ツキミマンテマ
Silene nocturna
(2011年4月17日 東京都大田区・城南島)
ナデシコ科マンテマ属 花期:4〜5月 分布:地中海地方原産

港湾や埋め立て地の空き地などで見られる一年草または多年草。地中海地方原産の帰化植物で日本への渡来が確認されたのは2002年。 高さは10〜60cm。茎は基部から分岐する。根生葉(ロゼット)はへら形で一部が花期まで残る。茎葉は対生で倒被針形。 花は白色または淡紅紫色で花弁は2深裂し、夜になってから咲いて夜が明ける前にしぼむ。上の写真は午後10時半頃に撮影したもの。

早朝のツキミマンテマの花。撮影したのは午前5時頃だが、すでにしぼんでいる。

ツキミマンテマの果実。

ツキミマンテマの種子。

ツキミマンテマの上部の茎葉。表面はほぼ無毛、基部に近い部分の縁には長毛がまばらに生える。

ツキミマンテマの冬期の根生葉(ロゼット)。