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オブジェクトの質感を設定するには,texture { } とinterior { } という二つのキーワードを使います。texture { } はオブジェクトの表面の色や反射の具合などの設定,interior { } はオブジェクトの内部の設定を行います。interior { } は,ガラスの表現などオブジェクトが透明な場合に使うものです。
texture { } 内では,pigment { } ,finish { } ,normal { } という三つのキーワードを使って,表面の色や模様,光の反射,表面の凹凸などを表現できます。pigment { } で色や透明度に関する設定,finish { } で光の反射やハイライトなどの設定,normal { } で表面の凹凸などの設定を行います。
たとえば次のような感じになります。
object { sphere { <0, 1, 0>, 1 } texture { pigment { 色や模様,透明度などを設定 } finish { 光の反射やハイライトを設定 } nomal { 表面の凹凸などを設定 } } interior { 屈折率などを設定 } } |
pigment { } の中では色だけでなく,チェック模様や大理石のような模様などを設定することもできます。詳しくはこれから追々説明して行くことになる(かもしれない)ので,ここではとりあえず,質感を設定するには,上のような書き方をするんだということをおさえておいてください。これらを組み合わせて指定することで,石や木,金属,ガラスなどを表現することができます。
また次のように,texture { } とinterior { } をmaterial { } の中に記述することもあります(できます)。
object { sphere { <0, 1, 0>, 1 } material { texture { pigment { 色や模様,透明度などを設定 } finish { 光の反射やハイライトを設定 } nomal { 表面の凹凸などを設定 } } interior { 屈折率などを設定 } } } |