455−2.歴史認識について



このコラムでの歴史認識が、だんだん日本国民に浸透していると
いうことでしょうね。

ふるさんが説明しているので、あまり触れないが、日本の政治家や
日本の学者が、周辺諸国からの非難に対して、日本を悪くいうのは
どうかと思う。外国の学者と事実関係を協議する場を設ける必要は
あるが、無条件に外国の意見を聞くのはおかしいでしょうね。
教科書も今までがおかしいとの意見があり、それを支持する国民が
多いのであるから、日本国民に選択権を与えるべきだ。共産主義国
家のような1つの考えを押す付ける運動は自由主義とは違う。自由
主義社会の学者がするべきではない行為のような気がする。

選択する国民に対して、訴えるべきではないですか??網野先生。
歴史を改ざんしているのであれば、そこを指摘するべきですが、
その指摘はないですよね。歴史の見方の違いですから。
==============================
歴史教科書問題 ふる@鶴川 Mail  2001/02/20 16:55 
   
  「朝鮮日報」の日本語版HPによると、2月16日付け社説にお
いて「日本に良心はあるのか」のタイトルで、日本で自虐的歴史教
科書の是正の活動をしている「新しい歴史教科書をつくる会」がつ
くった教科書を「歪曲」だらけであり、彼らの行動は、「第2次世界
大戦前の独善的な歴史教育への復活の道」であると非難した。 
  
 朝鮮日報は、韓国の朝日新聞のような発行部数の多い中心的な新
聞社だが、どっちらかというと右系(産経新聞)の主張が感じられ
る。 
 南北朝鮮の首脳会談の時にも、他の論調が浮かれた記事が多かっ
たなかで、冷静に国益を主張していた点に共感を覚えたのだが、
対日、特に過去を引きずる話だと、一昔の韓国論調となり相変わら
ず頑固に非難してきます。 
  
 歴史というのは、一つの事件に関して国によって価値観や存在感
が違うのは当然であって、自国にとって有益であるとすれば、その
プロセスを小事として抹殺するのも当然である。ヨーロッパの歴史
教科書だって、フランスではナポレオンは英雄でも、イギリスでは
侵略者で描かれている。スペインの無敵艦隊をイギリスが破った
歴史の事実を我々が知っているが、この無敵艦隊がイギリスに破ら
れる前に、スペイン軍のイギリス侵略大部隊をオランダが運河を利
用して壊滅させイギリスの危機を救ったことは、その後のイギリス
とオランダの戦争でイギリスが勝利したことでオランダ以外の国は
知らない。 
  
 さて、このコラムの皆さんはどう感じているのでしょうか? 
  
 滑稽なのは、朝鮮日報の社説が尊い「良心」的活動と褒め称えた
、東京大学の和田春樹名誉教授、歴史学者の網野善彦氏他800名
等の「新しい歴史教科書をつくる会」の中学歴史教科書を検定で
通過させてはならないとする行動である。 
 この行動は、検定を通過させて晴れて教科書として市場に出れば
、それまでのいわゆる自虐的歴史観教科書は、教育委員会の教科書
採用の原則に戻ると駆逐される虞があると怯えているのだろうか・
・・採用は教育委員会の自由である。 
==============================
Re:言葉狩り 名古屋の住民   2001/02/21 23:37 
   
 はじめて投稿致します。宜しくお願い致します。 
野呂田予算委員長解任案が衆議院本会議で否決されましたね。 
これにより、日本人が先の大戦を内心「大東亜戦争、植民地の開放
」と考えている事が内外に宣伝されてしまいました。 

中国や韓国も日本がますます「ウケイカ」していることを実感して
いることと思います。 個人的には、(冷静になれない)野党に感謝
しております。 
==============================
「太平洋戦争に関する発言は間違っていない」野呂田氏  
 衆院予算委員会の野呂田芳成委員長は21日、問題になっている
歴史認識をめぐる発言について「太平洋戦争に関する個人的な発言
は、私は少しも間違っていないと思う。太平洋戦争は遺憾だが
、国家政策の誤りで敗戦したことを反省すべきで、歴史、文化、
伝統が間違っていたと考えたことから混乱が起きたということを言
った」と国会内で記者団に語った。
(2/2219:48asahi)  
==============================
「歴史のわい曲狙うのは少人数」 教科書問題で人民日報  
 21日付の中国共産党機関紙、人民日報は、中学歴史教科書の検
定問題で「国際的な理解が必要だ」と主張する日本の学者らの動き
を伝え、「多数の日本人は良識がある。歴史をわい曲しようとし、
混乱をつくっているのは少数に過ぎない」と位置づけた。教科書問
題への強い関心を示すとともに批判対象を「少数の日本人」に限定
しようとの中国側の姿勢を表したものといえる。
 同紙は、野呂田芳成・衆院予算委員長の「大東亜戦争」発言に対
して、「前代の曲を奏でるなかれ」と題した東京発の分析記事を
掲載し、「アジアの人々の警戒を高めないわけがない」と批判。
日本の学者間で歴史認識を巡る混乱が生じているとし、「注意に値
する」と指摘した。(23:41) 


コラム目次に戻る
トップページに戻る