602.IT革命とは



ちょっと考えてみた。政府も新聞もIT産業 なにか可笑しい。
私の友達(68歳)もコンピューターを使っているのはほんのわず
か?ファックスすら使えない人がいる。ITの意味さえ解らない。
もはやコンピューターは機械でなく、ただの道具。情報技術が進ん
でも、情報なんか必要ない人もいる。新聞 テレビで充分な人がい
る。彼らに情報技術を説明しても、理解出来ないだろう。一般的に
結局、ITってのは情報技術と訳される、単なる「技術」だったの
だろう。

車という技術が発明されても、実際に車を庶民が手にしたのは何十
年も後のことである。これは「気になるネットニュース」にあげた
ニュースに書かれているたとえ。でも、実際、技術というのはどん
なに革新的であっても今日明日で世の中を変えることはできない。
それは、人間が急激な変化を嫌う生き物であるかぎり言えることだ
と思う。

だから、ITはじわじわと生活に入ってくる。インターネットでさ
え、出来たのは軍事目的の分散ネットワークであり、何十年も前で
ある。それが1995年に脚光を浴び、それから6年経った今、大半の
庶民が使うことになった。それでも日本におけるネット人口は3千
万人程度といわれている。
変化と改革を自負する政治家で小沢一郎氏がいる、彼は信念を持っ
ていると私は思っている。しかし彼の変化には臆病で保守的な人は
ついていけない、仲間すら彼についていけない。
小泉首相の改革は小沢氏とあまり変わらない。小沢氏は彼が自民党
ではたして真の改革できるか?疑問に思っているだろう。政界再編
成もどうなるか解らない。
話がそれたが私の言いたいのは日本人は変化を好まない、この不景
気でやっと目が覚めて来たかもしれないね。だけど本当かな?
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Kenzo Yamaoka
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(Fのコメント)
IT技術の第1幕目は、人と人の通信を行い、かつ、いろいろな
バリエーションを提供したのであろう。勿論、多くの人はまだ参加
できていないが、それでも、このコラムのように双方向のコミュニ
ケーションができるようになった。

その第2幕目が始まろうとしている。人と物や物と物の通信ができ
るようになる。このことが起こると、大変革に繋がる。そして、一
番いいのが、米国の企業はこの技術に消極的なので、競争者が少な
い。もちろん、一般化するのは、大分後ですが、機械のメンテでは
大きな力を発揮する可能性がある。世界にある機械の監視が1ケ所
で可能になる。大幅なコスト・ダウンになるでしょうね。

この不景気でも、日本人が気が付かないと、1000兆円の公的負
債、民間負債が、日本に襲い掛かり、日本は没落するでしょうね。
これは確実です。このため、改革に乗り出す必要があるのです。

まあ、没落したい人も多いが。
特にマスコミやジャーナリストは無責任にそういうようであるが。

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