2719.オフ会:神道日本を探る



YSさん、Oさん、コバケンさん、Wさん、OGさん、伴さん、Z
さん、私Fが金曜日に東京のある所に集まった。   Fより

コバケンさんが、英国から一時休暇で日本に帰ってきているので、
いつものメンバーが集まったのだ。このメンバーが集まると、いつ
も賑やかである。今回、初登場なのがOGさんで、コバケンさんと
Oさんの友達だそうである。萬晩報の伴さんと片岡鉄哉先生のサイ
ト管理人のWさんも参加。益々、このオフ会の参加者が増える方向
である。それも面白い人たちが来る。

まず、YSさんが本を出すというので、その話題が出た。楠木と楠
の違いを明らかにすると言うが、その意味が分からないとメンバー
がブーイング。

国家神道と自然神道の違いを明らかにすることを狙ったというが、
あまりにも意味が深いので着いていけない。楠木は楠木正成のこと
で皇居にも銅像があるのでお分かりだとは思うが、天皇の守護神で
あるが、楠木正成が守ったのは、南朝であり、北朝の子孫である現
在の天皇の系統ではないのに、明治初期に天皇の守護神とされたの
である。

だいたい、水戸学の大日本史では天皇の存在を中心として、江戸幕
府が軍事を行う体制が正しいとなっているのに、吉田松陰が誤読し
て、天皇を中心とした体制にするべきと書いてあるとし、明治維新
で日本を変えたのである。吉田松陰の誤読で日本が変わったのだと。
このため、明治時代に天皇に軍服を着せた御写真が出たが、これを
見て、多くの当時の人たちは天皇の存在が大きく落ちた印象を持っ
たという。

それまでは、汚らわしい人殺しの作業は武士がやるもので、天皇の
ような高貴なお方がすることではなく、そのため、征夷大将軍職が
あると思われていた。日本神道もインドのヒンズー教徒同様に「穢
れ」を嫌う文化が歴然とあったが、欧米諸国のアジア攻勢を前に、
そうも言えないということで天皇に軍服を着てもらい、西洋各国と
同じ体制であるとしたのだ。

また、靖国神社も国家神道として、明治期に創設された神社で、神
社本庁配下ではなくて、陸軍省の一機関として存在させたのだ。

国家神道を明治時期に、それまでの日本神道の文化を壊しても作る
しかなかったのである。この国家神道が、その後、日本を変えてい
くことになり、現在、多くの神道に対する過誤が発生している。

日露戦争で、兵が天皇のために死ぬとは言わなかった。これは日露
以後の教育でそうしたのである。というように明治維新で日本の国
柄は、大きく変わったのである。この日本の変化を見ないと今後の
日本がわからないというのが、YSさんの新しい本の趣旨のようで
ある。近々、講談社α文庫から出るというので、楽しみですね。

次に、憲法をどうするかということに話が変わったが、4つの選択
肢があることが分かった。1つには護憲、1つには改憲、もう1つ
は先送り、もう1つが昭和、明治の両憲法自体を廃止して、それ以
前の過去の日本が有する政治の歴史的な法則文書を全て復活する。
聖徳太子の17条の憲法も復活するという案。日本流マグナカルタ。

護憲だけが誰もいなく、その他3つに分かれていた。特に日本のマ
グナカルタである憲法を廃止するという意見に、賛成者が多かった
ようである。Wさんは片岡さんや東條さんのサイトを管理している
が、私と同じように改憲派であった。この会では改憲派は少数のよ
うである。北朝鮮からのミサイル攻撃が近々、発生すると見る。

北朝鮮工作員のテロは封殺されている。総連に近づく人やマンポン
ギョン号で来た北朝鮮の工作員は、公安がマークしている。警視総
監をオウム真理教と共犯で銃撃した時点から、総連など北朝鮮関係
のマークはきつくなっている。

とうとう、自衛隊も北朝鮮への爆撃攻撃訓練を開始している。脅し
に対しては、それ相応の対応をしないと、国家がバカにされる。
このため、安全保障上、爆撃訓練は絶対に行うべきであるが、憲法
の制約で明確にできない。これはおかしい。安全保障上のことを明
言できないのは、どうしてもおかしい。

最後に、日本の政治に絡んだ自殺が多いが、本当に自殺かという疑
問が出たが、Oさんは危ないのでホームでは必ず、壁を背にしてい
るという。北朝鮮に詳しいOさんは、いろいろと危ないことがあり
、自己防衛をしているという。YSさんも本当のこと書きすぎるの
で、注意をした方がいいと皆から言われていた。


コラム目次に戻る
トップページに戻る