408−1.持続可能な開発は可能か



YS/2001.01.09

★★サステナブル・ディベロプメント=持続可能な開発は可能か?★★
          ==(最新ニュース)==
 年が明けて強烈な勢いで加速してきました。21世紀はどうやら燃料
電池でまとまりそうですね。水素を取り出す資源を何に絞り込むかが標
準化の鍵になるでしょう。原発と同じ失敗だけは避けて欲しいものです。
やはり石油系でスタートで本命は天然ガスかな。メタノールは無理でし
ょう。腐食性で自動車も相当苦労しましたからね。しかし白金はどうす
るのかな??

 産業界も大きく再編されますよ。やはりトヨタ/NTT主導かな。
NTTさんももっと頑張らないとマイクロ分野はアメリカに持っていか
れますよ。モトローラあたりの動きに用心を!!

 燃料電池については下記コラム参照下さい。状況はまだそれほど大き
く変わっていません。

 『139.燃料電池をめぐる世界再編成』
 http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kak1/120330.htm

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2001年1月9日(火) 3時1分

<特報・燃料電池>日本主導で国際標準化 経済産業省研が報告書
(毎日新聞)

 21世紀初頭の実用化を目指す燃料電池の国家戦略を検討する経済産
業省の「燃料電池実用化戦略研究会」が1月下旬にまとめる最終報告書
の概要が分かった。「現時点では実用化に向け克服すべき課題が多い」
と指摘したうえで、開発に意欲を示す企業を業界横断的に募って組織し
協議を重ね、日本主導による国際標準化を狙う。

[毎日新聞 1月 9日]

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電力小売りなど視野に東京ガス、日石三菱が相次ぎ新組織 (朝日)

 都市ガス最大手の東京ガスと、石油元売り最大手の日石三菱が、電力
小売りやコージェネレーション(熱電併給)などの電力関連サービス強
化に向けた新組織をそれぞれ立ち上げた。電力業界の一層の規制緩和な
どを視野に、業態を超えた取り組みを加速させる考えで、電力会社との
競合が激しくなりそうだ。

 東京ガスは今月から、2つの事業部と総合企画部に分かれていた発電
や電力小売りなどの部門を集めてエネルギーソリューション事業部を設
立した。NTTグループ、大阪ガスとの合弁で4月から電力小売りを始
めるエネットを、電源の確保や発電所建設で支援する。顧客の光熱費を
節約するための助言や、天然ガスを燃料とするコージェネ設備の設計、
導入など省エネルギー事業も請け負う。

 日石三菱は昨年11月、コージェネ担当の事業室をTES(トータル
エネルギーシステム)事業室と改称、全国12支店にそれぞれ「TES
グループ」を新設した。スーパーやホテル、工場への石油系燃料による
コージェネ設備の営業を強化した。

 両社それぞれが2004年ごろの家庭用燃料電池の実用化を目標とす
るなど、新たな電力関連市場での主導権を狙ってもいる。(20:41) 
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YS/2001.01.09
 
★★サステナブル・ディベロプメント=持続可能な開発は可能か?★★
 
             ==(最新ニュース 続報)==
 
やはり必要なのは国際戦略でしょうね。
シンクタンクでも設立しようかな。支援くださる方いませんか?
 
連絡先 mail yoshigarden@mx4.ttcn.ne.jp
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2001年1月9日(火) 8時58分 
燃料電池車の技術で提携=ガソリン利用型で−トヨタとGM
(時事通信)
 
 【デトロイト8日時事】トヨタ自動車と米自動車最大手ゼネラル・
モーターズ(GM)は8日、当地で開かれている北米国際自動車シ
ョーで、次世代自動車となる「燃料電池車」の技術提携で合意した
と発表した。米石油大手エクソンモービルも提携に加わり、ガソリ
ンから取り出した水素の化学反応で、車を動かす方式を軸に共同研
究する。日米の自動車最大手と石油業界の世界最大手が、燃料電池
車の世界標準を目指し、大連合を組む。  

[時事通信社 2001年 1月 9日 08:58 ] 


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