【 ゲンノショウコ 】
Geranuim thunbergii
 
フウロソウ科フウロソウ属 花期:7〜10月 分布:北海道、本州、四国、九州

薬草として知られ、飲むとすぐに効くところから「現の証拠」の名が付けられた。薬効成分は葉に最も多く含まれる。赤花と白花があり、赤花は西日本、白花は東日本に多いそうである。
【 薬 効 & 用 法 】
民間薬として有名。赤花と白花があるが、花の色による薬効の差はない。乾燥させた葉や茎5〜10gを水300ccで煎じ、1日3回服用する。下痢止めとして卓効があるほか、利尿効果もある。かぶれや湿疹には煎液をガーゼなどに浸して患部を湿布すると効果がある。

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