4424.一人旅の意味は何か?



昨日から東北の旅に出ている。東北の旅には、津波の被害を調査し
た去年10月に津波をどうしたら、防げるのかという問題意識を持
ち、今年3月に宮脇先生の「森の堤防」という考えを知り、先生と
お会いして、非常に魅力的な考え方であると見た。

そして、今年5月に岩沼市の植樹会に参加し、今日、広葉樹の苗木
の研修に出るというように、これほどスムーズに解決案を見つけた
ことは、私もあまりない。植生文明のキーであることもわかった。

そして、一連の活動で多くの人たちと出会い、意気投合して運動を
成功させようとしている。問題意識が全員、非常に高いし、国民の
関心も高い。

このため、国会議員の多くの先生にも参加いただいている。という
ように仙台の苗木の研究会に出るのが大きな目的であるが、しかし
、旅行のもうひとつの目的は、日常のルールから開放されて、自由
に思索にふけるということである。

一人、18きっぷでの旅は鈍行電車しか乗れないので、時間がかか
るが、話相手もいない。地方のローカル線では、地元の人とお話も
できるが、幹線の電車ではそうでもない。

そのため、一人旅では読書と思索、そして仮眠と3つしかない。日
常活動で不足しているのも、読書と思索であり、特に長期計画とし
て書いてある活動の思索ができない。

「森の堤防」の活動計画、ビジネス・モデルなどを構築することは
行動リストには書いてあるが、短期の計画が優先するので、なかな
か、そのことに頭が行かない。

このため、日常ルールから離脱をして、考えるしかない。このため
1人で18きっぷの旅に出ると暇ができて、考える時間ができるこ
とになる。

東京から仙台まで7時間かかり、新宿、宇都宮、黒磯、群山、福島
で乗り換えた。このため、深い眠りもできない。1.5時間程度で
次の電車に乗り換えることになる。

この旅行が安い。1日乗り放題で、2300円である。JRさんに
感謝して、この時期は国内旅行に徹している。18きっぷがない時
期は海外のが安いので、海外の旅行に出る。

それと、今までは勤めていたので、正月休み、お盆の時期しか旅行
できなかったが、その時期は混雑がひどい。今回の東京ー仙台では
比較的、空いている。というように2つの時期を外せばよいことも
わかった。

これからが人生、楽しみである。


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