金属を作ろう


金属を作るには,もちろん自分で全てを設定してもいいのですが,インクルードファイルを使うのが早くて便利です。metals.inc等を利用しても金属の質感を得ることができますが,最初のうちはtextures.incで定義されている金属のテクスチャを利用するほうが,個人的にはいいような気がします。こちらの方が単純なので。

金属のサンプル画像

たとえば上のような画像は,下のように書きます。

#include "colors.inc"
#include "textures.inc"//textures.incを読み込む
#include "skies.inc"//背景を空にしたいので読み込んでます

camera {
	location <0, 0, -2.5>
	look_at <0, 0, 0>
	right     x*image_width/image_height
}

light_source {
 	<100, 100, -400>
	color rgb 1
}

object {
	sphere { <0, 0, 0>, 1 }
	texture { Silver1 }
}

sky_sphere { S_Cloud5 }//金属の映り込みの感じを出すために背景を空にする

textures.inc内のテクスチャを使えるようにするために,まずシーンファイルの冒頭で「#include "textures.inc"」と書いて読み込んでおきましょう。ただし,それだけだとエラーになることがあります。「#include "textures.inc"」よりも前に「#include "colors.inc"」を書いておくと,エラーを避けることができます。

オブジェクトのtexture { } 内で,「Silver1」などと記述することで,textures.incで定義されている金属のテクスチャを利用することができます。金や銀,銅など,いろいろなテクスチャが定義されています。

textures.incで定義されている金属のテクスチャのサンプルがこちらにありますので,ご覧下さい。


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