mak_2.htm (c)nemaki-neko created 1999/04/18 updated 1999/04/18


アメリカでの通信環境


さて、1998年7月中旬、アメリカへの出張が決まり、ほとんどなにも準備していない中で、ノートPCだけは、しっかり準備を整えた。MOにバックアップを一通りとり、ThinkPad230(Win3.1+DOS/V)とThinkPad560(Win95)に分散してた環境を、今回持っていく560のほうに統合すべく、とりあえず、めぼしいところは560にコピー。

そして、NIFTYとASAHI-NETの海外からのアクセス方法を調べ、そこで時間切れ。あとは、着いてからなんとかしよう。
NIFTYのほうは、CompuServe経由(NIFTY課金のほかに15円/分)、INFONET経由(70円/分)、INTERNETから、TELNETでアクセス、等、いろいろあるのだが、とりあえず、着いてから試してみようということで、めぼしいテキストをハードディスクに保存。
asahi-netのほうは、郵政メールで来てた案内の中に、海外アクセスポイントの一覧と接続方法が載っているものがあったので、それを持参する。

さて、サンディエゴに着いて、アパートに入居し、電話回線も整ったので、さっそく試してみる。
まず、NIFTYのほうを、いろいろやってみたが、どうもうまくいかない。
続いて、asahi-netのほうを試したら、あっさりつながった。おあつらえ向きに、サンディエゴ市内にもアクセスポイントがあり、市内通話でアクセスできる。

では、NIFTYも、asahi-netのサンディエゴAP経由でTELNET接続だ! と、Niftermの設定をTELNETに変更し、やってみたら、OK。

これで、NIFTY、INTERNETとも、接続環境が整う。

それにしても、「ネットにアクセスできる」、ということで、私は浦島太郎状態にならずに済んだ
まず、日本のニュースを見ようと思い、いろいろ探していった結果、私にとっては、読売新聞のHPが読みやすかったので、そこをチェックすることにした。
おかげで、「新首相に小淵氏」とか「和歌山で毒物カレー事件」(それに続いて、「新潟のアジ化ナトリウム」とか、「長野の缶入りウーロン茶」とか、忌しい毒物事件が各地で相次いだ)、「高校野球の結果」等、日本の状況を随時つかんでいた。
また、円の相場の変動も毎日見ることができる(これについては、私が渡米のために両替した時点では140円台だったのに、帰ってきた頃は110円台になってて、損してる)。

加えて、アメリカのニュースさえ(クリントン大統領の不倫スキャンダル関係とか。アフリカでの大使館襲撃と報復とか)、逆輸入で、日本のニュースから詳細を知る。

もし、インターネットにアクセスできる環境がなかったら、言葉の通じない異国の地で、、日本でも、そして滞在中のアメリカでも、世間では何が起こってるか知らずにいたのでしょう。

また、日本にいる時は、最低週1回は、書店とCD店に足を運ばないと落ち着かない。めぼしいものは、見つけた時に入手しておかないと、絶版や廃盤になってしまうサイクルが早いこと・・・。
アメリカで日本の書籍やCDが簡単に手に入るはずがない。と、思いきや、ヤオハンストア(日本ではつぶれたはず?)の中に、USA旭屋書店があって、けっこう手に入ったりする。

しかし、めぼしい新刊がもれなく入荷してるかというと限度があるので、TRC(図書館流通センター)ホームページを定期的にチェックする。

アメリカでアクセスするならasahi-netが有利、ということを実感したのは、課金請求情報を見てからでした。
アメリカのアクセスポイントからは付加料金なし、で、これだけアクセスしても3000〜5000円の課金で済んだ。

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