私Fも本の読む量が減っている。インターネットが無い時は、本の 虫で、本を手から離さないほど読んだが、今はインターネット上の 文章を読んでいることが多い。その意味では、本がインターネット に代わったような感じではある。家の中は、本が溢れ返っているが 、それを整理し始めた。読みそうにない本は捨てることにした。 しかし、出版業界は大変である。私が降りる駅の商店街にある本屋 も去年末に閉店された。この店で買うことが多かったが、そこが閉 店し、乗換駅の品川駅の本屋もなくなり、通勤路上に手軽な本屋が ない。もちろん、池袋駅にはジュンク堂があり、どうしても欲しい 本はそこで買うが、池袋駅から8分程度も歩くので、億劫である。 一番困るのは、エコノミストの特集が金融系、中国系の時には買っ ていたが、そのエコノミストを売っている本屋があまりない。この 雑誌が気軽に買えないことが、一番頭が痛いですね。 本屋が無くなり、アマゾンに頼ることになる。電子書籍になるか、 思案のしどころである。 ============================== 出版不況止まらず 昨年の販売額1兆8748億円 6年連続減 二極化進む 2011.1.25 12:08サンケイ 書籍・雑誌の平成22年の推定販売額が、6年連続の減少で 1兆8748億円となることが25日、出版科学研究所(東京都新 宿区)の調べでわかった。その前年に、21年ぶりとなる2兆円台 割れとなった出版物販売額だが、落ち込みは止まらなかった。 販売金額の内訳は、書籍が前年比3・3%減の8213億円、雑 誌は同3・0%減の1兆535億円で、全体では同3・1%(608 億円)減となった。 書籍では岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッ カーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の142 万部を筆頭に5点のミリオンセラーが出たが、販売部数も7億223 万冊と前年比で2・2%減。出版科学研究所では「突出して売れる 本と、それ以外の二極化が顕著」と分析する。 一方、雑誌は販売金額で13年連続のマイナス。1年間に創刊や 復刊された雑誌は過去40年間で最少の110点にとどまり、休刊 ・廃刊点数は過去2番目の多さとなる216点に達した。 同研究所では「将来的には電子書籍の売り上げを統計に加えてい くことも考えている」と話している。