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多少裏技的ではありますが,ハイトフィールド(height_field)を使うと,上の画像のように日本語の文字も立体にできます。英語であっても,どんなフォントでも比較的楽に立体にすることができるので便利です。
上の画像を作るため,下のような画像を用意しました。画像の大きさは横200ピクセル×縦100ピクセル,画像名は「tokyo.png」です。この画像をハイトフィールドとして読みこんで作ったのが,上の画像です。
ソースは次のようになっています。
#include "colors.inc" camera { location <0.0, 3.0, -1.0> look_at <0.0, 0.0, 0.0> right x*image_width/image_height } light_source { 0*x // light's position (translated below) color rgb <1,1,1> // light's color translate <-20, 40, -20> } height_field { png "tokyo.png" water_level 0.001 texture { pigment { color White } } scale <2, 1, 1> translate <-1, 0, -0.5> } |
scaleを使ってあとから縦横比を変更する必要がありますので,元の画像を分かりやすい縦横比で作っておいたほうが良いでしょう。また,「water_level」を使って,不要な部分を切り取りましょう。
このページのいちばん上の画像だと,ちょっと文字の輪郭部分がちょっとギザギザしていますね。ハイトフィールドで使う元の画像が大きければ,それを解消できます。下の画像の元画像の大きさは横800ピクセル×縦400ピクセルになっています。
私のPOV-Rayのトップページの画像は,これを応用して作ったものです。