(BBSより)YS 元日本銀行理事の本間忠世氏について http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1968/html/list.html http://www.boj.or.jp/about/un9804a.htm 日債銀処理、国民負担は約3兆3000億円 (朝日) ------------------------------------------------------------ 金融再生委員会は30日、一時国有化していた日本債券信用銀行 をソフトバンク、オリックス、東京海上火災保険の3社を中心とす るグループに譲渡することを承認。日債銀と株主の預金保険機構、 ソフトバンク連合は同日、株式譲渡の最終契約を結んだ。日債銀処 理にかかる国民負担は約3兆3000億円になる。 先に国有化された旧日本長期信用銀行はすでに外資系投資会社グ ループに譲渡されて新生銀行になっており、金融危機時につくられ た特別公的管理制度による大手行2行の処理はこれで終了する。 契約により、ソフトバンク連合は日債銀株約25億株を約10億 円で買い取ったうえ、新規株3億3333万株を1000億円で引 き受ける。また、国から2600億円の公的資金による資本増強を 受ける。体力を示す自己資本比率は約13%となる見込み。 出資比率はソフトバンクが48.88%で筆頭株主となる。オリ ックス、東京海上はそれぞれ14.99%ずつで、残りの 21.14%を、地方銀行や外資系金融機関など計100行余りが 出資する。 異業種からの銀行業参入指針が適用され、1日付で金融監督庁が 移行する金融庁の間接的な監督を受けるのは、基準の20%を超え るソフトバンクだけとなる。また、新日債銀はソフトバンクの経営 が悪化しても影響を受けないよう、リスク遮断の仕組みを講じなけ ればならない。 一方、日債銀処理でかかる国民負担は、債務超過の穴埋めだけで 約3兆2000億円。このほか、1998年3月に金融危機管理審 査委員会(通称・佐々波委員会)が注入、日債銀の破たんにより損 失となった公的資金600億円が負担となる。 新日債銀は既存の取引に加え、ベンチャー企業向け融資も重視す る。個人向けにはインターネットバンクの展開を目指す。金融債の 発行による資金調達は継続する。 社長には元日本銀行理事の本間忠世氏が就任。孫正義ソフトバン ク社長と宮内義彦オリックス会長、樋口公啓東京海上社長は社外取 締役に就き、経営の後ろ盾になる。(00:20)