昨日のWBSで、トレたまの年間大賞を逃したのが、関西大学田實 教授が発明した「圧電繊維」で、帝人との共同開発で、人間の動き をロボットに伝えていた。 この圧電繊維でできた包帯を腕の巻くことで、腕の動きを捉えて、 それをロボットに伝え、ロボットも人間と同様な動きをしていた。 「曲げ」「ねじり」「ずり」など三次元方向を感知しているようで ある。 この繊維でできた着物を着ることで、人間の動きが捉えられるなら 、漫画の制作やスポーツの練習など多様な利用ができるように思う。 これは、面白いものができた。 例えば、ロボット操縦を人間がロボットに乗り、そこで体を動かす とそれと同じように動作させることができることになる。 これによりガンダムを動かすというアニメが現実にできる可能性が 出てきたことになる。軍事利用もできる。 大きな可能性を感じる。 さあ、どうなりますか? ============================== システム理工学部の田實佳郎教授と帝人が、世界初・圧電ファブリ ックを開発 2015/01/16/ 17:35 UP http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2015/01/post_1274.html システム理工学部の田實佳郎教授と帝人株式会社が、世界で初めて 、ポリ乳酸繊維と炭素繊維を用いた圧電ファブリックを開発しまし た。 圧電体とは、圧力を加えると電気エネルギーを発し、電気エネルギ ーを加えると伸縮する特性を持つ物質の総称。関西大学と帝人は、 2012年に、ポリL乳酸とポリD乳酸を積層させることで強力な圧電性 能を発揮し、柔軟性や透明性も有する圧電フィルムを共同開発しま した。その技術を応用しこの度開発したのが「圧電ファブリック」 というウエアラブルデバイス。ポリ乳酸繊維と炭素繊維を、日本伝 統の織物技術を用いて「平織」「綾織」「サテン」の3種類の生地に することで、「曲げ」「ねじり」「ずり」など三次元方向を感知し 、それらの動きをデータ化することができます。 今後は織り・編みによる最適なファブリックの設計に取り組み、衣 類として「着用するだけで精緻な動きのデータ化」をめざします。 そして、それを基に、遠隔操作による手術や介護、伝統工芸等の職 人技の可視化、さらには宇宙開発へ至るまで、これまで成し得なか ったセンシング技術を確立し、インターネット上でモノをコントロ ールするIoT(Internet of Things)社会への貢献に期待が寄せられ ています。