859.尖閣列島の石油



石油には高い税金を掛けるべきでは      うみ
> 尖閣列島に石油がある可能性があるというこ
> とで日中が揉めていますが、埋蔵量の確認は
> できていないはずです

そりゃそうです。
自国の経済水域内なのに外国に「遠慮」して自国では調査してませ
んから。だからこそ、最低限、使えるかどうかは調査しなければな
らないでしょう。
調査もせずに、「選択肢にはならない」とは言えないと思いますが
それに、石油が掘れなければ、メタンハイドレードも採れない。
こいつも尖閣諸島海域は有望なのでは
(何かで見たけど、ソースは忘れた) 
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Re:石油には高い税金を掛けるべきでは 無責任男 
> 自国の経済水域内なのに外国に「遠慮」して自国では調査してま
>せんから。

なるほど、もし其れが本当なら馬鹿も救い様が無いと言うほか無い
でしょう。其れを知っててFさんは言ってるとしたらあなたは日本
を潰したいのと勘ぐってしまいますけど、まさかそんなことは無い
と思ってますが。
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(Fのコメント)
外交とは、国と国の全体的な利害の調整です。1つ1つの問題を議
論することも必要ですが、全体の利害もいつも頭に入れている必要
がある。ゲーム理論のMIN・MAX論理が、その交渉の理論とし
て優れていると思う。

中国と日本の紛争地域を調査するためには、中国と共同で事業化す
るとかの方法を講じる必要があります。
もし、それを一方的にすると、中国がどのような報復に出るかを見
極めて、日本経済に大きな損となる可能性がある場合は次善策を取
ることが重要です。この見極めができない。日本にとって、中国と
の交渉が多くある。北朝鮮の工作船引き上げ問題、中国の軍備増強
問題、中国企業の特許侵害問題と、優先順位上位にある問題が山積
みです。このため、手をつけられないでいると思う。

単純に物事を判断してはいけない。特に外交はそうですよ。日本の
国益を最大にするためには、相手の反応を無視するわけにはいかな
いのです。相手も利益最大と思っているのですから、特に中国は
対応手段として、強硬な手段をとることは、ねぎのセーフガードで
良く分かっている。経済問題では戦争できないのですから、全体的
な損得を判断しないといけない。日本人は特にその感覚が弱いと思
う。信義とか正義の問題とする傾向がある。経済的ないろいろな要
素の全体で物事を判断することが苦手のようだ。

安全保障上の問題は、強く出ないと危ないから、強硬な対応も必要
になる。特に中国は年率15%以上の軍事費増額をしている。それ
とODAをインドネシアに供与しているのに、日本から6兆円もの
ODAを得ている。これはバカだし、これにより中国が日本との
経済問題で譲歩することもない。ODAは何なのか分からない。
交渉カードにもなっていない。実は中国もODAを望んでいないの
に、自民党の反日政治家がむりやり、ODAを中国に押し付けてい
るようなのです。3分の1がバックマージンとしてこの反日政治家
の手に入る仕組みのようなのですね。

この仕組みを壊さないと、国益に沿った外交ができないのです。
鈴木宗雄だけではなく、外交を自分たちの金にしている政治家を、
止めさせて、中国と本当の意味での外交交渉ができるようにする必
要があるのでしょうね。


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