704−2.ヨハネスブルグ環境サミットに向けて



来年のヨハネスブルグ環境サミットに向けて、NGO/NPOの意見を集
める動きがはじまります。ご興味のある方は、ぜひとも何らかの形
で御参加ください。

得丸久文
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   ☆★転載歓迎★☆   ☆★転載歓迎★☆

ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等連絡会にご参加を!

 2002年9月に開催されるヨハネスブルグ・サミットまで1年を切
りました。このサミットに私たちの提言を反映させていくため、「
ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等連絡会(仮称)」を設立します
。この連絡会にできるだけ多くのグループや個人が結集することで
、力強く世界に向けて情報発信していきたいと思います。

皆様、ぜひご参加ください。

 今回のサミットは、議題を含めて、世界の各地域の意見を積み上
げていって開催するという方式のため、今から積極的に提言してい
けば、サミットの内容に私たちの考え方を反映することも可能です。

 そこで、環境パートナーシップオフィスが開催している「ヨハネ
スブルグ・サミットに向けたNGO/NPO等意見交換会」の参加者有志が
世話人となって、新しい組織を立ち上げることになりました。
11月12日の設立総会に先立って、仮申し込みの受け付けを始めます
。参加を希望される方は、メール末尾の仮申し込み書にご記入のう
え、ご返送ください。

 遠隔地および海外の方もE-mailなどで提言の取りまとめなどにご
参加いただけるよう、最大限の工夫をするつもりですので、積極的
にご参加ください。転載も大歓迎です。     2001年10月25日
ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等連絡会(仮称)設立準備委員会

    参加仮申し込み、お問い合わせ先
      木原千秋(環境パートナーシップオフィス)
      E-mail  jburg-sec@env.go.jp

★このメールの目次★
●今後の予定
●設立の趣旨
●活動計画
●ヨハネスブルグ・サミットのプロセス
●参加仮申し込み書

規約などは追ってホームページに掲載します。
http://www.geic.or.jp/geic/jburg/index.html

●今後の予定
■設立準備会
  日時 10月29日(月)午後6時30分〜
     11月5日(月)午後6時30分〜
  場所 環境パートナーシップオフィス
       東京都渋谷区神宮前5-53
         コスモス青山B2F
       TEL 03-3406-5180
  http://www.geic.or.jp/geic/plaza/epo_mapj.jpg
■設立総会
  日時 11月12日(月)午後7時〜9時
  場所 環境パートナーシップオフィス
■この10年間を振り返るミーティング
 連絡会設立に先立って、この10年間の取り組みの成果や問題点を
全般的に振り返るためのミーティングを開催します。こちらにもぜ
ひご参加ください。
  日時 11月1日(木)午後7時〜9時
  場所 地球環境パートナーシッププラザ
       東京都渋谷区神宮前5丁目53-70
       国連大学ビル1階  TEL 03-3407-8107
  http://www.geic.or.jp/geic/plaza/access.html

ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等連絡会(仮称)
       設立趣意書(案)
●設立の趣旨
リオデジャネイロでの地球サミット(1992年6月)から10年目とな
る2002年9月2日〜11日、南アフリカでヨハネスブルグ・サミット
(WSSD)が開催されます。「地球の持続的発展と環境」の検証作業
を行うこのサミットに対して、日本の市民としての提言を行うため
に、NGO/NPO等の横断的な組織として「ヨハネスブルグ・サミット
NGO/NPO等連絡会(仮称:以下「連絡会」という)を設立します。

「連絡会」は、環境パートナーシップオフィスの呼びかけで今年8
月から毎月開催されている「ヨハネスブルグ・サミットに向けた
NGO/NPO等意見交換会」の参加者有志が、サミットに向けた提言づ
くりのためのグループを設ける必要があると判断し、NGO/NPOや個
人などに幅広く呼びかけて設立するものです。

この「連絡会」では、地球規模の立場から、サミットの成果を適切
なものにしたいと考える地球市民の幅広い参加のもとで、参加者の
皆さんの創意と意見を生かして、柔軟な手法で提言活動を行ってい
きます。そのために、民主性・アカウンタビリティーを確保しなが
ら、日本全国や世界の関係者に情報を提供して連携を取りつつ、
サミットでの議論対象となり得る課題(例えば、環境問題への認識
の向上、意思決定等への参加、水・森林・地下資源などの天然資源
と廃棄物の管理、環境と貧困問題など)を確認していきます。

 また、提言活動に付随する情報の収集・発信、ヨハネスブルグ・
サミット後その成果をいかに生かしていくかなども視野に入れた
活動も行っていきたいと考えています。

 活動は、ホームページやE-mailなどを駆使して行いたいと考えて
いますので、日本全国、さらには海外で活動している方々も含め、
幅広い方々の参加を期待します。

●活動計画
1.活動方針
(1) ヨハネスブルグサミットに向けて、準備会議を含む
   サミット会議及び政府、地方自治体、関係主体(市
   民、NGO/NPO、企業等)に対して意見及び政策提言
   を行なう。
  ※当面、11月27日から29日のアジア太平洋地域準備会
   合(カンボジア)への意見提出を目指します。

(2) 活動に当たっては、全国的な関係主体(市民、NGO/
   NPO、企業等)の参加を期待するため、地方及び世界
   での活動も促進する。

(3)そのため、会の活動はインターネット、ホームページ
   などをフルに駆使して実施する。

2.具体的活動
(1) サミット及びその準備会合等に対して会の意見書及
   び提言を行うとともに、政府を通じて会の意見を国際
   会議に反映するため政府等と協議する。そのため、会
   にはサミットの議題ごとの分科会を設置する。

(2) 会の代表者をヨハネスブルグサミット及びその準備
   会合、関係会合等に参加させる。

(3) 全国レベルで調査、会議、検討会、セミナー等の活
   動を促進する。

(4) 会参加者及び国民的な意思疎通を図るため、メーリ
   ングリスト、機関紙等を使って国の内外の人・NGOs
   等との情報交換、議論を促進する。またサミットに
   関する資料を邦訳及び英訳して参加者に提供する。

(5) また、ヨハネスブルサミットへの関心を高め、その
   成果を日本国内に反映させるため、各種キャンペーン
   等を実施する。

●ヨハネスブルグ・サミットのプロセス
 1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された「環境
と開発に関する国連会議(UNCED、地球サミットとも言う)」
では、それまで国際社会が取り組んできた環境問題への様々
な取り組みの集大成として、「アジェンダ21」「地球温暖化
防止条約」「生物多様性保護条約」「森林に関する原則声明」
など環境と開発に関する国際的な対応の枠組みが成立しました。

 地球サミットから10年となる2002年9月に開催されるヨハ
ネスブルグ・サミット(リオ+10)では、「アジェンダ21」
の点検と今後一層の努力が必要となる分野の検証、地球サミッ
ト以降生じた新たな問題などが主な議題となることが予定さ
れています。

 今回のサミットは、議題を含めて世界の各地域の意見を集約
していく方式を取っており、北東アジア地域準備会合が2001年
7月に北京で開催されたのを皮切りに、アジア太平洋地域準備
会合(2001年11月27〜29日、カンボジア)、インドネシア準備
会合(世界レベル会議、2002年5月)などが順次開催されます。

 今年7月の北東アジア地域準備会合には、外務省、環境省等
のほか、いくつかの日本のNGOも参加してヨハネスブルグ・サ
ミットに向けて意見を述べるとともに文書を作成しました。今
後も、来年9月に向けて、様々な提言が世界各地のNGO/NPOか
ら提出されることが予想されています。

●参加仮申し込み書
連絡会に参加を希望される方は、仮申し込み書にご記入のうえ、
jburg-sec@env.go.jp にご返送ください。
※会費、規約などを確定させた後に、改めて正式に参加申し込
みをしていただきます。
…………………………………………………………
ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等
連絡会(仮称)参加仮申し込み書
団体名(個人参加の場合は氏名):
主な活動分野:
代表者:
担当者:
E-mail:
電話:
FAX:
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リンクを張りました。「浜辺のゴミの意味とメカニズム」から、
調査結果概要と、リンクを張りました
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/4025/tokumaru15.html

日本海沿岸海辺の埋没・漂着物調査結果検討会の開催と、テキスト
版(日本語のみ)に対して、リンクを張りました。調査結果の概要
が紹介されています。どうぞごらんください。

http://www.npec.or.jp/news/11umigomikentokai.html

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/4025/tokumaru14.html

得丸久文


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