その他の 夏野菜   トウモロコシ  エダマメ  オクラ  サツマイモ   2021,03,27部分更新

 トウモロコシ
元肥、化成肥料180g。ようりん50g。苦土石灰80g各平米あたり。
 品種、キャンベラ90を使用(2個どりしやすいので)3列植え、株間30cm。
早い方が虫害も少ないが、播種は4月中旬位から。(大変だが直播の方が良果が取れる)
中旬より早く播く時は、播種は床に筋蒔きし、覆土、灌水後、上にビニールベタ掛け覆いする。発芽すればとる。本葉5枚位で定植する。ポット苗を作った時も本葉5~6枚で定植する
このような甘味種のトウモロコシは地温が13度以上ないと極端に発芽率が落ちるのであまり早くは播けない。脇芽はとらない。
追肥は本葉7枚前後位の時と雄花が出る頃の2回、いずれも㎡当たり化成肥料40g。
播種がこれより遅くなると虫害(メイガ)や収穫が高温時になり実が萎れることがある。
又雄花が出た頃からは極端に乾燥させない
黒マルチはある方が早いがなくても良い。
又特に日数の経過した苗は使用しない。
 エダマメ  元肥 、化成肥料50~80g、熔燐50g、苦土石灰100g.各平米あたり。根粒菌で窒素を固定できるから化成肥料は少なめにする。多すぎると葉ばかり茂る。
遅くなると虫害がでるので、出来れば早生種。播種定植時期はトウモロコシに同じ。
 オクラ   元肥、化成肥料180g。ようりん50g。苦土石灰80g各平米あたり。
品種、まるみちゃん。3列植え、株間40cm。

高温を好み立ち枯れ病が出やすいので余り早い苗は作りにくい。購入苗が楽にできる。小さい間は立ち枯れ病が多発するので灌水を控える。
 サツマイモ  砂質地や火山灰地を好み良質の物がとれる。水田転作畑ではバーク堆肥使用がよい。
元肥、バーク堆肥7~10L。化成肥料50~70g。1平米当たり。酸性土に強いので苦土石灰不要。
サツマイモは窒素固定菌を共生しているのであまり窒素はいらない。多く施肥すると葉ばかり茂る。
品種、鳴門金時(高系14号の改良種)関東は紅あずまが多い。
苗は出来るが早くするには温度が必要なため購入が良い。
5月上旬から、苗が出回り次第早く植える。
定植は元肥施肥し耕起、やや浅いM型畦にし、定植1週前に黒マルチを張る。2列植え、マルチに株間30cm位で植穴を開け、直径3~4cm位の竹で浅い斜め(30度位)に長さ25cm位の穴を開け、そこへ苗を挿入(葉数枚は出しておく)上から軽く押さえ穴をふさいでからたっぷり灌水する.
活着まで極端に乾けば潅水する。
この植穴角度が深く直立になると芋数は少なり、浅くなると芋数が増える。
6~7月に2回位硫酸加里を各20~30g追肥する。8月頃から収穫できる。
蔓が下へ根を下ろす場合は持ちあげて根を切る。
増殖、蔓が伸びれば適当に蔓を切って苗として別の所へ増殖することができる。
   
   
   
   


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