354−2.持続可能な開発は可能か?



YS
サステナブル・ディベロプメント=持続可能な開発は可能か?

          ==(最新ニュース)==

 あらゆる面で化石化しているようです。もうすぐ博物館行きかもしれ
ません。見に来てくれる人がいればいいのですが。・・・・・・・YS

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自然エネ法案が調整難航=電力買い取り義務で対立(共同)
2000-11-14 15:03 

 環境に優しい風力や太陽光による発電を推進するため、与野党議員で
作る自然エネルギー促進議連が取りまとめてきた「自然エネルギー促進
法案」は14日、目標だった今臨時国会への提出が困難な情勢になった。
風力などで発電した電力の購入を、電力会社に求める買い取り義務に反
発する電力業界の意向を受け、自民党や公明党の首脳が慎重姿勢を崩さ
ず、法案内容の調整がつかないためだ。自然エネ法制定は来年1月の通
常国会以降に先送りされそうで、オランダで気候変動枠組み条約の第6
回締約国会議(COP6)が開かれるさなかの迷走劇に、各国から日本
の取り組みを問う声も出そうだ。

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温暖化会議で日本に「化石賞」(日経)

 【ハーグ13日=品田卓】13日に開幕した地球温暖化防止ハーグ会議
(COP6)で、300を超す世界の非政府組織(NGO)で構成する
「気候行動ネットワーク」は13日、同会議の交渉で最も障害になってい
る国を選ぶ「化石賞」を日本に授与することを決めた。

 「化石賞」は同会議開催中、気候行動ネットワーク加盟団体が毎日投
票し、その日の“受賞”国を決める。13日は開幕日で実質討議にまだ入
っていないが、今回の会議に向けた各国の交渉方針を審査対象とした。
その結果、賛成多数で日本を最大の障害国に、カナダを2番目の障害国
に選び、化石賞を両国に“授与”した。授賞理由として、日本などが、
温暖化対策への努力よりも二酸化炭素など温暖化ガスを取り込む森林吸
収や排出権取引に頼ろうとしていることなどを挙げた。 
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(Fのコメント)
 日本から見ると、欧州の環境対策が進んでいるように見えるが、
それ以外の米国も温暖化に対して、日本よりも対策が遅れているよ
うに感じがする。
 しかし、この化石賞は、日本が次の手を打たないということであ
ろうが、次の手が難しいためでもある。国民が1人1人ゴミを出さな
いようにするとか、リサイクルするような社会的仕組みを作るとか
の制度が必要になる。これに対しては、国民理解が必要であるが、
理解促進が進んでいないし、進める機関が積極的でない。

 まあ、それと日本は森が保全されていると誤認させていることに
もよるが。

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