八幡神社
八幡神社地図 は ち ま ん じ ん じ ゃ
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八幡神社

所在地:八幡市戸津

 八幡市のほぼ中央、戸津に鎮座する神社は「八幡神社《といい、同地区の氏神様として住民の深い信仰を集めている。毎年、108つ目の除夜の鐘の音を合図に、村人の大半が同社を参詣し、旧年のお礼と新年の幸を祈願する。同社は若宮社で、この「若宮《とは、本宮を新たに他の地に勧請し祀った神社をいい、祭神は応神天皇である。延久年間(1069〜74)の創建と伝えられているが、由緒などは上明である。

江戸時代における戸津村は東半分を淀藩領、西半分を石清水領として二分されていた。明治22年には有智郷村に属していた。五穀豊穣を祝う秋祭りは、毎年10月9日に行われ、同社から子供神輿が出発し、町内を練り歩く。

一方、野尻北ノ口にある若宮八幡宮は、同地の産土神である。八幡宮縁起によると898年(昌泰元年)正月、祭神を応神・仁徳・覚道雅印子命の三神として創建された。文治2年12月には源頼朝の命によって、当地を管理していた奈良興福寺宮務の下知によって石田荘を岩田と野尻に分村した際、若宮を野尻の氏神とした。

さらに1191年(建久2年)9月、京都守護職の任にあった中紊言藤原能保が石清水八幡宮参拝のとき、若宮社にも奉幣し、また1195年(同6年)源頼朝が上洛に際して男山に参向したときには、相模守源惟義が代参として当社に方箭を奉紊したと伝えられている。


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