正月は2017年をどう見るかの番組が多いが、今までの枠組みか ら抜け出た考え方ができずに、常識的な見解を述べているようであ る。 1930年代と同じようになるとは言うが、実際の予測では1930 年代とは違い、トランプ政権の政策は穏健化して、経済が良くなる し保護主義は取らないか取っても緩やかになると述べている。 何か、楽観的な意見を述べて、最初に言っていた1930年代と同 じようなことになるという見立てとは違うことになっている。 しかし、それは、あまりにも楽観的なような気がする。 昔から、このコラムでは悲観的に予見してきたが、徐々に、その予 見が実現しているように感じている。 昔から、幻想的に見てきた出来事が現実化しているので、恐ろしさ を感じているが、この後に及んでも、多くの学識経験者も経営者も 政治家も、楽観的にしか今の状況を見ていない。 どうして、将来を悲観して、対策を打たないのかとイライラするの は悲観的見方をする私しかいないのであろうか? しかし、私の予見の方が当たる可能性が高いとも思っている。 さあ、どうなりますか?