西谷神庫
西谷神庫地図 にしたにしんこ
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西谷神庫

所在地:八幡市八幡高坊 

 石清水八幡宮の山上境内、三女神社の前に今にも崩れ落ちそうな蔵が建っている。宝物が納められていた「西谷神庫」という。かつてその偉容を誇った大塔の北側にあった。
宝暦9年卯年閏7月10日に上棟。検校新善法寺?清僧正の沙汰によって、藤原尚次(男山考古録を著した)の祖父、政次が請負い、京都奉行に申し出て修理料をもって造立したという。この造立のきっかけとなったのは、同年2月9日に山上にあった7つの坊舎が火災で焼亡。このため、石清水八幡宮本殿の廻廊に非常用の消火道具を置くことになったが、防御の手配が行き届かないこともあり、後世のために造立した」と藤原家の家記に書かれていた。
現在は、石清水八幡宮の宝物も防火設備の整った神庫に移され、西谷神庫には提灯の傘などが収納されているが、経年の風化によって、その役割を終えようとしている。



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