652−2.石油がなくなる時



中東戦争を予想して、石油がこない時を想定し、その対策を考え
よう。   Fより

とうとう、中東戦争勃発になった。イスラエルとパレスチナともに
、もう戦争しているようなものである。交渉では埒が開かない。
米国の軍事シュミレーションがとうとうそのようにさせた。そのシ
ュミレーションにあわせて、国際政治を進めている。その責任者は
チェイニーだ。パウエル、ライサは将棋の駒でしかない。大きな線
は引かれていた。今度のテロで、米国の首脳でワシントンにいたの
は、チィイニーだけではないか。ブッシュは休暇。グリーンスパン
はスイス。パウエルは南米。そして、米国のモルガン・スタンレー
は貿易センタに本社があったが、会長以下3600名全員が無事。
モルガン系企業が多数、入っていたがどうであったか??調査して
ほしいものだ。このように、情報を解析すると、なにかがおかしい。

そのプログラムに連動してシャロンが行動をしていた。イスラエル
の情報機関モサドの実力は、PFLPの主要メンバーがどこにいる
か、全て押さえている。タリバーンにも要員が入っているようだ。

イスラエルの首相をシャロンにした時点から、このシナリオが始ま
った可能性がある。2〜5年のプログラムであろう。どうも、昔、
読んだノストラダムスの予言のような進行をしている。ロシアと中国
を中東から引き離そうと米国はしてきた。アフガンゲリラ、チェチ
ェンゲリラなどを中国、ロシアの勢力圏内で行動させて、離反を誘
っていた。これも、このプログラムの進行であった感じがする。

日本にはこのプログラムの存在を知らされていない。しかし、英国
や豪州、カナダには、言っているようだ。このプログラムに沿って
、豪州は行動している。環境問題でも英国、豪州は消極的であった
が、この背景があった可能性がある。しかし、日本はどうするかだ
。アラブは地域に米国連合軍が戦争するのは確実だ。そして、当面
サウジも支持するが、この地域は国家と宗教の二重支配で、国家の
権力は限定的である。民衆が米国を許さない。

最後には再度、サウジは石油戦略を発動する。これは当然、サウジ
アラビヤはイスラムの守護神、そのイスラムに敵対するイスラエル
や非対称戦争になったら、イスラムの正義のため、ジハードのため
立ち上がるしかない。サウジアラビヤの外相も公式に表明している。

問題は日本だ。まず、米国連合軍への参加を求められる。国連軍と
はならない。ロシアや中国が反対するため、裏取引の可能性はある
が、無理であろう。また、多くの途上国が反対する。このため、
多国籍軍やEU軍などという形になるであろう。ここへの参加。
日米同盟の実施を求めてくる。この頃、各地に米軍艦艇が寄港して
いたのも、この中東戦争でのシュミレーションである。なるべくな
ら、中国との衝突はしたくないと思っている。どうしてか。日本と
豪州の艦艇で中国と対応するが、大きな被害と中東への物資輸送に
大きな障害になるためである。このため、米国は中国との友好関係
を維持する。最大限中国の言うことを聞く。日本の主権など関係な
い。日本は戦争の駒でしかない。あまり役立たない駒。その日本は
役割を果たさない。株を支えることもしなかった。

石油は、米国自国分しかない。このため、日本にロシアと友好条約
と結び、シベリアの天然ガスを開発し、パイプラインを引くように
ロシアにも日本と手を組んだ方がいいと米国が言ってくれていた。
それを、日本は北方四島という経済的価値のない返還問題で手間ど
って、時間切れになるようだ。どうするか、ここで日本の指導者は
反省するべきだ。そして、一刻も早く、ロシアと友好条約を結び、
シベリアの天然ガスを取得するべきである。そうしないと、中国が
押さえることになる。万事休すだ。

ガイアックスを知っていますか。石油代替自動車燃料。この原料は
天然ガス・ガソリンの混合です。これがあれば、石油がアラブから
入ってこなくても当分の間、備蓄している85日の石油との混合で
すので、長期に持たせることができる。もう1つ、アルコール100%
の『ジェネス』開発に成功ようですので、これで石油がなくとも、
当分大丈夫な可能性が出ていている。それと、燃料電池車でしょう
ね。どちらも、中東戦争を想定すると実用化が待たれている技術な
のです。
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ペンタゴンの防空システム     ふる@鶴川 
New   
 king of the roadさん、ご質問に対する私の回答の修正です。 

 産経新聞の記事によれば、ペンタゴンは「迎撃ミサイル」や「機
関砲」などの防御システムを一応は備えていたようです。 

 しかし、ホワイトハウス上空が飛行禁止区域に指定されているの
に対し、ペンタゴンは、レーガン空港があるため、民間機の飛行を
許可している関係で、常時上空を飛行機が飛び交っていたので接近
しても気がつかなかったのと、軍の施設とはいえ、ペンタゴンで働
いている職員のほとんどが非制服組だったので対処できなかったか
らのようです。 
 突入した旅客機が低空飛行したため、運航レーダーから消えてし
まい、所在が不明になったので、レーダーサイトからペンタゴンに
通報できなかったのも理由でしょうね。
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日本のテロへの報復 ふる@鶴川 Mail  2001/09/13 14:13 
New   
 得丸さんwrote 
> 小泉首相は、アメリカが報復することを容認されるようなご発言
>でしたが、もし日本に対するテロが行われた場合にも、報復をする
>という前提でそのように発言しておられるのでしょうか。つまり、
>戦争状態に入るということ、テロを行った団体あるいは、国家に対
>して、自衛隊を派遣してやっつけるということ。 

米国への報復容認は、単に了承の意味だけじゃないでしょうか? 
仮に、日本に対しテロ組織が霞ヶ関ビルと市ヶ谷の防衛庁ビルに旅
客機を突っ込ませとして、日本はどう対処可能かと思いましたが、
日本単独の報復は、現在の自衛隊では不可能だと思います。 
 まず、我が国のみではテロ組織の特定で、米国から情報がなけれ
ば把握できません。仮に把握できたとして、テロ組織を支援する国
に侵攻する程の力は自衛隊にありません。金ちゃんファミリーの某
国への空爆も、空中給油機がなければできませんからので、何もで
きないですね。 
 せいぜい、可能な方法としては、海自が巡航ミサイルを米国から
急遽どっさり購入して、自衛艦隊でテロ支援国の中枢等に巡航ミサ
イルの波状攻撃を行ない、そのどさくさに特殊部隊を派遣してその
テロ組織に壊滅的打撃を与えるぐらいがやっとです。しかし、その
ような特殊部隊は、まだ自衛隊にありません。現段階では、対テロ
・特殊対抗部隊が編成されている段階です。 
  
 サラ金の借金返済で困っている元陸自OB、スネに傷持つ現役隊
員達を集めた傭兵秘密特殊部隊「オメガ」と言うのがコミックであ
りましたが、ここの部隊は、テロへの報復部隊として活躍していま
した(笑)。 

 最大の難関は、自国民の命よりも、憲法の文言を守ろうとする、
某政党のオバチャンだろうな 
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1781 Reply 米国のテロへの報復    ふる@鶴川 

 どうも、米国は多国籍軍を組織してアフガニスタン侵攻を開始す
る可能性も出てきました。 
 これは、ラディン暗殺、タリバンへのミサイル攻撃ぐらいでは、
現段階での米国世論が納得しない。また、中途半端な報復には、
また新たな報復を生みだす悪循環となるので、相手に再び抵抗する
意志を打ち砕くこと、そのような報復はタリバンを軍事的に全面壊
滅させる以外に方法は無い。更に、タリバン自体を葬りさる絶好の
機会でもあるからです。 
 NATOは12日、米テロを受け集団的自衛権の発動準備を決めまし
た。米国の要請があれば発動することから、タリバン壊滅のために
、NATOを中心に、ロシアもチェチェン問題解決のため参戦の可能性
もあります。中国も国内のイスラム独立派の封じ込めで反対する理
由がなく、イラン、サウジなども攻撃目標がタリバンなら、イスラ
ムへの悪影響を排除できるので暗黙の了解を与えることができるな
ど、政治条件が揃っています。 
 早速、パウエル国務長官がパキスタンへの政治交渉に入って、タ
リバンとの関係を断ち切るように求めているようですので、可能性
がなきにしもあらずですね。 

 しかし、私個人はちょっとアフガンニスタンへの多国籍軍侵攻は
疑問です。 
多国籍軍の強みは強力な軍事力ですが、戦車の機動力を生かせる平
坦な土地でなく山岳地帯ですので、戦闘ヘリと軽歩兵での侵攻とな
るでしょう。 
 あの国は山岳地帯でゲリラ戦の絶好の場所です。結局、歩兵の力
で制圧しなければなりません。アフガンゲリラは、百戦錬磨。長い
内戦で国内は疲弊しているでしょうが、ソビエトのアフガン侵攻を
撃退したように。外国からの侵攻によって、再び結束が高まると思
われます。それに、彼らにとって「聖戦(ジハード)」となります
から、イスラム諸国の義勇兵が参加することが予測されます。短期
間に決着が付かなければ、泥沼化ですね。 
 それと、軍事占領ですと、アフガニスタンに新たな政権を作り、
その政権をささえるために国内復興の援助が必要となりますが、
景気後退の米国に余録はないし、イスラム諸国に援助させるのかな? 
 湾岸戦争の時までにもいかないとしても、規模の大きいアフガン
侵攻は、ないんじゃないかと予測します。 

 アフガン多国籍軍による報復行動で、日本政府は多国籍同盟軍と
して参戦できるように動き出すという、ある軍事評論家の意見があ
りますが、これも疑問です。 
一、今回の米国同時多発テロを対岸の火事のように眺めている日本
の状態では、国内世論が多国籍軍派遣まで容認するほど理解がない。 
二、連立与党の公明党は当然反対。平和教条政党の女性党首も猛反
対に回ることが予測されるし、朝○新聞も反対だろうから、強行す
れば政治的にマイナス。 
三、戦う自衛隊の法整備が未整備で、交戦規定もない自衛隊の派遣
が疑問。※ 派遣決定ならば、急いで作るんだろうが・・・ 
四、派遣できるような自衛隊の部隊となると空自は可能としても、
陸自だと旅団規模ぐらいしか考えつかない。湾岸戦争時ならば機甲
部隊の第7師団が考えられましたが、歩兵中心となると、第12旅
団か、精強空挺団かな? 
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アメリカ政治情報メモから    
>モルガン・スタンレーの従業員の大半が無事
 これTVニューズで、朝に神風突撃があるというビラがまかれたフ
ロアがあったというのを聞きましたよ。たしかモルガンのとこだっ
たと思います。そういうことではないでしょうか。 


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