クチコミ 情報
2001年3月26日〜3月31日

Re:「榛名山周辺湯巡り」を特集に 投稿者:やませみ  投稿日: 3月31日(土)19時26分14秒

どうぞ御自由にお使い下さい。
ただし、高崎天神の湯は未だ試運転期間なので、
7月からの本格営業ではレポートのような状態ではなくなるでしょう。
で、ここの部分は削除されたほうが宜しいかと。
そのうちイッサキさんや温検12号さんのレポートも入ると思います・・・


「榛名山周辺湯巡り」を特集に 投稿者:クマオ  投稿日: 3月31日(土)11時55分37秒

やませみさん>
「榛名山周辺湯巡り」シリーズたいへん楽しませていただきました。資料としての価値も大きいので特集ページに再掲させてください。よろしくお願いします。

温検12号さん、イッサキさん>
「榛名山周辺湯巡り」に対する応答部分を特集ページに合わせて収録させてください。よろしくお願いします。

みなさんにご異議なければ、来週末くらいに掲載したいと思います。

PS:週末は温泉と思っていたら、雪が降るとか。もう桜が咲いているのに、こんなに寒いのはたいへん珍しいですね。今日は冬眠状態です。


『別府八湯温泉本』 投稿者:サトル君  投稿日: 3月30日(金)09時58分45秒

別府市の観光課に問合せたところ、有料で送ってくれるそうです。
切手を返送して下さい、と言われました。別府の共同湯マップは
無料だそうです。

別府市観光経済部温泉課 0977-21-1111(代)

↓ハットーウオーカー

近藤哲さん、レス有り難う御座いました。

http://www.coara.or.jp/~sanken/?


やませみさんへ 投稿者:風来坊  投稿日: 3月29日(木)23時11分13秒

ボウリングの説明有難うございました。お尋ねの(やしおの湯)、那須、塩原方面に温泉のハシゴするとき盲腸部分になりますので入っていません。ここは弁当を持ち込んで1日のんびりなんて所です。でも泉質はいいとの事を耳にしたので、近々入ってきてご報告いたします。


お返事:倉渕&中房 投稿者:やませみ  投稿日: 3月29日(木)12時23分49秒

>イッサキさん&温検12号さん
やっぱり群馬のことは御両人ともお詳しいですね(って当たり前か)。
このへんは、イッサキさんの以前の書き込みをみて、湯巡りを決めたのです。

> 倉渕温泉 長寿の湯
露天は私の時は掃除直後だったのか、ヌルヌルはありませんでしたが、
あの限りなく真水に近い単純温泉で、どうしてそんなになるのか不思議です。
川水を足しているので藻が増えるのかも?

>くらぶち相間川「ふれあい館」
ここは温検12号さんも是非再訪して露天に入られたほうがいいですよ、
クマ氏にもお薦めしました。
で、どうしてこうも眠くなる湯なのか、ずっと考えてますが、やっぱり分かりません。
固有の効能に「不眠症」なんてのが付くかも・・・

>蕎麦屋「利久」
地粉のそば、と聞いてはますます入らなかったのを後悔無念。
新そばの時季にでも浅間隠温泉郷と合わせて再訪を固く決意しました。

>中房温泉
も番組に出たのですか? なんかつまらなくて、ジャマイカのあたりで
風呂に入って寝てしまいました。(温泉がなかなか出てこないので・・・)

古い話で申し訳ないですが、
私がまだ登山をやっていた頃(はるか昔に)一度宿泊しました。
常念岳から燕岳へ縦走してくると、もろに下山口にあるのです。
大きめの山小屋温泉&湯治場という雰囲気でしたが、
今のHPをみると、当時とは比較にならないほど立派な旅館(70室)になってますね。
温泉プールなんぞもある・・・

以前は硫黄臭がかなり強い典型的な単純硫黄泉(硫化水素型)でしたが、
今は単純温泉に変わってしまったようです(H2分析)。
ここの温泉は、奥の噴気帯(焼山)に地下水が通って100℃近くに加熱されているのですが、
噴気中の硫化水素の含有量が少なくなったのかも知れません。

「不法入浴者の警戒取締り」といっても、露天は広く分散してますから、
とうてい不可能なのではないかしら? (なんていうと不心得者を助長するか)
ここは登山客(重装備の)だけは700円で入浴可能なんだそうです。
そのへんは以前の山小屋温泉の頃と変わってませんね。


Re:榛名山周辺湯巡り 投稿者:温検12号  投稿日: 3月29日(木)01時38分38秒

>相間川温泉「クラインガルデンふれあい館」
 私は平成8年12月に入浴済。あそこは貸農園で、都市居住者に大人気で空きがでるまで何年
も待たされるそうです。農作業の後の温泉もまた格別のことでしょう。宿泊もできます。これと
同じことをやっているのは月夜野町の真沢温泉(日帰り可)ですね。
 平成8年6月にも入浴しようとしたことがあったのですが、機械の故障とかで露天風呂へ入れ
ず断念したことがあります。その時は近くのハルナ温泉「スパハウス悠遊湯」へ入浴。12月に
入浴できましたが、当時は初雪が降っていましたね。2ヶ月前にも久しぶりに入浴しようかなと
思ったのですが、雪でノーマルでは走れませんでした。雪と縁の深い相間川温泉でした。

>倉渕温泉「長寿の湯」
 こちらは平成7年11月です。やませみさんが書いていなかったデータを調べると
内湯:Na−CL泉 33℃ 地下700Mより湧出
露天:単純泉 25℃ 地下400Mより湧出
 ただし、データが古いので変わっている可能性も高いです。いずれも加熱が必要ですね。
ここも古いので浴感は忘れました。

 それにしても、「倉渕」が正しいのか、「倉淵」が正しいのか、常に疑問に思っています。
北橘を「ほっきつ」と読むか、「きたたちばな」と読むかとか、「東村」が群馬県に3つあったり
とかと並んで群馬の3大疑問と言えます。

>中房温泉(長野県)
 昨日、「世界の秘境温泉」と言う番組で冬の中房温泉を取り上げましたね。あそこは夏に入浴したいと思っても駐車場が狭いため、断固として日帰り入浴は認めないところで有名。不法入浴者の警戒取締りも厳しいらしい。気を付けて。私は入浴したことないのですが、皆様で宿泊された方おりますか。是非、話を聞いてみたいです。


Re:榎田温泉 投稿者:近藤哲  投稿日: 3月28日(水)21時46分37秒

サトル君wrote:
>どなたかメールで長湯温泉の榎田温泉と七里田温泉の下湯
>の場所、営業時間を教えては頂けないでしょうか。
榎田温泉は田んぼの中にあるそうですね。下湯は池田一行
さんの「これが温泉だ」に紹介されていますよ。何でもジモ
専だったところ、ガイドブックで紹介したいがために池田
さんが交渉し、値段を300円とし、一般にも開放されるよ
うになったとか?未だジモ専とも?

環翠楼が立寄り可とはいい情報です。

↓「温泉旅人」参照のこと。そういえば、面白夢倶楽部は
引き払った筈。

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs000601_0615.htm


Re:榛名山周辺湯巡り 投稿者:イッサキ  投稿日: 3月28日(水)21時39分01秒

>倉渕村クラインガルテン ふれあい館

>もっとも、湯の成分がたいへん濃いので、これで熱かったらかなりしんどそうだ。
>ここは浴後感が非常に重厚で、長湯しなくても充実感が強く残る。たいへん眠くもなる。
>草津の帰りなどに立ち寄ると、居眠りで事故る可能性が大なので、浴後は昼寝が必須。
小生もこの湯に浸かったら、軽い疲れからか、湯上りのビール1缶で睡眠薬を飲んだ様に
ぐっすりと長い時間昼寝をしてしまったことがあります。
この濃い色した強塩泉は温まる他に眠くなるのでしょうかね。

>倉渕温泉 長寿の湯

内湯の浴槽の底はぷかぷかしてボロですが、普段は小さな浴槽から気持ちよく湯がオーバ
ーフローしているのですが、今回は残念でしたね。
露天風呂は掃除不足なのかヌルヌルして浴感がなく、あまり評価できるものではないと
私も思います。最近、亀沢温泉の他に相間川温泉2箇所ができ、客数がダンダンと少なくなっ
てきたのがチョット心配です。

>道沿いに、ナマコ壁の造り酒屋に併設の良さそうなお蕎麦屋さんがあったので、
>入ろうと思ったが、後ろのトラックにあおられてやむなく通過。大いに心残り。
牧野酒造隣りの蕎麦屋「利久」(りく;TEL027-378-2218)ですね。
店は農家そのもので、倉渕産のそばを自ら栽培し、玄そばを自家製粉した、もりそば系は
美味しいですよ。(温かい麺は×)
次回、吾妻や浅間隠温泉郷(薬師温泉、鳩ノ湯温泉、温川温泉)方面に出かけた時にでも
寄ってみて下さい。


「鹿児島温泉大図鑑」 投稿者:近藤哲  投稿日: 3月28日(水)21時22分33秒

はじめまして。

「鹿児島温泉大図鑑」が届きました。207頁、ムック本。
旅館だけでなく温泉銭湯も数多く載っています。勿論
立寄り可能時間は共に載っています。気に入りました。
鹿児島県内のみで売られているそうです。
TJカゴシマ 099-226-2092 1500円+300円(送料)

「九州温泉大図鑑」(1950円)は昨日新宿の紀伊国屋
で買って来ましたが、旅館ばかりが載っていていまい
ち。でもちゃんと立寄り可能時間帯と料金は書いてあ
ります。

「マップル2001年版」の『湯布院・別府・日田』には
ジモ専は勿論載っていませんが、「湯けむりマップ」が
付いていてお徳です。鄙び過ぎていて恐いくらいだ、と
言う湯布院の田中市共同浴場も載っています。

皆さんも地方本などオススメガイド本があれば教えて下
さい。


やませみさんありがとうございます 投稿者:ガウス  投稿日: 3月28日(水)20時30分35秒

やませみさん、トロン温泉についての詳しい説明どうもありがとうございます。これでかなりすっきりしました。人工トロン温泉の宣伝文句に踊らされてしまっていて、なさけない限りです。この種の温泉に行くと、必ず、厚生省承認とか、ドイツのバーデンバーデンと同じような泉質とか、その原石を使っているとか書かれているので、それを鵜呑みにしてしまっていました。どうも、申し訳有りません。また、私の持っているっているちょっと古い「温泉学」(地人書館)の本には、有馬温泉と増富温泉のトロンの測定値が出ているのですが、昭和20年代の古い測定値で、その含有量もどのくらい効果を持つ値なのかよくわからなかったのです。しかし、やませみさんの説明で、理解できました。ラドンに比べて、微量であまり問題にならない量だと言うことですね。どうもお手数をかけてすみませんでした。これからもご教授よろしくお願いします。


Re:宣伝ネタ2題 投稿者:やませみ  投稿日: 3月28日(水)12時55分53秒

>温検12号さん
>「日本有数の泉質を誇る湯河原温泉と厳選された無農薬米ぬかが原料の当店自慢の手作り入浴剤。」

米ぬかは「ぬか袋」といって、石鹸が普及する以前にごく普通に使われていたのはご存知と思います。
これにはふつう餅米のぬか(胚芽)を使いましたが、汚れを落とす効果と、肌をやわらかく丈夫に
する効果があったのだそうです。これは使い捨てなので、江戸〜明治期の風呂屋には、使用後の
ぬかを捨てる「ぬか箱」が必ず用意されていました。私の子供時代にも愛用しているばあちゃんが
結構いて、銭湯のぬか箱をひっくり返してゲンコツくらった思い出があります。

ぬかには保質効果のある油脂類と、角質に浸透して栄養になるアミノ酸の両方が含まれており、
皮膚のケアにたいへん優れています。
これを発酵させて液体を抽出したのが「米ぬか醗酵エキス」として入浴剤にも使われています。
すべすべするので、結構人気あります。ちょっと酒臭いのが玉にきず。

これに湯河原温泉をちょっとばかり加えても効果が増すってことはないでしょうが、
インチキ商品ではないし結構安いようなので、一度お試しになってはいかが?
自然成分なので環境にも優しいですし・・・


榛名山周辺湯巡り(最終回) 投稿者:やませみ  投稿日: 3月28日(水)12時13分32秒

くらぶち相間川温泉「ふれあい館」
 倉淵村水沼字相間平 TEL/0273-78-3834
 500円(身割なし) 1030-21時 第2・4火曜休
 源泉名:せせらぎの湯
 湧出量:約200L/min 掘削1300m動力揚湯
 泉温:61.8℃ pH:6.9
 泉質:Na・Ca-Cl強塩泉 総計24.2g/kg
    Br=56.6、Fe(II)=1.19、Cu=0.23、Pb=0.27mg/kg
 知覚:微白濁・微鉱物油臭・強塩味
 分析年:H7.4.26

のどかな村営貸し農園「クラインガルテン」の入口にある新設の大きな入浴・宿泊施設。
童話に出てくるようなドイツ風木造建築に、緑のとんがり屋根がとてもキュートな外観。
全体に広々した造りで、健康的な雰囲気。ぴかぴかのフローリングに滑って転倒。

浴室と脱衣所はたいへん清潔で、採光・通風もよくて非常に快適だ。
内湯は沈殿を除くため軽く濾過しており弱緑濁、ぬる湯でねっとりした浴感がある。
広い露天は40L/min程度の掛流しで、青空に映える鮮やかな黄色の湯がとても美しい。
まるでPOMジュースを岩風呂に満たしたように見える。
透明度10cm以下の強い濁りがあり、上澄みは薄い緑色をしている。
週3日は来るという常連さんの話では、昨日浴槽の沈殿を取り除いたばかりなので、
今日は黄色がとても鮮やかという、いつもはもっと赤茶色が強いんだそうだ。

強塩泉の味は、塩苦味+鉄味+しびれ鉱物味のきわめて奥深いもので飽きない。
とくにしびれ味がいつまでも舌先に残る。Cuに起因するものと思い、後で十円玉を金ブラシで
磨いてなめてみたら、同じ味がした。鉛はちょっと恐いので実験せず。

こことは別に村民優先の「せせらぎ館」があり、源泉はそちらにあるそうだ。
ここまで約500m引湯というが、それにしては湯温がややぬるいような気がする。
源泉は60℃強の高温泉なので、少し加水して温度調整しているかもしれない(未確認)。
もっとも、湯の成分がたいへん濃いので、これで熱かったらかなりしんどそうだ。
ここは浴後感が非常に重厚で、長湯しなくても充実感が強く残る。たいへん眠くもなる。
草津の帰りなどに立ち寄ると、居眠りで事故る可能性が大なので、浴後は昼寝が必須。

無料休憩広間・レストランもあるので、一日のんびりするための設備は充実している。
宿泊は休前日7500円、4人用(10人まで可)の本格的ログハウスは12,000円。
泉質・設備・環境とも今回のベスト温泉。くせの強い湯がお好きな方には文句無くおすすめ。


Re:榛名山周辺湯巡り 投稿者:温検12号  投稿日: 3月29日(木)01時38分38秒

>相間川温泉「クラインガルデンふれあい館」
 私は平成8年12月に入浴済。あそこは貸農園で、都市居住者に大人気で空きがでるまで何年
も待たされるそうです。農作業の後の温泉もまた格別のことでしょう。宿泊もできます。これと
同じことをやっているのは月夜野町の真沢温泉(日帰り可)ですね。
 平成8年6月にも入浴しようとしたことがあったのですが、機械の故障とかで露天風呂へ入れ
ず断念したことがあります。その時は近くのハルナ温泉「スパハウス悠遊湯」へ入浴。12月に
入浴できましたが、当時は初雪が降っていましたね。2ヶ月前にも久しぶりに入浴しようかなと
思ったのですが、雪でノーマルでは走れませんでした。雪と縁の深い相間川温泉でした。

>倉渕温泉「長寿の湯」
 こちらは平成7年11月です。やませみさんが書いていなかったデータを調べると
内湯:Na−CL泉 33℃ 地下700Mより湧出
露天:単純泉 25℃ 地下400Mより湧出
 ただし、データが古いので変わっている可能性も高いです。いずれも加熱が必要ですね。
ここも古いので浴感は忘れました。

 それにしても、「倉渕」が正しいのか、「倉淵」が正しいのか、常に疑問に思っています。
北橘を「ほっきつ」と読むか、「きたたちばな」と読むかとか、「東村」が群馬県に3つあったり
とかと並んで群馬の3大疑問と言えます。

>中房温泉(長野県)
 昨日、「世界の秘境温泉」と言う番組で冬の中房温泉を取り上げましたね。あそこは夏に入浴したいと思っても駐車場が狭いため、断固として日帰り入浴は認めないところで有名。不法入浴者の警戒取締りも厳しいらしい。気を付けて。私は入浴したことないのですが、皆様で宿泊された方おりますか。是非、話を聞いてみたいです。


Re:榎田温泉 投稿者:近藤哲  投稿日: 3月28日(水)21時46分37秒

サトル君wrote:
>どなたかメールで長湯温泉の榎田温泉と七里田温泉の下湯
>の場所、営業時間を教えては頂けないでしょうか。
榎田温泉は田んぼの中にあるそうですね。下湯は池田一行
さんの「これが温泉だ」に紹介されていますよ。何でもジモ
専だったところ、ガイドブックで紹介したいがために池田
さんが交渉し、値段を300円とし、一般にも開放されるよ
うになったとか?未だジモ専とも?

環翠楼が立寄り可とはいい情報です。

↓「温泉旅人」参照のこと。そういえば、面白夢倶楽部は
引き払った筈。

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs000601_0615.htm


Re:榛名山周辺湯巡り 投稿者:イッサキ  投稿日: 3月28日(水)21時39分01秒

>倉渕村クラインガルテン ふれあい館

>もっとも、湯の成分がたいへん濃いので、これで熱かったらかなりしんどそうだ。
>ここは浴後感が非常に重厚で、長湯しなくても充実感が強く残る。たいへん眠くもなる。
>草津の帰りなどに立ち寄ると、居眠りで事故る可能性が大なので、浴後は昼寝が必須。
小生もこの湯に浸かったら、軽い疲れからか、湯上りのビール1缶で睡眠薬を飲んだ様に
ぐっすりと長い時間昼寝をしてしまったことがあります。
この濃い色した強塩泉は温まる他に眠くなるのでしょうかね。

>倉渕温泉 長寿の湯

内湯の浴槽の底はぷかぷかしてボロですが、普段は小さな浴槽から気持ちよく湯がオーバ
ーフローしているのですが、今回は残念でしたね。
露天風呂は掃除不足なのかヌルヌルして浴感がなく、あまり評価できるものではないと
私も思います。最近、亀沢温泉の他に相間川温泉2箇所ができ、客数がダンダンと少なくなっ
てきたのがチョット心配です。

>道沿いに、ナマコ壁の造り酒屋に併設の良さそうなお蕎麦屋さんがあったので、
>入ろうと思ったが、後ろのトラックにあおられてやむなく通過。大いに心残り。
牧野酒造隣りの蕎麦屋「利久」(りく;TEL027-378-2218)ですね。
店は農家そのもので、倉渕産のそばを自ら栽培し、玄そばを自家製粉した、もりそば系は
美味しいですよ。(温かい麺は×)
次回、吾妻や浅間隠温泉郷(薬師温泉、鳩ノ湯温泉、温川温泉)方面に出かけた時にでも
寄ってみて下さい。


「鹿児島温泉大図鑑」 投稿者:近藤哲  投稿日: 3月28日(水)21時22分33秒

はじめまして。

「鹿児島温泉大図鑑」が届きました。207頁、ムック本。
旅館だけでなく温泉銭湯も数多く載っています。勿論
立寄り可能時間は共に載っています。気に入りました。
鹿児島県内のみで売られているそうです。
TJカゴシマ 099-226-2092 1500円+300円(送料)

「九州温泉大図鑑」(1950円)は昨日新宿の紀伊国屋
で買って来ましたが、旅館ばかりが載っていていまい
ち。でもちゃんと立寄り可能時間帯と料金は書いてあ
ります。

「マップル2001年版」の『湯布院・別府・日田』には
ジモ専は勿論載っていませんが、「湯けむりマップ」が
付いていてお徳です。鄙び過ぎていて恐いくらいだ、と
言う湯布院の田中市共同浴場も載っています。

皆さんも地方本などオススメガイド本があれば教えて下
さい。


やませみさんありがとうございます 投稿者:ガウス  投稿日: 3月28日(水)20時30分35秒

やませみさん、トロン温泉についての詳しい説明どうもありがとうございます。これでかなりすっきりしました。人工トロン温泉の宣伝文句に踊らされてしまっていて、なさけない限りです。この種の温泉に行くと、必ず、厚生省承認とか、ドイツのバーデンバーデンと同じような泉質とか、その原石を使っているとか書かれているので、それを鵜呑みにしてしまっていました。どうも、申し訳有りません。また、私の持っているっているちょっと古い「温泉学」(地人書館)の本には、有馬温泉と増富温泉のトロンの測定値が出ているのですが、昭和20年代の古い測定値で、その含有量もどのくらい効果を持つ値なのかよくわからなかったのです。しかし、やませみさんの説明で、理解できました。ラドンに比べて、微量であまり問題にならない量だと言うことですね。どうもお手数をかけてすみませんでした。これからもご教授よろしくお願いします。


Re:宣伝ネタ2題 投稿者:やませみ  投稿日: 3月28日(水)12時55分53秒

>温検12号さん
>「日本有数の泉質を誇る湯河原温泉と厳選された無農薬米ぬかが原料の当店自慢の手作り入浴剤。」

米ぬかは「ぬか袋」といって、石鹸が普及する以前にごく普通に使われていたのはご存知と思います。
これにはふつう餅米のぬか(胚芽)を使いましたが、汚れを落とす効果と、肌をやわらかく丈夫に
する効果があったのだそうです。これは使い捨てなので、江戸〜明治期の風呂屋には、使用後の
ぬかを捨てる「ぬか箱」が必ず用意されていました。私の子供時代にも愛用しているばあちゃんが
結構いて、銭湯のぬか箱をひっくり返してゲンコツくらった思い出があります。

ぬかには保質効果のある油脂類と、角質に浸透して栄養になるアミノ酸の両方が含まれており、
皮膚のケアにたいへん優れています。
これを発酵させて液体を抽出したのが「米ぬか醗酵エキス」として入浴剤にも使われています。
すべすべするので、結構人気あります。ちょっと酒臭いのが玉にきず。

これに湯河原温泉をちょっとばかり加えても効果が増すってことはないでしょうが、
インチキ商品ではないし結構安いようなので、一度お試しになってはいかが?
自然成分なので環境にも優しいですし・・・


榛名山周辺湯巡り(最終回) 投稿者:やませみ  投稿日: 3月28日(水)12時13分32秒

くらぶち相間川温泉「ふれあい館」
 倉淵村水沼字相間平 TEL/0273-78-3834
 500円(身割なし) 1030-21時 第2・4火曜休
 源泉名:せせらぎの湯
 湧出量:約200L/min 掘削1300m動力揚湯
 泉温:61.8℃ pH:6.9
 泉質:Na・Ca-Cl強塩泉 総計24.2g/kg
    Br=56.6、Fe(II)=1.19、Cu=0.23、Pb=0.27mg/kg
 知覚:微白濁・微鉱物油臭・強塩味
 分析年:H7.4.26

のどかな村営貸し農園「クラインガルテン」の入口にある新設の大きな入浴・宿泊施設。
童話に出てくるようなドイツ風木造建築に、緑のとんがり屋根がとてもキュートな外観。
全体に広々した造りで、健康的な雰囲気。ぴかぴかのフローリングに滑って転倒。

浴室と脱衣所はたいへん清潔で、採光・通風もよくて非常に快適だ。
内湯は沈殿を除くため軽く濾過しており弱緑濁、ぬる湯でねっとりした浴感がある。
広い露天は40L/min程度の掛流しで、青空に映える鮮やかな黄色の湯がとても美しい。
まるでPOMジュースを岩風呂に満たしたように見える。
透明度10cm以下の強い濁りがあり、上澄みは薄い緑色をしている。
週3日は来るという常連さんの話では、昨日浴槽の沈殿を取り除いたばかりなので、
今日は黄色がとても鮮やかという、いつもはもっと赤茶色が強いんだそうだ。

強塩泉の味は、塩苦味+鉄味+しびれ鉱物味のきわめて奥深いもので飽きない。
とくにしびれ味がいつまでも舌先に残る。Cuに起因するものと思い、後で十円玉を金ブラシで
磨いてなめてみたら、同じ味がした。鉛はちょっと恐いので実験せず。

こことは別に村民優先の「せせらぎ館」があり、源泉はそちらにあるそうだ。
ここまで約500m引湯というが、それにしては湯温がややぬるいような気がする。
源泉は60℃強の高温泉なので、少し加水して温度調整しているかもしれない(未確認)。
もっとも、湯の成分がたいへん濃いので、これで熱かったらかなりしんどそうだ。
ここは浴後感が非常に重厚で、長湯しなくても充実感が強く残る。たいへん眠くもなる。
草津の帰りなどに立ち寄ると、居眠りで事故る可能性が大なので、浴後は昼寝が必須。

無料休憩広間・レストランもあるので、一日のんびりするための設備は充実している。
宿泊は休前日7500円、4人用(10人まで可)の本格的ログハウスは12,000円。
泉質・設備・環境とも今回のベスト温泉。くせの強い湯がお好きな方には文句無くおすすめ。


人工トロン浴 投稿者:やませみ  投稿日: 3月28日(水)10時52分16秒

ガウスさんの書き込み文の以下がちょっと気になります。

>現在、日本でトロン温泉といっているのは、人工温泉だと考えて良いと思います。
>しかし、これはドイツのバーデンバーデンなどからトロン原石を購入し、
>それを使って人工的につくりだした温泉で、厚生省の承認も得ているということな
>ので、天然温泉と似たような効果が有ると言われています。

トロン原石(正確にはトリウム含有鉱物)がバーデンバーデンから購入したもので
ないことは明らかです。保護地区なので岩石採取は禁じられています。

また、厚生省承認といっても、分類記号は「D」で、これは健康食品や入浴剤と
同じ分類項目ですので、「毒ではないから販売してもいいよ」っていうくらいの意味です。
医薬品と違って、承認に医療統計などのデータは必要ありません。
積極的に医療効果を宣伝すると、薬事法違反で逮捕されます。


Re:トロン温泉について 投稿者:やませみ  投稿日: 3月28日(水)10時35分25秒

ガウスさん、こんにちは。いつぞやはどうも。ご質問の2点についてお答えします。

>日本の温泉で実際に天然温泉のトロンの測定って行われているのでしょうか?

温泉中のトロン測定はあまり一般的ではありません。2つの理由があります。
1) 鉱泉分析法指針の項目になく、泉質名(放射能泉)の決定に関係しない。(ラドンはあります)
 療養的見地からみて、
 トロン(Tn)の半減期は54.5秒と短いので、体内に取り込んでも持続的に放射線の効果を発揮しない。
2) 温泉水を採取してから分析所に持ち込む間にほとんど消失(崩壊)してしまう。
 ラドンやトロンの測定には、概ね「IM泉効計」っていう1930年代に開発された測定器が
今でも多くの温泉分析機関で使われています。安価ですが、これはもはや時代物です。
現在は「液体シンチレーションカウンター」という簡便な装置ができて、現地測定もできるの
ですが、高価なこともあって、採用している機関は少ないようです。
で、トロンの測定は一部の有力な放射能泉でしか行われていません。(要望があったときのみ)

<測定単位>
温泉水中の放射性元素はとても微量、かつラドンやトロンは「不活性元素」なので、
これの含有量を、ほかの元素(イオン)などのように直接定量するのは大変困難です。
したがって、元素から発する放射線の量から間接的に定量することになります。
1キュリー単位(Ci)は、「毎秒3700x10^10個の元素が崩壊する量」で、もともとは
「1gのラジウム(Ra)からできるラドン(Rn)の量」から求められたものです。
現在では1Ci=1.02g(Ra)とされています。

これが実際にどのくらいの量かというと、
1キュリーの重量は、ラドン=6.50x10^-6(g)、トロン=1.06x10^-9(g)、となります。
つまり、トロンはラドンの千分の一の量で同等の強さの放射線を発する、ということです。

ちなみに、放射性元素の崩壊で出来るこれらの気体のことをエマネーション(emanation)といい、
古い分析表では「エマナチオン」などと書かれています。
水1リットルあたりに溶けたエマネーションが電離して出る電流を測定したものが、
マッヘ(mache)単位です。1キュリー/L(Ci/L)=2.75x10^9マッヘ(Mi)に相当します。

>日本にはほんとうに天然のトロン温泉はないのでしょうか?

温泉法では、「ラドンにして20x10^-10キュリー以上」が温泉の規定値となっており、
これをトロンに換算すると、1.19x10-5キュリー以上となります。
現在のところ、日本でこれだけのトロン含有量をもった温泉は発見されていません。
藤田さんによるトロン含有量ランキングでも、
日本一の三朝温泉550マッヘは、2.0x10^-7キュリーですから、規定値に全然足りません。
つまり、トロンだけで放射能泉になる温泉は日本にはないってことです。
たまに宣伝で「トロン泉」っていうのを見かけますが、「普通よりは多い」というくらいの意味。

<なぜトロン温泉はできにくいか?>
「温泉の科学」でもちょっと触れましたが。ラドンもトロンも半減期が短いので、
地下の岩石から温泉水に取り込まれても、地表に湧出してくる間に崩壊して消失してしまいます。
ラドンは岩石中のウラン(U)、トロンはトリウム(Th)の変化(放射壊変)でつくられます。
ウラン→ラドンの変化の途中には、水によく溶けるラジウム(Ra)が存在するのに対し、
トリウム→トロンの変化の間には水溶性の元素ができません。
このことが温泉水にトロンが少ないことの決定的な要因です。

つまり、温泉水は地下深部の岩石から、ウランが変化して出来たラジウムを溶かして上昇してきます、
ここから発生したラドンが地上に達することができます。2段ロケットみたいなもんです。
これに対し、トロンは地下深くから単独で上がって来なければならないので、1段ロケットといえます。
射程距離が足らないんですね。

バーデンバーデンのように、地表付近の岩石にトリウムが特に濃集しているときには、そこを
地下水が通過するだけで、天然のトロン泉が作られることがあります。
残念ながら日本ではこのような岩石は分布していないので、今後もトロン泉が発見されることはないでしょう。
(トロンの医療効果はあまり期待されていないので、べつに残念ではありませんが・・・)


宣伝ネタ2題 投稿者:温検12号  投稿日: 3月28日(水)02時10分56秒

>今晩の12CH
19:00〜20:54「2001年春一番!列車ふたり旅」(南房総、東伊豆)の後は
20:54〜23:00「楽園!地獄?地球の果てまでアドベンチャー!世界秘境温泉」をお楽
しみ下さい。後者の番組の予告を見たのですが、ジャングル温泉、オーロラ温泉、台湾の温泉、
長野の冬山の温泉まで出ておりました。でも番組が長すぎてさすがにすべては見られそうにあり
ません。

>温泉気分の一週間(さわやか自然素材の店 つたや)
 新聞の広告に出ていたのですが、歌い文句は以下の通り。
「日本有数の泉質を誇る湯河原温泉と厳選された無農薬米ぬかが原料の当店自慢の手作り入浴剤。」
 これは一体何なんだ?
 関心のある方は下記HPへ

http://www5b.biglobe.ne.jp/~tsutaya/


トロン温泉について 投稿者:ガウス  投稿日: 3月27日(火)23時52分27秒

ご無沙汰いたしています。ガウスといいます。私の掲示板にトロン温泉について質問があって、以下のように答えたのですが、
「トリウム元素が放出するエネルギーを「トロン」というのですが、このエネルギーを含んでいる「トロン原石」は、非常に珍しい鉱石で、世界でも希にしかありません。「トロン温泉」として有名なのは、ヨーロッパでも有数の温泉療養施設として知られる西ドイツのバーデンバーデンで、ここは、天然のトロン原石から染み出してくるほんものの天然トロン温泉です。従って、世界中を探せば、天然のトロン温泉が無いわけではありません。しかし、トロン原石は、極めて希にしか産出しないと聞いていますし、日本では、私は聞いたことがありません。また、日本の温泉法の基準には、トリウムの含有量や「トロン」についての記載は有りませんので、仮にそれを含有している温泉があったとしてもそれだけでは温泉と言えないのです。現在、日本でトロン温泉といっているのは、人工温泉だと考えて良いと思います。しかし、これはドイツのバーデンバーデンなどからトロン原石を購入し、それを使って人工的につくりだした温泉で、厚生省の承認も得ているということなので、天然温泉と似たような効果が有ると言われています。」
ところで、日本にはほんとうに天然のトロン温泉はないのでしょうか?とても知りたいので、それについての情報をお持ちの方は、教えてもらえないでしょうか?やませみさんの「温泉の科学」にも放射能泉のことが書いてあって、「トロン」についてとても興味深く読みました。しかし、花崗岩をくぐってきた温泉水の中には、トロンを含有している可能性があるようにも感じました。ところで、日本の温泉で実際に天然温泉のトロンの測定って行われているのでしょうか?この掲示板には、やませみさんが書き込みをされているようなのでよろしかったら、天然のトロン温泉についてご教示下さい。お願いします。


温泉付きオートキャンプ場 投稿者:やませみ  投稿日: 3月27日(火)16時40分12秒

やしお温泉の場所が書いてあるサイトがないかと探していたら。
Yahoo!の特集につきあたりました。
温泉付きのオートキャンプ場って結構あるんですね。
http://event.yahoo.co.jp/docs/event/autocamp/index.html


やしお温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 3月27日(火)15時34分18秒

>風来坊さん
私からもひとつ御質問してもよろしいでしょうか?
郡司 勇さんが下記のサイトで、やしお温泉を紹介してらっしゃいます。
で、ここはモール泉と判定されたみたいです。
風来坊さんの評価はいかがでしょうか?
http://www.als-net.com/tatsujin/gunji/main.html

私はこないだの帯広と十勝川の温泉でモール泉にすっかりはまってしまい、
関東でも似たようなのがないかと探索中です。
成分は単純温泉に近い薄いもので、紅茶色(またはウーロン茶色)の透明な湯。
枯れ草、ウイスキー、パイプたばこなどに例えられる高貴な匂いがします。
細かい泡がよく付くのも特徴です。

東京の黒湯も成因的には同じなのですが、湯色の美しさや香りでは遠く及びません。
栃木の平野部や、群馬の平野部、甲府盆地にもそれらしきものがありますが、
どうもいまいち感動的ではないのです。

やしお温泉「天恵の湯」
塩原温泉カントリーキャンプ場内 塩原町上横林404-140
500円 8-22時 TEL/0287-35-2220


榛名山周辺湯巡り(その5) 投稿者:やませみ  投稿日: 3月27日(火)10時25分56秒

倉淵温泉「長寿の湯」
 倉淵村権田字上大沢 TEL/0273-78-4174
 500円(身割なし) 9-20時 第一木曜休
 源泉名:長寿の湯
  一の湯:Na-Cl Fe(II)=1.56mg/kg 湧出量:217L/min
  二の湯:単純温泉 湧出量:93L/min
  三の湯:Na-Cl 湧出量:310L/min

国道406の萩生峠手前にある、ログハウス風外観の温泉旅館。
内湯に塩化物泉、露天に単純温泉を使用しているということだが、
湧出量からみても逆のほうが良いと思う。
この日は午前中孔内洗浄ということで、内湯は真水の沸かしが張られていた。
大いに謝られたが、まあそんな日もあるのが温泉です。

自慢の総檜風呂は相当ガタがきており、あちこちでピューピュー漏れ放題。
たぶん新材を寝かせないで使ったのでこうなったのだ。ただし香りはすごく良い。

露天はかなり大きいが、単純温泉は総計36mg/kgしかないので、浴感は全くなし。
ガイド誌では気泡が付くとなっているが、粘ってほんの僅かで、特筆することはない。
また、写真では湯が黄色や褐色に見え、ひょっとしてモール泉かと期待していたが、
完全無色透明。浴槽の底が着色しているのであった。な〜んだ。

がっかり続きだったが、波紋の反射光が虹色に見えるのに気付く。これは美しい。
NHKの番組で見た四川省の黄龍湧水群(世界遺産)の池と全く同じ。
水中の微細鉱物の散乱光が干渉してスペクトル分光を起こす、と説明されていたが、
同じメカニズムなのであろうか? いつも見えるとは限らないが、ちょっと珍しい。

国道沿いに、ナマコ壁の造り酒屋に併設の良さそうなお蕎麦屋さんがあったので、
入ろうと思ったが、後ろのトラックにあおられてやむなく通過。大いに心残り。


お返事:技術編 投稿者:やませみ  投稿日: 3月27日(火)10時20分07秒

<ローリー温泉>
ザ!鉄腕!DASH、私も見てました。露天風呂が崩壊したのは大笑いでした。
それにしてもDASH村はどこにあるんでしょう? 黒姫か戸狩とにらんでますが。

ローリー輸送のポイントは、いかに空気に触れさせず、湯温を下げないかです。
つまり、湯を劣化させると、沈殿をおこして成分が無くなってしまうのです。
沈殿をおこしやすい鉄泉、酸性硫黄泉、Ca-硫酸塩泉、Ca-炭酸水素塩泉などは、
ローリー輸送にはむいていません。
循環濾過装置のついたローリーは、この沈殿物を除くためにあるので、
わざわざ成分を薄めにかかっているようなものです。(濁りが嫌われるため)
また、アルカリ性単純温泉は、空気中の炭酸ガスが混じるとpHが下がってしまい、
身上のつるつる感が無くなってしまうので、ただのお湯になってしまいます。

ローリーにむいている泉質は、Na-炭酸水素塩泉(重曹泉)、Na-塩化物泉です。
これらは沈殿をおこさないので、わりと成分変化なしに運搬できます。
ただし、ガス成分はとんでしまうので、いまいち物足りない湯になりがちです。
これからかなり流行るんじゃないかと思います。


<ボーリング>
現在のところ、日本最深のボーリング温泉は、青森県の六カ所温泉で、2714m
掘ったということです。(実際に温泉の湧出する深度は不明)
泉温92℃の含鉄−Na-塩化物強塩泉が採取されています。これは化石海水のようです。

石油ボーリングでは4000m級はざらにあります。最深は6500mくらいだったかな?
もちろん石油と一緒に温泉も出るのですが、これは利用されていません。
ロシアの地殻研究ボーリングは、現在12,000mあたりまで進んでいるらしいです。

温泉の掘削は、もともと石油ボーリングの技術を応用しているので、アメリカに
一日の長があります。現在、世界的に掘削マシンや技筒者が余っているので、
外国企業では格安で仕事を請け負っています。
日本の掘削技術は世界最高水準なのですが、人件費が高いので割高です。

ボーリングの値段は、基本的に掘削口径x深度という計算になっています。
深く掘るには、はじめの口径をでかくしなければならないので、その分高くつきます。
多くは、500m、1000m、1500mの深度で口径を変えていきますので、
コストは概ね倍々に増えていきます。鋼管(ケーシング)の費用もかかります。

3000mの掘削は技術的に何も問題ありませんが、コスト的に非現実的な深度です。
掘削前の探査も非常に難しいですし、運良く出ても特大のポンプが必要です。
また、温泉が貯まっている岩盤の割れ目も、深深度では急激に減少しますので、
温泉が出る確率は非常に少なくなります。はっきりいって「賭け」の要素が強いです。
それに、そんなにまでして温泉を出す必要があるのか疑問です。
石油や地熱開発ならいざしらず、たかが温泉ですよ! 
(私はせいぜい1000mと考えています)

また、温泉水の大部分は地表から浸透して深部から再び戻ってくる「循環水」なので、
あまりにも深いところの水を採取すると、将来りっぱな温泉になる水源を、
未熟なうちに摘みとってしまう、ということになりゃせんかと密かに危惧しています。


お返事:温泉編 投稿者:やませみ  投稿日: 3月27日(火)10時16分58秒

質問受付けますって言ったら難問続出です。先着順にお答えします。

>TAKORAさん
<湯ノ花沢温泉>
かつては「弘法の湯」っていう酸性硫酸塩泉が自然湧出していて、湯治の温泉宿も
たくさんあって繁盛していたらしいですが、今は「湯ノ花沢温泉ホテル」の一件だけ。
共同浴場もありましたが、硫化水素による死亡事故が続いて閉鎖になりました。
現在は噴気を表流水に吹き込ませる「造成泉」が生産されており、芦之湯の旅館や
芦之湖畔へ引き湯されています。早雲山→強羅、大湧谷→仙石原と同じです。
薄い白濁の単純硫黄泉は、含有成分が少なく、あっさりとした浴感です。

>めがねさん
<温泉の匂い>
分析表の「ほとんど無味無臭」っていうのは「微かには何かある」っていうことです。
全く何も感じられないときは、単に「無味無臭」って記載されます。
丸子温泉共同浴場は、アルカリ性単純温泉となっていますが、総成分960mg/kgもあって、
もうちょっとでCa-硫酸塩泉(石膏泉)です。やわらかい滑らかな浴感で私は好きです。

で、匂いですが、たしかに湯口ではほんの少し硫黄臭がします。
分析表の遊離ガス成分の項ではなにも計量されていませんが、
陰イオンの項に、硫化水素イオン(HS^-)が「痕跡」とあるはずで、これが匂いの正体。
硫化水素は、pHが酸性状態では気体の硫化水素(H2S)、アルカリ性では硫化水素イオンに
なります。霊泉寺はpH=8.88ですね。
二酸化炭素(炭酸ガス)はあまり匂いませんが、ほのかに甘く感じます。ソーダ水の匂いです。
成分の薄い温泉でも、なんとなく真水とは違う湯の香がありますが、これの正体です。
二酸化炭素の計量はなかなか面倒なので、分析表の数値は真の含有量を表していません。
とくに、身体に泡の付くような湯では、ほとんど分析にはかからないので、疑問に感じることが
多いと思います。
ほかに温泉で匂うのは、鉄イオン→金気臭、ヨウ素イオン→正露丸臭、臭素イオン→偽硫黄臭、
リン酸イオン→薬臭、など多彩です。また、Ca-硫酸塩泉はほの甘い石膏臭もします。
分析にはかかりませんが、油臭のする温泉もけっこうありますし、モール泉は枯れ草の匂い、
重曹泉などで微生物の多い温泉では、ちょっと青臭い植物臭がすることがあります。

温泉の微かな匂いを嗅ぎとる裏技として、湯に手を浸してから鼻にもっていき、鼻をかむようにして
くんくんやると、かなり微妙な匂いも感知できます。


松坂屋の星の数 投稿者:クマオ  投稿日: 3月27日(火)07時29分49秒

>やませみさん
遅レスになりましたが、芦之湯温泉松坂屋本店の星の数についてちょっと補足です。(最近は掲示板の投稿が多いので1日開いても遅レスになってしまいます(^_^;))

いつものように日曜日の夜に掲載したとき、星3つにしていました。一晩寝てやっぱり4つと思い直して修正したのでした。松坂屋本店は、自家源泉の硫黄泉でお湯はエクセレントです。家族連れがのんびりする場所がない点ではちょっと不満でした。受付のおばさんも老舗旅館の格式なのか日帰り客にはやや素っ気ない応対なのが気になりました。

星の数を思い直したのは、芦之湯の歴史を知ると素っ気ない応対は老舗旅館の矜持なのかなと思ったからです。芦之湯温泉はいいお湯なのでやっぱり星4つにします。


質問 投稿者:風来坊  投稿日: 3月27日(火)00時58分00秒

>やませみさん
温泉て1500mで1億5000万円なんて表示されいますが深くなればなるほど料金は高く成るのでしょうか。何時だったか忘れましたがとても温泉がでるような環境ではないたしか四国の島でのテレビレポートですが、日本では3000m掘れば何処でも温泉が出ると言うような事見たような気がします。其のとき少し気になったのですが、それを掘ってたのが何とアメリカの会社でした。油田の掘削技術の差による大深度掘る技術、日米で差が有るのでしょうか。それと日本で一番深く掘った温泉教えてください。1500m掘った温泉出無くなったらそこからそれを利用してさらに深く掘ること可能なのでしょうか。
お教えいただければ幸いです.


ザ!鉄腕!DASH !!&特命リサーチ200X! 投稿者:ともP  投稿日: 3月27日(火)00時21分26秒

先日は湯河原情報ありがとうございました。>やませみさん
せっかく、教えていただいたのに,風邪を引いて,行けませんでした。(泣き
今年の風邪は喉からくる高熱で1週間は寝込むようです。皆さんお気をつけて。。

ところで、日曜日のザ!鉄腕!DASH !!で手作り露天風呂にタンクローリーで温泉の宅配をして入ってましたね。露天風呂はかなり僻地にあるようで,運んでいるうちに温泉が劣化しないのかと思ってしまいました。実際、密閉状態で輸送したとしてどのくらい持つものでしょうか?タンクローリーによっては、循環機能をもったものもあるようですね。その方が劣化は防げるのでしょうか?

また、特命リサーチ200X!で温泉の入り方について近日特集するとのこと。
あるある大辞典より科学的な説明であることを期待しましょう。


温泉のにおいって・・ 投稿者:めがね  投稿日: 3月26日(月)22時21分53秒

先日、信州の丸子温泉郷の霊泉寺温泉に行ってきたのですが、分析表を見ると
「ほとんど無味無臭」とあったんですが、湯口で臭いをかいでみるとかすかに臭いが・・
入湯したのは45度の新源泉を使用した共同浴場、泉質はアルカリ性単純温泉の掛け流し
ということで、硫化水素は未記入でした。
たまに硫化水素を含まない温泉でも湯口では臭いがする事があると思うのですが、
あれはいったいなんの臭いなのでしょう?


松坂屋ときのくにや 投稿者:TAKORA  投稿日: 3月26日(月)18時30分36秒

きのくにやには何度か入ったことがあるのですが、
松坂屋にも興味があります。
あと山形屋も日帰り入浴やってますね!?
ちょっと登った湯の花沢ともお湯の雰囲気は違うのでしょうか?
(近くなので、自分で浴感確かめた方が早いのですけど・・・)

ちなみに、きのくにやのお湯はとても好きです・・・


暇です 投稿者:やませみ  投稿日: 3月26日(月)18時16分57秒

年度末は全然仕事がないのでとっても暇です(年中暇で貧乏ですが・・・)
で、
他にやることもないので、御質問あればなんでもどんどんお返事しちゃいますから、
どしどしお寄せ下さい。初歩的な疑問でもけっこうです。


松坂屋本店 投稿者:やませみ  投稿日: 3月26日(月)18時12分21秒

>クマオさま
芦の湯の松坂屋が星★★★とは辛いですね。また文句が出そうです。
硫黄中毒の私も、箱根では一番気に入っているところです。
緑白濁の硫黄泉でありながら、ほぼ中性なので肌にやさしいです。
また、仙石原の造成泉と違って自家源泉なので、充実した浴感が優れています。

お湯はすごく良いのですが、休憩や食事をする場所がないのと、
入浴可能時間帯が遅いので、日帰りにはちょっと点が厳しくなるのは
致し方ないですね。


万座温泉の宿 投稿者:やませみ  投稿日: 3月26日(月)17時57分13秒

>ぱいたんさん
ちょっと素っ気無かったので、万座の宿リストと寸評を書いておきます。
卓球台のあるのはどこかな〜 プリンスには卓球とボーリングがあったような・・

「万座プリンスホテル」 248室 12500円〜 TEL/0279-97-1111
 鉄筋3階建ての万座最大のホテル、全洋室。露天は大きく眺めが良いが混浴。
 湯はかなり加水されているけど、かなり新鮮で刺激的。白濁強く意外に良い。
 古いほうの小さい内湯も硫黄沈殿が多くて、なかなか味がある。
 食事は和・中華・仏のレストランを選べ、かなり本格的で美味しい。
http://www.princehotels.co.jp/manza/index.html

「万座温泉ホテル」 142室 8000円〜 TEL/0279-97-3131
 本館「ゆけむり荘」は、ごく普通の大規模旅館。とくに特徴はなし。
 ツアーの団体が多いので、かなり騒々しい。
 ここの真髄は別棟の「日進館」、木造の超鄙び自炊宿で、秘湯雰囲気最高。
 立ち寄りでも入浴可だが、ずっと奥なのであきらめて帰る客が多い。
 源泉が異なるいろんな風呂があるけど、ほぼ源泉のままの「苦湯」が一番。
 とろりと濃い白濁湯です。最近はぬるめに調整しているようだ。
(みしゅらんレポートあり)
http://www.manza.co.jp/

「万座高原ロッジ」 102室 9000円〜 TEL/0279-97-1111
 プリンス経営のファミリー向けホテル。格安プランがあるのでお得。
 鉄筋5階建てでかなり大型。窓の大きい内湯と、大きな石庭露天風呂。
 湯は加水でかなりぬるめに調整しているので、子供でも安心。
http://www.princehotels.co.jp/manza-lodge/index.html

「万座ホテル聚楽」 63室 11000円〜 TEL/0279-97-3535
 ご存知聚落グループだけど、万座の雰囲気にあわせてそれほど歓楽的ではない。
 白亜の鉄筋3階建ての万座では豪華系の部類。北欧風の洋室と、和室が半々。
 奥万座にあたり、他とは源泉が異なる。
 硫化水素含有量日本一(313.5mg)の湯は、意外にもほぼ透明。露天風呂が開放的。
http://www.hotel-juraku.co.jp/manza/

「旅館万座亭」 旅 40室 7000円〜 TEL/0279-97-3133
 鉄筋2階建て、スキーロッジという雰囲気。家族経営のアットホームな宿。
 ログハウス風の内湯と露天は新しくて清潔。やや熱め。食事はまあまあ。
 下記webは非公式
http://www.page.sannet.ne.jp/schiheil/mantei.htm

「松屋ホテル」 旅 26室 6000円〜 TEL/0279-97-3151
 木造2階建ての小型旅館。総木製の内湯が雰囲気良い。家族風呂もある。
 静かに過ごしたい人向き。

「湯の花旅館」 旅 18室 8000円〜 TEL/0279-97-3152
 木造2階建て、半自炊の宿で有名になり、けっこう予約困難。
 浴槽にサルノコシカケがたくさん浸けてあるのが奇妙。なぜかおばちゃんに人気。
(みしゅらんレポートあり)

「豊国館」 旅 52室 6000円〜 TEL/0279-97-2525
 木造2階建て、かなりの鄙び系というよりオンボロ。
 木製の内湯と、小型プールほどの露天。ただし眺望はなし。
 濃い白濁湯は大量の掛流しで、自分で加水して温度調整できるのが良い。
 湯はよいが食事はいまいちなので、自炊か立ち寄りがいいと思う。
http://www.mountaintrad.co.jp/gunma/mnz/houkokukan/data.html

で、鄙び系が好きな人は「万座温泉ホテル・日進館」か「豊国館」。
きれい系では「プリンス」か「聚楽」がお薦めです。
万座の宿はすべて立ち寄り可なので、中間的な「高原ロッジ」か「万座亭」に泊まって、
湯巡りをする、という手もあります。
湯治なら「日進館」「湯ノ花旅館」「豊国館」ですが、予約は結構難しいです。

横手山頂上の「横手山ヒュッテ」は温泉ではありませんが、眺望と星空が抜群なので、
ここを拠点にして周辺の温泉巡りをするっていうアイデアもあります。
朝食の自家製焼きたてパンがGOODです。


松坂屋 投稿者:サトル君  投稿日: 3月26日(月)16時28分25秒

芦之湯松坂屋の緑色の硫黄泉は素晴らしくいいですね。
5回程立寄りをしたことがありますが、飽きません。

やませみさんの「温泉の科学」を楽しく読ませて貰っ
ています。新潟の温泉が気になる今日この頃。


何処がよろしいので? 投稿者:やませみ  投稿日: 3月26日(月)15時16分32秒

>ぱいたんさん
まず、どの温泉に行きたいか言ってもらわないと・・・

そんでもって、
1) 宿のタイプ:鄙び系か豪華系か 和風かホテルか 小型か大型か
2) お風呂:シンプルか多機能か 露天風呂の有無 混浴
3) 食事:素朴か豪華か こだわらないか
4) お値段:おおむね幾らくらい
5) 観光も目的か
6) 行く人数:年令、性別構成
7) 交通手段:車かバスか
なんていう条件をできるだけ詳しくお願いできれば大変助かります。

他の方も、掲示板に御質問される時は、このように願います。
できれば、ガイド誌やwebを一応調べられてから、
「ここの宿はどんな感じですか? 行かれた方いますか?」
という書き込みなら、レスも結構出やすいと思います。


敦賀市の温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 3月26日(月)14時56分06秒

>風呂好きおやじさん
敦賀市にはいくつか温泉施設がありますが、たぶん「敦賀トンネル温泉」のことなのでしょう。
北陸トンネルの工事中に湧出した単純硫黄泉で、けっこう湧出量があり、かなり遠いですが
引湯で利用されています。少しぬるぬる感はありますが、観光ついででもなければ、
わざわざ行きたいと思うような湯ではないですね〜。(なんていうとまた怒られるかな?)

「北国グランドホテル」 13000円〜 TEL/0770-22-4551 かなり立派
「国民宿舎つるが荘」 5600円〜 TEL/0770-23-1502 かなりボロ

「厚生年金・サンピア敦賀」っていうレジャー施設は、「光明石」の人工温泉ですのでご注意。
「越のゆ・敦賀店」も温泉ではありません。スーパー銭湯。
「天狗温泉」はいちおう温泉ですが、浴感はまったくありません。
あと、敦賀市では高野地区に新温泉を開発し、施設を建設中です、来年完成予定なのだそうで、
これは間に合いませんね。            (私もちょっぴり関係しているのです)

福井の温泉で私が気に入っているのは、
越前町にある厨温泉「露天風呂漁火」 400円 13-21時
 Na-HCO3・SO4(重曹ボウ硝泉) pH=8.58
です。越前海岸にあり、ぬるぬる感が強いので、おすすめです。(ちょっと遠いか?)

福井の温泉は以下のサイトに情報がありますので、参考になさって下さい。

「福井の温泉」尚人さんのページ、寸評と写真
http://www.mitene.or.jp/~yhy01765/

「福井と近辺の温泉」原梅園さんのページ、温泉マップが大きくて便利
http://www.hokuriku.ne.jp/baien/onsenpage/onsen.html

「福井の温泉」福井県商工労働部観光振興課のページ、交通・宿情報
http://www.pref.fukui.jp/kankoushinkouka/kankouevent/onsen.html

福井県福祉環境部のページ、県内温泉の泉質と適応症一覧
http://info.pref.fukui.jp/eisei/contents.html

「welcome敦賀市」敦賀市の公式ページ、観光とお宿
http://www.ton21.ne.jp/


ありがとうございます 投稿者:ぱいたん  投稿日: 3月26日(月)14時00分44秒

 やませみさん、いろいろ教えていただきありがとうございます。
 甘えついでに、おすすめのお宿も教えていただけたらと・・・(^_^)
 卓球台のある、雰囲気のいいところがあれば。。。よろしくお願いします。


武蔵小杉と敦賀温泉のレスです 投稿者:きんじ  投稿日: 3月26日(月)13時03分33秒

武蔵小杉の温泉は先週の土曜日(関東のみ)、テレビ東京系「出没アド街っく天国」の
武蔵小杉特集のなかで「丸子温泉」がランクインしていましたね。

僕も一度浸かったことがありますが、実家に近い大田区南部界隈の
お湯とあまり変わりなかった気がします。

あの「黒湯」は大昔の海岸沿いに多く分布して、元は海草類が地下深く
あのような水になったようです。
千葉県船橋市内のたまたま入ったところの銭湯も水(お湯)は
薄かったけど黒湯でした。(ビックリ)


>風呂好き親父様
はじめまして。
さて敦賀の温泉ですが、「敦賀トンネル温泉」の事でしょうか?
そこなら少々は知っていますが。。。。

http://page.freett.com/tkinnji/index.htm


敦賀温泉って知ってますか? 投稿者:風呂好きおやじ  投稿日: 3月26日(月)12時46分47秒

福井県の敦賀温泉に行こうと思ってるのですが、どんなところか情報をお持ちの方教えて下さい。


武蔵小杉の温泉 投稿者:やませみ  投稿日: 3月26日(月)09時10分56秒

>KYOさん 
東横線武蔵小杉の周辺にある温泉としては、駅から近い順に、
「みなみ湯」 Na−HCO3(重曹泉) 400円 1530-24時 月曜休
     川崎市中原区新丸子東2-905 044-411-4935
「丸子温泉」 Na−HCO3(重曹泉) 400円 10-23時 金曜休
     川崎市中原区新丸子675 044-711-3378
「トキワ健康ランド」 Na−HCO3・Cl(含食塩重曹泉) 1680円 終日
     川崎市中原区市ノ坪284 044-411-5151
なんてのがあります。
みなみ湯はいわゆる温泉銭湯、丸子温泉は2階に休憩広間もあります。
トキワ健康ランドはこの辺では結構有名で、休日はかなりの混雑になります。
いずれも茶褐色(コーヒー色)の通称「黒湯」冷鉱泉の沸かし湯ですが、
けっこうすべすべして温まるいい湯です。(新宿十二社には負けますが・・・)

交通などの詳細については、石渡さんの「街の温泉めぐり」に大変詳しいので、
参考になさって下さい。(県内の新温泉のトピックなども豊富です)

あと、黒湯については「温泉の科学」7-0章で触れていますので、こちらもどうぞ。

<綱島温泉>
いい機会なので、ちょっと書いておきましょう。
今ではあまり知る人もいなくなりましたが、
東横線つなしま駅の周辺は、昭和30年ころまで東京近郊の有名な温泉地でした。
駅名も昭和19年までは「綱島温泉」だったのです。
大正3年に農家で井戸を掘ったら茶色い水が出てきて、風呂に使っていたら持病の
リウマチが治ったので検査してもらったところ温泉だった、というのが始まりです。
それから周辺では桃畑をつぶして温泉旅館を経営するものが増え、大正13年の東横線
開通で、いちやく東京の離れ座敷として人気を集めたのだそうです。
最盛期は昭和20〜30年代で、旅館数は50件を越え、遊園地や演芸場もあって、
たいそう繁盛したそうですが、その後、箱根や湯河原まで足をのばすようになったので、
現在では駅前の日帰り温泉「東京園」の一件が残るだけとなりました。

綱島温泉「東京園」は、鉄筋2階建ての大きな施設で、日帰り温泉というよりは、
ステージつき大広間がメインの、カラオケ大会や素人演芸の交流会館といった雰囲気
です。最近はステージを強固なものに張り替え、ダンスが流行っているようです。
ケバいおばちゃんや、妙に顔の照りがいいおじちゃん達で連日賑わっています。


お礼 投稿者:温検12号  投稿日: 3月26日(月)02時26分25秒

>クマオさんへ

「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」に私の九州温泉紀行のコーナーを作っていただきあり
がとうございます。感謝感激です。
 一つ注意していただきたいのですが、レモンレモン提供のHP「熊本レジャー情報」の「黒川
温泉露天風呂巡り人気投票」のコーナーなのですが、2月までは表示されていたのですが、3月
以降はなぜか表示されなくなりました。(私のパソコンにはデータが残っていたので、そのコピ
ーでこちらには掲示できました。)また復活していただきたいとのメールを送ったのですが、
返事もない状態です。表示できない諸事情があると思われますので、ご了承ください。


偽?伊香保温泉 投稿者:温検12号  投稿日: 3月26日(月)01時34分31秒

>やませみさんへ
>五色温泉
 私は県外の人間なので傷付きませんが、イッサキさんがどう思ったかなと心配でした。

>伊香保温泉
>あと、周辺地区では、本線とは別に透明な単純温泉の源泉がいくつかあり、これをメインに
>使用している宿もありますので、ご注意を。(こういうのに限って風呂がでかい)
 そう、私も伊香保にそんな温泉があるのを知っています。5年程前の上毛新聞に伊香保の近く
の森の中で、メタ硅酸泉冷鉱泉(10℃台だったと記憶)を浴用加熱し、今まで温泉が導入されて
なかった(これまで伊香保で温泉でないとはビックリ!)ホテル・旅館に供給開始と記事に出て
いました。それ以来、伊香保で透明な湯を目にすると偽か濾過のどちらかだと認識するようにな
りました。「一富士ホテル」は宴会で泊まったことがあるのですが、湯は透明で偽かなと推測し
ました。なお、伊香保グランドホテル経営のスパ・グランドは内湯が温泉で露天風呂は真水を
沸かしたものと聞いています。伊香保へ行って湯が透明でしたら、「伊香保露天風呂」へ入り
直すことをおすすめします。


TOP みしゅらん掲示板のご案内

2001/11/10 22:46:02;10738;ue3t-cb;RETR;ok;/homepage/bbs/bbs01/bbs010326_0331.htm