【 ド ク ダ ミ 】
houttuynia cordata
 
ドクダミ科ドクダミ属 花期は5〜7月 分布:本州、四国、九州、沖縄

独特のにおいがあり、薬草としてよく知られている。花びらのように見える白い部分は実は総ほう片で、中央の淡緑色の部分が花である。
【 薬 効 & 用 法 】
独特のにおいの成分はデカノイルアセトアルデヒドとラウリンアルデヒドと呼ばれるもので、白せん菌やブドウ球菌に有効だとか。湿疹、あせも、水虫などに対しては、生の葉をよく揉んで貼りつけるか、しぼり汁を1日数回塗布する。動脈硬化や高血圧の予防には乾燥した葉や茎10〜30gを水500ccで煎じたものをお茶代わりに飲む。利尿の効果もある。

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