クチコミ情報
2000年10月16日〜10月31日

情報ピックアップ
クリックすると該当の投稿にジャンプします。戻るときはブラウザの戻るボタンを使ってください。

信州鹿教湯温泉 (イッサキさん:鹿教湯温泉東急ホテルの感想)
むつ矢立温泉 (横須賀三浦さん:熱い湯に入れるきっかけに)
Re:温泉分析表の泉質表示 (やませみさん:質問の答え=陰イオンと陽イオンを並べています)
温泉分析表の泉質表示 (イッサキさん:「・」「−」の意味は?)
Re:温泉本とテレビ番組 (やませみさん:おすすめの温泉ガイドと番組)
温泉本とテレビ番組 (金銀パウルさん:どんな温泉ガイドがお勧めですか?)
群馬県嬬恋つつじの湯 (みっちさん:エビフライ定食がよかったよ)
四万温泉T (ファンタジスタ@東京さん:日帰り客にぞんざいな接客態度)
川原湯M (ファンタジスタ@東京さん:いまひとつでした)
中軽井沢星野温泉ホテル (イッサキさん:松井田妙義ICで降りて)
川原毛大湯滝 (やませみさん:詳細レポート&道路事情とテレビ取材)
須川温泉 (やませみさん:詳細レポート、昼は立ち寄り客で混む)
栗駒山の紅葉 (やませみさん:栗駒山の紅葉散策)


また申し訳ありません&湯治部 投稿者:横須賀三浦  投稿日:10月31日(火)18時03分31秒

またまた純粋な温泉の話題じゃなくて申し訳ありません。

同じ本を興味深く読まれた方がいるというのはうれしいものですね。

新田次郎氏については、残念ながら今日まで読む機会がありませんでしたが、
「芙蓉(ふよう)の人」、近いうちに読んでみたいです。
高校時代、ワンゲル(ワンダーフォーゲル部)の友人が大ファンで、また「
八甲田山死の彷徨」が映画化されていた記憶があります。

この時、私は「森村誠一」氏を読みあさってまして、氏の「都会の無関心も
の」、「山岳もの」等、ちょっと虚無的ですが、偽善的部分を排除した生身
の人間を浮き彫りにするようなスタイルがおもしろくて、この時代のものは
長編、短編ほとんど読み尽くしてました。
当時、映画化された作品も何点かありますが、中でも印象に残っている本が
「黒い墜落機(ファントム)」です。
確か、
山間の村に核弾頭配備可能な自衛隊機(ファントム)が墜落し、その機密を
守るため、機体撤収と村民虐殺の任務を帯びた自衛隊に、武器を持たない住
民が対抗する、というストーリーです。
この”あとがき”に当時の氏の考えが凝縮されていて興味深く読んだ記憶が
あります。


>最近こういう「骨太」な小説が少ないのはどうしてでしょう?
>先日の報道で、高校生の58%が月一冊も本を読まないそうです。
>いちばん本に感動できる年頃なのに、もったいないです。
そうですね。自分の場合、趣味的にちょっと偏っており、大きなことは言え
ませんが、高校〜大学のうちでないと、ゆっくり本も読めませんよね。
(大学の頃、ちょうど現在の長野県知事の作品が流行っていたのを思い出し
てしまいました。)
ところで書店で見かけなくなった本ですが、意外と近くの古本屋に置いてあ
ることがありますよ。吉村 昭氏の本もいくつかは古本屋で買ったものがあ
ります。
そういえば最近、氏の新作「島抜け」が出版されたのをTV番組で見ました。

温泉の話に戻りまして、
そのうちゆとりができたら、酸ヶ湯、須川、万座、玉川、後生掛など、いずれ
かにゆっくり滞在したいと考えてます。
以前、酸ヶ湯の湯治部に4泊ほどしたことがあります。部屋は広くもなく、あ
まり綺麗ではありませんが、必要なもの(食器等)は借りられる、安いので長
く滞在でき結構気楽に過ごせるのが気に入りました。結局、朝夕2食付けてし
まったんですが、自炊にすればかなり安く滞在できるはずです。
他の温泉の湯治部はどうなんでしょうか?

  気に入った温泉に浸かって、心身共にくつろぐ。
  好きな時に寝て、本でも読み、飽きたら周辺を散策するもよし。
  一度に多くのことはせず、何もしない、何も考えない日もある。
こんなことが実現するのはいつになるでしょう?


Re:吉村 昭氏 投稿者:やませみ  投稿日:10月31日(火)09時17分35秒

温泉の話題でないので恐縮ですが、黙っていられない。

> 横須賀三浦さん
吉村 昭ファンだということで、なんだか大変嬉しいです。
氏の作品は重厚なので、たしかに電車でちょっと気楽に読むには
むいてないですね。(乗り過ごしそうだし)
「光る壁画」は未読でしたが、横須賀三浦さんの文を見て、
とても興味をそそられました。

あと、私の好きなもう一人、「新田次郎」の作品は、没後、書店でほとんど
見かけなくなってしまったので、とても残念です。
長野県にはあるかな?
数在る名作の中で、私の最も好きなのは、「芙蓉(ふよう)の人」です。
明治期に、日本の気象予報の発展のためには富士山に観測所を設置する
しかないと、自ら初の山頂越冬観測を試みた野中夫妻の物語です。
代表作ではないですが、高校の時呼んで、いたく感動しました。

最近こういう「骨太」な小説が少ないのはどうしてでしょう?

先日の報道で、高校生の58%が月一冊も本を読まないそうです。
いちばん本に感動できる年頃なのに、もったいないです。


吉村 昭氏 投稿者:横須賀三浦  投稿日:10月30日(月)18時04分13秒

>やませみさん、

「温泉の科学4−4」拝見しました。
吉村 昭、好きなんですね。
活断層の話とはずれて申し訳ありませんが...

私も一時期はまったことがあります。(最近はちょっと時間が無くて本自体あまり読んで
ないんですが...)
「闇を裂く道(文春文庫)」というのは知らなかったです。いつも新潮文庫の棚を見てい
たので。今度読んでみたいと思います。
ちょっと温泉とは関係なくなるんで、温泉の話もまじえて...

一番最初に読んだのが「高熱隧道」です。
ちょうど妻が妊娠中のこと、あまり動き回れないんで夏休みに白骨温泉(湯川荘です。)
でのんびりしようと買って持っていった本が「高熱隧道」。
(黒部第三ダム建設のトンネル工事に関する小説です。)
昼間から露天風呂に浸かって、涼しい部屋でゴロゴロしながら読み始めたところ、淡々と
した表現で歴史的背景を含めて緻密に展開されていくストーリーに引き込まれてしまい、
一気に読み終えてしまいました。結末も含めて読後に余韻が残る一冊であったことを今で
も憶えています。

その後、機会を見つけて読んだのが、「戦艦武蔵」、「破獄」、「雪の花」、「光る壁画
」etc.です。
氏の作品はそのほとんどが事実に基づくものであり、その表現と綿密な調査に裏付けられ
た内容、展開に(私は)引きつけられます。

比較的最近(1年程前ですが)読んだのが「光る壁画」。
胃カメラの開発ストりーです。
(確か、主人公の実家は、箱根で温泉宿を経営している設定だと思った。)
主人公の家庭的な背景を織り込んで、人間味あふれる開発技術者の不屈の精神が描かれて
おり、かくありたいものだなあ、と、ちょっと感動しました。

ちょっと暇なときに、また通勤途中に”ちょい読み”というより、ゆっくり自分の時間が
取れた時にじっくりと読みたい作家です。
ちょうど、温泉でゆっくりとできるときに読むには最適だと思います。
一読の価値はありますよね。

最近、子供も成長し
 (観光・ドライブ OR ハイキング OR スキー)AND 温泉
というのがほとんどで、昼間から温泉に浸かるような時間的ゆとりがない状況です。
もう少し年を取るか、第一線を引退したら、また温泉でゆっくりしながら読みたいです。


>Re: 偉い先生? 投稿者:やませみ  投稿日:10月30日(月)17時05分48秒

>あるふぁさん 毎度どーも

えー、さっそくHP読んでみました
T先生だったんですね、似たような文は「多摩源流小菅の湯」にもあったような。
山梨県ではたいへん高名な地学の先生(教授)だそうです。
日本地質学会でもいくつか講演なさってますが、
どういうわけか「山梨県応用地質誌」以外、学会誌に論文をお書きにならないので、
あまり存じ上げません。

〜温泉の特性〜 という推薦文を読みますと。
>「勝沼ぶどうの丘温泉“天空の湯”」は、4つのプレートがひしめき合い、島弧斜交衝突帯として、
ではじまる文章は、なんとも大げさな、というか時代がかっているというか、
これを一読して、なにを書いてあるかわかる人はまず皆無でしょう。
ですが、すごい有り難そう、という気にはなります。

内容はとくに間違っているということはないですが、
>「ぶどうの丘天空の湯」は、水素イオン濃度(ペーハー)9.5という極めて高いアルカリ性の値を有しながら、
>成分的にマイルドであるという、世界的に極めてユニークな高アルカリ性温泉
>(田中式温泉液性分類[1984・田中収])であります。
というのはかなり引っかかります。とくに、田中式温泉液性分類[1984・田中収]とはどういうものか、
分類基準や出典など何もお書きになってないので、評価不可能です。
すくなくとも地学文献情報では検索できませんでした。
なにかご存じの方、おしらせください。

その他は一般論なので、べつに問題ありません。ただ文の調子がやや古色蒼然なだけです。

私なんぞがどうこう言う問題ではないかも知れませんが、
「世界的に」っていう言葉が何度もでてきますね、
おそらく先生は山梨県を愛していらっしゃるので、こういう推薦文を書かれたんだと想像します。

些末ですが、文中にある「古仏層群」は、正しくは「小仏層群」です。おそらくタイプミス。


Re: 偉い先生? 投稿者:あるふぁ  投稿日:10月30日(月)15時36分02秒

紅富士の湯は行ったことないので、同じものかどうかは私には分かりませんが、
TAKORAさんの話題にでた(クマオさんの今週のレポートにもなっている)ぶどう
の丘天空の湯の公式ページらしきものを漁ってみたところ、以下のページを見
つけました。

http://katsunuma.net/budounooka/onsen/tokusei.html

多分、これと同じ文章だったと思う(ちゃんと読んでなかったんで記憶があい
まいですが)プレートが天空の湯の入り口のところに誇らしげに掲げられてい
ました。

こんなところでお役に立ちますでしょうか?>やませみさん

http://www.246.ne.jp/~alpha/profile.txt


偉い先生? 投稿者:TAKORA  投稿日:10月30日(月)15時00分00秒

ごめんなさい。今度、紅富士の湯にでも行ったときにメモしてきます。
なんか「ここ富士のふもとは、景色も良く、温泉の別地療養に向く土地である。
源泉につかるとさらに良い」みたいなことが延々書かれている看板でしたが、
どっかの大学の先生だったように思います。

おおっぴらに文章とお名前が掲示されてますので、マズいことは無いと思いますが、
私の印象は「こんな能書き(よいしょ記事みたいなもの)書くほうも書くほうなら、
喜んで掲示してるところも、中身(お湯とか)が薄そうで信用ならん! 書いた人の顔が見たい!」
って軽蔑しましたから、どうでもいいやって言うことでどなただったか記憶にありません・・・

たしか河口湖のどっかの温泉にも良く似た掲示がありましたので、
山梨県の温泉では流行っているのかもしれません・・・?
(文書の書き方がよく似ていたような・・・)


名湯である、の先生 投稿者:やませみ  投稿日:10月30日(月)13時34分27秒

>クマオさん TAKORAさん
「名湯である」って御墨付きをくださるのはどちらの先生ですか?
掲示板でマズければメールで教えてください。


Re:自治体の温泉 投稿者:やませみ  投稿日:10月30日(月)13時26分22秒

>TAKORAさん
>隣の「河口湖」にくらべ、観光資源が乏しかった「山中湖」は、、

山中湖は観光資源の乏しいところが良かったのですが、、、、
とくに冬は、人気が無くて空気がピンと引き締まっているのが、
山野にも野鳥がたくさん集まってました。
しかし最近は、
忍野八海に小銭が沈んでいる光景などを見ると、悲しくなります。

最近はあまり富士五湖には行きません。
ずっと前ですが、正月に暴走族にからまれ、旅館では酔客に部屋に乱入され、
挙げ句の果て、前の車の投げ捨てたビールの空き瓶(カンでなくてビン!)が、
レンタカーのフロントガラスを割って、高額の修理代を払わされて以来、
この方面の客層の悪さに驚きあきれ、足が向かなくなってしまいました。
富士山だいすきなのに、、、。

あ、あと、
自治体の温泉開発は、お客を集めるってことよりも、補助金を獲得して
いかにでっかい施設を作るかっていう方がメインの目的です。
作った後の利益回収なんて最初から頭に無いので、
当然リサーチなんかは全然してないです。費用もかかるし。
キャー!言っちゃった! ビクビクもんだこりゃ。
(ちゃんと福祉とか経費負担とか真面目に考えているところもあります。念のため。)


鹿教湯ほか、いろんなレス 投稿者:やませみ  投稿日:10月30日(月)12時55分56秒

>イッサキさん あるふぁさん クマオさん
鹿教湯温泉は私も好きです。信州ではもう少なくなった湯治場の情緒がいいです。
ちなみに甘めの栗蒸しおこわも大好きです。(ああよだれが、、、昼飯タイム}

>近くの別所温泉は最近メジャーになってしまい観光客でごった返していますが、
>鹿教湯は静かに静養できます。

まったく同感です。かつての別所はふるさとの温泉という雰囲気が良かったのですが、
宣伝に力を入れて、観光バスで団体が襲来するようになって、俗化してしまいました。
とくに松茸めあてに来る客も多くて、温泉そっちのけです。

イッサキさんの、
>【泉質等】単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)/泉温45.8℃/pH7.8/成分総計622.5mg
>*もう少し濃ければ、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉?かな。
は、
温泉レポにこういうDATAを書いてくれると、読む人も参考になってとってもいいと思います。
とくに、「もう少し濃ければ」っていうのは、お目が高い!
泉質名だけの表記じゃわかんないぞってことの好例です。パチパチ。

単純温泉っていうとなんとなく軽くみられそうですが、刺激が少なく、
長時間入浴できるぶん、効能という点では成分の濃い温泉に負けないことも多いです。
とくに肌の弱い人や高齢者、病後のリハビリなどで体力の落ちている人には最適です。
四国の名湯、道後温泉(本館)は、成分濃度という点ではまったく見るべきものはありませんが、
どういうわけか浴感が非常に良く、何回入ってもあきません。名湯の実力です。

あと、信州の温泉は眺望が良い点で、もとからかなり得してますね。もちろんお湯もいいですけど。

クマオさんの
>最近の「町おこし温泉」がなぜ多いのか、その理由が分かってきました。
は、業者のはしくれとしては耳が痛い話です。
いわゆる無駄な公共事業の範疇に入りかけてます。地域の人は喜んでますけど、
その温泉を掘ったお金はどこから出てる、ってことを考えると、脳天気ではいられないと思います。
これ以上書くと我が身に降り懸かりそうなので、ここまでで御勘弁。

>マンボウ2号さん
>例えば、草津辺りの強酸性の湯は皮膚病にいい。
>詳しいことはやませみさんにお任せするとして、何故いいのか?先ずは強酸性
>の刺激の強さが皮膚表面を悪化させる。そして、自然治癒力というものを呼び
>覚ましてくれる(東洋医学の極意?)。そして、症状が、改善する時には改善する。

自然治癒力というのは非常にあいまいな用語で、濫用しないほうがいいと思いますが、
たしかに強酸性泉のばあいはそんな作用もします。一種の荒療治ですね。
肌が荒れた場合、皮膚内部に水素イオン(H^+)がいつまでもとどまり、悪さをしますんで、
必ず「直し湯」をなさってください。草津だと「沢渡温泉」が昔から有名です。

>その後、だいぶ読書をされたのでしょうか。茶化している積りではなく、真に、
>やませみさんの文章力が上がったことが判ります。

お褒めに預かりまして光栄です。が、そういうことではなくて、科学のほうの文章は、
論理的構成かつ用語を慎重に選択しなくてはならない(硬い)のに対して、歴史のような文章は
そういうことをあまり気にする必要がないので自由性がある(軟らかい)ってことです。
あと、箱根の話は先人の書いた叩き台があるっていうのも助かったところです。
これからも感想おねがいします。


自治体の温泉 投稿者:TAKORA  投稿日:10月30日(月)12時13分43秒

>くまおさん
河口湖(というより山中湖?)の「紅富士の湯」は
富士吉田のお気に入りのお店にお昼を食べに行ったついでにちょくちょく寄ります。

お湯は何の癖も無い温泉ですが、首都圏の観光バスが並んで大広間はいつも満員!
山中湖村にはそれより先にできた「石割の湯」があり、こちらも首都圏方面の車で大人気でした。
集客やサービス内容を十分リサーチしてからこのような大規模温泉施設を作ったのでしょうが、
バスの前には「山中湖花の都公園と温泉の旅」みたいなコース名がありますから
観光事業としては大成功ですね!
隣の「河口湖」にくらべ、観光資源が乏しかった「山中湖」は5年ほど前から売り出した(?)
花の都公園(今年大きな温室「ふらら」を総工費10億円で建設)と温泉によって
集客が大きく伸びているようです。成功した自治体の例でしょうね。
(ちなみにここにも、今回くまおさんがご紹介になっているぶどうの丘の温泉にあるのと同じ
 偉い先生による「名湯である」という看板が湯船と休憩所に掲げてあります。どこかで売ってるの?)

かたや、昔、全国の自治体に「一億円」づつ、くばった(?)おかげで
田舎の村に大きなコンサートホールができたりしてましたが、
その頃できた村営/町営施設の多くが(コンサートホールなんか使われないまま)失敗してます。
良〜くリサーチしないと、温泉は出てきても人気は出ないかもしれませんね?

>まんぼう2号さん

芦の湯「きのくにや」に行かれたんですね?
私のお気に入り温泉です。姥子/仙石原と芦の湯がなんとなく好きだったのですが
やませみさんの「温泉の科学」のおかげで成因に目覚め(?)
「マグマが作った酸性泉が好きだったんだ」って納得しています・・・
(一応、大学で応用化学科を専攻したのですが、なにぶん遠い昔の話で理解に時間がかかってます・・・)


Re: 信州鹿教湯温泉 投稿者:あるふぁ  投稿日:10月30日(月)10時34分02秒

イッサキさん、おかえりなさい。
鹿教湯は数年前に日帰りで行ったきりですが、静かで落ち着いた雰囲気がよい
ですね。観光地化されずに残って欲しいものです。

ルートについてなんですが、『金山沢温泉』から中央道に乗らずにR141で松原
湖から佐久平方面に抜ける、もしくは、白樺湖から大門街道を利用すれば高速
代が浮いたんでわ・・・? (手元に地図がないので、ホントに有効なルートか
どうかは検証してませんが^^;)

○小布施
ミュージアムが沢山あったり、フローラルガーデンなんかもありますが、観光
はされたのでしょうか?
あと、みしゅらん掲示板としては外せないのが、『穴観音の湯』でしょうか。
北信五岳と呼ばれる斑尾・妙高・黒姫・戸隠・飯綱のやまなみを見渡すロケー
ションと、日によって色が変わると言われるお湯(五色温泉と同じ理屈のよう
ですね)は、なかなかのものです。
以上、(ホントはイッサキさんの出かけられる前に上げておきたかったんです
けど^^;)これからお出かけになる人への豆案内でした。

ちなみに私は、小布施堂の栗ようかんのほうが好みです(^^)

○よませ温泉遠見の湯
北信濃の湯は総じて熱めのところが多いようで、遠見の湯も熱くて長湯ができ
なかった記憶があります。
スキー場のゲレンデに立てられているだけあって眺望は素晴らしいの一言に尽
きますね。

ps. 月が変わって、ようやく財政危機もひとまず落ち着きそうだし3連休にも
  なるし、来週末こそ私も紅葉と温泉を求めてドライブに行きたいです(^^;

http://www.246.ne.jp/~alpha/profile.txt


温泉の新顔なぜ続々? 投稿者:クマオ  投稿日:10月29日(日)22時22分38秒

今日(10月29日(日))の日本経済新聞19面の「エコノ探偵団」に「温泉の新顔
なぜ続々?」という記事がありました。なかなか面白いので少々紹介します。

河口湖の紅富士の湯を取材していました。要約すると以下のとおりです。

・全国の源泉数は1980−98年度で3800増え、約17700に(90年代に急増)
・増えたものは動力で揚湯する非火山性の温泉
・理由は温泉が石油探査技術の導入で安く掘れるようになったこと
・掘削費用は1000mで1億円、最近では5千万円でも
・主役は自治体で、観光収入、入湯税、温泉の販売で成功

最近の「町おこし温泉」がなぜ多いのか、その理由が分かってきました。

>イッサキさん
金山沢温泉はすこし星が甘かったですかね。私達が訪れたのは、夜叉神峠
ハイキングの後で体が温泉を欲していたのでした。受付のおばちゃんはま
ったく商売気がないですね。
鹿教湯はずいぶん昔に行ったことがあります。言葉通り「静養向き」です
ね。よいところだと思います。


信州鹿教湯温泉 投稿者:イッサキ  投稿日:10月29日(日)18時42分50秒

信州の中央にある鹿教湯温泉は、上信道の東部・湯の丸I.Cや中央道の松本I.Cから45分のとこ
ろにある標高750mの山里のリハビリに多く利用されている温泉場です。近くの別所温泉は最近
メジャーになってしまい観光客でごった返していますが、鹿教湯は静かに静養できます。
宿泊したのは「鹿教湯温泉ホテル東急」(近ツリのおたのしみプランで@15,000円/2名利用:旅行
代理店が入った方が安いパターン)でしたが、温泉,料理,館内施設とお値段の割には満足できる
もので、807号室のカミさんもご満悦。

2階にある大きな内湯浴室は湯気でチョット「ムー」とするが、無色透明の湯の掛け流しが気持ち
良い。野天風呂は内湯から40m程離れた所に男女別にあり、カミさんは女性用に入ったのだが
私の入った野天風呂には若いカップルが入っていた。(入浴後に宿の人に聞いたところ、私が
入った方は混浴とのこと) 

ザーザーと落とし込まれる湯口には、内湯同様にカップが置かれており、癖のない美味しい湯を
飲むこともできる。浸かりながら上を見ると藤棚があったので、春の藤が咲く頃にここを訪れる
ことをお薦めする。
【泉質等】単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)/泉温45.8℃/pH7.8/成分総計622.5mg
 *もう少し濃ければ、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉?かな。

今回のルートは、イッサキ〜雁坂トンネル〜一宮御坂I.C〜甲府昭和I.C〜南アルプス麓の「金山沢温泉」〜須玉I.C〜松本I.C〜鹿教湯温泉(+文殊の湯)〜上田菅平I.C〜須坂長野東I.C〜小布施〜
「よませ温泉 遠見の湯」〜津南〜塩沢石打I.C〜高崎I.C〜イッサキで約600Km。
10月1日より、軽自動車も高速道路で100Km/hで走れる様になったので、今回もカミさんの
軽太郎RRで高速代、ガソリン代(16Km/L)をウカスことができました。(その分、カミさんが
小布施堂と竹風堂で余分にお土産を買いあさる)

>クマオ さん
みしゅらんの山梨と長野の☆☆☆☆を検証してきました。2箇所共眺望が良いところですね。
金山沢温泉は、受付のおばちゃんには☆、湯は☆☆☆しか付けられませんが、ロケーションは
良い場所ですね。これで露天風呂から見える山々がもっと紅葉すれば最高です。

よませ温泉遠見の湯は日新乃湯を引湯しているそうですが、休憩所が寒い以外は☆☆☆☆は妥当
と思いました。
【単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)/成分総計927.2mg/Kg/55.3℃/pH7.5/小湯口
が鉄分の味がする源泉、大湯口は谷水加水とのこと:受付のお兄さん聞いた情報】

http://tokyu.co.jp/inn/hotel/kakeyu.html


川原毛の 投稿者:マンボウ2号  投稿日:10月28日(土)22時04分09秒

37℃情報、有り難う御座いました。


「箱根温泉の歴史」 投稿者:マンボウ2号  投稿日:10月28日(土)21時48分32秒

いま読ませて貰いました(^^)スンゴイ楽しかったです。勉強になりました。
大湯は王湯とも当て字をするのですね。初めて知りました。意味も通じます。

福沢さんは”政治家”さんですね。知らないことがいっぱいでした。強羅で
は、強羅環翠楼で初めて温泉が掘られたのも知りませんでした。ここ、泊ら
れたこと、有りますか?>やませみさん。1度、そこの大理石だかの風呂の写真
を目にしたことがありますが、だいぶそそられました。

その後、だいぶ読書をされたのでしょうか。茶化している積りではなく、真に、
やませみさんの文章力が上がったことが判ります。

それにしても、マンボウ2号ってなんすかねぇ。自分でちと可笑しいです。

>昨日きのくにやで会った彼女
見てるぅ?元気してるぅ?なーんで、ぼくが、元気ぃ?って声掛けたのに、笑う
ばかりで返事呉れなかったのかなぁ?(T□T)見てたら、めーる、頂戴ねっ!

>クマ御夫妻
スミマセン、変なこと、書いて。でも、ほーんとカワイかったんです、いや
ホントに。ドッキドキでした。髪型で最初判らなかったけど。希少価値大です。

ノートがどこかに行っちゃったので、出てきたら、またカキコさせて貰います。

ではでは。


>やませみさん 投稿者:マンボウ2号  投稿日:10月28日(土)20時28分02秒

早速のレス、有り難う御座います(^^)
あ!仮面ライダーへの変身のし方、知りたいですね。3回くらいなってみたいですぅ<ライダーに。

どうも、御無沙汰でした。温泉巡りはそこそこしました。ただ、成長はしていない(^^;
さっきもイヤなことがあったのですが、やませみさんのお話を聞き、こちらには書かな
いこととしました(^^;

確かにそうですね、秘密にしておくのなら、書かない方がいいかもしれません。ただ、
ここクマ御夫妻の「みしゅらん」は、あまりにアクセス数が多い。ご興味を持たれた方
はDM下さい。”通”のひと受けするところです。

やませみさんうろーと:
>人それぞれ、自分の体質に合う温泉があるはずです。
全くその通りだと思います。例えば、草津辺りの強酸性の湯は皮膚病にいい。
詳しいことはやませみさんにお任せするとして、何故いいのか?先ずは強酸性
の刺激の強さが皮膚表面を悪化させる。そして、自然治癒力というものを呼び
覚ましてくれる(東洋医学の極意?)。そして、症状が、改善する時には改善する。

間違いは訂正してもらえると、勉強になるので、助かりますが、強酸性泉という
のも、ひとそれぞれに合う合わないがありますし、いまも望郷の湯にいる池田
一行さん―イッコウと読み方を替えたそうです(笑)なんでも、45歳くらいの女性
3人組に、カズユキはカッコ悪いと云われたそうで(笑)―も同じ意味で、草津の
湯はキライだ、と云っていました。

某BBSでの某氏の理解は間違いでした。また、伏字(^^;

これから、やませみさんの「温泉の科学」の続きを読ませて貰います。

注:池田一行
全国3100個所ほどを”湯覇”し、『これが温泉だ』と云うガイド
ブックを著し、自費出版した方です。笑顔が素敵な、ひとの良さそう
なおっちゃんです(^^)11月いっぱいは、長野の望郷の湯のとこ
ろにいるそうです。

池田さんのケータイの番号も書いちゃおうかと思いましたが、いま電
話をしてみたら、かからないので―忙しい?―、ガイドブックを読まれ
池田さんと話をしてみたい、と云う方は、やはりDMを下さい。

ボクって全然大したことないですが、池田さんとはたまたま知合い
になることが出来ました。

↓『これが温泉だ』の注文方法(「温泉旅人」御参照のこと)

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs000611_0615.htm


Re:どうも 投稿者:やませみ  投稿日:10月28日(土)14時46分21秒

>マンボウ2号 さん
復帰ですね。留守の間さぞかしたくさん温泉修行されたのでしょう。
2号になったというのは、成長したぞってことですか? 
仮面ライダーみたいに?
(古い? でも私の好きなのはもっと古いウルトラセブン!!)

>箱根ではダントツで湯がいいことを知
>り、そしてきっと全国的にも上位に位置することが判り、
もったいつけないでみんなにも教えて下さいな、
秘密にしておきたいなら心に秘めて書かないことです。

>話を元に戻しますと、そこの湯がいいことは非常に判るのに、まるでコトバで説明
>出来ないのが心苦しい。よってこれからも、スミマセンが、宜しくお願いします。
はい、私でよろしければ何なりとどうぞ。

前にも書きましたが、温泉の良し悪しは、泉質名だけではきまりません。
人それぞれ、自分の体質に合う温泉があるはずです。
これは個人の好みの問題です。
他人がなんといおうと「わたしはここの温泉が好き!」っていうのを
見つけられれば、それは最高に幸せなことだと思います。

>御無沙汰していたのは、他に気に入らないことがあり、それが理由なんですが(^^)
大人は少々気に触ることがあっても態度に出したりしないものです。
成長されたマンボウ2号さんには分かるはずです。
今後も御活躍ください、ではこれにて。


どうも。 投稿者:マンボウ2号  投稿日:10月28日(土)10時54分39秒

ファンタジスタ@東京さんうろーと:
>ぞんざいな接客態度
そこの接客態度のことはわかやまさん(謎)も良く書いていなかったですね(笑)
いっぱいお風呂があるので、その中、ぼくは行っちゃうかも。

>やませみさん
栃木のぼくのレポ、誉めて頂き、有り難う御座いました(^^)

昨日、箱根に、久しぶりに行ってきました。某氏に教えて貰ったように、温泉は
味見をしなくちゃ判りませんね。何度か行ったことのある某所を再訪したのです
が、昨日飲んでみて、初めてそこの湯の素晴らしさを知りました。一般受けはし
ないと思いますが(風情やらなんやらで)、箱根ではダントツで湯がいいことを知
り、そしてきっと全国的にも上位に位置することが判り、なんだか嬉しくなりま
した。で、満足してしまい、その後、予定していたところは全てパス。でも、警戒
していたスカイラインに目を付けられちゃってゴヨー(T。T)25000円(号泣っ!)

話を元に戻しますと、そこの湯がいいことは非常に判るのに、まるでコトバで説明
出来ないのが心苦しい。よってこれからも、スミマセンが、宜しくお願いします。
>やませみさん

御無沙汰していたのは、他に気に入らないことがあり、それが理由なんですが(^^)

では!!


温泉分析表 投稿者:イッサキ  投稿日:10月26日(木)22時47分15秒

>やませみ さん   

毎度、私の悩みを解決して頂きましてありがとうございます。
泉質の「−」(ハイホンだかハイフン)の前側が陽イオンで、後側が陰イオンとは考えもつきませ
んでした。 勉強になります。
順番については、そうなのかなと勝手に解釈していたのですが、「mval%」は理解できたような気
がしますが、「mval」は日曜日に何回か読み返して理解します。

明日は、紅葉を見てから鹿教湯に行くことになっていますが、未だルートを決めていません。
雁坂トンネルを抜けて、ミシュランの山梨☆X4以上の日帰り温泉か、以前掲示板紹介のあった
山口温泉に寄って、昼食にほうとうを食べようかな。

次の日は、カミさんリクエストの小布施竹風堂経由で、長野又は新潟の日帰り温泉☆X4以上と
なるのかな。 さて、地図を見ながら検討します。


Re:みっちさんetc. 投稿者:横須賀三浦  投稿日:10月26日(木)19時04分26秒

>みっちさん

「つつじの湯」、
アクセスマップを見てみましたが、いまいちアバウトなんで場所がよくわか
らないです。R144の渋川伊香保IC〜万座ハイウエイの入り口のあたり
までなんとかわかるんですが、実は私にとってそこから先は未開の地なんで
す。この辺は特に有名な温泉等なかったと思ったんで、行ったことがないん
です。
よくこんな場所(なんていったら失礼ですか)知ってますね。スキー場が近
くにあって、その帰りにでも寄られたんですか?
とりあえずブックマークしました。機会があれば訪れてみたいと思います。


>クマオさん、皆さん
よくこんな場所(なんていったらまたまた失礼ですか)を、という温泉が「
温泉ミシュラン」で以前紹介されて驚いたのが、
 「青森県−むつ矢立温泉」★★
なんですよ。
実は9年ほど前の秋に青森に行き、酸ヶ湯−2泊、むつ矢立温泉−1泊、と
ここに宿泊したことがあります。
この時、本州最北端の大間崎(下北半島の先端です)にも行きたくて、当時
のガイドブックに小さく掲載されていた記事を見て予約したんですが、場所
がよくわからず2、3回周辺を回ってたどり着いた記憶があります。本当に
ローカルな温泉ですが地元の家族連れの人達が入浴+食事に来てにぎわって
ました。

浴場で気が付いたのが、年期が入って黒ずんだ角材(長さ30p位)がそこ
らに転がっていて、何に使うのかな〜と不思議に思っていたら、目の前のオ
ッチャンが汗かいてフラフラになって湯船から出たと思ったら、その角材を
枕にして横になって安むんですよ。ここの温泉、結構熱かったもんですから
、なるほど〜、そうやって使うのかと妙に納得して、自分も真似してみまし
た。それまで熱い湯が大嫌いだった私は、「むつ矢立温泉」以来、熱い湯に
も入れるようになった次第です。

温泉というと、有名な所に行きたくなりますが、たまにはマイナーな地元の
人がよく利用するような所も以外と発見があっておもしろいかもしれません
よ。


ちょっと訂正 投稿者:やませみ  投稿日:10月26日(木)11時28分29秒

11行目の、うえの場合だと、ってのは、
>泉質で「ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉」の表記で、「・」「−」の意味と並び順番(カルシ
>ウムが先と後)の意味について良く理解できていません。
でした。


Re:温泉分析表の泉質表示−1 投稿者:やませみ  投稿日:10月26日(木)11時16分15秒

>イッサキ さん ほか皆さんへ

長くなるので2回に分けました、上から下に読んで下さい。

>私も温泉に入る時には「温泉分析表」を眺めてから浸かる習慣になってきましたが、
>分析表の見方について教えて下さい。   

「温泉の科学」では、説明不足だったと反省しています。近いうちに改訂します。
詳しいことは続編の「温泉の化学」でおはなししようと思ってたもんで、、、。
とりあえずここでお答えしておきます。たぶんこの文が改訂版になるでしょう。

>泉質で「−塩化物温泉」の表記で、「・」「−」の意味と並び順番(カルシ
>ウムが先と後)の意味について良く理解できていません。

まず「−」は、違う分類項目を併記するときの区切りです。うえの場合だと、
前のほうは陽イオンの項目、後ろは陰イオンの項目です。
つぎに「・」は、同じ分類項目のなかで、主要な成分が複数含まれるときに使います。
先に書いてあるほうが相対的に多い成分です。
「ナトリウム・カルシウム」のときは、Na^+とCa^2+がたくさん入っているが、
Na^+のほうが多いぞってことです。
陰イオンのほうも同じです。
副成分があるときは、さらにこの前につけて、
「含鉄ーナトリウム・カルシウム−塩化物温泉」
という風になります。
副成分ていうのは、ふつう「温泉法の療養泉の規定」にある成分を示しています。
たとえば、泉質名をきめるときに使う「鉱泉分析法指針」では、
鉄泉は鉄イオンが20mg/kg以上となっていますが、
ある温泉で鉄イオンが15mg/kgだったときに、鉄泉とはならないで、「含鉄」
となるのです。
なお、旧泉質名では、主成分以外に20 mval%あるものを副成分としていて、
「ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉」=「含塩化土類ー食塩泉」
と書かれます。「含」の意味が違うので、混乱しないように。


Re:温泉分析表の泉質表示−2 投稿者:やませみ  投稿日:10月26日(木)11時13分51秒

で、数値の見方ですが、
以下は、ちょっとややこしいので、こだわらない人は読まなくていいです。

丁寧に表記してある分析表では、mg/kg、mval(ミリバル)、mval%(ミリバル%)
の3種が書いてあります。
mg/kgは、
温泉水1kgあたりに含まれる各成分の重量をmg(1000分の1g)単位で示した生の分析値です。
このままでは、各成分の量比を比較するのにはちょっと問題があります。
というのは、
Na^+が230mg/kgで、Ca^2+が230mg/kgあるというと、
なんとなく同量ありそうですが、
それぞれの原子量(原子1個の重さの比)は22.99と40.08なので、
この数で割ってやる、つまり原子の数で比較すると、ほぼ10:5.8になるのです。
料理のレシピで、
人参200g、たまねぎ200gっていうよりも、人参1本、たまねぎ1/2個のほうがわかりやすい
のと似たような感じです。
原子の数ではNaのほうが倍ちかく多いですね。「ナトリウム・カルシウム」となりそうです。

ところが、溶液の化学で働いてくるのは、原子ではなくて、イオンです。
Na^+は1価、Ca^2+は2価で、
陽イオンとしては、CaイオンはNaイオンの2倍の働きがあるのです。
同じやきそば1袋でも、1食入りと2食入りがあるのと似たような感じです。

これを表したのが、mval(ミリバル)です。
valは「グラム当量」で、mvalはその1/1000の単位です。
グラム当量とは、成分の質量 g を各成分の原子量または分子量で割って、
さらに価数(^1+とか^2-の数字)を掛けたものを指します。
つまり、単位質量(グラム)あたり、いくらのイオン価を出せるかってことです。
モル mol を知っている方なら、モル mol に価数を掛けたものと記憶して下さい。
ワイン200gだと一人しか飲めませんが、焼酎だと3人飲めるって感じです。

たとえば、さっきの例で
Na^+ が230mgあったときには、
230÷22.99(Naの原子量)×1(陽イオン価数)=10.0 mval
Ca^2+が400mgあったときは、
230÷40.08(Caの原子量)×2(陽イオン価数)=11.5mval
となります、
イオンの働きという面でみると、「カルシウム・ナトリウム」となるのです。

自然界にある溶液、温泉や地下水では、
イオンの電荷、つまり、陽(+)イオンと陰(-)イオンの量はつりあって、
全体として電気的に中性になっているのが普通です。
親切な分析表では陽イオンの合計と陰イオンのmval合計が書いてあります。
おおくの場合、それぞれはほぼ等しくなっているはずです。
その差が大きい(約1割以上)ときは、分析方法に誤りがあったか、
表にある以外にも、未分析の成分がたくさんあるってことになります。
こういう分析表はマユツバものなので、あまり信用してはいけません。
ただし、
酸性硫黄泉の場合、Sのつくるイオンは40種もあって、通常の分析法では
数値にでないものもあり、mval合計があわないことが極まれにあります。

さて、最後に、分析表から泉質名をつけるときに目安とするのが、
mval%(ミリバル%)です
これは単純に、陽・陰イオンのなかで、各イオンが何%あるかということです。

>最近、分析表の概要を温泉のパンフレットに書き込んで持ち帰ったり、脱衣所で周りの不信そうな
>視線を受けながらもデジカメで分析表を撮影したりしていますが、まだまだ基本が分かっていない
>もので・・・。
私もやってますが、やっぱり奇異の目で見られちゃいますね。
これが食品だと、成分表をよく確かめるのは消費者として普通の行為だと思うんですが、、、。

なお、温泉を管轄する厚生省の指導方針では、
温泉分析表の2枚目、つまり分析数値のかいてあるほうは、掲示の義務はありません。
これはどう考えても理解できないことです。
最近あちこちで開発される、深層ボーリングで出る温泉は、アルカリ性単純温泉が多く、
成分的にはなんら見るべき所のないものがほとんどです、温度だけが「温泉」です。
最近ある人から教えていただいた新温泉のコピーに、
「アルカリ性単純泉で、道後温泉や、由布院温泉と同じ泉質」
というのがあって苦笑してしまいました。いかにも名湯というふうに聞こえるではありませんか。
道後や由布院は単純温泉といっても、限りなく成分泉に近いくらい含有成分は多いのです。
泉質名だけで同列に並べるのはとんでもない話です。こういう意味で、分析表の数値は絶対に
公開を義務化して、なおかつ一般に刊行すべきと考えます。

あと、「名湯」ってのは、泉質名とは全然関係なくて、歴史的にたくさんの人が利用してみて、
たしかに何かいいところがあると万人に認められて、はじめて付けられる敬称です。
泉質名がおなじだからといって、「名湯」とは限らないのです。
おそらく、各成分の絶妙なバランスとか、通常の分析表にでてこない微量な成分が効いているの
ではないかと思います。温泉学の重要な課題です。


こんばんは皆さん 投稿者:K  投稿日:10月26日(木)00時38分26秒

少し前に赤ちゃんと温泉に行っても良いのか?
お薦めの温泉は?と質問させて頂いたKです。

その後色々と検討した結果、昨日から1泊で行ってきましたよ。
場所は東武東上線の森林公園駅よりバスで10分位のとこにある
四季の湯です。事前に電話で赤ちゃん連れであることを伝え
肌の荒れはしないか?貸し切りの家族風呂は無いようだが露天風呂に
一緒に入れても大丈夫か?などと確認してから行きました。
結果何の問題も無く(湯舟でプリが一番心配でしたが平気でした(笑))
かみさんも子供も(水着姿がかわいかったな〜)喜んでくれていたようです。
ひさしぶりのかみさん孝行でした
これも皆さんのおかげだと感謝しております。

とりあえず御報告まで、、、、、、


コメントありがとうございました 投稿者:金銀パール  投稿日:10月25日(水)23時15分55秒

>やませみさん

いろいろと本を紹介していただきありがとうございまいた。とりあえず紹介していただいた本を買い、そしてホームページで行きたい温泉を探そうと思います。また温泉について疑問があるときはここの掲示板を利用させていただきます。コメントありがとうございました。


温泉分析表の泉質表示 投稿者:イッサキ  投稿日:10月25日(水)21時05分04秒

>やませみ さん

私も温泉に入る時には「温泉分析表」を眺めてから浸かる習慣になってきましたが、分析表の見方
について教えて下さい。

泉質で「ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉」の表記で、「・」「−」の意味と並び順番(カルシ
ウムが先と後)の意味について良く理解できていません。

最近、分析表の概要を温泉のパンフレットに書き込んで持ち帰ったり、脱衣所で周りの不信そうな
視線を受けながらもデジカメで分析表を撮影したりしていますが、まだまだ基本が分かっていない
もので・・・。


温泉本とTV番組 投稿者:やませみ  投稿日:10月25日(水)10時33分56秒

>金銀パウルさん はじめまして

行き方とか、料金とかがかいてある、いわゆる案内本
「マップルマガジン」「るるぶ情報板」は、どの書店にでも置いてます。
毎年更新されるので、結構役立ってます。

温泉本は最近出版数が多くて、全部目を通しているわけではありませんが、
最近のものとしては、
「別冊宝島 本物の温泉ここが一番 関東周辺版 宝島社 933円」
が出色です。安いし。まだ書店にある。
全部読むと温泉のことがひととおり判ります。

「いで湯行脚三千湯 美坂 哲男 著  山と溪谷社 1700円」
なんかは重厚な内容です。ぜひ一読を勧めます。

あとマンガですけど、
「温泉へゆこう 中西やすひろ 集英社」もこないだ読みましたが、
なかなか馬鹿に出来ない。

「秘湯」関係ではいい本もありますが、通向けですかね。
例えば、
「日本全国マル秘湯112選 郡司 勇 監 辰巳出版  1500円」
は気合いのこもった本です。元気が出ます。
郡司さんにはお世話になっているので、買ってあげて下さい。

温泉を科学的に知ろうという人には、
「温泉のはなし 白水春雄 技報堂出版 1854円」
「箱根二十湯 やさしい温泉の科学 平野富雄 かなしん出版 922円」
がお勧めです。というか、一般向けにはこれしか出てない。
「温泉の科学」のネタ本でもある、(バラしちゃった、、)
三省堂、紀ノ国屋、書泉でも最近は置いてないので、
クロネコヤマト・ブックサービスなどで、取り寄せになります。URL下。

温泉本は、高い割にかなりいい加減なのが多くて、困ったもんです。
なによりも、HPの情報が正確だと思います。熱の入れ方が違います。

TV番組は、以外に少なくて、おなじみの3つしかありません、
NHK教育「ふだん着の温泉」毎週火曜510〜
TV朝日「秘湯ロマン」毎週水曜2614〜
TV東京「いい旅夢気分」毎週水曜1900〜
「ふだん着」は、通好みのなかなかいい温泉(公衆が多い)を紹介してますけど、
どっちかというと温泉そのものよりは温泉に暮らす人々のほうに
焦点をあててます。湯守の人の苦労がわかっていいです。
私は好きな番組です。どうして早朝に変更したのだろう?
「秘湯ロマン」は、30分で2つの温泉をじっくり紹介する凝った内容。
こちらは温泉自体より名旅館の紹介といった感じですが、旅行の参考にはなる。
温泉の泉質名がよく間違っているのはX.
「いい旅夢気分」は、意外なところが出てきてびっくりしたりしますけど、
あまりにも紹介がいいかげんなので、参考というにはちょっと。
私も温泉行で4回撮影にかちあったことがありましたが、かなりぞんざいな
取材という印象をうけました。
上記3つとも、ビデオもでています。

ほかに、
TV朝日「旅サラダ」毎週土曜800〜の「やどかり日記」でも温泉宿がよく
紹介されてます。高級系が多いのが難。出演者は「安い」といってますけど。
日本テレビ「ズームイン!!朝」毎日700〜でも、しょっちゅう温泉の特集が
あります。スピード紹介でよくわかんない、、、。

私ってテレビっ子?。テレビで育った世代だもんね。

あと、温泉を知るにはやっぱり入湯数を多く重ねて、経験するしかありません。
奥深さにどっぷりハマっている人多いです。
ラーメン道、そば道、うどん道と共通したものあり。
温泉分析表を読めるようになるのが一番の近道です。ではいい温泉体験を、、。

http://www.bookservice.co.jp/index.html


検索で飛んできました♪ 投稿者:みっち  投稿日:10月25日(水)09時14分54秒

はじめまして,温泉大好きのみっちです。
掲示板もすごいいっぱいの情報があって今度の
旅行の参考に是非させて頂きますね!!あぁ〜
温泉行きたくなっちゃったよぉ。そうそう,みっちのお勧めの
温泉は群馬の嬬恋にある「つつじの湯」です。ここは食いしん坊
にはたまらないおいしい料理がいっぱいなんです。エビフライ定食を
頼んだところ,なんかめちゃくちゃデカイのが来ましたよ。周りの
人も「お姉ちゃん,こんなん一人で食べられるかぁ?」なーんて
言われちゃったほどです。スキーなどの帰りに是非寄ってみて下さい。
http://www.tsutsujigaokafarm.co.jp/
↑つつじの湯のHPです。従業員の方もアットホームでいいですよぉ。


温泉初心者です 投稿者:金銀パウル  投稿日:10月24日(火)23時02分35秒

はじめまして。
最近、温泉に興味をもっていろいろなサイトを見てここに来ました。ほとんど温泉の知識がないので、Internetで調べるだけでなく、何か一冊温泉ガイドのような本を買おうと思うのですが、本屋へ行くといろいろあり、どれが良いか分かりません。東京に住んでいるのですが、出来たら日帰りできるような温泉のことを知りたいです。あと、本だけでなく、テレビでも温泉のことを放送していることありますよね。そういう番組でお薦めがありまたら教えてください。お願いします。


RE:北軽井沢の温泉 投稿者:イッサキ  投稿日:10月23日(月)22時52分20秒

>やませみ さん

鬼押ハイウェイはお金が掛かるので、国道146号はよく使いますが「軽井沢スノーパーク」って
知りませんでした。(最近、スキーやゴルフを暫くやってないもので・・・)
あの辺には照月湖温泉と浅間高原温泉があるらしいけど、寄ったことはありません。
鄙び好きの人や日帰りセンター好きの人からも評判を聞かないですね。

近頃、道路沿いには「温泉」の看板を多く見るようになりましたね。 成分表を道路沿いにでも
掲げて欲しいくらいですね。

話が変わりますが、公営の宿泊温泉施設も商売気が出てきましたね。
2年前頃、新装オープンの公営温泉に宿泊した時期がありました。 先月は茨城の「涸沼温泉 
いこいの村涸沼」、今月は長野の「たつの荒神山温泉 たつのパークホテル」から、特別企画と
称した案内状が届きました。

新潟の「神湯温泉倶楽部」と富山の「春日温泉 ゆーとりあ越中」は客が入っているのか、案内郵便
がこないですね。 

埼玉寄居町の「かんぽの宿寄居」は1年前に金山温泉(アルカリ性単純温泉)が出て、利用者が増
えたそうです。公営でも「温泉」というキャッチは必要な時代ですかね。


北軽井沢の温泉 投稿者:やませみ  投稿日:10月23日(月)17時17分39秒

今日は現場行きの予定が雨で中止になったので、温泉情報の収集で過ごしてます。

>イッサキさん
星野温泉いかれたようで。明るい雰囲気が結構よかったでしょ。
泉質はべつにどうということはないですが、軽井沢あたりでは貴重な温泉です。
千円のお風呂に毎日通ってくる別荘族が結構多いです。お金持ちなんですね。
ところで、
北軽井沢に去年「軽井沢スノーパーク」っていうスキー場ができましたが。
なんでも付帯施設で温泉があるらしいです。知ってました?
700m掘って25度(C)なんで、あんまり期待できませんが、気になります。


四万温泉は大丈夫? 投稿者:やませみ  投稿日:10月23日(月)17時05分45秒

>ファンタジスタ@東京さん

たいそうご立腹のようですみません。(なぜか謝ってしまう私)
入館料として料金を徴収するのはあまり聞いたことがないですね。
1680円もむちゃ高いですし。(前は1300円だったのに、また値上げした。)
四万TとGHはとてもお風呂の種類が多く、それはそれで楽しめますが、
なんとなく歴史を感じないというか、積善の「元禄の湯」のような落ちつきが
感じられません。(ちょっと落ち着きすぎて異様でもありますが、、)
Tの新設総檜風呂「御夢想の湯」は大変豪華ですが、
特にお金を掛けたそうで、それで料金が高くなったのかも。

四万TもGHも群馬を代表する高級旅館なので、こういう対応はして
ほしくないですね。

個人的には「やまぐち館」の渓流露天が大好きです。
できれば宿泊したいですが、むちゃ高いので未だに実現していません。

四万温泉の湯は一見してあんまり特徴のない硫酸塩泉なので、
お風呂の造りに凝らないと、お客にうけないのでどんどん投資をして
料金が高くなるのでしょうか?
川古のときにも書きましたが、一泊ではこういう温泉の良さはなかなか
わからないので、連泊が難しい四万温泉の高級旅館は、凝れば凝るほど
温泉の特徴を活かす方向とは逆行していくのではないかと思います。

蛇足ですが、積善の飲泉はヒ素含有量が高いので、おいしいからといって
たくさん飲まない方が無難です。

温泉DATA
四万(山口)59.8度(C)pH7.2 含As-Na・Ca-Cl・SO_4
四万(日向見)64.5度(C)pH9 Ca-SO_4
四万(新湯)83度(C)pH7.4 含As-Na・Ca-Cl・SO_4
「積善」や「T」は新湯です。


川原毛&須川の道路 投稿者:やませみ  投稿日:10月23日(月)15時43分55秒

>横須賀三浦さん

>入浴に最適なのは、9月いっぱいまでと考えた方がよさそうですね?

まあそんなところですが、降雨量の少ない夏はかなり熱くなるので、
湯滝よりも下の川の方に入っている人が多いようです。
実は大湯滝の上流にもいくつか滝があって、秋はこっちのほうが適温なんですが、
滝巻き薮こぎがあって危険なので、良い子は立ち入らないでね。

>早く工事完了を願う反面、「大湯滝にいくには川原毛地獄経由でがれきの中
>を少しは苦労して歩いて来い!」と、安易に入れないようにした方が良いの
>かもと思ってしまいます。(地元の人間ではないのに大きなお世話ですかね
>?)
地元の人は湯滝がにぎわっても別に何の得もないので、あまり熱心ではありません。
秋田県にしては珍しく精いっぱい整備している方だと思います。
整備される前、重装備でやっとたどり着いたときのほうが感慨が深かったように
思います。地獄の噴気も減少しているようです。発電所の影響か?

>ところで、須川温泉ですが、一関方面から行かれたんですね。(R342?)
>このルート、私が現在持っている道路マップ(1999版)を見ると、一部未舗装
>と表記があったため、実は通ったことがないんですが、現在の道路状況(完全
>舗装、普通車の対面通行可等)はいかがですか?
20年も前からこの道路は全舗装道ですが、しょっちゅう崖崩れで壊れちゃうので、
年中工事してます、それで一部未舗装という記載だったのだと思います。
古い道路なので、普通車でもぎりぎり対面可という箇所が多いです。
でかいオフロード車などが来るとちょっとあせります。
カーブのRも旧道のまんまなので、油断していると落っこちそうになります。
空いていると面白いですけど、、、。


四万温泉−ぞんざいな接客態度 投稿者:ファンタジスタ@東京  投稿日:10月23日(月)15時26分37秒

次回宿泊する際の参考までに四万温泉の日帰り入浴に行って来ました。
今回は赤ちゃん連れだったので設備のしっかりしたところに行こうと
思っていました。
最初、新湯の「四万GH」にいったのですが、上の「四万T」で受付をすれば
こちらの温泉も入れるとのことでした。
14:40ぐらいにいったのですが、17:00まで入れると言っていました。

そこで上の四万Tの駐車場に車をおいて玄関にいったのですが、
”16:00ぐらいまでですが”
と言われたのですが、まあいいか、と思いつつフロントの方に上がって
行きました。フロントの方に行こうとするとフロントに向かっている
途中3mくらい手前で
”3,***円です。”
と言われたのですが、こちらは赤ちゃん連れだったので、私一人だけ入浴
するつもりだと言うと
わたし:”入浴は1人だけなんですですけど”
フロントマン:”お待ちになる場合はロビーか、
        サロンでお待ちになることになります”
家内:”待っているだけでも料金取るんですか?”
フロントマン:”入館ということで払っていただくことになります”
家内:”それならやめます”
フロントマン:”温泉センターじゃないので”

高級旅館でこんな対応が許されるだろうか?
料金に関しては旅館のシステムならしょうがないと思う。
ただし、日帰り入浴のシステムを設けておきながらこういう風に
日帰り入浴客をぞんざいに扱うとははなはだ腹立たしい。
私の感覚ではこういう場合、
”申し訳ございません、当館のシステムはそのようにさせていただいて
おりますのでどうぞご承知おきくださいませ。”
とい言うべきであろう。
まるでこちらが温泉センターにしか行ったことがなくて、
”ここはそういうところではなく高級旅館なんだ、おまえらのような客が
来るところではない。”
と言われている感覚だった。態度自体が最初からそういう雰囲気だった。
また、帰ろうとして履き物の方に戻ったときに、
家内:”温泉センターだと思って来ているんではないんです。”
といっても履き物担当者は無言の反応だった。
結局、従業員の誰からも”申し訳ございません”の一言がありませんでした。
日帰り入浴客をぞんざいに扱い宿泊客だけ(または団体)を優遇して
旅館のステータスを守りたければ日帰り入浴など受け付けなければいいのだ。
四万温泉内でも高額な料金設定をしていてこのような接客態度では
この旅館には二度と行くつもりはない。

もんもんとした気分のまま他の旅館を当たってみることにした。
次に行ったのは「四万やまぐち館」でした。
車を止めて駐車場の係りの人に
”1人だけ入浴でもう一人は赤ちゃんと
ロビーとかで待っていてもいいですか?”
と聞くと
”大丈夫でございます”
といので車を止めてフロントに行った。
ここではこちらが日帰り客なのにものすごく暖かく接してくれた。
もちろん料金は1人1000円のみだけでした。
家内などは女将さんから
”ロビーでもサロンでもどちらでもお待ちになってください”
と言われて、丁寧に案内されていました。
無料で御茶もだしていただきました。
すべての従業員が丁寧に接してくれ、また施設やお風呂も
とても綺麗でこれまでわたしが行った中では最高レベルのものでした。
(お湯自体は除きますが。。。)
脱衣所には男湯なのに赤ちゃんのおむつ変えの台があったので
おむつ変えをして、おむつのゴミ箱も設置されておりとても助かりました。
結局、サロンやロビーでデザートを食べて、おみやげコーナーでお菓子を
買ったりしましたので旅館にはお金を落としたことになりますね。

これから四万温泉を訪れる方の参考になれば幸いです。


川原湯の敬業館みよしやに行って来ました! 投稿者:ファンタジスタ@東京  投稿日:10月23日(月)15時25分45秒

川原湯の敬業館みよしやに行って来ました。
宿の予約は当日でしたが11,000円の部屋が
空いているとのことでした。
旅行ガイドをみると料金は8,000〜とあったので
オンシーズンの休前日なので3,000アップなのは妥当かなと
思いつつ決めました。
宿に着くと既に部屋のドアの横には歓迎○○様などという紙が
下がっておりました。
部屋は畳がくたびれており足で踏んだところが沈んでしまう間隔でした。
えらくひなびた部屋のようでした。
実際、奥の部屋で旅館の裏しか見えない眺望の悪い部屋でした。
6畳が二間続きだったのですが。。。。。
夕食は部屋食でしたが味、量とも満足できるものではありませんでした。
チェックアウトのときに既に出払った他の部屋を覗いてみたのですが
どの部屋もきれいで、値段はわかりませんが、私が泊まった部屋とは
違いすぎました。
いずれにしても2食付きで1人11,000円は高いと感じました。
渓谷に面した部屋であれば納得ですが。。。。

それでも、宿の人たちは暖かくもてなしてくれて好感は持てました。
それがなによりの救いでした。

肝心のお風呂ですが、露天風呂は
まさご@川崎さんの報告によると、油臭がするとのことでしたが
私には感じられませんでした。
また、内湯ですが、熱くて足の裏を付けただけに終わりました。
ぬるくする方法がわからなかったのですが、後から聞いたところでは
パイプを使って水をいれるそうです。

今回は四万温泉に行きたかったのですが、宿代が高かったで、シーズンオフ
に行くことにして宿代が比較的安い川原湯にダムに沈む前に行って
おこうというのが狙いでしたが今一つでした。

PS.  いい情報を2つほど

1.温泉街の入り口にある温泉饅頭屋さんの饅頭はこしあんの饅頭ですが
  私が食べたこしあんの饅頭のなかでは過去最高においしかったです。

2.川原湯温泉より国道を少し渋川よりに行ったところに麦とろごはんの
  食事処があるのですが(大きな看板が出ています)、ここの天ざるそば
  と麦とろごはんはおいしかったです。特に天ざるそばは特筆ものです。


Re:川原毛大湯滝、太閤湯 投稿者:横須賀三浦  投稿日:10月23日(月)14時18分40秒

>やませみさん

川原毛大湯滝にも行かれたんですね。

>この日、大湯滝の温度は37度(C)前後、浸かるともう出られないぬるさ。
入浴に最適なのは、9月いっぱいまでと考えた方がよさそうですね?

>三途川方面からの道は徐々に拡張中です。
以前、書きましたが、
一昨年、初めて行った時は何も知らずにこの道を通ってしまい、狭くて苦労
しました。なにせ、見通しは悪い、狭い、待避所も少ないし変な所にある、
といった具合で、二度と通るまいと思って、今年は泥湯経由−川原毛地獄駐
車場を利用した次第です。でも、この道路が利用できれば大湯滝までは近く
便利なんですよね。(混雑してなければですが)

>脱衣所はゴミが多くかなり汚れていて幻滅。
というのをみると、
早く工事完了を願う反面、「大湯滝にいくには川原毛地獄経由でがれきの中
を少しは苦労して歩いて来い!」と、安易に入れないようにした方が良いの
かもと思ってしまいます。(地元の人間ではないのに大きなお世話ですかね
?)

ところで、須川温泉ですが、一関方面から行かれたんですね。(R342?)
このルート、私が現在持っている道路マップ(1999版)を見ると、一部未舗装
と表記があったため、実は通ったことがないんですが、現在の道路状況(完全
舗装、普通車の対面通行可等)はいかがですか?


>クマオさん
太閤湯ですが、以前、高校生の時に自転車で箱根(強羅)まで行った帰りに浸
かった記憶があります。(確かここだとおもいますが...)
昔は、国道1号線を挟んだ太閤湯の反対側に店があり、ここで入浴券を買った
覚えがあります。この時は画像のように、こんなにきれいな浴場、湯船ではな
く、あまりきれいではありませんでした(情緒があったと言った方がいいです
ね)。8月に出掛けたので、とにかくここの水が冷たく、水筒に入れて走りな
がら飲んで帰りました。
思えば、学校行事等を除いて、自分の意志で温泉に入ったのはここが初めてか
もしれません。今では懐かしい思い出です。


太閤湯 投稿者:やませみ  投稿日:10月23日(月)11時29分28秒

>クマオさん
箱根の太閤湯のレポート、大変興味深く拝見しました。
お風呂の写真では、お湯はとても美しい青色をしていますが、
肉眼でもこんなような色だったですか?
だいぶ前に一度行ったことがありますが、
こんなきれいなお湯だった記憶はありません。
(とても熱かったのでそれどころでなかったのかも)
もう一度訪ねてみたくなりました。


Re:大湯温泉 投稿者:イッサキ  投稿日:10月21日(土)21時25分22秒

>やませみ さん
秋田県の大湯温泉?。 今朝、日本TVの「ズームイン!!サタデー」▽秋冬特選の露天風呂・・・
紅葉&絶景&雪景色 で秋田の女子アナが浸かっていましたよ。
クマオさんのレポート(☆☆☆☆)の写真と同じ撮影アングルでした。 川は温水プールと同じ
温かですと、お兄ちゃんが浮き輪を付けて川に入ってましたよ。

大湯滝はTV東京の「いい旅夢気分」ですかね?。やませみさんも「いい旅夢気分」をされてきたよ
うで、行きたくなってしまいますね。

今日は天気も良く、ムズムズが始まってしまったので水上方面にでも出かけようかなと、高崎I.C
方面に走り出したのですが、第三土曜日ということもあって信越道の渋滞がないようなので藤岡
I.Cに途中で変更。「ゆぅふるtanaka」リベンジか、以前にやませみさんが紹介していた中軽井沢の
「星野温泉ホテル」のどっちにしようかなと走って行きましたが、「松井田妙義I.C」で降りて、星野
温泉に浸かってきました。日帰り客専用入口がホテルの手前にあって、入って左側の風呂は清掃中
とのことで、屋根のガラスの上を水が流れる太陽の湯に入りました。湯はちょっと熱めだが、浴槽
から湯が溢れ出ているのはとても気持ちが良かったです。(1000円/0267-45-6000)

帰りは国道146号で長野原に出て、国道145号で河原湯を通って郷原の信号右折で榛名山に
西側から上る。(県道28号は2年前頃に榛名湖の榛名吾妻荘横に出る良い道路になりましたよ。
空いているのでドライブコースにお薦めです。)
*榛名山の紅葉はまだチョット早いようです。


Re:須川はすごい 投稿者:やませみ  投稿日:10月21日(土)11時59分55秒

クマオさん
>須川温泉、すごいですね。1分間に6000リットルというと、箱根の
>どの温泉地よりも多くのお湯が出ているということですね。それを1軒
>の温泉旅館(というか湯治場)で使うのですから、ものすごく贅沢な状
>態だと思います。

須川温泉の湧出量は未だ正確に測定されたことがなくて、概算でこれくらいかな?
といった数字です。分析表でも、「構造上測定不能」とかかれています。
まあ、4000Lから6000L/minの間かな、というものすごくアバウトなもんです。
玉川温泉が9000L/minらしいので(こちらも概算)、その2/3くらいというのは、
源泉を見た感じそんな程度かな、と思います。

箱根湯本と塔の沢を合計した湧出量に匹敵しています。
浴槽の全容積でいうとおそらく須川の50倍以上あるとは思うので、ちょっと
情けなくなってしまいますね。
温泉地全体の湧出量でいうと須川は全国45番目くらいなのですが、
旅館一件で使える湯量でいうと玉川についで2番目ではないかと思います。
ちなみに別府全体の湧出量は90,000L/min、草津は37,000L/minです。

須川の宣伝ばかりしていますが、旅館の設備や情緒といった点では、
あまり誉められたものではありません。
そういった向きを御希望の方にはお勧めできませんね。




川原毛大湯滝 投稿者:やませみ  投稿日:10月21日(土)10時22分15秒

川原毛(かわらげ)大湯滝10/16
須川ー小安、小安ー泥湯の道路は、半ば改修が進み、かなり走りやすくなった。
小安方面から行くと、泥湯へ向かう左折路は見落としがちなので注意。
小安峡のあたりは未だ緑。泥湯周辺はウルシと赤モミジがちらほら。
下旬からが見頃でしょうか。

田螺(つぶ)沼T字路に「三途川ー大湯滝道路は9/25ー来春まで閉鎖」
と看板があったので、泥湯方面から入り、川原毛地獄散策路を下る。
噴気孔を眺めながら片道約1時間。整備されてとても歩きやすくなった。
やっと着いた大湯滝の駐車場には車が入っていた、なんのこっちゃ。

ここから細道をさらに下って15分、途中に源泉がいくつも見えるが、
高温なので入湯不可。河床に付いた緑のバクテリア藻がとてもきれい。
源泉付近では、温泉を利用した有機肥料の製造試験が行われている。
高温好酸性バクテリアを養殖しているのか? 河床の湯溜まりに褐色の粉剤が沈績。
駐車場に粉剤の袋が山積みになっていたが、関係者が誰もいなかったので、詳細は不明。

大湯滝ではTVの撮影で一時間も待たされた。出演は竹田君。かなりしんどそう。
強引に割り込んだ熟年夫婦がエキストラで出演させられていた。
忙しそうだったので、局名、放映時期とも聞きそびれた。たぶんテレビ東京。
もしご覧になったら。遠くにいる青と赤のパーカのふたりが私と妹です。

撮影隊が去った後は完全独占状態。夏場もこうだったらいいのに。
この日、大湯滝の温度は37度(C)前後、浸かるともう出られないぬるさ。
湯滝は高さ20m弱。2条あり、右側が熱め。滝壷が誂えたようないい深さ。
水量も夏の2倍はあり、飛沫が眼に滲みる。競泳ゴーグル必需。
脱衣所はゴミが多くかなり汚れていて幻滅。設置しない方がよかったかも。
帰りに地元の青年グループとすれ違う。これから温泉なべっこするんだと。

註)「なべっこ」はこの季節の秋田の伝統的行事です。山形の「芋煮会」と同義。
ただしメインはきのこ鍋、もしくはきりたんぽ鍋で、ちょっと違う。
なべっこいがねが? と聞いただけで秋田人は心うきうき、仕事うわのそら。

温泉DATA(文献 源泉数9の平均) 所在 秋田県湯沢市湯尻沢
W.T.=93.6C, pH=1.44,
湧出量 文献では210L/minとなっているが、そんなことはなかろう。はるかに多い。
成分(mg/kg)
Na=64.5, K=39.1, Ca=121, Mg=101, totalFe=60.4, Al=94.6,
Cl=1941, SO4=1141, H2SiO3=226, totalAs=0.760
硫酸イオンよりも塩素イオンが多いのが特徴。玉川温泉とよく似ている。

湯滝周辺には食事処や自販機等は一切ありません。トイレは駐車場にあります。
三途川方面からの道は徐々に拡張中です。
泥湯温泉の立ち寄り前には蕎麦屋が出ていた。今の時期だけか。
県営秋田いこいの村で稲庭うどんが食べれます。温泉は広いがたいしたことない。
近くの下の岱にも立ち寄りが出来ました。アルカリ性単純泉で拍子抜け。
小安から須川方面へ進んだところにぽつんとある大湯温泉阿部旅館もこじんまりした良い宿。
こちらはクマ氏のレポートがあります。かなりお勧め。
この向かいにも宿が一件出来ていた、ちょっと気になる。

(続く 明日は須川の直し湯、真湯温泉)


須川はすごい 投稿者:クマオ  投稿日:10月21日(土)08時07分30秒

須川温泉、すごいですね。1分間に6000リットルというと、箱根の
どの温泉地よりも多くのお湯が出ているということですね。それを1軒
の温泉旅館(というか湯治場)で使うのですから、ものすごく贅沢な状
態だと思います。

いよいよ朝晩が肌寒くなって、お湯が恋しくなる季節ですね。ここのと
ころなぜか忙しくて、仕事の合間にフッと湯治がしたいナーと思ってい
ます。小生のささやかな願望は朝、お湯に浸かって、2度寝したい。

>やませみさん
やませみさんの箱根研究で、箱根を見る目がずいぶん変わりました。昔
は単に温泉の多い有名な観光地だと思っていました。箱根の温泉開発が
明治からのエネルギッシュな日本の歴史に深く関係しているということ
がよく分かりました。もしかすると温泉関係の技術開発の拠点のひとつ
ではないかと思いました。「温泉の科学」楽しみにしております。


栗駒山の温泉 投稿者:やませみ  投稿日:10月20日(金)10時20分05秒

須川温泉 須川高原温泉10/15-18 3泊
温泉に到着してびっくり、広大な駐車場が車で溢れかえっている。
ほとんど休日のサービスエリアというような光景。旅館内は立ち寄り客と
休憩客でごった返し、騒然としている。動物園のサル山を連想してしまった。
おまけにトイレ用水が不足しているので、館内はなんだか小便臭い。
やはり繁忙期に来るものではないな、とやや後悔。

昼間はさすがの千人風呂(滝の湯)も芋洗い状態なので、
もっぱら湯治棟の「霊泉湯」に浸かる。こちらは狭いが空いていて清潔。やや熱め。
この冬、積雪で抜け落ちた木造の天井も立派に再建されている。
夜は空いた滝の湯でのびのび。昼間の喧噪がうそのよう。
豊富な源泉100%ドバドバの掛け流しと、強烈な硫化水素臭に陶然とする。
新設の露天風呂はあまり眺望がないし、風が寒いので結局パス。
宿の裏手を5分ほど上がったところに、小さな小屋が2件建っている。
これが名物の蒸かし湯「おいらん風呂」。地面の小さな穴から60度(C)くらいの
蒸気がほくほく噴き出している。ここに患部をあてて寝転がるのだ。
全身あったまるには毛布が必要だが、腰にあてているだけでもとても心地よい。
腰痛や関節痛のほか、胃病や腎臓病にもよく効くらしい。一度お試しあれ。

須川温泉の特徴は、
酸性泉にしては源泉温度が低いので、加水が必要ないこと。
夏場はちょっと熱いが、この時期は適温、42〜39度(C)くらい。
湯の味は伊予柑くらいの酸っぱさ。飲めないほどの渋さではない。
源泉がごく近いので濁りは薄く、沈殿もほとんどない。
コンクリートの浴槽は緑色に塗られていて湯の色はよくわからない。

源泉は滝の湯上部20mのほか5カ所ある。泉質はほぼ同一。
薄く緑がかっているがほとんど透明。遊歩道沿いの湯川が適温になっている。
ここを掘り込んで露天風呂にしたら気持ちよかろうと思ってしまう。
湧出量の大半はもったいなくも捨てられている。
一部は下の栗駒山荘に引湯。こちらは秋田県第三セクターの新設。
館内は明るく今風。じじばばが苦手の人はこちらへどうぞ。
客室と風呂はすべて眺望が開け、鳥海山の夕焼けがきれい。

温泉DATA
須川温泉(滝の湯) 所在・源泉地とも一関市厳美町字祭時山国有林46林班ト
W.T. =48.9C (A.T.=17C), pH=2.2,
湧出量=概算6000L/min(自然湧出)
泉質名:酸性・含S・Fe(II)-Al-硫酸塩・塩化物泉(H2S型)(低張性酸性高温泉)
蒸発残留物=1.989g/kg, 溶存物質=1.996g/kg, 成分総計=2.780g/kg
成分(mg/kg)
H=6.3, Na=105.5, Ca=110.8, Mg=39.6, totalFe=30.0, Mn=3.2, Al=66.9
SO4=852.3, HSO4=181.1, Cl=340.8, F=1.8
H2SiO3=205.4, HBO2=5.3, totalAs=0.026
CO2=792.8, H2S=21.3
(H7.6.23分析)

宿泊DATA
旅館部 収容人数最大225名。料金(2名利用)は3段階。
12000円の部屋は眺望なし(崖)、14000円、15000円はバスの有無の違い。
食事は食堂で、夕食は盛りだくさんだが、やや味がしょっぱい。朝はバイキングになった。
湯治部 収容人数最大250名。料金(2名利用)は2泊まで、4000-4500円
3泊以上3300-4000円、値段の差は部屋の広さ。長期ならもっと安くしてくれる。
立ち寄りDATA
休憩・入浴(滝の湯、露天風呂9:30〜17:00) 大広間・食堂あり。
入浴のみ2時間以内 \500、小人\250

>イッサキさん
こんなもんでいかがでしょうか?
団体観光バスは福島、栃木、群馬からが多いようでした。
なにもこんなとこまで来なくても、、、。
>あるふぁさん
今年の紅葉はほんとうに例年になくきれいです。
時季がかなり遅れているようなので、まだ大丈夫ですよ。
>横須賀三浦さん
湯治にかかる日数は症例や個人差もあって一概にはいえません。
一般的には、7日をひとまわりとして、最低3回以上が必要とされています。
つまり計20日くらいです。私の場合は、ちょうど一ヶ月滞在しました。
須川温泉の湯治は、皮膚病、胃腸病、神経痛・リウマチ、心身症、自律神経失調症
に効果があるといわれています。
夏季は湯治客が集中し、お医者さんも常駐しています。

(続く、明日は川原毛湯滝)


Re:栗駒山の紅葉 投稿者:イッサキ  投稿日:10月19日(木)21時08分22秒

>やませみ さん

紅葉が綺麗だったようですね。 続きを待っています。
温泉の話がまだ出てこないので、我慢できずに「日本の秘湯」の32Pを探してしまいました。
「ここを訪れる関東人はまだ少ないが・・・」と書かれていましたが、やませみさんのお話による
と、観光バスが入って行く様ですね。 名が売れてくると数年で観光コースに設定されてしまう
ことは、嬉しようでもあり、寂しい面もありますよね。

昔は「酸川」と呼ばれていたほど酸性が強いようですね。毎分6000Lの湯の1/3は流しぱなし
するとは、関東の「掘って掘ってまた掘って温泉」にすると、貰らってきたくなる湯量ですね。


Re: 栗駒山の紅葉 投稿者:横須賀三浦  投稿日:10月19日(木)18時02分04秒

>やませみさん

早速の温泉レポートありがとうございます。

いやー、いいですねー!
8月に行った時に見た山々がきれいに紅葉してるんですね。
読んでいると情景が目の前に浮かんできます。
やはり周辺はかなり混雑してるんですね。

今年の紅葉はきれいだ、と言われてますが、どうも都合がつかなくて、
例年行っている「万座」にもまだ行けない状況です。
(早くしないと雪が降ってしまう...)


Re: 栗駒山の紅葉 投稿者:あるふぁ  投稿日:10月19日(木)14時36分13秒

やませみさん、お帰りなさい。

先週くらいから、紅葉&温泉ドライブに行きたくてうずうずしてたところに、
やませみさんの須川温泉紀行を読んで禁断症状が...(^^;
ただ、今月は都合が悪くて(スケジュール的にも金銭的にも^^;)どこにも出か
けられそうにはないのでWebを見てガマンしてます。早く続きを読ませてくだ
さいね:-)
# 11月に入ったら奥多摩あたりでも散策してきましょうかねぇ。それとも、
# 混雑覚悟で日光でも行くか...

http://www.246.ne.jp/~alpha/profile.txt


栗駒山の紅葉 投稿者:やませみ  投稿日:10月19日(木)08時49分04秒

10/15-18にかけて栗駒の温泉に行って来ました。
須川高原温泉に3泊し、周辺をゆっくり廻るのんびり温泉行でした。

10/15は快晴の日曜日とあって、紅葉見物の車で山越えの道路は大渋滞。
路幅の狭いところに、無謀にも大型バスが多数入り込むものだから、
各所ですれ違いに四苦八苦。真湯から須川まで15km、通常なら40分程度の
ところを2時間半もかかってしまった。

栗駒山系の紅葉は標高900〜1300mが最盛期。
今年はナナカマドが大豊作で、鮮紅色のサンゴ玉のような実がたわわ。
黄モミジの発色も良く、黄金色に光っていました。
標高1000m以上ではブナ林の限界になるので見晴らしが開け、
見渡す山肌が赤・黄・緑の点描画のようなすばらしい配色。

須川温泉から裏の散策路を昭和湖まで歩くと、2kmの紅葉散策が楽しめます。
ゆっくり歩いても往復2時間。
道はあまり整備されていないけど、スニーカーで充分歩けます。
湿原や噴気孔、変質帯の地獄などもあり、変化に富んだ風景で飽きない。
散策路終点の昭和湖は、草津白根や蔵王のお釜と同じ火口湖です。
天候により緑白だったり青だったりする神秘的な色の巨大湯溜まり。

ここから道は急な登山道になって栗駒山頂へ続くが、もう上は冬。
厚い雲に覆われていて、悪天候なのが一目瞭然なのに、
熟年登山者が大勢登っていきます。たいした根性だ。
この程度の登山には不似合いなほどの重装備、格好から入るというやつか。

私は慣れた風にみえるのか、どういうわけか何度も道を尋ねられる。
自分が今何処にいるのか全然わかっていない、恐ろしいことだ。
ほとんどの人が地形図はおろか、案内図も持っていない。
須川温泉で案内図を10枚ほどもらってきたので配っていたらすぐなくなってしまった。

(続く)


別所温泉 投稿者:イッサキ  投稿日:10月17日(火)12時51分15秒

>遠走りのテツ さん

茨木から別所まで日帰りですか。さすが、「遠走りにテツ」さんですね。
2年前に群馬のイッサキから国道50号でおさかな市場の「あんこう鍋」を食べに行きましたが、
4時間位掛かった記憶があります。そのときの宿は涸沼脇の温泉のある公営の宿でした。
北関東道も少しずつ開通していますが、早く全線開通して欲しいと思っています。
(高崎J〜伊勢崎I.C間は2001年3月開通します)

来週、鹿教湯に行くので別所にも寄ってみようかな?
(北向観音や温泉目当てでなくて、松茸でね)


別所温泉に行ってきました。 投稿者:遠走りのテツ  投稿日:10月16日(月)23時16分32秒

別所温泉に10年ぶりに行ってきました。さっそく大湯に入りリッラクス、長旅の疲れもとれ、松茸山の城山園にいきました。松茸1本ゲットしラッキーでした。
ちなみに、私は茨城県人です。朝早ければ、日帰りもオーケーですね。


秋の須川温泉 投稿者:横須賀三浦  投稿日:10月16日(月)12時15分06秒

>やませみさん

>明日10/15から3泊で岩手県の須川温泉へ行ってきます。
>ここで以前、アレルギー喘息とアトピーの湯治をして大変に効果があったので、
>以来、お礼参りのつもりで毎年おじゃましてます。
>いつもは繁忙期をさけていたのですが、今回はあえて紅葉シーズンです。
>最近はとても人気がでてきたので、どんなに混むか覚悟の上です。
>ここはおーっきなお風呂ですが源泉100%の掛け流しですよ。

湯治は何日くらい滞在すれば効果が現れるのでしょうか?
須川温泉から戻られたら、是非、紅葉、混雑状況等を教えて下さい。


TOP みしゅらん掲示板のご案内