3915.『空の記号』の魔法の力



『空の記号』の魔法の力 ー 鈴木言語学によるチョムスキーの謎の解明
                    得丸公明

 前回は鈴木先生が『空(カラ)の記号』の重要性を発見したところ
で話を結んだ。[1] 今回はそれがなぜどのように重要であるのか、
『空の記号』とは何か、どのように機能するのかについて述べてみ
たい。

 『空の記号』についての詳しい説明は先生の著作の中には見あた
らない。そこで私なりに考えたことをご披露する。鈴木先生のお考
えにどこまで近づけたか心もとないが、あくまで叩き台として批判
材料にしていただければ幸いである。

感情からひとり立ちした複数の音素・音節

 哺乳類の音声コミュニケーションは、乳離れのときの悲しみが声
になって表現されたことに端を発するというのは、脳神経生理学者
マクリーンだ。[2] この説を検証することはむずかしいが、少なく
とも哺乳類の音声に喜怒哀楽の感情がこもっていることは一目瞭然
だ。鈴木先生も「動物の発声とか記号というのは、必ず裏付けがあ
る。例えば怒った声は、怒ってないときには出せない」といってお
られる。[1]ヒトの赤ん坊が出す声も、喜怒哀楽そのものであり、大
人になっても思わず感情が声に表出することがある。

 『空の記号』は、「記号だけが遊離しえ、記号だけをもてあそぶ
」段階を経ることによって、感情からひとり立ちした。これは具体
的には、複数(二以上)の音声を自由自在に出し分け、聞き分けられ
るようになったことを指す。それまで音声の差別化は感情によって
いたのだが、『空の記号』は感情から独立し、周波数成分という物
理的特性によって別の記号として取り扱えるようになったのだ。

 生理学的にいうと、発声器官の運動制御が発達して、舌の位置や
形、唇や口腔の形を瞬間的に変えることができるようになり、音韻
的にメリハリのある(これを「離散的」という)複数の子音を自由に
産生できるようになった。また、聴覚から第一次聴覚野に入力され
る音響刺激のうち、仲間内のメッセージだけを隣接するウェルニッ
ケ野の痕跡記憶に照らして判断するのは、霊長類に共通にみられる
現象であるが、ヒトは痕跡記憶が音素・音節に対応するようになっ
た。

 つまり『空の記号』の獲得とは、音素・音節の獲得と同義である。

『空の記号』の獲得が現生人類の誕生

 人類はいったい、いつ、どこで、どのようにして、『空の記号』
を獲得したのだろうか。

 今からおよそ七万五千年前、インドネシアのスマトラ島にあるト
バ火山が噴火して、地球は数年間冬の時代を迎えた。そのとき世界
人口は一万人に減少したとするトバ・カタストロフ説がある。
[3] このとき、前頭葉が著しく発達して『空の記号』を獲得し、記
憶容量が増大してたくさんの単語を使いこなすようになったことが
、現生人類の誕生と解釈することも可能である。

 今から七万五千年前に人類が住んでいた洞窟群が、南アフリカに
ある。アフリカ大陸南端の、ケープタウンからポートエリザベス、
ダーバンへと続く海岸線は、今から一億四千五百万年前にゴンドワ
ナランドが分裂したとき、厚さ九kmの砂岩層が割れて断崖ができ
た。その海抜二十mのところには海食洞窟が点在し、中期旧石器時
代の居住が確認されている。最古の現生人類遺跡であるクラシーズ
河口洞窟もその一部をなす。[4]

 人々は当時、海岸線沿いで狩猟採集生活を送っていた。暖かく、
敵からの襲撃の心配もなく、夜は真っ暗闇になる洞窟の中で、人々
は声を出し、笑い、歌って楽しんでいたのではないだろうか。安全
な洞窟の中で子育てすることによって、生後一年間、立つことも歩
くこともままならぬ晩成化をとげた。[5]そのおかげで生後一年間、
脳重量は体重増加と一対一で増えるようになって、他の大型霊長類
に比べて四倍も大きな脳をもつようになった。[6]

 その結果として、舌の位置や動き、唇の形や開閉によって産み出
される子音を複数個獲得して、『空の記号』がひとり立ちした。言
語学者が人類最古の言語とみなすコイサン語には、クリックと呼ば
れる吸着音を組み合わせた百程度の子音がある。[7]これが人類にと
って最初の『空の記号』セットではないだろうか。ヒトの神経細胞
の分化能力からすれば、容易に百の記号を操れる。

 母音は、言語を獲得した後で発達したと考えられる。なぜならば
、母音を発声するためには、舌の付け根から気管の出口までの喉頭
腔が発達し、気管から吐き出された呼気が、喉頭腔と口腔という同
長で直交する二つの共鳴管によって共鳴する必要があるからだ。
[8]喉頭腔は子どもが一歳になるころ発達し始めるが、言葉を発声で
きるかわりに、固形物が喉に詰まって窒息したり、肺に食べ物滓が
混入して肺炎になったりと、生命の危険を伴うものだからである。[9]

 外界の雑音を遮断する音響暗室のように静かな洞窟内では、子音
だけでもコミュニケーションができる。言語の使用に習熟した後で
、雑音の多い洞窟外の環境でも相手に言葉が届くように、肺気流を
使った母音が生まれたと思われる。人類は母音を獲得してから、南
アフリカの海岸線を捨てて、世界に向けて北上を開始したと考える
と、今日、クリックが南部アフリカにしか存在していない事実と整
合する。


『空の記号』は単語を無限に生みだす

 集団の構成員が『空の記号』を発声し分けるとともに、聞き分け
ることができるようになると、「ある記号を社会的黙契によって、
これを今日から『水』にしよう、これを『猿』という意味に」あて
るようになる。[1] 波や風の音、太陽や月や山、動物の姿や鳴き声
に似せて『空の記号』を組み合わせ、それらを表現する単語として
使うようになった。

「分節化(articulation)」には、音をつなぐという意味がある。構
造主義言語学者のマルティネは、単語を文法規則にしたがって文や
文章に紡ぎ、その単語が音節によって紡がれている事実を「二重分
節化(double articulation)」と呼ぶ。[10]ここで分節化とは、「結
びつける」、「紡ぐ」といった意味である。

 『空の記号』を分節してつくった単語が何を指し示すのか、単語
(シニフィアン)と指示内容(シニフィエ)の変換表をつくり、共有す
る必要が生まれた。文字や紙のない時代に、いったいどうやって単
語は指示内容と結びついていたのだろうか。

 南アフリカには三万以上の洞窟壁画が残っている。研究者は洞窟
の壁の絵は宗教あるいは芸術目的で描かれたということが多いが、
少なくとも一部は辞書あるいは教科書として描かれた可能性、ある
いは別目的で描かれた後で教科書として用いられた可能性はないだ
ろうか。

 『空の記号』の獲得によって、ヒトは音節の順列によって無限の
数の単語を作り出せるようになった。日本語の五十音の積み木で単
語を組み立てることを想像すればよい。たとえば「た」、「か」、
「な」の三文字あれば、「刀」、「彼方」、「カナダ」、「高菜」
、「田中」、「中田」、「方・肩・潟・型・過多」、「棚」、「鷹」
、「鉈」、「仮名」、「中」、「だが」、「長」、「だが」、
「かな」、「ガタ」、「だな」、「灘」、「蚊・課・可・蚊・か」
、「他、多、田、た」、「名、菜、な」などさまざまな品詞のさま
ざなな単語を作れる。三文字でこれほどたくさん単語を作れるのだ
から、五十音あれば無限に作れることは容易に想像しうる。

『空の記号』をもたない動物が使う音声符号語はせいぜい数十しか
ないので、数桁も桁違いに大きな造語力を人類は手にしたことにな
る。これは音節の離散性のおかげである。


変幻自在に姿を変える『空(クウ)の記号』

 膨大な数の単語(シニフィアン)と指示内容(シニフィエ)の変換表
が作り出されると、眼前に指し示すもの(シニフィエ)が存在してい
なくても、言葉(シニフィアン)でそこに存在していないものを論ず
ることができるようになった。「明日の天気」、「明日の獲物」、
「この雛鳥の親」といったものは、言葉がなくても頭で考えること
はできる。だがそれを伝達するには、言葉がなければむずかしい。

 言葉という表現型を獲得したことによって、人類は抽象的なこと
や感覚器官では知覚しづらいことを考え、議論することができるよ
うになった。たとえば、千角形と九九九角形の違いは見てもわから
ないが、言葉があれば厳密に定義できる。空理空論という言葉の響
きはあまりよいものではないが、現前に存在しない架空の事象を議
論できるようになり、思考や通信能力が飛躍的に向上した。

 「空」という字は、般若心経の「色即是空」とも通ずるが『空(ク
ウ)の記号』と呼ぶほうがぴったりではないかと思うほど、変幻自在
に姿や形を変える。言葉の情報は、会話においては、発声器官で音
声化して、大気中を伝わる音の波となる。思考の場合は、発声器官
運動制御の神経パルスが、声を出さないまま聴覚神経細胞にフィー
ドバックする内言(inner speech)になる。ロシアの心理学者ヴィゴ
ツキーが子どもの成長を観察して、内言の起源を明らかにしている。[11]
 また、聴覚が音声を聞き取ると、単語単位の音響シンボルとして
、瞬間的・無意識に五官や思考の長期記憶を呼び覚ます。

 もちろん紙に書いたり、キーボードから直接伝記信号として入力
することもできる。これは発声器官運動制御の言語刺激が、手指の
運動制御に用いられるのだ。また、文字列を視覚認識すると、脳内
では内言化されて意味に結びつく。

『空の記号』は、変幻自在な魔法の記号のようだ。『空の記号』は
物質でもエネルギーでもない、情報であるからだ。


情報としての『空の記号』

 『空の記号』のすごさは、吸った息から酸素を吸収した後の呼気
を使って発声する廃物利用であるため、エネルギーや物質をほとん
ど消費しないところにもある。[12] 頭の中で考えるだけなら、呼気
すら必要でなく、いくらでも長時間あれやこれやと言葉を紡ぎかえ
て、その結果を吟味することができる。手足の筋肉を動かすわけで
なく、胃液や胆汁の分泌が行なわれるわけでもないので、脳が言葉
を使って思考するのに必要な栄養や物質はごくわずかである。

 苦しい状況の中で疲れていても腹ペコでも、歌を歌ったり詩や物
語を聞くことで、心が鼓舞され元気が出て、『空の記号』の不思議
な効力である。希望さえ失わなければ、積極的な思考も論理判断も
できるのだ。

 エネルギーでもなく、物質でもない『空の記号』が織り成す言葉
は、情報だと考えるのがふさわしい。情報は、一次元の直鎖状に紡
がれた記号列であり、それを必要とする回路上でスイッチングを行
なうものだ。

 会話は情報処理である。問答は、話し手と聞き手という二台のコ
ンピュータが、言葉を情報処理しながら交換することである。会話
の処理レベルが高くなると、禅問答のように、一般の処理能力では
理解できない言葉が交わされることになる。日常生活でも、人の言
葉の真意をつかもうとすると、大変に苦労する。


初めての文を直ちに理解できる謎

 丁々発止の会話や長い物語がなりたつためには、話し手の一度の
発声で、音韻列が一音の誤りも漏れもなく相手に伝わる必要がある。
さもないと、同じ言葉を何度も繰り返さなければならなくなり、繊
細な文法は伝わらなくなり、物語は前に進まないし、議論もかみあ
わない。

 これはチョムスキーが「言語理論の目標」、言語理論が「必ず取
り組まなければならない中心的な事実」として述べたことである。
「成熟した話し手は、適当な機会に自分の言語の新しい文を作るこ
とができ、また他の話し手たちは、その文が自分たちにとっても同
じように新しいものであるにもかかわらず、その文を直ちに理解す
ることができる。」[13] 今から五十年近く前にチョムスキーが指
摘したこの謎は、まだ解けていない。

  謎を解明するために、「直ちに理解する」現象を、連続する二つ
の過程に分解する。すなわち、「音を正確に聞き取る」、「音韻列
として表現型である言語情報を復元する」通信回線上の情報(表現型
)伝達過程と、その言語情報から「意味が思い浮かぶ」、「単語と指
示内容の対照表および文法規則にもとづいて、音韻列を意味(記憶)
に変換する」意味(遺伝子型)の復元過程である。この二つの過程は
、「音を聞き取る」のと「意味がわかる」という別々の神経生理現
象が絶妙なネットワークによって結びついて、一見するとひとつの
「理解する」現象となっている。


一度の発声で誤りなく相手に伝わるメカニズム

 一度の発声で一音節の漏れも誤りもなく「音を聞き取る」ことが
できるのは、『空の記号』のおかげである。この説明はまだ誰も行
なっていないので、論理学、神経生理学、音韻論、熱力学という複
数の学問領域の関連する知識をならべてみることにする。それらを
重ね合わせて考えると、『空の記号』のすごさが実感できるのでは
なかろうか。

 まず、論理学的に考えてみよう。『空の記号』を通信で用いると
いうことは、あらかじめ音の送り手と受け手の間で、何種類の記号
を送るかという点で合意がなされている。たとえば、コンピュータ
通信の場合は〇か一かの二種類であり、遺伝子情報のDNAやRNA
の場合は四種類である。音節の場合は、百くらいと考えておけばよ
いだろう。

 受け手が受け取る記号は、百種類の中のどれかであることははじ
めからわかっているので、送られてくる記号の離散的な周波数特性
にもとづいて、無意識・自動的にどの記号であるかを判断できる。
このメカニズムは、記号の伝送誤りをゼロにすることはないにして
も、ひと桁程度は誤り確率を下げることにつながる。

 大脳神経生理学的な知識によれば、霊長類は大脳皮質の一次聴覚
野の隣、いわゆるウェルニッケ野のあたりに、仲間の音声だけを処
理する神経組織をもっている。片耳に約二万個ある内耳有毛細胞か
ら、一次聴覚野の周波数局在構造に送り込まれた音響刺激は、それ
が仲間内のメッセージだと判断されたときに限って、ウェルニッケ
野に送られて、乳児期に植え付けられる音の痕跡記憶に照らして処
理される。[14]

 ヒトの場合は、この痕跡記憶が母語音素・音節(『空の記号』)に
最適化されており、生後二、三ヶ月の乳児でも母語の音素と似ては
いても母語音素ではない音を聞き分けることが実験で示されている。[15]

 音韻論的には、ハスキンス研究所のライバーマンが問題にしたこ
とだが、一秒間に発せられる音素の数は、聴覚の聞き取り能力を超
えているという事実がある。ライバーマンは、聴覚が音素を聞き落
としているのにどうしてメッセージがきちんと伝わるのかを疑問に
思い、「運動理論」を提唱して、耳が聞き漏らした音素は、相手の
口の動きなどの情報を視覚から取り込んで補っていると述べた。[16]

 だが、目をつぶっていても、言葉はちゃんと聞き取れる。むしろ
、発声される音素数が聴覚の聞き取り能力を超えていることによっ
て、聴覚は安定的に誤りや漏れなく『空の記号』を受け取れるので
はないか。送信側の送り出す情報精度が受信側の受信精度よりもよ
いから、受信誤りが起きなくなっていると考えられる。

 情報理論において、熱力学的な説明を試みたのはノイマンであっ
た。大気という通信回線上には雑音源があり、量子レベルで音韻列
(情報)を歪めたり劣化させて、通信の成立を阻んでいる。この雑音
は、絶対温度に正比例する熱の関数であり、情報のエントロピーを
増大させる。

 離散的な特性をもつ『空の記号』は信号対雑音比の優れた通信を
実現するので、雑音によってある程度エントロピーが増大しても、
自動的に誤りなく受信ができる。[17]

 以上、論理学・神経生理学・音韻論・熱力学という一見するとバ
ラバラな学問領域の知識を総合して、なぜ一度発声しただけで聞き
手が自動的に音韻列を復元できるのかの理論的背景を説明した。

 情報理論においては、回線雑音が絶対温度に正比例する熱の関数
であることが忘れられているため、エントロピーという用語を熱力
学と無縁に使っている。そのため、情報理論の教科書は、情報復元
、通信路符号化のメカニズムを説明しきれていない。

 なお「意味がわかる」現象は、受け手が自分の記憶を想起して意
味を理解することに限れば話は簡単である。しかし「送り手がこめ
た意味を正しく理解する」ということまで保証しようとすると、意
味のメカニズムの解明が必要になる。意味には、記憶と結びつく概
念と、概念を結合・修飾する規範である文法との二種類ある。概念
には具象概念と抽象概念がある。この情報源符号化・復号化のメカ
ニズムについては次回述べてみたい。


『空の記号』はデジタル符号

 私が調べたかぎりでは『空の記号』に着目した言語学者は鈴木先
生お一人である。またその時期が早かったことも特筆に価する。

 鈴木先生がどうして『空の記号』に気がつかれたかについては、
七月の質疑応答の中でお話があったが、鳥の声とヒトの声の違いに
ついて考え抜かれた結果だという。ヒトのことだけ考えていたら、
気づかないことなのだろう。

 一九五〇年代にコペンハーゲンで免疫学者イエルネの指導を受け
た分子生物学者ノルが、二〇〇三年に書いた短い論考「ヒト言語の
デジタル起源」を読むと、『空の記号』とデジタルは、表裏一体、
同じ現象を指しているとわかる。[18]分子生物学では、DNAや
RNAの四元塩基が織り成す遺伝情報がデジタルであり、また免疫
学では、Bリンパ球の産生する抗体が、表現層での組み替えによっ
て無限の表現をすることが文法的であるので、言語のデジタル起源
に気づいたものと思われる。[19]

 アメリカの言語学者パリブランクは、最近「デジタルとしての言
語」という論考を書いているが、『空の記号』の深遠さを論証でき
ていない。[20]

 デジタルを科学的に解明しようとしたのは、ノイマン一人だ。
一九四八年から一九五〇年にかけて、ノイマンが行なったいくつか
の講演と講義の中には、「信号対雑音比」、「情報の理論」、「熱
力学」、「形式論理学」など、デジタルの神秘を解明するための道
具となる概念がたくさん紹介されているが、残念ながら体系化する
までには至っていない。

 ノイマンが究明したのは生命進化における情報の意味である。
「生物体は複雑さがなにも減少していない新しい生物体を生産する
。さらに、長い進化の時期には、その複雑さが増加しさえする」謎
は、デジタルな情報伝達メカニズムによって解明されると予感して
いたようだ。

「ヒトのゲノムは過去4万年間でほとんど変わっていないが、その間
に我々の暮らしぶりは原形をとどめないほどに変わってしまった」
のも『空の記号』のおかげではないか。[21]それを実現したものを
文化と呼ぶべきではないかと思う。この点も、意味論で論じてみた
い。



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