セイタカアワダチソウ (背高泡立草)


 キク科。北アメリカ原産。花期は10〜11月。 観賞用として庭に植えられていたものが野生化し、戦後になって急激に広がったことで知られる帰化植物。九州や関西地方に多いそうだが、もちろん関東地方でも花を咲かせている。いずれは日本の山野を埋め尽くすのではないかと心配する声もあったが、今は頭打ちのようだ。

 セイタカアワダチソウの名は、オオアワダチソウに似ていて、より背が高いので付けられたものである。オオアワダチソウは写真でしか見たことがないが、セイタカアワダチソウによく似ている。アワダチ(泡立)は花の付き方から泡を連想してのことだそうで、言われてみればそうかなと思う。