Re: 現代という芸術 幸いなるかな ? 発想の転換 From浅山 > 20世紀初頭には15億人であったから、わずか百年で4倍、50億人近 > い人口増加である。 > > この異常繁殖こそが地球環境問題の正体であるのに、それにつ > いて論じていない地球環境の議論はイカサマである。温暖化や砂 > 漠化、海洋汚染を含むあらゆる環境問題は、人類の異常増殖がなけ > れば、起きていなかっただろう。 > 得丸様 これは、あの「後50年で石油が無くなる、、、」と言うのと似て いるのでは?確かに生物の個体数はどの時点で、どれくらいが適正 なのでしょうか、今、本当に信頼できる根拠はあるのでしょうか。 この増えすぎた人口が作り出す個体間での、国家と言う単位の相互 での抗争が作り出す世界、終末兵器を持つに至り、一度その抗争が 起これば、過去に例の無いジェノサイトが。 漱石が薩長に負けた故国を離れ、自分探しに出向いたロンドン、 そこで鬱病、自分は何処に自分の根拠を見出したらよいのか、それ は現代の自分にも当て嵌まる所が多いようです、其れ故に国民作家 として尊敬を持たれているのかも。三部作の中に「公案」を求める 修行僧の話が有ったようにも。 「今漂流の日本政治」と言われますが、現代の統治機構、主権在民 のデモクラシー、まだ後進国のその国で民意反映の機能は合理的に 進んでいるのでしょうか。「民意」を構成する自分も、そのレベル において、必ずしも上等は言えませんが。 今日、岩波ホールで「シシリーの花嫁(’04年、ドイツ・イスラ エル・仏合同作品)、今週の火曜日に見た「フロストとニクソン」 、面白かったです。 ニヒリズムに陥る前の足掻きでしょうか。それとも「進化」を期待 してのオプチミズムでしょうか、どちらを選択すれば、勿論、後者 でしょうが。 ============================== 浅山さん、 > > これは、あの「後50年で石油が無くなる、、、」と言うのと似 > ているのでは? やはり発想の転換が必要なようですね。 競馬の着順は、馬の鼻で決まります。競泳の着順も、指先で決まり ます。 同じ基準で考えると、人類の文明はすでに滅んでいると考えるのが 妥当でしょう。 我々のいる場所は、もしかすると胴体かも、腰かもしれませんが、 鼻や指先がゴールに入ったら、否応なく我々もゴールに入るのです。 それに45億年の地球の歴史の中では、たかだか数十年は須臾ですか ら。 得丸 ============================== Re: 現代という芸術 幸いなるかな 浅山 > 同じ基準で考えると、人類の文明はすでに滅んでいると考えるの が妥当でしょう。 得丸様 示唆的ご教示有難う御座います。しかし、今の教育は初等教育から 日本ではこの基準の統一から始め、独創を教えないところに何か、 日本の今が、雁の教えを学べば、暫く遅れた後にミクロネシアから 、やり直せば東アジアモンスーン文明の、そう貴方の言われるアフ リカからスタートした地球人類の歩みの丁度、中間で留まって、焦 げ具合も黄色で済んでいる私達の基準にして、もう暫く、地球文明 論を語る時間が。 「シリアの花嫁」、そうでないとイスラエルとアラブ人、この映画 のゴラン高原も意味が無くなりますから。ドゥルーズ族、家族があ のような境界線で妨げられる世界、北朝鮮の為政者は自分たちの生 きる為だけの最低限の欲をあのような、先軍政治にのみ執着する、 それに輪をかけて日本の為政者は「早く軍備増強の弁、今の与党に したのは誰でしょう、この後も若者はそのエネルギーと彼らの「正 義感」で駆け上がるでしょう、馬鹿な為政者は、このエネルギーを 利用しようとします、白虎隊の若者達を慰めるかのように、今頃、 若松場の桜も満開でしょう。 得丸さん、基準を変えると心地良いですね。草々 ============================== 浅山さん、 > 焦げ具合も黄色で済んでいる私達の基準にして、 > もう暫く、地球文明論を語る時間が。 そんなにまでして地球文明を語りたいですか。 むしろもう語ることを全面的にやめてしまったほうが、 黄昏を生きるにふさわしいと思いませんか 得丸