので、おそらく底面湧き出し。湯量はどちらかというと少なめかもしれません。ただ、入浴者がそれほど多くなかったようで、温泉の鮮度は十分に保たれていました。排湯は浴槽の手前のふちに切れ込みを入れ、床下に流しているようでした。
[下部温泉 本湯 大市館]
TEL*0556-36-0211
入浴のみ*要問い合わせ/\1,000
http://www.skydog.co.jp/daiichikan
内湯=単純温泉(男4、女4)
露天=単純温泉(貸切風呂2)
源泉風呂は30・4℃の微温湯
宿泊は、¥11,000(平日)から。洋室もあり。
めがねさんへ
ひょんなことから大市館に泊まることになりました。湯元ホテルと比べて湯量がどうなのかわからなかったですが、雰囲気は大市館の方がありますね。週末は日帰りはやっていないようで、ご主人の主義があるのかもしれません。
うつぼさんへ
皮膚炎、いかがですか。一昨年の暮れに私が万座温泉ホテル+日進館を訪れたときは、「長寿の湯」の浴槽はすべてオーバーフローがありませんでした。うーむ、ですね。排湯方法を変えたのでしょうか? それから、みんなスキーに夢中で、日進館には興味がないんでしょうかね。温泉ってただのブームなんでしょうか (TT)
僕も関連情報を提供しようと思っていたらmasさんに先を越されてしまいましたが・・・
masさんご紹介の七重は、ここです。
http://page.freett.com/onsen/images/nanaemap.gif
七重は、お蕎麦のほか、そばがきもオススメです。僕的には、そばがきの方がお蕎麦よりオキニです。
ONKEN21さま
早速、「20日間日本一周」の行程表を掲示していただきありがとうございました。流石っすね!
ケロキョンさま
>>まことに僭越ながら僕も褒めてあげます。
>いやそんな(汗)、…でも嬉しいです!ありがとうございます。
実は、半分マジだったのですよ。レポーターなどがろくにかけ湯をせずに、入浴すること
が多いテレビの温泉紹介番組の悪影響もあるのか、「かけ湯などやる必要がない」という
風潮が蔓延しているように思われるので・・・ね。多くの人が「かけ湯」をやらずに
湯量僅かの循環湯に入浴することによって、レジオネラ菌問題が深刻化しているのでは
ないかと思います。
・・・で、まぁ、なにはともあれ、「かけ湯はしっかり!」ですね。
多忙のため紹介しそびれましたが、2/2付上毛新聞に群馬県子持村の温泉センターの
リニューアル(露天風呂設置)と値下げについて取り上げていました。記事は以下の通りです。
> 「子持村温泉センター」は3/20のリニューアルオープンから、大人1時間250円の料金を
>新たに設定する。渋川広域圏八市町村にある公的な日帰り温泉施設で最安値。施設間の競争が
>激しくなる中、価格面でも差別化をして誘客を狙う。
> 渋川広域圏内の公的な日帰り温泉施設をみると、2時間300円、3時間500円などが多く
>一時間の設定は初めて。利用時間を考慮しなければ、最も安く利用できることになる。
>誘客増につながるか、他の施設からも注目されそうだ。
> 同センターのこれまでの料金設定は
>1.2時間300円 2.6時間800円 3.1日1,200円
>の3種類。3/20のリニューアルオープン後は6時間、1日の料金はそのままに新たに
>1時間250円、3時間400円の設定を加えた。
> 村によると、滞在時間1時間未満の利用者が少なくないことが改定の理由の一つ。近くの
>スーパーや道の駅などに買い物、観光に訪れる人に対し、「ついでにちょっと温泉に」と
>思わせる効果もあると考えたという。村は「年間8万人台に落ち込んだ利用客を10万人台に
>回復したい」と意気込む。同センターは現在、露天風呂の新設、洗い場の増設などの工事のため
>休館している。
(私より)
子持村温泉の利用客減少はここまで深刻であったかと感じました。露天風呂増設も驚きましたが、
さらに1時間250円の価格設定も驚きです。昨年は前橋・高崎地区での民間温泉施設やスーパー
銭湯で600円台を攻防に価格競争が過熱しましたが、今度は渋川地区での公的温泉施設の200〜300
円台の価格競争です。ことの発端はおととし12月、北橘温泉ばんどうの湯が2時間300円で参入
してきたことに尽きるでしょう。敷島温泉赤城ふれあいの家も300円ですが…
渋川広域圏内での価格競争がどこまで進むか興味深いです。でも、あまり競争が過熱しすぎて
共倒れになったりしなければ良いのですが…。200円台は付近の民間施設ならとても採算は取れない
と思われ、税金で運営される公的施設だから可能な料金水準だと思います。民業圧迫も心配です。
いずれにせよ「ちょっとひとっぷろ派」には朗報ですね(^^)
P.S.本日は新潟方面で今冬最後の雪見風呂楽しみたいと思います。
武川村付近の国道20号線を行き来する度に目にする「むかわの湯」の標識が気になっていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
でも、行き方は簡単です。国道20号線を甲府方面から北上すると、牧原の交差点のちょい手前、歩道橋のあるところに「むかわの湯」の標識があります。そこを左折すると右手に武川村役場が見えてきます。さらに直進すると誘導標識が見えますから矢印に従い右折します。すると左手に「むかわの湯」が見えてきます。
最近出来たばかりの新築の立派な建物です。平日だというのに駐車場はほぼ満杯。中に入ってみるとその豪華さに驚きます。天井は高いし、トイレの内装は大理石張りです。ずいぶん補助金をつぎ込んだんでしょうね。
さて肝心の温泉ですが、パンフレットによると、地下1500mから自噴するミネラル成分の極めて豊かな本格的裂罅系温泉だそうです。泉質 ナトリウム-塩化物温泉、温度 45.8℃、湯量 毎分113リットルとなっていますが透明、無味、無臭の単純泉です。
源泉掛流しのようですが、オーバーフローしてない浴槽もあるのでよく分かりません。設備は整っていてサウナあり、檜風呂あり、ジャグジーありでいうことありません。村営のスーパー銭湯といえば分かりやすいでしょうか。中でも気に入ったのが打たせ湯で深さ1mの浴槽に立ったままでボタンを押すと、腰にジェット噴流が当り背中に水圧のかかったお湯がかかる仕掛けになっています。これはいけます。
露天風呂もありますが、周囲をコンクリート塀で囲まれているので景色を眺めることが出来ません。残念です。
むかわの湯
山梨県北巨摩郡武川村牧原1322 0551-20-3113 営業時間10時〜21時
休館日 毎週火曜日 料金 500円
> 一発で辿り着くのは不可能。
では、甲府昭和IC方面から一発で辿り着く方法を…
ケーヨーD2(ホームセンター)、左側に満足屋(洋服屋)のある小さな交差点(信号あり)
を左折すれば良いのです。後は、突き当たりまで進み、右折すると山口温泉前に出ます。
なお、途中には、山口温泉の常連さんご用達の蕎麦屋「七重」があります。
暖かいアワアワのお風呂でしたら、韮崎旭温泉、玉川温泉、フカサワ温泉など如何でしょうか?何処も極上湯ですよ。
ネットで面白い温泉があったので行って見ることにしました。「山梨 山口温泉」でネット検索してみると、あるわあるわ、1000個もヒットしました。その1番目にこの温泉のオーナーのホームページがあったので、行き方を示した地図をプリントアウトして、地図を頼りに行きました。山口温泉は住宅地の中にあるので、探し当てるのが大変。何人もの人が苦労しています。
まずは国道20号線を韮崎方面に進みます。中央自動車道をくぐってすぐ、右手にケーヨーD2を見て、その先の交差点(メガネトップがある)を左に曲がると山県神社が見えるので、そこを左に曲がる。ここから一本道と思ったら、さにあらず。行き止まりに見える道を右に曲がって、その先が二股に分かれるので右側の道をまっすぐ進む。すると左手に山口温泉の看板が見える。区画整理されていない地域なので大変分かりにくい。一発で辿り着くのは不可能。
しかし、ここの温泉はとてもユニーク。苦労してきただけのことはあった。源泉100%掛流しの温泉だが、何と炭酸泉なのだ。皮膚に細かい泡がくっつく。岐阜に湯屋温泉というゲップが出るほど強力な炭酸泉があるがこれは冷泉。ぬるめとはいえ温泉で炭酸入りとは珍しい.おまけにぬるぬるの温泉だ。露天もあるが冬は温度不足がこたえる。あと5度くらいはアップしないとつらい。冬は内湯で我慢かな。
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