2693.自作詩 琵琶湖の息吹など



自作詩 琵琶湖の息吹など 
               平成19年(2007)6月26日(月)  
             「地球に謙虚に」運動代表 仲津 英治 
 
 去る4月1日、「琵琶湖の深呼吸」と題して地球温暖化に伴う雪不足
のため、琵琶湖の湖底に酸素が不足している問題を提起させていただ
きました。「地球に謙虚に」運動HPの代表発信欄に掲載しています。

 その後、琵琶湖を巡る、山川を眺め、日の光を受けつつ、逍遥して
おりまして、多くの生命を支えてくれている琵琶湖に対する思いから
一詩が浮かんで参りました。動植物のみならず、日本の古都、大津京、
京都、長岡京、難波京、そして現在の京阪神諸都市も琵琶湖無くして
成り立たないでしょう。山が保ってくれる地下水は、良質な水源とも
なります。冬にはしっかり雪が降ってくれる気候を維持したいもので
す。それで水の貯まりと巡りが起こります。拙作にお付き合い下さい。

 琵琶湖の息吹
           仲津 英治
       平成一九年(二〇〇七)五月

一. 冬に白銀(しろがね)   抱く(いだ)嶺(みね)
   北嶺(ほくれい)伊吹     西に比良
   湖南(こなん)の鈴鹿   比叡山
     雪解(ゆきげ)」の流れ  谷下る

二. 琵琶湖に注ぐ       百余川(ひゃくよせん)
     流れ軽(かろ)やか    ほとばしる
   春風(はるかぜ)受けて   精気満つ
     湖(みずうみ)息吹き   生命(いのち)生む

三. 水面(みなも)と深み   行き渡る
   生命(いのち)育む    陽の光
   出(い)ずるは一つ    瀬田川が
   都(みやこ)を数々    潤(うるお)さん

四. 春夏秋冬(しゅんかしゅうとう) 水巡(めぐ)る
     山の貯(たくわ)え    地の下(した)に
   伏(ふ)せる流れは     絶えまなく
   生きとし生ける       支(ささ)え行く
 
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 続いて僭越ながらお二人の国会議員を紹介させて下さい。
 ○ 国会の超党派の議員連盟「有機農業推進議員連盟」の事務局長をつ
とめるツルネン マルテイ氏のメルマガ「 穀物から燃料を作るのはもっ
たいない 」を、ご本人のご了解を得て、「地球に謙虚に」運動ホームペ
ージのエッセイ第3部に掲載しました。
 ツルネン議員は昨年末成立した「有機農業の推進に関する法律」の制定
に大変尽力されました。
ツルネン マルテイ氏のHP
http://www.tsurunen.net/

 ○もう一方、私の親友からの紹介で、参議院議員山本たかしさんのこ
とを知り、その命を賭しての尽力振りに頭が下がりました。以下親友か
らのメールに拠ります。
 山本たかしさんは奥さんのゆきさんともども、交通遺児育英会で遺児
の支援に没頭され、1993年に国会に出られてからは、一貫して「いのち
の問題」に取り組んでこられました。昨年には、自殺対策基本法(平成
18年(2006)10月28日施行)にも超党派議員で作る「自殺防止対策を考え
る議員有志の会の事務局として尽力されています。昨年5月には参議院
本会議における小泉総理への質問の場で、自らの癌を公表し、癌対策基
本法の法案成立に大きな役割を果たされました。 

山本たかしさんのホームページ 
 
仲津英治
「地球に謙虚に」運動代表



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