667−1.ごあさんで願いましては



ごあさんで願いましては経済に突入。戦時経済とは何か?Fより

ソロバンで、0クリアすることである「ごあさんで願いましては」
の経済になっている。株価の低迷で、一番経営状態のいい東京三菱
銀行グループでさえ、800億円の赤字に転落した。他の銀行は、
見るも悲惨な状態になっているはず。柳沢金融担当大臣の読みは
完全に外れた。マイカルの倒産は、やはり注意先分類も倒産する
可能性が高いということを世界に知らしめたのです。もう、隠すの
は止めよう。ここは不良債権の問題を先送りする場合ではない。

敗戦時にやった企業の債務整理方法を再度する必要がある。現時点
でも赤字で倒産するしかない企業は倒産させ、米国、フランス企業
に渡す。現時点黒字企業は、赤字部分と負債部分を分社させ、潰す。
元企業は減資して、株主責任を果たし、身軽にして存続させる。
健全な銀行には再度公的資金を導入する。地方銀行で、今後の経営
が悪くなる所は、半国営の大和銀行グループ化するか、外資に売り
渡す。日本経済をごあさんにすることが重要です。

今までは、米国の景気がよく、日本の電子産業が儲かっていたから
甘えが許されていたが、米国経済は戦時体制に入り、今後1000
億ドル(10兆円)の戦時資金をばら撒くことになるが、この資金
による特需の代わりに、日本の経済改革を米国は要求してくる。
その大きなものは不良債権の処理である。なぜ、米国は日本に要求
するかというと、米国のファンドの投資先確保と米国企業の対日進
出のためです。安価に日本企業を手に入れられる。日本も得になる
から、ベクテル等に早く倒産ゼネコンを渡した方がいい。

米国は今後の戦争で、カスピ海石油の確保、仏国を中心とするユー
ラシア大陸協定国家群に対抗する英国・豪州・日本の諸島連合の同
盟強化を目指している。この戦争の裏には米国とフランスの戦いが
あることを、見て欲しい。京都議定書の攻防戦と同様な世界政治が
渦巻いている。

そして、ローマ法王の演説で大きく世論が変化した。フランスに
ローマ法王が味方したような印象を受ける。ということは、法王の
暗殺を企むものが出てくる。法王庁は注意を要する。この米仏の戦
いを見たほうが今後の世界を推測できる。どうか、マスコミの公開
情報の裏を見て欲しい。公開情報は米国の世論操作がされているか
ら、それだけではわからない。

それと、今後世界的に戦時国債の発行が続くことになり、どこかで
全体の通貨レベルを下げることになるでしょうね。相対として、
中国の元が上がることになると思う。円売りドル買い介入を日銀は
しているが、この行為の意味する所は1ドル=120円固定相場に
復帰をする可能性があるということだ。

もう1つ、中国との関係を緊密にすることが必要であろう。中国が
最終局面で大きなカギを握る可能性がある。北朝鮮の動きも変であ
る。ここは次回に。
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第1次世界大戦中のような大規模な特需が押し寄せてきそうである。
ある意味では喜ぶべきことなのかもしれないが、特需が終った場合
のことを考えなくてはならない。
デフレが終って景気が良くなり、戦争が終れば第1次世界大戦後の
ようなデフレ時代がやってくるのかも?

経済活動が大きくダッチロールしそうである。
早く、世界の中における日本のポジションと通商産業政策を考えね
ばならない。また、デフレに泣かされることがないようにしなくて
はならない。

経済政策が政治を決定する。結果の後追い、後手後手政策はもう
たくさんだ。先を見て、先手先手の政策立案が大切だ。
経済政策がしっかりしていれば、二度と再び愚かなことを繰り返す
必要がなくなる。

経済政策の失敗が人々を不幸にし、経済政策の成功が人々を幸福に
する。そして、その影響は外国にも及ぶ。
世界最大の債権国、日本に課せられた責任は重い。センチメンタリ
ズムに酔っているひまはない。
tanaka
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(Fのコメント)
その通りです。日本経済の構造を変革させる必要がある。特殊法人
の問題、不良債権の問題が大きいと思う。
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ローマ法王の祈り(転載可) YS   
以前より少し気になっていたのですが、昨夜、管理人のTさんから
言われて調べてみると、日本及びアメリカ国内でも、今回の同時テ
ロに対するローマ法王の対応が積極的に伝えられていないようです。

ローマ法王は、イスラム過激派によるテロを懸念し「中止」を進言
した周囲を押し切ってカザフ入りしました。 
ご自身の命をかけて、戦争回避を訴えかけているようにも見えます。

一応簡単に整理しました。ご参考の上、幅広くご活用下さい。
なお私自身は、特定の宗教には関係しておりません。 

■中央アジア訪問の意味 
▼<米同時テロ>第1次攻撃は27日以降か ローマ法王の帰国待つ 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010923-00000110-mai-int 
 米ABCテレビは22日、米同時多発テロに対する報復軍事攻撃
の時期について、ローマ法王庁が中央アジア地域を訪問中の法王が
バチカンに戻る27日までは攻撃開始はないとの確約を得ていると
報じた。 
 法王は、カザフスタンとアルメニアへの訪問を22日から始めた
。両国はアフガニスタンと近い旧ソ連南部に位置している。 
 ABCによると、第1次の報復作戦に必要な米軍部隊は26日ま
でにアフガニスタン周辺への移動が終わり作戦態勢が整うという。
(ワシントン共同)(毎日新聞)[9月23日6時1分更新] 

▼第1次攻撃は27日以降・米ABCテレビ(日経) 
 【ワシントン22日共同】米ABCテレビは22日、米中枢同時テロ
に対する報復軍事攻撃の時期について、ローマ法王庁が中央アジア
地域を訪問中の法王がバチカンに戻る27日までは攻撃開始はないと
の確約を得ていると報じた。 
 法王はかねて決まっていた、カザフスタンとアルメニアへの訪問
を22日から始めた。両国はアフガニスタンと近い旧ソ連南部に位置
している。
ABCによると、第一次の報復作戦に必要な米軍部隊は26日までに
アフガニスタン周辺への移動が終わり作戦態勢が整うという。 

▼第1次攻撃は27日以降 ローマ法王の帰国待つ(共同) 
http://www.kyodo.co.jp/cgi-bin/getk2story?DBase=K-II&format=html&content=summary&date=20010922&gid=A0202210&image=yes 

■ローマ法王の訴え 
▼<米同時テロ>ローマ法王 米に報復の連鎖回避を呼びかけ 
 ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は12日、法王庁(バチカン)の
サンピエトロ広場で一般信者に謁見した。法王は米国での同時多発
テロを「人類史に置ける暗黒の日だ」と強く非難、その上で軍事報
復を検討中の米国に対し「憎しみの感情に耐え、暴力の連鎖を断つ
勇気を持つべきだ」と呼びかけた。(毎日新聞)[9月13日10時56分更新] 

▼ローマ法王、世界の指導者に平和と正義の追求を促す 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010919-00052345-reu-int 
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は、先週の米同時多発テロ事件に関
連し、世界の指導者らに平和と正義を追求するよう求めた。 

▼<ローマ法王>報復に反対の姿勢を鮮明に バチカンへのテロ否定 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010917-00000018-mai-int 

法王は集まった信者ら4万人に、憎しみと暴力への誘惑に屈せぬよ
う強く呼びかけ、ブッシュ米大統領が宣言した報復には反対する姿
勢を鮮明にした。 

▼ローマ法王、カザフスタンとアルメニア歴訪へ出発 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010922-00052766-reu-int 

▼<ローマ法王>カザフスタン訪問に出発 寛容と和解の精神を訴え 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010922-00000079-mai-int 

法王はイスラム教、ロシア正教と少数派カトリックが共存する同国
で、寛容と和解の精神を世界に強く訴える。 

▼ローマ法王、カザフスタン到着 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010923-00052774-reu-int 

国家間の対立は暴力ではなく対話によって解決されるべきだ、と訴
えた。

▼ローマ法王、ミサで米軍の自制を呼びかけ 
http://www.yomiuri.co.jp/05/20010923id28.htm 

この悲劇的な出来事で対立を激化させてはならない」と述べ、米軍
の軍事行動自制を求めた。 
タス通信によると、法王は「懸案は武力に頼らず交渉対話の平和的
手段で解決すべきだ」とロシア語で語った。 

▼ローマ法王「暴力によらず平和を」カザフスタンでミサ(朝日) 
http://www.asahi.com/international/update/0923/017.html 
  
「宗教が戦争の理由になってはならない。暴力によらずに平和を達
成すべきだ」ローマ法王は、イスラム過激派によるテロを懸念し
「中止」を進言した周囲を押し切ってカザフ入りした。 
23日のミサでは、「キリスト教徒とイスラム教徒はともに、唯一
の神に平和が達成されるよう真剣な祈りをささげよう」と呼びかけ
た。 

■海外報道 
Pope John Paul II Visits Armenia 
http://dailynews.yahoo.com/fc/World/Pope_John_Paul_II/ 
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共同行動を要請せず        名無しA
米国とEUの対立が裏にあるためでしょうかね。 

米国防副長官、NATO加盟国に共同行動を要請せず 

 北大西洋条約機構(NATO)の非公式国防相会議で26日、
ウォルフォビッツ米国防副長官がNATO条約第5条の集団的自衛
権の発動を要請しなかったことで、予想されるアフガニスタンへの
軍事行動で米国はすべての同盟国を巻き込むことに消極的との見方
が広がっている。NATOが今後、5条を発動したとしても道義的
支持の意味合いが強くなりそうだ。 

 ウォルフォビッツ副長官は会議後の記者会見で、「集団防衛が必
要な場合は、いずれ申し入れる。だが、今のところは考えていない
」と述べた。さらに、「(早期の)軍事行動を期待している人は、
考え直す必要がある」とも語り、軍事報復にはまだ時間がかかると
の見解を示した。 

 一方、ロバートソン事務総長は、5条発動に積極的な姿勢をみせ
た。
 米国は今回、99年にユーゴスラビアを空爆した時のような攻撃
を想定していない。特殊部隊などを使った継続的で目には見えにく
い作戦を展開していく構えだ。 

 こうした作戦を遂行できる能力がある国は限られている。そのう
え、敵に作戦を知られないよう、厳しく情報を管理する必要がある
。全19カ国の同意を前提とするNATOの指揮命令系統を使った
作戦にはなじまないとみられる。 

 むしろ、米国が同盟国に求めているのはアフガン情勢やオサマ・
ビンラディン氏の捕そくにつながる情報の提供だ。ウォルフォビッ
ツ副長官も記者会見の場で、「最も重要なのは情報だ」と念を押し
ている。 

 欧州諸国からは兵力や基地提供の表明が相次いでいるものの、
実際の軍事行動にかかわるのは、英国の特殊部隊やトルコの基地使
用など一部の国に限られるとの見方が強まっている。 
(23:39)  


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