4905.細川さん、小泉から小沢に乗り換え?



細川さんの公約が少し明らかになったが、これでは小泉さんの保守
的な意見が反映されていないので、自民党を割る事ができない。

即時原発廃止+保守的な意見を求めている人たちが保守的な女性た
ちに多いのに、これでは、丸で左翼の小沢さんの泡沫な「生活の党
」の公認候補のようである。

環太平洋連携協定(TPP)交渉参加や集団的自衛権の行使容認、
特定秘密保護法制定を批判しているということは、小沢さんの持論
である。これでは、60歳以上の保守的な層には受けない。

現実外交を目指すなら、集団自衛権を賛成し、特別秘密保護法の運
用を議論して、TPPについては参加するが、その条件を議論するとい
う穏健な主張でなくてはいけない。

それより、東京都知事選挙なのに、なぜ、東京の問題が出てこない
のであろうか?
国政問題は原発廃止の1本にして、東京都の問題を公約にするべき
であろうに。小泉さんがシングル・イシュー化したのであるから、
それ以外は、無難な公約にするべきである。

もし、このままであると、宇都宮さんと細川さんがリベラル、左翼
の票を分けることになり、泡沫候補になってしまう。

それなら、なぜ、小泉さんの推薦を受けたのか、わからない。

これではダメである。票を読める人が細川陣営にはいないことが分
かる。殿、部下が悪すぎですよ。

さあ、どうなりますか?


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自民党大会を欠席=小泉元首相
 小泉純一郎元首相は19日、東京都内で開かれた自民党大会を欠
席した。党関係者によると、総裁経験者には会場最前列の席を用意
するため、事前に出欠を確認したところ、欠席の連絡があった。
 欠席の理由は不明だが、東京都知事選で小泉氏は「脱原発」を掲
げる細川護熙元首相を支援する意向で、舛添要一元厚生労働相を推
す自民党とは対立関係にある。もっとも、小泉氏は2009年の政
界引退後、党大会には出席していないという。 (2014/01/19-13:34)
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細川氏、安倍政権への懸念強調
2014年 01月 18日 21:47 JST  Reuters
 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に立候補する細川
護熙元首相(76)は18日、原発再稼働などを進める安倍政権へ
の懸念を強調するとともに、都政の継続性に配慮を示すことを柱と
した「政見」をまとめた。「東京が日本を変える」をキャッチフレ
ーズに掲げる。原発の再稼働を認めないなど脱原発を柱とする5項
目の公約と併せ、22日の記者会見で発表する。
 細川氏の政見は、安倍政権が進める原発・エネルギー政策に加え
、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加や集団的自衛権の行使容認
、特定秘密保護法制定を批判。中韓両国との関係悪化も非難する。
「都市間外交」の積極展開も打ち出す。
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連合東京が舛添氏支援へ 都知事選、民主と一線 
2014/1/18 19:44nikkei
 連合東京は18日の幹部会合で、東京都知事選(23日告示、2月9
日投開票)に出馬する舛添要一元厚生労働相を支援する方針を決め
た。20日にも舛添氏と政策協定を結ぶ。自民党都連が推薦する舛添
氏を民主党の有力支持団体である連合が支援する異例の展開となる。
結いの党は「政策面で一致する」として細川護熙元首相の支援を決
定した。細川氏は告示直前の22日に正式な記者会見をする。
 民主党都連は細川氏を実質支援する方針を決めている。連合内で
は電力関係労組を中心に細川氏の唱える脱原発に反発する声が多く
、同一歩調はとれないと判断した。
 安倍晋三首相は18日、自民党全国幹事長会議で「都の課題である
社会保障への対応は、厚労相を経験した舛添氏がふさわしいと確信
している。しっかりと党本部でも応援していきたい」と語った。
 細川氏は延期した立候補の記者会見を22日に再設定。その際に都
知事選公約を示すとしている。
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知事選、細川氏22日に出馬会見 公開討論会、中止に
 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に立候補する細川
護熙元首相(76)の出馬記者会見は22日午後に行われることが
18日、分かった。陣営関係者が明らかにした。
 細川氏は20日に記者会見する方向で検討していたが、陣営関係
者は「有権者に公約を強くアピールするため、告示直前がいいと判
断した」と話している。
 一方、東京青年会議所は18日、同日午後に開催予定だった都知
事選の立候補予定者による公開討論会を中止すると発表した。細川
氏ら主要候補4人のうち、参加者が前日弁連会長の宇都宮健児氏(
67)=共産、社民推薦=1人しかおらず、討論が成立しないため。
2014/01/18 12:39   【共同通信】
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細川陣営に「訪中案」…都知事当選なら早期に
 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、沖縄県・尖閣
諸島を巡って対立する日中関係も論点となる可能性が出てきた。
 出馬表明した元首相の細川護熙氏(76)の陣営に、当選直後の
訪中案が浮上しているためだ。政府は、細川氏が政府と異なる見解
を示して中国側に付け入る隙を与える「二元外交」になりかねない
と懸念している。
 東京都と北京市は、1979年に姉妹友好都市の提携を結んでお
り、細川氏周辺からは、「知事になったら、都市間交流の一環とし
て早期に訪中すべきだ」との意見が出ている。日中首脳会談のメド
が立たない現状を踏まえ、存在感を示す狙いがあるとみられる。
 ただ、細川氏は1993〜94年の首相在任中、太平洋戦争を「
侵略戦争だった、間違った戦争だった」と記者会見で述べ、自衛隊
観閲式で「軍縮についても、世界に率先してイニシアチブを取って
いかなければならない」と訓示した経緯がある。急ピッチな軍拡を
背景に尖閣諸島を巡る一方的な現状変更を試みている中国に対抗し
、防衛予算の増額や安全保障政策の立て直しに取り組んでいる安倍
内閣とは基本認識が異なる可能性があり、政府内には「首都東京の
トップが首相と大きく異なるスタンスを取れば、中国や韓国に付け
入られかねない」と懸念する声が出ている。
 特に心配されるのが、尖閣諸島を巡って都と政府の主張が異なる
ケースだ。2012年9月の日本による尖閣国有化以降、中国は、
公船による領海侵入を繰り返す一方、安倍首相に対し、首脳会談の
条件として、〈1〉日本が領土問題の存在を認める〈2〉領土問題
を「棚上げ」する――よう圧力をかけている。
 日本国内には、鳩山元首相や野中広務元官房長官ら安倍首相の外
交姿勢に反対する勢力から、「棚上げ」論に同調する意見もあり、
細川氏ら都知事選の立候補予定者の外交政策に関する言動が注目さ
れる。
(2014年1月18日10時29分  読売新聞)




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