クチコミ 情報
2002年6月11日〜6月20日


うつぼさんへ 投稿者:めがね  投稿日: 6月20日(木)22時51分50秒

>露天は少し改善されたのでしょうか?
「ふれあいプラザ」ですが、残念ながらカルキ臭は強いです。
「炭酸水素泉、12g」の割りに浴感が薄いのも残念。
周辺は前橋、高崎周辺程の激戦区ではないですが、比較的充実した温泉
(霧積や上増田など)があるので、もう少しお湯の良さを実感できる
造りにしてほしいですね。湯量の制限があるかもしれませんが・・


RE:日帰り専門 投稿者:七篠  投稿日: 6月20日(木)12時57分44秒

なら、ここお役に立つかも。

日帰り名湯探訪 行程例 − 東京都内から電車とバスと徒歩で行く名湯探訪

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/6997/kouteirei-index.html


いろいろ 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月20日(木)00時32分21秒

>ガウスさん
「秋山郷の秘湯めぐり」拝見させていただきました。
秋山郷は一度だけ行ったことがあります。切明「雄川閣」に泊まり雑魚川(秋山)林道経由で奥志賀に抜けました。その時はさほど温泉に興味がなくて、宿の風呂と河原の素掘り露天に入ったのみです。(残念) 鳥甲山の眺めが見事でした。
山峡の豪雪地ゆえ、暮らしの厳しさは想像を絶するものだったようですね。
いくつかの集落は江戸期に飢饉で全滅していますし、明治17年には何と10月30日から根雪となって、稲が収穫できずに飢饉となり、当局により緊急救助がなされている位です。

>めがねさん
「妙義ふれあいプラザ」、私も一度だけ入ったことあります。
露天の眺めはいいですが、内湯・露天ともどうにもカルキ臭が強く、早々に退散しました。
露天は少し改善されたのでしょうか? 機会があったら再訪してみたいです。


財団法人日本温泉協会が温泉の湯5つ星評定? 投稿者:えのさん(日帰り専門)  投稿日: 6月19日(水)23時52分48秒



               ワールドサッカーのニュースの片隅でこんな記事が6/19朝日新聞に
               載っていました。全国2万軒の温泉を5つ星で評価するそうですが、
               宿の格付けではなく、学識経験者による「日本天然温泉審査機構」
               なるところでの評価で、引き湯、循環、源泉、管理などの新しい評
               価制度を導入するようですが、宿の格付けではないそうです。えの
               さんの快適ランキングは、温泉以外の居住性や付帯サービス、マナ
               ー品位まで評価しています。主観的ですが、雰囲気や合理性など直
               感的な評価を大切にしています。大勢で議論して果たして納得のい
               く評価となるのでしょうか。自己満足の評価になってしまうのでは
               と思いますが、みなさんどう思いますか?
               権威を振りかざしても読者のためにはならないと思います。。。


妙義あたり2 投稿者:めがね  投稿日: 6月19日(水)23時48分54秒

連続投稿すいません。

<霧積温泉、きりづみ館>(みしゅらんレポあり) (027-395-3856)
以前、「金湯館」には入浴したのですが、こちらは初入湯になります。
「金湯館」に対して全面舗装路なのでアクセスが楽に感じるのは私だけ?(^^;)

入浴料を払い、浴室へ。
浴室は「みしゅらんレポ」にある通りの6角形の内湯ののみのシンプルなもの。
もう少し鄙びた感じを想像してたのですが、かなり綺麗で、シャワ−が2、カランが6
シャンプ−、ボディ−ソ−プ、ドライヤ−も完備。
湯口は岩造りでそこからのシングル注水。
ざあざあというわけでもなく、静かに流れ出てる感じ。もちろんオ−バ−フロ−ですが、
浴槽からのあふれ方もしずしずとという感じがなんとも心地良いです。
浴感は、以前この掲示板でも話題になった通り、「金湯館」のような硫黄臭がないのが
残念ですが、それでも適度なやわらかさがついつい長湯をさせてくれます。
無色透明でほとんど味も臭いも感知できませんでしたが、気泡の付きはなかなか良いです。
浴室自体がとても静か(周囲も)でお湯もやわらか、という事でどちらかと言うと
「癒し系」の温泉と言えるのではでしょうか。

分析表について、やませみさんの「金湯館」レポと少し数値が異なるもの(s58分析)が
掲示されてました。一応記載しておきます。

泉質・・カルシウム・硫酸塩泉 39度
    Na^+ 54.0 Ca^+ 476 So4^- 1181 ヒドロ炭酸 19.7
    H2Sio3 21.3 計 1822.14g/kg

(霧積古図)
「きりづみ館」で1部100円で霧積温泉の古図の写しを売ってたので思わず買ってしまいました。
「金洞の滝」を中心に園地があり、その上部に市街地が形成されてたようです。更にその上に
「錦楓館」という大きめの旅館があり、この辺りが中心地だったようで
共同浴場らしき名前も見えます。
その周囲の山の上に当時著名だったであろう人物の別荘地が立ち並ぶというかなり立派な
佇まいだったようです。


妙義山あたり 投稿者:めがね  投稿日: 6月19日(水)22時41分06秒

本日、妙義周辺2湯に行ってきました。

<妙義ふれあいプラザ、もみじの湯> (0274-60-7600)
「妙義神社」のすぐ先の高台、「ふるさと美術館」に併設した入浴施設です。
(以前にイッサキさんのレポあり)
入浴料町外者600円を払い浴室へ。
浴室は7〜8人が入れる内湯と8〜10人が入れる露天というシンプルな構成。
カラン、シャワ−が10、シャンプ−、ドライヤ−は完備。
内湯は気泡湯仕様となってますが、カルキ臭が強いのでパス。
なんといってもここのウリは眺望抜群の露天風呂。木々の間から見える平野部の景観は見事。
浴感は微妙な所です。露天の方が源泉投入量は多いようで、気泡の付きもいいですし、
つるすべ感もそこそこあります。湯口付近ではかなり薄いですが鉄臭も感知できます。
ただ、お湯全体が薄くカルキ臭がするのが残念。
源泉温度に対して熱く感じるので恐らく加熱と思われますが、循環をしてるかどうかは
判断つきませんでした。内湯の方は吸い込み口があるのでこちらは循環と思われます。
高濃度の源泉ですが、そこまでの浴感がないのは残念。
ただ、この眺望は素晴らしい、まさに絶品です。
今度、「鶴亀の湯」が復活したら是非対比してみたいですね。

泉質・・・ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉 26.6度 pH8.2
     陽イオン 3.977g 陰イオン 7.903g、遊離成分 164g
     蒸発残留物 9.47g 成分総計 12g/kg
     (詳しい分析表の掲示はなし)

料金・・・大人町外600円、子供400円(3時間まで)10時〜20時まで
     (12/1〜2末までは18時まで)


秋山郷の秘湯めぐりの旅をホームページへupしました! 投稿者:ガウス  投稿日: 6月19日(水)10時45分44秒

 サッカーの日本対トルコ戦残念でしたね。でも、ベスト16まで進めたんだから良しとしなくてはいけないでしょうね。
 先日、6/1-2に出かけた新潟・長野県境の秋山郷の秘湯めぐりの旅をホームページへupしましたので、良かったらご覧下さい。

http://www2.justnet.ne.jp/~gauss/hitou39.htm


ありがとうございます(源田温泉、休石温泉) 投稿者:ぶくぶく  投稿日: 6月18日(火)18時36分18秒

やませみさんこんばんは。
情報ありがとうございます。
電話で確認して行ってみます。
行ったら感想も書きます。


東鷲宮百観音温泉1 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月18日(火)05時15分19秒

6/16(日)は埼玉県菖蒲町のあやめ・ラベンダーを見てきました。
菖蒲城趾のあやめ園はちょうど満開できれいでした。すごく花が密集していますね(写真)。
菖蒲町役場そばの「ラベンダー苑」は早咲きの品種が満開でしたが、全体のピークは今月下旬
くらいでしょうか(写真)。開花速報は菖蒲町公式HPをご覧下さい。

 この後はまたくしても謎の温泉シリーズ@県東部編と言うことで菖蒲町のお隣、久喜市の福祉施設
「久喜和みの里」の温泉を探して久喜インター周辺を探しましたが、場所が発見できませんでした。
和みの温泉の場所やその他、詳細をご存知の方は教えて下さいm(__)m。

 さらに県道さいたま栗橋線を北上、県内最強の温泉、東鷲宮百観音温泉へ入浴してきました。
新施設2/16オープン後、4ヶ月にして初めて訪れました。かなりノロマですね(^_^;)
その前にこの温泉の歴史を振り返ってみると、98年10月に温泉が湧出、99年7月に仮設浴場がオー
プンし500円で入浴できました。その仮設浴場は今年1月10日をもって閉鎖となり、今は跡地は
駐車場になっています。そしてその仮設浴場の南側に2月16日に新施設がオープンしました。
ガウスさんを初め、みしゅらんの過去ログにレポートしておりますね。
 まず県道から東鷲宮駅方面に右折、百観音温泉の看板に従い左折、以前とは見違えた立派な温泉
施設が見えてきました(パンフの写真)。駐車場係りに誘導されて駐車、中へ入ります。シューズ
ロッカー(100円返却式)に靴を入れ、キーを受付へ提出します。1つのロッカーに1足で、2足
以上入れると入れ直しとなるので注意が必要です。受付で入浴料を払うと、ロッカーキーを渡され
るのは仮設時代と同じですね。受付右手が浴室入口、奥が「喫茶・観音亭」、2階が左手が「和食
処・松竹亭」(畳敷)と貸切風呂付き個室2室、右手は同3室です(3H3000円)。ちょっと身障
者向けか気になったのでたまたま空いていた「梅の間」と言う個室を見てきましたが、特に身障者
に配慮したつくりとはなっていないようです。浴槽の段差も高いですし。でも蛇口から出るお湯は
きちんと石油臭のする塩辛い温泉でしたよ。(えのさんのHPに施設写真あり
 1階に戻り、向かって右手のこの日の男子浴場の「菩薩の湯」に入る。一方、左手は「阿弥陀の
湯」と言い、約2週間ごとに男女交代で使用しているそうです。脱衣所の浴室入口には分析書を
掲示、メモしたのですがガウスさんのHPと変わりなかったので、こちらをご覧下さい。すぐ隣に
は「お客様へお願い」と題したチラシを配布しております。半分温泉の宣伝みたいですが…
内容は以下の通り。

「当百観音温泉の温泉水は地下1.5KMの中で15万年の年月を経た「化石海水」です。
全国でも珍しい濃い成分で、総計1万8千320mg含まれ、近くの有名温泉の約30倍の成分があります。
お湯は源泉を100%使用し、水を混ぜず、加熱もせず、循環式ではありませんので、ろ過機も使用
しておりません。
12箇所の浴槽は毎晩長時間かけて完璧な清掃を行なって毎朝100%の源泉で各浴槽を満たしております。
東京近郊では数少ないきれいな温泉ですのでお客様が入浴前に、お体をよく洗ってから入って
いただければ、レジオネラ菌や大腸菌等の細菌類に絶対安全な温泉でございますので
是非ともご協力をお願いいたします。                      館主」


東鷲宮百観音温泉2 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月18日(火)05時13分52秒

(上から続く)
 果たして成分総計600mgの近くの有名温泉とはどこなんでしょうか?鬼怒川あたりかな?と思い
ながら脱衣所とは別棟となっている浴場へ。入った瞬間、強烈な石油臭が鼻を付く。仮設の時は
内湯はないに等しかったのでそのにおいの強烈さには恐れ入りました。さすが百観音!まず手前に
温泉の掛け湯があり、入念に掛け湯する。四角い檜で縁取った浴槽が2槽あり、左手は熱め、右手
はぬるめで強力なジェット噴射あり。左手は常時投入、右手は温度調節のため時々投入+各側面注入。
浴槽角より掛け流し。吸引口はあるが作動なし。なめると非常に塩辛く、湯の色は黄土色に濁って
いる。大変熱くなって、すぐにのぼせてくるのは成分の強さのせいでしょうか。夏はつらいところ
です。内湯にはサウナ+水風呂もあり、洗い場にはシャンプー・ボディーソープも少ないながら
あります。
 次に露天風呂へ出る(パンフの写真)。中央は屋根つきで高台となった立ち湯があり、熱い湯が
投入されています。右手に立ち湯から流れ込んでくる広い露天風呂があり、掛け流しとなっています。
左手の隅には温泉の打たせ湯があります。仮設時代の露天風呂と比較して半分くらいに狭くなり、
壁に囲まれて圧迫感もあります。おまけに近くのマンションから見えそうな位置関係。天井には
スライド式のカーテンがあり、この日は開いていましたが、こちらが女子風呂になる時は閉めて
しまうものと思われます。昔の木が生えていてうなぎの寝床のような露天風呂の方が風情がありま
したね。
 全体として湯の投入状況は2250L/分とも4800L/分とも言われます湧出量にしては少なく、もし
そのまま掛け流しにすれば豪快な掛け流し風呂となりそうですが、泉温が57.3℃もあっては熱くて
入れたモノではないでしょう。投入量をしぼって温度調節するなど苦労しているようです。ちなみ
に源泉の大きなタンクのある温泉スタンド横からお湯を道路の側溝にドバドバ捨てています。その
量に驚きました。うーん、もったいない〜!(パンフ表紙と玄関前に露天風呂の噴水の写真あり
=18気圧、93.1%純度の高い天然ガス、メタンの超高圧によるもの)
 混雑状況ですが、前評判通りすごく混んでいます。この辺では最もすばらしい温泉ですし、
ベッドタウンなのでそれは仕方ないと思います。でも仮設の時のようにロッカー数で制限すること
はなかったです。私は仮設時代の99年4月(オープン9ヵ月後)に入浴してるんですが、昔を知る者
としては、ずいぶん変わったなと思うとともに普通のスーパー温泉になってしまい便利になった
反面、風情はなくなってしまったなと感じました。
 最後に温泉スタンドで温泉を汲んできましたよ。100円/30L分のみ。このあと加須・羽生・
妻沼を経由して1時間10分で帰宅しました。翌日お風呂に10Lだけ使用してみたのですが(あまり
濃いと風呂釜を傷める恐れがあるので)、かなり石油臭がし、入っていて熱くなりました。湯を
入れた時は透明ですが、温泉が酸化するのか、だんだん白っぽく濁ってきます。それにしても汲ん
できた湯についてはヒマさえあれば、タンクのフタを開けて石油臭を楽しんでまーす(^^)V
このにおいはクセになりそう。半分、中毒?(^_^;)

泉質:ナトリウム-塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)57.3℃ 2250L/分 pH7.55
密度1.0112 蒸発残留物20g/kg Na=6412 Cl=11040 成分総計=18,320mg/kg 
基本料金(3時間):延長料金200円/1時間、2歳以下の入館は禁止、障割なし
温泉コース(入館料のみ)大人700円/子供400円
観音コース(館内着貸付含み)大人1,000円/子供700円
貸切風呂:3,000円/3時間(3名様より、延長不可、要予約)
回数券:7,000円【11枚綴り(大人のみ)】
ポイントカード(一人1枚、有効期限なし):ご利用33回達成時に入館優待券1枚と交換。
営業時間(年中無休)平日:8:00〜23:00/土日祭日:6:30〜23:00
TEL:0480-59-4126 埼玉県北葛飾郡鷲宮町大字西大輪868
JR宇都宮線・東鷲宮駅徒歩3分、久喜インターより車で10分

いつもながらの長文を失礼しましたm(__)m


リンクさせていただきました。 投稿者:七篠  投稿日: 6月18日(火)05時01分24秒

貴HPからリンクしていただいたので、遅ればせながら当方も、先頭頁のリンク元一覧に貴HPを紹介するとともに
リンクさせていただきました。

   ・・・今後とも、お見捨て無きよう、よろしくお願い申し上げます。

名湯探訪

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/6997/


しつこく山梨2 投稿者:めがね  投稿日: 6月18日(火)00時11分00秒

山梨の2湯目は「熊谷温泉」さんご推薦の「中巨摩」の「老人福祉センタ−」にしようと
思ったのですが、あいにく本日は休みだったため断念。そのかわり途中でこんな温泉を
みつけたので入浴してきました。

<湯殿館>(玉穂町)
「山梨医大」のすぐそばにある民営の施設です。
どちらかというと「高崎天神の湯」に似たミニス−パ−銭湯の雰囲気です。
シュ−ズキ−を預け、ロッカ−キ−を受け取り浴室へ。
浴室はサウナ、サウナ用真水風呂が2、高温浴槽、ジャグジ−と寝湯が一体となった低温浴槽と
露天という構成。シャワ−、カランは10、シャンプ−、ドライヤ−は完備。
全風呂シングルの注水で、浴槽そばの注水口からの排水で非加熱、完全オ−バ−フロ−。
ここの特徴は湯口から注水される湯の温度は変えず、湯口の高さを変えたり、
窓を全開にするなどして湯温の調節をはかっている事。(従業員さん談)

お湯は「黄金温泉」に似た紅茶色で東京の温泉をもう少し薄くした感じ。
湯口からは飲泉も可能で、飲んでみると金気味+微小な硫黄味。
臭いはやや薄い金気臭+微微硫黄臭+なにか甘いフルティ−な香り(モ−ル臭??)
まあこのあたりはうつぼさんの山梨第2段を期待した方がいいかも。(^^;)
浴感は源泉温度に近い高温浴槽が一番感じるはずなのですが、なぜかあまり感ぜず。
むしろ高い位置から竹筒でドバドバ注水されてる露天の方が、重曹のつるすべ感+気泡の付着を
感じました。「前橋ゆ〜ゆ」のように露天の脇が板張りになっているので寝転がる事ができます。
眺望はあまりありません。露天自体大きくはないですが、中央部に島があって休めるように
なっています。
又、気泡湯、寝湯の浴槽は全開窓ごしにあるので露天同様ぬるめでついつい長湯したくなります。
このあたりで入浴料900円は高いかもしれませんが、タオル、浴衣、リラックスル−ム付き
時間無制限であれば比較的リ−ズナブルではないでしょうか?

泉質・・ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉 約45度 掘削自噴(約1000m) pH7.4
    Na^+ 307.5 Ca^+ 23.1 Mg^+ 31.3 Fe^+ 2.3
    Cl^- 218.4 Hco^- 737.7 Co2 94.2
    成分総計 1.597g
時間・・10時〜23時(毎週第3火曜日休) 055-274-3055


しつこく山梨 投稿者:めがね  投稿日: 6月17日(月)23時25分40秒

本日、山梨へまたまた出撃してきました。

<青木鉱泉>
うわさの「青木鉱泉」です。
まず、ここは行くのに相当の気合がいります。R20から県道を少し入ると延々10キロ〜20キロの
未舗装路に突入しなければなりません。道幅は「霧積」よりやや広いのですが、砂利道の区間が
長くかなり神経を使います。(舗装区間もありますが、ほんのわずか。)
しかも、こんな山奥なのに生コンミキサ−も頻繁に通るのには
驚きです。ドライバ−はとても景色に見とれてる暇はないでしょう。(^^;)

確かに建物は時代を感じさせるいい感じです。今は鳳凰三山の登山基地として、また、
併設するキャンプ場の管理施設として機能してるようです。

入浴料は1000円。ご主人に案内されて浴室へ。
浴室は内湯のみ。カランが6つ、シャンプ−、ドライヤ−はないが、石鹸はあります。
よく清掃されててなかなか綺麗です。
お湯は貯め湯方式で、入浴客が来るとご主人がふたを開けてくれます。
お湯自体は加熱でかなり熱め。やませみさんのおっしゃる通りやや加熱が強い感じです。
ただ、「鉱泉」と書かれたカランからは自由に注水できる。
浴感自体はあまりありませんが、金気臭だけは明瞭に感じられます。浴槽自体もいい雰囲気で
赤茶けてます。
カランの「鉱泉」もなめてみましたが、やはり金気臭+金気味で他の硫黄味やモ−ル臭
みたいなものは特に感じられませんでした。
でも、入ってるうちになんとなくじわっと効いてくる感じで、浴後のさらすべ感も結構あり
爽快感もなかなかです。
周りの環境が素晴らしく、乗用者だと車への負担が心配ですが(^^;)人間様にとっては
良いストレス解消になる鉱泉だと思いました。

泉質等々はわかりませんでした。「湯巡り山梨」では「弱酸性緑ばん泉」となってましたが
やはり「鉄系の鉱泉」なんでしょうか?


鉾田温泉 「ほっとパーク鉾田」 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月17日(月)22時37分04秒

<鉾田温泉「ほっとパーク鉾田」>(茨城県鉾田町、10〜21時、800円(17時〜 700円)、0291-34-1211)

年に何度か那珂湊に魚を食べにいきますが、その帰りの定番です。
鹿島灘にほど近い鉾田町の東側、いかにも温泉が出そうな丘に囲まれた小盆地にある日帰り施設で、個性ある源泉を2本もってます。
センター系施設のつくりでなかなか豪華。200円アップでプールなどが利用できます。

浴室は、大浴槽(石造20人以上)、寝湯(石造2人)、ジェット風呂、ジャグジー、サウナ、水風呂、露天(岩造7.8人)と多彩。カラン10。土曜18時で男湯20人以上とまあまあの入り。
ジェット風呂とジャグジーは、無色透明無味カルキ臭で真湯?。
大浴槽は2号泉利用ですが、無色透明無味無臭で浴感薄く、たぶん大量加水の循環で高張泉の片鱗も感じられません。

ここのおすすめは、露天と寝湯です。
1号泉利用の露天は、岩組から投入で排水溝から排湯。表面に白い泡立ちあり。
お湯は、濃褐色の黒湯(透明度15p)でほぼ無味。好みの分かれる肥料のような独特の臭い。
(私は好きです ^^) 新木鉱泉に少し似てるのでイオウ臭入ってるかも?)
重曹泉系のツルすべがある温まるお湯で、浴後はつるつるすべすべになります。

2号泉利用の寝湯は、側面からの注排湯でぬる湯。一見たまり湯のようなパッとしない浴槽なのでわりと空いてますが、これがかなりとクセモノです ^^)。
お湯は、無色で微濁、強塩味。ツンとくる薬品がかった重いタール臭のかなりアブナイ温泉臭。(カルキ臭入ってるかも?)
入って少したつとお湯の中なのに干からびていくような妙な感覚が出てきます。
肌ざわりはキシリというかツッパリ感で、なにやらおそろしげな浴感 (∵)
浴後は乾きが早く、海水浴のあとのようなペトペト+パリパリに包まれます。
ぬる湯なのにえらく疲れ、のどが乾きます。
これは文句なく高張泉で、かなり源泉(溶存計=25.94g/kg)に近いのでは?
おすすめ順路は、寝湯〜露天でしょう。最後に寝湯だと夏場はたいへん ^^;)
なお、駐車場横に温泉スタンド(1号泉)があり1人20Lまで無料で利用できます。

<1号泉>(露天・スタンドに使用)
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 23.5℃、pH=8.0、352.0L/min(301M動力揚水)、成分総計=3.5946g/kg、Na^+=1100.00mg/kg (91.07mval%)、Cl^-=1170.00 (62.39)、HCO_3^-=960.00 (29.74)、陽イオン計=1182.60 (52.54mval)、陰イオン計=2330.00 (52.89mval)、メタけい酸=75.90、硫化水素=1.00 <H4.12.2分析>

<2号泉>(寝湯・大浴槽に使用)
Na-塩化物強塩泉 31.3℃、pH=7.7、75.0L/min(1250M動力揚湯)、成分総計=25.94g/kg、Na^+=8000.00mg/kg (77.20mval%)、Fe^2+=18.00、Li^+=4.40、NH^4+=14.00、Sr^2+=35.00、Cl^-=15500 (97.52)、Br^-=43.00、陽イオン計=9871.00 (450.80mval)、陰イオン計=16050.00 (448.30mval)、硫化水素=1.90 <H6.6.14分析>

思わず力入って長文になってしまい、すみませんです。


始めまして 投稿者:きむ拳  投稿日: 6月17日(月)19時58分29秒

始めまして、きむ拳@滋賀というものです。
horihさんのHPからお邪魔させて頂きました。
私、今年は主に東日本の温泉を回りたいと思っております。
参考の為、これからもそちらのサイトにお邪魔しようと思っておりますので是非ともよろしくお願い致します(m(__)m)。
また、私のHPもよろしければ見てやって下さい。
それでは失礼致します。

http://www.biwako.ne.jp/~kk671226/onsen.html


下記訂正 投稿者:やませみ  投稿日: 6月17日(月)11時44分51秒

源田温泉の泉質名は、単純温泉は誤りで、いわゆる規定泉になるかと思います。


Re:(源田温泉、休石温泉) 投稿者:やませみ  投稿日: 6月17日(月)08時40分28秒

>ぶくぶくさん こんにちは
> 源田温泉か休石温泉で日帰り入浴のできるところ知りませんか?

休石温泉 郡山市逢瀬町多田野字休石
  Ca・Na-SO4・Cl 37℃ pH=9.4 242 L/min
「太田屋旅館」 TEL/024-957-2620
  無休 9-21時 入浴のみ300円 一日1500円 個室休憩可(16時まで)
「靜山荘」 TEL/024-957-2021
  時間要確認 入浴のみ400円 
「郡山市老人福祉センター三森荘」 TEL/0249-57-3003
  立ち寄り不明

源田温泉 郡山市逢瀬町多田野字源田5
  単純温泉(Ca・Na-SO4) 14℃ pH=7.4 32 L/min
「熊田屋旅館」 TEL/024-957-2320
  無休 9-16時 入浴のみ500円 一日1500円 個室休憩可

太田屋さん熊田屋さんとも日帰りメインのような感じですが、
いちおう電話で確認されたほうがよいかと思います。


山口温泉〜樹園 投稿者:MAS  投稿日: 6月17日(月)01時25分13秒

今日は山口温泉、韮崎旭温泉、
桃の木温泉「桃栄館」、天笑閣、樹園と湯巡りしてきました。

山口温泉:
言わずと知れた山口温泉。過去に訪れたときは、内湯には余り浸かれなかった
(微動だにしない爺様達に占拠されてた)のですが、今日は湯口の周りや、気泡
が大量発生している場所(湯口の対面)をほぼ独り占め。大満足!

韮崎旭温泉:
番頭さんに勧められ、訪れてみました。
詳細は、うつぼさんやめがねさんが書き込みされているので、皆さんご存知と
思いますが、簡単に言うと、温度が高めの山口温泉といった感じで、なかなかの
極上湯です。

桃の木温泉「桃栄館」:
山和荘より桃栄館が好きという方が多いので、訪れてみました。
女湯は、桃栄館と山和荘で好みが別れるところですが、男湯は、断然、山和荘の
方が良い気がします。(山和荘の方が景色を眺められるメリットがある)

天恵泉白根桃源天笑閣:
相変わらずの芋洗い状態。1.5m四方の源泉風呂に浸かってたら、一気に4人も
入ってきました。おいおい。そりゃ無理だよ!頼むから、ゆっくり浸からせて
くれェー!(これって我侭?)
# ここは朝一以外お勧めできませんね。

樹園:
初めて17:00〜の入浴。無茶苦茶空いてるじゃないですか!って、サンプリング
回数は今回の1回だけですけど・・・(^^;)
周りの施設が全部16:00で閉まるし、休憩所も使えなくなるからかな?
入浴だけしか考えてないなら、思い切り狙い目かも。
アワ付きが微妙ですね。加熱湯の方がアワ付き良かったような気が…


教えてください(源田温泉、休石温泉) 投稿者:ぶくぶく  投稿日: 6月16日(日)18時50分38秒

源田温泉か休石温泉で日帰り入浴のできるところ知りませんか?
また、ここの掲示板で源田温泉 熊田屋で部屋付き\2,000と言うのを見ましたが、一人につき\2,000なのでしょうか?部屋なしだともっと安いとか知りませんか?


小川温泉 「小川町老人いこいの家寿荘 」 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月16日(日)12時58分32秒

昨日、茨城の小川温泉(ばんさんからの情報)〜那珂湊市場アクアワールド大洗(旧大洗水族館)〜ほっとパーク鉾田とまわってきました。
アクアワールドでは、うつぼと対面 ^^)、泳ぐ鳥「エトピリカ」がかわいかった。
            
<小川温泉「小川町老人いこいの家寿荘 」>(茨城県小川町、9時〜15:30、700円(町外)、0299-53-0059)

石岡からR355に入り、鹿島鉄道「常陸小川」駅辺りから県道144紅葉石岡線を北上、上吉影小を過ぎた次の信号を左折し、九州石油を過ぎてすぐを右(看板あり)の巴川沿い。
町民向け日帰り施設ですが町外者もOK。だだし料金で激しく差別されます ^^;)
大広間はお年寄りで大盛況。風呂も芋洗いか?と思いきや4〜7人と空いてました(土曜12時)。
窓の広い明るい浴室は、男女別内湯のみ。石造15人以上のゆったりとしたものでジェット付。
カラン11(温泉)、シャンプー・ドライヤーなし。
浴槽脇の蛇口から熱め20L/min程を投入で若干のオーバフロー。黒湯につき排湯不明。
カランも温泉ですがお湯で色付(緑褐色)、水で透明になるので、たぶん源泉12.8℃を加熱供給でしょう。

お湯は、薄コーヒー色の黒湯で濁りはないが透明度は低くなってます。
ほぼ無味で弱いながら干しワラのような臭い(モール臭?)があります。
重曹・炭酸イオン・アルカリ性によるツル&ヌルすべ感があり、お湯が熱いので温まりますが、浴後はさっぱりすべすべの美人の湯系のお湯です。重曹泉の浴感十分のいいお湯でした。

Na-炭酸水素塩泉(重曹泉)12.8℃、pH=8.70、110L/min、成分総計=1378mg/kg、Na^+=355.2mg/kg (95.52mval%)、Cl^-=49.77 (8.38)、HCO_3^-=769.4 (78.05)、CO_3^2-=45.37 (9.36)、陽イオン計=373.7 (16.17mval)、陰イオン計=898.4 (16.15mval)、メタけい酸=57.44、メタほう酸=10.32、有機物=36.64 <S49.5.25分析>


あわあわ温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 6月15日(土)12時20分07秒

>めがねさん
>「あわあわ温泉」とは単純泉であろうと「単純硫黄泉」であろうと
>pH濃度と炭酸成分が上手くバランスされてるとあわあわになるという事なんでしょうか?
>あるいは炭酸成分が含有されてる成分の中で突出した場合になるのでしょうか?

あわあわ学はけっこう難しくてよく判らないのですけど、
温泉の溶存成分が、ガスと水の分離を遅らせる効果をもっているかと思います。

源泉には地下で高圧がかかっているのでガス成分がたくさん溶け込めますが、
これが地上に出ると瞬間的に大気圧に下がるので、溶け込める量が急に減少し
気体に分離して出てきます。

しかし、溶存成分が多いと、炭酸カルシウム(CaCO3)や石こう(CaSO4)などの
緩い分子構造が水中にできていて、これがガス成分を包み込むような格好で捕まえて、
分離するのを妨げているらしいです。
これは、モール泉の腐植質とかでも似たような効果があります。

ですが、これらがガス成分を捕まえている力はすごく弱いので、体毛とかが近くに
あるとたやすく分離して集まってきて気泡をつくります。これがあわあわです。
難しい用語では、「臨界過飽和度を超えた不均一核生成」というらしいです。

あわあわ温泉が必ずしも炭酸ガスだけとは限らないわけで、
メタンや水素、窒素ガスだったり、ただの空気が混じっただけということもあります。
これらは感覚的な区別はできないですし、あわあわのうちどれだけが炭酸ガス
なのかはきちんと調べられた例も少ないです。


Re:新潟ぶらり日帰り立ち寄り湯 投稿者:やませみ  投稿日: 6月15日(土)12時17分27秒

> ONKEN21さん
解説が総花的でみんな良さげに書いてあるのは仕方ないですけど、
データがしっかりしているのでとても役に立ちますね。
写真が大きく鮮明な点もよいです。

ちょっと古いですが姉妹本もあります。
「新潟ちょっととなりの湯」 1998年2月 初版2刷 1600円
 ISBN4-88862-680-4
山形・福島・群馬・長野・富山の新潟隣県の日帰り温泉を紹介したもので、
あまり他のガイドに出ることの少ない、山形南部や会津地方、北信の施設が
たくさん掲載されているので貴重です。


たびたびすいませんm(__)m 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月15日(土)02時40分24秒

やはり正しくリンクしませんので、下記URLをコピーしてお使い下さい。
<a href="http://www.nnj-net.co.jp/cgi-bin/nnj-net/press.exe/0&5">http://www.nnj-net.co.jp/cgi-bin/nnj-net/press.exe/0&5


新潟ぶらり日帰り立ち寄り湯のHP 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月15日(土)02時34分38秒

下記投稿は正常にリンクされなかったのでもう一度掲示します。すいませんm(__)m

本の名前:日帰り温泉めぐり新潟ぶらり日帰り立ち寄り湯(新潟日報事業社)ISBN4-88862-891-2
出版社:新潟日報事業社 2002年1月15日改訂4版 第1刷 定価:1,800円+税
↓本のHP

http://www.nnj-net.co.jp/cgi-bin/nnj-net/press/0&5


新潟ぶらり日帰り立ち寄り湯(新潟日報事業社) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月15日(土)02時31分06秒

ローカルな温泉本 投稿者:クマオさん 投稿日: 5月31日(金)
に関連して、前回は「湯めぐり山梨(山梨日日新聞社)」をご紹介しましたが、今度は新潟県の
ローカルな日帰り温泉の本が図書館にあったので借りてきました。
本の名前:<a href="http://www.nnj-net.co.jp/cgi-bin/nnj-net/press.exe/0&5">日帰り温泉めぐり新潟ぶらり日帰り立ち寄り湯(新潟日報事業社)ISBN4-88862-891-2
出版社:新潟日報事業社 2002年1月15日改訂4版 第1刷 定価:1,800円+税
この本は新潟県内の日帰り温泉126ヶ所とスーパー銭湯・健康ランド14ヶ所を紹介したものです。
私は新潟も山梨や長野同様、疎いので参考になりますね。私の行ったところでは、川西町の「千手
温泉千年の湯」はきちんと新しい施設が紹介されていましたし、他には松之山温泉「鷹の湯」、
中里村宮中島温泉の「ミオンなかさと」、津南町竜ヶ窪温泉「竜神の館」、湯沢町「ゆざわ健康
ランド」、「駒子の湯」、ニ居温泉「宿場の湯」もあり、意外なところでは柿崎町の柿崎上下浜
温泉「ハマナスふれあいセンター」にも入浴しています。
 なお、湯之谷村の「栃尾又温泉センター」(クアハウス)にも昔入浴したことはあるんですが、
現在は露天風呂付きになり、内湯も新しくなり(平成12年)、入浴料も600円→1,000円に値上げ
され、「栃尾又 霊泉の湯」となってしまいました。新潟にしては入浴料がちょっと高いですね。
 なお、山中の秘湯系では新発田市の湯の平温泉「湯の平山荘」(無料、3.4KM徒歩1.5時間)や
湯沢町の赤湯温泉「山口館」(500円、徒歩2時間)、妙高村の燕温泉「黄金の湯」「河原の湯」
(無料)、糸魚川市の蓮華温泉「蓮華温泉ロッジ」(800円)も紹介されており興味深いですね。
 最後に栄町の「中越健康ランドポエム」は本では非温泉と紹介されていますが、公式HPによると
今年より「栄町天然温泉ポエムの湯」のナトリウム・塩化物温泉(中性低張温泉)の温泉が露天
風呂に使われているそうです。終夜営業なので重宝
しそうですね。実はそこは数年前の非温泉時代に泊まったことがあります。

あと新潟県にはこの本以外にも、以下のような本もあるそうです。
書名:新潟温泉大図鑑2002-2003年版
出版社:株式会社ニューズ・ライン 販売促進部 斎藤
〒950-8681 新潟市女池南3-2-32
TEL.025-280-1010 FAX.025-280-1011
Eメール webmaster@week.co.jp


奥塩原・新湯温泉共同浴場『むじなの湯』 投稿者:七篠  投稿日: 6月15日(土)00時38分15秒

奥塩原・新湯温泉の共同浴場、『むじなの湯』は、内装工事のため7月1日〜7月6日まで入浴が出来なくなるそうです。

   ・・・塩原のメル友から、そーゆー便りがありました。それと・・・

   >工事終了後は、浴槽・脱衣所ともに男女別に変わります。

   ・・・のだそうです。

ご意見、ご感想などありましたら、こちらにお越しください。

   http://6414.teacup.com/okusiobara/bbs

ともかく、久しぶりに奥塩原に「出撃」なさるのであれば、今の内かも>温泉三昧さま


Re:嬬恋温泉「つまごい館」  投稿者:うつぼ  投稿日: 6月14日(金)23時56分16秒

>やませみさん
早速にレスありがとうございます。やはりお持ちでしたか...。
含土類−重曹泉ですか。SO4=(18.22)も惜しいですね。
H2S=0.0でイオウ臭ということは、かなり鮮度がいいのでは?
38.4℃だと、露天:非加熱、内湯:加熱かと思います。加熱で気泡が増えたのでしょうか?

>ガウスさん
レスありがとうございます。
「大前」駅は郷愁を誘う鄙びたいい佇まいでした。「新特急草津」をはじめ多くの列車は手前の「万座・鹿沢口」で止まってしまうのですね。
それにしても、この名湯、毎分170リットルを一軒使いかけ流しとは、贅沢このうえないです。

>めがねさん
「つまごい館」いいですね。近ければ通い間違いなしです。犬は発見できませんでした ^^)
うーむ、「樹園」、先越されました。この前、山梨湯巡りのときそばまで行ったのですが、
営業時間:10時〜16時、17時〜21時 の狭間16時にぶち当たり断念 (TT)。
次回は攻めたいです。


色々と 投稿者:めがね  投稿日: 6月14日(金)21時38分22秒

>うつぼさん
お待ちしておりました。
「つまごい館」。自分は入浴2回にお湯を分けてもらう事3回。
あの沿線の中でも特にお気に入りの所です。
浴後のさっぱり感は格別ですね。ちなみにあそこの犬はちょっと恐い・・(^^;)

>やませみさん
つるつるには純粋な重曹成分が必要ということがよくわかりました。
ありがとうございました。
ここで、もうひとつ、先日のレスの中で「あわあわ温泉」というのは
泉質に関係ないのではという事でしたが、温泉の科学の「炭酸水素泉の成因」と
今回のpHの解説を読んでどうもそのことが頭から離れません。
うまく言えないんですが・・・。
「あわあわ温泉」とは単純泉であろうと「単純硫黄泉」であろうと
pH濃度と炭酸成分が上手くバランスされてるとあわあわになるという事なんでしょうか?
あるいは炭酸成分が含有されてる成分の中で突出した場合になるのでしょうか?


Re:嬬恋温泉「つまごい館」 投稿者:やませみ  投稿日: 6月14日(金)08時53分56秒

>うつぼさん
> 分析表掲出なし(受付にもなし) 嬬恋温泉鹿ノ湯 重曹泉
典型的な含土類−重曹泉ですね。

嬬恋温泉・奥鹿の湯(H6.7分析) 嬬恋村大前字鹿の子乙928-1 
 Na・Mg・Ca−HCO3 38.4℃ pH=6.7
  陽イオン計=410 陰イオン計=1110 成分総計=1727mg/kg
  Na=218(45.6) Mg=70.5(27.8) Ca=99.8(23.9) Fe(II)=0.74 
  Cl=81.1(11.4) SO4=175(18.22) HCO3=846(69.12) CO3=0.0
  H2SiO3=140 CO2=62.3 H2S=0.0

> 重曹泉で加熱すると気泡が増えるということはあるのでしょうか?
あります。
直炊きで加熱すると部分的に高温になるので、重曹の分解で炭酸ガスが発生します。
同時にpHがややアルカリ性に傾いて、つるすべが出てくるようになり、
炭酸イオン(CO3^2-)がカルシウムとくっついて析出し濁ってきます。


Re:嬬恋温泉 「つまごい館」 投稿者:ガウス  投稿日: 6月14日(金)05時36分30秒

 うつぼさん、私も嬬恋温泉 「つまごい館」には、3年ほど前に立ち寄り入浴したことがありますが、無人の終着駅の前にぽつんとある面白い立地の温泉ですね。湯量は豊富で、源泉掛け流しとなっていてなかなか良いお湯でした。源泉38℃のNa・Ca-炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・温泉)で、湧出量は毎分170リットルとのことです。
 この土日に、鹿沢温泉「鹿鳴館」に泊まったときに客室に嬬恋村の歴史を書いた分厚い本が置いてあって、そこに書いてあったのですが、嬬恋温泉は吾妻線の大前駅までの延伸に合わせて、周辺を温泉観光地化しようと掘削されたようですね。しかし、その目論見ははずれたのか?充分な湧出量がありながら、大規模旅館や温泉街が形成されることなく、現状のようにぽつんと小さな旅館がある状況になっているようです。お陰で、私達は静かに源泉掛け流しの良い湯を堪能できるのですが...。


長野の温泉(2日目レポ2) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月14日(金)04時46分16秒

そう言えば、志賀高原のオリンピック道路を下って、渋温泉に入る手前の「沓野・渋I.C」に以下の
ような名前の温泉の看板を発見しました。
みやま温泉露天風呂「わくわくの湯」
 ちょっと気になるので下見してみると、この温泉は循環していませんとの掲示が(^^)。どうやら
独自源泉みたいです。パンフをもらいに中を除いたら、駅にあるような自動改札方式。昼間のみ
管理人がいます。以下、パンフより
【温泉の概要】
源泉名/みやま温泉 泉温/91℃(使用位置41℃)
泉質/含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(硫化水素型)[中性低張性高温泉]
営業のご案内
■営業時間/10:00〜20:30(21:00閉館)
■休日/第1・3水曜日(冬季・夏季は時間休日等は異なります
■入浴料金/500円(小学生以上)休憩料込 回数券12回綴り5,000円
※ご宿泊は隣接しております、民宿みやまをご利用ください。
長野県山ノ内町平穏821 TEL0269-33-2260
どなたかここへ入浴された方はおりませんか?

さて、渋温泉からオリンピック道路R292を中野市へ。さらにR403を小布施、須坂市へ。次にR406
を菅平方面に向かいます。その途中に「平成の名湯」(ホント?)と称する「湯っ蔵んど・ふれあい
健康センター
」があります。さすが長野県では人気が高いセンター系の温泉みたいですが、すごい
混み様ですね。駐車場など満杯でツアーの観光バスまで止めてありました。入浴せずに退散です。
ちなみに入館料は10:00〜17:30は650円 17:30〜22:00は500円。時間制限なしは安いかな。
みしゅらんレポあるふぁさんレポ
★須坂市関谷温泉スタンド
少し菅平方向へ走ると、湯っ蔵んどの源泉の関谷温泉の温泉スタンドがありました。(the源泉にて)
10L=10円だったかな?是非、汲みたいところですが、温井温泉で満タンになってしまったので断念、
成分表のデータのみ掲示します。

施設名:須坂市関谷温泉スタンド
関谷温泉の成分
1.源泉名:須坂市関谷温泉 2.泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)3.泉温:38.6℃(気温18℃)
温泉分析書
(3)知覚試験:無色透明、無味無臭 (4)密度:1.0004(20℃において)
(5)水素イオン濃度 pH=8.36 (6)蒸発残留物:439mg/kg
Na=60.0 K=1.8 Ca=53.5 陽計=115.3
F=0.7 Cl=27.9 硫酸=219.8 炭酸水素=7.4 炭酸=4.8 陰計=260.6
メタケイ酸=35.0 メタホウ酸=8.3 非解離計=43.3 溶存物質計=419.2
遊離CO2=0.2 成分総計=419.4
(8)泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
平成7年4月20日 長野県衛生公害研究所
↓関谷温泉源泉の写真
http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/69610214421f2.jpg
この後、菅平・鳥居峠・北軽井沢・二度上峠・倉渕・高崎を通り19:30(須坂より4時間)に
無事、帰宅しました。
↓帰途、嬬恋村から眺める浅間山の噴煙はすごいですね。昨年はあの頂に立ってしまったのですから…

http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/70610214421f3.jpg


嬬恋温泉 「つまごい館」 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月13日(木)23時11分42秒

つづきです。最後です。長文連打すみません。

4.<嬬恋温泉「つまごい館」>(群馬県嬬恋村、時間要問合せ(13時〜のよう)、500円、0279-96-0443)
R144JR吾妻線終点の「大前」駅前の湯宿。R144に看板が出ておりわかりやすいです。
駅前といっても無人駅で周囲はいたってのどか。館内は質素ながらとてもきれいです。
浴室は、内湯(檜造4人)、露天(同2人)。カラン4、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。日曜15時で独占〜3人。
内湯は、飲用できる檜の湯口から投入で湯船内上面から排湯の適温。かなり温めの露天は木の筒からの注湯で全量オーバーフロー。どちらも眼下に吾妻川が望めます。

お湯の感じは、内湯と露天でかなり違います。
内湯は、淡緑黄色ささ濁りで重曹味(薬っぽい塩味)+金気味、金気臭+かすかなイオウ臭。
細かな気泡+酸化鉄らしい茶色の浮遊物。
露天は、淡黄色ほぼ透明で気泡と羽毛状の灰白色の湯の花があります。新鮮な鉄味+たまご味+微炭酸味、湯口では明瞭なイオウ臭。
「重曹泉」とのことですがツルすべ感はなく、硫酸塩泉or鉄泉のひっかかり感が表に出ている感じ。純粋な重曹泉ではないのでは?
お湯は露天のほうが新鮮な感じなのに、気泡は内湯の方が多いです。
露天の浴感は絶品でいくらでも入れそうです。思わずまったりと長湯に。レベルの高い吾妻エリアでも屈指の名湯でしょう。浴後には際だった爽快感があるので夏向きのお湯かと思います。

分析表掲出なし(受付にもなし) 嬬恋温泉鹿ノ湯 重曹泉

>やませみさん、教えてください
>(つるつるには)重曹成分の純粋さが必要なのかと思います。
ここはいろんな成分が入っていそうです。嬬恋温泉のデータはお持ちじゃないでしょうか?
それと、重曹泉で加熱すると気泡が増えるということはあるのでしょうか?


半出来温泉 「登喜和荘」 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月13日(木)23時05分48秒

吾妻の温泉つづきです。3発目です。

3.<半出来温泉「登喜和荘」>(群馬県嬬恋村、時間要問合せ、300円、0279-97-3373)
R144JR吾妻線「袋倉」駅そば、国道横にある2階建の鄙びた湯宿。看板は目立たないので要注意です。「半出来」とは変わった名前ですが、地名(小字名)とのことです。
浴室は廊下を渡った吾妻川寄りの奥。
広めの窓から緑を望める明るい浴室は好印象。内湯は木造り7.8人の渋いもの。
カラン4、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。日曜13時で独占でした。

壁から突き出た金属パイプから30L/minほどを投入で飲泉可(コップあり)。
湯船端から同量をかけ流しで流路は褐色に変色しています。
混浴の露天は、内湯から庭のような所を歩いて行くので女性にはきついかも。
吾妻川を見下ろすロケーションは秀逸。コンクリ木張りの浴槽は大小2つに仕切られ、お湯は樹脂パイプから小に投入で、大(5.6人)を経由してかけ流し。
小には樽風呂×2が置かれてますが、かなりガタがきており、なまったお湯なのでパス。
木の湯船はところどころコケ?で緑変。あちこちに気泡がついて白くなっており、槽内を移動するとアワ立ちます。説明版に遊離炭酸の数値だけが書かれてるのはそのため?

お湯は、淡黄色透明で塩味+甘味+微炭酸味+金気味の複雑な味。金気臭+かすかなイオウ臭。
肌ざわりに特徴はないですが、アワ付きがあります。(量は露天の方が多い)
ひなびた佇まいにぴったりの当たりの良いぬる湯はこれも長湯向き。浴後に爽快感もあります。
帰り際、地元のおばさん軍団とすれ違い、銭湯としてもけっこう利用されてるみたい。
こちらもすっぽん料理が自慢のようです。

分析表掲出なし(受付にもなし)
含塩化土類−弱食塩泉 43℃、pH=7.2(緩和低張性温泉)、遊離炭酸=74.8mg/kg


Re:Re:pH(なぜにぬるぬる?)  投稿者:やますな。  投稿日: 6月13日(木)16時42分49秒

>やませみさん

 私はオリーブオイルと苛性ソーダで石けんをつくるので、説明をよく理解することができました。

 ということは、pHが同じでも、人によってぬるぬるする感触の強弱が若干違うということになりますか?


油っぽい人? 投稿者:やませみ  投稿日: 6月13日(木)16時20分30秒

>やますなさん
同じ温泉に入っても、季節や人によってつるすべの感じ方がだいぶ違います。
脂性肌だったり、夏場の汗をかいてる時なんかは強く感じるようですし、
逆に、冬場などで肌が脂分を失っている時は弱くなるようです。

また、運動などで身体が汚れているときは、
洗った後のほうが強く感じることがあります。
ホコリや汗の乾いた塩分が皮膚を覆っているからだと思います。

腕や顔よりも、手のひらや足の裏のほうがつるすべが強いですが、
これも皮脂の分泌量に差があるからじゃないでしょうか。


Re:Re:pH(なぜにぬるぬる?)  投稿者:やますな。  投稿日: 6月13日(木)15時29分58秒

>やませみさん

 私は、オリーブオイルと苛性ソーダで石けんをつくるので、説明がよく理解できました。

 ということは、pHが同じでも、肌が油っぽい人の方がヌルヌル感を強く感じることができるのでしょうか? 


Re:熊の湯(ほたる温泉) 投稿者:やませみ  投稿日: 6月13日(木)10時58分10秒

本来の熊の湯温泉である「熊の湯ホテル」を除いて、1999年から硯川エリアは
ほたる温泉という温泉地名になりました。
 「硯川ホテル」「志賀喜楽ホテル」「志賀プリンスホテル」
平床源泉は溶存成分がすごく少ないのをみてもわかるように噴気造成泉で、
ほたる温泉のほかに木戸池と石の湯にも供給されており、それぞれの旧源泉と
混合で使用されるようになりました。

「熊の湯ホテル」は独自源泉で、柔らかな浴感と鮮やかな緑色が素晴らしいですから、
このあたりに来たら寄らないのは損です。
  S-Ca・Na-SO4・HCO3 72℃ pH=7.3
  蒸発残留物=1618mg/kg H2S=43.44

志賀高原エリアではたくさんの施設が温泉を使用するようになってきましたが、
それぞれに温泉地名がついているものの、源泉が違うのかどうかわかりません。
いちおう列記しておきますので、訪問されたら教えてください。

発哺温泉「発哺国際ホテル天狗の湯」「志賀ビューホテル」「ホテル東舘」
 単純硫黄泉 76℃ pH=5.4 蒸発残留物=53mg/kg 噴気造成
西発哺温泉「西発哺温泉ホテル」
 不明
志賀山(川原小屋)温泉「ホテル渓谷」「ホテルアルペンブルク」「ホテルベルグ」
 旧 単純温泉(Ca・Na-HCO3・SO4) 37.6℃ pH=8.2 113 L/min
 新 単純硫黄泉 53.8℃ pH=5.6
高天ヶ原(川原小屋?)温泉「志賀パークホテル」
 アルカリ性単純温泉
高天ヶ原(川原小屋?)温泉「ホテルサニー志賀」
 単純硫黄泉
幕岩温泉「ホテル志賀サンバレー」「志賀の湯ホテル」「ヴィラ・アルペン」
 単純硫黄泉らしい
丸池温泉・蓮池温泉
 単純硫黄泉らしい


Re:pH(なぜにぬるぬる?) 投稿者:やませみ  投稿日: 6月13日(木)10時52分33秒

>めがねさん
> たまに分析表で高いpHの温泉に入浴してもあまりぬるぬる感を感じないのは
> 他の温泉成分の影響もあるでしょうが、これが理由のひとつなんでしょうか?

「温泉の科学」でアルカリ性泉の項に準備中の文章ですけど、一足早く出しちゃいます。

つるすべの原因はいろんな説明がされていますが、実はよく判っていないのが本当のところです。
私なりの解釈ですが、手短にいうと、「アルカリ性の温泉では、皮脂とアルカリ(Na,K)が結合
してセッケン状の物質をつくる」です。

伝統的な石鹸の製法では、天然の動植物油脂(牛脂、やし油など)に炭酸ソーダ(Na2CO3)や
苛性ソーダ(NaOH)を加えて加熱しますと、脂肪酸とナトリウムがくっついてNa石鹸とグリ
セリンに分解します。グリセリンは「ワセリン」と同じです。Naの代わりにKを使ったカリ石
鹸もあります。

  脂肪酸 + Na^+(アルカリ) → Na石鹸 + グリセリン

温泉でもこれと似た作用で「皮脂石鹸」ができていそうですが、石鹸とグリセリンとがはっき
り分離していないので、正確に言うと「石鹸のようなもの」です。つるつるの感触は、石鹸の
界面活性作用(すべりやすくなること)で、ぬるぬるの感触のほうは、グリセリンが効いてい
るのかもしれません。

アルカリ性で、Na^+やK^+イオンがあれば常につるすべ温泉になるかというと、どうやらそう
でもなさそうです。高アルカリ性でもつるすべしない温泉がけっこうあります。
脂肪とアルカリ性溶液は一般にあまり混じりあわないので、皮脂の溶け出しを助けるような働
きを、重曹成分(Na-HCO3)がしているようです。重曹は機械の洗浄にも使われるように、脱脂
作用がとても強いのです。つまり、重曹成分が皮膚から脂肪をとりだし、アルカリ成分が石鹸
に変えるというわけです。
また、温泉成分に、アルカリ(Na,K)に比べてアルカリ土類(Ca.Mg)が多いと、固体で溶けにく
いCa石鹸(金属石鹸)をつくるので、これはつるつるよりキシキシです。
さらに、カルシウムと炭酸イオンがくっつくと、これも溶けにくい炭酸カルシウム(CaCO3)が
できて皮膚を覆うので、皮脂の溶け出しをじゃましてくるかもしれません。
つまりは、重曹成分の純粋さが必要なのかと思います。

以上をまとめますと、
 1) 高アルカリ性のpHであること
 2) 重曹成分を多く含むこと
 3) アルカリ土類成分が少ないこと(=純重曹泉であること)
がつるつる温泉になる3条件かと思います。

pHがアルカリ性になると、炭酸水素イオン(HCO3^-)は炭酸イオン(CO3^2-)に変化するので、炭
酸イオンの量が「つるすべ」の度合いの目安になります。温泉分析表の炭酸イオンの数字とつ
るすべの度合いをいろいろ比べてみると、とてもよい相関があることがわかります。

最近の深深度ボーリングで出来た温泉は、重曹泉型のアルカリ性単純温泉が多く、つるつるの
美肌の湯、という触れ込みのが多いです。が、その多くは成分がとても希薄なので、加熱循環
させたりすると、ぜんぜんつるつるしないただのお湯になってしまいがちです。アルカリ性の
水は空気中の炭酸ガス(CO2)を吸収しやすく、長時間に空気と接触させるとpHがどんどん下が
って中性に近づいてしまうからです。


Re:八田村「樹園」(リン酸 投稿者:やませみ  投稿日: 6月13日(木)10時51分47秒

>めがねさん またまたど−も
> Hpo4^− 0.4(オリトリン酸水素これは何?)

オルトリン酸水素です。リン酸イオンの1種。
オルトは「正しい(ortho-)」の意で、オーソドックス(orthodox)と同じ語源です。
リン(P)の酸化物(リン酸)として、もっとも普通にある形なのでこういいます。
最近の表記では「オルト-」は省略されることが多いです。

リン酸イオンはpHによって変化します。
 2未満 → H3PO4(リン酸)
 2〜<6.7 → H2PO4^-(リン酸二水素イオン)
 6.7〜<12 → HPO4^2-(リン酸水素イオン)
 12以上 → PO4^3-(リン酸イオン)

リン酸が温泉中に多量に含まれることはほとんどないので、あまり気にしなくていいです。
たまに大きい数値になるときは、いちおう表層水(肥料や洗剤)の混合を疑います。


熊の湯(ほたる温泉)「野天風呂 長寿乃湯」(2日目レポ1) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月13日(木)04時34分17秒

 連日の投稿を失礼します。二週連続の長野の温泉レポですね。
数年前とある旅行雑誌を読んでいたら、長野県志賀高原の熊の湯に無料開放されている露天風呂が
あると書かれていたのを思い出し、草津へ行ったのを機に探してみることにしました。長野五輪後
は行ってないので、志賀高原は5年ぶりくらいです。
 まずは志賀草津道路の草津白根山を見ながら、渋峠(標高2172Mは国道最高地点です)を越え、
長野県山ノ内町へ。上は強風で寒いくらいです。横手山を下り最初に見えてくる、ホテル街が
熊の湯(ほたる温泉)となっています。途中、熊の湯ホテルの看板に従い左折、少し下ると
湯の宿志賀プリンスホテル」別館の「ホテルエクセレント」に併設された「野天風呂 長寿乃湯
があります。別館は季節営業のため休館中で、入浴希望者は本館の受付まで申し込むよう別館の
玄関に張り紙がしてありました。
 「野天風呂 長寿乃湯」の表側(熊の湯ホテルを見下ろす側)に回り込むと男女別に分かれた
扉があるので、中へ入る。野天風呂とは言ってもまわりはよしずで囲まれ景色はほとんど見えない。
お昼頃は入浴客はなく貸切状態でした。浴室は脱衣所と5人位入れる大きめのポリバスが。
お湯は大変熱く入念に掛け湯しないと入れないほでです。湯は無色透明で光が当たると白くて細か
い湯の花が漂っています。ほぼ無味無臭。掛け流しで、入るとバシャーとお湯がこぼれ気持ちいい
ですね。高原の冷たい風に吹かれいいお風呂でした。社長のご好意で無料開放されているようなの
で、
マナーよく利用したいものですね。なお、リンク先のHPによると、
>81℃の源泉は、引湯する時に適温に管理をしている。
>ほたる温泉平床大噴泉は強い硫黄臭が漂っているが、硫黄臭に弱い方もいる為、ある程度、
>硫黄臭を取り除いて引湯している。(平床大噴泉の縁起経過
らしいです。後で平床大噴泉を見ました。R292を少し長野方面に行くと豪快に蒸気を噴き出す源泉
井戸がありました。ゴーーとすごい迫力です。一見の価値はあります。
「施工:熊の湯地区旅館温泉組合 平成6年9月吉日」
↓平床大噴泉の写真
http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/78610192349f4.jpg
「長寿乃湯」にきちんと熊の湯の分析書がありましたので掲示します。
温泉地名:熊の湯温泉 源泉名:熊の湯 平床の湯 源泉
泉質:単純硫黄温泉[硫化水素型](中性低張性高温泉) 泉温:源泉81.0℃
蒸発残留物:183mg/kg pH=6.56
Na=23.8 K=2.3 Mg=3.3 Ca=12.1 Al=1.1 Mn=0.2 鉄2=0.07 陽計=42.87
F=0.07 Cl=0.1 硫化水素=3.5 硫酸=60.2 炭酸水素=43.3 硝酸=0.6 陰計=107.77
メタケイ酸=41.5 メタホウ酸=5.5 非解離計=47.0 溶存物質計=197.64
遊離CO2=21.7 遊離硫化水素=8.0 溶存ガス計=29.7 成分総計=227.34 総ヒ素=0.006
分析年月日:平成5年7月28日 分析者:長野県薬剤師会
この温泉固有の適応症:慢性皮膚病、きりきず、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症

さらに長野方面へ下り、志賀高原へ。一沼のツツジはきれいでした。
そしてふもとへ下り、渋温泉の共同浴場を歩いて下見。やはり鍵がないと入浴できないようで、残念。
いつか共同浴場めぐりに挑戦したいものです。さらに続く^^)


↓おお、まさに 投稿者:ナイジェル  投稿日: 6月13日(木)00時35分52秒

定義そのものですね。と、ここまで書いたところでやませみさんの温泉の科学を
読み直したら、5-3章にきちんと書いてありました。愚問、失礼しました。
しかし、温泉の科学は深いなぁ。


pHのp 投稿者:クマオ  投稿日: 6月12日(水)23時48分57秒

>ナイジェルさん

ちょこっと調べました。Yahoo!辞書検索の新辞林で見つけたのは下のもの。
ピーエッチ【pH】
 〔p は power の略,H は水素の元素記号〕溶液の水素イオン濃度を表す指数。中性では 7,酸性では 7 より小さく,アルカリ性では 7 より大きい。ペー-ハー。

「power」は「【数】冪(べき), 累乗」のことですね。


八田村「樹園」 投稿者:めがね  投稿日: 6月12日(水)22時35分20秒

本日、山梨の八田村にある「樹園」に行ってきました。
ここは、芦安村に行く県道から少し右に入った所にある公営の施設です。
入浴料550円を払い、浴室へ。
浴室内はシャワ−、カランが約10程、シャンプ−、ボディ−ソ−プが4つ。
浴槽は3つあって加熱浴槽が1つとぬるめの源泉浴槽が1つ、季節によって
源泉、加熱と切り替わる浴槽が1つ。本日はこの浴槽は加熱になってました。
ただ、どの浴槽もシングルの注水ですが、オ−バ−フロ−。
加熱でオ−バ−フロ−とは公営としてはかなりコストがかかってる?
浴感は「山口温泉」や「韮崎旭温泉」に似たアワアワ+重曹のつるすべ温泉。
臭いは微妙な硫黄臭の方を感じました。
湯温が36度位なのでとてもぬるめの気持ち良いものです。
最近、仕事でもちょっとしたミステイクがあったもので少し疲れ気味だったせいか
10分位寝てしまいました。気が付くと前にいたおじさんも寝てました。(^^;)
公営の温泉としてはとても満足できる所だと思います。

泉質・・・ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉 34.9度 289L/分湧出。
     Na^+ 382.8 Ca^+ 28.1 Mg^+ 10.8 Cl^- 408.2
     So4^- 120.6 Hco^- 330.5 
     Hpo4^− 0.4(オリトリン酸水素これは何?)
     成分総計 1337g

料金・・・入浴村外者 550円 10時〜16時、17時〜21時


ReRe pH 投稿者:めがね  投稿日: 6月12日(水)22時10分17秒

>やませみさん
>アルカリ性の影響は皮膚角質よりも粘膜の方が強く受けます。
たまに分析表で高いpHの温泉に入浴してもあまりぬるぬる感を感じないのは
他の温泉成分の影響もあるでしょうが、これが理由のひとつなんでしょうか?

後、自分は「眼」に関する仕事をしてるので、高アルカリ性の液体が
目に入ってしまい、生理食塩水でドバドバ洗い流す事がありますね。
かなり痛しみますし、相当充血します。皆様ご注意を。


いろいろ 投稿者:温泉三昧  投稿日: 6月12日(水)19時48分31秒

>やますなさん
いつも楽しく面白い書込み読ませていただいてますよ(^^)
箱根・伊豆はさっぱり分からないので参考にしています
ドンドン出掛けてガンガンレポートして下さい(笑)
お待ちしております

>めがねさん
四方八方に繰り出してますね〜(^^)

><田沢温泉、有乳湯>
長野はGWに訪問したのですが、ここは行ったなかでもTOPクラスのお湯の良さでした
浴感表現は苦手なので、いつも直感でしか言えませんが、
とにかく硫黄の香りがプンプンで泡付きとつるすべ感が強く、気に入りました
温泉街の雰囲気もGOOD!ですね

><沓掛温泉、小倉乃湯>
ここもこじんまりした温泉街でしたね
お湯は単純硫黄泉(手前の体感33℃前後の浴槽)&アルカリ性単純温泉(奥の体感38℃浴槽)
の2本立てと記憶しています
入口にあったチラシ案内書きにその旨、記入してあったのと、
受付のおばちゃんに「浴槽はそれぞれ違う湯なの?」と聞いてみたら
「そうだい」とのやる気のない返事が返ってきました(笑)
訪問時はアル単浴槽の方が、なぜかたまご臭が強く感じられましたね
その日によって臭いも浴感もいろいろと変化するのでしょう

それとこの周辺は成分は薄いですがアルカリ性でツルすべのたまご臭のする、
いい湯が揃っていて自分にとってはたまらないエリアでした(^^)
この手の湯が好きな方には、田沢、沓掛はオススメの2湯ですね

>うつぼさん
>「逢友荘」 (平治温泉引湯) 
例の場所があきらめられず、引き湯の「逢友荘」をやっつけましたね(^^) 
なんとも場所が分かりずらそうなとこにあるのですね

>金気味+弱塩味、金気臭。少量ながらアワつきがあります。
>けっこう強いキシキシ感があり、
>つつみ込まれるような柔らかなお湯は長湯向き。浴後に爽快感もあります
う〜ん、うつぼ調、たまりませんなぁ
ここに限らず奥嬬恋エリアは未訪ときて、数少ない泉質もあるようなので訪問必須場所です
ここは片道3時間半〜4時間コースですね(^^;;


大文字・小文字 投稿者:ナイジェル  投稿日: 6月12日(水)19時13分15秒

>やませみさん

 記号で大文字と小文字の使い分けが必要なものって結構ありますよね。電気の世界では
dB(デシベル)とか、身近な例では距離のキロメートルはkm(両方小文字)。
ところでpHのHが大文字なのは、水素の元素記号を表しているからだと思うんですが、
pって何なんでしょうか。


Re:ph 投稿者:やませみ  投稿日: 6月12日(水)16時47分00秒

>めがねさん pHと書いてくださいね。
人間の皮膚の表面をつくっている角質は、酸にもアルカリにも丈夫なものですが、
酸性だとpH=1.5以下、アルカリ性だとpH=12以上でさすがに腐食されてきます。
腐食の強さは成分の種類や濃度で変わってきます。

温泉の場合、高いアルカリ性の源泉はおおむね成分がとても希薄なので、
腐食作用の度合いはきわめて弱いです。
ただし、アルカリ性の影響は、皮膚角質よりも粘膜のほうが強くうけます。
うっかり目に入ったり飲んだりするとかなり危険ですから、
小さいお子さんをお連れになるときは注意です。

身近にある最もアルカリ性の強い物質は塩素系漂白剤で、洗濯のときなどうっかり
手指に付くといくら洗ってもぬるぬるがとれません。原液はpH=14近くあります。


ph 投稿者:めがね  投稿日: 6月12日(水)09時58分41秒

>やませみさん
どうも、最近レポにミステイクが多く申し訳ありません。
ここで質問するのもずうずうしいかもしれませんが、いつもphの濃度を分析表で見て
思うのですが、以前、「あまりに高いphの液体に触れると人体に有害だ」という事を
何かで聞きました。
人間が入れる(温泉に限らず)phの限界ってどの位なんでしょう?


草津温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月12日(水)04時59分53秒

★草津グリーンパークパレス
 しまった!温井温泉の源泉の調査に時間をかけ過ぎたー。と言うことで急いで草津へ向かう。
長野原町川原畑(温井温泉)を15:45に出発して中島さんの待つ「国民年金健康保養センター
草津グリーンパークパレス
」到着が16:15で15分の遅刻。会議室に入ると沢渡に寄ったらしい
○○三昧さんを除き、皆さん到着していました。どうも、すいませんでしたm(__)m。ここで19名の
皆さんと感激の対面を果たし、会合は和気藹々と進むのでありました。私は盛大なオフ会が初めて
なのでかなり緊張しておりましたが、オフ会デビューは皆さんそうなんでしょうね。
 さて会議終了後はお風呂へ。お風呂は露天風呂こそないもののガラス戸からシラカバ林が望め、
なかなか快適なお風呂ですね。源泉は「草津温泉 万代鉱」の大量湧出する新源泉。泉質は
含硫化水素酸性明礬泉です。湯の色が無色透明だったのは草津としては意外で、万代鉱源泉は透明
なんだなと初めて知りました。万代鉱源泉は初めてでした。なめると非常に酸っぱいです。
当日のお湯は源泉100%と中島さんのお墨付き。もちろん浴槽の端の窪んだところからかけ流しです。
草津GPPの成分表につきましてはここをご覧下さい。結局、草津GPPでは夕、夜中、朝と入ったのですが、
1湯目はのぼせてしまい頭がクラクラしました。草津は本当に刺激が強くて私もメロメロです(^_^;)。
なお入浴のみは1回500円です。
 宴会ではすべて手づくりの料理(これも中島さんのお墨付き)を戴きながら、盛り上るのであり
ました。部屋での2次会終了後は酔っ払いながら草津の共同浴場へ突撃!私はみしゅらん常連組を
初めとした数人で「白旗の湯」(白旗源泉?)と「瑠璃の湯」(湯畑源泉)に入りました。
それにしても酔っ払いながら温泉へ入ったのは初めてで、危ないですね(^_^;)。それでも、
気は割としっかりしていた方ですが...まあ、これも楽しい思い出です。温泉好きでよかった。
ちなみに私は今年1月の時は千代の湯と地蔵の湯に入浴しているので本年草津5湯目でした。
夜の湯畑は初めてで幻想的できれいでしたね。

翌朝は心地よいシラカバ林の風の音で目が覚めました。空は真っ青で好天です。
おいしい朝食をいただき、部屋で休んだ後、玄関で集合写真をとり、あっと言う間に一郷一会は
終わりました。中島さん、いろいろお世話様でした。楽しかったです。参加者の皆さんはいろいろ
な温泉に行かれたようですが、私は単独行動でまた謎の温泉を探りに行きました。

★草津・常布の滝(日本の滝100選)
 まず心残りだったのは数人で企画した常布の滝への野湯ツアー。せめて温泉へ入れなくても、
日本100名爆の一つ「常布の滝」を展望台から見てみたいと思いました。志賀草津道路天狗山駐車
場から少し行くと、右手に中和工場が見えてくるので右折、「香草温泉」の看板の立つ砂利道を
しばらく車で走ります。谷沢川を渡り、路面が荒れて車が走れなくなりそうなので、そこから歩き
ます。約20分も歩くと、常布の滝展望台に着きました。深くて遠い谷の中に滝が見え、そのそばに
滝下の湯と言う野湯があるらしいです。(やませみさんの温泉の科学
ただ、今はやぶも深く案内人がいないと無理とのことで行くのは断念しました。滝への入口も
わかりませんでした。
↓展望台から見る常布の滝
http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/77610192349f3.jpg
再び車に戻り引き返して、すばらしい好天なので志賀草津道路を白根山方面へ。真っ青な青空に
映える真っ白な白根山は実にきれいでした。この後、渋峠を越え長野県志賀高原の熊の湯にある
と言う無料の露天風呂を目指すのでありました。続きはまた後日。
↓草津白根山

http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/6461243823f1.jpg


「逢友荘」 (平治温泉引湯) 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月12日(水)00時24分24秒

つづきです。2発目です。

2.<「逢友荘」>(群馬県嬬恋村、時間要問合せ、300円、0279-97-3586)
かの有名な平治温泉を引湯している温泉民宿。場所は半端じゃなくわかりにくいです。
R144、JR吾妻線「万座鹿沢口」駅前「三原大橋」から万座草津方面へ入ってすぐの「三原」交差点のすぐ先の寿司屋「福島屋」手前の路地を左折しすぐをまた左折(方向的には万座鹿沢口駅に戻る感じ)。車1台やっとの路地を1.2分道なりに走り右カーブを切ると突き当たりに赤い屋根と看板が見えます。(あ〜疲れた^^))

質素な造りですが、メンテが良くなかなか感じのいい民宿です。
廊下奥にある浴室は、男女別内湯(石造6.7人)のみ、カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜昼で独占。
内湯は、オーソドックスですが入りごこちよく、けっこう大きい窓があるのでこもった感じもありません。
ライオンがくわえたパイプから湯船の中に注湯(30L/min位)で同量をかけ流し。
ゴーゴーとお湯が流れていく音がいい感じ。湯船まわりには赤褐色の変色と石灰華が少し。
ややぬるめのお湯は薄く緑黄色がかり、酸化鉄らしき赤茶の浮遊物が少々。
金気味+弱塩味、金気臭。少量ながらアワつきがあります。
けっこう強いキシキシ感があり、つつみ込まれるような柔らかなお湯は長湯向き。浴後に爽快感もあります。
数百Mは引湯しているハズなので、アワつきが減るのはやむなし?。
でもそれを差し引いても十分楽しめるいいお湯かと思います。(絶妙の成分構成ですね ^^))
あと、予約するとすっぽん料理も食べられるようです。(養殖してる)

脱衣所に分析表コピー掲出あり(たぶんやませみさん5/27データと同じもの)
平治温泉(笹の湯)
Na・Ca-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉 41.4℃(AT=28.6℃)、pH=7.3、286L/min掘削自噴、成分総計=1.43g/kg、Na^+=236mg/kg (54.37mval%)、Mg^2+=45.4 (19.78)、Ca^2+=78.2 (20.67)、Fe^2+=0.69、Cl^-=239 (36.65)、SO_4^2-=286 (32.40)、HCO_3^-=344 (30.61)、陽イオン計=397 (18.9mval)、陰イオン計=870 (18.4mval)、メタけい酸=137、遊離炭酸=25.3 <H8.8.16分析>


湯元の福住と塔之沢の福住 投稿者:やますな  投稿日: 6月11日(火)22時48分22秒

>やませみさん、さらにくわしい解説をありがとうございます。

>過去ログの2001年10月(3)/10月25日に、見学したときのレポを書いてます。

 やませみさんと違うことを書いていたらどうしよう!! と思ってドキドキしながら読みました。

 インターネットをちょっと見てみたのですが、塔之沢と湯元の福住は、全然関係がないようですね。松田さんご推薦の福住は湯元の方ですね。ちょっとそこらへんを確認できていなくて、申し訳ありません。ごっちゃになっていました。

 3月OR4月くらいに「AERA」で写真を掲載していたのは、塔之沢の方だと思うのです(お風呂の床が木だったので…)。やませみさんのルポによると、湯元の福住の浴場の床はタイルということですよね (^.^) 「AERA」も間違ったかな? (AERAさん、見てますか??)

萬翠楼・福住(箱根湯本) 
http://www.2923.co.jp/
箱根塔乃澤温泉福住楼 
http://www.fukuzumi-ro.com/


ご挨拶 投稿者:こもだ  投稿日: 6月11日(火)13時36分37秒

 はじめまして、こもだと申します。つげ義春の文庫を読みまして、「今神温泉」と「定義温泉」
に興味を持ち、Googleの検束からこちらのページにたどり着きました。とてもアカデミックな内容に驚いております。じっくりと拝見させていただきたいと思います。
 それにしても、検索からは期待した情報は得られませんでしたが、つげ氏の温泉への知識と研究の深さには今更ながら驚きました。しかも30年近く前のことですから。
 この掲示板の過去ログでも、もしかして話題になった温泉かもしれませんが、あまりに膨大なログに、断念します。
 ではでは、ご挨拶まで。


Re:青木村2湯と軽井沢 投稿者:やませみ  投稿日: 6月11日(火)10時07分23秒

>めがねさん
><沓掛温泉、小倉乃湯>
> アルカリ性単純泉(一部ガイドには単純硫黄泉とあり) ph9.53 39.5度

温泉三昧さん5/6のレポでは、
> 単純硫黄泉&アルカリ性単純温泉の2本立て(分析書はアル単のみ掲示)

掲示がない方の旧源泉は
 単純硫黄泉(Na-SO4・Cl) 35.6℃ pH=9.3
  Na=52.1 Ca=12.4 Mg=5.55
  Cl=40.1 SO4=78.5 HCO3=31.6
  H2SiO3=24.0 HBO2=5.27 H2S=3.3 総計=253.5mg/kg

><田沢温泉、有乳湯>
> 浴感は「単純硫黄泉」とは思えないアワアワ風呂。
アワアワは泉質にあまり関係ないように思います。

> 「山口」、「韮崎旭」同等の細かい泡と
> 湯が新鮮な証しでもある大きめの気泡がダブルで付着。
細かい泡と大きめの気泡は本質的な違いありますか?
細かいのが寄り集まって大きくなっていくのだと思いますけど・・・

> 更に水素イオン濃度の高さも相まってつるすべ感もかなりあります。
水素イオン濃度が高い=pHが小さい、なので逆です。

レポのたんびに反問してごめんなさい。
別にいじめているわけではないんですよ。(^.^;;


レス&レスのレス(箱根) 投稿者:やませみ  投稿日: 6月11日(火)10時05分41秒

>やますなさん
> >奈良屋さんは昨年廃業しちゃいました。
> えっ!! そうなんですか? がーん…。
老舗のこだわりを徹底して保っていたので、以前から経営は苦しそうでした。
私もあと10年くらいしたら行ける身分になるかな、と思ってましたが残念です。
国道から覗いても跡地がどうなってるかぜんぜん見えないのですが、
建物などはすべて撤去されているようです。もったいないな〜

あと、仙石原の甲子園もいつのまにかサラ地になってます。

> 富士屋ホテルも、経営的には苦しいのかもしれませんね。
バスツアーや格安パックがずいぶん入っているので客数は多いようですが・・・

> 湯本にも福住楼があるんですよね。どんなお湯なのでしょうか。
過去ログの2001年10月(3)/10月25日に、見学したときのレポを書いてます。

>「本物温泉 ここが一番!」(宝島文庫)によると、「近年、早川支流の須雲川沿いで深
>くボーリングが行われ、自然な柔らかさの単純温泉だった湯元の泉質が変わってきている」
>とあります。これも何か関係ありますか?
近年というほど最近のことではないので、以前の状況を体験しているわけではないですが、
他でたくさん井戸を掘って汲み揚げた結果、温泉の水位が下がったため、昔からの泉源は
ほとんど自然湧出しなくなりました。
深堀の源泉は食塩分が多いのと高温ですから、確かに適温で湧出していたころの源泉とは
違っていると思います。


小野上村・木の間温泉(1日目レポ1) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月11日(火)04時06分08秒

一郷一会の会前後に調査した温泉についてご報告します。まず、第1回は私お得意(^_^;)の
謎の温泉シリーズ@吾妻編です。群馬県どら猫のHPによると、
>小野上村福祉センターで村民の憩いの湯として使用されています。
そうで、言わゆる「ジモ専の公共浴場の温泉」のようです。
他にも「The源泉」、「キャンピングカーで行く無料&寸志温泉」のHPにも記載があります。
 小野子地区内の道路沿いを探すこと30分、温泉のタンクが見えました。場所は小野上村でも
子持村近くの小野子字油谷戸です。近くに神龍寺、すぐ下に民家とR353が通っています。R353
からでも見えそうな場所ですが、R353からは温泉スタンドには行けません。温泉スタンドに
行ってみると大きな10Mと2Mの受湯槽2つと木之間温泉制御棟(成分表と源泉標識あり)と
給湯機(温泉利用許可済証=平成9年3月27日第752号群馬県)があります。しかーし、敷地内は
鉄条網付きで柵がしてあり、給湯機からのホースが2M受湯槽に伸びており、汲むことはできません。
当たりは地面が赤茶色くなっており、鉄分の多いお湯であることが想像できます。残念です。
なお、「温泉スタンドの利用について」、「源泉標識」及び「分析表」は以下の通りです。
入浴できませんが、参考までに

「温泉スタンド」の利用について
1.温泉及び源泉名:木の間温泉「福の湯」
2.泉質:ナトリウム、カルシウム-塩化物温泉(中性低張性高温泉)
3.温度:43度〜45度
4.利用時間:午前10時より午後8時まで
5.利用者の範囲:小野上村民とします。


木の間温泉分析表
場所:群馬県北群馬郡小野上村大字小野子字木の間1168番地の1
Na=487 K=13.7 Mg=20.7 Ca=190 鉄=3.28 Mn=0.49 Al=0.58 陽計=715.75mg
F=0.15 Cl=954 硫酸=104 炭酸水素=236 炭酸=0.28 陰計=1294.43
メタけい酸=31.1 メタほう酸=15.2 非解離計=46.3 溶存物質計=2056.48 溶存ガスは読み取り不能

源泉標識
源泉名:福の湯
掘削許可年月日及び番号:平成5年10月18日 群馬県指令薬第74号
動力装置許可年月日及び番号:平成7年3月29日 群馬県指令薬第1087号
湧出口:216.3MM 深さ:1500M 動力装置:出力1.5KW 機種:水中ポンプ
温泉権利者・管理者:小野上村長
↓木の間温泉スタンドの写真

http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/75610192349f1.jpg


温井温泉「岩陰の湯」(1日目レポ2) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月11日(火)04時03分32秒

温泉汲みを断念した後は吾妻東村の名水100選箱島湧水を汲み、吾妻町を経由して川原湯温泉へ。
川原湯温泉からR145を対岸に渡ったところに川原畑地区があり、そこに温井温泉岩陰の湯があります。
建物はまだ新ピカの共同浴場で近くの林温泉、横壁温泉、吾妻峡温泉天狗の湯同様、八ツ場ダム
建設に伴う補償金で建設された施設のようです。
 まず共同浴場裏からホースが伸びているので、コックを少しひねりポリタンクに湯をいただき
ました。全開にすると共同浴場の湯が止まってしまいそうなので。あとで自宅の風呂に加水で
使ってみましたが、浴感はほとんどないです。真湯より温まり感が少しあるなと言う程度です。
 脱衣所に入ると地元の方らしきお年よりが。「こんにちは、お邪魔します」と挨拶すると、
「どうぞ」と歓迎の意を表しておりました。浴室の方は貸切状態でした。長野原町民やダム建設
補償対象者以外は300円を料金箱にいれます。100円玉など小銭の用意をお忘れなく。
5人位入れる大き目のポリバスに湯が半分浴槽へ注がれ掛け流し、半分はバケツに注がれ、溢れる
まま捨てています。天井は高く、木の柱や壁も新しくなかなか快適な共同浴場です。湯は無色透明
無味わずかに油臭。しかし、これも八ツ場ダムが完成すると水没する運命にあるようです。
あと10年くらいですから、もったいない話ですね。成分表は以下の通りです。

温井温泉の成分
1.源泉名:温井温泉、岩陰の湯
2.泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(アルカリ性低張性高温泉)
3.温泉:源泉:群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑字日影畑931
     川原畑仮共同浴場:  同   川原畑字東宮426-1
4.温泉の成分:
Na=132.00 K=1.36 Mg=0.21 Ca=220.00 鉄=1.29 Mn=0.07 Al=0.18 陽計=355.00
F=0.90 Cl=30.20 硫酸=758.00 炭酸水素=1.20 炭酸=6.00 陰計=796.00
メタけい酸=37.8 メタほう酸=5.9 非解離計=43.7 溶存ガス=0.0 成分総計=1.19g/kg
平成12年6月12日 (社)群馬県薬剤師会環境衛生試験センター

そばにあった掲示によりますと別名、川原畑温泉と言うらしいです。共同浴場から「温泉管注意」
と書かれた太いパイプが道路に沿って伸びており、かなり上の方まで(約500M位)続いていました。
行き着く先にある白いタンクのある場所が温井温泉の源泉のようです。これだけ引き湯してかなり
熱めの湯でしたから、源泉温度も相当あるのでしょうね。ここで源泉までたどっていたら、草津
のオフ会に15分も遅刻してしまいました(^_^;)。ご免なさい。この共同浴場の利用に当たっては
マナーにお気を付け下さいね。草津GGPと2日目の温泉はまた後日。
↓温井温泉岩陰の湯の写真

http://image1.photohighway.co.jp/0052/868/Photos/middle/76610192349f2.jpg


青木村2湯と軽井沢3 投稿者:めがね  投稿日: 6月11日(火)00時30分37秒

3連発失礼します!!

<軽井沢ゆうすげ温泉>
軽井沢のはずれにある温泉旅館です。「軽井沢」らしくテニスコ−トなども併設し、
敷地も広いのですが、何か場末のチ−プちっくな雰囲気があります。
(私はこういうの好きです。)
入浴料600円を払い浴室へ。入浴したのが5時位だったのですが、受付のお兄ちゃんに
「いいですよ〜〜」と。時間の融通はきくようです。(電話で要確認がお薦め)

浴槽は内湯のみのシンプルなもの。千枚板状の岩風の湯口からのシングル注水。
この千枚板には吸い込み口状のものが、又、掲示されてた線温に比べると熱いので
加熱、循環と思われますが、気泡の付着もあるので、源泉の投入量は多そうです。
浴感はつるすべ感と硫酸塩泉らしい多少のきしきし感はありますが、やはり前2湯に比べると
インパクトはどうしても弱いのはいたし方ないか?臭いは時折硫黄臭があります。

もう少しぬるめだと「軽井沢」の中では独自性が発輝できるのではないでしょうか?

泉質・・・含土類・石膏・食塩泉 39度(ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉?)
     この他の詳しい分析表はなし。

料金・・・600円、だいたい16時位までが日帰りの目安。


青木村2湯と軽井沢2 投稿者:めがね  投稿日: 6月11日(火)00時09分39秒

連続投稿失礼します。

<沓掛温泉、小倉乃湯>
前回、「沓掛」も立ち寄ったんですが、場所がいまいち分からず断念したのです。
今回念願の初入湯となりました。
場所は温泉街中心からほんのわずか登った所にあります。
「小倉乃湯」の名前は温泉裏山が京都の「小倉山」に似ていたためだとか。
「沓掛温泉」自体の開湯は平安時代と言われているそうです。

入浴料150円を払い、浴室へ。
浴室にはシャワ−、カランが5〜6、こちらもシャンプ−、ボディ−ソ−プはなしです。
浴槽は手前に7〜8人入れるぬるめの源泉浴槽と奥に3〜4人入れる加熱浴槽という構成。
どちらもシングル注水ながらオ−バ−フロ−。加熱の方はボイラ−で加熱した真水をカランで
適時注水するシステムになっているようです。
このぬるめの源泉が又、いい!
浴中の浴感はくせがなく、さらりとした感じ。多少の硫化水素臭と渇色の湯の華を認めます。
湯が新鮮な証しの大きめの気泡も認められます。
浴中の浴感は濃いとは言えませんが、湯からあがった後のぽかぽか感はかなりのもの。
泉温の関係もあるでしょうが、このぽかぽか感は「下部」よりも感じました。体の芯から
温まるようです。しかも、不思議と後をひかないさっぱり感もいいです。
冷え性や冷房に弱い方にはお薦めの1湯かと。

浴場隣にある温泉を使用した野菜などを洗う「洗い場」にも風情を感じられる所です。

源泉・・・沓掛3号泉
泉質・・・アルカリ性単純泉(一部ガイドには単純硫黄泉とあり) ph9.53 39.5度
     Na^+ 63.4 k+ 1.2 Ca^+ 25.8 Sr^+ 0.1
     Cl^- 38.5 Hs^- 1.5 So4^- 115 Hco^- 6.7 Co3^- 11.4
     H2Sio3 39.2 H2s 痕跡 蒸発残留物 305mg
料金・・・大人150円、子供100円 9時〜21時まで 火曜日休
     休憩室あり。9時〜18時まで、無料 アルコ−ル類持ち込み不可


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