5960.希望の党の基本を守れ



多数の民進党出身議員がいることで、現実的な安全保障政策がない
がしろにされて、現行憲法を守るために安全保障関連法を廃止する
なら、何のための希望の党であったかわからなくなる。

立憲民主党と希望の党の違いは、現実的な安全保障政策にするのか
、憲法条文に沿った非現実的な安全保障で国民を危険にさらすのか
という議論であったはず。

それをしないなら、小池新党の意味がなくなり、保守新党の意味も
ない。安全保障は現実的に行い、自民党との違いを少なくして、社
会構造改革は大胆に行うことを目指すべきである。

基本を逸脱するなら、民進党出身議員は再度、民進党に戻る方がよ
い。国民をバカにしている。

平和の原則は、お互いに戦争をすると損をする状態にして、相互牽
制しておき、交渉で問題を解決することである。相手より弱いと、
侮られて、戦争になる可能性が高くなる。それを達成するために、
国防費を最小にして、効果を最大にするかを常に考えることが必要
であり、今は日米共同防衛を最大限に機能させるしかない。

どうか、党の基本を守って国民の選択を尊重してほしいのもである。


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長島昭久2017/10/27
その通り!民進党と同じなら、保守新党の意味がない。
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安東泰志? 2017年10月26日
現状では違憲の疑いがあることはその通り。しかし、希望の党は、
それに対して従来民進党が主張していたように、「廃止する」ので
はなくて、憲法の側の議論も含めて現実に即して改善していくとい
うスタンスである
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希望「安保法の考え民進と変わらず」
Oct 26, 2017
希望の党は、25日に開いた両院議員懇談会で、安全保障関連法につ
いて、「民進党の考え方と変わりはない」という認識を確認した。
小池代表も出席した会合では、衆議院選挙で民進党出身の候補者に
受け入れさせた、政策協定書について、議論した。 
希望の党の樽床代表代行は「協定書の中身は、民進党の方の考え方
と、齟齬(そご)をきたさないと確認した」と述べた。 
会合に出席した玉木衆議院議員も、安全保障関連法について、「違
憲の疑いがぬぐいきれず、廃止を含めて見直しをしていく。政策協
定書は、まさに、われわれが言ってきたことそのもので、変節した
わけではないと確認した」と強調した。 
政策協定書は、安全保障関連法を容認し、「憲法にのっとり、適切
に運用する。そのうえで、不断の見直しを行い、現実的な安全保障
政策を支持する」と明記した。 
小池代表は、関連法への賛成を入党条件に掲げ、廃止を求める民進
党とは異なる立場を鮮明にしており、説明が求められるとみられる。


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