2767.「とてつもない日本の歴史2」について



「とてつもない日本の歴史2」について     へのへのもへじ

2763.とてつもない日本の歴史2 2007.09.24F

現代日本人の遺伝子構成は、弥生時代の始まりを契機に流入した遺
伝子がほぼ65%を占めていることから、この苗族など帰化人の影響
が大きいことは確かだ。

現代日本人はアイヌ人や沖縄人も含めて、シベリアのブリヤート自
治区に住むブリヤート族と遺伝的に非常に近いとされています(下
のリンク参照)。つまり、北方モンゴロイドなのです。日本人の平
板な顔、発達した副鼻腔、厚い脂肪を持った上眼瞼、裏面が窪んだ
上顎門歯(いわゆるシノドント)はその証拠です。

http://www.narayaku.or.jp/narayaku/image/dna_map.jpg

一方、Fさんが日本人の先祖として指摘される雲貴高原の苗族など
のシナ大陸南西部少数民族は全て南方モンゴロイドであると想像さ
れます。日本民族は遺伝的には北方モンゴロイド(南方モンゴロイ
ドの遺伝子も少し入っていますが、それは本州から九州までの範囲
であり、アイヌ人や沖縄人にはほとんどありません。これは、朝鮮
半島経由、あるいはシナ大陸本土から直接、南方モンゴロイドの遺
伝子を少しあわせ持つ北方モンゴロイド系の人々が、純粋な北方モ
ンゴロイドの住む日本に向かって後から移民したことを想像させま
す)でありながら、水田稲作・入墨等の南方モンゴロイド特有の文
化を保有している点で異例であると思われます。

北方モンゴロイドと南方モンゴロイドの居住地域の境界は与那国島
の西から中国の南北境界線である淮河・秦嶺山脈付近を通過してい
ます。ただし、シナ大陸では民族移動の影響か混血が進んでおり、
純粋な北方モンゴロイドはバイカル湖の北側のブリヤート族やヤク
ート族にしか残されていないようです。


日本民族の先祖を探るには、この「北方モンゴロイドの遺伝子」と
「南方モンゴロイドの文化」の折衷という謎を解明する必要がある
と思われます。 
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(Fのコメント)
西日本は紀元前40世紀の阿蘇山の大爆発で、住めなくなって、
日本から中国の江南の地に移り住んだが、その後、北から漢民族が
押し寄せて、一部は再度日本に戻ったが、一部はそのままで南方モ
ンゴロイドに吸収され、一部は雲南からネパールに逃げた。このた
め、ネパールにも日本と同じ北方モンドロイドになっている。

と考えている。


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