5024.熱帯雨林再生協力プロジェクトの現状



今日は、ビーボコーポレーションの宮崎さんと会った。宮崎さんは
、元は住友林業の社員であったが、インドネシアの森が無くなり、
オラウータンの生息域が破壊されていることに気がつき、会社を辞
めたという。

熱帯雨林は地球上の生物の約半分を育んでいるのに、また医薬品の
原材料の50%も熱帯雨林由来で、地球上の表面積の14%しかないのに
、地球上の酸素の約50%を供給してくれている。

その熱帯雨林の原生林が無くなってきたことで、温暖化や集中豪雨
、巨大台風、竜巻が起こるようになってきたと。インドネシアの熱
帯雨林の減少は、日本の気候を変えているが、遠いので気がつかな
い。しかし確実に変化している。

人間活動により壊された生命維持装置=熱帯雨林は、持続的な人間
の智恵と植林活動でしか回復できないので、持続的な植林活動が必
要だという。

そして、この熱帯雨林に暮らすオラウータンを守ることにもなる。

しかし、日当りが強く原生林に復活できない原野に、地元住民の生
計の安定に役立て、天然林の破壊をしないで生活できるように10〜
15年で収穫の見込める経済性を満たす樹種=ゴールデンバイオチー
クを植林して林業を育成していると。

このゴールデンバイオチークの立木権を購入していただくことで、
支援をお願いしているが、なかなか資金が集まらないという。

NPOアジア植林友好協会というNPOもあり、寄付金を集めているが、
3.11以後、寄付金が集まらなくなってしまったようである。

多くの企業は、東北への支援に切り替えたことによるが、そろそろ
企業も地球全体の温暖化にも目を向ける機運にある。

熱帯雨林の復活とチーク材の2本セットで、5000円というので
皆様、ご支援のほど、よろしくお願いします。

ビーボコーポレーション
NPOアジア植林友好協会

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